JPH0610731A - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JPH0610731A
JPH0610731A JP19620692A JP19620692A JPH0610731A JP H0610731 A JPH0610731 A JP H0610731A JP 19620692 A JP19620692 A JP 19620692A JP 19620692 A JP19620692 A JP 19620692A JP H0610731 A JPH0610731 A JP H0610731A
Authority
JP
Japan
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time
idle
throttle
current
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP19620692A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Hosoi
啓次 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP19620692A priority Critical patent/JPH0610731A/ja
Publication of JPH0610731A publication Critical patent/JPH0610731A/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、スロットルモータへの通
電が停止したときに、スロットルモータの動きがオーバ
シュートするのを回避して余分な作動を防止し、アイド
ル運転時の機関運転状態を安定させるとともに、機関回
転数の制御の追従性を向上させることにある。 【構成】 このため、この発明は、アイドル運転時にス
ロットルモータへの一回の順方向電流の通電時間が所定
時間以上継続した場合には通電後に該通電時間に応じて
スロットルモータに逆方向電流を供給制御する制御手段
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のアイドル
回転数制御装置に係り、特に内燃機関始動後のアイドル
運転状態を安定し得る内燃機関のアイドル回転数制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に吸気を導入する吸気系におい
ては、図5に示す如く、内燃機関(図示せず)のアイド
ル運転時に吸気絞り弁202を強制的に開閉動作させて
スロットル開度を変更させるべく通電・非通電によって
プランジャが往復動して駆動されるステップモータ(D
Cモータ)であるスロットルモータ204を有するアイ
ドル回転数制御装置206が備えられているものがあ
る。このアイドル回転数制御装置206においては、ア
イドル運転時に、スロットル開度がスロットルモータ2
04のプランジャの伸び縮みによって調整され、目標ア
イドル回転数と実際の機関回転数との差が大なる場合に
はスロットルモータ204への順方向電流の通電時間が
長く制御される。このスロットルモータ204の動き
は、制御手段(ECU)208によって制御されてい
る。
【0003】また、スロットルモータ204の先端側に
は、内燃機関のアイドル運転か否かを検知すべく、オン
・オフするアイドルスイッチ210が設けられている。
更に、アイドル運転時のスロットル開度は、スロットル
レバー212と反対側に設けられたスロットル開度セン
サ214から制御手段208に入力される。前記スロッ
トルモータ204の動きの制御は、アイドルスイッチ2
10がオン時のみに行われる。
【0004】このスロットルモータ204の制御は、図
6に示す如く、その時の内燃機関状態に応じた目標アイ
ドル回転数(冷却水温度(THW)による一次テーブル
(TKNEISC))、また、図7に示す如く、目標ア
イドル回転数と実際の機関回転数との差(△NE)とに
応じて決定される(TTDCMNE)。この図7のマッ
プに示す如く、目標アイドル回転数と実際の機関回転数
との差(△NE)が大なる場合には、通電時間(TTD
CMNE)が大、つまり長いものである。
【0005】また、スロットルモータ204の通電の禁
止条件、つまり非通電条件(通電オフ時間)としては、
例えば、一度スロットルモータ204に通電を行った
ら、その後100mn間(非通電時間)だけ通電を行わ
ないこととする。
【0006】また、このようなアイドル回転数制御装置
としては、例えば、特開昭56−20730号公報に開
示されている。この公報に記載のものは、DCモータ駆
動の基本となるパルス巾又は駆動電圧の少なくとも一つ
をDCモータの正転用と逆転用に独立して設定させ、D
Cモータの駆動特性や内燃機関の加減速特性に影響され
ることなく、内燃機関のアイドル時の機関回転数を目標
アイドル回転数に向けて補正制御するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、機関
回転数を目標アイドル回転数になるように制御する場合
に、目標アイドル回転数と実際の機関回転数との差(△
NE)が大きいと、スロットルモータへの一回の順方向
電流の通電時間が長くなるようになっているので、図8
に示す如く、スロットルモータ304への通電が停止し
ても、スロットルモータ304の動きがオーバシュート
して余分に作動してしまう。このため、実際にスロット
ルモータへの通電時間とスロットルモータの変位量との
関係を描くと、図8に示す如く、通電時間(TTDCM
NE)が長くなるに連れてスロットルモータの動きのオ
ーバシュートの量が大きくなり、直線性を失うことにな
る。このように、スロットルモータの動きのオーバシュ
ートが大きいと、非通電時間を相当長く設定しなければ
ならず、アイドル運転時の機関回転数の制御の追従性が
低下し、また、非通電時間を短いままにすると、オーバ
シュートによって機関回転数のハンチングやエンジンス
トール等が発生する原因となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、吸気絞り弁を開閉動作し
てスロットル開度を変更させるべく通電・非通電によっ
て駆動されるスロットルモータを有し、内燃機関のアイ
ドル運転時に目標アイドル回転数と実際の機関回転数と
の差が大なる場合に前記スロットルモータへの一回の順
方向電流の通電時間を長く制御する内燃機関のアイドル
回転数制御装置において、アイドル運転時に前記スロッ
トルモータへの一回の順方向電流の通電時間が所定時間
以上継続した場合には通電後に該通電時間に応じて前記
スロットルモータに逆方向電流を供給制御する制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段は、アイド
ル運転時に、スロットルモータへの一回の順方向電流の
通電時間が所定時間以上継続した場合には通電後に該通
電時間に応じてスロットルモータに逆方向電流を供給す
る。これにより、スロットルモータへの通電が停止した
ときに、スロットルモータの動きがオーバシュートする
のを回避して余分な作動を防止し、アイドル運転時の機
関運転状態を安定させるとともに、機関回転数の制御の
追従性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜4は、この発明の実施例
を示すものである。図2において、2は内燃機関(図示
せず)のアイドル回転数制御装置、4は内燃機関への吸
入空気量を制御する吸気絞り弁である。この吸気絞り弁
4は、絞り弁軸6に保持されている。
【0011】吸気絞り弁4の一端側には、半円形状のス
ロットルレバー8が連設されている。このスロットルレ
バー8の一端側には、アクセルペダル(図示せず)に連
結するアクセルワイヤ10が接続されている。
【0012】スロットルレバー8の他端側には、ステッ
プモータ(DCモータ)からなるスロットルモータ12
が設けられている。このスロットルモータ12には、先
端側に前記スロットルレバー8の他端側に接するアイド
ルスイッチ14が装着されている。
【0013】このアイドルスイッチ14は、内燃機関の
アイドル運転時にオンとなって、スロットルモータ12
の制御を行わせる一方、アイドル運転以外の時にオフと
なるものである。
【0014】このスロットルモータ12には、制御手段
(ECU)16が連絡されている。また、この制御手段
16には、絞り弁軸6の他端側に設けたスロットル開度
センサ18と、内燃機関の機関回転数を検出する機関回
転数センサ20とが連絡されている。前記スロットル開
度センサ18には、バッテリ22が連絡されている。
【0015】前記制御手段16のプログラムには、図3
に示す如く、目標アイドル回転数と実際の機関回転数と
の差(△NE)に応じてスロットルモータ12に供給す
る順方向電流の通電時間(TTDCMNE)の一次テー
ブルのマップが組込まれているとともに、図4に示す如
く、この通電時間(TTDCMNE)のマップで読み取
った通電時間(TTDCMNE)の一次テーブルとし
て、この通電時間(TTDCMNE)に応じて決定され
る逆方向電流(TTDCMR)の通電時間のマップが組
込まれている。
【0016】これにより、制御手段16は、内燃機関の
アイドル運転時に、目標アイドル回転数と実際の機関回
転数との差(△NE)が大なる場合に、スロットルモー
タ12への順方向電流の通電時間を長く制御(図3参
照)するとともに、スロットルモータ12への一回の順
方向電流の通電時間が所定時間以上継続した場合には、
通電後、つまり通電終了直後に該通電時間に応じてスロ
ットルモータ12に逆方向電流を供給制御(図4参照)
するものである。
【0017】次に、この実施例の作用を、図1のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0018】制御手段16のプログラムがスタート(ス
テップ102)すると、先ず、内燃機関の始動後か否か
を判断する(ステップ104)。
【0019】このステップ104でYESの場合には、
アイドルスイッチ14がオンか否かを判断する(ステッ
プ106)。
【0020】このステップ106でYESの場合は、目
標アイドル回転数と実際の機関回転数との差(△NE)
を算出し(ステップ108)、そして、図3のマップか
らこの差(△NE)に応じて順方向電流の通電時間(T
TDCMNE)を決定するとともに、この順方向電流の
通電時間が所定時間以上継続した場合には、通電終了直
後に、図3のマップで読み取った通電時間(TTDCM
NE)に応じた逆方向電流の通電時間(TTDCMR)
によってステップモータ12を駆動し、この逆方向電流
によってスロットルモータ12の動きにオーバシュート
が生じないようにブレーキをかける。そして、この逆方
向電流の供給後、例えば100msだけスロットルモー
タ12への通電を休止する(ステップ110)。
【0021】そして、アイドルスイッチ14がオンか否
かを判断し(ステップ112)、このステップ112で
YESの場合にはステップ108に戻す。
【0022】一方、前記ステップ104、106、11
2でNOの場合には、プログラムをエンド(ステップ1
14)とする。
【0023】この結果、ステップモータ12の通電時の
オーバシュートに起因するアイドル運転状態の悪化を防
止するとともに、アイドル運転時の機関回転数の制御の
追従性を向上させることができる。
【0024】また、スロットルモータ12への非通電時
間を短いままとしないので、オーバシュートの発生を回
避させ、機関回転数のハンチングやエンジンストールが
発生するのを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、内燃機関のアイドル運転時にスロットル
モータへの一回の順方向電流の通電時間が所定時間以上
継続した場合には通電後に該通電時間に応じてスロット
ルモータに逆方向電流を供給制御する制御手段を設けた
ことにより、スロットルモータへの通電が停止したとき
に、スロットルモータの動きがオーバシュートするのを
回避して余分な作動を防止し、アイドル運転時の機関運
転状態を安定させるとともに、機関回転数の制御の追従
性を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アイドル回転数制御のフローチャートである。
【図2】アイドル回転数制御装置のシステム構成図であ
る。
【図3】順方向電流の通電時間のマップである。
【図4】逆方向電流の通電時間のマップである。
【図5】従来のアイドル回転数制御装置のシステム構成
図である。
【図6】従来における冷却水温度によるアイドル目標回
転数のマップである。
【図7】従来における機関回転数の差のマップである。
【図8】通電時間とスロットルモータの変位量との関係
図である。
【符号の説明】
2 アイドル回転数制御装置 4 吸気絞り弁 12 スロットルモータ 14 アイドルスイッチ 16 制御手段 20 機関回転数センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気絞り弁を開閉動作してスロットル開
    度を変更させるべく通電・非通電によって駆動されるス
    ロットルモータを有し、内燃機関のアイドル運転時に目
    標アイドル回転数と実際の機関回転数との差が大なる場
    合に前記スロットルモータへの一回の順方向電流の通電
    時間を長く制御する内燃機関のアイドル回転数制御装置
    において、アイドル運転時に前記スロットルモータへの
    一回の順方向電流の通電時間が所定時間以上継続した場
    合には通電後に該通電時間に応じて前記スロットルモー
    タに逆方向電流を供給制御する制御手段を設けたことを
    特徴とする内燃機関のアイドル回転数制御装置。
JP19620692A 1992-06-30 1992-06-30 内燃機関のアイドル回転数制御装置 Pending JPH0610731A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19620692A JPH0610731A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JP19620692A JPH0610731A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JPH0610731A true JPH0610731A (ja) 1994-01-18

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ID=16353967

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19620692A Pending JPH0610731A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JP (1) JPH0610731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108869069A (zh) * 2018-07-02 2018-11-23 山东元齐新动力科技有限公司 一种汽车的节气门开度控制方法、装置及系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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