JPH06105906B2 - 放送形通信方法 - Google Patents

放送形通信方法

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JPH06105906B2
JPH06105906B2 JP191186A JP191186A JPH06105906B2 JP H06105906 B2 JPH06105906 B2 JP H06105906B2 JP 191186 A JP191186 A JP 191186A JP 191186 A JP191186 A JP 191186A JP H06105906 B2 JPH06105906 B2 JP H06105906B2
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JP
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communication device
communication
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communication devices
response signal
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雅行 野村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信網を通して接続される複数の通信装置間
での放送形通信方法に関する。
〔従来の技術〕
複数の通信装置を収容する通信網に接続されている通信
装置間で情報の送受信を行う場合、一般に通信装置間で
ポーリングによる送信権管理を行い、送信権を有する通
信装置だけが通信網に情報の送信を行う。即ち、送信権
を有する通信装置が他の通信装置に対して送信要求の有
無を問い合せる信号(問合せ信号)を順次送信し、問合
せ信号を受信した通信装置は、送信要求の有無を通知す
る応答信号を送信する。送信権を有する通信装置は、送
信要求有の応答信号を送信した通信装置に対して送信権
委譲信号を送信し、送信要求を有する通信装置が送信権
を得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、送信権を有する通信装置が複数の通信装置に
対して放送的に同時に情報を送信した場合、複数の通信
装置からの応答信号が通信網で論理和されて送信権を有
する通信装置に返ってくるため、受信即で応答信号の解
決が出来なくなる。したがって、従来はある通信装置が
複数の通信装置に対して放送的に情報を送信した場合、
複数の通信装置から送信する送達確認の応答信号も、複
数の受信装置から同時に送信しない様に、ポーリングに
よる送信権管理を行って別々に送信しており、時間がか
ゝるという問題があった。
本発明の目的は、複数の通信装置からの送信権要求応答
信号や送達確認応答信号の同時返送を可能にして、通信
時間の短縮を図ることにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は、複数の通信装置に対して、それぞれパルス位
置(有意パルス位置)が互いに素となる符号形式の信号
を予め割り当てると共に、各々の通信装置に、自装置を
除く各通信装置対応に前記信号を識別する手段を設け
る。
或る通信装置が他の複数の通信装置に対して放送的に例
えば問合せ信号(一般には同報メッセージ)を送信した
場合、複数の通信装置はそれぞれパルス位置が互いに素
となる予め割り当てられた符号形式の信号を応答信号と
して返送する。これらの応答信号は通信網で論理和がと
られて問合せ信号を送信した通信装置に受信されるが、
該通信装置では、パルス位置が互いに素であることを利
用して、各通信装置対応にどの通信装置からの応答信号
かを識別する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
第2図は本発明で対象となる通信システムの一実施例の
構成図であって、1−1〜1−mは通信装置、2は通信
装置1−1〜1−mを相互に接続する通信網である。
第2図において、送信要求の有無を調べるために、例え
ば通信装置1−1が他のすべての通信装置1−2〜1−
mに対して放送的に問合せ信号を送信したとする。これ
に対し、通信装置1−2〜1−mは、それぞれ送信要求
があれば応答信号を返送するが、この場合、各通信装置
にはパルス位置が互いに素となる符号形式を応答信号と
して予め割り当てゝておく。第3図はこのような符号形
式の信号を示したもので、S1はP1ビット毎に“0"が生じ
る信号、SjはPjビット毎に“0"が生じる信号である。こ
ゝで、P1,…Pjは互いに素な素数(2,3,5,7,……)の関
係にする。第3図では、通信装置1−1には信号S1を、
通信信号1−jには信号Sjを割り当てるとしている。
通信装置1−1からの問合せ信号を受信した通信装置14
−2〜1−mのうち、送信要求有りの通信装置は自分に
割り当てられた符号形式の信号を応答信号として送信す
る。例えば、通信装置1−jは応答信号として、Pjビッ
ト毎に“0"が生じる信号Sjを繰り返し返信する。送信要
求有りの各通信装置から送信された応答信号は通信網2
で論理和がとられて通信装置1−1に到来する。通信装
置1−1では、この論理和のとられた応答信号を受信
し、そのパルス位置が互いに素であることを利用して、
どの通信装置からの応答信号かを識別する。
以上の動作は送信要求の有無を調べる場合であるが、通
信装置1−1が他の通信装置1−2〜1−mに対して放
送的に情報を送信し、これに対して通信装置1−2〜1
−mが送達確認の応答信号を送信する場合も同様であ
る。また、こゝでは通信装置1−1が送信機を有するも
のとしたが、一般には通信装置1−1〜1−mのいずれ
かが送信権を有し、他のすべての通信装置に対して放送
的に情報を送信し、それに対する応答信号を同時に受信
することが可能である。
第4図に示すように、各通信装置には、放送的に情報を
送信した時、どの通信装置が応答信号を通知したか否か
を判定するため、自装置を除く各通信装置毎に通信装置
識別回路11−1〜11−mを設ける。第4図は通信装置1
−iにおける構成を示したもので、識別回路11−1〜11
−mは通信装置1−1〜1−mと1対1に対応してい
る。たヾし、該通信装置1−iには、自装置に対応する
識別回路11−iは存在しない。各識別回路11−1〜11−
mは、通信網2で論理和のとられた応答信号を受け取
り、それぞれ通信装置1−1〜1−mが応答信号S1〜Sm
を送信したか否かを判定し、該当通信装置が応答信号を
送信したときは“1"、送信しなかったときは“0"を判定
結果端子B1〜Bmに出力する。
第4図における通信装置識別回路11−1〜11−m中の1
つの回路の実施例を第1図に示す。便宜上、第1図で
は、通信装置識別回路11−jを示している。第1図中、
101は通信網2の直列受信信号を並列信号に変換する直
並列変換回路、1021〜102Lは否定回路、103はLビット
からなる受信信号蓄積レジスタ、1041〜104kはそれぞれ
レジスタ103のPjビット毎の内容について論理積をとる
アンド回路、105はアンド回路1041〜104kの出力信号の
論理和をとるオア回路である。
通信装置1−jはPjビット毎に“0"となる信号列を送信
し、他の通信装置はPjと素となる素数ビット毎に“0"と
なる信号列を送信する。これらの信号列が信号網2で論
理和され、通信装置1−jの各通信装置識別回路11−1
〜11−mで受信される。こゝで通信識別回路11−jで
は、受信した直列信号列を直並列変換回路101で並列信
号i1〜iLに変換した後、該並列信号i1〜iLの各ビットを
否定回路1021〜102Lが反転してレジスタ103に蓄積す
る。レジスタ103のビット長は、Pjビット毎に0が生じ
る信号列がある程度蓄積できるだけの容量があればよ
い。このレジスタ103の内容について、アンド回路1041
では1ビット目からPjビット毎の論理積をとり、以下同
様にして、アンド回路104kでは第kビット目からPjビッ
ト毎の論理積をとる。これにより、通信装置1−jがPj
ビット毎に“0"となる信号列を送信した場合、アンド回
路1041〜104kのいずれかが“1"となり、オア回路105を
介して判定結果端子Bjが“1"となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、送信権を有する
通信装置からの送信要求の有無に関する問合せに対し
て、同時に複数の通信装置から応答信号が送信可能とな
るため、装信権の委譲がすみやかに実現出来る利点があ
る。また、複数の通信装置への放送形情報転送では、確
認応答を同時に受信通信装置から可能であり、情報転送
効率を向上出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は通信装置識別回路の一実施例を示す図、第2図
は本発明で対象とする情報通信システムの一実施例を示
すブロック図、第3図は本発明で用いる応答信号の符号
形式を示す図、第4図は1つの通信装置内の通信装置識
別回路のブロック図である。 1−1〜1−m……通信装置、2……通信網、 11−1〜11−m……通信装置識別回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信装置1〜mが通信網を介して接
    続されている情報通信システムにおける放送形通信方法
    において、 各通信装置1〜mに対して、それぞれパルスの有意位置
    が互いに素の関係をとる信号S1〜Smを割り当て、 通信装置iが他の複数の通信装置1,2,…i−1,i+1,…
    mに対して同報メッセージを送信し、 前記同報メッセージを受信した各通信装置1,2,…i−1,
    i+1,…mは、前記通信装置iに対して、それぞれ自分
    に割り当てられたパルスの有意位置が互いに素の関係を
    とる信号S1,S2,…Si-1,Si+1,…Smを応答信号として返送
    し、 前記通信装置iは、前記通信網を介すことて論理和され
    た各通信装置1,2,…i−1,i+1,mからの応答信号を受信
    し、該受信信号の互いに素の関係をとる位置に有意パル
    スが存在するか否かを検出して、応答信号を返送した通
    信装置を判定することを特徴とする放送形通信方法。
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JPS62159937A JPS62159937A (ja) 1987-07-15
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JP2864249B2 (ja) * 1989-05-29 1999-03-03 横河ジョンソンコントロールズ株式会社 通信システム

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