JPH06108518A - トイレ用ノズルの駆動装置 - Google Patents

トイレ用ノズルの駆動装置

Info

Publication number
JPH06108518A
JPH06108518A JP25501692A JP25501692A JPH06108518A JP H06108518 A JPH06108518 A JP H06108518A JP 25501692 A JP25501692 A JP 25501692A JP 25501692 A JP25501692 A JP 25501692A JP H06108518 A JPH06108518 A JP H06108518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear means
nozzle
elastic member
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25501692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Torii
居 正 裕 鳥
Hideki Furukawa
川 秀 記 古
Yuji Yamaguchi
口 裕 二 山
Masami Inada
田 雅 己 稲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP25501692A priority Critical patent/JPH06108518A/ja
Publication of JPH06108518A publication Critical patent/JPH06108518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギア手段とノズルとの間でバックラッシが発
生した場合にシャフトにかかる荷重を小さくし且つギア
手段の振動を防止すること。 【構成】 モータ11のシャフト12に固定されたピン
(回転伝達手段)14の外周部に常時ギア手段13と接
触するように固定された弾性部材15を備えたノズルの
駆動装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレ用ノズルの駆動
装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のトイレ用ノズルの駆動装
置としては、実開平4ー22572号公報に示されるも
のが知られている。これは、便器の後方上部に配設され
たケーシングに支持されたノズルを便器の前後方向に作
動させるものであり、モータのシャフトと、シャフトに
回動自在に支承されたギア手段とを有するものであっ
た。このギア手段は外歯を備えており、この外歯はノズ
ルに形成された外歯と常時係合していた。更に、モータ
内に減速機構が設けられており、この減速機構はモータ
のシャフトに連係していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た装置であると、ギア手段の外歯とノズルの外歯との間
にバックラッシが発生してギア手段に荷重がかかる恐れ
がある。その荷重がシャフトを介して減速機構に付与さ
れ、その結果、減速機構が作動しにくくなり、減速機構
内でギア衝突音即ち異音が生じる。この減速機構に連係
されたシャフト及びギア手段が不均一に回転してノズル
の外歯との間で衝突音が生じ易くなると共にギア手段は
振動し易くなる。その結果、ノズルが振動してその振動
がケーシングを介して便座に伝えられることになり、使
用時に使用者に不快感を与えてしまう。
【0005】故に、本発明は、ギア手段とノズルとの間
でバックラッシが発生した場合にシャフトにかかる荷重
を小さくすること及びギア手段の振動を吸収することを
その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために講じた技術的手段は、便器の後方上部に配設さ
れたケーシングに支持されたノズルを便器の前後方向に
作動させる駆動装置であって、モータのシャフトと、シ
ャフトに回動自在に支承され且つノズルに連係されたギ
ア手段と、シャフトの径方向に立設するようにシャフト
に固定され、ギア手段を一方向又は他方向に回動させる
回転伝達手段と、常時ギア手段と接触するように回転伝
達手段の外周部に固定された弾性部材とを有したノズル
の駆動装置を提供したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、シャフトの径方向に
立設するようにシャフトに固定された回転伝達手段と、
常時ギア手段と接触するように回転伝達手段の外周部に
固定された弾性部材とを有したので、ギア手段とノズル
との間でバックラッシが発生した場合にギア手段にかか
る荷重がこの弾性部材により吸収されてモータのシャフ
トに付与される荷重が小さくなる。その結果、減速機構
に付与される荷重も小さくなり、減速機構の作動性には
影響を与えない。従って、この減速機構に連係されたシ
ャフトが略均一に回転してギア手段とノズルとの間の衝
突音が防がれると共に、ギア手段の振動が弾性部材によ
り吸収される。以上より、ノズルが振動しにくくなり振
動が便座に伝わらない。その結果、使用時に使用者に不
快感を与えることはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1は本発明によるノズルの駆動装置が内
装されたトイレ用衛生装置の斜視図である。
【0011】図1に示されるように、トイレ用衛生装置
1は、便器2の後方上端面に配設されるケーシング3を
備えており、ケーシング3には、便座4及び便蓋5の後
端部が回動自在に配設されている。又、ケーシング3の
略中央部には、ノズル6が前後方向に移動自在に支持さ
れており、このノズル6は適温適量の温水を図1上方に
吹き出して肛門又はヒデ洗浄を行ったり、適温適量の温
風を図1上方に吹き出して洗浄後の局部を乾燥させたり
するものである。トイレの壁面には、リモコン8が固定
されており、リモコン8内には、スイッチ(図示せず)
が設けられている。又、リモコン8の図1下面には、リ
モコン発光部8aが設けられており、使用者がスイッチ
を押すと発光部8aよりその光信号(一般に赤外線)が
発信されるようになっている。
【0012】ケーシング3内には、本発明となる後述の
ノズル6の駆動装置10が配設されており、この駆動装
置10は、ノズル6に連係されノズル6を便器2の前後
方向に作動させるものである。
【0013】図2は、本発明によるノズル6及び駆動装
置10の斜視図であり、図3は、本発明による駆動装置
10の斜視図である。図2及び図3を参照して駆動装置
10の構成について説明する。
【0014】図2及び図3に示されるように、駆動装置
10はモータ11を備えており、このモータ11内に
は、減速機構(図示せず)が設けられている。この減速
機構にはモータ11のシャフト12が連係されており、
このシャフト12には、ワッシャ(図示せず)を介して
ギア手段13が回転自在に支承されている。このギア手
段13の外周部には、外歯13aが形成されており、こ
の外歯13aがノズル6の便器2後下方側(図2左下
方)に位置する部分に形成された外歯6aと噛み合うよ
うになっている。又、ギア手段13には、夫々軸方向に
貫通する第1貫通穴13b及び第2貫通穴13cが形成
されている。第1貫通穴13bはギア手段13のノズル
6側部分に位置しており、略扇形を呈している。第2貫
通穴13cは第1貫通孔13bに連通するようにギア手
段13のシャフト12側部分に位置している。第2貫通
穴13c内には、シャフト12の径方向に立設するよう
にシャフト12に固定されたピン(回転伝達手段)14
が収容されており、このピン14はシャフト12と一体
的に回動するようになっている。又、ピン14はギア手
段13を一方向あるいは他方向に回動させるようになっ
ている。
【0015】ピン14の外周部にはゴム等の弾性部材1
5が固定されており、この弾性部材15は、第2貫通孔
13cが形成されたギア手段13の内壁部分13dに常
時接触している。尚、本実施例では、弾性部材15はピ
ンの外周全体に形成されているが、必ずしもその必要は
なくギア手段13の内壁部分13dに対向する部分だけ
形成されてもよい。
【0016】以上のように構成されたノズル6の駆動装
置10の作動について説明する。
【0017】モータ10内の減速機構に連動してシャフ
ト11が一方向即ち図2左方向に回転すると、ピン14
がシャフト11と一体的に回転して弾性部材15を介し
てギア手段13の図2左側の内壁部分13bを押すこと
によりギア手段13を一方向即ち図2左方向に回転させ
る。ギア手段13が図示左方向に回転することにより、
ギア手段13の外歯13aと噛み合うノズル6の外歯6
aを介してノズル6が図2左方向即ち便器2前方に移動
する。
【0018】モータ10内の減速機構に連動してシャフ
ト11が他方向即ち図2右方向に回転すると、ピン14
がシャフト11と一体的に回転して弾性部材15を介し
てギア手段13の図2右側の内壁部分13bを押すこと
によりギア手段13を他方向即ち図2右方向に回転させ
る。ギア手段13が図示右方向に回転することにより、
ギア手段13の外歯13aと噛み合うノズル6の外歯6
aを介してノズル6が図2右方向即ち便器2後方に移動
する。
【0019】本実施例においては、シャフト12に固定
されたピン14に弾性部材15を常時ギア手段13と接
触するように固定したので、ギア手段13の外歯13a
とノズル6の外歯6aとの間でバックラッシが発生した
場合にギア手段13にかかる荷重がこの弾性部材15に
より吸収されてシャフト12に付与される荷重が小さく
なる。その結果、減速機構に付与される荷重も小さくな
り、減速機構の作動性には影響を与えないと共に、減速
機構内での異音が生じなくなる。従って、この減速機構
に連係されたシャフト12が略均一に回転してギア手段
13とノズル6との間の衝突音が防がれると共に、ギア
手段13の振動が弾性部材により吸収される。以上よ
り、ノズル6が振動しにくくなり振動が便座3に伝わら
ない。その結果、使用時に使用者に不快感を与えること
はなく、装置全体としての信頼性が向上する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0021】ギア手段とノズルとの間でバックラッシが
発生した場合にギア手段にかかる荷重が常時ギア手段に
接触された弾性部材により吸収されてモータのシャフト
に付与される荷重が小さくなる。その結果、減速機構に
付与される荷重も小さくなり、減速機構の作動性には影
響を与えないと共に、減速機構内での異音が生じなくな
る。従って、この減速機構に連係されたシャフトが略均
一に回転してギア手段とノズルとの間の衝突音が防がれ
ると共に、ギア手段の振動が弾性部材により吸収され
る。以上より、ノズルが振動しにくくなり振動が便座に
伝わらない。その結果、使用時に使用者に不快感を与え
ることはなく、装置全体としての信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトイレ用衛生装置の斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るノズルと駆動装置との連係を示す
斜視図である。
【図3】本発明に係るノズルの駆動装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 便器 3 ケーシング 6 ノズル 10 トイレ用ノズルの駆動装置 12 モータのシャフト 13 ギア手段 14 ピン(回転伝達手段) 15 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲 田 雅 己 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の後方上部に配設されたケーシング
    に支持された前記ノズルを前記便器の前後方向に作動さ
    せる駆動装置であって、 減速機構に連係されたモータのシャフトと、 前記シャフトに回動自在に支承され且つ前記ノズルに連
    係されたギア手段と、 前記シャフトの径方向に立設するようにシャフトに固定
    され、前記ギア手段を一方向又は他方向に回動させる回
    転伝達手段と、 常時前記ギア手段と接触するように前記回転伝達手段の
    外周部に固定された弾性部材とを有することを特徴とす
    るトイレ用ノズルの駆動装置。
JP25501692A 1992-09-24 1992-09-24 トイレ用ノズルの駆動装置 Pending JPH06108518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25501692A JPH06108518A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 トイレ用ノズルの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25501692A JPH06108518A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 トイレ用ノズルの駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06108518A true JPH06108518A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17273027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25501692A Pending JPH06108518A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 トイレ用ノズルの駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06108518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020064688A (ko) * 2002-04-30 2002-08-09 주태숙 비데의 세척노즐 구동장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020064688A (ko) * 2002-04-30 2002-08-09 주태숙 비데의 세척노즐 구동장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06108518A (ja) トイレ用ノズルの駆動装置
JP2000167290A (ja) 洗濯機
JP3343991B2 (ja) 動力伝達装置
JPH0739771B2 (ja) ドアハンドル装置
JPH0913856A (ja) 手動電動兼用ロールブラインド
JP3173029B2 (ja) リツドロツク装置
KR200198624Y1 (ko) 엔진룸내의 소음 및 먼지의 차실내 유입 차단구조
JPH0440513Y2 (ja)
JPH0919387A (ja) 便座・便蓋の開閉機構
JPS58217850A (ja) 動力伝達装置
JPH03126415A (ja) トイレ装置
KR940008430Y1 (ko) 구동모타 및 기어메카니즘이 방음케이스에 내장되어 있는 세탁기
JPH05201244A (ja) 自動車用脱臭装置
JPS62159796A (ja) 自動車用ブロワ装置
JPH0284916A (ja) 便座、便蓋の自動開閉装置
JP2002102538A (ja) コンピュータゲーム用コントローラ
KR970036691A (ko) 차량 충돌시 인체밀림 방지장치
JPH0728141A (ja) カメラ
KR200149303Y1 (ko) 자동차 사이드밀러의 취부구조
JP2003284892A (ja) 一槽式洗濯機のクラッチ構造
JP2003265359A (ja) 便座装置
JPH10268860A (ja) 生ピアノ消音駆動装置
JPH0264417U (ja)
JPH11332784A (ja) 便器装置
JPH0650362A (ja) ユニットスイング式エンジン用ドラムブレーキ