JPH0610601B2 - ワークの隙間自動測定装置 - Google Patents

ワークの隙間自動測定装置

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JPH0610601B2
JPH0610601B2 JP63212591A JP21259188A JPH0610601B2 JP H0610601 B2 JPH0610601 B2 JP H0610601B2 JP 63212591 A JP63212591 A JP 63212591A JP 21259188 A JP21259188 A JP 21259188A JP H0610601 B2 JPH0610601 B2 JP H0610601B2
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JP
Japan
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cylinder
collet chuck
knuckle
axle beam
piston
Prior art date
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JP63212591A
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Inventor
哲郎 浅野
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ワーク、殊にアクスルビームとナックルの組
付けにおけるスペーサ取付部隙間を自動的に測定する装
置に関するものである。
<従来の技術> 第4図で示すように、アクスルビーム1にはその両端に
キングピン穴3が明けられ、このアクスルビーム1に組
付けられるナックル2は前記アクスルビーム1の端部を
挾む上方受け部2aと下方受け部2bとを有し、これにも前
記キングピン穴3と同一軸線で一致するキングピン穴4
が明けられている。そして、ナックル2の下方受け部2b
とアクスルビーム1の端部下面との間にはベアリング5
が介装され、ナックル2の上方受け部2aとアクスルビー
ム1の端部上面との隙間Sには図略の無給油調整スペー
サが介装され組付けられる。
<発明が解決しようとする課題> 上記スペーサを介装する隙間Sは製造誤差等により全て
一様ではなく、従って、各種の厚さのスペーサを準備
し、隙間Sに対応するスペーサを介装している。
それには、従来では各種寸法のスペーサを隙間Sに差し
込んでみたり、あるいは隙間ゲージによって隙間Sを測
定する方法がとられていた。従って、瞬時に隙間Sを測
定することが出来ず組付作業能率に悪影響を及ぼしてい
た。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記従来の問題点を解決した自動測定装置を
提供するもので、その特徴とする構成は、装置本体に前
記ナックルの下方受け部に明けられているキングピン穴
に嵌合する第1コレットチャックとアクスルビームに明
けられるキングピン穴に嵌合する第2コレットチャック
とを同一軸線上で相対移動可能に設け、前記装置本体に
前記第1コレットチャックを開閉作動する第1シリンダ
を備え、前記第2コレットチャックを開閉する第2シリ
ンダを第2コレットチャックの作動軸の後端に結合し、
かつ前記装置本体と相対移動可能に設け、前記装置本体
に前記第2コレットチャックと第2シリンダとを装置本
体に対し相対移動させる第3シリンダを設け、この第2
コレットチャックの進退移動量を検出する電気マイクロ
検出器を装置本体に、第2シリンダの原点位置検出器を
第2シリンダに備えて成るものである。
<作 用> 本発明は、第1コレットチャックをナックルの下方受け
部のキングピン穴に、第2コレットチャックをアクスル
ビームのキングピン穴に嵌合し、第1シリンダによって
第1コレットチャックを開いてナックルの下方受け部を
チャッキングして装置本体をナックルに固定し、また、
第2シリンダによって第2コレットチャックを開いてア
クスルビームをチャッキングする。しかるのちに第3シ
リンダによって第2コレットチャックを介してアクスル
ビームを前進移動してナックルの上方受け部に当接さ
せ、この時点で電気マイクロ検出器の0点合せを行い、
その後アクスルビームを後退移動し、アクスルビームが
ナックルの下方受け部、正確にはベアリングに当接して
停止したところで、その間の後退移動量を電気マイクロ
検出器にて検出し、隙間寸法をデジタル表示するもので
ある。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、1はアクスルビーム、3はアクスルビーム1
に明けられているキングピン穴、2aはナックル2の上方
受け部、2bは下方受け部であり、4はキングピン穴であ
る。
10は装置本体であり、前記ナックル2の下方受け部2aの
キングピン穴4に嵌合する第1コレットチャック11とア
クスルビーム1のキングピン穴3に嵌合する第2コレッ
トチャック12とを同一軸線上で相対移動可能に設けられ
ている。
また、装置本体10には前記第1コレットチャック11を開
閉作動するための第1シリンダ13が設けられており、こ
れに嵌装されたピストン14と第1コレットチャック11と
が連結されている。
さらに、第2コレットチャック12の作動軸18の後端には
第2シリンダ15が設けられている。この第2シリンダ15
は装置本体10とは別体のシリンダブロック16に設けられ
ており、第2シリンダ15内に嵌装されているピストン17
と作動軸18とが連係している。
また、装置本体1には前記第2コレットチャック12を開
閉作動するための第3シリンダ19が前記第1シリンダ13
と直列して設けられており、これに嵌装されたピストン
20は第2コレットチャック12と第2シリンダ15が形成さ
れているシリンダブロック16と連結されている。この連
結手段は、作動軸18の外周に嵌合され、第1シリンダ13
のピストン14並びに第1コレットチャック11を貫通して
作動軸18、ピストン14、第1コレットチャック11と相対
移動可能なスリーブ21aによって第2シリンダ19のピス
トン20と第2コレットチャク12とを連結し、ピストン20
とシリンダブロック16とは作動軸18の外周を相対移動す
るスリーブ21bによって連結した構成である。
さらに、装置本体10の外側には平行な軸線方向で電気マ
イクロ検出器22が取り付けられ、その検出子22aは装置
本体10と一体に設けられた当接部材27に接触している。
この電気マイクロ検出器22で検出する信号は第2図で示
す表示器26でデジタル表示される。
前記当接部材27にはストッパボルト28が設けられ、シリ
ンダブロック16には、前記ストッパボルト28に当接して
シリンダブロック16の原点位置を検出するリミットスイ
ッチ23が設けられている。
24は本装置を起動、停止するメインスイッチであり、第
2図の油圧制御装置25と接続している。
次に上記構成の動作について説明する。この装置をアク
セルビーム1並びにナックル2にセットする前は、第1
シリンダ13のピストン14、第2シリンダ15のピストン17
は前進端に位置し、第1、第2コレットチャック11、12
は径方向を縮めた閉じ状態にしている。また、第3シリ
ンダ19のピストン20はリミットスイッチ23でセットされ
ている原点位置E(第3図参照)にシリンダブロック16
が戻し位置されるよう停止している。
このような状態で第1、2コレットチャック11、12をキ
ングピン穴4、3へ嵌挿して装置本体10をナックル2の
下方受け部2bの下面に当接する。その後メインスイッチ
24をONにすることにより、先ず第1シリンダ13のピス
トン14と第2シリンダ15のピストン17とが後退移動し、
第1コレットチャック11は開いてナックル2の下方受け
部2b側のキングピン穴4をキャッキングし、第2コレッ
トチャック12も開いてアクセスビーム1のキングピン穴
3をチャッキングする。このとき作動軸18は第3シリン
ダ19のピストン20並びにスリーブ21a、21bと相対移動
して第2コレットチャック12を作動する。
次いで第3シリンダ19が作動され隙間Sの寸法測定が行
われる。第3図で示すように、この第3シリンダ19のピ
ストン20の総ストロークはDである。そして、ピストン
20は前回の測定後に原点位置Eに前進戻しCが行われて
いる。従って、先ずピストン20は、この原点位置Eより
前進移動Aする。これによって、シリンダブロック16、
スリーブ21a、21bを介して第2コレット12が前進移動
し、ベアリング5に当接しているアクスルビーム1を前
進移動(第1図で上昇動)して隙間S分移動したところ
でナックル2の上方受け部2aの下面に当接する。このと
き電気マイクロ検出器22は0点合わせFが行われる。そ
の後、ピストン20は後退移動Bに切替わり、第2コレッ
トチャック12はアクスルビーム1を後退移動(第1図で
下降動)し、アクスルビーム1が再びベアリング5に当
接したところで停止Gする。この後退移動量Hを電気マ
イクロ検出器22によって検出し、隙間Sの寸法を表示器
26によりデジタル表示するものである。
この隙間Sの寸法測定後にメインスイッチ24を切ると、
第1、2シリンダ13、15のピストン14、17が前進して第
1、2コレットチャック11、12を閉じ、第3シリンダ19
のピストン20が前進してリミットスイッチ23でセットさ
れている原点位置Eに戻される。
尚、前記の動作は一連の瞬時のうちに行われるものであ
る。
<発明の効果> 以上のように本発明によると、装置本体をアクスルビー
ム並びにナックルにセットし、メインスイッチを入り切
り操作するだけで、その後は各シリンダの作動と電気マ
イクロ検出器による検出によって隙間寸法が瞬時自動的
に測定されるため、アクスルビーム、ナックルの組付作
業能率の向上が図られると共に、隙間寸法を正確に測定
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断面図、第2図は本発明による隙間測
定状態の説明図、第3図は第3シリンダの作動図、第4
図はアクスルビームに対するナックルの組付図である。 1……アクスルビーム、2……ナックル、2a……上方受
け部、2b……下方受け部、3、4……キングピン穴、5
……ベアリング、10……装置本体、11……第1コレット
チャック、12……第2コレットチャック、13……第1シ
リンダ、14……ピストン、15……第2シリンダ、17……
ピストン、18……作動軸、19……第3シリンダ、20……
ピストン、21a、21b……スリーブ、22……電気マイクロ
検出器、23……リミットスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクスルビームとナックルの組付けにおけ
    るスペーサ取付部隙間を測定する装置であって、装置本
    体に前記ナックルの下方受け部に明けられているキング
    ピン穴に嵌合する第1コレットチャックとアクスルビー
    ムに明けられているキングピン穴に嵌合する第2コレッ
    トチャックとを同一軸線上で相対移動可能に設け、前記
    装置本体に前記第1コレットチャックを開閉作動する第
    1シリンダを備え、前記第2コレットチャックを開閉す
    る第2シリンダを第2コレットチャックの作動軸の後端
    に結合し、かつ前記装置本体と相対移動可能に設け、前
    記装置本体に前記第2コレットチャックと第2シリンダ
    とを装置本体に対し相対移動させる第3シリンダを設
    け、この第2コレットチャックの進退移動量を検出する
    電気マイクロ検出器を装置本体に、第2シリンダの原点
    位置検出器を第2シリンダに備えて成るワークの隙間自
    動測定装置。
JP63212591A 1988-08-29 1988-08-29 ワークの隙間自動測定装置 Expired - Lifetime JPH0610601B2 (ja)

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