JPH06107260A - スクータ型車両のバッテリ取付構造 - Google Patents

スクータ型車両のバッテリ取付構造

Info

Publication number
JPH06107260A
JPH06107260A JP4258525A JP25852592A JPH06107260A JP H06107260 A JPH06107260 A JP H06107260A JP 4258525 A JP4258525 A JP 4258525A JP 25852592 A JP25852592 A JP 25852592A JP H06107260 A JPH06107260 A JP H06107260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
battery
lower cover
type vehicle
battery mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4258525A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
孝行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4258525A priority Critical patent/JPH06107260A/ja
Publication of JPH06107260A publication Critical patent/JPH06107260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】防水、防石対策を不要とし、少ない部品点数で
低コストで得られるバッテリ取付構造を提供することに
ある。 【構成】このスクータ型車両のバッテリ取付構造は、車
体フレーム1のヘルメット収納室2の外側面を覆うフレ
ームロアカバー5の上部を内方に屈曲してフレーム1に
固定し、この屈曲部分にバッテリ取付部12を形成し、
上記フレームロアカバー5に設けられたバンド13によ
りバッテリ取付部12にバッテリ11を抱持させ、この
バッテリ取付部12が外側からフレームアッパカバー4
により覆われるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスクータ型車両のバッ
テリ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型の車両におけるバッテリの取
付は、車体フレームのステップフロア下面に設けるか、
あるいはフロントレッグシールドの内部に設けるのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
プフロア下面にバッテリを取り付けるようにしたスクー
タ型車両では、走行中水が掛かり易いため防水対策が必
要であり、また飛石が当たり易いため飛石に対する防護
対策が必要となる。そのため従来ではバッテリを防護カ
バーで水密に覆うようにして取り付けており、部品点数
が多く、しかも組付が容易でなく、コストアップの原因
となっていた。
【0004】一方、フロントレッグシールドの内側にバ
ッテリを収納するようにしたものでは、バッテリがエン
ジンのセルモータから離れた位置となるためハーネスが
長く必要となり、コストアップを招くと共に電圧低下の
原因となるなどの問題点がある。
【0005】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、防水、防石対策が不要であり、部品点数が
少なく、組付性をよくして低コストで構成することがで
きるスクータ型車両のバッテリ取付構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係るスクータ型車両のバッテリ取付構造
は、車体フレームのヘルメット等の物品収納室の外側面
を覆うフレームロアカバーの上部を内方に屈曲してフレ
ームに固定し、この屈曲部分にバッテリ取付部を形成
し、上記フレームロアカバーに設けられたバンドにより
バッテリ取付部にバッテリを抱持させ、このバッテリ取
付部が外側からフレームアッパカバーにより覆われるよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】バッテリは物品収納室を形成するプレスフレー
ムとフレームアッパカバーとの間の空間部内に位置され
るのでヘルメット収納室の容積を減じることがなく、か
つバッテリ取付部はフレームロアカバーの膨らみ部分を
利用して構成されるため部品点数が少なくできる。そし
てセルモータに近い位置にバッテリが置かれるので、ハ
ーネスの配索が短かく、電圧低下も来すことがない。バ
ッテリの取付は、フレームアッパカバーを外し、バンド
を回すことにより簡単に取付、取外しができ、組付性、
メンテナンス性が向上する。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
【0009】図1はこの発明を実施したスクータ型車両
の側面を、図2は上記スクータ型車両の車体後部をそれ
ぞれ示し、図3は図2のA−A線に沿う断面を、図4は
図3のB−B線に沿う断面を示している。
【0010】スクータ型車両の車体フレーム1は、アン
ダボーンタイプで鉄板プレス製モノコックフレーム構造
を採用した例を示しており、そのプレスフレーム1aに
箱状のヘルメット等を収納する物品収納室2が形成さ
れ、その上部開口部はシート3で開閉されるようになっ
ている。プレスフレーム1aは鉄板以外の金属あるいは
樹脂プレートであってもよい。
【0011】このヘルメット収納室2を含むプレスフレ
ーム1aの側部の上方部はフレームアッパカバー4で覆
われ、下部はフレームロアカバー5で覆われて車体の後
部外装が構成されている。
【0012】この発明においては、図3に示すようにフ
レームロアカバー5の上部が内方へ水平に屈曲された水
平面部6と、その内端から垂直に立ち上がりプレスフレ
ーム1aにビス7で固定される垂直面部8と、この垂直
面部8の上端が前記水平面部6に平行に屈曲された上面
部9と、前後の側面部10,10とでバッテリ11が丁
度納まるバッテリ取付部12が形成されている。このバ
ッテリ取付部12はフレームロアカバー5を型形成する
ことにより成形時に一体に形成することができる。一体
に構成すると部品点数が少なく、経済的であるが、バッ
テリ取付部12をフレームロアカバー5と別体構造とし
てもよい。
【0013】そしてフレームロアカバー5の一部として
所要幅のバンド13が図4および図5に展開して示す状
態に一体成形されており、ヒンジ14によりの矢印Cの
ように折曲げ可能とされている。バンド13はフレーム
ロアカバー5と別体に形成し、ねじ等の固定手段でフレ
ームロアカバー5に取り付けてもよい。このバンド13
の先端には係合穴15が形成されており、一方の側面部
10端に形成されたU字状をなす嵌合部16に嵌合自在
とされていて、この嵌合部16の外面に形成された爪1
7が係合穴15に係合することによって抜止めされるよ
うになっている。この嵌合部16を摘んで狭めることに
より爪17を外せば係合穴15から抜けてバンド13を
外すことができる。
【0014】図3および図4において、18はバッテリ
11に当たるクッションであり、19はヘルメット収納
室2の内装材(絨毯等)、20はリヤレックシールドで
ある。
【0015】したがって、バッテリ11はプレスフレー
ム1aの外側面とフレームアッパカバー4の膨らみ部分
との間の空間部(デッドスペース)内に納まることにな
り、ヘルメット収納室2の容積を減じたり、ヘルメット
収納室2内に出張るようなことなくバッテリ11を取り
付けることができる。
【0016】車体フレーム1に、リヤレッグシールド2
0を組み付けた後、フレームロアカバー5をプレスフレ
ーム1aに取り付けると、このときフレームロアカバー
5によりプレスフレーム1aとの間にバッテリ取付部1
2が形成される。その際バッテリ取付部12は水平面部
6、垂直面部8、側面部10,10、上面部9で囲まれ
た部分に形成されるので、このバッテリ取付部12にバ
ッテリ11を納め、バンド13を起こしてバッテリ11
に掛け回し、その係合穴15を嵌合部16に嵌め込め
ば、バッテリ11は脱落することなく取り付けられる。
【0017】そしてフレームアッパカバー4を取り付け
れば、バッテリ取付部12はフレームアッパカバー4に
より外側から覆われ、外部からは完全に遮蔽された状態
に収納されて雨水等が当たることがない。メンテナンス
時には、シート3を開け、フレームアッパカバー4を外
すことによりバッテリ取付部12が露出するので、バン
ド13を外してバッテリ11を取り外すことができる。
【0018】なお、実施例では左側フレームロアカバー
にバッテリ取付部を形成した例を示したが、このバッテ
リ取付部は右側フレームロアカバーに形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、物品収
納室の外側面を覆うフレームロアカバーにバッテリ取付
部を形成し、このバッテリ取付部がフレームアッパカバ
ーにより覆われるようにしたもので、他の構成部品に影
響を与えることがなくバッテリを収納することができ、
組付性を向上することができる。またバッテリ取付部は
フレームロアカバーの型成形で構成され、専用の取付部
材が不要であるので部品点数が少なくて済み、コストの
低減を図ることができ、エンジンのセルモータに近い位
置にバッテリが存在することになるので、ハーネスの配
索距離も短かくなり、電圧低下もない。さらにバッテリ
はフレームアッパカバーにより完全に覆われているの
で、雨水や飛石に対する特別な防御策を施す必要がな
く、それだけコストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したスクータ型車両を示す全体
側面図。
【図2】図2のスクータ型車両の後部車体を示す斜視
図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】バッテリ取付部を構成するフレームロアカバー
の側面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 1a プレスフレーム 2 ヘルメット収納室 3 シート 4 フレームアッパカバー 5 フレームロアカバー 6 水平面部 8 垂直面部 9 上面部 10 側面部 11 バッテリ 12 バッテリ取付部 13 バンド 14 ヒンジ 15 係合穴 16 嵌合部 17 爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームのヘルメット等の物品収納
    室の外側面を覆うフレームロアカバーの上部を内方に屈
    曲してフレームに固定し、この屈曲部分にバッテリ取付
    部を形成し、上記フレームロアカバーに設けられたバン
    ドによりバッテリ取付部にバッテリを抱持させ、このバ
    ッテリ取付部が外側からフレームアッパカバーにより覆
    われるようにしたことを特徴とするスクータ型車両のバ
    ッテリ取付構造。
JP4258525A 1992-09-28 1992-09-28 スクータ型車両のバッテリ取付構造 Pending JPH06107260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258525A JPH06107260A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 スクータ型車両のバッテリ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258525A JPH06107260A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 スクータ型車両のバッテリ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06107260A true JPH06107260A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17321425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4258525A Pending JPH06107260A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 スクータ型車両のバッテリ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06107260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1790557A1 (en) 2005-11-25 2007-05-30 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle with a battery case in the rear fender
CN103085920A (zh) * 2011-10-31 2013-05-08 本田技研工业株式会社 二轮机动车

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1790557A1 (en) 2005-11-25 2007-05-30 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle with a battery case in the rear fender
CN103085920A (zh) * 2011-10-31 2013-05-08 本田技研工业株式会社 二轮机动车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1790557B1 (en) Motorcycle with a battery case in the rear fender
JPH06107260A (ja) スクータ型車両のバッテリ取付構造
JP2003320854A (ja) カバー
JPS633353Y2 (ja)
JP2535676Y2 (ja) 産業車両のエンジンフード
KR100230061B1 (ko) 자동차용 도어 스피커 구조
JPH0248707Y2 (ja)
JPH025065Y2 (ja)
JPS59985Y2 (ja) 自動車のグロ−ブボツクス
JPH0347987Y2 (ja)
JPS628233Y2 (ja)
JP2000190872A (ja) 自動車のアンダ―カバ―構造
JP2521941Y2 (ja) ボックス
JPS624013Y2 (ja)
JP2549562Y2 (ja) 自動車のバッテリ取付構造
JPS5914701Y2 (ja) 冷蔵庫筐体
JPH0217950Y2 (ja)
JPH0761293A (ja) エンジン用電子制御ユニットの取り付け構造
JP3702609B2 (ja) リッドの取付構造
JPS5848888Y2 (ja) 自動車のエアエクストラクタグリル取付部構造
KR200160387Y1 (ko) 자동차용 까울
JPH0529156Y2 (ja)
JP2532511Y2 (ja) 自動車のエアクリーナ収納構造
JPH0339314Y2 (ja)
JP2605020Y2 (ja) ラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造