JPH06109264A - 温水暖房装置 - Google Patents
温水暖房装置Info
- Publication number
- JPH06109264A JPH06109264A JP4258094A JP25809492A JPH06109264A JP H06109264 A JPH06109264 A JP H06109264A JP 4258094 A JP4258094 A JP 4258094A JP 25809492 A JP25809492 A JP 25809492A JP H06109264 A JPH06109264 A JP H06109264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water
- heating
- pump
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 暖房水張りの改善を行なう温水暖房装置を提
供する。 〔構成〕 自動給水装置が接続された温水タンク５とポ
ンプ７及び暖房用熱交換器１を有する暖房用温水回路を
備え、この温水を複数の温水制御弁を介して複数の放熱
器に循環供給する温水暖房装置において、温水タンク５
の水位に応じてポンプ７を運転させ、複数の温水制御弁
を所定時間ずつ順次開放し、水位Ｌ以下で自動給水装置
を開いてポンプ７を止め、水位Ｈ以上で自動給水装置を
閉じてポンプ７を回転する循環補給を繰り返し、順次連
続的に複数の放熱器等への水張りを行なう。
供する。 〔構成〕 自動給水装置が接続された温水タンク５とポ
ンプ７及び暖房用熱交換器１を有する暖房用温水回路を
備え、この温水を複数の温水制御弁を介して複数の放熱
器に循環供給する温水暖房装置において、温水タンク５
の水位に応じてポンプ７を運転させ、複数の温水制御弁
を所定時間ずつ順次開放し、水位Ｌ以下で自動給水装置
を開いてポンプ７を止め、水位Ｈ以上で自動給水装置を
閉じてポンプ７を回転する循環補給を繰り返し、順次連
続的に複数の放熱器等への水張りを行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は温水マット等の放熱器
に温水を循環させる温水暖房装置に関するものである。
に温水を循環させる温水暖房装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来用いられている自動給水装置が接続
された温水タンク、ポンプ、及び暖房用熱交換器を有す
る暖房用温水回路を備え、該暖房用温水回路の温水を複
数の温水制御弁を介して放熱器（温水マット）に温水を
循環させる温水暖房装置においては、この複数の放熱器
に対する最初の水張り（設置工事当初の回路内の水張
り）作業は、暖房信号を送った系統のみの温水制御弁
（熱動弁）が開き水張り運転をし配管内の空気を水で追
い出しながら水張りが遂行するものであり、複数個の系
統ごとに水張りを行なっていた。
された温水タンク、ポンプ、及び暖房用熱交換器を有す
る暖房用温水回路を備え、該暖房用温水回路の温水を複
数の温水制御弁を介して放熱器（温水マット）に温水を
循環させる温水暖房装置においては、この複数の放熱器
に対する最初の水張り（設置工事当初の回路内の水張
り）作業は、暖房信号を送った系統のみの温水制御弁
（熱動弁）が開き水張り運転をし配管内の空気を水で追
い出しながら水張りが遂行するものであり、複数個の系
統ごとに水張りを行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】即ち、この場合、暖房
信号を送らない系統には水張りが行なわれず、空気が戻
ってきて温水タンク（膨脹タンク）内の水位電極によっ
て配管漏れエラーとして処理されていた。また、暖房信
号が入った系統の温水制御弁で全て開くため、配管の抵
抗が大きく、全回路を水封させることは困難で、水張り
試運転工事者は１系統を開け、水張り完了を確認してか
ら次の系統を開く等の動作が必要で、面倒な作業とな
り、且つ給水能力に限界があり、回路内の空気の追い出
しに時間が掛かるものであった。
信号を送らない系統には水張りが行なわれず、空気が戻
ってきて温水タンク（膨脹タンク）内の水位電極によっ
て配管漏れエラーとして処理されていた。また、暖房信
号が入った系統の温水制御弁で全て開くため、配管の抵
抗が大きく、全回路を水封させることは困難で、水張り
試運転工事者は１系統を開け、水張り完了を確認してか
ら次の系統を開く等の動作が必要で、面倒な作業とな
り、且つ給水能力に限界があり、回路内の空気の追い出
しに時間が掛かるものであった。
【０００４】本発明は上記実情に鑑み、複数の温水制御
弁（放熱器用熱動弁）を系統毎に所定時間又は温水タン
クの水位に応じて順次開くようにし、暖房回路の水張り
を完全に行なうようにし、且つ設置工事後の水張り運転
の簡易化を目的とした温水暖房給装置を提供するもので
ある。
弁（放熱器用熱動弁）を系統毎に所定時間又は温水タン
クの水位に応じて順次開くようにし、暖房回路の水張り
を完全に行なうようにし、且つ設置工事後の水張り運転
の簡易化を目的とした温水暖房給装置を提供するもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動給水装置
が接続された温水タンク、ポンプ、及び熱源にて加熱さ
れる暖房用熱交換器を有する暖房用温水回路を備え、こ
の暖房用温水回路の温水を複数の温水制御弁を介して複
数の放熱器にそれぞれ循環供給する温水暖房装置におい
て、温水タンクの水位に応じてポンプを運転させ、且
つ、複数の温水制御弁を所定時間ずつ順次開放させる水
張り制御手段を備えたものである。
が接続された温水タンク、ポンプ、及び熱源にて加熱さ
れる暖房用熱交換器を有する暖房用温水回路を備え、こ
の暖房用温水回路の温水を複数の温水制御弁を介して複
数の放熱器にそれぞれ循環供給する温水暖房装置におい
て、温水タンクの水位に応じてポンプを運転させ、且
つ、複数の温水制御弁を所定時間ずつ順次開放させる水
張り制御手段を備えたものである。
【０００６】また、自動給水装置が接続された温水タン
ク、ポンプ、及び熱源にて加熱される暖房用熱交換器を
有する暖房用温水回路を備え、この暖房用温水回路の温
水を複数の温水制御弁を介して複数の放熱器にそれぞれ
循環供給する温水暖房装置において、温水タンクの水位
に応じてポンプを運転させ、且つ、温水タンクの水位に
応じて複数の温水制御弁を順次開放させる水張り制御手
段を備えたものである。
ク、ポンプ、及び熱源にて加熱される暖房用熱交換器を
有する暖房用温水回路を備え、この暖房用温水回路の温
水を複数の温水制御弁を介して複数の放熱器にそれぞれ
循環供給する温水暖房装置において、温水タンクの水位
に応じてポンプを運転させ、且つ、温水タンクの水位に
応じて複数の温水制御弁を順次開放させる水張り制御手
段を備えたものである。
【０００７】
【作用】上記のように、設置工事当初の複数個の放熱器
への水張りを、リモコン等によるいずれかの暖房信号を
受け放熱器回路の１系統の温水制御弁（熱動弁）を所定
時間開き（ＯＮさせ）、ポンプを駆動し温水タンクから
水を給送し、該温水タンクの水位が所定水位以下になっ
たらポンプを停止し自動給水装置を作動させ（注水弁を
開き）、また温水タンクに水を溜め、温水制御弁を開き
循環補給を繰り返し、以下、各放熱器回路となる全系統
毎に行ない全回路の水張りを完了する。
への水張りを、リモコン等によるいずれかの暖房信号を
受け放熱器回路の１系統の温水制御弁（熱動弁）を所定
時間開き（ＯＮさせ）、ポンプを駆動し温水タンクから
水を給送し、該温水タンクの水位が所定水位以下になっ
たらポンプを停止し自動給水装置を作動させ（注水弁を
開き）、また温水タンクに水を溜め、温水制御弁を開き
循環補給を繰り返し、以下、各放熱器回路となる全系統
毎に行ない全回路の水張りを完了する。
【０００８】また、前記の如く時間に基づく温水制御弁
の開閉の他、温水タンクの水位電極により水位の変動を
検出し水位が安定したときに順次温水制御弁を開閉して
もよい。
の開閉の他、温水タンクの水位電極により水位の変動を
検出し水位が安定したときに順次温水制御弁を開閉して
もよい。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
すれば、次の通りである。
【００１０】図１は放熱器として温水マットと温水エア
コンを配置した二温度運転を可能した温水暖房装置を示
し、１はガスバーナー２を備えた暖房用熱交換器で、該
暖房用熱交換器１に配管した暖房用温水回路を構成する
高温側往管路３に放熱器となる高温側負荷の温水エアコ
ン４を接続し、この先端を温水タンク５に導き、該温水
タンク５を出た戻り管路６には温水循環用ポンプ７と低
温サーミスタ８を介在し暖房用熱交換器１に戻る循環回
路を形成すると共に、前記低温サーミスタ８を経た戻り
管路６から分岐した低温側往管路９に複数個の弁をもつ
温水制御弁となる熱動弁１０を配置し、該熱動弁１０の
各弁に複数基の放熱器となる低温側負荷としての温水マ
ット１１を接続し、この戻り管路１２を温水エアコン４
を経た温水タンク５に向かう管路へ合流する。１３は温
水タンク５内に配設した水位電極で、Ｌ値とＨ値を検出
する３本棒構造となっている。１４は温水タンク５に市
水を導く水道水管路で、自動給水装置となる注水電磁弁
１５を備えている。１６は熱源となるガスバーナー２に
接続するガス管路１７に設けた比例弁であり、１８は電
磁弁、１９は元電磁弁を示す。
コンを配置した二温度運転を可能した温水暖房装置を示
し、１はガスバーナー２を備えた暖房用熱交換器で、該
暖房用熱交換器１に配管した暖房用温水回路を構成する
高温側往管路３に放熱器となる高温側負荷の温水エアコ
ン４を接続し、この先端を温水タンク５に導き、該温水
タンク５を出た戻り管路６には温水循環用ポンプ７と低
温サーミスタ８を介在し暖房用熱交換器１に戻る循環回
路を形成すると共に、前記低温サーミスタ８を経た戻り
管路６から分岐した低温側往管路９に複数個の弁をもつ
温水制御弁となる熱動弁１０を配置し、該熱動弁１０の
各弁に複数基の放熱器となる低温側負荷としての温水マ
ット１１を接続し、この戻り管路１２を温水エアコン４
を経た温水タンク５に向かう管路へ合流する。１３は温
水タンク５内に配設した水位電極で、Ｌ値とＨ値を検出
する３本棒構造となっている。１４は温水タンク５に市
水を導く水道水管路で、自動給水装置となる注水電磁弁
１５を備えている。１６は熱源となるガスバーナー２に
接続するガス管路１７に設けた比例弁であり、１８は電
磁弁、１９は元電磁弁を示す。
【００１１】次にこの作用を説明すると、先ず所定の設
置工事の後、配管，放熱器等の暖房回路の水張りを行う
ものである。この場合、リモコン３０に配設のいずれか
のスイッチ（図示せず）を入れ暖房信号にて内蔵のマイ
クロコンピュータ等よりなる制御装置Ｓが自動的に働
き、最初は温水タンク５が空であるため、注水電磁弁１
５が開く。温水タンク５の水位が上昇して水位電極１３
のＨレベルまで水が溜まると該注水電磁弁１５を閉じ、
ポンプ７を回転して温水タンク５に溜まった水を第１系
統となる温水制御弁の熱動弁１０を経て温水マット１１
側へ流出し循環補給とする。この後、温水タンク５の水
位がＬレベルになるとポンプ７を止め、注水電磁弁１５
を開き水を温水タンク５へ注入する。以下、注水電磁弁
１５の開閉とポンプ７の回転，停止を繰り返し、所定時
間Ｔ1 の終了後に系統の熱動弁１０を閉じ、第２系統の
熱動弁１０を開き同循環補給を繰り返す。この様にして
全回路の水張り完了する（図２タイムチャート参照）。
置工事の後、配管，放熱器等の暖房回路の水張りを行う
ものである。この場合、リモコン３０に配設のいずれか
のスイッチ（図示せず）を入れ暖房信号にて内蔵のマイ
クロコンピュータ等よりなる制御装置Ｓが自動的に働
き、最初は温水タンク５が空であるため、注水電磁弁１
５が開く。温水タンク５の水位が上昇して水位電極１３
のＨレベルまで水が溜まると該注水電磁弁１５を閉じ、
ポンプ７を回転して温水タンク５に溜まった水を第１系
統となる温水制御弁の熱動弁１０を経て温水マット１１
側へ流出し循環補給とする。この後、温水タンク５の水
位がＬレベルになるとポンプ７を止め、注水電磁弁１５
を開き水を温水タンク５へ注入する。以下、注水電磁弁
１５の開閉とポンプ７の回転，停止を繰り返し、所定時
間Ｔ1 の終了後に系統の熱動弁１０を閉じ、第２系統の
熱動弁１０を開き同循環補給を繰り返す。この様にして
全回路の水張り完了する（図２タイムチャート参照）。
【００１２】また、図３は循環補給の繰り返しを水位変
化に応じ行う他の実施例を示す。
化に応じ行う他の実施例を示す。
【００１３】この場合、先ず前記同様にいずれかの暖房
信号を受け所定の熱動弁１０を開け水を循環，補給を繰
り返す。そして、温水タンク５の水位の安定している時
間がＴ2 以上になるか、或いは水位Ｌ以上の時間が所定
時間以上になると、順次これを繰り返す。
信号を受け所定の熱動弁１０を開け水を循環，補給を繰
り返す。そして、温水タンク５の水位の安定している時
間がＴ2 以上になるか、或いは水位Ｌ以上の時間が所定
時間以上になると、順次これを繰り返す。
【００１４】
【発明の効果】上述のように、本発明の温水暖房装置は
自動給水装置によって給水される温水タンクの水位がに
応じてポンプを運転させつつ、複数の温水制御弁を順次
所定時間ずつ開放させたり、或いは温水タンクの水位に
応じて順次開放させるようにしたので、系統回路の循環
補給（水張り）を順番に自動的に行なわれるようにな
り、複数系統（放熱器）があっても完全に暖房回路の水
張り、設置工事後の水張りができ、水張り運転の簡易化
が図られる。
自動給水装置によって給水される温水タンクの水位がに
応じてポンプを運転させつつ、複数の温水制御弁を順次
所定時間ずつ開放させたり、或いは温水タンクの水位に
応じて順次開放させるようにしたので、系統回路の循環
補給（水張り）を順番に自動的に行なわれるようにな
り、複数系統（放熱器）があっても完全に暖房回路の水
張り、設置工事後の水張りができ、水張り運転の簡易化
が図られる。
【図１】本発明の実施例を示す温水暖房装置の概略図で
ある。
ある。
【図２】水張り動作のタイムチャートである。
【図３】同他の実施例の水張り動作のタイムチャートで
ある。
ある。
１ 暖房用熱交換器 ４ 温水エアコン（放熱器） ５ 温水タンク ７ 温水循環用ポンプ １０ 熱動弁（温水制御弁） １１ 温水マット（放熱器） １３ 水位電極 １５ 注水電磁弁（自動給水装置）
フロントページの続き (72)発明者 大畑 正 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 横塚 俊之 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 自動給水装置が接続された温水タンク、
ポンプ、及び熱源にて加熱される暖房用熱交換器を有す
る暖房用温水回路を備え、この暖房用温水回路の温水を
複数の温水制御弁を介して複数の放熱器にそれぞれ循環
供給する温水暖房装置において、温水タンクの水位に応
じてポンプを運転させ、且つ、複数の温水制御弁を所定
時間ずつ順次開放させる水張り制御手段を備えたことを
特徴とする温水暖房装置。 - 【請求項２】 自動給水装置が接続された温水タンク、
ポンプ、及び熱源にて加熱される暖房用熱交換器を有す
る暖房用温水回路を備え、この暖房用温水回路の温水を
複数の温水制御弁を介して複数の放熱器にそれぞれ循環
供給する温水暖房装置において、温水タンクの水位に応
じてポンプを運転させ、且つ、温水タンクの水位に応じ
て複数の温水制御弁を順次開放させる水張り制御手段を
備えたことを特徴とする温水暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258094A JPH06109264A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 温水暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4258094A JPH06109264A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 温水暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109264A true JPH06109264A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17315431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4258094A Pending JPH06109264A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 温水暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06109264A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014102035A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Osaka Gas Co Ltd | 熱源装置の施工方法、熱源装置及び貯湯システム |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4258094A patent/JPH06109264A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014102035A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Osaka Gas Co Ltd | 熱源装置の施工方法、熱源装置及び貯湯システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |