JPH06108282A - 陽極板付着物除去装置 - Google Patents
陽極板付着物除去装置Info
- Publication number
- JPH06108282A JPH06108282A JP28112192A JP28112192A JPH06108282A JP H06108282 A JPH06108282 A JP H06108282A JP 28112192 A JP28112192 A JP 28112192A JP 28112192 A JP28112192 A JP 28112192A JP H06108282 A JPH06108282 A JP H06108282A
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- JP
- Japan
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- rotary drive
- rotary driving
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- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 abstract description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007670 refining Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 3
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 3
- 238000003723 Smelting Methods 0.000 description 2
- NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N manganese dioxide Chemical compound O=[Mn]=O NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
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- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】電解製錬などの過程で、陽極板の表面に付着お
よび析出した付着物を、所要の時期に、剥離・除去。 【構成】キャリア1上に構成された装置枠体2に対し
て、多数の回転駆動軸3が水平に並列配置され、その装
置枠体2の両側に設けた軸受け4で支持され、チェン伝
導系5を介して、各別の電動モータ6で駆動され、回転
駆動軸は、相隣るものが反対方向に回転され、回転駆動
軸3には、その両端部近傍に位置して、取付けフランジ
が設けてあり、この取付けフランジ間には、回転駆動軸
3の長手方向に平行で、かつ、その周囲に位置し、多数
の枢支軸が架設され、各枢支軸には、短冊状の軟質弾性
体が、環状のスペーサと交互に配列された形で、その一
端を枢支し、電解槽の陽極板11は、定期的に、天井ク
レーン12に設けた吊り具13で、一斉に、吊り上げら
れ、陽極板付着物除去装置の上に搬送され、降下され
る、陽極板付着除去装置。
よび析出した付着物を、所要の時期に、剥離・除去。 【構成】キャリア1上に構成された装置枠体2に対し
て、多数の回転駆動軸3が水平に並列配置され、その装
置枠体2の両側に設けた軸受け4で支持され、チェン伝
導系5を介して、各別の電動モータ6で駆動され、回転
駆動軸は、相隣るものが反対方向に回転され、回転駆動
軸3には、その両端部近傍に位置して、取付けフランジ
が設けてあり、この取付けフランジ間には、回転駆動軸
3の長手方向に平行で、かつ、その周囲に位置し、多数
の枢支軸が架設され、各枢支軸には、短冊状の軟質弾性
体が、環状のスペーサと交互に配列された形で、その一
端を枢支し、電解槽の陽極板11は、定期的に、天井ク
レーン12に設けた吊り具13で、一斉に、吊り上げら
れ、陽極板付着物除去装置の上に搬送され、降下され
る、陽極板付着除去装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解製錬などの過程
で、陽極板の表面に付着および析出した付着物を、所要
の時期に、剥離・除去するための陽極板付着物除去装置
に関するものである。
で、陽極板の表面に付着および析出した付着物を、所要
の時期に、剥離・除去するための陽極板付着物除去装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電解製錬において、陽極に付着し
た二酸化マンガンを主成分とするクラストは、単槽電圧
の上昇、電力損失などを回避するため、定期的に除去す
る必要がある。このための除去方法としては、回転ブラ
シの間に陽極板を通し、ブラシ毛で陽極板表面を擦って
付着物を剥離する方法、エアハンマーや電動ハンマーを
用いて陽極板表面を叩いて付着物を剥離する方法、スク
レッパーで陽極板表面を掻いて付着物を除去する方法
(例えば、特公昭51−45529号公報参照)、陽極
板自体を撓わませて、その変形による表面の歪で付着物
を剥離する方法などが知られている。この中でも、ブラ
シを用いる場合が一般的である。
た二酸化マンガンを主成分とするクラストは、単槽電圧
の上昇、電力損失などを回避するため、定期的に除去す
る必要がある。このための除去方法としては、回転ブラ
シの間に陽極板を通し、ブラシ毛で陽極板表面を擦って
付着物を剥離する方法、エアハンマーや電動ハンマーを
用いて陽極板表面を叩いて付着物を剥離する方法、スク
レッパーで陽極板表面を掻いて付着物を除去する方法
(例えば、特公昭51−45529号公報参照)、陽極
板自体を撓わませて、その変形による表面の歪で付着物
を剥離する方法などが知られている。この中でも、ブラ
シを用いる場合が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ブラシ方式の場合、ブラシの材質の選択を誤ると、陽極
板、ブラシ自体の何れかに摩耗・損傷をもたらすおそれ
があり、また、ブラシの接触しない個所の付着物、強固
な付着物の除去が困難である。また、ハンマーリングや
スクレッパー使用の場合は、その機構の特殊性から、陽
極板を著しく損傷するおそれがある。更に、陽極板自体
を撓わませて、付着物を除去する場合には、その変形の
繰返しのために陽極板の耐久性を損なう。また、陽極板
は常に多少の変形をともなっており、付着物除去の際、
陽極板を所要の位置に正確に位置付けするのは困難であ
る。
ブラシ方式の場合、ブラシの材質の選択を誤ると、陽極
板、ブラシ自体の何れかに摩耗・損傷をもたらすおそれ
があり、また、ブラシの接触しない個所の付着物、強固
な付着物の除去が困難である。また、ハンマーリングや
スクレッパー使用の場合は、その機構の特殊性から、陽
極板を著しく損傷するおそれがある。更に、陽極板自体
を撓わませて、付着物を除去する場合には、その変形の
繰返しのために陽極板の耐久性を損なう。また、陽極板
は常に多少の変形をともなっており、付着物除去の際、
陽極板を所要の位置に正確に位置付けするのは困難であ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記事情に基いてなされたもの
で、陽極板を変形および損傷することなく、陽極板の多
少の変形、位置ずれがあっても、確実に付着物の除去が
できると共に、装置側においても、その摩耗・損傷を避
け、また、部品交換などで、局部的な補修により、繰返
し使用できるように構成した陽極板付着物除去装置を提
供しようとするものである。
で、陽極板を変形および損傷することなく、陽極板の多
少の変形、位置ずれがあっても、確実に付着物の除去が
できると共に、装置側においても、その摩耗・損傷を避
け、また、部品交換などで、局部的な補修により、繰返
し使用できるように構成した陽極板付着物除去装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
水平に並列配置された複数の回転駆動軸と、上記回転駆
動軸に対してその長手方向に並列的に装着した取付けフ
ランジと、上記回転駆動軸に平行で、その周囲に位置し
て上記取付けフランジに装着された枢支軸と、上記枢支
軸に対してその長手方向に配列された状態で枢支された
多数の耐摩耗性軟質弾性体とを具備し、上記回転駆動軸
は、相隣るものが反対方向に回転され、また、それぞれ
の耐摩耗性軟質弾性体の回転領域が重なる個所に陽極板
を昇降して、上記軟質弾性体を、そこに加わる遠心力で
上記陽極板の表面に衝突させ、衝撃力で付着物を剥離
し、かつ、上記軟質弾性体の接触個所あるいは/および
陽極板の昇降動作で、掻き取り作用し、陽極板表面の付
着物を除去するようにしている。
水平に並列配置された複数の回転駆動軸と、上記回転駆
動軸に対してその長手方向に並列的に装着した取付けフ
ランジと、上記回転駆動軸に平行で、その周囲に位置し
て上記取付けフランジに装着された枢支軸と、上記枢支
軸に対してその長手方向に配列された状態で枢支された
多数の耐摩耗性軟質弾性体とを具備し、上記回転駆動軸
は、相隣るものが反対方向に回転され、また、それぞれ
の耐摩耗性軟質弾性体の回転領域が重なる個所に陽極板
を昇降して、上記軟質弾性体を、そこに加わる遠心力で
上記陽極板の表面に衝突させ、衝撃力で付着物を剥離
し、かつ、上記軟質弾性体の接触個所あるいは/および
陽極板の昇降動作で、掻き取り作用し、陽極板表面の付
着物を除去するようにしている。
【0006】
【作用】これにより、陽極板は、上記軟質弾性体の働き
で、衝撃による損傷を受けない程度に、付着物の剥離作
用を受け、また、回転駆動軸の回転あるいは/および陽
極板の昇降動作で、上記軟質弾性体による掻き取り作用
を受ける。更に、この装置は、互いに対向して回転する
上記軟質弾性体の間に陽極板を吊り下げる方式のため、
陽極板に多少の変形が有る場合、あるいは/および、陽
極板の位置が多少ずれている場合でも、上記軟質弾性体
の圧力により、自動的に陽極板を中心に位置させる作用
をなすことができるから、これによって、確実な付着物
の除去が行なえる。
で、衝撃による損傷を受けない程度に、付着物の剥離作
用を受け、また、回転駆動軸の回転あるいは/および陽
極板の昇降動作で、上記軟質弾性体による掻き取り作用
を受ける。更に、この装置は、互いに対向して回転する
上記軟質弾性体の間に陽極板を吊り下げる方式のため、
陽極板に多少の変形が有る場合、あるいは/および、陽
極板の位置が多少ずれている場合でも、上記軟質弾性体
の圧力により、自動的に陽極板を中心に位置させる作用
をなすことができるから、これによって、確実な付着物
の除去が行なえる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図面には、本発明の陽極板付着物除去装置の具
体例が示されている。すなわち、ここでは、キャリア1
上に構成された装置枠体2に対して、多数の回転駆動軸
3が、所要の間隔(これら回転駆動軸3の間の付着物除
去領域に陽極板が導入される)で、水平に並列配置され
ている。これらの回転駆動軸3は、その装置枠体2の両
側に設けた軸受け4で軸支され、また、回転駆動軸3
は、それぞれ、例えば、チェン伝導系5を介して、各別
の電動モータ6で駆動される。この場合、上記回転駆動
軸3は、相隣るものが反対方向に回転されるようになっ
ている。上記回転駆動軸3には、その両端部近傍に位置
して、取付けフランジ7、7’が設けてあり、この取付
けフランジ7、7’間には、上記回転駆動軸3の長手方
向に平行で、かつ、その周囲に位置し、多数の枢支軸8
が架設されている。そして、この各枢支軸8には、例え
ば、ウレタン樹脂製などの、短冊状の耐摩耗性の軟質弾
性体9が、環状のスペーサ10と交互に配列された形
で、その一端を枢支している。
明する。図面には、本発明の陽極板付着物除去装置の具
体例が示されている。すなわち、ここでは、キャリア1
上に構成された装置枠体2に対して、多数の回転駆動軸
3が、所要の間隔(これら回転駆動軸3の間の付着物除
去領域に陽極板が導入される)で、水平に並列配置され
ている。これらの回転駆動軸3は、その装置枠体2の両
側に設けた軸受け4で軸支され、また、回転駆動軸3
は、それぞれ、例えば、チェン伝導系5を介して、各別
の電動モータ6で駆動される。この場合、上記回転駆動
軸3は、相隣るものが反対方向に回転されるようになっ
ている。上記回転駆動軸3には、その両端部近傍に位置
して、取付けフランジ7、7’が設けてあり、この取付
けフランジ7、7’間には、上記回転駆動軸3の長手方
向に平行で、かつ、その周囲に位置し、多数の枢支軸8
が架設されている。そして、この各枢支軸8には、例え
ば、ウレタン樹脂製などの、短冊状の耐摩耗性の軟質弾
性体9が、環状のスペーサ10と交互に配列された形
で、その一端を枢支している。
【0008】このような構成の陽極板付着物除去装置は
以下のようにして使用される。電解槽の陽極板11は、
定期的に、天井クレーン12に設けた吊り具13で、一
斉に吊り上げられ、上記陽極板付着物除去装置の上に搬
送され、降下される。この場合、上記吊り具13には、
電解槽内での陽極板11の配置間隔に相当する間隔でフ
ック13Aを備えており、このフック13Aを陽極板1
1の両側に突出したヘッドバー11Aに係合している。
そして、陽極板11が、既に、電動モータ6(例えば、
インバータを使って40HZ、1180r.p.m )により、
例えば、400r.p.m で、回転駆動されている回転駆動
軸3の間の付着物除去領域に入ってくると、上記回転駆
動軸3の回転により、各軟質弾性体9は、遠心力を受け
て放射方向に伸びた状態で、陽極板11の表面に衝突
し、付着物の剥離をもたらす。この場合、陽極板に与え
る上記軟質弾性体9の衝撃力は大きいが、上記軟質弾性
体9は、それ自体の性質(弾性)および枢支軸8に枢支
されているという構造によって、陽極板に対する衝突
後、その陽極板の表面に沿って滑るため、陽極板を変形
するような力が加わることがない。また、ウレタン樹脂
などの軟質材料で構成されているため、陽極板を損傷す
るおそれがない。しかも、衝突後の移動の過程で、陽極
板11の表面に対して引き摺りによる付着物の掻き取り
作用を達成する。この場合、上記陽極板11の昇降動作
も加わると、その効果が倍加される。
以下のようにして使用される。電解槽の陽極板11は、
定期的に、天井クレーン12に設けた吊り具13で、一
斉に吊り上げられ、上記陽極板付着物除去装置の上に搬
送され、降下される。この場合、上記吊り具13には、
電解槽内での陽極板11の配置間隔に相当する間隔でフ
ック13Aを備えており、このフック13Aを陽極板1
1の両側に突出したヘッドバー11Aに係合している。
そして、陽極板11が、既に、電動モータ6(例えば、
インバータを使って40HZ、1180r.p.m )により、
例えば、400r.p.m で、回転駆動されている回転駆動
軸3の間の付着物除去領域に入ってくると、上記回転駆
動軸3の回転により、各軟質弾性体9は、遠心力を受け
て放射方向に伸びた状態で、陽極板11の表面に衝突
し、付着物の剥離をもたらす。この場合、陽極板に与え
る上記軟質弾性体9の衝撃力は大きいが、上記軟質弾性
体9は、それ自体の性質(弾性)および枢支軸8に枢支
されているという構造によって、陽極板に対する衝突
後、その陽極板の表面に沿って滑るため、陽極板を変形
するような力が加わることがない。また、ウレタン樹脂
などの軟質材料で構成されているため、陽極板を損傷す
るおそれがない。しかも、衝突後の移動の過程で、陽極
板11の表面に対して引き摺りによる付着物の掻き取り
作用を達成する。この場合、上記陽極板11の昇降動作
も加わると、その効果が倍加される。
【0009】この実施例では、例えば、電動モータ6
は、インバータを使って40HZの周波数で、1180r.
p.m で回転され、上記回転駆動軸3は、400r.p.m で
回転駆動される。また、上記軟質弾性体9は、例えば、
長さ85mm、幅20mm、厚さ10mmであり、スペーサ1
0は厚さ5mmである。更に、上記軟質弾性体9にかかる
遠心力で枢支軸8が撓わまないように、回転駆動軸3の
中間に位置して、この枢支軸8を支える中間フランジ1
4が装備されているが、このフランジ取付け位置に対応
する陽極板11の表面についての打撃効果が欠けないよ
うに、上記中間フランジ14は、例えば、回転駆動軸3
の周方向に関して、一つ隔きに各枢支軸を支持するよう
に、十字形(図6および図7参照)をなし、回転駆動軸
3の長手方向に関して、その取付け位置をずらせてい
る。なお、上記実施例では、上記軟質弾性体9の材質
に、ウレタン樹脂が挙げられているが、耐摩耗性などを
考慮して、更に、コスト・パフォーマンスの良いものを
選択使用するとよい。また、図中、符号15は、付着物
除去領域に陽極板11を案内するためのガイドである。
は、インバータを使って40HZの周波数で、1180r.
p.m で回転され、上記回転駆動軸3は、400r.p.m で
回転駆動される。また、上記軟質弾性体9は、例えば、
長さ85mm、幅20mm、厚さ10mmであり、スペーサ1
0は厚さ5mmである。更に、上記軟質弾性体9にかかる
遠心力で枢支軸8が撓わまないように、回転駆動軸3の
中間に位置して、この枢支軸8を支える中間フランジ1
4が装備されているが、このフランジ取付け位置に対応
する陽極板11の表面についての打撃効果が欠けないよ
うに、上記中間フランジ14は、例えば、回転駆動軸3
の周方向に関して、一つ隔きに各枢支軸を支持するよう
に、十字形(図6および図7参照)をなし、回転駆動軸
3の長手方向に関して、その取付け位置をずらせてい
る。なお、上記実施例では、上記軟質弾性体9の材質
に、ウレタン樹脂が挙げられているが、耐摩耗性などを
考慮して、更に、コスト・パフォーマンスの良いものを
選択使用するとよい。また、図中、符号15は、付着物
除去領域に陽極板11を案内するためのガイドである。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、水
平に並列配置された複数の回転駆動軸と、上記回転駆動
軸に対してその長手方向に並列的に装着した取付けフラ
ンジと、上記回転駆動軸に平行で、その周囲に位置して
上記取付けフランジに装着された枢支軸と、上記枢支軸
に対してその長手方向に配列された状態で枢支された多
数の耐摩耗性軟質弾性体とを具備し、上記回転駆動軸
は、相隣るものが反対方向に回転され、また、それぞれ
の耐摩耗性軟質弾性体の回転領域が重なる個所に陽極板
を昇降して、上記軟質弾性体を、そこに加わる遠心力で
上記陽極板の表面に衝突させ、衝撃力で付着物を剥離
し、かつ、上記軟質弾性体の接触個所あるいは/および
陽極板の昇降動作で、掻き取り作用し、陽極板表面の付
着物を除去するようにし、また、上記軟質弾性体の自動
調芯作用により、陽極板を変形、損傷することなく、確
実に付着物の除去ができると共に、装置側においても、
その摩耗・損傷を避け、また、部品交換などで、局部的
な補修により、繰返し使用できるなどの効果が得られ
る。
平に並列配置された複数の回転駆動軸と、上記回転駆動
軸に対してその長手方向に並列的に装着した取付けフラ
ンジと、上記回転駆動軸に平行で、その周囲に位置して
上記取付けフランジに装着された枢支軸と、上記枢支軸
に対してその長手方向に配列された状態で枢支された多
数の耐摩耗性軟質弾性体とを具備し、上記回転駆動軸
は、相隣るものが反対方向に回転され、また、それぞれ
の耐摩耗性軟質弾性体の回転領域が重なる個所に陽極板
を昇降して、上記軟質弾性体を、そこに加わる遠心力で
上記陽極板の表面に衝突させ、衝撃力で付着物を剥離
し、かつ、上記軟質弾性体の接触個所あるいは/および
陽極板の昇降動作で、掻き取り作用し、陽極板表面の付
着物を除去するようにし、また、上記軟質弾性体の自動
調芯作用により、陽極板を変形、損傷することなく、確
実に付着物の除去ができると共に、装置側においても、
その摩耗・損傷を避け、また、部品交換などで、局部的
な補修により、繰返し使用できるなどの効果が得られ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】上記実施例の平面図である。
【図3】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図4】上記実施例における回転駆動軸周りの構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図4のC−C線に沿う断面図である。
1 キャリア 2 装置枠体 3 回転駆動軸 7、7’ フランジ 8 枢支軸 9 耐摩耗性軟質弾性体 11 陽極板
Claims (1)
- 【請求項1】 水平に並列配置された複数の回転駆動軸
と、上記回転駆動軸に対してその長手方向に並列的に装
着した取付けフランジと、上記回転駆動軸に平行で、そ
の周囲に位置して上記取付けフランジに装着された枢支
軸と、上記枢支軸に対してその長手方向に配列された状
態で枢支された多数の耐摩耗性軟質弾性体とを具備し、
上記回転駆動軸は、相隣るものが反対方向に回転され、
また、それぞれの耐摩耗性軟質弾性体の回転領域が重な
る個所に陽極板を昇降して、上記軟質弾性体を、そこに
加わる遠心力で上記陽極板の表面に衝突させ、衝撃力で
付着物を剥離し、かつ、上記軟質弾性体の接触個所ある
いは/および陽極板の昇降動作で、掻き取り作用し、陽
極板表面の付着物を除去するようにしたことを特徴とす
る陽極板付着物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04281121A JP3105093B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 陽極板付着物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04281121A JP3105093B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 陽極板付着物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108282A true JPH06108282A (ja) | 1994-04-19 |
JP3105093B2 JP3105093B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=17634657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04281121A Expired - Fee Related JP3105093B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 陽極板付着物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105093B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7714224B2 (en) * | 2004-09-03 | 2010-05-11 | Shin - Etsu Chemical Co., Ltd. | Photovoltaic power generation module and photovoltaic power generation system employing same |
CN113832502A (zh) * | 2021-10-29 | 2021-12-24 | 湘潭中创电气有限公司 | 一种铅阳极板残极柔性打洗机及打洗工艺 |
CN115259486A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-11-01 | 南通理工学院 | 一种电解法处理船舶污水的系统 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP04281121A patent/JP3105093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7714224B2 (en) * | 2004-09-03 | 2010-05-11 | Shin - Etsu Chemical Co., Ltd. | Photovoltaic power generation module and photovoltaic power generation system employing same |
CN113832502A (zh) * | 2021-10-29 | 2021-12-24 | 湘潭中创电气有限公司 | 一种铅阳极板残极柔性打洗机及打洗工艺 |
CN115259486A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-11-01 | 南通理工学院 | 一种电解法处理船舶污水的系统 |
CN115259486B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-05-12 | 南通理工学院 | 一种电解法处理船舶污水的系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3105093B2 (ja) | 2000-10-30 |
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