JPH0610763A - 外燃機関の熱交換装置 - Google Patents
外燃機関の熱交換装置Info
- Publication number
- JPH0610763A JPH0610763A JP4165899A JP16589992A JPH0610763A JP H0610763 A JPH0610763 A JP H0610763A JP 4165899 A JP4165899 A JP 4165899A JP 16589992 A JP16589992 A JP 16589992A JP H0610763 A JPH0610763 A JP H0610763A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater tube
- combustion engine
- heat
- combustion chamber
- external combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 外熱機関の熱交換装置において、ヒータ管の
局所過熱を防止するとともに、ヒータ管をほぼ均一に暖
める。 【構成】 燃焼室9内に配設された断面細長形状で内部
に細長状に沿って、複数個の作動ガス通路が設けられた
ヒータ管6と熱源との間を輻射壁14で仕切って、ヒー
タ管6が位置する空間部15内に不活性ガスを充満し
た。
局所過熱を防止するとともに、ヒータ管をほぼ均一に暖
める。 【構成】 燃焼室9内に配設された断面細長形状で内部
に細長状に沿って、複数個の作動ガス通路が設けられた
ヒータ管6と熱源との間を輻射壁14で仕切って、ヒー
タ管6が位置する空間部15内に不活性ガスを充満し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスターリング
エンジン等のような外燃機関の熱交換装置に関するもの
である。
エンジン等のような外燃機関の熱交換装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3、図4は例えば特開昭58−117336号
公報に示された従来の外燃機関の熱交換装置を示す断面
図であり、図において、1はスターリング機関の上部、
2はシリンダ、3は膨張室、4は圧縮室、5は作動ピス
トン、6はヒータ管、であって、断面部は細長状をして
複数個の作動ガス通路を有している。7は蓄熱器、8は
クーラ、9は燃焼室、10はヒータ管6の本体であって平
べったい楕円形状をしている、11はヒータ管6の作動ガ
ス通路であって、複数の楕円形状をした通路が平べった
い方向に複数本設けられている。12はシリンダ2のヘッ
ド側のマニホールド、13は蓄熱器7側のマニホールドで
ある。
公報に示された従来の外燃機関の熱交換装置を示す断面
図であり、図において、1はスターリング機関の上部、
2はシリンダ、3は膨張室、4は圧縮室、5は作動ピス
トン、6はヒータ管、であって、断面部は細長状をして
複数個の作動ガス通路を有している。7は蓄熱器、8は
クーラ、9は燃焼室、10はヒータ管6の本体であって平
べったい楕円形状をしている、11はヒータ管6の作動ガ
ス通路であって、複数の楕円形状をした通路が平べった
い方向に複数本設けられている。12はシリンダ2のヘッ
ド側のマニホールド、13は蓄熱器7側のマニホールドで
ある。
【0003】従来の外燃機関の熱交換装置は上記のよう
に構成され、例えばヒータ管6は直接燃焼室9の炎にさ
らされて熱交換を行なっていた。
に構成され、例えばヒータ管6は直接燃焼室9の炎にさ
らされて熱交換を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の外燃機関の熱交
換装置は以上のように構成され、局所過熱されるヒータ
管を保護せねばならず、熱応力等により損傷するヒータ
管を頻繁に取替えることが必要で、また作動媒体ガスが
漏洩して爆発等の危険性があるなどの問題点があった。
換装置は以上のように構成され、局所過熱されるヒータ
管を保護せねばならず、熱応力等により損傷するヒータ
管を頻繁に取替えることが必要で、また作動媒体ガスが
漏洩して爆発等の危険性があるなどの問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、ヒータ管の局所過熱が防止でき
るとともに、たとえ局所過熱しても損傷が軽減できる外
燃機関の熱交換装置を得ることを目的としている。
になされたものであり、ヒータ管の局所過熱が防止でき
るとともに、たとえ局所過熱しても損傷が軽減できる外
燃機関の熱交換装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る外燃機関
の熱交換装置は、複数個の作動ガス通路が設けられたヒ
ータ管を熱源との間に輻射壁にて仕切るとともに、輻射
壁とヒータ管とが位置する空間部内に不活性ガスを充満
したものである。
の熱交換装置は、複数個の作動ガス通路が設けられたヒ
ータ管を熱源との間に輻射壁にて仕切るとともに、輻射
壁とヒータ管とが位置する空間部内に不活性ガスを充満
したものである。
【0007】また、ヒータ管が燃焼室に面する部分の肉
厚を反燃焼室側より厚くしたものである。
厚を反燃焼室側より厚くしたものである。
【0008】
【作用】この発明における外燃機関の熱交換装置は、輻
射壁によってヒータ管に直接バーナの炎が当らないよう
になった。
射壁によってヒータ管に直接バーナの炎が当らないよう
になった。
【0009】また、ヒータ管の燃焼室に面する部分の肉
厚を厚くして、炎での損傷を軽減する。
厚を厚くして、炎での損傷を軽減する。
【0010】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
り、1〜13は上記従来装置と全く同一のものである。14
はヒータ管6と燃焼室9間を仕切り、燃焼室9の火炎が
直接ヒータ管6側へ至らないように、また燃焼室9の火
炎の熱が輻射壁となってヒータ管6に伝達されるよう
に、燃焼室9側をM字状に形成した輻射壁である。15は
上記輻射壁14により形成されたヒータ管6が位置する側
の空間部で、この空間部15内にはヒータ管6内の作動媒
体ガスよりも低い圧力で熱伝導率の高い不活性ガス、例
えばHeガスあるいはH2 ガス等を充墳している。
り、1〜13は上記従来装置と全く同一のものである。14
はヒータ管6と燃焼室9間を仕切り、燃焼室9の火炎が
直接ヒータ管6側へ至らないように、また燃焼室9の火
炎の熱が輻射壁となってヒータ管6に伝達されるよう
に、燃焼室9側をM字状に形成した輻射壁である。15は
上記輻射壁14により形成されたヒータ管6が位置する側
の空間部で、この空間部15内にはヒータ管6内の作動媒
体ガスよりも低い圧力で熱伝導率の高い不活性ガス、例
えばHeガスあるいはH2 ガス等を充墳している。
【0011】前記のように構成された外燃機関の熱交換
装置においては、燃焼室9のバーナ(図示せず)に点火
されると、輻射壁14の輻射面から、空間部15内の不活性
ガスを介して、輻射によってヒータ管6を加熱する。こ
れにより、ヒータ管6内の作動媒体ガスが膨張仕事をな
し、、エンジンを駆動する。
装置においては、燃焼室9のバーナ(図示せず)に点火
されると、輻射壁14の輻射面から、空間部15内の不活性
ガスを介して、輻射によってヒータ管6を加熱する。こ
れにより、ヒータ管6内の作動媒体ガスが膨張仕事をな
し、、エンジンを駆動する。
【0012】実施例2.上記実施例1では、ヒータ管6
を輻射壁14で覆うようにして、ヒータ管6と輻射壁14と
の間の空間部15に不活性ガスを充墳してヒータ管を輻射
熱で均暖するものを示したが、本実施例では、図2に示
すように、ヒータ管16の断面形状はヒータ管6の断面形
状とほぼ同形状の細長状に沿って複数個の作動ガス通路
11が設けられているのは変りないが、燃焼室9内へ配置
されたのは従来と同称なるため、ヒータ管16の燃焼室9
の炎(図示せず)へ面する側の作動ガス通路11からの肉
厚を、反燃焼室9側へ面する作動ガス通路11からの肉厚
より厚くしている。17はヒータ管16の本体である。この
ようにすることにより、ヒータ管17が局所過熱されるこ
ともなく、熱応力等によって損傷することも非常に少な
い。
を輻射壁14で覆うようにして、ヒータ管6と輻射壁14と
の間の空間部15に不活性ガスを充墳してヒータ管を輻射
熱で均暖するものを示したが、本実施例では、図2に示
すように、ヒータ管16の断面形状はヒータ管6の断面形
状とほぼ同形状の細長状に沿って複数個の作動ガス通路
11が設けられているのは変りないが、燃焼室9内へ配置
されたのは従来と同称なるため、ヒータ管16の燃焼室9
の炎(図示せず)へ面する側の作動ガス通路11からの肉
厚を、反燃焼室9側へ面する作動ガス通路11からの肉厚
より厚くしている。17はヒータ管16の本体である。この
ようにすることにより、ヒータ管17が局所過熱されるこ
ともなく、熱応力等によって損傷することも非常に少な
い。
【0013】
【発明の効果】この発明は、以上説明されたように構成
されているので、以下に記載するような効果を奏する。
されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0014】燃焼室とヒータ管との間を輻射壁で仕切る
ことにより、また、ヒータ管の燃焼室側の作動ガス通路
からの肉厚を反燃焼室側より厚くしたので、熱応力等に
よるヒータ管の損傷を軽減することができる効果があ
る。
ことにより、また、ヒータ管の燃焼室側の作動ガス通路
からの肉厚を反燃焼室側より厚くしたので、熱応力等に
よるヒータ管の損傷を軽減することができる効果があ
る。
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示すヒータ管の断面図で
ある。
ある。
【図3】従来の外燃機関の熱交換装置を示す断面図であ
る。
る。
【図4】従来のヒータ管を示す断面図である。
【符号の説明】 6 ヒータ管 9 燃焼室 14 輻射壁 15 空間部 16 ヒータ管
Claims (2)
- 【請求項1】 燃焼室内に配設された断面細長形状で内
部に該細長状に沿って、複数個の作動ガス通路が設けら
れたヒータ管を、熱源によって加熱する外燃機関の熱交
換装置において、該ヒータ管と熱源との間を輻射壁にて
仕切り、ヒータ管が位置する空間部内に不活性ガスを充
満してなる外燃機関の熱交換装置。 - 【請求項2】 燃焼室内に配設された断面細長形状で内
部に該細長状に沿って、複数個の作動ガス通路が設けら
れたヒータ管を、熱源によって加熱する外燃機関の熱交
換装置において、該ヒータ管の上記燃焼室に面する部分
の肉厚を、反燃焼室に面する部分より厚くしたことを特
徴とする外燃機関の熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165899A JPH0610763A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 外燃機関の熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165899A JPH0610763A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 外燃機関の熱交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610763A true JPH0610763A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15821105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4165899A Pending JPH0610763A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 外燃機関の熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610763A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016006300A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ヤンマー株式会社 | 輻射熱回収形ヒータと、それを用いたスターリングエンジンおよび焼却炉 |
JP2016006301A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ヤンマー株式会社 | 輻射熱回収形ヒータと、それを用いたスターリングエンジンおよび焼却炉 |
US20170138301A1 (en) * | 2014-06-20 | 2017-05-18 | Yanmar Co., Ltd. | Radiant heat recovery heater, and stirling engine and combustion furnace using radiant heat recovery heater |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4165899A patent/JPH0610763A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016006300A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ヤンマー株式会社 | 輻射熱回収形ヒータと、それを用いたスターリングエンジンおよび焼却炉 |
JP2016006301A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ヤンマー株式会社 | 輻射熱回収形ヒータと、それを用いたスターリングエンジンおよび焼却炉 |
US20170138301A1 (en) * | 2014-06-20 | 2017-05-18 | Yanmar Co., Ltd. | Radiant heat recovery heater, and stirling engine and combustion furnace using radiant heat recovery heater |
US10422300B2 (en) | 2014-06-20 | 2019-09-24 | Yanmar Co., Ltd. | Radiant heat recovery heater, and stirling engine and combustion furnace using radiant heat recovery heater |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |