JPH0610800A - 燃料霧化促進装置 - Google Patents
燃料霧化促進装置Info
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- JPH0610800A JPH0610800A JP4196198A JP19619892A JPH0610800A JP H0610800 A JPH0610800 A JP H0610800A JP 4196198 A JP4196198 A JP 4196198A JP 19619892 A JP19619892 A JP 19619892A JP H0610800 A JPH0610800 A JP H0610800A
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- F02M31/02—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 内燃機関の燃料霧化装置に関し、非発熱状態
のヒータによる燃料の霧化の妨げを防止し、発熱状態の
ヒータにより燃料の霧化を促進し、又、ヒータを常時発
熱状態とすることなく、電気負荷を軽減して、燃料消費
率を向上する燃料霧化促進装置を提供する。 【構成】 内燃機関2の吸気通路12に吸気ポート8に
指向させて燃料噴射弁14を設け、この燃料噴射弁の噴
口部16から噴射される燃料の噴射域から離間してヒー
タ24を設け、吸気通路と並行な副吸気通路26及びそ
の途中に制御弁30を設けると共に副吸気出口32をヒ
ータに指向させて開口して設ける。ヒータの発熱状態で
副吸気出口から副吸気を供給し燃料の噴射域を偏向させ
てヒータに燃料を接触させるべく制御弁を開放制御す
る。ヒータの非発熱状態で副吸気出口からの副吸気を遮
断し燃料の噴射域を偏向させずにヒータから燃料を離間
させるべく制御弁を閉鎖制御する。
のヒータによる燃料の霧化の妨げを防止し、発熱状態の
ヒータにより燃料の霧化を促進し、又、ヒータを常時発
熱状態とすることなく、電気負荷を軽減して、燃料消費
率を向上する燃料霧化促進装置を提供する。 【構成】 内燃機関2の吸気通路12に吸気ポート8に
指向させて燃料噴射弁14を設け、この燃料噴射弁の噴
口部16から噴射される燃料の噴射域から離間してヒー
タ24を設け、吸気通路と並行な副吸気通路26及びそ
の途中に制御弁30を設けると共に副吸気出口32をヒ
ータに指向させて開口して設ける。ヒータの発熱状態で
副吸気出口から副吸気を供給し燃料の噴射域を偏向させ
てヒータに燃料を接触させるべく制御弁を開放制御す
る。ヒータの非発熱状態で副吸気出口からの副吸気を遮
断し燃料の噴射域を偏向させずにヒータから燃料を離間
させるべく制御弁を閉鎖制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃料霧化促進装置に係
り、特に非発熱状態のヒータによる燃料の霧化の妨げを
防止し得て、発熱状態のヒータにより燃料の霧化の促進
を向上し得て、また、ヒータを常時発熱状態とすること
がなく、電気負荷を軽減し得て、燃料消費率を向上し得
る燃料霧化促進装置に関する。
り、特に非発熱状態のヒータによる燃料の霧化の妨げを
防止し得て、発熱状態のヒータにより燃料の霧化の促進
を向上し得て、また、ヒータを常時発熱状態とすること
がなく、電気負荷を軽減し得て、燃料消費率を向上し得
る燃料霧化促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される内燃機関には、燃料系
として、燃料噴射装置を備えたものがある。この燃料噴
射装置は、吸気通路に燃料噴射弁を設け、機関負荷、機
関回転数、冷却水温度、吸入空気量等の内燃機関の運転
状態の変化を検出し、この検出値に応じて燃料噴射弁に
より燃料を噴射して供給するものである。
として、燃料噴射装置を備えたものがある。この燃料噴
射装置は、吸気通路に燃料噴射弁を設け、機関負荷、機
関回転数、冷却水温度、吸入空気量等の内燃機関の運転
状態の変化を検出し、この検出値に応じて燃料噴射弁に
より燃料を噴射して供給するものである。
【0003】また、内燃機関には、燃料噴射装置の燃料
噴射弁により噴射される燃料の霧化を促進するために、
燃料霧化促進装置を備えたものがある。この燃料霧化促
進装置は、吸気通路にヒータを備えている。
噴射弁により噴射される燃料の霧化を促進するために、
燃料霧化促進装置を備えたものがある。この燃料霧化促
進装置は、吸気通路にヒータを備えている。
【0004】このような装置としては、例えば、特開平
1−232157号公報に開示されるものがある。この
公報に開示されるものは、運転状態検出手段とフューエ
ルカット検出手段と低温運転状態でないフューエルカッ
ト期間中に加熱信号を出力する制御手段と加熱する加熱
手段とを設け、低温運転状態でないフューエルカット期
間中に加熱手段によって吸気を加熱することにより、フ
ューエルカット後の再噴射時における燃料の霧化を促進
して、運転性能の向上を図ったものである。
1−232157号公報に開示されるものがある。この
公報に開示されるものは、運転状態検出手段とフューエ
ルカット検出手段と低温運転状態でないフューエルカッ
ト期間中に加熱信号を出力する制御手段と加熱する加熱
手段とを設け、低温運転状態でないフューエルカット期
間中に加熱手段によって吸気を加熱することにより、フ
ューエルカット後の再噴射時における燃料の霧化を促進
して、運転性能の向上を図ったものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の燃料
霧化促進装置としては、図5に示すものがある。図5に
おいて、102は内燃機関、104はシリンダヘッド、
106は燃焼室、108は吸気ポート、110は吸気
弁、112は吸気通路、114は燃料噴射弁、116は
噴口部である。内燃機関102には、吸気通路112に
吸気ポート108に指向させて燃料噴射弁114を設け
ている。燃料霧化促進装置118は、燃料噴射弁114
の噴口部116から噴射される燃料の噴射域Sの一部、
あるいは全部に入るように位置させて、ヒータたるPT
C(Positive Temperature Co
efficient)ヒータ120を吸気通路112に
設けている。
霧化促進装置としては、図5に示すものがある。図5に
おいて、102は内燃機関、104はシリンダヘッド、
106は燃焼室、108は吸気ポート、110は吸気
弁、112は吸気通路、114は燃料噴射弁、116は
噴口部である。内燃機関102には、吸気通路112に
吸気ポート108に指向させて燃料噴射弁114を設け
ている。燃料霧化促進装置118は、燃料噴射弁114
の噴口部116から噴射される燃料の噴射域Sの一部、
あるいは全部に入るように位置させて、ヒータたるPT
C(Positive Temperature Co
efficient)ヒータ120を吸気通路112に
設けている。
【0006】燃料霧化促進装置118は、霧化の促進を
要する内燃機関102の運転領域においてPTCヒータ
120に通電し、発熱状態とする。燃料噴射弁114の
噴口部116から噴射される燃料は、一部、あるいは全
部を発熱状態のPTCヒータ120に接触され、燃料の
霧化が促進される。また、燃料霧化促進装置118は、
霧化の促進の不要な運転領域においてPTCヒータ12
0への通電を遮断し、非発熱状態とする。
要する内燃機関102の運転領域においてPTCヒータ
120に通電し、発熱状態とする。燃料噴射弁114の
噴口部116から噴射される燃料は、一部、あるいは全
部を発熱状態のPTCヒータ120に接触され、燃料の
霧化が促進される。また、燃料霧化促進装置118は、
霧化の促進の不要な運転領域においてPTCヒータ12
0への通電を遮断し、非発熱状態とする。
【0007】ところが、燃料の一部をPTCヒータ12
0に接触させて霧化を促進させる燃料霧化促進装置11
8の場合は、燃料の残部がPTCヒータ120に接触さ
れないことにより、霧化の促進を十分に果たし得ない不
都合がある。
0に接触させて霧化を促進させる燃料霧化促進装置11
8の場合は、燃料の残部がPTCヒータ120に接触さ
れないことにより、霧化の促進を十分に果たし得ない不
都合がある。
【0008】また、燃料の全部をPTCヒータ120に
接触させて霧化を促進させる燃料霧化促進装置118の
場合は、燃料の霧化を果たし得る一方で、霧化の促進の
不要な運転領域においても燃料が非発熱状態のPTCヒ
ータ120に接触されることにより、霧化の妨げとなる
不都合がある。このような不都合は、前記燃料の一部を
PTCヒータ120に接触させて霧化を促進させる燃料
霧化促進装置118の場合にも、霧化の促進の不要な運
転領域において燃料が非発熱状態のPTCヒータ120
に接触されることにより、同様に惹起される問題があ
る。
接触させて霧化を促進させる燃料霧化促進装置118の
場合は、燃料の霧化を果たし得る一方で、霧化の促進の
不要な運転領域においても燃料が非発熱状態のPTCヒ
ータ120に接触されることにより、霧化の妨げとなる
不都合がある。このような不都合は、前記燃料の一部を
PTCヒータ120に接触させて霧化を促進させる燃料
霧化促進装置118の場合にも、霧化の促進の不要な運
転領域において燃料が非発熱状態のPTCヒータ120
に接触されることにより、同様に惹起される問題があ
る。
【0009】さらに、前記の非発熱状態のPTCヒータ
120が燃料の霧化の妨げとなる不都合を解消すべく、
PTCヒータ120を常時発熱状態とすると、電気負荷
の増大により燃料消費率の悪化を招く不都合がある。
120が燃料の霧化の妨げとなる不都合を解消すべく、
PTCヒータ120を常時発熱状態とすると、電気負荷
の増大により燃料消費率の悪化を招く不都合がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路に吸
気ポートに指向させて燃料噴射弁を設け、この燃料噴射
弁の噴口部から噴射される燃料の噴射域の下流側の吸気
通路にこの噴射域の燃料から離間させてヒータを設け、
前記吸気通路と並行な副吸気通路を設け、この副吸気通
路の途中に制御弁を設けるとともにこの副吸気通路の副
吸気出口を前記噴口部の上流側の吸気通路に前記ヒータ
に指向させて開口して設け、前記ヒータの発熱状態にお
いて前記副吸気出口から副吸気を供給することにより前
記燃料の噴射域を偏向させて前記ヒータに燃料を接触さ
せるべく前記制御弁を開放制御するとともに前記ヒータ
の非発熱状態において前記副吸気出口からの副吸気を遮
断することにより前記燃料の噴射域を偏向させずに前記
ヒータから燃料を離間させるべく前記制御弁を閉鎖制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路に吸
気ポートに指向させて燃料噴射弁を設け、この燃料噴射
弁の噴口部から噴射される燃料の噴射域の下流側の吸気
通路にこの噴射域の燃料から離間させてヒータを設け、
前記吸気通路と並行な副吸気通路を設け、この副吸気通
路の途中に制御弁を設けるとともにこの副吸気通路の副
吸気出口を前記噴口部の上流側の吸気通路に前記ヒータ
に指向させて開口して設け、前記ヒータの発熱状態にお
いて前記副吸気出口から副吸気を供給することにより前
記燃料の噴射域を偏向させて前記ヒータに燃料を接触さ
せるべく前記制御弁を開放制御するとともに前記ヒータ
の非発熱状態において前記副吸気出口からの副吸気を遮
断することにより前記燃料の噴射域を偏向させずに前記
ヒータから燃料を離間させるべく前記制御弁を閉鎖制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段によって、
ヒータの発熱状態においては、副吸気出口から副吸気を
供給することにより、燃料の噴射域を偏向させてヒータ
に燃料を接触させるべく制御弁を開放制御する。これに
より、燃料を発熱状態のヒータに接触させることができ
る。また、制御手段によって、ヒータの非発熱状態にお
いては、副吸気出口からの副吸気を遮断することによ
り、燃料の噴射域を偏向させずにヒータから燃料を離間
させるべく制御弁を閉鎖制御する。これにより、ヒータ
を常時発熱状態にする必要がない。さらに、ヒータは、
燃料噴射弁の噴口部から噴射される燃料の噴射域の下流
側の吸気通路にこの噴射域の燃料から離間させて設けて
いることにより、霧化の促進の不要な運転領域において
燃料が非発熱状態のヒータに接触されることがない。
ヒータの発熱状態においては、副吸気出口から副吸気を
供給することにより、燃料の噴射域を偏向させてヒータ
に燃料を接触させるべく制御弁を開放制御する。これに
より、燃料を発熱状態のヒータに接触させることができ
る。また、制御手段によって、ヒータの非発熱状態にお
いては、副吸気出口からの副吸気を遮断することによ
り、燃料の噴射域を偏向させずにヒータから燃料を離間
させるべく制御弁を閉鎖制御する。これにより、ヒータ
を常時発熱状態にする必要がない。さらに、ヒータは、
燃料噴射弁の噴口部から噴射される燃料の噴射域の下流
側の吸気通路にこの噴射域の燃料から離間させて設けて
いることにより、霧化の促進の不要な運転領域において
燃料が非発熱状態のヒータに接触されることがない。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて、この発明の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0013】図1〜図4は、この発明の実施例を示すも
のである。図1・図2において、2は内燃機関、4はシ
リンダヘッド、6は燃焼室、8は吸気ポート、10は吸
気弁、12は吸気通路、14は燃料噴射弁、16は噴口
部、18はスロットルバルブ、20はエアクリーナであ
る。この内燃機関2には、吸気通路12に吸気ポート8
に指向させて燃料噴射弁14を設けている。燃料噴射弁
14は、図示しない燃料タンクから燃料を供給される。
のである。図1・図2において、2は内燃機関、4はシ
リンダヘッド、6は燃焼室、8は吸気ポート、10は吸
気弁、12は吸気通路、14は燃料噴射弁、16は噴口
部、18はスロットルバルブ、20はエアクリーナであ
る。この内燃機関2には、吸気通路12に吸気ポート8
に指向させて燃料噴射弁14を設けている。燃料噴射弁
14は、図示しない燃料タンクから燃料を供給される。
【0014】燃料霧化促進装置22は、前記燃料噴射弁
14の噴口部16から噴射される燃料の噴射域Sの下流
側の吸気通路12に、この噴射域Sの燃料から離間させ
てヒータたるPTCヒータ24を設けている。
14の噴口部16から噴射される燃料の噴射域Sの下流
側の吸気通路12に、この噴射域Sの燃料から離間させ
てヒータたるPTCヒータ24を設けている。
【0015】前記燃料霧化促進装置22は、内燃機関2
の吸気通路12と並行な副吸気通路26を設けている。
副吸気通路26は、スロットルバルブ18上流側の吸気
通路12に副吸気入口28を開口して設けている。この
副吸気通路26の途中には、制御弁30を設けるととも
に、副吸気出口32を前記噴口部16の上流側の吸気通
路12に前記PTCヒータ24に指向させて開口して設
けている。
の吸気通路12と並行な副吸気通路26を設けている。
副吸気通路26は、スロットルバルブ18上流側の吸気
通路12に副吸気入口28を開口して設けている。この
副吸気通路26の途中には、制御弁30を設けるととも
に、副吸気出口32を前記噴口部16の上流側の吸気通
路12に前記PTCヒータ24に指向させて開口して設
けている。
【0016】前記PTCヒータ24は、電源部34に接
続されている。前記制御弁30は、アクチュエータ36
に連絡されている。電源部34及びアクチュエータ36
は、制御手段たる制御部38に接続されている。この制
御部38には、機関温度を検出する温度センサ40が接
続されている。
続されている。前記制御弁30は、アクチュエータ36
に連絡されている。電源部34及びアクチュエータ36
は、制御手段たる制御部38に接続されている。この制
御部38には、機関温度を検出する温度センサ40が接
続されている。
【0017】制御部38は、温度センサ40の検出する
内燃機関2の温度状態により、PTCヒータ24及び制
御弁30を制御する。例えば、機関温度が所定温度未満
の冷機時には、電源部34からPTCヒータ24に通電
させて発熱状態にするとともに、アクチュエータ36に
より制御弁30を開放動作させる。また、例えば、機関
温度が所定温度以上の暖機時には、電源部34からPT
Cヒータ24への通電を遮断させて非発熱状態にすると
ともに、アクチュエータ36により制御弁30を閉鎖動
作させる。
内燃機関2の温度状態により、PTCヒータ24及び制
御弁30を制御する。例えば、機関温度が所定温度未満
の冷機時には、電源部34からPTCヒータ24に通電
させて発熱状態にするとともに、アクチュエータ36に
より制御弁30を開放動作させる。また、例えば、機関
温度が所定温度以上の暖機時には、電源部34からPT
Cヒータ24への通電を遮断させて非発熱状態にすると
ともに、アクチュエータ36により制御弁30を閉鎖動
作させる。
【0018】これにより、燃料霧化促進装置22は、制
御部38によって、PTCヒータ24の発熱状態におい
て、副吸気出口32から副吸気を供給することにより、
燃料の噴射域Sを偏向させてPTCヒータ24に燃料を
接触させるべく、制御弁30を開放制御する。また、燃
料霧化促進装置22は、制御部38によって、PTCヒ
ータ24の非発熱状態において、副吸気出口32からの
副吸気を遮断することにより、燃料の噴射域Sを偏向さ
せずにPTCヒータ24から燃料を離間させるべく、制
御弁30を閉鎖制御する。
御部38によって、PTCヒータ24の発熱状態におい
て、副吸気出口32から副吸気を供給することにより、
燃料の噴射域Sを偏向させてPTCヒータ24に燃料を
接触させるべく、制御弁30を開放制御する。また、燃
料霧化促進装置22は、制御部38によって、PTCヒ
ータ24の非発熱状態において、副吸気出口32からの
副吸気を遮断することにより、燃料の噴射域Sを偏向さ
せずにPTCヒータ24から燃料を離間させるべく、制
御弁30を閉鎖制御する。
【0019】次に、この実施例の作用を説明する。
【0020】内燃機関2の駆動時には、エアクリーナ2
0を介して吸気通路12に取入れられた空気とともに燃
料噴射弁14により噴射される燃料が燃焼室6に吸入さ
れ、燃焼される。燃焼室6の排気は、図示しない排気通
路により外部に排出される。
0を介して吸気通路12に取入れられた空気とともに燃
料噴射弁14により噴射される燃料が燃焼室6に吸入さ
れ、燃焼される。燃焼室6の排気は、図示しない排気通
路により外部に排出される。
【0021】燃料霧化促進装置22の制御部38は、機
関温度が所定温度未満の冷機時に、PTCヒータ24を
発熱状態にするとともに、制御弁30を開放動作させ
る。また、制御部38は、機関温度が所定温度以上の暖
機時に、PTCヒータ24を非発熱状態にするととも
に、制御弁30を閉鎖動作させる。
関温度が所定温度未満の冷機時に、PTCヒータ24を
発熱状態にするとともに、制御弁30を開放動作させ
る。また、制御部38は、機関温度が所定温度以上の暖
機時に、PTCヒータ24を非発熱状態にするととも
に、制御弁30を閉鎖動作させる。
【0022】即ち、燃料霧化促進装置22は、制御部3
8によって、PTCヒータ24の発熱状態においては、
図3に示す如く、副吸気出口32から副吸気を供給する
ことにより、燃料の噴射域Sを偏向させてPTCヒータ
24に燃料を接触させるべく制御弁30を開放制御す
る。これにより、燃料を発熱状態のPTCヒータ24に
接触させることができるため、発熱状態のPTCヒータ
24により燃料の霧化の促進を向上することができる。
8によって、PTCヒータ24の発熱状態においては、
図3に示す如く、副吸気出口32から副吸気を供給する
ことにより、燃料の噴射域Sを偏向させてPTCヒータ
24に燃料を接触させるべく制御弁30を開放制御す
る。これにより、燃料を発熱状態のPTCヒータ24に
接触させることができるため、発熱状態のPTCヒータ
24により燃料の霧化の促進を向上することができる。
【0023】また、燃料霧化促進装置22は、制御部3
8によって、PTCヒータ24の非発熱状態において
は、図4に示す如く、副吸気出口32からの副吸気を遮
断することにより、燃料の噴射域Sを偏向させずにPT
Cヒータ24から燃料を離間させるべく制御弁30を閉
鎖制御する。これにより、PTCヒータ24を常時発熱
状態にする必要がない。このため、電気負荷を軽減する
ことができ、燃料消費率を向上することができる。
8によって、PTCヒータ24の非発熱状態において
は、図4に示す如く、副吸気出口32からの副吸気を遮
断することにより、燃料の噴射域Sを偏向させずにPT
Cヒータ24から燃料を離間させるべく制御弁30を閉
鎖制御する。これにより、PTCヒータ24を常時発熱
状態にする必要がない。このため、電気負荷を軽減する
ことができ、燃料消費率を向上することができる。
【0024】さらに、燃料霧化促進装置22のPTCヒ
ータ24は、燃料噴射弁14の噴口部16から噴射され
る燃料の噴射域Sの下流側の吸気通路12に、この噴射
域Sの燃料から離間させて設けていることにより、霧化
の促進の不要な暖機状態の運転領域において燃料が非発
熱状態のPTCヒータ24に接触されることがない。こ
のため、非発熱状態のPTCヒータ24による燃料の霧
化の妨げを防止することができる。
ータ24は、燃料噴射弁14の噴口部16から噴射され
る燃料の噴射域Sの下流側の吸気通路12に、この噴射
域Sの燃料から離間させて設けていることにより、霧化
の促進の不要な暖機状態の運転領域において燃料が非発
熱状態のPTCヒータ24に接触されることがない。こ
のため、非発熱状態のPTCヒータ24による燃料の霧
化の妨げを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなように、こ
の発明によれば、制御手段によって、ヒータの発熱状態
においては燃料の噴射域を偏向させてヒータに燃料を接
触させるべく制御弁を開放制御することにより、燃料を
発熱状態のヒータに接触させることができる。このた
め、発熱状態のヒータにより燃料の霧化の促進を向上す
ることができる。また、制御手段によって、ヒータの非
発熱状態においては燃料の噴射域を偏向させずにヒータ
から燃料を離間させるべく制御弁を閉鎖制御することに
より、ヒータを常時発熱状態にする必要がない。このた
め、電気負荷を軽減することができ、燃料消費率を向上
することができる。さらに、ヒータは、燃料の噴射域の
下流側の吸気通路にこの噴射域の燃料から離間させて設
けていることにより、霧化の促進の不要な運転領域にお
いて燃料が非発熱状態のヒータに接触されることがな
い。このため、非発熱状態のヒータによる燃料の霧化の
妨げを防止することができる。
の発明によれば、制御手段によって、ヒータの発熱状態
においては燃料の噴射域を偏向させてヒータに燃料を接
触させるべく制御弁を開放制御することにより、燃料を
発熱状態のヒータに接触させることができる。このた
め、発熱状態のヒータにより燃料の霧化の促進を向上す
ることができる。また、制御手段によって、ヒータの非
発熱状態においては燃料の噴射域を偏向させずにヒータ
から燃料を離間させるべく制御弁を閉鎖制御することに
より、ヒータを常時発熱状態にする必要がない。このた
め、電気負荷を軽減することができ、燃料消費率を向上
することができる。さらに、ヒータは、燃料の噴射域の
下流側の吸気通路にこの噴射域の燃料から離間させて設
けていることにより、霧化の促進の不要な運転領域にお
いて燃料が非発熱状態のヒータに接触されることがな
い。このため、非発熱状態のヒータによる燃料の霧化の
妨げを防止することができる。
【図1】燃料霧化促進装置のシステム構成図である。
【図2】燃料霧化促進装置の要部説明図である。
【図3】ヒータの発熱状態における燃料霧化促進装置の
要部説明図である。
要部説明図である。
【図4】ヒータの非発熱状態における燃料霧化促進装置
の要部説明図である。
の要部説明図である。
【図5】従来例を示す燃料霧化促進装置の要部説明図で
ある。
ある。
2 内燃機関 4 シリンダヘッド 6 燃焼室 8 吸気ポート 10 吸気弁 12 吸気通路 14 燃料噴射弁 16 噴口部 18 スロットルバルブ 20 エアクリーナ 22 燃料霧化促進装置 24 PTCヒータ 26 副吸気通路 28 副吸気入口 30 制御弁 32 副吸気出口 34 電源部 36 アクチュエータ 38 制御部 40 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 31/12 301 S
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に吸気ポートに指向
させて燃料噴射弁を設け、この燃料噴射弁の噴口部から
噴射される燃料の噴射域の下流側の吸気通路にこの噴射
域の燃料から離間させてヒータを設け、前記吸気通路と
並行な副吸気通路を設け、この副吸気通路の途中に制御
弁を設けるとともにこの副吸気通路の副吸気出口を前記
噴口部の上流側の吸気通路に前記ヒータに指向させて開
口して設け、前記ヒータの発熱状態において前記副吸気
出口から副吸気を供給することにより前記燃料の噴射域
を偏向させて前記ヒータに燃料を接触させるべく前記制
御弁を開放制御するとともに前記ヒータの非発熱状態に
おいて前記副吸気出口からの副吸気を遮断することによ
り前記燃料の噴射域を偏向させずに前記ヒータから燃料
を離間させるべく前記制御弁を閉鎖制御する制御手段を
設けたことを特徴とする燃料霧化促進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4196198A JPH0610800A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃料霧化促進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4196198A JPH0610800A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃料霧化促進装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610800A true JPH0610800A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16353828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4196198A Pending JPH0610800A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃料霧化促進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610800A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012112337A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給装置 |
US11278190B2 (en) | 2009-06-18 | 2022-03-22 | Endochoice, Inc. | Multi-viewing element endoscope |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4196198A patent/JPH0610800A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11278190B2 (en) | 2009-06-18 | 2022-03-22 | Endochoice, Inc. | Multi-viewing element endoscope |
JP2012112337A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050218 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |