JPH06108394A - シートの破断検出装置及び方法 - Google Patents
シートの破断検出装置及び方法Info
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- JPH06108394A JPH06108394A JP5119426A JP11942693A JPH06108394A JP H06108394 A JPH06108394 A JP H06108394A JP 5119426 A JP5119426 A JP 5119426A JP 11942693 A JP11942693 A JP 11942693A JP H06108394 A JPH06108394 A JP H06108394A
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- D21F7/04—Paper-break control devices
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 シートの破断を迅速に検出する検出装置と方
法を提供することを目的とする。 【構成】 製紙機械のドライヤー部分の上流フェルト１
２と下流フェルト１４との間で両フェルトに接して配置
されたシートＷの破断を検出する。この装置は、両フェ
ルト１２，１４間をそれに接して移動するシートＷへ向
って赤外光ビーム２０を放出するための赤外光放出手段
１８を有する。シートが存在しない時に前記ビーム２０
を受光する。ビーム２０はシートによって遮断される
が、フェルトを通過する。シートが不在の時、赤外光受
光手段２２からの信号を伝達するために、シートの破断
時に赤外光ビーム２０は赤外光受光手段２２によって受
光され、信号がアラーム手段へ伝えられて、アラーム手
段はシートの破断が生じたことを示す信号を発生する。
法を提供することを目的とする。 【構成】 製紙機械のドライヤー部分の上流フェルト１
２と下流フェルト１４との間で両フェルトに接して配置
されたシートＷの破断を検出する。この装置は、両フェ
ルト１２，１４間をそれに接して移動するシートＷへ向
って赤外光ビーム２０を放出するための赤外光放出手段
１８を有する。シートが存在しない時に前記ビーム２０
を受光する。ビーム２０はシートによって遮断される
が、フェルトを通過する。シートが不在の時、赤外光受
光手段２２からの信号を伝達するために、シートの破断
時に赤外光ビーム２０は赤外光受光手段２２によって受
光され、信号がアラーム手段へ伝えられて、アラーム手
段はシートの破断が生じたことを示す信号を発生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの破断検出装置
及び方法に関し、特に、製紙機械のドライヤー部分にお
ける移送時シートの破断を検出するシートの破断検出装
置に関する。
及び方法に関し、特に、製紙機械のドライヤー部分にお
ける移送時シートの破断を検出するシートの破断検出装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】典型的な
製紙機械のドライヤー部分の運転時には、そこを通って
走行する紙ウエブ、又は紙シートは一日に８回以上も破
断することがある。
製紙機械のドライヤー部分の運転時には、そこを通って
走行する紙ウエブ、又は紙シートは一日に８回以上も破
断することがある。
【０００３】ウエブが破断した時、そのような破断をで
きるだけ早く検出してそのウエブを再び紙通しすること
が重要である。典型的なものでは、ドライヤー部分で破
断が生じる時、生産のロスは１時間当り約４万ドルにも
達する。
きるだけ早く検出してそのウエブを再び紙通しすること
が重要である。典型的なものでは、ドライヤー部分で破
断が生じる時、生産のロスは１時間当り約４万ドルにも
達する。
【０００４】さらに、ウエブの破断が容易に検出されな
い場合、特にウエブがそれぞれのドライヤー部分間でオ
ープンドローなしに移送されるベルチャンプ（Bel-Cham
p ）（登録商標）ドライヤー部分のあるウエブ移送部分
の場合にあっては、２枚のドライヤーフェルトが互いに
こすり合うという問題がある。隣接するフェルト間で摩
擦が生じると、フェルトの一方又は他方が燃えることが
ある。それらのフェルトは、典型的なもので１枚につき
約４万ドルもするものであり、かつ、フェルトを取りか
えるために何時間も作業を中断しなければならない。
い場合、特にウエブがそれぞれのドライヤー部分間でオ
ープンドローなしに移送されるベルチャンプ（Bel-Cham
p ）（登録商標）ドライヤー部分のあるウエブ移送部分
の場合にあっては、２枚のドライヤーフェルトが互いに
こすり合うという問題がある。隣接するフェルト間で摩
擦が生じると、フェルトの一方又は他方が燃えることが
ある。それらのフェルトは、典型的なもので１枚につき
約４万ドルもするものであり、かつ、フェルトを取りか
えるために何時間も作業を中断しなければならない。
【０００５】従って、本発明はウエブの破断を迅速に検
出する簡単な手段を提供する。
出する簡単な手段を提供する。
【０００６】従来の技術では、光電センサーを有する光
学的検出システムが使用されてきた。しかしながら、そ
のような光電センサーは、それを有効に作動させるため
に、シート又はウエブに対して色の差を有するフェルト
を使用することを必要とした。
学的検出システムが使用されてきた。しかしながら、そ
のような光電センサーは、それを有効に作動させるため
に、シート又はウエブに対して色の差を有するフェルト
を使用することを必要とした。
【０００７】また、ダブルフェルト型ウエブ移送部分に
対して上流又は下流に配置された真空ロール内に存在す
る真空レベルを感知するセンサーが用いられることもあ
った。
対して上流又は下流に配置された真空ロール内に存在す
る真空レベルを感知するセンサーが用いられることもあ
った。
【０００８】そのような真空センサーは、真空移送ロー
ル内の真空が低い場合には有効に作動しない。更に、そ
のような真空センサーは、典型的な真空移送ロールの代
わりに溝付ロールが使用される場合には作動しない。
ル内の真空が低い場合には有効に作動しない。更に、そ
のような真空センサーは、典型的な真空移送ロールの代
わりに溝付ロールが使用される場合には作動しない。
【０００９】赤外光ビームは少くとも２枚のドライヤー
フェルトを自由に通過するが、そのような赤外光ビーム
は紙シート又は紙ウエブがそれぞれのドライヤーフェル
ト間にはさみ込まれた時には遮断されることを本発明者
は発見した。
フェルトを自由に通過するが、そのような赤外光ビーム
は紙シート又は紙ウエブがそれぞれのドライヤーフェル
ト間にはさみ込まれた時には遮断されることを本発明者
は発見した。
【００１０】従って、本発明は前述の先行技術の装置の
前述の欠点をなくしたシートの破断検出装置と方法を提
供し、さらに、製紙機械のドライヤー部分でウエブを乾
燥する技術に大いに貢献するような検出装置を提供す
る。
前述の欠点をなくしたシートの破断検出装置と方法を提
供し、さらに、製紙機械のドライヤー部分でウエブを乾
燥する技術に大いに貢献するような検出装置を提供す
る。
【００１１】本発明の第１の目的は、トライヤーフェル
トの色に関係なしに有効に作動するシートの破断検出装
置を提供することである。
トの色に関係なしに有効に作動するシートの破断検出装
置を提供することである。
【００１２】本発明のもうひとつの目的は、真空移送ロ
ールにかけられる真空の存在とは無関係に作動するシー
トの破断検出装置を提供することである。
ールにかけられる真空の存在とは無関係に作動するシー
トの破断検出装置を提供することである。
【００１３】本発明のその他の目的及び利点は、添付図
面に関連してなされる以下の詳細な説明によってこの技
術に熟達した人にとって容易に明らかとなるであろう。
面に関連してなされる以下の詳細な説明によってこの技
術に熟達した人にとって容易に明らかとなるであろう。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、製紙機械のド
ライヤー部分の上流フェルトと下流フェルトとの間にそ
れに接して配置されたシートの破断を検出するシートの
破断検出装置に関する。この検出装置は、両フェルト間
でそれに接して移動するシートへ向って赤外光ビームを
放出するため、両フェルト間に配置されたシートの近く
に配置された赤外光放出手段を有する。シートが欠如す
る時に赤外光ビームを受光するため、赤外光の受光手段
が前記赤外光放出手段に対してフェルトの反対側に配置
される。この赤外光ビームは、シートによって遮断され
るがフェルトを通過することができる。
ライヤー部分の上流フェルトと下流フェルトとの間にそ
れに接して配置されたシートの破断を検出するシートの
破断検出装置に関する。この検出装置は、両フェルト間
でそれに接して移動するシートへ向って赤外光ビームを
放出するため、両フェルト間に配置されたシートの近く
に配置された赤外光放出手段を有する。シートが欠如す
る時に赤外光ビームを受光するため、赤外光の受光手段
が前記赤外光放出手段に対してフェルトの反対側に配置
される。この赤外光ビームは、シートによって遮断され
るがフェルトを通過することができる。
【００１５】シートが欠如している場合に前記受光手段
から信号を伝達するため、受光手段には、トランスミッ
ター手段が接続されている。
から信号を伝達するため、受光手段には、トランスミッ
ター手段が接続されている。
【００１６】前記トランスミッター手段には、アラーム
手段が接続されているので、シートが破断している場
合、赤外光ビームが前記受光手段によって受光され、ア
ラーム手段へ信号が送られてシートの破断が生じたこと
を示すアラーム信号が発生する。
手段が接続されているので、シートが破断している場
合、赤外光ビームが前記受光手段によって受光され、ア
ラーム手段へ信号が送られてシートの破断が生じたこと
を示すアラーム信号が発生する。
【００１７】本発明の実施態様において、赤外光放出手
段は、赤外光を発生させる赤外光源発生器と、その赤外
光源発生器から赤外光を案内するためその発生器から延
びる光ファイバ手段とを有する。赤外光放出手段は、ま
た、前記赤外光源発生器からみて光ファイバ手段の反対
端に配置されたレンズを有し、このレンズは、赤外光源
発生器によって生じる光を増幅する。
段は、赤外光を発生させる赤外光源発生器と、その赤外
光源発生器から赤外光を案内するためその発生器から延
びる光ファイバ手段とを有する。赤外光放出手段は、ま
た、前記赤外光源発生器からみて光ファイバ手段の反対
端に配置されたレンズを有し、このレンズは、赤外光源
発生器によって生じる光を増幅する。
【００１８】さらに、この検出装置は、レンズの近くに
配設されたエアパージ手段を有し、これは、レンズを清
浄にするためレンズを越えてエアカーテンを導く。
配設されたエアパージ手段を有し、これは、レンズを清
浄にするためレンズを越えてエアカーテンを導く。
【００１９】赤外光受光手段は、赤外光放出手段から放
出されシートが欠如する時にフェルトを通過するビーム
を増幅する光学手段を有する。
出されシートが欠如する時にフェルトを通過するビーム
を増幅する光学手段を有する。
【００２０】前記トランスミッター手段は、光学手段の
すぐ近くに配置された光ガイドを有し、光学手段により
増幅されたビームを案内する。前記信号は、両フェルト
間にシートが存在しない場合に伝達される光信号であ
る。
すぐ近くに配置された光ガイドを有し、光学手段により
増幅されたビームを案内する。前記信号は、両フェルト
間にシートが存在しない場合に伝達される光信号であ
る。
【００２１】シートの破断検出装置は、また、光学手段
のすぐ近くに配置されたエアーノズルを有し、それによ
って、光学手段を横切って空気を吹きつけ、そこから汚
染物質をも除去し、そうすることによって、光学手段の
光伝達容量を最適状態にする。
のすぐ近くに配置されたエアーノズルを有し、それによ
って、光学手段を横切って空気を吹きつけ、そこから汚
染物質をも除去し、そうすることによって、光学手段の
光伝達容量を最適状態にする。
【００２２】光学手段からみて光ガイドの反対端に、ア
ラーム手段が配設される。このアラーム手段は、トラン
スミッター手段を通って伝達される信号の存在によって
付勢される電気回路を有する。このアラーム手段は、付
勢されるとアラーム信号を発する。
ラーム手段が配設される。このアラーム手段は、トラン
スミッター手段を通って伝達される信号の存在によって
付勢される電気回路を有する。このアラーム手段は、付
勢されるとアラーム信号を発する。
【００２３】本発明の多くの変形や変更は、添付図面に
関連してなされる後文の詳細な説明から、この技術に熟
達した人にとって容易に明らかとなるであろう。しかし
ながら、そのような変形や変更は、請求項によって規定
される本発明の範囲の中に含まれるものである。
関連してなされる後文の詳細な説明から、この技術に熟
達した人にとって容易に明らかとなるであろう。しかし
ながら、そのような変形や変更は、請求項によって規定
される本発明の範囲の中に含まれるものである。
【００２４】
【実施例】図１は、全体を符号１６で示す製紙機械のド
ライヤー部分の上流フェルト１２と下流フェルト１４と
の間でそれに接して配置されたシートＷの破断を検知し
全体を符号１０で示すシート破断検出装置の側面図であ
る。
ライヤー部分の上流フェルト１２と下流フェルト１４と
の間でそれに接して配置されたシートＷの破断を検知し
全体を符号１０で示すシート破断検出装置の側面図であ
る。
【００２５】この検出装置１０は全体を符号１８で示す
赤外光放出手段を有し、この放出手段１８は、フェルト
１２と１４との間に配置されたシートＷの近くに配置さ
れ、前記フェルト１２と１４との間を移動するシートＷ
へ向って赤外光ビーム２０を放出する。
赤外光放出手段を有し、この放出手段１８は、フェルト
１２と１４との間に配置されたシートＷの近くに配置さ
れ、前記フェルト１２と１４との間を移動するシートＷ
へ向って赤外光ビーム２０を放出する。
【００２６】全体を符号２２で示す赤外光受光手段はフ
ェルト１２，１４の赤外光放出手段１８とは反対側に配
置され、シートＷの欠如によりビーム２０を受光する。
ビーム２０は、シートＷにより遮断されるが、フェルト
１２，１４を通過することができる。
ェルト１２，１４の赤外光放出手段１８とは反対側に配
置され、シートＷの欠如によりビーム２０を受光する。
ビーム２０は、シートＷにより遮断されるが、フェルト
１２，１４を通過することができる。
【００２７】図２はシート破断検出装置１０の拡大図で
あって、全体を符号２４で示すトランスミッター手段を
示し、このトランスミッター手段２４は、前記受光手段
２２に接続され、シートＷが欠如している時受光手段２
２からの信号を伝達する。
あって、全体を符号２４で示すトランスミッター手段を
示し、このトランスミッター手段２４は、前記受光手段
２２に接続され、シートＷが欠如している時受光手段２
２からの信号を伝達する。
【００２８】トランスミッター手段２４にはアラーム手
段２６が接続されているので、シートの破断時、光ビー
ム２０は受光手段２２によって受光され、信号がアラー
ム手段２６へ伝達されるので、シートが破断したことを
知らせるアラーム信号が発生する。
段２６が接続されているので、シートの破断時、光ビー
ム２０は受光手段２２によって受光され、信号がアラー
ム手段２６へ伝達されるので、シートが破断したことを
知らせるアラーム信号が発生する。
【００２９】赤外光放出手段１８は、赤外光を発生させ
るため赤外光源発生器２８を有する。赤外光放出手段１
８は、また、前記赤外光源発生器２８からの光ファイバ
手段３０を有し、この光学ファイバ手段３０は前記赤外
光源発生器２８から赤外光を案内する。赤外光放出手段
１８は、また、前記発生器２８からみて光学ファイバ手
段３０の反対端にレンズ３２を有し、それによって、前
記発生器２８で生じる光を増幅する。
るため赤外光源発生器２８を有する。赤外光放出手段１
８は、また、前記赤外光源発生器２８からの光ファイバ
手段３０を有し、この光学ファイバ手段３０は前記赤外
光源発生器２８から赤外光を案内する。赤外光放出手段
１８は、また、前記発生器２８からみて光学ファイバ手
段３０の反対端にレンズ３２を有し、それによって、前
記発生器２８で生じる光を増幅する。
【００３０】シート破断検出装置１０は、また、レンズ
３２の近くにエア式パージ手段３４を有し、このエア式
パージ手段３４は矢印３６で示すように、エアカーテン
をレンズ３２を通って通過させ、レンズ３２を清浄にす
る。
３２の近くにエア式パージ手段３４を有し、このエア式
パージ手段３４は矢印３６で示すように、エアカーテン
をレンズ３２を通って通過させ、レンズ３２を清浄にす
る。
【００３１】赤外光受光手段２２は例えば光学レンズの
ような光学手段３８を有し、この光学手段３８は、シー
トＷが欠如している時に放出手段１８から放出されフェ
ルト１２，１４を通るビーム２０を増幅する。
ような光学手段３８を有し、この光学手段３８は、シー
トＷが欠如している時に放出手段１８から放出されフェ
ルト１２，１４を通るビーム２０を増幅する。
【００３２】トランスミッター手段２４は光学手段３８
のすぐ近くに配置された光ガイド４０を有し、この光ガ
イド４０は、光学手段３８によって増幅されたビーム２
０を案内する。信号は、フェルト１２と１４との間にシ
ートＷが存在しない時に伝達される光信号である。
のすぐ近くに配置された光ガイド４０を有し、この光ガ
イド４０は、光学手段３８によって増幅されたビーム２
０を案内する。信号は、フェルト１２と１４との間にシ
ートＷが存在しない時に伝達される光信号である。
【００３３】シート破断検出装置１０は、また、光学手
段３８のすぐ近くにエアノズル４２を有する。このエア
ノズル４２は、光学手段３８を横切ってエアーを吹き出
してそこから汚染物質を除去し、それによって光学手段
３８の光伝達容量を最適にする。
段３８のすぐ近くにエアノズル４２を有する。このエア
ノズル４２は、光学手段３８を横切ってエアーを吹き出
してそこから汚染物質を除去し、それによって光学手段
３８の光伝達容量を最適にする。
【００３４】アラーム手段２６は、光学手段３８からみ
て光ガイド４０の反対端４０に配置される。このアラー
ム手段２６は電気回路４４を有し、この電気回路４４は
トランスミッター手段２４を通って伝達される信号によ
って付勢される。アラーム手段２６は、付勢された時ア
ラーム信号を出す。
て光ガイド４０の反対端４０に配置される。このアラー
ム手段２６は電気回路４４を有し、この電気回路４４は
トランスミッター手段２４を通って伝達される信号によ
って付勢される。アラーム手段２６は、付勢された時ア
ラーム信号を出す。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、乾燥部
分の隣接するドライヤー部分間にオープンドローを存在
させないで２枚のフェルトによるシートの移送時におい
て、シートの破断を検出する簡単な破断検出装置と方法
を提供する。本発明はフェルトの色にも、ウエブの移送
地点にある１個以上の真空移送ロールの存在にも依存す
ることなく、確実にシートの破断を検出することができ
る。
分の隣接するドライヤー部分間にオープンドローを存在
させないで２枚のフェルトによるシートの移送時におい
て、シートの破断を検出する簡単な破断検出装置と方法
を提供する。本発明はフェルトの色にも、ウエブの移送
地点にある１個以上の真空移送ロールの存在にも依存す
ることなく、確実にシートの破断を検出することができ
る。
【図１】ドライヤー部分でオープンドローなしに走行す
るシートの破断を検出する本発明のシートの破断検出装
置の側面図である。
るシートの破断を検出する本発明のシートの破断検出装
置の側面図である。
【図２】前記シート破断検出装置の拡大図であって、そ
の装置が２枚のフェルトによる移送部分に近接して配置
されているところを示す。
の装置が２枚のフェルトによる移送部分に近接して配置
されているところを示す。
１０ シート破断検出装置 Ｗ シート １２ 上流フェルト １４ 下流フェルト １６ ドライヤー部分 １８ 赤外光放出手段 ２０ 赤外光ビーム ２２ 赤外光受光手段 ２４ トランスミッター手段 ２６ アラーム手段 ２８ 赤外光源発生器 ３０ 光ファイバ手段 ３２ レンズ ３４ エア式パージ手段 ３８ 光学手段 ４０ 光ガイド ４２ エアノズル ４４ 電気回路
Claims (8)
- 【請求項１】 上流フェルトと下流フェルトの間に配置
されたシートの近くに配置され、両フェルト間をそれに
接して移動するシートへ向って赤外光ビームを放出する
赤外光放出手段と；前記両フェルトの前記赤外光放出手
段とは反対側に配置され、シートが存在しない時前記シ
ートによって遮断されるがフェルトを通過する前記赤外
光ビームを受光する赤外光受光手段と；前記受光手段に
接続され、シートが存在しない時、前記受光手段から信
号を伝達するトランスミッター手段と；シートの破断
時、前記赤外光ビームが前記受光手段によって受光され
て前記信号が前記アラーム手段へ伝達され、それによっ
てシートの破断を知らせるアラーム信号を発生するよう
に前記トランスミッター手段に接続したアラーム手段
と；で成ることを特徴とする製紙機械のドライヤー部分
の上流フェルトと下流フェルトとの間でそれに接して配
置されるシートの破断を検出するシート破断検出装置。 - 【請求項２】 前記赤外光放出手段は；赤外光を発生さ
せる赤外光源発生器と；前記赤外光源発生器から前記赤
外光を案内するため前記赤外光源発生器から延びる光フ
ァイバ手段と；前記赤外光源発生器からみて前記光ファ
イバ手段の反対端に配置され、前記赤外光源発生器によ
って生じた前記光を増幅させるレンズと；を有すること
を特徴とする請求項１に記載のシート破断検出装置。 - 【請求項３】 前記レンズの近くに配設され、前記レン
ズを清浄にするためレンズを通ってエアカーテンを導く
エア式パージ手段をさらに有することを特徴とする請求
項２に記載のシートの破断検出装置。 - 【請求項４】 前記赤外光受光手段は、前記赤外光放出
手段から発した前記ビームを増幅させる光学手段を有
し、前記赤外光ビームは、シートが存在しない時フェル
トを通過することを特徴とする請求項１に記載のシート
破断検出装置。 - 【請求項５】 前記トランスミッター手段は、前記光学
手段によって増幅された前記赤外光ビームを案内するた
め前記光学手段のすぐ近くに配置された光ガイドを有
し、前記信号は両フェルト間にシートが存在しない時に
伝達される光信号であることを特徴とする請求項４に記
載のシートの破断検出装置。 - 【請求項６】 前記光学手段を横切ってエアを吹きつけ
て汚染物質をも除去し、それによって前記光学手段の光
伝達容量を最適にするために前記光学手段のすぐ近くに
配置されたエアーノズルを備えたことを特徴とする請求
項５に記載のシートの破断検出装置。 - 【請求項７】 前記アラーム手段は、前記光学手段から
みて前記光ガイドの反対端に配置されており、かつ、前
記アラーム手段は、前記トランスミッター手段を通って
伝達される前記信号の存在によって付勢される電気回路
を備え、前記アラーム手段は、付勢時前記アラーム信号
を発生すことを特徴とする請求項５に記載のシートの破
断検出装置。 - 【請求項８】 フェルトを自由に通過するがシートによ
って遮断される赤外光ビームを上流フェルトと下流フェ
ルト間に支持されたシートへ向って導き；フェルトの反
対側に配置された赤外光受光手段によりビームを検出す
る工程で成り；前記赤外光ビームはシートが存在しない
時に検出されることを特徴とする製紙機械のドライヤー
部分の上流フェルトと下流フェルトとの間でそれに接し
て配置されたシートの破断を検出する方法。
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