JPH06106797A - プリンタの紙送り機構 - Google Patents
プリンタの紙送り機構Info
- Publication number
- JPH06106797A JPH06106797A JP26097892A JP26097892A JPH06106797A JP H06106797 A JPH06106797 A JP H06106797A JP 26097892 A JP26097892 A JP 26097892A JP 26097892 A JP26097892 A JP 26097892A JP H06106797 A JPH06106797 A JP H06106797A
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- JP
- Japan
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- paper
- sheet
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- printer
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- Granted
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】用紙を往復させて塗重ねしたときに、色ずれ等
が生じないように紙送り精度を向上させる。 【構成】用紙７の両端側に、移動方向に沿って位置情報
を予め記録する磁気記憶領域９を設ける。磁気ヘッド１
０ａ，１０ｂは、磁気記憶領域９に記録されている位置
情報を読み取る。紙送りモータ５ａ，５ｂは、用紙の両
端にそれぞれ設けたキャプスタンローラ３ａ，３ｂを回
転させて用紙７を駆動する。制御部（図示せず）は、磁
気ヘッド１０ａ，１０ｂが読み取った位置情報を基に、
用紙の両端の送り速度、位置をそれぞれ検出し、用紙７
が一定方向に一定速度で送出されるように紙送りモータ
５ａ，５ｂの回転を制御する。
が生じないように紙送り精度を向上させる。 【構成】用紙７の両端側に、移動方向に沿って位置情報
を予め記録する磁気記憶領域９を設ける。磁気ヘッド１
０ａ，１０ｂは、磁気記憶領域９に記録されている位置
情報を読み取る。紙送りモータ５ａ，５ｂは、用紙の両
端にそれぞれ設けたキャプスタンローラ３ａ，３ｂを回
転させて用紙７を駆動する。制御部（図示せず）は、磁
気ヘッド１０ａ，１０ｂが読み取った位置情報を基に、
用紙の両端の送り速度、位置をそれぞれ検出し、用紙７
が一定方向に一定速度で送出されるように紙送りモータ
５ａ，５ｂの回転を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙を往復させて塗重
ねを行うプリンタの紙送り機構に関する。
ねを行うプリンタの紙送り機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のカラープリンタの紙送り機
構を示す斜視図である。ここで、紙送り精度を高めて、
用紙の往復によるずれを防止するために、キャプスタン
ローラ３とピンチローラ４とで用紙７を強く挟み、用紙
７とキャプスタンローラ３とがスリップしないようにし
ている。そのために、キャプスタンローラ３とピンチロ
ーラ４とを高圧で押し付けている。
構を示す斜視図である。ここで、紙送り精度を高めて、
用紙の往復によるずれを防止するために、キャプスタン
ローラ３とピンチローラ４とで用紙７を強く挟み、用紙
７とキャプスタンローラ３とがスリップしないようにし
ている。そのために、キャプスタンローラ３とピンチロ
ーラ４とを高圧で押し付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプリンタの紙送り機構では、紙送り精度を確保するた
めに、ローラと用紙とがスリップしないようにグリップ
力を強くしている。しかし、用紙の搬送路の抵抗や、印
画の際の抵抗などで用紙は真直ぐ搬送されるとは限らな
い。また、用紙が僅かでもずれた場合にそれを感知して
修正する機能は有していない。このため、用紙を往復さ
せて重ね塗りをしたときに、色ずれが発生することがあ
った。
のプリンタの紙送り機構では、紙送り精度を確保するた
めに、ローラと用紙とがスリップしないようにグリップ
力を強くしている。しかし、用紙の搬送路の抵抗や、印
画の際の抵抗などで用紙は真直ぐ搬送されるとは限らな
い。また、用紙が僅かでもずれた場合にそれを感知して
修正する機能は有していない。このため、用紙を往復さ
せて重ね塗りをしたときに、色ずれが発生することがあ
った。
【０００４】本発明の目的は、塗り重ね時のずれが生じ
ないように紙送り精度を向上できるプリンタの紙送り機
構を提供することにある。
ないように紙送り精度を向上できるプリンタの紙送り機
構を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの紙送
り機構は、用紙を往復させて塗重ねを行うプリンタの紙
送り機構において、前記用紙の両端側に設けられ、前記
用紙の移動方向に沿って位置を示す位置情報が予め記録
される領域と、前記領域に記録されている前記位置情報
を読み取る位置情報検出手段と、前記用紙の両端側にそ
れぞれ設けられ、制御信号に応じて前記用紙の両側をそ
れぞれ駆動する紙駆動手段と、前記位置情報検出手段が
読み取った位置情報を基に、前記用紙の両端側の送り速
度、位置をそれぞれ検出し、前記用紙が一定方向に一定
速度で送出されるように前記制御信号を生成する制御手
段とを備えて構成されている。
り機構は、用紙を往復させて塗重ねを行うプリンタの紙
送り機構において、前記用紙の両端側に設けられ、前記
用紙の移動方向に沿って位置を示す位置情報が予め記録
される領域と、前記領域に記録されている前記位置情報
を読み取る位置情報検出手段と、前記用紙の両端側にそ
れぞれ設けられ、制御信号に応じて前記用紙の両側をそ
れぞれ駆動する紙駆動手段と、前記位置情報検出手段が
読み取った位置情報を基に、前記用紙の両端側の送り速
度、位置をそれぞれ検出し、前記用紙が一定方向に一定
速度で送出されるように前記制御信号を生成する制御手
段とを備えて構成されている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。本実施例は、サーマルヘッド１をプラテンローラ２
に押し付け、インクリボン８上の染料をサーマルヘッド
１により加熱することにより、用紙７上にカラー印刷を
行うものである。
る。本実施例は、サーマルヘッド１をプラテンローラ２
に押し付け、インクリボン８上の染料をサーマルヘッド
１により加熱することにより、用紙７上にカラー印刷を
行うものである。
【０００８】ところで、用紙７の裏面両端側には、磁性
材を塗布した磁気記憶領域９が形成されている。また、
紙送りを行うキャプスタンローラ３ａ，３ｂとプラテン
ローラ２との間には、磁気記憶領域９に予め記録された
紙位置情報を読み取る磁気ヘッド１０ａ，１０ｂが設け
られている。
材を塗布した磁気記憶領域９が形成されている。また、
紙送りを行うキャプスタンローラ３ａ，３ｂとプラテン
ローラ２との間には、磁気記憶領域９に予め記録された
紙位置情報を読み取る磁気ヘッド１０ａ，１０ｂが設け
られている。
【０００９】キャプスタンローラ３ａ，３ｂは、用紙７
の両端側にそれぞれ位置し、ピンチローラ４ａ，４ｂと
対になって用紙７を挟み込んでいる。キャプスタンロー
ラ３ａ，３ｂは、それぞれ、紙送りモータ５ａ，５ｂお
よび減速ギヤ６ａ，６ｂを介して接続されている。
の両端側にそれぞれ位置し、ピンチローラ４ａ，４ｂと
対になって用紙７を挟み込んでいる。キャプスタンロー
ラ３ａ，３ｂは、それぞれ、紙送りモータ５ａ，５ｂお
よび減速ギヤ６ａ，６ｂを介して接続されている。
【００１０】図２は本実施例の制御系を示すブロック図
である。磁気ヘッド１０ａ，１０ｂによって読み取られ
た紙位置情報Ｓａ，Ｓｂは、インターフェイス回路１１
を介して制御部１２に入力する。制御部１２は、紙送り
速度が用紙７の左右で同一且つ、常に一定速度となるよ
うに紙送りモータ５ａ，５ｂの回転速度を制御する信号
Ｃａ，Ｃｂをインターフェイス回路１１を介して送出す
る。
である。磁気ヘッド１０ａ，１０ｂによって読み取られ
た紙位置情報Ｓａ，Ｓｂは、インターフェイス回路１１
を介して制御部１２に入力する。制御部１２は、紙送り
速度が用紙７の左右で同一且つ、常に一定速度となるよ
うに紙送りモータ５ａ，５ｂの回転速度を制御する信号
Ｃａ，Ｃｂをインターフェイス回路１１を介して送出す
る。
【００１１】ところで、用紙の両端側に設けた磁気記憶
領域９には、例えば、用紙の移動方向に沿って所定の周
期、幅のパルス信号を紙位置情報として予め記録してお
く。この場合は、紙位置情報としてパルス信号Ｓａ，Ｓ
ｂを読み出すことができる。
領域９には、例えば、用紙の移動方向に沿って所定の周
期、幅のパルス信号を紙位置情報として予め記録してお
く。この場合は、紙位置情報としてパルス信号Ｓａ，Ｓ
ｂを読み出すことができる。
【００１２】制御部１２は、正常状態における紙位置情
報としてパルス信号Ｓａ，Ｓｂに同期し、且つ、このパ
ルス信号よりも短周期のクロック信号を生成し、このク
ロック信号と入力するパルス信号Ｓａ，Ｓｂとのタイミ
ングを比較して紙送り速度を検知し、用紙が正しく送ら
れるように回転速度を補正する制御信号Ｃａ，Ｃｂを生
成する。
報としてパルス信号Ｓａ，Ｓｂに同期し、且つ、このパ
ルス信号よりも短周期のクロック信号を生成し、このク
ロック信号と入力するパルス信号Ｓａ，Ｓｂとのタイミ
ングを比較して紙送り速度を検知し、用紙が正しく送ら
れるように回転速度を補正する制御信号Ｃａ，Ｃｂを生
成する。
【００１３】なお、磁気記憶領域の代わりにマークを印
刷し、また磁気ヘッドの代わりにフォトセンサを用いて
も有効である。
刷し、また磁気ヘッドの代わりにフォトセンサを用いて
も有効である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙両端側に、用紙の移動方向に沿って位置を示す情報を
予め記録しておき、また用紙の両端側をそれぞれ駆動す
る紙送りモータを設け、紙送り時に読み取った位置情報
を基に、用紙が一定方向に一定速度で送出されるように
紙送りモータを制御することにより、重ね塗りによる色
ずれを防止できる。また機械的精度に頼らないため、構
造を簡略化できる。
紙両端側に、用紙の移動方向に沿って位置を示す情報を
予め記録しておき、また用紙の両端側をそれぞれ駆動す
る紙送りモータを設け、紙送り時に読み取った位置情報
を基に、用紙が一定方向に一定速度で送出されるように
紙送りモータを制御することにより、重ね塗りによる色
ずれを防止できる。また機械的精度に頼らないため、構
造を簡略化できる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本実施例の紙送り制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】従来のカラープリンタの紙送り機構の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
１ サーマルヘッド ２ プラテンローラ ３ａ，３ｂ キャプスタンローラ ４ａ，４ｂ ピンチローラ ５ａ，５ｂ 紙送りモータ ６ａ，６ｂ 減速ギヤ ７ 用紙 ８ インクリボン ９ 用紙７の磁気記憶領域 １０ａ，１０ｂ 磁気ヘッド １１ インターフェイス回路 １２ 制御部 Ｃａ，Ｃｂ 制御信号 Ｓａ，Ｓｂ 紙位置を示すパルス信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 11/00 Ｂ 9011−2Ｃ
Claims (1)
- 【請求項１】 用紙を往復させて塗重ねを行うプリンタ
の紙送り機構において、前記用紙の両端側に設けられ、
前記用紙の移動方向に沿って位置を示す位置情報が予め
記録される領域と、前記領域に記録されている前記位置
情報を読み取る位置情報検出手段と、前記用紙の両端側
にそれぞれ設けられ、制御信号に応じて前記用紙の両側
をそれぞれ駆動する紙駆動手段と、前記位置情報検出手
段が読み取った位置情報を基に、前記用紙の両端側の送
り速度、位置をそれぞれ検出し、前記用紙が一定方向に
一定速度で送出されるように前記制御信号を生成する制
御手段とを備えることを特徴とするプリンタの紙送り機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26097892A JP2806173B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | プリンタの紙送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26097892A JP2806173B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | プリンタの紙送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106797A true JPH06106797A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2806173B2 JP2806173B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=17355386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26097892A Expired - Lifetime JP2806173B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | プリンタの紙送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806173B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26097892A patent/JP2806173B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2806173B2 (ja) | 1998-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980623 |