JPH0610831U - 燃料噴射式エンジン - Google Patents
燃料噴射式エンジンInfo
- Publication number
- JPH0610831U JPH0610831U JP3070292U JP3070292U JPH0610831U JP H0610831 U JPH0610831 U JP H0610831U JP 3070292 U JP3070292 U JP 3070292U JP 3070292 U JP3070292 U JP 3070292U JP H0610831 U JPH0610831 U JP H0610831U
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- JP
- Japan
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- fuel injection
- engine
- manifold
- thermostat
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料噴射制御用水温センサの耐久性の向上を
図った燃料噴射式エンジンの提供。 【構成】 燃料噴射制御用水温センサ10をエンジン本
体1に付設したサーモスタットマニホールド3に設置す
るとともに、該センサ10の検出部10bを該サーモス
タットマニホールド3のバイパス水路3dに臨ませてい
る。
図った燃料噴射式エンジンの提供。 【構成】 燃料噴射制御用水温センサ10をエンジン本
体1に付設したサーモスタットマニホールド3に設置す
るとともに、該センサ10の検出部10bを該サーモス
タットマニホールド3のバイパス水路3dに臨ませてい
る。
Description
【0001】
本考案は、燃料噴射式エンジンに関するもので、詳しくは、燃料噴射制御用水 温センサのレイアウトに関するものである。
【0002】
燃料噴射式エンジンでは、空気の量,エンジンの負荷,水温,吸気温度等を検 出し、これらの検出量に基づきエンジン・コントロールコンピュータで、インジ ェクションの燃料噴射タイミング,噴射量等を設定している。
【0003】 図5および図6は、このようなエンジンを搭載したスノーモービルを示してい る。このスノーモービルでは、エンジン本体aの前部にウォータポンプbが配設 され、エンジン本体aの後部にサーモスタットマニホールドcが配設されている 。また、このエンジン本体aの後方には、エアクリーナdが配設され、該エアク リーナdとエンジン本体aとの間には、スロットルボディeが配設されている。 さらに、エアクリーナdの後方のトンネルフレームfには、ヒートエクスチェン ジャgが設置されている。
【0004】 そして、このスノーモービルでは、ウォータポンプbによって冷却水がエンジ ン本体aのクランクケース,シリンダヘッドのジャケットを経てサーモスタット マニホールドcに達する。この冷却水は、ホースh,フィラーネックi,ホース jを経てヒートエクスチェンジャgに送られ、ここで冷却された後に、ホースk を経てウォータポンプbに戻される。
【0005】 一方、このスノーモービルでは、サーモスタットマニホールドcの冷却水の一 部が図示しないホースを経てスロットルボディeに送られ、該スロットルボディ eで吸入空気を温ためた後に、ホースlを経てウォータポンプbに戻される。
【0006】
ところで、従来の燃料噴射式エンジンでは、燃料噴射制御用水温センサをエン ジン本体aに設置していた。したがって、水温センサにはエンジン本体aの熱が 直接伝達されるため、耐久性の低下を招来する。
【0007】 そこで、本考案の目的は、燃料噴射制御用水温センサの耐久性を向上させるこ とができる燃料噴射式エンジンを提供することにある。
【0008】
本考案の燃料噴射式エンジンでは、エンジン本体にサーモスタットマニホール ドを付設した燃料噴射式エンジンにおいて、燃料噴射制御用水温センサを上記サ ーモスタットマニホールドに設置するとともに、該センサの検出部をサーモスタ ットマニホールドのバイパス水路に臨ませている。
【0009】
サーモスタットマニホールドはガスケット等を介してエンジン本体に設置され ているため、エンジン本体からの伝導熱がガスケット等によって遮断される。
【0010】
図1乃至図4は、本考案に係る燃料噴射式エンジンを示している。
【0011】 このエンジンは、2気筒エンジンであって、車両に対して横置に設置される。 このエンジンでは、エンジン本体1の前面下部中央にウォータポンプ2が設置さ れており、また後面上部にはサーモスタットマニホールド3が設置され、後面中 間部にはスロットルボディ4,4がそれぞれ設置されている。
【0012】 そして、このエンジンでは、サーモスタットマニホールド3内に形成した水路 がホース5を介して一方のスロットルボディ4に形成した水路の一端に接続され ている。また、一方のスロットルボディ4の水路の他端は、ホース6を介して、 他方のスロットルボディ4の水路の一端に接続されている。さらに、他方のスロ ットルボディ4の水路の他端は、ホース7,ジョイント8,ホース9を介してウ ォータポンプ2に接続されている。
【0013】 そして、このエンジンでは、ポンプ2によって圧送される冷却水がエンジン本 体1内を経てサーモスタットマニホールド3に至る。エンジン本体1内で熱交換 がされた冷却水(温水)は、サーモスタットマニホールド3からホース5を経て 一方のスロットルボディ4に至り、さらにホース6を経て他方のスロットルボデ ィ4に至る。このようにしてスロットルボディ4,4に圧送された冷却水(温水 )は、そこで吸入空気を温める。そして、他方のスロットルボディ4の冷却水は ホース7,ジョイント8,ホース9を経てウォータポンプ2に戻される。
【0014】 このエンジンでは、燃料噴射制御用水温センサ10が、サーモスタットマニホ ールド3に設置されている。即ち、このエンジンでは、サーモスタットマニホー ルド3の一端にボス3aを立設し、図4に示したように、該ボス3aに孔3bを 形成するとともに、該孔3bの開口部周面に雌ネジ3cを形成している。そして 、燃料噴射制御用水温センサ10の先端を孔3bに挿入し、該センサ10の雄ネ ジ10aをサーモスタットマニホールド3の雌ネジ3cに螺合させ、さらにロッ クナット11によって、水温センサ10をサーモスタットマニホールド3のボス 3aに固着させている。このようにして装着された水温センサ10の検出部10 bは、サーモスタットマニホールド3の水路3d内に臨んでいる。
【0015】 そして、この水温センサ10によって検出された水温の検出信号は、エンジン ・コントロールコンピュータに入力され、インジェクションの制御に供される。
【0016】 なお、水温センサは、図4に実線で示した位置ばかりでなく2点鎖線で示した ように、他の個所に設置することもできる。
【0017】
【考案の効果】 上記したように、本考案に係る燃料噴射式エンジンでは、燃料噴射制御用水温 センサがサーモスタットマニホールドに設置されている。
【0018】 サーモスタットマニホールドは、ガスケット等を介してエンジン本体に設置さ れているため、エンジン本体からの伝導熱がガスケットによって遮断される。し たがって、サーモスタットマニホールドに設置したセンサは、過熱することなく 、耐久性が向上する。また、水温はエンジン本体から出た直後に検出されるので 、感温が良い。
【図1】本考案に係る燃料噴射式エンジンの背面図であ
る。
る。
【図2】本考案に係る燃料噴射式エンジンの平面図であ
る。
る。
【図3】本考案に係る燃料噴射式エンジンの側面図であ
る。
る。
【図4】本考案に係る燃料噴射式エンジンのサーモスタ
ットマニホールドを示した正面図である。
ットマニホールドを示した正面図である。
【図5】燃料噴射式エンジンを搭載したスノーモービル
の一部切欠側面図である。
の一部切欠側面図である。
【図6】スノーモービルの冷却水循環系を示した斜視図
である。
である。
1 エンジン本体 2 ウォータポンプ 3 サーモスタットマニホールド 3a ボス 3b 孔 3c 雌ネジ 3d 水路 5,6,7,9 ホース 10 燃料噴射制御用水温センサ 10a 雄ネジ 10b 検出部 11 ロックナット
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン本体にサーモスタットマニホー
ルドを付設した燃料噴射式エンジンにおいて、燃料噴射
制御用水温センサを上記サーモスタットマニホールドに
設置するとともに、該センサの検出部をサーモスタット
マニホールドのバイパス水路に臨ませたことを特徴とす
る燃料噴射式エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030702U JP2597889Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 燃料噴射式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030702U JP2597889Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 燃料噴射式エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610831U true JPH0610831U (ja) | 1994-02-10 |
JP2597889Y2 JP2597889Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12310989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992030702U Expired - Fee Related JP2597889Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 燃料噴射式エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597889Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5354154U (ja) * | 1976-10-08 | 1978-05-10 | ||
JPS53126123U (ja) * | 1977-03-11 | 1978-10-06 | ||
JP2013204525A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用水冷式内燃機関の冷却系構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138326A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 2材式シ−ズグロ−プラグのコイルの製造方法 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP1992030702U patent/JP2597889Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138326A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 2材式シ−ズグロ−プラグのコイルの製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5354154U (ja) * | 1976-10-08 | 1978-05-10 | ||
JPS53126123U (ja) * | 1977-03-11 | 1978-10-06 | ||
JP2013204525A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用水冷式内燃機関の冷却系構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597889Y2 (ja) | 1999-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |