JPH06108281A - 金属鉛の製造方法 - Google Patents
金属鉛の製造方法Info
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- JPH06108281A JPH06108281A JP24311492A JP24311492A JPH06108281A JP H06108281 A JPH06108281 A JP H06108281A JP 24311492 A JP24311492 A JP 24311492A JP 24311492 A JP24311492 A JP 24311492A JP H06108281 A JPH06108281 A JP H06108281A
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- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B3/00—Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
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- C25C—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25C1/00—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions
- C25C1/18—Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions of lead
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不適当な反応による副生物の生成や反応剤の
消費を生じることなく金属鉛を製造できるようにするこ
と。 【構成】 二酸化鉛及び/又は金属鉛を含む物質に含有
される鉛を溶解する工程と、溶解した鉛をカソードに析
出させる電解工程とを含む、前記物質から金属鉛を製造
する方法において、酸化状態と還元状態との間に酸化鉛
の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせるようなポテンシ
ャルを有し、かつ、溶解した鉛の電気化学的析出工程で
再生し得る酸化還元対の存在下、酸性電解液を用いて溶
解工程を行う。特に、廃蓄電池の活性物質から鉛を製造
するのに適用される。
消費を生じることなく金属鉛を製造できるようにするこ
と。 【構成】 二酸化鉛及び/又は金属鉛を含む物質に含有
される鉛を溶解する工程と、溶解した鉛をカソードに析
出させる電解工程とを含む、前記物質から金属鉛を製造
する方法において、酸化状態と還元状態との間に酸化鉛
の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせるようなポテンシ
ャルを有し、かつ、溶解した鉛の電気化学的析出工程で
再生し得る酸化還元対の存在下、酸性電解液を用いて溶
解工程を行う。特に、廃蓄電池の活性物質から鉛を製造
するのに適用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属鉛の製造方法、具体
的には、二酸化鉛及び/又は金属鉛を含む物質、特に、
廃鉛蓄電池の活性物質から完全湿式冶金法的に金属鉛を
製造する方法に関するものである。
的には、二酸化鉛及び/又は金属鉛を含む物質、特に、
廃鉛蓄電池の活性物質から完全湿式冶金法的に金属鉛を
製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄電池の活性物質は、本質的に二酸化
鉛、鉛、硫酸鉛及び有機添加剤で構成され、通常ペース
トの形態である。
鉛、鉛、硫酸鉛及び有機添加剤で構成され、通常ペース
トの形態である。
【0003】鉛回収法においては、硫酸鉛は、通常、脱
硫として知られている工程により、次工程で溶解可能な
化合物(PbCO3、PbOなど)に変えられる。脱硫され
たペーストに酸性溶液を作用させ、全ての可溶性鉛が除
去される。
硫として知られている工程により、次工程で溶解可能な
化合物(PbCO3、PbOなど)に変えられる。脱硫され
たペーストに酸性溶液を作用させ、全ての可溶性鉛が除
去される。
【0004】一般に、全ての公知方法では、廃蓄電池の
活性物質は、それを炭酸塩或いは水酸化物と反応させて
脱硫する一方、硫酸塩は可溶性物質(Na2SO4、(N
H4)2SO4)に変えられた後、ペーストから除去され
る。
活性物質は、それを炭酸塩或いは水酸化物と反応させて
脱硫する一方、硫酸塩は可溶性物質(Na2SO4、(N
H4)2SO4)に変えられた後、ペーストから除去され
る。
【0005】炭酸塩化したペーストは800〜900℃
のかなり低い温度で熱処理しても良く、これは硫黄の酸
化物が含まれないため、非処理ペーストよりも放出物が
少ない。しかしながら、熱処理はまだ汚染性が高く、副
生物の処理が困難である。
のかなり低い温度で熱処理しても良く、これは硫黄の酸
化物が含まれないため、非処理ペーストよりも放出物が
少ない。しかしながら、熱処理はまだ汚染性が高く、副
生物の処理が困難である。
【0006】乾式冶金法に代わるものとして、鉛を抽出
する電気化学的方法がある。これらの方法は、Pb化合
物を適当な溶液に溶解し、これを電気分解した際、Pb
を純金属としてカソードに析出させるものである。この
作用は水溶液中で起こるため、煙霧やダストについては
問題が無く、従って、環境への影響は著しく少ない。
する電気化学的方法がある。これらの方法は、Pb化合
物を適当な溶液に溶解し、これを電気分解した際、Pb
を純金属としてカソードに析出させるものである。この
作用は水溶液中で起こるため、煙霧やダストについては
問題が無く、従って、環境への影響は著しく少ない。
【0007】湿式冶金法によりペーストを処理する際の
主な問題は、蓄電池の活性物質中のPbO2に起因するも
のである。実際に、PbO2は、湿式冶金法で通常用いら
れる酸の作用に対して非常に強い耐性を示す。
主な問題は、蓄電池の活性物質中のPbO2に起因するも
のである。実際に、PbO2は、湿式冶金法で通常用いら
れる酸の作用に対して非常に強い耐性を示す。
【0008】このため、PbO2を可溶にするため多くの
方法が提案されている。これらを年代順に列記すると、
米国特許第1,148,062号(C.E.Tucker)、米
国特許第1,752,356号(W.C.Smith)、米国特
許第1,911,604号(J.H.Calbeck)、米国特許
第4,107,007号(A.F.Gaumann)、米国特許第
4,118,219号(M.F.Elmore)、米国特許第4,
460,442号(U.Ducati)、欧州特許出願第313
153号(Fracchia)がある。
方法が提案されている。これらを年代順に列記すると、
米国特許第1,148,062号(C.E.Tucker)、米
国特許第1,752,356号(W.C.Smith)、米国特
許第1,911,604号(J.H.Calbeck)、米国特許
第4,107,007号(A.F.Gaumann)、米国特許第
4,118,219号(M.F.Elmore)、米国特許第4,
460,442号(U.Ducati)、欧州特許出願第313
153号(Fracchia)がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、還元性
雰囲気中高温で焙焼する方法は、前記熱処理法と同じ問
題(ダストや煙霧など)を生じる。
雰囲気中高温で焙焼する方法は、前記熱処理法と同じ問
題(ダストや煙霧など)を生じる。
【0010】他方、湿式法では、ある場合には脱硫工程
に戻さなければならないPbSO4の生成をもたらし、ま
た、他の場合には、再生不能な反応剤(H2O2,Pb、N
H4HSO3)を消耗してしまうため製造コストが増大す
るなど、不適当な反応により問題を生じる。従って、本
発明は、不適当な反応による副生物の生成や反応剤の消
費を生じることなく金属鉛を製造できるようにすること
を目的とする。
に戻さなければならないPbSO4の生成をもたらし、ま
た、他の場合には、再生不能な反応剤(H2O2,Pb、N
H4HSO3)を消耗してしまうため製造コストが増大す
るなど、不適当な反応により問題を生じる。従って、本
発明は、不適当な反応による副生物の生成や反応剤の消
費を生じることなく金属鉛を製造できるようにすること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、公知方法の問
題や欠点を避けるために、二酸化鉛及び/又は金属鉛を
含む物質に含有される鉛を溶解する工程と、溶解した鉛
をカソードに析出させる電解工程とを含む、前記物質か
ら金属鉛を製造する方法において、酸化状態と還元状態
との間に酸化鉛の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせる
ようなポテンシャルを有し、かつ、溶解した鉛の電気化
学的析出工程で再生し得る酸化還元対の存在下、酸性電
解液を用いて溶解工程を行うことを特徴とする金属鉛の
製造方法を提供するものである。
題や欠点を避けるために、二酸化鉛及び/又は金属鉛を
含む物質に含有される鉛を溶解する工程と、溶解した鉛
をカソードに析出させる電解工程とを含む、前記物質か
ら金属鉛を製造する方法において、酸化状態と還元状態
との間に酸化鉛の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせる
ようなポテンシャルを有し、かつ、溶解した鉛の電気化
学的析出工程で再生し得る酸化還元対の存在下、酸性電
解液を用いて溶解工程を行うことを特徴とする金属鉛の
製造方法を提供するものである。
【0012】本明細書において使用する用語「酸性還元
対」は、酸化状態及び還元状態で存在し、それらの二つ
の状態間に、下記反応によりPbO2の還元及び/又は鉛
の酸化を行うようなポテンシャルを有し、かつ、共析若
しくは分解させることなく、通常の電解セルの電極で再
生することもできる有機又は無機系の元素若しくは化合
物を含むものである。 Ay + Pb → Pb2+ + Ax Ax + PbO2 → Pb2+ + Ay + 2H2O
対」は、酸化状態及び還元状態で存在し、それらの二つ
の状態間に、下記反応によりPbO2の還元及び/又は鉛
の酸化を行うようなポテンシャルを有し、かつ、共析若
しくは分解させることなく、通常の電解セルの電極で再
生することもできる有機又は無機系の元素若しくは化合
物を含むものである。 Ay + Pb → Pb2+ + Ax Ax + PbO2 → Pb2+ + Ay + 2H2O
【0013】酸化還元対は、周期表の次の族に属する元
素、即ち、IVB族のTi族元素、V族のV族元素、VI
B族のCr族元素、VII族のMn族元素、VIII族のFe族
3元素及びランタン系列元素など、幾つかの原子価状態
を有する金属を含むのが好ましい。これらの元素のう
ち、Ti、V、Ce及びFeは好ましいものであることが
確認されている。
素、即ち、IVB族のTi族元素、V族のV族元素、VI
B族のCr族元素、VII族のMn族元素、VIII族のFe族
3元素及びランタン系列元素など、幾つかの原子価状態
を有する金属を含むのが好ましい。これらの元素のう
ち、Ti、V、Ce及びFeは好ましいものであることが
確認されている。
【0014】本発明方法は、特に、Pb、PbO2及びPb
SO4を主として含む、廃鉛蓄電池の活性物質からPbを
製造及び回収するのに使用される。この場合、第1実施
例に従い、本発明方法は、活性物質を炭酸塩化により脱
硫する第1工程、次いで炭酸塩化したペーストをフッ化
ホウ素酸、フッ化珪素酸、スルファミン酸若しくはC1-
C4アルカンスルホン酸の酸性溶液で処理する工程を含
む。この過程で生じる反応は、次の通りである。 PbCO3 + 2H+ → Pb++ + CO2 + H2O ・・・(1) PbO + 2H+ → Pb++ + H2O ・・・(2)
SO4を主として含む、廃鉛蓄電池の活性物質からPbを
製造及び回収するのに使用される。この場合、第1実施
例に従い、本発明方法は、活性物質を炭酸塩化により脱
硫する第1工程、次いで炭酸塩化したペーストをフッ化
ホウ素酸、フッ化珪素酸、スルファミン酸若しくはC1-
C4アルカンスルホン酸の酸性溶液で処理する工程を含
む。この過程で生じる反応は、次の通りである。 PbCO3 + 2H+ → Pb++ + CO2 + H2O ・・・(1) PbO + 2H+ → Pb++ + H2O ・・・(2)
【0015】PbO及びPbCO3は広範な操作条件下で
極めて急速に溶解する。溶解した鉛を含む酸性溶液は残
留物から分離され、鉛の電気化学的析出工程に供され
る。他方、分離された残留物は、主としてPbO2、Pb
及び有機物からなり、次の溶解工程に供給される。
極めて急速に溶解する。溶解した鉛を含む酸性溶液は残
留物から分離され、鉛の電気化学的析出工程に供され
る。他方、分離された残留物は、主としてPbO2、Pb
及び有機物からなり、次の溶解工程に供給される。
【0016】この工程では、残留物は、酸化還元対、M
ex/Mey(Mexは還元状態、Meyは酸化状態)、が添加さ
れた酸性溶液で再度処理される。この酸化還元対は前記
元素群から選ばれた金属を含むのが好ましく、PbO2を
還元し、PbをPb++に酸化し得るものである。この時の
反応は次式で表される。
ex/Mey(Mexは還元状態、Meyは酸化状態)、が添加さ
れた酸性溶液で再度処理される。この酸化還元対は前記
元素群から選ばれた金属を含むのが好ましく、PbO2を
還元し、PbをPb++に酸化し得るものである。この時の
反応は次式で表される。
【化1】
【化2】
【0017】反応は雰囲気温度で極めて急速に起こり、
添加金属はこの工程で消尽されることはない。一般的に
は、酸化還元対に含まれる金属は電解液に0.01〜1
0Mの濃度で添加される。
添加金属はこの工程で消尽されることはない。一般的に
は、酸化還元対に含まれる金属は電解液に0.01〜1
0Mの濃度で添加される。
【0018】使用する電解液は、次の性質を有する酸の
水溶液で良い。即ち、溶液中に多量のPb2+を保持でき
ること、酸化還元系と反応しないこと、電解工程で電極
との接触により分解しないこと、電解工程を好適な条件
で行えるものであることである。
水溶液で良い。即ち、溶液中に多量のPb2+を保持でき
ること、酸化還元系と反応しないこと、電解工程で電極
との接触により分解しないこと、電解工程を好適な条件
で行えるものであることである。
【0019】前記酸性電解液は、濃度が800g/リッ
トル以下のフッ化ホウ素酸、フッ化珪素酸、スルファミ
ン酸及びC1-C4メタン列スルホン酸からなる群から選
ばれた酸の含む水溶液であるのが好ましい。特に、フッ
化ホウ素酸については、好適な濃度は20〜500g/
リットルである。
トル以下のフッ化ホウ素酸、フッ化珪素酸、スルファミ
ン酸及びC1-C4メタン列スルホン酸からなる群から選
ばれた酸の含む水溶液であるのが好ましい。特に、フッ
化ホウ素酸については、好適な濃度は20〜500g/
リットルである。
【0020】次に、Pb++と酸化還元対Mex/Meyを含
む溶液は電解に送られ、鉛をカソードに析出させると共
に、下記反応により正確なMex/Mey比を回復し得る。 Mey + ne- → Mex (n=x−y) Pb++ + 2e- → Pb
む溶液は電解に送られ、鉛をカソードに析出させると共
に、下記反応により正確なMex/Mey比を回復し得る。 Mey + ne- → Mex (n=x−y) Pb++ + 2e- → Pb
【0021】なお、電解セルのアノードで再生し得る酸
化還元対を使用しても良い。また、それに代わるものと
して、電気化学的析出工程に続いて、溶解工程の電解液
を金属鉛と接触させることによって酸化還元対を少なく
とも一部再生するようにしても良い。これには商品価値
の低い鉛くずを用いることができるという利点がある。
化還元対を使用しても良い。また、それに代わるものと
して、電気化学的析出工程に続いて、溶解工程の電解液
を金属鉛と接触させることによって酸化還元対を少なく
とも一部再生するようにしても良い。これには商品価値
の低い鉛くずを用いることができるという利点がある。
【0022】さらに、二者択一的に、廃蓄電池の活性物
質、即ち、未だ脱硫されていず、PbSO4、PbO2及び
Pbを含む物質を直接処理する方法の第1工程として、
本発明を特徴づける酸化還元対の存在下で溶解工程を行
なっても良い。この場合、一旦溶解を行えば、溶解した
鉛と酸化還元対を含む酸性溶液を鉛の電気化学的析出工
程に直接供することができ、また、硫酸塩化した残留物
(PbSO4)は炭酸塩化による脱硫工程及び酸に溶解する
工程に供することができる。
質、即ち、未だ脱硫されていず、PbSO4、PbO2及び
Pbを含む物質を直接処理する方法の第1工程として、
本発明を特徴づける酸化還元対の存在下で溶解工程を行
なっても良い。この場合、一旦溶解を行えば、溶解した
鉛と酸化還元対を含む酸性溶液を鉛の電気化学的析出工
程に直接供することができ、また、硫酸塩化した残留物
(PbSO4)は炭酸塩化による脱硫工程及び酸に溶解する
工程に供することができる。
【0023】
【作用】電気化学的酸化還元対の導入による利点は次の
通りである。 (1)反応剤は全く消耗されず、対を再生するのに必要な
電気エネルギーを使用するだけで良い。 (2)好ましくない元素若しくは化合物を添加する必要が
無い。例えば、PbO2を還元するのに必要なNH4HS
O3については、アンモニウムイオンが導入される。 (3)ガスが発生せず、従って、泡や水煙が発生しない。
通りである。 (1)反応剤は全く消耗されず、対を再生するのに必要な
電気エネルギーを使用するだけで良い。 (2)好ましくない元素若しくは化合物を添加する必要が
無い。例えば、PbO2を還元するのに必要なNH4HS
O3については、アンモニウムイオンが導入される。 (3)ガスが発生せず、従って、泡や水煙が発生しない。
【0024】
【実施例】Pb含有量約70%(PbCO3として40−5
0%、PbOとして3−7%、PbO2として35−40
%、Pbとして4−7%、不活性物質4−6%)の炭酸塩
化したペースト500gを、Pb25g/リットルとフリ
ーHBF4175g/リットルを含む古電解液3リットル
に接触させた。1時間撹拌した後、濾過、洗浄し、水1
7.5%、Pb61.5%(PbO2として71%)、不活
性物質8.2%からなる残留物230gと、Pb89g/
リットル、フリーHBF4116g/リットルを含む電解
液2.91リットルを得た。この電解液から電解により
185gの金属Pbが析出し、電解液は初期状態に回復し
た。
0%、PbOとして3−7%、PbO2として35−40
%、Pbとして4−7%、不活性物質4−6%)の炭酸塩
化したペースト500gを、Pb25g/リットルとフリ
ーHBF4175g/リットルを含む古電解液3リットル
に接触させた。1時間撹拌した後、濾過、洗浄し、水1
7.5%、Pb61.5%(PbO2として71%)、不活
性物質8.2%からなる残留物230gと、Pb89g/
リットル、フリーHBF4116g/リットルを含む電解
液2.91リットルを得た。この電解液から電解により
185gの金属Pbが析出し、電解液は初期状態に回復し
た。
【0025】PbO271%を含む残留物230gに、Pb
25g/リットル、Ti3+15g/リットル、フリーHB
F430g/リットルを含む溶液2リットルを作用させ
た。15分接触させた後、混合物を濾過した。固形分は
不活性物質であった。溶液は電解に供した。析出時と再
生時との平均電流配分50%で電解したところ、Pb1
40gが生成し、Ti4+は再びTi3+に還元された。フッ
化フッ化ホウ素酸溶液は次工程に使用可能であった。な
お、Pb析出用セルは、Pb製又は他の金属製のカソード
と、不溶性アノードを有するものを用いた。
25g/リットル、Ti3+15g/リットル、フリーHB
F430g/リットルを含む溶液2リットルを作用させ
た。15分接触させた後、混合物を濾過した。固形分は
不活性物質であった。溶液は電解に供した。析出時と再
生時との平均電流配分50%で電解したところ、Pb1
40gが生成し、Ti4+は再びTi3+に還元された。フッ
化フッ化ホウ素酸溶液は次工程に使用可能であった。な
お、Pb析出用セルは、Pb製又は他の金属製のカソード
と、不溶性アノードを有するものを用いた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、酸化状
態と還元状態との間に酸化鉛の還元及び/又は鉛の酸化
を起こさせるようなポテンシャルを有し、かつ、溶解し
た鉛の電気化学的析出工程で再生し得る酸化還元対の存
在下で酸性電解液を用いて溶解を行うようにしたので、
PbO2を可溶性物質に変えるのにNH4HSO3などの好
ましくない化合物を添加する必要がなく、しかも、副生
物の生成並びに気泡や水煙の発生を生じることがなく、
また、反応剤が消費されないので、コストを低減するこ
とができるなど、優れた効果が得られる。
態と還元状態との間に酸化鉛の還元及び/又は鉛の酸化
を起こさせるようなポテンシャルを有し、かつ、溶解し
た鉛の電気化学的析出工程で再生し得る酸化還元対の存
在下で酸性電解液を用いて溶解を行うようにしたので、
PbO2を可溶性物質に変えるのにNH4HSO3などの好
ましくない化合物を添加する必要がなく、しかも、副生
物の生成並びに気泡や水煙の発生を生じることがなく、
また、反応剤が消費されないので、コストを低減するこ
とができるなど、優れた効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウディオ・セラカーネ イタリア10029ビラステローネ(トリノ)、 ビア・カリニャーノ20番
Claims (13)
- 【請求項1】 二酸化鉛及び/又は金属鉛を含む物質に
含有される鉛を溶解する工程と、溶解した鉛をカソード
に析出させる電解工程とを含む、前記物質から金属鉛を
製造する方法において、酸化状態と還元状態との間に酸
化鉛の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせるようなポテ
ンシャルを有し、かつ、溶解した鉛の電気化学的析出工
程で再生し得る酸化還元対の存在下、酸性電解液を用い
て溶解工程を行うことを特徴とする金属鉛の製造方法。 - 【請求項2】 酸化還元対が、適当な方法により電解液
に添加され、かつ、周期率表のIVB族のTi族元素、V
族のV族元素、VIB族のCr族元素、VII族のMn族元
素、VIII族のFe族3元素及びランタン系列元素に属す
る金属から選ばれた金属を含むことを特徴とする請求項
1に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項3】 酸化還元対がチタン、バナジウム、セリ
ウム及び鉄からなる群から選ばれた金属を含む請求項2
に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項4】 酸化還元対が、鉛の電気化学的析出工程
中にカソードで再生される請求項2に記載の金属鉛の製
造方法。 - 【請求項5】 酸化還元対が鉛の電気化学的析出工程中
にアノードで再生される請求項2に記載の金属鉛の製造
方法。 - 【請求項6】 電気化学的析出工程に続いて酸化還元対
を含む溶解工程の電解液を金属鉛と接触させることによ
り酸化還元対を少なくとも一部再生することを特徴とす
る請求項1〜3のいづれか一に記載の金属鉛の製造方
法。 - 【請求項7】 酸化還元対に含まれる金属を0.01〜
10%Mのモル濃度で電解液に添加することを特徴とす
る請求項2〜6のいづれか一に記載の金属鉛の製造方
法。 - 【請求項8】 電解液がフッ化ホウ素酸、フッ化珪素
酸、スルファミン酸及びC1-C4アルカンスルホン酸か
らなる群から選ばれた酸を800g/リットル以下の濃
度で含む酸性水溶液であることを特徴とする請求項1〜
7のいづれか一に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項9】 溶解工程に供される物質が廃蓄電池の活
性物質から誘導される、ことを特徴とする請求項1〜8
のいづれか一に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項10】 廃蓄電池の活性物質を炭酸塩化によっ
て脱硫する工程、炭酸塩化した活性物質を酸性溶液で処
理して炭酸塩を溶解する工程、及び未溶解分を溶解工程
に供する工程を含む請求項9に記載の金属鉛の製造方
法。 - 【請求項11】 フッ化ホウ素酸、フッ化珪素酸、スル
ファミン酸及びC1-C4メタン列スルホン酸からなる群
から選ばれた酸の溶液を用いて処理することを特徴とす
る請求項10に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項12】 溶解工程に供される物質が廃鉛蓄電池
の活性物質で構成され、溶解工程の残留物が炭酸塩化に
よる脱硫に供された後、酸処理に供されることを特徴と
する請求項10に記載の金属鉛の製造方法。 - 【請求項13】 二酸化鉛及び/又は鉛を含む物質を溶
解する工程において、酸化状態と還元状態との間に酸化
鉛の還元及び/又は鉛の酸化を起こさせるようなポテン
シャルを有する酸化還元対の形態で金属が添加された酸
性溶液を用いることを特徴とする金属鉛の製造方法。
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