JPH06106014A - 集塵機 - Google Patents
集塵機Info
- Publication number
- JPH06106014A JPH06106014A JP28223492A JP28223492A JPH06106014A JP H06106014 A JPH06106014 A JP H06106014A JP 28223492 A JP28223492 A JP 28223492A JP 28223492 A JP28223492 A JP 28223492A JP H06106014 A JPH06106014 A JP H06106014A
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- JP
- Japan
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- dust
- chamber
- dust collecting
- differential pressure
- bag filter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の集塵室を備える集塵機において、フィ
ルタ破れの集塵室を容易に検出して当該集塵室でのガス
通過を自動的に遮断し、かつ他の集塵室での集塵効率を
容易に一定確保すること。 【構成】 複数の集塵室１４を有してなる集塵機１０に
おいて、ある集塵室１４にて濃度検出器２６の検出値が
予め定めてある適正濃度を超えたことを条件に、当該集
塵室１４でのガス通過を遮断するとともに、他の集塵室
１４における差圧検出器の検出値（含塵ガス室１６と無
塵ガス室１７の差圧）が予め定めてある適正差圧を維持
するように当該他の集塵室１４に設けてあるバグフィル
タ洗浄装置２２の空気パルス噴射ピッチを制御するも
の。
ルタ破れの集塵室を容易に検出して当該集塵室でのガス
通過を自動的に遮断し、かつ他の集塵室での集塵効率を
容易に一定確保すること。 【構成】 複数の集塵室１４を有してなる集塵機１０に
おいて、ある集塵室１４にて濃度検出器２６の検出値が
予め定めてある適正濃度を超えたことを条件に、当該集
塵室１４でのガス通過を遮断するとともに、他の集塵室
１４における差圧検出器の検出値（含塵ガス室１６と無
塵ガス室１７の差圧）が予め定めてある適正差圧を維持
するように当該他の集塵室１４に設けてあるバグフィル
タ洗浄装置２２の空気パルス噴射ピッチを制御するも
の。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は集塵機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特公昭58-24168号公報に記載の如
くの集塵機がある。この集塵機は、各集塵室はバグフィ
ルタを備え、該バグフィルタによって含塵ガス室と無塵
ガス室とに分割され、各集塵室のバグフィルタに空気パ
ルスを所定ピッチで噴射するバグフィルタ洗浄装置を設
けてなるものである。
くの集塵機がある。この集塵機は、各集塵室はバグフィ
ルタを備え、該バグフィルタによって含塵ガス室と無塵
ガス室とに分割され、各集塵室のバグフィルタに空気パ
ルスを所定ピッチで噴射するバグフィルタ洗浄装置を設
けてなるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の集塵機にお
いて、フィルタ破れの発生時には、オペレータにて全集
塵室の１室毎について、当該集塵室の出側ダンパを遮断
し、当該集塵室でのフィルタ破れの有無をチェックして
いる。このため、フィルタ破れの集塵室を探すのが容易
でない。
いて、フィルタ破れの発生時には、オペレータにて全集
塵室の１室毎について、当該集塵室の出側ダンパを遮断
し、当該集塵室でのフィルタ破れの有無をチェックして
いる。このため、フィルタ破れの集塵室を探すのが容易
でない。
【０００４】また、フィルタ破れの集塵室でのガス通過
を遮断してフィルタ交換を終了し、当該集塵室へのガス
通過を再開するまでの間、他の集塵室での含塵ガス流量
は多大となり、当該他の集塵室ではフィルタ目づまりを
生じ易くなる。このため、当該他の集塵室での目詰まり
防止（一定集塵効率の確保）のため、オペレータはバグ
フィルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを短くする必
要があるが、適正タイミングの手動設定は極めて困難で
ある。
を遮断してフィルタ交換を終了し、当該集塵室へのガス
通過を再開するまでの間、他の集塵室での含塵ガス流量
は多大となり、当該他の集塵室ではフィルタ目づまりを
生じ易くなる。このため、当該他の集塵室での目詰まり
防止（一定集塵効率の確保）のため、オペレータはバグ
フィルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを短くする必
要があるが、適正タイミングの手動設定は極めて困難で
ある。
【０００５】本発明は、複数の集塵室を備える集塵機に
おいて、フィルタ破れの集塵室を容易に検出して当該集
塵室でのガス通過を自動的に遮断し、かつ他の集塵室で
の集塵効率を容易に一定確保することを目的とする。
おいて、フィルタ破れの集塵室を容易に検出して当該集
塵室でのガス通過を自動的に遮断し、かつ他の集塵室で
の集塵効率を容易に一定確保することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の集塵室
を有し、各集塵室はバグフィルタを備え、該バグフィル
タによって含塵ガス室と無塵ガス室とに分割され、各集
塵室のバグフィルタに空気パルスを所定ピッチで噴射す
るバグフィルタ洗浄装置を設けてなる集塵機において、
各集塵室における無塵ガス室の含塵濃度を検出する濃度
検出器と、各集塵室における含塵ガス室と無塵ガス室の
差圧を検出する差圧検出器と、ある集塵室にて濃度検出
器の検出値が予め定めてある適正濃度を超えたことを条
件に、当該集塵室でのガス通過を遮断するとともに、他
の集塵室における差圧検出器の検出値が予め定めてある
適正差圧を維持するように当該他の集塵室に設けてある
バグフィルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを制御す
るコントローラとを有してなるようにしたものである。
を有し、各集塵室はバグフィルタを備え、該バグフィル
タによって含塵ガス室と無塵ガス室とに分割され、各集
塵室のバグフィルタに空気パルスを所定ピッチで噴射す
るバグフィルタ洗浄装置を設けてなる集塵機において、
各集塵室における無塵ガス室の含塵濃度を検出する濃度
検出器と、各集塵室における含塵ガス室と無塵ガス室の
差圧を検出する差圧検出器と、ある集塵室にて濃度検出
器の検出値が予め定めてある適正濃度を超えたことを条
件に、当該集塵室でのガス通過を遮断するとともに、他
の集塵室における差圧検出器の検出値が予め定めてある
適正差圧を維持するように当該他の集塵室に設けてある
バグフィルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを制御す
るコントローラとを有してなるようにしたものである。
【０００７】
【作用】 ある集塵室のフィルタが破損すると、当該集塵室の濃
度検出器の検出値が適正濃度を超える。これにより、コ
ントローラは、フィルタ破れの集塵室を検出し、当該集
塵室でのガス通過を自動的に遮断する。
度検出器の検出値が適正濃度を超える。これにより、コ
ントローラは、フィルタ破れの集塵室を検出し、当該集
塵室でのガス通過を自動的に遮断する。
【０００８】また、コントローラは、フィルタ破れ以
外の他の集塵室における差圧検出器の検出値が適正差圧
を維持するように当該他の集塵室に設けてあるバグフィ
ルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを制御する。従っ
て、ある集塵室でのフィルタ破れに伴う上記のガス通
過遮断の影響下で、他の集塵室での含塵ガス流量は多大
となりフィルタの目づまりを生じ易くなるものの、当該
他の集塵室での差圧検出器の検出値が予め定めてある適
正差圧を維持するように当該他の集塵室での空気パルス
噴射ピッチが自動的に調整される。よって、他の集塵室
でのフィルタ差圧が適正維持され、一定の集塵効率を容
易に確保可能とする。
外の他の集塵室における差圧検出器の検出値が適正差圧
を維持するように当該他の集塵室に設けてあるバグフィ
ルタ洗浄装置の空気パルス噴射ピッチを制御する。従っ
て、ある集塵室でのフィルタ破れに伴う上記のガス通
過遮断の影響下で、他の集塵室での含塵ガス流量は多大
となりフィルタの目づまりを生じ易くなるものの、当該
他の集塵室での差圧検出器の検出値が予め定めてある適
正差圧を維持するように当該他の集塵室での空気パルス
噴射ピッチが自動的に調整される。よって、他の集塵室
でのフィルタ差圧が適正維持され、一定の集塵効率を容
易に確保可能とする。
【０００９】
【実施例】図１は本発明が適用される集塵機の一例を示
す模式図、図２は集塵ユニットの内部構造を示す模式
図、図３はバグフィルタ洗浄装置を示す模式図である。
す模式図、図２は集塵ユニットの内部構造を示す模式
図、図３はバグフィルタ洗浄装置を示す模式図である。
【００１０】集塵機１０は、８個の集塵ユニット１１を
有し、集塵ユニット１１を４個づつ一列に配列している
（図１参照）。そして、各集塵ユニット１１には高炉等
からの含塵ガス供給ダクト１２が接続され、また大気へ
の無塵ガス排出ダクト１３が接続されている。
有し、集塵ユニット１１を４個づつ一列に配列している
（図１参照）。そして、各集塵ユニット１１には高炉等
からの含塵ガス供給ダクト１２が接続され、また大気へ
の無塵ガス排出ダクト１３が接続されている。
【００１１】各集塵ユニット１１は、図２に示す如く、
集塵室１４を有しており、各集塵室１４は、バグフィル
タ１５を有し、該バグフィルタ１５によって含塵ガス室
１６と無塵ガス室１７とに分割されている。含塵ガス室
１６の下部はホッパになっており、含塵ガス室１６に堆
積する塵はロータリバルブ１８の開により排出される。
集塵室１４を有しており、各集塵室１４は、バグフィル
タ１５を有し、該バグフィルタ１５によって含塵ガス室
１６と無塵ガス室１７とに分割されている。含塵ガス室
１６の下部はホッパになっており、含塵ガス室１６に堆
積する塵はロータリバルブ１８の開により排出される。
【００１２】尚、バグフィルタ１５は、含塵ガス室１６
と無塵ガス室１７の境界となる管板１９に多数のフィル
タ穴２１を設け、各フィルタ穴２１に固定される籠状リ
テーナに筒状濾布を固定することにて構成されている。
と無塵ガス室１７の境界となる管板１９に多数のフィル
タ穴２１を設け、各フィルタ穴２１に固定される籠状リ
テーナに筒状濾布を固定することにて構成されている。
【００１３】また、含塵ガス供給ダクト１２には入側ダ
ンパ１２Ａが設けられ、無塵ガス排出ダクト１３には出
側ダンパ１３Ａが設けられ、集塵室１４へのガス通過を
遮断可能としている。１３Ｂは排気ファンである。
ンパ１２Ａが設けられ、無塵ガス排出ダクト１３には出
側ダンパ１３Ａが設けられ、集塵室１４へのガス通過を
遮断可能としている。１３Ｂは排気ファンである。
【００１４】また、集塵機１０は、各集塵ユニット１１
にバグフィルタ洗浄装置２２を設けている。各バグフィ
ルタ洗浄装置２２は、各集塵室１４のバグフィルタ１５
に空気パルスを所定ピッチで噴射する。具体的には、各
バグフィルタ洗浄装置２２は、図３に示す如く、無塵ガ
ス室１７内において管板１９の半径方向に噴射管２３を
延在し、この噴射管２３を駆動装置によって管板１９の
中心部を中心にして所定速度で旋回せしめ、この噴射管
２３に管板１９に設けてあるフィルタ穴２１に対向する
多数の噴射ノズルを設けている。そして、各噴射管２３
の入側には、洗浄空気供給管２３Ａ、パルス噴射ピッチ
コントローラ２４の電磁弁を介して高圧空気ブロワ２５
が接続されているのである。これにより、各バグフィル
タ洗浄装置２２は、パルス噴射ピッチコントローラ２４
が規制する所定噴射ピッチで空気パルスを各集塵室１４
のバグフィルタ１５に噴射し、フィルタ１５を逆洗す
る。
にバグフィルタ洗浄装置２２を設けている。各バグフィ
ルタ洗浄装置２２は、各集塵室１４のバグフィルタ１５
に空気パルスを所定ピッチで噴射する。具体的には、各
バグフィルタ洗浄装置２２は、図３に示す如く、無塵ガ
ス室１７内において管板１９の半径方向に噴射管２３を
延在し、この噴射管２３を駆動装置によって管板１９の
中心部を中心にして所定速度で旋回せしめ、この噴射管
２３に管板１９に設けてあるフィルタ穴２１に対向する
多数の噴射ノズルを設けている。そして、各噴射管２３
の入側には、洗浄空気供給管２３Ａ、パルス噴射ピッチ
コントローラ２４の電磁弁を介して高圧空気ブロワ２５
が接続されているのである。これにより、各バグフィル
タ洗浄装置２２は、パルス噴射ピッチコントローラ２４
が規制する所定噴射ピッチで空気パルスを各集塵室１４
のバグフィルタ１５に噴射し、フィルタ１５を逆洗す
る。
【００１５】また、集塵機１０は、各集塵ユニット１１
に濃度検出器２６を接続している。濃度検出器２６は、
各集塵室１４における無塵ガス室１７の含塵濃度を検出
する。
に濃度検出器２６を接続している。濃度検出器２６は、
各集塵室１４における無塵ガス室１７の含塵濃度を検出
する。
【００１６】また、集塵機１０は、各集ユニット１１に
差圧検出器２７を接続している。差圧検出器２７は、各
集塵室１４における含塵ガス室１６と無塵ガス室１７の
フィルタ差圧を検出する。
差圧検出器２７を接続している。差圧検出器２７は、各
集塵室１４における含塵ガス室１６と無塵ガス室１７の
フィルタ差圧を検出する。
【００１７】そして、集塵機１０にあっては、各集塵室
１４の出側ダンパ１３Ａと、パルス噴射ピッチコントロ
ーラ２４とを制御するコントローラ２８を有している。
コントローラ２８は、ある集塵室１４にて濃度検出器２
６の検出値が予め定めてある適正濃度を超えたことを条
件に、(a) 当該集塵室１４の出側ダンパ１３Ａを閉じ制
御して当該集塵室１４でのガス通過を遮断するととも
に、(b) 他の集塵室１４における差圧検出器２７の検出
値が予め定めてある適正差圧を維持するように当該他の
集塵室１４に設けてあるバグフィルタ洗浄装置２２の空
気パルス噴射ピッチを制御するようにパルス噴射ピッチ
コントローラ２４を制御する。
１４の出側ダンパ１３Ａと、パルス噴射ピッチコントロ
ーラ２４とを制御するコントローラ２８を有している。
コントローラ２８は、ある集塵室１４にて濃度検出器２
６の検出値が予め定めてある適正濃度を超えたことを条
件に、(a) 当該集塵室１４の出側ダンパ１３Ａを閉じ制
御して当該集塵室１４でのガス通過を遮断するととも
に、(b) 他の集塵室１４における差圧検出器２７の検出
値が予め定めてある適正差圧を維持するように当該他の
集塵室１４に設けてあるバグフィルタ洗浄装置２２の空
気パルス噴射ピッチを制御するようにパルス噴射ピッチ
コントローラ２４を制御する。
【００１８】以下、集塵機１０の運転動作について説明
する。 (1) 高炉等からの吸引ガスは、各集塵ユニット１１にお
いて、集塵室１４の含塵ガス室１６から無塵ガス室１７
へ通過する間にバグフィルタ１５により濾過され、含塵
ガス濃度25mg/Nm3以下の含塵ガス濃度にて大気へ放出さ
れる。
する。 (1) 高炉等からの吸引ガスは、各集塵ユニット１１にお
いて、集塵室１４の含塵ガス室１６から無塵ガス室１７
へ通過する間にバグフィルタ１５により濾過され、含塵
ガス濃度25mg/Nm3以下の含塵ガス濃度にて大気へ放出さ
れる。
【００１９】このとき、集塵機１０では、各集塵ユニッ
ト１１の集塵効率を一定確保するため、含塵ガス室１６
と無塵ガス室１７との差圧（フィルタ差圧）を150 〜18
0mmAq に維持すべく、パルス噴射ピッチコントローラ２
４にて規制された噴射ピッチの空気パルス（0.8 〜0.95
kg/cm2、１分ピッチ）をバグフィルタ洗浄装置２２の噴
射管２３からバグフィルタ１５に噴射する。
ト１１の集塵効率を一定確保するため、含塵ガス室１６
と無塵ガス室１７との差圧（フィルタ差圧）を150 〜18
0mmAq に維持すべく、パルス噴射ピッチコントローラ２
４にて規制された噴射ピッチの空気パルス（0.8 〜0.95
kg/cm2、１分ピッチ）をバグフィルタ洗浄装置２２の噴
射管２３からバグフィルタ１５に噴射する。
【００２０】(2) ところが、ある集塵ユニット１１の集
塵室１４で、バグフィルタ１５が破損すると、コントロ
ーラ２８は濃度検出器２６の検出値が予め定めてある適
正濃度（例えば25mg/Nm3以下）を超えたことを条件に、
フィルタ破れの集塵室１４を判別する。
塵室１４で、バグフィルタ１５が破損すると、コントロ
ーラ２８は濃度検出器２６の検出値が予め定めてある適
正濃度（例えば25mg/Nm3以下）を超えたことを条件に、
フィルタ破れの集塵室１４を判別する。
【００２１】そして、コントローラ２８は当該集塵室１
４の出側ダンパ１３Ａを遮断する（入側ダンパ１２Ａを
遮断しても良い）。
４の出側ダンパ１３Ａを遮断する（入側ダンパ１２Ａを
遮断しても良い）。
【００２２】また、コントローラ２８はフィルタ破れ以
外の他の集塵室１４の差圧検出器２７の検出値が予め定
めてある適正差圧（例えば150 〜180mmAq ）を維持する
ように、当該他の集塵室１４に設けてあるバグフィルタ
洗浄装置２２の空気パルス噴射ピッチを制御する。具体
的には、コントローラ２８は当該他の集塵室１４での噴
射ピッチを短くするようにパルス噴射ピッチコントロー
ラ２４に指令を発し、パルス噴射ピッチコントローラ２
４はフィルタ差圧が150 〜180mmAq になるように噴射ピ
ッチを短くする。これにより、他の集塵室１４での集塵
効率を一定にして、高炉からの含塵ガス濃度を25mg/Nm3
以下にまで低減して大気放出するものとする。
外の他の集塵室１４の差圧検出器２７の検出値が予め定
めてある適正差圧（例えば150 〜180mmAq ）を維持する
ように、当該他の集塵室１４に設けてあるバグフィルタ
洗浄装置２２の空気パルス噴射ピッチを制御する。具体
的には、コントローラ２８は当該他の集塵室１４での噴
射ピッチを短くするようにパルス噴射ピッチコントロー
ラ２４に指令を発し、パルス噴射ピッチコントローラ２
４はフィルタ差圧が150 〜180mmAq になるように噴射ピ
ッチを短くする。これにより、他の集塵室１４での集塵
効率を一定にして、高炉からの含塵ガス濃度を25mg/Nm3
以下にまで低減して大気放出するものとする。
【００２３】以下、本実施例の作用について説明する。 ある集塵室１４のフィルタ１５が破損すると、当該集
塵室１４の濃度検出器２６の検出値が適正濃度を超え
る。これにより、コントローラ２８は、フィルタ破れの
集塵室１４を検出し、当該集塵室１４でのガス通過を自
動的に遮断する。
塵室１４の濃度検出器２６の検出値が適正濃度を超え
る。これにより、コントローラ２８は、フィルタ破れの
集塵室１４を検出し、当該集塵室１４でのガス通過を自
動的に遮断する。
【００２４】また、コントローラ２８は、フィルタ破
れ以外の他の集塵室１４における差圧検出器２７の検出
値が適正差圧を維持するように当該他の集塵室１４に設
けてあるバグフィルタ洗浄装置２２の空気パルス噴射ピ
ッチを制御する。従って、ある集塵室１４でのフィルタ
破れに伴う上記のガス通過遮断の影響下で、他の集塵
室１４での含塵ガス流量は多大となりフィルタ１５の目
づまりを生じ易くなるものの、当該他の集塵室１４での
差圧検出器２７の検出値が予め定めてある適正差圧を維
持するように当該他の集塵室１４での空気パルス噴射ピ
ッチが自動的に調整される。よって、他の集塵室１４で
のフィルタ差圧が適正維持され、一定の集塵効率を容易
に確保可能とする。
れ以外の他の集塵室１４における差圧検出器２７の検出
値が適正差圧を維持するように当該他の集塵室１４に設
けてあるバグフィルタ洗浄装置２２の空気パルス噴射ピ
ッチを制御する。従って、ある集塵室１４でのフィルタ
破れに伴う上記のガス通過遮断の影響下で、他の集塵
室１４での含塵ガス流量は多大となりフィルタ１５の目
づまりを生じ易くなるものの、当該他の集塵室１４での
差圧検出器２７の検出値が予め定めてある適正差圧を維
持するように当該他の集塵室１４での空気パルス噴射ピ
ッチが自動的に調整される。よって、他の集塵室１４で
のフィルタ差圧が適正維持され、一定の集塵効率を容易
に確保可能とする。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の集
塵室を備える集塵機において、フィルタ破れの集塵室を
容易に検出して当該集塵室でのガス通過を自動的に遮断
し、かつ他の集塵室での集塵効率を容易に一定確保する
ことができる。
塵室を備える集塵機において、フィルタ破れの集塵室を
容易に検出して当該集塵室でのガス通過を自動的に遮断
し、かつ他の集塵室での集塵効率を容易に一定確保する
ことができる。
【図１】図１は本発明が適用される集塵機の一例を示す
模式図である。
模式図である。
【図２】図２は集塵ユニットの内部構造を示す模式図で
ある。
ある。
【図３】図３はバグフィルタ洗浄装置を示す模式図であ
る。
る。
１０ 集塵機 １４ 集塵室 １５ バグフィルタ １６ 含塵ガス室 １７ 無塵ガス室 ２２ バグフィルタ洗浄装置 ２６ 濃度検出器 ２７ 差圧検出器 ２８ コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の集塵室を有し、 各集塵室はバグフィルタを備え、該バグフィルタによっ
て含塵ガス室と無塵ガス室とに分割され、 各集塵室のバグフィルタに空気パルスを所定ピッチで噴
射するバグフィルタ洗浄装置を設けてなる集塵機におい
て、 各集塵室における無塵ガス室の含塵濃度を検出する濃度
検出器と、 各集塵室における含塵ガス室と無塵ガス室の差圧を検出
する差圧検出器と、 ある集塵室にて濃度検出器の検出値が予め定めてある適
正濃度を超えたことを条件に、当該集塵室でのガス通過
を遮断するとともに、他の集塵室における差圧検出器の
検出値が予め定めてある適正差圧を維持するように当該
他の集塵室に設けてあるバグフィルタ洗浄装置の空気パ
ルス噴射ピッチを制御するコントローラとを有してなる
ことを特徴とする集塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28223492A JPH06106014A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28223492A JPH06106014A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 集塵機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106014A true JPH06106014A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17649806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28223492A Withdrawn JPH06106014A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106014A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020031437A (ko) * | 2000-10-20 | 2002-05-02 | 홍민선 | 세라믹 필터 집진장치에서의 필터 자동 차폐장치 |
| CN104383767A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-03-04 | 张家港市艾尔环保设备有限公司 | 高效滤筒除尘器 |
| JP2017122398A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
| CN109847507A (zh) * | 2018-08-22 | 2019-06-07 | 安徽万磁电子有限公司 | 一种用于磁体加工车间的粉尘的除尘装置 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP28223492A patent/JPH06106014A/ja not_active Withdrawn
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