JPH0610724Y2 - ロ−タリ−耕耘装置 - Google Patents

ロ−タリ−耕耘装置

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JPH0610724Y2
JPH0610724Y2 JP1987043115U JP4311587U JPH0610724Y2 JP H0610724 Y2 JPH0610724 Y2 JP H0610724Y2 JP 1987043115 U JP1987043115 U JP 1987043115U JP 4311587 U JP4311587 U JP 4311587U JP H0610724 Y2 JPH0610724 Y2 JP H0610724Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
claw
shaft
outer peripheral
pawl
Prior art date
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Application number
JP1987043115U
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English (en)
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JPS63151703U (ja
Inventor
善治 藪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、耕耘機などに取り付けられるロータリー耕耘
装置に係り、詳しくは耕耘作業時に圃場の夾雑物が爪軸
周囲に巻付くのを防止したロータリー耕耘装置の改良に
関する。
〔従来の技術〕
この種、ロータリー耕耘装置にあっては、爪軸の外周部
に固設されたブラケットに耕耘爪をボルトなどで着脱自
在に固定して構成され、耕耘爪の爪軸に対する取付け強
度を向上するとともに、この耕耘爪が耕耘作業によって
摩耗又は変形した場合には適宜取り替えることができる
ようになっている。
ところが、前記爪軸の外周部には、前記したように耕耘
爪固定のためのブラケットが突設されており、爪軸を回
転させた際には、このブラケットの回転方向側面に圃場
の夾雑物が引っ掛かって巻付き、爪軸の回転抵抗になる
という欠点があった。
そこで、従来では、第3図及び第4図に示すように、爪
軸(1)の外周部に固設されたブラケット(8)を加工してこ
のブラケット(8)の外縁に爪軸(1)の外周部に向かって下
り傾斜する傾斜面(4)を形成し、この傾斜面(4)部分で夾
雑物をすくい上げて外側へ逃がすことで、夾雑物が爪軸
(1)周囲に巻付かないようにしたものが提案された(実
開昭58-212701号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記ブラケット(8)の回転下手側の側面
部分に泥土が付着して、そのまま放置すると錆を生じ易
いために、適宜そのブラケット(8)に付着した泥土を水
洗いして除去するのであるが、従来のものではこのブラ
ケット(8)と爪軸(1)との隅部分に強固に付着した泥土を
完全に除去するのが難しく、ブラシや引掻き棒を用いて
掻落とす必要が生じ、掃除に手間どることがあった。
本考案は上記の実情に着目してなされたものであって、
簡単な構成によって上記欠点を一層解消したもので、ブ
ラケットに強く付着した泥土でも比較的簡単に除去する
ことができて、耕耘爪の取り外しが支障なく行えるロー
タリー耕耘装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案に係るロータリー耕耘装置の特徴構成
は、爪軸の外周部に両端が開口されたブラケットを爪軸
周方向に沿わせた姿勢で固設し、前記ブラケット内に耕
耘爪を抜き差し及び固定自在に構成したロータリー耕耘
装置において、この耕耘爪の貫通側端部における爪軸外
周部に、前記ブラケットに挿入された耕耘爪の一側面に
対して摺接案内する案内面と、前記挿入された耕耘爪の
貫通側端部における外縁部近傍から、該外縁部より回転
下手側に位置する前記爪軸の外周部に亘る傾斜面とが形
成されたガイド部材を設け、このガイド部材を、前記ブ
ラケットの前記爪貫通側端部において爪軸回転方向に間
隙を介した状態で前記爪軸の外周部に固設した点にあ
り、その作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
爪軸が回転する際に作用する泥土や夾雑物は、ガイド部
材に形成した傾斜面に乗り上がって、ガイド部材から耕
耘爪の基端部及びブラケットの外側へ逃げることになる
から、夾雑物がブラケット部分に引っ掛かって巻付くこ
とはない。しかも、前記ブラケットの側面部分に付着し
た泥土を除去する際には、ブラケットから耕耘爪を抜い
た後、ブラケットとガイド部材との間に形成される隙間
内にブラシなどを入れることができるので、ブラケット
と爪軸との隅部分に強く付着した泥土でも比較的容易に
擦り取ることができる。
〔考案の効果〕
その結果、従来のものではこのブラケットと爪軸との隅
部分に付着固化した泥土が残り易かったが、本考案では
ブラシなどで擦ることによって、強く付着した泥土でも
容易に除去できるようになり、掃除の手間が節減できる
ようになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には耕耘機の後部に装備されたロータリーケース
(図示せず)の下端に連結されるロータリー耕耘装置
(7)が示される。
このロータリー耕耘装置(7)は、略三角筒状の爪軸(1)の
各外周面(1a)に、両端が開口されたブラケット(2)を爪
軸(1)の周方向に沿わせた姿勢で爪軸(1)の軸芯及び周方
向に適当間隔を置いて複数個溶接し、前記各ブラケット
(2)内にナタ刃状の耕耘爪(3)の基部を一方向から貫通す
るとともに、ブラケット(2)及び耕耘爪(3)の基部に設け
たボルト孔にボルト(9)を螺着することにより、耕耘爪
(3)をブラケット(2)に固設して構成されている。
第1図及び第2図に示すように、前記ブラケット(2)
は、鋼板を略U字状に折り曲げて形成されたもので、こ
の折り曲げ両端部が前記爪軸(1)の外周面(1a)の回転上
手側に溶接され、爪軸(1)の外周面(1a)の回転下手側に
は、前記ブラケット(2)と周方向に間隙を介した状態で
ガイド部材(5)が爪軸(1)の外周面(1a)に溶接固着されて
いる。前記ガイド部材(5)は側面視略三角形状の鋼板で
構成され、ブラケット(2)に挿入された耕耘爪(3)の一側
面に対して摺接案内する案内面(5a)を備え、かつ、外縁
部には、前記ブラケット(2)に貫通された耕耘爪(3)の貫
通端部の外縁部近傍から、該外縁部より回転下手側に位
置する前記爪軸(1)の外周部に亘るように下り傾斜する
傾斜面(4)が形成されており、このガイド部材(5)の傾斜
面(4)の回転下手側の一端面が前記爪軸(1)の外周面に連
続するとともに、傾斜面(4)の回転上手側の他端面が前
記耕耘爪(1)の外縁部に略連続するようになっている。
また、前記したように、前記ガイド部材(5)はブラケッ
ト(2)の回転下手側位置において周方向に間隙を介した
状態で爪軸(1)の外周部に固設されていて、ブラケット
(2)とガイド部材(5)との間にはブラシや掻落し棒などの
掃除具を挿入できる程度の間隙(6)が形成されている。
従って、このロータリー耕耘装置(7)を耕耘機に連結し
て第1図に示すようなダウンカットで耕耘作業を行う場
合には、圃場の泥土や夾雑物は前記ガイド部材(5)の傾
斜面(4)部分ですくい上げて耕耘爪(3)及びブラケット
(2)の外側へ逃がすことができるものであり、またブラ
ケット(2)の回転下手側の面と爪軸(1)との隅部分に付着
した泥土を除去するには、前記耕耘爪(3)をブラケット
(2)から抜いた後、前記間隙(6)内に掃除具を入れて擦る
ことにより、比較的簡単に間隙(6)内の泥土を除去する
ことができる。
しかも、上記構成によれば、耕耘爪(3)の先端側に付加
がかかって、その貫通側端部と爪軸(1)の外周面(1a)と
の間に若干の隙間が形成されるようなことがあっても、
前記ガイド部材(5)が爪軸(1)の外周面(1a)より溶接して
突設され、前記隙間が側面視で隠れるように夾雑物(3)
の貫通側端部の近傍位置にガイド部材(5)が配置されて
いるので、その隙間内に夾雑物が引っ掛かるのをガイド
部材(5)の傾斜面(4)ですくい上げることにより、確実に
防止することもできる。
尚、ブラケット(2)に対して側方に偏位させて設ける前
記ガイド部材(5)の設置側に、耕耘爪(3)の先端反転部の
側方屈曲方向を合わせるようにしておくことで、多数の
耕耘爪(3)を爪軸(7)に植設する場合の爪配列の目安にす
ることもできる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るロータリー耕耘装置の実施例を示
し、第1図はロータリー耕耘装置の側面図、第2図は耕
耘爪とブラケットの連結部の斜視図、第3図は従来例の
ロータリー耕耘装置の側面図、第4図は従来例の耕耘爪
とブラケットの連結部の斜視図である。 (1)……爪軸、(2)……ブラケット、(3)……耕耘爪、(4)
……傾斜面、(5)……ガイド部材、(5a)……案内面、(6)
……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪軸(1)の外周部に両端が開口されたブラ
    ケット(2)を爪軸(1)周方向に沿わせた姿勢で固設し、前
    記ブラケット(2)内に耕耘爪(3)を抜き差し及び固定自在
    に構成したロータリー耕耘装置において、この耕耘爪
    (3)の貫通側端部における爪軸(1)外周部に、前記ブラケ
    ット(2)に挿入された耕耘爪(3)の一側面に対して摺接案
    内する案内面(5a)と、前記挿入された耕耘爪(3)の貫通
    側端部における外縁部近傍から、該外縁部より回転下手
    側に位置する前記爪軸(1)の外周部に亘る傾斜面(4)とが
    形成されたガイド部材(5)を設け、このガイド部材(5)
    を、前記ブラケット(2)の前記爪貫通側端部において爪
    軸(1)回転方向に間隙(6)を介した状態で前記爪軸(1)の
    外周部に固設してあるロータリー耕耘装置。
JP1987043115U 1987-03-24 1987-03-24 ロ−タリ−耕耘装置 Expired - Lifetime JPH0610724Y2 (ja)

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JP1987043115U JPH0610724Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 ロ−タリ−耕耘装置

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JPS63151703U JPS63151703U (ja) 1988-10-05
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JPH0647944Y2 (ja) * 1992-11-26 1994-12-07 北海道地場産業株式会社 融雪装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5985204A (ja) * 1982-11-06 1984-05-17 株式会社クボタ 正逆転ロ−タリの爪取付ブラケツト構造
JPS6133848U (ja) * 1984-07-31 1986-03-01 日東電工株式会社 水溶性生理活性物質の徐放体

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JPS63151703U (ja) 1988-10-05

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