JPH06104802B2 - ウレタン塗料用樹脂組成物 - Google Patents

ウレタン塗料用樹脂組成物

Info

Publication number
JPH06104802B2
JPH06104802B2 JP62261644A JP26164487A JPH06104802B2 JP H06104802 B2 JPH06104802 B2 JP H06104802B2 JP 62261644 A JP62261644 A JP 62261644A JP 26164487 A JP26164487 A JP 26164487A JP H06104802 B2 JPH06104802 B2 JP H06104802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyisocyanate
isocyanurate
polyol
styrene
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62261644A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01104664A (ja
Inventor
光雄 加瀬
昇 小越
主計 露崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17364763&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH06104802(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP62261644A priority Critical patent/JPH06104802B2/ja
Priority to US07/259,915 priority patent/US5017655A/en
Priority to DE3887261T priority patent/DE3887261T2/de
Priority to EP88117402A priority patent/EP0313018B1/en
Publication of JPH01104664A publication Critical patent/JPH01104664A/ja
Publication of JPH06104802B2 publication Critical patent/JPH06104802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/62Polymers of compounds having carbon-to-carbon double bonds
    • C08G18/6216Polymers of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids or of derivatives thereof
    • C08G18/622Polymers of esters of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids
    • C08G18/6225Polymers of esters of acrylic or methacrylic acid
    • C08G18/6229Polymers of hydroxy groups containing esters of acrylic or methacrylic acid with aliphatic polyalcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/62Polymers of compounds having carbon-to-carbon double bonds
    • C08G18/6216Polymers of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids or of derivatives thereof
    • C08G18/622Polymers of esters of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/77Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur
    • C08G18/78Nitrogen
    • C08G18/79Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/791Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing isocyanurate groups
    • C08G18/792Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing isocyanurate groups formed by oligomerisation of aliphatic and/or cycloaliphatic isocyanates or isothiocyanates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なるウレタン塗料用樹脂組成物
に関し、さらに詳細には、それぞれ特定の、イソシアヌ
レート型ポリイソシアネートとスチレン系アクリルポリ
オールとを必須の成分とする、とりわけ耐候性が良好
で、しかも諸性能のすぐれた自動車、建築物、建材、電
気製品または橋梁などの各種の被塗物素材を対象とした
塗料分野に広く利用することのできる塗料用樹脂組成物
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、硬化剤たるポリイソシアネートと主材たるア
クリルポリオールとから成る二液型無黄変ウレタン塗料
は、耐候性、機械的物性および耐薬品性などにすぐれた
耐久性の良好な塗膜を与える処から、極めて有用な工業
材料であることが知られている。
ところで、この種の二液型無黄変ウレタン塗料にあっ
て、硬化剤として用いられるポリイソシアネートには種
々のものがあるが、古くから良く知られているトリメチ
ロールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートとの
反応によって得られるアダクト型のポリイソシアネート
とか、水などのビューレット化剤とヘキサメチレンジイ
ソシアネートとから得られるビューレット型のポリイソ
シアネートに比して、ヘキサメチレンジイソシアネート
のイソシアヌレート化反応によって得られる下掲の一般
式〔1〕で示される、しかも、この式〔1〕における繰
り返し単位数(n)が1なる構造の化合物、つまり、
“1核体”の含有率が60重量%未満、とくに約20〜55重
量%なる範囲内にあるようなイソシアヌレート型のポリ
イソシアネートは、そこに存在するイソシアヌレート環
が硬い構造で、しかも対称的な構造を有し、加えてこの
イソシアヌレート環の化学的安定性が高い処から、かか
るイソシアヌレート型のポリイソシアネートをアクリル
ポリオールと組み合わせて塗料に用いた場合には、乾燥
性が良好であるために、短時間の塗装仕上げが可能であ
り、一段と耐久性にすぐれたウレタン塗料の得られるこ
とが期待される。
〔但し、式中のnは1〜20なる自然数であるものとす
る。〕 ところが、かかるイソシアヌレート型ポリイソシアネー
トは、二液型塗料として用いられる場合の最も基本的な
性質である、アクリルポリオールとの相溶性が劣るため
に、そのようなアクリルポリオールと組み合わせた形の
ウレタン塗料は、かかるイソシアヌレート型ポリイソシ
アネートが本来有しているすぐれた性質がそのままに発
揮され得なく、したがって塗膜性能が損われるために、
実用上、重大な欠点を有しているというのが現状であ
る。
そこで、かかるイソシアヌレート型ポリイソシアネート
の重大な欠点を取り除くための方法として、米国特許第
4,582,888号明細書に開示されているように、崇高なア
ルキレンジオールを用いてこのイソシアヌレート型ポリ
イソシアネートを変性せしめることにより、あるいは米
国特許第4,647,623号明細書に開示されているように、
シクロアルキレンジオールを用いてこのイソシアヌレー
ト型ポリイソシアネートを変性せしめることにより、該
ポリイソシアネート本来の乾燥性の良さを損うことなし
に、アクリルポリオールとの相溶性を改善せしめる方法
が試みられている。
かくして得られるジオール変性イソシアヌレート型ポリ
イソシアネートは、アクリルポリオールと組み合わせる
ことにより速乾で、性能のすぐれた二液型無黄変ウレタ
ン塗料を与えるけれども、前掲の式〔I〕で示される未
変性イソシアヌレート型ポリイソシアネートに比して、
かかるジオール変性イソシアヌレート型ポリイソシアネ
ートは、どうしてもイソシアネート基の含有率の低下を
免れ得なく、したがってウレタン塗料の配合において
は、わけても高価な部類のジオール変性物の配合量を増
やすことになるために、経済的な不利益を招来すること
となり、実用上の制約を受けると共に、塗料のハイソリ
ッド化の上からも、依然として、改善すべき問題点も多
いものであると言える。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、本発明者らは上述されてきた従来技術におけ
る種々の問題点を解決すべく鋭意研究した結果、新規な
事実の発見と併せて、目的とする諸性能のすぐれたウレ
タン塗料用の樹脂組成物を見い出すに及んで、本発明を
完成させるに到った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は必須の成分として、1核体を少なく
とも65重量%含有するヘキサメチレンジイソシアネート
から誘導されるイソシアヌレート型ポリイソシアネート
(A)と、数平均分子量が5,000〜25,000で、かつ水酸
基価が40〜160なるスチレン系アクリルポリオール
(B)とを含んで成る、ウレタン塗料用樹脂組成物を提
供しようとするものであって、従来よりの懸案事項の悉
くを見事に解決するものである。
このように、本発明は前掲の一般式〔I〕における繰り
返し単位数:n=1に相当する“1核体”を65重量%、好
ましくは65〜95重量%なる範囲内で含有する、ヘキサメ
チレンジイソシアネートから誘導されるという特定のイ
ソシアヌレート型ポリイソシアネート、つまりイソシア
ヌレート環含有ポリイソシアネートを必須の構成成分の
一つとして用いるものである。
そして、こうした特定のイソシアヌレート型ポリイソシ
アネートは、イソシアヌレート化触媒を用いて、ヘキサ
メチレンジイソシアネートから、イソシアヌレート化反
応の転化率をコントロールすることにより容易に製造す
ることができるものである。
そのさいに用いられる上記イソシアヌレート化触媒とし
ては、電子密度が低く陽イオン性の強い原子(団)を含
むような化合物が好適であり、そのうちでも代表的なも
のとしては、次式〔II〕で示されるようなN,N,N′‐ト
リメチル‐N′‐2′‐ヒドロキシプロピルアンモニウ
ム‐p-ターシャリーブチルベンゾエート、ナトリウムエ
チラートまたはプロピオン酸ナトリウムなどが挙げられ
るが、とくにこの式〔II〕で示される化合物は精製が容
であるために、ポリイソシアネートの製造に適するもの
である。
しかし、当該イソシアヌレート触媒としては、上掲の式
〔II〕で示される化合物のみに特に限定されるものでは
なく、イソシアヌレート化に有効な触媒作用を有するも
のであれば、いずれも使用できることは勿論である。
なお、当該触媒は通常、有機溶媒による希釈溶液とし
て、ジイソシアネート化合物に対して10〜1000ppm、好
ましくは20〜500ppmなる範囲内で用いるのが適当であ
る。
そして、まず、前記したイソシアヌレート型ポリイソシ
アネート(A)を調製するにさいして行なわれるイソシ
アヌレート化反応は、通常、30〜120℃、好ましくは40
〜100℃なる範囲内の温度であるのが適当である。
かかる反応の転化率は、用いるイソシアヌレート化触媒
の種類によっても異なるので一率に規定し難い点もある
が、通常は8〜50重量%、好ましくは9〜45重量%なる
範囲内であるのが適当であり、前掲の一般式〔I〕で示
されるような1核体を65重量%含有するような範囲内の
転化率に保つことが必要であることは言うまでもない。
かかる反応を終了したさいの反応混合物を、燐酸、モノ
クロル酢酸またはドデシルベンゼンスルホン酸の如き、
酸性を呈する化合物によって当該イソシアヌレート化触
媒を失効せしめたのち、分子蒸留によって未反応のヘキ
サメチレンジイソシアネートを除去せしめることによ
り、容易に目的とするイソシアヌレート型ポリイソシア
ネートを調製することができる。
ここにおいて、前記ポリイソシアネート(A)を得るに
さいして用いられるジイソシアネート化合物としては、
既述された通り、ヘキサメチレンジイソシアネートでは
あるが、特に望むならば、テトラメチレンジイソシアネ
ート、1,3-ビス(イソシアネートメチル)‐シクロヘキ
サンまたはイソホロンジイソシアネートの如き、脂肪族
ないしは脂環式のジイソシアネート化合物を併用しても
よいことは勿論である。
ただし、これらヘキサメチレンジイソシアネート以外の
ジイソシアネート化合物の使用量としては通常は35重量
%以内に止めることが望ましい。
かくして得られるポリイソシアネート(A)は1核体を
65重量%以上、好ましくは70重量%以上、さらに好まし
くは75重量%以上含有するものであるのが適当である。
1核体の含有率が65重量%未満である場合には、後掲す
る如き各種のスチレン系アクリルポリオール(B)との
相溶性が劣ることとなり、塗膜性能を損わしめるため
に、好ましくない。
次に、本発明のウレタン塗料用樹脂組成物のもう一つの
必須構成成分である、数平均分子量が5,000〜25,000
で、かつ水酸基価が40〜160なるスチレン系アクリルポ
リオール(B)としては、下掲する如き一般式〔III〕
で示されるスチレンまたはその誘導体と、一般式〔II
I〕〜〔VI〕で示されるエチレン性不飽和結合含有炭化
水素誘導体(以下、エチレン系炭化水素誘導体と略記す
る。)などを必須の原料成分とし、これらの各種誘導体
のラジカル重合によって得られるものが好ましい。
ここにおいて、まず一般式 で示される化合物としては、スチレン、α‐メチルスチ
レン、p-メチルスチレン、p-メトキシスチレンまたはp-
ターシャリーブチルスチレンなどが代表的なものであ
る。
次いで、一般式 で示される化合物としては、メチルメタクリレート、n-
ブチルメタクリレート、iso-ブチルメタクリレート、タ
ーシャリーブチルメタクリレート、2-エチルヘキシルメ
タクリレート、エチルアクリレート、n-ブチルアクリレ
ート、2-エチルヘキシルアクリレートまたは2-エトキシ
エチルアクリレートなどが代表的なものである。
また、一般式 で示される化合物としては、β‐ヒドロキシエチルメタ
クリレート、β‐ヒドロキシプロピルメタクリレートま
たはβ‐ヒドロキシエチルアクリレートなどが代表的な
ものである。
さらに、一般式 で示される化合物としては、ジエチルフマレート、ジ‐
n-ブチルフマレート、ジ‐iso-ブチルフマレートまたは
ジ‐2-エチルヘキシルフマレートなどが代表的なもので
ある。
さらにまた、上掲したそれぞれの一般式〔III〕〜〔V
I〕で示される化合物には包含されないが、同種のエチ
レン系炭化水素誘導体であって、しかも当該アクリルポ
リオールを得るさいに用いられる化合物の代表的なもの
としては、メタクリル酸、アクリル酸もしくはイタコン
酸の如きカルボキシル基含有エチレン系炭化水素;また
はグリシジルメタクリレートの如きオキシラン環含有エ
チレン系炭化水素などである。
上掲した如き各種のエチレン系炭化水素誘導体から当該
スチレン系アクリルポリオール(B)を調製するには、
ベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリ
ル、ターシャリーブチルパーオクトエート、ジ‐ターシ
ャリーブチルパーオキサイドまたはターシャリーブチル
パーベンゾエートなどの公知慣用のラジカル開始剤を用
い、常法のラジカル重合反応に従って行なえばよい。
また、かかるラジカル重合反応は、通常、60〜150℃の
範囲で、トルエン、キシレンまたは酢酸ブチルの如き有
機溶媒中で行なわれるものである。
なお、上掲した如き各種のエチレン系炭化水素誘導体の
うち、一般式〔III〕で示されるようなスチレンまたは
その誘導体を含むスチレン系アクリルポリオール(B)
は、前述したポリイソシアネート(A)と組み合わせた
さいに、とりわけ機械的性質の良好な硬化塗膜を与える
ものである。
その逆に、かかるスチレンまたはその誘導体の使用を一
切欠如した形のアクリルポールは、前述のポリイソシア
ネート(A)と組み合わせた場合において、塗装直後は
透明な塗膜が形成されるものの、時間の経過に伴って、
次第に濁りを生じる傾向にある。
そのためにも、かかるスチレンまたはその誘導体の使用
量としては、通常、全エチレン系炭化水素誘導体の5〜
50重量%なる範囲内が適当である。
また、当該スチレン系アクリルポリオール(B)として
は、既述の如く、5,000〜25,000なる数平均分子量のも
のが好ましく、5,500〜20,000なるものが更に好まし
い。
当該ポリオール(B)にあっては、この分子量が余りに
低すぎると、速乾性の塗料を得るのが難しくなるし、逆
に余りに高すぎると、ハイソリッド化が難しくなるし、
しかも塗装作業性を損うようになるので、いずれも好ま
しくない。
他方、当該ポリオールの水酸基価としては、樹脂固形分
換算で40〜160なる範囲内のものが好ましく、さらに好
ましくは50〜120なる範囲内のものである。
当該ポリオールの水酸基価が余り低すぎると、どうして
も性能の良い塗膜を得ることが難しく、逆に高すぎる場
合には、高価なポリイソシアネート(A)を多量に用い
ることになり、経済的な損失などの欠点を生じるので、
いずれも好ましくない。
なお、当該スチレン系アクリルポリオール(B)のガラ
ス転移点(Tg)は、好ましい乾燥性を得るためにも余り
低くないことが望ましいものとしても、特に制限される
ものではないものの、通常は、このTgが25℃以上である
ことが好ましく、30℃以上であるならば更に好ましい。
逆に、当該ポリオールのTgが余りに高すぎると、塗膜の
可撓性が失われる傾向にある処から、一般的には80℃以
下に、さらに好ましくは70℃以下に保つことが必要であ
る。
当該ポリオールとして特に望むなら、アルキド樹脂をも
含むポリエステルなどで変性したものを用いてもよい。
ただし、そのさいの変性率としては、当該スチレン系ア
クリルポリオール(B)それ自身が保有している耐候性
を損わしめないためにも、30重量%以下に、好ましくは
15重量%以下に止めることが望ましい。
以上に記述されたようなイソシアヌレート型ポリイソシ
アネート(A)とスチレン系アクリルポリオール(B)
とを必須の成分として含んで成る本発明のウレタン塗料
用樹脂組成物から塗料を調製するには、これらの必須成
分のそれぞれ、イソシアネート基と水酸基とが等当量、
つまりNCO/OH=1.0(当量比)になるように配合するの
が望ましく、このようにすることによって速乾で性能の
良い塗料を得ることができるが、特に望むならば、この
NCO/OHが0.3〜2.0、好ましくは0.8〜1.2となるような配
合割合で、ポリイソシアネート(A)とスチレン系アク
リルポリオール(B)とを用いるようにしてもよい。
本発明のウレタン塗料用樹脂組成物はそのままクリヤー
ワニスとして、あるいはチタン白、カーボンブラックま
たはシアニンブルーなどの各種顔料または体質顔料を含
む形でエナメル塗料として用いることができる。
本発明組成物としてのこれらクリヤーワニスまたはエナ
メルにあっては、前記必須成分たるそれぞれイソシアヌ
レート環含有ポリイソシアネートからなる硬化剤とスチ
レン系アクリルポリオールからなる主剤とから構成され
る二液型塗料であり、エナメルにおける顔料は通常、主
剤に配合混練して調製される。こうした塗料化の際に必
要な希釈溶剤はウレタン塗料に用いられている通常のシ
ンナーをそのまま用いることができる。
なお、本発明の組成物を塗料として用いるに際しては、
さらにセルロースアセテートブチレートもしくはニトロ
セルロースなどの繊維素類、可ソ剤、レベリング剤また
は界面活性剤の如き公知慣用の添加剤を併用してもよ
く、特に望むならば硬化触媒を併用してもよい。
本発明の組成物よりなる二液型塗料は、それを実用に供
する際に硬化剤および主剤なる各塗料成分を配合し、エ
アスプレー、エアレススプレー、静電塗装またはロール
コーターなどを用いる通常の塗装方法によって、乾燥性
のよい、しかも塗膜性能の良好な塗膜を得ることができ
る。
以上には常温硬化型の塗料に主眼をおいて説明している
が、特に望むならば40〜100℃の温度で強制乾燥し、極
く短時間で硬化塗膜を得る方法を採用しても、良好な塗
膜を得ることができるものである。
〔実施例〕
次に、参考例、実施例および比較例により本発明を説明
するが、本発明はこれによって何ら制約を受けるもので
はない。
以下において「%」とあるものは特に断りのない限り
は、すべて「重量%」を意味するものとする。
参考例1 〔ポリイソシアネート(A)の調製例〕 撹拌機、窒素ガス導入管、空冷管および温度計を備えた
5のガラス製四ツ口フラスコに、窒素ガス雰囲気下
で、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の3,500g
を仕込み、撹拌下に、油浴で55℃まで昇温したのち、イ
ソシアヌレート化触媒として前掲の式〔II〕で示される
N,N,N-トリメチル‐N′‐2′‐ヒドロキシプロピルア
ンモニウム‐p-ターシャリーブチルベンゾエート(分子
量=295.4)の20%ブチルセロソルブ溶液をフラスコ中
に分割添加せしめた処、この触媒溶液が総量で5.2g添加
された時点で、反応器内の温度が62℃まで上昇した。
この発熱がおさまったのち、器内の温度を60℃に保持し
つつ、反応の進行度を屈折率によって追跡し、反応混合
物の屈折率(▲n25 D▼)が1.4625に達した処で、触媒
の失効剤としてモノクロル酢酸(分子量=94.5)の6.8
%キシレン溶液の5.2gを反応器内に添加して、反応を停
止させた。
次いで、反応混合物を室温に冷却し、そのうちの1,000g
を分子蒸留にかけ、蒸留残渣として目的のポリイソシア
ネートが251.2g(転化率=25.2%)、他方、留出物とし
てHDIが747.2g(回収率=74.8%)それぞれ得られた。
以下、このポリイソシアネートをA-1と略記する。
かくして得られたポリイソシアネート(A-1)は、淡黄
色透明な液体であって、25℃におけるガードナー粘度
(以下同様)がX〜Yで、かつイソシアネート基含有率
(以下、NCO%と略記する。)が22.8%なるものであ
り、赤外吸収スペクトルおよび13C核磁気共鳴スペクト
ルにより、このポリイソシアネート(P-1)はイソシア
ヌレート型ポリイソシアネートであることが確認され
た。
また、高速ゲルパーミエーションクロマトグラフィーに
より、前掲の一般式〔I〕におけるnが1なる、いわゆ
る1核体の含有率が67%であり、かつ、数平均分子量の
測定値は580であった。
参考例2 (同上) 屈折率(▲n25 D▼)が1.4610になるまでイソシアヌレ
ート化反応を続行させるように変更した以外は、参考例
1と同様の操作を繰り返し、次いで得られた触媒失効済
みの反応混合物のうちの1,000gを分子蒸留にかけた処、
20.8%なる転化率で目的とするポリイソシアネートが得
られた。以下、これをポリイソシアネート(A-2)と略
記する。
かくして得られたポリイソシアネート(A-2)は、淡黄
色透明な液体であって、粘度がV〜Wで、かつ、NCO%
が23.2%なるイソシアヌレート型ポリイソシアネートで
あることも確認された。
高速ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより確
認された、一般式〔I〕のn=1に相当する1核体の含
有率は73%であり、数平均分子量は550であった。
参考例3 (同上) 屈折率(▲n25 D▼)が1.4547に達する処までイソシア
ヌレート化反応を行なうように変更した以外は、参考例
1と同様の操作を繰り返し、触媒失効済みの反応混合物
のうちの1,000gを分子蒸留にかけて9.8%なる転化率で
目的とするポリイソシアネートを得た。以下、これをポ
リイソシアネート(A-3)と略記する。
このポリイソシアネート(A-3)は淡黄色を呈する透明
な液体で、粘度がUで、かつNCO%が24.0%なるイソシ
アヌレート型ポリイソシアネートであることも確認され
た。
高速ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる、
一般式〔I〕のn=1に相当する1核体の含有率は83%
であり、かつ数平均分子量は505であった。
参考例4 〔比較対照用ポリイソシアネートの調製例〕 屈折率(▲n25 D▼)が1.4825に達するまでイソシアヌ
レート化反応を行なうように変更した以外は、参考例1
と同様の操作を繰り返し、触媒失効済みの反応混合物の
うちの1,000gを分子蒸留にかけた処、58.0%なる転化率
で目的とする対照用のポリイソシアネートが得られた。
以下、これをポリイソシアネート(A-1′)と略記す
る。
このポリイソシアネート(A-1′)は、粘度がZ5〜Z
6で、かつ、NCO%が20.0%なるイソシアヌレート型ポリ
イソシアネートであることが確認されると共に、高速ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィーによる、一般式
〔I〕のn=1なる1核体の含有率が38%で、かつ、数
平均分子量が755であることも確認された。
参考例5 〔スチレン系アクリルポリオール(B)の調
製例〕 撹拌機、温度計、窒素ガス導入管および冷却管を備えた
3の四ツ口フラスコに、スチレンの450.0g、メチルメ
タクリレートの64.6g、エチルアクリレートの255.4gお
よびβ‐ヒドロキシエチルメタクリレートの230.0gより
なるエチレン系炭化水素誘導体と、酢酸ブチルの1,000g
なる溶媒とを仕込んで、常法により、ターシャリーブチ
ルパーオキシ‐2-エチルヘキサノエートおよびターシャ
リーブチルパーオキシベンゾエートなるラジカル開始剤
を用い、105〜110℃の温度でラジカル重合を行なった
処、水酸基価が98.0で、かつ、数平均分子量が16,400な
る目的のポリオールが、固形物濃度(以下、不揮発分と
略記する。)が50.1%なる溶液として得られた。
以下、これをポリオール(B-1)と略記する。
参考例6 (同上) エチレン系炭化水素誘導体として、スチレンの400.0g、
メチルメタクリレートの120.0g、ジ‐n-ブチルフマレー
トの250.0gおよびβ‐ヒドロキシエチルメタクリレート
の230.0gよりなる混合物を用いるように変更した以外
は、参考例5と同様にして、水酸基価(対固形物)が10
2.3で、数平均分子量が15,300で、かつ不揮発分が50.5
%なる目的のポリオールの溶液を得た。以下、これをポ
リオール(B-2)と略記する。
実施例1 参考例1で得られたポリイソシアネート(A-1)と参考
例5で得られたポリオール(B-1)とを用い、シンナー
として、トルエン/キシレン/「ソルベッソ 100」/
酢酸ブチル/酢酸エチル/セロソルブアセテート=40/2
0/10/10/10/10(重量比:「ソルベッソ 100」はアメリ
カ国エクソン社製の芳香族炭化水素混合物である。)な
る混合溶剤を用いて、NCO/OH=1.0(当量比)となるよ
うに配合せしめて、不揮発分が50%なるクリヤー塗料を
調製した。
次いで、この塗料をガラス板に常温で塗布した処、長時
間経過後においても強靭で透明なる硬化塗膜が得られ
た。
また、温度の影響を避けるために、窒素ガス雰囲気下
に、このクリヤー塗料を未処理のポリプロピレン板に塗
布し、窒素ガス雰囲気下に1カ月間放置して硬化フィル
ムを得た。
この硬化フィルムについて機械的性質を評価検討するた
めに、60℃なる温度および50mm/分なる引張り速度とい
う条件で、引張り試験機により引張り特性を測定した
処、初期弾性率(0.5%モジュラス)として45.3×103kg
/cm2なる値が得られた。
実施例2 ポリイソシアネート(A-1)の代りに、参考例2で得ら
れたポリイソシアネート(A-2)を用いるように変更し
た以外は、実施例1と同様にしてクリヤー塗料を得、次
いで強靭で透明なる硬化塗膜を得た。
また、実施例1と同様にして、窒素ガス雰囲気下で得ら
れた常温硬化フィルムについての初期弾性率を測定した
処、45.9×103kg/cm2なる値が得られた。
実施例3 ポリイソシアネート(A-1)の代りに、参考例3で得ら
れたポリイソシアネート(A-3)を用いるように変更し
た以外は、実施例1と同様の操作を繰り返した処、強靭
で透明なる硬化塗膜が得られたし、他方、初期弾性率が
47.2×103kg/cm2なる常温硬化フィルムが得られた。
実施例4 ポリオール(B-1)の代りに、参考例6で得られたポリ
オール(B-2)を用いるように変更した以外は、実施例
1と同様の操作を繰り返した処、長時間経過後において
も透明で耐久性のある硬化塗膜が得られた。
実施例5 ポリオール(B-1)の代わりに、参考例6で得られたポ
リオール(B-2)を用いるように変更した以外は、実施
例2と同様の操作を繰り返した処、長時間を経過したの
ちにおいても透明で耐久性にすぐれる硬化塗膜が得られ
た。
実施例6 ポリオール(B-1)の代わりに、参考例6で得られたポ
リオール(B-2)を用いるように変更した以外は、実施
例3と同様の操作を繰り返した処、長時間を経過したの
ちにおいても、全く透明で、しかも耐久性のある硬化塗
膜が得られた。
比較例1 ポリイソシアネート(A-1)の代りに、参考例4で得ら
れたポリイソシアネート(A-1′)を用いるように変更
した以外は、実施例1と同様な操作を繰り返した処、相
溶性に劣るために不透明な塗膜しか得られなかったが、
時間の経過と共に後反応が進行して次第に透明性を増
し、長時間経過後は殆んど透明な硬化塗膜として得られ
た。
念のために、窒素ガス雰囲気下において、実施例1と同
様に処理して得られた常温硬化フィルムについても、同
様の初期弾性率の測定を行なった処、37.1という極めて
低い値でしかなかった。
比較例2 ポリオール(B-1)の代わりに、参考例6で得られたポ
リオール(B-2)を用いるように変更した以外は、比較
例1と同様の操作を繰り返した処、配合直後における塗
料を用いて得られた塗膜は不透明で濁りのあるものでし
かなく、ポリイソシアネート(A-1′)とこのポリオー
ル(B-2)とは相溶しないことが確認された。
〔発明の効果〕
本発明のウレタン塗料用樹脂組成物は、本来的に耐久性
のすぐれるイソシアヌレート型ポリイソシアネートを、
敢えてそのイソシアネート基の一部をジオールなどで変
性するという繁雑な工程を一切経ることもなく、1核体
を65%以上含有するという特定のイソシアヌレート型ポ
リイソシアネートをそのまま、直接、スチレン系アクリ
ルポリオールと組み合わせるだけで、物性が良好で、し
かも耐久性にもすぐれるものである上に、経済的にも有
利であるという利点を有する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−13859(JP,A) 特開 昭58−162581(JP,A) 特開 昭62−91569(JP,A) 特開 昭62−34963(JP,A) 特開 昭61−111371(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)1核体を少なくとも65重量%含有す
    るヘキサメチレンジイソシアネートから誘導されるイソ
    シアヌレート型ポリイソシアネートと、 (B)数平均分子量が5,000〜25,000で、かつ、水酸基
    価が40〜160なる、スチレン系アクリルポリオールとを
    必須の成分として含んで成る、ウレタン塗料用樹脂組成
    物。
JP62261644A 1987-10-19 1987-10-19 ウレタン塗料用樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH06104802B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62261644A JPH06104802B2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19 ウレタン塗料用樹脂組成物
US07/259,915 US5017655A (en) 1987-10-19 1988-10-19 Urethane coating resin composition
DE3887261T DE3887261T2 (de) 1987-10-19 1988-10-19 Urethanbeschichtungsharzzusammensetzung.
EP88117402A EP0313018B1 (en) 1987-10-19 1988-10-19 Urethane coating resin composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62261644A JPH06104802B2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19 ウレタン塗料用樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01104664A JPH01104664A (ja) 1989-04-21
JPH06104802B2 true JPH06104802B2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=17364763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62261644A Expired - Lifetime JPH06104802B2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19 ウレタン塗料用樹脂組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5017655A (ja)
EP (1) EP0313018B1 (ja)
JP (1) JPH06104802B2 (ja)
DE (1) DE3887261T2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4316571A1 (de) * 1993-05-18 1994-11-24 Bayer Ag Bindemittelgemisch und seine Verwendung
US5612415A (en) * 1994-07-28 1997-03-18 Basf Corporation Process for coating a substrate with coatings including high Tg acrylic polymers and coated article obtained thereby
US5976682A (en) * 1996-03-12 1999-11-02 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US5749202A (en) * 1996-03-12 1998-05-12 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US5998017A (en) * 1996-03-12 1999-12-07 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US5902684A (en) * 1996-03-12 1999-05-11 Tenneco Packaging Inc. Multilayered Metallocene stretch wrap films
US5752362A (en) * 1996-03-12 1998-05-19 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US5814399A (en) * 1996-03-12 1998-09-29 Tenneco Packaging Stretch wrap films
USRE38429E1 (en) * 1996-03-12 2004-02-17 Tyco Plastics Services Ag Stretch wrap films
US5919535A (en) 1996-12-05 1999-07-06 Tenneco Packaging Fins for plastic bags
US5851070A (en) * 1996-12-05 1998-12-22 Tenneco Packaging Inc. Seals for plastic bags
US6376035B1 (en) 1996-12-05 2002-04-23 Pactiv Corporation Zipper fins for plastic bags
US5989725A (en) * 1997-01-16 1999-11-23 Tenneco Packaging Clear high molecular weight film
US6013378A (en) * 1997-03-17 2000-01-11 Tenneco Packaging HMW HDPE film with improved impact strength
US5907942A (en) * 1997-05-21 1999-06-01 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US6093480A (en) * 1997-05-21 2000-07-25 Tenneco Packaging Stretch wrap films
US5922441A (en) * 1997-06-11 1999-07-13 Tenneco Packaging Inc. Stretch wrap films
US5907943A (en) * 1997-06-11 1999-06-01 Tenneco Packaging Inc. Stretch wrap films
US6083611A (en) * 1997-11-12 2000-07-04 Tenneco Packaging, Inc. Roll wrap film
US6897175B2 (en) * 2001-10-09 2005-05-24 General Electric Catalyst and method for the alkylation of hydroxyaromatic compounds
US7081432B2 (en) * 2003-07-10 2006-07-25 General Electric Company Alkylation catalyst and method for making alkylated phenols
US7167148B2 (en) * 2003-08-25 2007-01-23 Texas Instruments Incorporated Data processing methods and apparatus in digital display systems
US7041780B2 (en) * 2003-08-26 2006-05-09 General Electric Methods of preparing a polymeric material composite
US6924350B2 (en) * 2003-08-26 2005-08-02 General Electric Company Method of separating a polymer from a solvent
US7256225B2 (en) * 2003-08-26 2007-08-14 General Electric Company Methods of preparing a polymeric material
US7244813B2 (en) 2003-08-26 2007-07-17 General Electric Company Methods of purifying polymeric material
US7354990B2 (en) * 2003-08-26 2008-04-08 General Electric Company Purified polymeric materials and methods of purifying polymeric materials
US7087705B2 (en) * 2004-03-31 2006-08-08 General Electric Company Process for the monoalkylation of dihydroxy aromatic compounds
CN111793182B (zh) * 2020-07-15 2022-04-22 万华化学集团股份有限公司 一种多异氰酸酯组合物

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162581A (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 Nippon Polyurethan Kogyo Kk ポリウレタン塗料用組成物
DE3322829A1 (de) * 1983-06-24 1985-01-03 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von ueberzuegen
US4503175A (en) * 1983-12-19 1985-03-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Acrylic polyurethane coating composition
EP0155559A1 (en) * 1984-02-29 1985-09-25 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Process for production of isocyanurate ring-containing polyisocyanate and resin composition for urethane paints comprising said polyisocyanate and acrylic polyol
JPH0625327B2 (ja) * 1984-11-06 1994-04-06 大日本インキ化学工業株式会社 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物
JPH0625326B2 (ja) * 1985-08-09 1994-04-06 大日本インキ化学工業株式会社 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物
DE3577445D1 (de) * 1984-09-18 1990-06-07 Dainippon Ink & Chemicals Verfahren zur herstellung eines polyisocyanates und dieses polyisocyanat enthaltende harzzusammensetzung fuer die verwendung in anstrichen.
US4560494A (en) * 1984-12-27 1985-12-24 The Sherwin-Williams Company Isocyanate functional prepolymers and coating materials based thereon
JPS6291569A (ja) * 1985-10-18 1987-04-27 Dainippon Ink & Chem Inc 表面仕上げ塗装方法
GB2203159B (en) * 1987-04-03 1990-12-12 Asahi Chemical Ind An isocyanurate polyisocyanate and its use as a curing agent for a two-component polyurethane composition

Also Published As

Publication number Publication date
US5017655A (en) 1991-05-21
EP0313018A2 (en) 1989-04-26
EP0313018A3 (en) 1989-11-02
EP0313018B1 (en) 1994-01-19
DE3887261T2 (de) 1994-06-01
JPH01104664A (ja) 1989-04-21
DE3887261D1 (de) 1994-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06104802B2 (ja) ウレタン塗料用樹脂組成物
DE60129319T2 (de) Wässrige vernetzbare bindemittelzusammensetzung und beschichtungs-, lack- oder dichtmittelzusammensetzung, die diese bindemittelzusammensetzung beinhaltet
EP0129813B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Überzügen
CA1317303C (en) Addition compounds suitable for use as dispersing agents and dispersion stabilizers, process for their production, their use and solids coated therewith
US6992133B2 (en) Low VOC, coating compositions having improved flexibility and impact resistance based upon nonlinear, low-molecular weight polyester polyol resins
EP0254152B1 (de) Pulverlack und seine Verwendung zur Beschichtung von Hitzeresistenten Substraten
EP0155559A1 (en) Process for production of isocyanurate ring-containing polyisocyanate and resin composition for urethane paints comprising said polyisocyanate and acrylic polyol
JPS6291569A (ja) 表面仕上げ塗装方法
US4222909A (en) Coating compositions comprising isocyanate-functional polymers containing a terminal thioalkyl group
JPS63183913A (ja) 一液性樹脂組成物
EP1268597B1 (de) Neue bindemittelkombinationen für wetterbeständige coil coating-beschichtungen
EP0599829A1 (en) Coatings containing caprolactone oligomer polyols
CA2411892A1 (en) Coating composition
DE2840255C2 (de) Verfahren zur Herstellung von Polyurethanüberzügen
DE4337432A1 (de) Verwendung von Polyesterpolyolen als Bindemittelkomponente in Zweikomponenten-Polyurethanlacken
DE4217363A1 (de) Neue Polyesterpolyole und ihre Verwendung als Polyolkomponente in Zweikomponenten-Polyurethanlacken
US6359059B1 (en) Paint compositions containing reactive urea/urethanes
JPH01297420A (ja) ポリイソシアネート組成物およびそれを含有してなる樹脂組成物
JPS6234963A (ja) 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物
JP2862243B2 (ja) 顔料分散性に優れた塗料用樹脂組成物
JPH0625327B2 (ja) 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物
JP2569642B2 (ja) 樹脂組成物
JPS58103562A (ja) ウレタン樹脂被覆組成物
JPS6410023B2 (ja)
JP2022508013A (ja) 2成分ポリウレタン組成物