JPH06106348A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH06106348A
JPH06106348A JP3331350A JP33135091A JPH06106348A JP H06106348 A JPH06106348 A JP H06106348A JP 3331350 A JP3331350 A JP 3331350A JP 33135091 A JP33135091 A JP 33135091A JP H06106348 A JPH06106348 A JP H06106348A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接部表面近傍への金属ヒューム付着の防
止、溶接部表面の平坦性向上、クロム炭化物の析出量の
低減を可能にする溶接装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 複数の部材のそれぞれの所定の部分(溶接
部)を溶融することにより前記複数の部材を接続する溶
接装置において、前記溶接部の表面に対し垂直な成分を
有する磁場を印加する手段を配したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装置は、溶接装置に係
り、特に、金属原子等のヒュームによる汚染や溶接部表
面の焼けを防止し、しかも少ない溶接入熱量で種々の形
状の溶接体に対しても溶接可能な溶接装置に関する。本
発明の溶接装置は、超高清浄半導体装置の製造に特に好
適に適用される。
【0002】
【従来の技術】金属部材の接合としてタングステンーイ
ナートガス溶接、アークガス溶接、電子ビーム溶接等が
広く用いられている。これら従来の溶接技術において
は、溶接部の表面粗度、溶融部から発生する金属ヒュ−
ムの付着について殆ど考慮が払われていない。そのた
め、溶接部において、やけの発生、表面割れ、クロム炭
化物の析出等が起こり、金属粉を中心とする不純物の発
生や機械強度の長期的な信頼性の低下という問題が生じ
る。
【0003】従来の溶接技術では、溶接箇所である金属
溶融部から金属原子ならびにその塊となった金属ヒュー
ムの蒸発飛散がおこり、溶接部近傍で冷却されて再び付
着する。この付着金属は、腐食性ガスを流すと剥離する
ことが分かり、その結果プロセス雰囲気の汚染・劣化を
招くこと、特に高清浄度雰囲気が要求される半導体製造
装置においては大きな問題となることが分かった。
【0004】更に、従来の溶接技術では溶接入熱量が高
いために、溶接ビードは広く、その表面は粗くなる。ま
た、クロム炭化物の析出が著しく、粒界腐食等の問題が
生ずる。
【0005】以上の金属ヒュームの付着、溶接部の表面
荒れ、表面クロム炭化物の析出について図を用いて更に
詳しく述ベる。従来法における配管材料のタングステン
イナートガス溶接の構成を図16に示す。図において、
1603はタングステン電極であり、1601は溶接を
行う配管材料である。1606は溶接部を示し、160
8はこの溶融部で発生する金属ヒュームである。この金
属ヒューム1608はアークガスやバックシールガスの
流れにより溶接部1607の下流側の配管材料1601
の表面に付着し、付着金属1609となる。また従来の
溶接法では、溶接雰囲気は特に制御されていないため、
大気が混入し溶接部表面に焼け1606が発生する。付
着金属1609は、不活性ガスに対しては剥離という問
題は生じないが腐食性ガス、例えば塩化水素ガス等を流
すと剥離し、ガス雰囲気を汚染してしまう。剥離する金
属としては、金属材料に主として含まれるFe,Ni,
Cr,Mn等であり、これらがガス雰囲気中に検出され
ている。これらの不純物はLSIの特性を著しく劣化さ
せるため、半導体製造において重大な問題となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の点に鑑み、本発
明は、溶接部表面近傍への金属付着や焼けの防止、溶接
部表面の平坦性向上、入熱量の低減によるクロム炭化物
の析出量の低減することを可能にする溶接装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、複数の
部材のそれぞれの所定の部分(溶接部)を溶融して、前
記複数の部材を接続する溶接装置において、前記溶接部
の表面に対し垂直な成分を有する磁場を印加する手段を
配したことを特徴とする溶接装置に存在する。
【0008】
【作用】電磁石または永久磁石等を用いて溶融部に表面
に対し垂直な成分を有する磁場を形成することにより、
溶接時に発生する金属ヒュームを溶融部にとどめ、溶接
施工部の下流側への流れを防止し、被溶接部材上に金属
ヒュームが析出するのを防止する。また、金属溶融物は
電気伝導が大きいため、上記磁場により溶接部の平坦性
は向上する。
【0009】また、前記磁場は、溶融手段にて発生した
イオンまたは電子を収束させることが可能なため、ビー
ムを絞り込むことができ、溶接ビード幅を狭く仕上げる
ことが可能である。同時に、溶接入熱量を低減すること
が可能となり、クロム炭化物の析出量は大きく低減さ
れ、粒界腐食は著しく低減される。
【0010】本発明における好適な磁場の強さは、溶接
部表面で50ガウス以上である。より好ましくは300
ガウス以上である。300ガウス以上でヒューム飛散防
止効果はより向上する。
【0011】磁場を印加する手段は、例えば永久磁石ま
たは電磁石が用いられる。永久磁石としては、通常アル
ニコ系の磁石が用いられるが、透磁率の高い材料の溶接
をする場合にはサマリウム・コバルト系の磁石が用いら
れる。
【0012】溶接部を溶融する手段は、例えば放電、電
子ビーム、レーザーを用いたものがあるが、放電を用い
たものとして、例えばタングステンイナートガス溶接、
アークガス溶接等が例示される。
【0013】
【実施例】以下本発明実施例を挙げて詳細に説明する。
【0014】(実施例1)第1の実施例を図lに示す。
【0015】本実施例は、2本の3/8インチSUS3
16L配管をタングステンイナートガス溶接する場合で
あり、図に示すように、溶接を行う2つの配管材料10
1、101’を円筒上のアルニコ系の永久磁石102、
102’で囲み、溶接部表面に300ガウスの垂直磁場
を形成した。図中、103はタングステン電極、104
は磁石と配管材料とを絶縁するための絶縁体であり、例
えばPFA等が用いられる。
【0016】配管内にArを流しながら上記2つの配管
を溶接した後、従来法で溶接した配管及び溶接部のない
配管と共に以下の評価実験を行った。
【0017】配管内部に1.4ppmの水分を含むHC
lガスを2.5Kg/cm2で封入して12時間放置
し、その後超高純度Arガスを流し、配管内部から発生
した金属元素を配管出口でシリコンウエハ上に補収し、
金属原子量の測定をTR−XRF法(Total Reflectio
n X-ray Fluorescence Spectroscopy)により行っ
た。従来法で溶接した配管からは、Fe;2.4x10
14 atom/cm2,Cr;6.5x1011 ato
m/cm2,Ni;2.3x1013 atom/cm2
Mn:1.5x1012 atom/cm2が検出された
のに対し、本実施例及び溶接部のない配管は、いずれの
金属元素もTR−XRF法の検出限界(1x1010
tom/cm2)以下であった。
【0018】このことから、本実施例の装置で溶接した
配管は、ヒュームによる汚染はなく、高清浄装置に適用
できることが分かった。
【0019】また、配管を切断し内表面を観察したとこ
ろ、従来法の溶接部は粒界腐食がみられたのに対し、本
実施例の溶接部に腐食は全く起こっておらず、しかも溶
接部は平坦であることが確認された。
【0020】(実施例2)実施例1の永久磁石の代わり
に、図2に示す電磁石を用いた溶接装置を作製し、実施
例1と同様にして配管の溶接を行った。ここで、電磁石
は配管201の外周を絶縁チューブ204で包み、更に
その外周をコイル202で巻き付けたものである。溶接
部に垂直磁場が300ガウスとなるようにコイルに電流
を流した。実施例1と同様の評価を行ったところ、HC
lによる金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保ってい
ることが確認された。
【0021】(実施例3)本発明の第3の実施例を図3
に示す。
【0022】本実施例は、配管用自動溶接機に適用した
例であり、タングステン電極303保持部にアルニコ系
永久磁石302を設け、溶接部に対し300ガウスの垂
直磁場を形成した。
【0023】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。実施例1と同様、HClによ
る金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保っていること
が確認された。
【0024】また、図4に示すように、永久磁石の代わ
りにタングステン電極403の周辺に絶縁チューブ40
4を介しコイルを配した溶接装置を用いた場合も同様な
結果が得られた。
【0025】(実施例4)本発明の第4の実施例を図5
に示す。
【0026】本実施例の溶接装置は、配管用自動溶接機
のタングステン電極503の周囲にアルニコ系永久磁石
502を設けたものである。この例では、溶接部の磁場
の強さは300ガウスであった。
【0027】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。HClによる金属の剥離等が
なく、清浄な内表面を保っていることが確認された。
【0028】尚、図6に示すように永久磁石を電磁石に
変えた場合も同様な結果が得られた。
【0029】(実施例5)本発明の第5の実施例を図7
に示す。
【0030】本実施例の溶接装置では、溶接を行う2本
の配管701、701’を永久磁石702、702’で
囲み、さらにタングステン電極703の保持部にも永久
磁石705、705’を設け、溶接部に垂直な磁場を発
生させた。
【0031】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。HClガスによる金属の剥離
等がなく、清浄な内表面を保っていることが確認され
た。更に、本実施例では実施例1の場合に比べ、一層狭
い溶接ビード幅が得られしかも溶接部の平坦性も一層向
上した。
【0032】また、永久磁石を電磁石に代えた図8、
9、10の溶接装置も同様な効果が確認された。
【0033】(実施例6)本発明の第6の実施例を図1
1に示す。
【0034】本実施例では溶接を行う2つの配管材料1
101、1101’を永久磁石1102、1102’
で、またタングステン電極1103の周囲に永久磁石1
105を設け、溶接部に垂直な磁場を発生させた。
【0035】実施例1と同様の評価を行ったところ、H
Clによる金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保って
いることが確認された。更に、本実施例では実施例5と
同様狭い溶接ビード幅が得られた。
【0036】また、永久磁石を電磁石に代えた図12、
13、14の溶接装置も同様な効果が確認された。
【0037】(実施例7)溶接部の近傍に障害物がある
場合の実施例を図15に示す。図は、バルブと配管を溶
接するための溶接装置の構成を示したものであり、タン
グステン電極l502の周囲に、絶縁チューブ1504
を介してコイル1503を長手方向にスライドできるよ
うにして設け、更に図に示すように障害物の形状に合わ
せて伸縮可能な外部シールド1505を設けたものであ
る。また、図中1509、1510は、それぞれArガ
スの導入口及び排気口である。外部シールド内をガスパ
ージしながら溶接することにより、表面焼けが全くない
溶接を行うことができた。
【0038】尚、電磁石を永久磁石に代えた場合も同様
な効果が得られることを確認した。 (実施例8)本実施例では、溶接手段として、炭酸ガス
レーザーを用いた以外は実施例1と同様にして配管の溶
接を行った。
【0039】配管を溶接した後、ヒュームによる配管内
表面の状態を調べるため、実施例1と同様の評価を行っ
た。実施例1と同様、HClによる金属の剥離等がな
く、清浄な内表面を保っていることが確認された。
【0040】(実施例9)本実施例では、溶接手段とし
て電子ビームを用い、溶接部に300ガウスの磁場を印
加して配管の溶接を行い、ヒュームによる配管内表面の
状態を調べるため、実施例1と同様の評価を行った。実
施例1と同様、HClによる金属の剥離等がなく、清浄
な内表面を保っていることが確認された。
【0041】(実施例10)実施例2の溶接装置を用
い、溶接部の磁場の強さを変えて溶接を行い、実施例1
と同様の評価方法で磁場の強さとヒュームによる配管の
汚染との関係を調べた。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】 表から明らかなように、請求項2を満足する磁場を印加
することにより、ヒュームの飛散防止効果は一層向上す
ることが分かる。
【0043】以上の実施例では、配管材料を用いた場合
について説明したが、本発明は配管に限らずどのような
形状の材料にも適用することができることは言うまでも
ない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、溶
融部から発生した金属フュームによる溶接部表面近傍の
付着金属の汚染が低減でき、焼けの防止、溶接部表面の
平坦性向上並びに溶接ビード幅の縮小化、入熱量の低減
によるクロム炭化物の析出量の低減することを可能にし
た溶接装置を提供することが可能となる。
【0045】即ち、電磁石または永久磁石等を用いて溶
融部表面に対し垂直な成分を有する磁場を設け、溶接時
に溶融部から発生する金属原子を溶融部に付着させ溶接
施工下流部に流れ込まないようにし汚染を防止すること
が可能となる。
【0046】また、比較的電気伝導の低い溶融表面の平
坦性を著しく向上することが可能となる。
【0047】更に、溶融手段にて発生するイオンまたは
電子を収束させビームを絞り込むことで、溶接ビード幅
を狭く仕上げることが可能であると同時に、溶接入熱量
を低減することが可能なためクロム炭化物の析出量が低
減され粒界腐食が著しく低減することが可能となる。
【0048】請求項5の発明によれば、移動可能な磁場
印可手段となる永久磁石や電磁石等の位置を自由自在に
設置することにより溶接時に障害となる例えばバルブ等
が配置された溶接部表面に対しても確実に装着すること
ができ、Arガス等により溶接部表面をガスパージする
ことにより容易に大気の混入を防止し、溶接部表面に焼
けを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の溶接装置を示す概略図。
【図2】 実施例2の溶接装置を示す概略図。
【図3】 実施例3の溶接装置を示す概略図。
【図4】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図5】 実施例4の溶接装置を示す概略図。
【図6】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図7】 実施例5の溶接装置を示す概略図。
【図8】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図9】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図10】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図11】 実施例6の溶接装置を示す概略図。
【図12】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図13】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図14】 溶接装置の他の例を示す概略図。
【図15】 実施例7の溶接装置を示す概略図。
【図16】 従来の溶接装置を示す概略図。
【符号の説明】
101,101’,201,201’,301,30
1’401,401’,501,501’601,60
1’,701,701’,801,801’901,9
01’1001,1001’,1101,1101’1
201,1201’,1301,1301’,140
1,1401’,1501,1601 溶接管、 102,102’,302,302’,502,70
2,702’,705,705’,802,802’,
905,1102,1102’,1105,1202,
1202’,1305 永久磁石、 103,203,303,403,503,603,7
03,803,1003,1103,1203,130
3,1403,1503,1603 電極、 104,404,804,904,1004,130
4,1404,1504絶縁体、 202,202’,402,402’,602,80
5,805’,902,902’,1002,100
2’,1005,1005’,1205,1302,1
302’1402,1402’,1405,1502
コイル、 1506 外部シールド(枠)、 1507 ウエルダーヘッド、 1508 バルブ等の障害物、 1606 焼け、 1607 溶接部、 1608 ヒューム、 1609 金属付着物。
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 溶接装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装置は、溶接装置に係
り、特に、金属原子等のヒュームによる汚染を防止し、
しかも少ない溶接入熱量で種々の形状の溶接体に対して
も溶接可能な溶接装置に関する。本発明の溶接装置は、
超高清浄半導体装置の製造に特に好適に適用される。
【0002】
【従来の技術】金属部材の接合としてタングステンーイ
ナートガス溶接、アークガス溶接、電子ビーム溶接等が
広く用いられている。これら従来の溶接技術において
は、溶接部の表面粗度、溶融部から発生する金属ヒュ−
ムの付着について殆ど考慮が払われていない。そのた
め、溶接部において、やけの発生、表面割れ、クロム炭
化物の析出等が起こり、金属粉を中心とする不純物の発
生や機械強度の長期的な信頼性の低下という問題が生じ
る。
【0003】従来の溶接技術では、溶接箇所である金属
溶融部から金属原子ならびにその塊となった金属ヒュー
ムの蒸発飛散がおこり、溶接部近傍で冷却されて再び付
着する。この付着金属は、腐食性ガスを流すと剥離する
ことが分かり、その結果プロセス雰囲気の汚染・劣化を
招くこと、特に高清浄度雰囲気が要求される半導体製造
装置においては大きな問題となることが分かった。
【0004】更に、従来の溶接技術では溶接入熱量が高
いために、溶接ビードは広く、その表面は粗くなる。ま
た、クロム炭化物の析出が著しく、粒界腐食等の問題が
生ずる。
【0005】以上の金属ヒュームの付着、溶接部の表面
荒れ、表面クロム炭化物の析出について図を用いて更に
詳しく述ベる。従来法における配管材料のタングステン
イナートガス溶接の構成を図16に示す。図において、
1603はタングステン電極であり、1601は溶接を
行う配管材料である。1606は溶接部を示し、160
8はこの溶融部で発生する金属ヒュームである。この金
属ヒューム1608はアークガスやバックシールガスの
流れにより溶接部1607の下流側の配管材料1601
の表面に付着し、付着金属1609となる。また従来の
溶接法では、溶接雰囲気は特に制御されていないため、
大気が混入し溶接部表面に焼け1606が発生する。付
着金属1609は、不活性ガスに対しては剥離という問
題は生じないが腐食性ガス、例えば塩化水素ガス等を流
すと剥離し、ガス雰囲気を汚染してしまう。剥離する金
属としては、金属材料に主として含まれるFe,Ni,
Cr,Mn等であり、これらがガス雰囲気中に検出され
ている。これらの不純物はLSIの特性を著しく劣化さ
せるため、半導体製造において重大な問題となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の点に鑑み、本発
明は、溶接部表面近傍への金属付着の防止、溶接部表面
の平坦性向上、入熱量の低減によるクロム炭化物の析出
量の低減することを可能にする溶接装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、複数の
部材のそれぞれの所定の部分(溶接部)を溶融して、前
記複数の部材を接続する溶接装置において、前記溶接部
の表面に対し垂直な成分を有する磁場を印加する手段を
配したことを特徴とする溶接装置に存在する。
【0008】
【作用】電磁石または永久磁石等を用いて溶融部に表面
に対し垂直な成分を有する磁場を形成することにより、
溶接時に発生する金属ヒュームを溶融部にとどめ、溶接
施工部の下流側への流れを防止し、被溶接部材上に金属
ヒュームが析出するのを防止する。また、金属溶融物は
電気伝導が大きいため、上記磁場により溶接部の平坦性
は向上する。
【0009】また、前記磁場は、溶融手段にて発生した
イオンまたは電子を収束させることが可能なため、ビー
ムを絞り込むことができ、溶接ビード幅を狭く仕上げる
ことが可能である。同時に、溶接入熱量を低減すること
が可能となり、クロム炭化物の析出量は大きく低減さ
れ、粒界腐食は著しく低減される。
【0010】本発明における好適な磁場の強さは、溶接
部表面で50ガウス以上である。より好ましくは300
ガウス以上である。300ガウス以上でヒューム飛散防
止効果はより向上する。
【0011】磁場を印加する手段は、例えば永久磁石ま
たは電磁石が用いられる。永久磁石としては、通常アル
ニコ系の磁石が用いられるが、透磁率の高い材料の溶接
をする場合にはサマリウム・コバルト系の磁石が用いら
れる。
【0012】溶接部を溶融する手段は、例えば放電、電
子ビーム、レーザーを用いたものがあるが、放電を用い
たものとして、例えばタングステンイナートガス溶接、
アークガス溶接等が例示される。
【0013】
【実施例】以下本発明実施例を挙げて詳細に説明する。
【0014】(実施例1)第1の実施例を図lに示す。
【0015】本実施例は、2本の3/8インチSUS3
16L配管をタングステンイナートガス溶接する場合で
あり、図に示すように、溶接を行う2つの配管材料10
1、101’を円筒上のアルニコ系の永久磁石102、
102’で囲み、溶接部表面に300ガウスの垂直磁場
を形成した。図中、103はタングステン電極、104
は磁石と配管材料とを絶縁するための絶縁体であり、例
えばPFA等が用いられる。
【0016】配管内にArを流しながら上記2つの配管
を溶接した後、従来法で溶接した配管及び溶接部のない
配管と共に以下の評価実験を行った。
【0017】配管内部に1.4ppmの水分を含むHC
lガスを2.5Kg/cm2で封入して12時間放置
し、その後超高純度Arガスを流し、配管内部から発生
した金属元素を配管出口でシリコンウエハ上に補収し、
金属原子量の測定をTR−XRF法(Total Reflectio
n X-ray Fluorescence Spectroscopy)により行っ
た。従来法で溶接した配管からは、Fe;2.4x10
14 atom/cm2,Cr;6.5x1011 ato
m/cm2,Ni;2.3x1013 atom/cm2
Mn:1.5x1012 atom/cm2が検出された
のに対し、本実施例及び溶接部のない配管は、いずれの
金属元素もTR−XRF法の検出限界(1x1010
tom/cm2)以下であった。
【0018】このことから、本実施例の装置で溶接した
配管は、ヒュームによる汚染はなく、高清浄装置に適用
できることが分かった。
【0019】また、配管を切断し内表面を観察したとこ
ろ、従来法の溶接部は粒界腐食がみられたのに対し、本
実施例の溶接部に腐食は全く起こっておらず、しかも溶
接部は平坦であることが確認された。
【0020】(実施例2)実施例1の永久磁石の代わり
に、図2に示す電磁石を用いた溶接装置を作製し、実施
例1と同様にして配管の溶接を行った。ここで、電磁石
は配管201の外周を絶縁チューブ204で包み、更に
その外周をコイル202で巻き付けたものである。溶接
部に垂直磁場が300ガウスとなるようにコイルに電流
を流した。実施例1と同様の評価を行ったところ、HC
lによる金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保ってい
ることが確認された。
【0021】(実施例3)本発明の第3の実施例を図3
に示す。
【0022】本実施例は、配管用自動溶接機に適用した
例であり、タングステン電極303保持部にアルニコ系
永久磁石302を設け、溶接部に対し300ガウスの垂
直磁場を形成した。
【0023】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。実施例1と同様、HClによ
る金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保っていること
が確認された。
【0024】また、図4に示すように、永久磁石の代わ
りにタングステン電極403の周辺に絶縁チューブ40
4を介しコイルを配した溶接装置を用いた場合も同様な
結果が得られた。
【0025】(実施例4)本発明の第4の実施例を図5
に示す。
【0026】本実施例の溶接装置は、配管用自動溶接機
のタングステン電極503の周囲にアルニコ系永久磁石
502を設けたものである。この例では、溶接部の磁場
の強さは300ガウスであった。
【0027】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。HClによる金属の剥離等が
なく、清浄な内表面を保っていることが確認された。
【0028】尚、図6に示すように永久磁石を電磁石に
変えた場合も同様な結果が得られた。
【0029】(実施例5)本発明の第5の実施例を図7
に示す。
【0030】本実施例の溶接装置では、溶接を行う2本
の配管701、701’を永久磁石702、702’で
囲み、さらにタングステン電極703の保持部にも永久
磁石705、705’を設け、溶接部に垂直な磁場を発
生させた。
【0031】この溶接装置を用い、配管を溶接した後、
ヒュームによる配管内表面の状態を調べるため、実施例
1と同様の評価を行った。HClガスによる金属の剥離
等がなく、清浄な内表面を保っていることが確認され
た。更に、本実施例では実施例1の場合に比べ、一層狭
い溶接ビード幅が得られしかも溶接部の平坦性も一層向
上した。
【0032】また、永久磁石を電磁石に代えた図8、
9、10の溶接装置も同様な効果が確認された。
【0033】(実施例6)本発明の第6の実施例を図1
1に示す。
【0034】本実施例では溶接を行う2つの配管材料1
101、1101’を永久磁石1102、1102’
で、またタングステン電極1103の周囲に永久磁石1
105を設け、溶接部に垂直な磁場を発生させた。
【0035】実施例1と同様の評価を行ったところ、H
Clによる金属の剥離等がなく、清浄な内表面を保って
いることが確認された。更に、本実施例では実施例5と
同様狭い溶接ビード幅が得られた。
【0036】また、永久磁石を電磁石に代えた図12、
13、14の溶接装置も同様な効果が確認された。
【0037】(実施例7)溶接部の近傍に障害物がある
場合の実施例を図15に示す。図は、バルブと配管を溶
接するための溶接装置の構成を示したものであり、タン
グステン電極l502の周囲に、絶縁チューブ1504
を介してコイル1503を長手方向にスライドできるよ
うにして設けたものである。
【0038】尚、電磁石を永久磁石に代えた場合も同様
な効果が得られることを確認した。 (実施例8)本実施例では、溶接手段として、炭酸ガス
レーザーを用いた以外は実施例1と同様にして配管の溶
接を行った。
【0039】配管を溶接した後、ヒュームによる配管内
表面の状態を調べるため、実施例1と同様の評価を行っ
た。実施例1と同様、HClによる金属の剥離等がな
く、清浄な内表面を保っていることが確認された。
【0040】(実施例9)本実施例では、溶接手段とし
て電子ビームを用い、溶接部に300ガウスの磁場を印
加して配管の溶接を行い、ヒュームによる配管内表面の
状態を調べるため、実施例1と同様の評価を行った。実
施例1と同様、HClによる金属の剥離等がなく、清浄
な内表面を保っていることが確認された。
【0041】(実施例10)実施例2の溶接装置を用
い、溶接部の磁場の強さを変えて溶接を行い、実施例1
と同様の評価方法で磁場の強さとヒュームによる配管の
汚染との関係を調べた。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】 表から明らかなように、請求項2を満足する磁場を印加
することにより、ヒュームの飛散防止効果は一層向上す
ることが分かる。
【0043】以上の実施例では、配管材料を用いた場合
について説明したが、本発明は配管に限らずどのような
形状の材料にも適用することができることは言うまでも
ない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、溶
融部から発生した金属フュームによる溶接部表面近傍の
付着金属の汚染が低減でき、溶接部表面の平坦性向上並
びに溶接ビード幅の縮小化、入熱量の低減によるクロム
炭化物の析出量の低減することを可能にした溶接装置を
提供することが可能となる。
【0045】即ち、電磁石または永久磁石等を用いて溶
融部表面に対し垂直な成分を有する磁場を設け、溶接時
に溶融部から発生する金属原子を溶融部に付着させ溶接
施工下流部に流れ込まないようにし汚染を防止すること
が可能となる。
【0046】また、比較的電気伝導の低い溶融表面の平
坦性を著しく向上することが可能となる。
【0047】更に、溶融手段にて発生するイオンまたは
電子を収束させビームを絞り込むことで、溶接ビード幅
を狭く仕上げることが可能であると同時に、溶接入熱量
を低減することが可能なためクロム炭化物の析出量が低
減され粒界腐食が著しく低減することが可能となる。
【0048】請求項6の発明によれば、移動可能な磁場
印可手段となる永久磁石や電磁石等の位置を自由自在に
設置することにより溶接時に障害となる例えばバルブ等
が配置された溶接部表面に対しても確実に装着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の溶接装置を示す概略図。
【図2】実施例2の溶接装置を示す概略図。
【図3】実施例3の溶接装置を示す概略図。
【図4】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図5】実施例4の溶接装置を示す概略図。
【図6】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図7】実施例5の溶接装置を示す概略図。
【図8】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図9】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図10】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図11】実施例6の溶接装置を示す概略図。
【図12】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図13】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図14】溶接装置の他の例を示す概略図。
【図15】実施例7の溶接装置を示す概略図。
【図16】従来の溶接装置を示す概略図。
【符号の説明】 101,101’,201,201’,301,30
1’401,401’,501,501’601,60
1’,701,701’,801,801’901,9
01’1001,1001’,1101,1101’1
201,1201’,1301,1301’,140
1,1401’,1501,1601 溶接管、 102,102’,302,302’,502,70
2,702’,705,705’,802,802’,
905,1102,1102’,1105,1202,
1202’,1305 永久磁石、 103,203,303,403,503,603,7
03,803,1003,1103,1203,130
3,1403,1503,1603 電極、 104,404,804,904,1004,130
4,1404,1504絶縁体、 202,202’,402,402’,602,80
5,805’,902,902’,1002,100
2’,1005,1005’,1205,1302,1
302’1402,1402’,1405,1502
コイル、 1508 バルブ等の障害物、 1606 焼け、 1607 溶接部、 1608 ヒューム、 1609 金属付着物。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部材のそれぞれの所定の部分(溶
    接部)を溶融することにより前記複数の部材を接続する
    溶接装置において、前記溶接部の表面に対し垂直な成分
    を有する磁場を印加する手段を配したことを特徴とする
    溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記溶接部における磁場の強さは、50
    ガウス以上であることを特徴とする請求項1記載の溶接
    装置。
  3. 【請求項3】 前記溶接部を溶融する手段として、不活
    性ガス中での放電を用いることを特徴とする前記特許請
    求項lまたは2記載の溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記溶接部を溶融する手段として、電子
    ビームの照射を用いることを特徴とする前記特許請求項
    lまたは2記載の溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記溶接部を溶融する手段として、レー
    ザー光の照射を用いることを特徴とする前記特許請求項
    lまたは2記載の溶接装置。
  6. 【請求項6】 前記磁場を印可する手段は、移動可能と
    し、該手段の位置を自由自在に移動することにより溶接
    時に障害となるものが配置された場合でも、前記溶接部
    表面に対しても確実に装着することができることを特徴
    とする請求項1ないし5記載の溶接装置。
  7. 【請求項7】 前記溶接部を枠で囲み、該枠内を非酸化
    性ガスでパージすることにより大気の混入を防止し、前
    記溶接部表面の焼けを防止したことを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の溶接装置。
  8. 【請求項8】 前記枠にガス排出口を設けたことを特徴
    とする請求項7記載の溶接装置。
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