JPH06106807A - シリアル式印字装置 - Google Patents

シリアル式印字装置

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Publication number
JPH06106807A
JPH06106807A JP4258432A JP25843292A JPH06106807A JP H06106807 A JPH06106807 A JP H06106807A JP 4258432 A JP4258432 A JP 4258432A JP 25843292 A JP25843292 A JP 25843292A JP H06106807 A JPH06106807 A JP H06106807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
carriage
control
print
constant speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4258432A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kurita
敏昭 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4258432A priority Critical patent/JPH06106807A/ja
Publication of JPH06106807A publication Critical patent/JPH06106807A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字中にキャリッジの減速制御が開始されたと
きには印字動作を直ちに停止して異常印字動作を防止す
る。 【構成】キャリッジの減速制御が開始されて割込み要求
が発生すると、印字中フラグF2 がセットされているか
否かをチェックする。そして印字中フラグF2 がセット
されていれば異常印字動作が発生したと判断して印字制
御回路をオフし、印字中フラグF2 をクリアする。これ
により印字動作を直ちに停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドを搭載した
キャリッジを移動制御して印字を行うシリアル式印字装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の印字装置はキャリッジをステッ
ピングモータにより所定の位置から移動開始するが、こ
のときキャリッジは最初加速制御され、所定の速度に達
すると定速制御される。そしてキャリッジは定速制御時
に印字範囲を移動し、その印字範囲において印字ヘッド
により印字動作が行われ、最後に減速制御されて停止さ
れる。
【0003】このような印字装置ではキャリッジの定速
制御時にステッピングモータが脱調する事故が発生する
と、キャリッジが印字範囲を越えないうちに減速制御さ
れ停止されるという事態が発生することがある。これは
ステッピングモータの脱調によりキャリッジが本来移動
すべき位置まで移動できなくなるためである。
【0004】このようなキャリッジ動作の異常に対して
従来は、キャリッジが停止制御されるまで待ち、キャリ
ッジの停止位置がプログラムにより管理されている理論
位置とキャリッジの実際の移動を検出するエンコーダ出
力により管理される実際の停止位置、すなわち物理位置
とを比較し、両者が一致しないときキャリッジ動作エラ
ーとして異常検出を行うものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようにキャ
リッジの停止後にキャリッジ動作の異常検出を行ったの
では、キャリッジの減速制御時にも印字が行われること
になり、異常印字動作が行われてしまう問題があった。
【0006】そこで本発明は、印字中にキャリッジの減
速制御が開始されたときには印字動作を直ちに停止させ
ることができ、異常印字動作を防止できるシリアル式印
字装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッドを
キャリッジに搭載し、キャリッジを順次加速、定速、減
速、停止制御し、定速制御時印字ヘッドを駆動して印字
を行うシリアル式印字装置において、キャリッジの定速
制御から減速制御への移行に同期して発生する減速開始
割込みにより印字中か否かを検出する検出手段と、この
検出手段により印字中が検出されると印字動作を強制的
に停止させる停止制御手段を設けたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、キャリッ
ジが定速制御から減速制御へ移行すると減速開始割込み
が発生し、この割込み発生により印字中か否かが検出さ
れる。そしてもし印字中であればキャリッジ動作異常を
判断して印字動作を強制的に停止させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は印字装置の構成を示すブロック図
で、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理装
置)、2はこのCPU1が各部の制御するためのプログ
ラムデータが格納されたROM(リード・オンリーメメ
モリ)、3は印字のためのドットデータやプログラム制
御上必要な可変データを記憶するRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)、4は外部のホストコンピュータと伝
送路5を介して接続されたインターフェースである。前
記RAM3には特にキャリッジ動作中フラグF1 、印字
中フラグF2 、キャリッジエラー発生フラグF3 が設け
られている。
【0011】また6はペーパフィードモータ7を駆動す
るモータ駆動回路、8はキャリッジモータ9を駆動する
モータ駆動回路、10は入力ポート、11は出力ポート
である。
【0012】前記CPU1とROM2、RAM3、イン
ターフェース4、各モータ駆動回路6,8、入力ポート
10及び出力ポート11とはバスライン12を介して接
続されている。
【0013】前記ペーパフィードモータ7は用紙送りの
ためにプラテン(図示せず)を回転させるようになって
いる。前記キャリッジモータ9はステッピングモータか
らなり、後述する印字ヘッドを搭載したキャリッジをプ
ラテンに沿って移動制御するようになっている。
【0014】前記入力ポート10には印字用紙の有無を
検出する用紙センサ13の出力端子が接続されるととも
にキャリッジの物理的位置を検出する位置検出器14の
出力端子が接続されている。前記位置検出器14にはキ
ャリッジの動作に同期してパルスを発生するエンコーダ
15が接続されている。前記位置検出器14はエンコー
ダ15からのパルスを取込んでキャリッジの物理的位置
の更新を行ったり、印字開始位置での印字起動及び印次
週期の制御を行うようになっている。
【0015】前記出力ポート11には前記位置検出器1
4の入力端子及び印字ヘッド16を駆動するヘッド駆動
回路17の入力端子が接続されている。前記位置検出器
14は出力ポート11から初期化指令が来ると、保持し
ているキャリッジ位置情報を初期化するようになってい
る。前記ヘッド駆動回路17は出力ポート11から送出
される印字データを前記位置検出器14からの印字許可
信号に同期して前記印字ヘッド16を駆動するようにな
っている。
【0016】前記CPU1は印字動作を行うときには前
記モータ駆動回路8を制御してキャリッジモータ9を駆
動し、キャリッジを移動制御するようになっている。こ
の移動制御においてキャリッジは印字範囲の外にある所
定位置から最初は加速制御され、所定の定速に達すると
定速制御され、最後に減速制御されて停止されるように
なっている。そして通常定速制御時においてキャリッジ
は印字範囲を通過するようになっている。この一連の動
作において印字が終了するタイミング、減速制御が開始
されるタイミング及びキャリッジが停止するタイミング
でそれぞれ割込み要求が発生するようになっている。
【0017】前記CPU1はROM2のプログラムデー
タに基づいて図2に示す印字実行処理を行うようになっ
ている。この印字実行処理は印字データが揃い、印字で
きる条件が整った場合に実行されるもので、先ずキャリ
ッジ移動用データを作成し、続いて印字制御用データを
作成する。
【0018】そしてキャリッジモータ7を駆動してキャ
リッジを起動し、キャリッジ動作中フラグF1 をセット
する。続いて印字開始位置に印字ヘッド16が到達する
と印字ヘッド16を起動し、印字中フラグF2 をセット
する。そして最後にキャリッジが停止するとこの処理を
終了する。
【0019】この一連の動作において、印字が終了する
タイミング、減速制御が開始されるタイミング及びキャ
リッジが停止するタイミングでそれぞれ割込み要求が発
生し、印字が終了するタイミングで発生する割込み要求
によりCPU1は図3に示す印字終了割込み処理を実行
し、キャリッジの減速制御が開始されるタイミングで発
生する割込み要求によりCPU1は図4に示すキャリッ
ジ減速開始割込み処理を実行し、さらにキャリッジが停
止するタイミングで発生する割込み要求によりCPU1
は図5に示すキャリッジ停止割込み処理を実行するよう
になっている。
【0020】すなわち図3に示す印字終了割込み処理で
は、前記ヘッド駆動回路17中の印字制御回路をオフ
し、印字中フラグF2 をクリアする。
【0021】また図4に示すキャリッジ減速開始割込み
処理では、先ず印字中フラグF2 がセットされているか
否かをチェックし、セットされていなければ正常に印字
動作が終了したと判断してこの処理を終了する。またセ
ットされていれば印字中にキャリッジの減速制御が開始
されたこと、すなわち異常印字動作が発生したと判断し
て前記ヘッド駆動回路17中の印字制御回路をオフし、
印字中フラグF2 をクリアする。そして印字終了割込み
要求の発生を禁止し、また異常印字動作の発生をシステ
ム全体に知らせるためにキャリッジエラー発生フラグF
3 をセットする。このキャリッジエラー発生フラグF3
のセットによりエラーの発生が例えば表示器等で知らさ
れる。
【0022】さらに図5に示すキャリッジ停止割込み処
理では、前記モータ駆動回路8中のキャリッジ制御回路
をオフし、キャリッジ動作中フラグF1 をクリアする。
【0023】このような構成の実施例においては、正常
印字動作が行われたときにはキャリッジは図6の(a) に
実線のグラフで示すようにキャリッジモータ9により最
初は加速制御され、所定の速度に達すると定速移動制御
され、その後減速制御されて停止される。そして定速移
動制御においてキャリッジは印字範囲を通過し、その印
字範囲において印字ヘッド16が駆動されて所望の印字
が行われる。
【0024】また印字が終了するt1 のタイミングで印
字終了割込みが発生し、印字開始時にセットされた印字
中フラグF2 がクリアされ、続くキャリッジの減速制御
が開始されるt2 のタイミングでキャリッジ減速開始割
込みが発生する。
【0025】従ってキャリッジ減速開始割込みが発生す
るときには印字中フラグF2 がクリアされているので、
キャリッジエラー発生フラグF3 のセットは行われな
い。
【0026】そして最後にキャリッジが停止するt3 の
タイミングでキャリッジ停止割込みが発生し、キャリッ
ジ制御回路がオフされ、キャリッジ動作中フラグF1 が
クリアされる。
【0027】また印字動作中にキャリッジモータ9の脱
調が発生すると、図6の(b) に実線のグラフで示すよう
にキャリッジの定速移動時での距離が短くなり、キャリ
ッジの減速制御が印字中に開始される。すなわち印字中
のt2 ′のタイミングにおいてキャリッジの減速制御が
開始される。
【0028】このときには印字制御回路がオフされ、印
字中フラグF2 がクリアされる。また印字終了割込みの
発生が禁止され、キャリッジエラー発生フラグF3 がセ
ットされる。
【0029】こうして印字動作が直ちに停止され図中点
線で示す部分の印字は行われない。すなわち異常印字動
作が防止される。またキャリッジエラー発生フラグF3
のセットによりホストコンピュータに対して早く印字エ
ラーの発生が知らされる。
【0030】また、本発明をインクジェットプリンタに
適用した場合にはヘッドに供給する電圧を印字異常時に
加えることが無くなり、ヘッドの寿命を延ばすことがで
きる。最適時間だけ電力供給が行え、不要なインクの消
費が防げる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
字中にキャリッジの減速制御が開始されたときには印字
動作を直ちに停止させることができ、異常印字動作を防
止できるシリアル式印字装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の印字実行処理を示す流れ図。
【図3】同実施例の印字終了割込み処理を示す流れ図。
【図4】同実施例のキャリッジ減速開始割込み処理を示
す流れ図。
【図5】同実施例のキャリッジ停止割込み処理を示す流
れ図。
【図6】同実施例のキャリッジ移動制御と印字制御との
関係を示す図。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置)、 2…ROM(リード・オンリー・メモリ)、 9…キャリッジモータ、 16…印字ヘッド、 F2 …印字中フラグ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記入力ポート10には印字用紙の有無を
検出する用紙センサ13の出力端子が接続されるととも
にキャリッジの物理的位置を検出する位置検出器14の
出力端子が接続されている。前記位置検出器14にはキ
ャリッジの動作に同期してパルスを発生するエンコーダ
15が接続されている。前記位置検出器14はエンコー
ダ15からのパルスを取込んでキャリッジの物理的位置
の更新を行ったり、印字開始位置での印字起動及び印字
周期の制御を行うようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドをキャリッジに搭載し、前記
    キャリッジを順次加速、定速、減速、停止制御し、定速
    制御時前記印字ヘッドを駆動して印字を行うシリアル式
    印字装置において、前記キャリッジの定速制御から減速
    制御への移行に同期して発生する減速開始割込みにより
    印字中か否かを検出する検出手段と、この検出手段によ
    り印字中が検出されると印字動作を強制的に停止させる
    停止制御手段を設けたことを特徴とするシリアル式印字
    装置。
JP4258432A 1992-09-28 1992-09-28 シリアル式印字装置 Pending JPH06106807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258432A JPH06106807A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 シリアル式印字装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4258432A JPH06106807A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 シリアル式印字装置

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JPH06106807A true JPH06106807A (ja) 1994-04-19

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ID=17320135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4258432A Pending JPH06106807A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 シリアル式印字装置

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