JPH06104619A - 自動車用のガラスアンテナ - Google Patents

自動車用のガラスアンテナ

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JPH06104619A
JPH06104619A JP4254994A JP25499492A JPH06104619A JP H06104619 A JPH06104619 A JP H06104619A JP 4254994 A JP4254994 A JP 4254994A JP 25499492 A JP25499492 A JP 25499492A JP H06104619 A JPH06104619 A JP H06104619A
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JP
Japan
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antenna
feeding point
horizontal
glass
filament
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JP4254994A
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English (en)
Inventor
Yoji Nagayama
長山洋治
Shingo Tadokoro
田所伸吾
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】加熱線条が配設された車両用の後部窓ガラスの
狭い場所に設けたものであっても、あらゆる向きに対し
て受信利得が高く、ドアの開閉など、作動を確実に行う
ことができる。 【構成】車両用後部窓ガラスの防曇用加熱線条2の上部
余白部に水平線条と垂直線条から構成される第1のアン
テナ4の上方余白部あるいは第1のアンテナの余白部に
おいて2本あるいは3本の水平線条の両端を垂直線条で
閉じたループエレメントの垂直線条から外側に水平に延
びさらにブスバー3の外側を下方に延び、防曇用加熱線
条2の下方側方部に設けた給電点5に接続される第1の
エレメント61と、防曇用加熱線条2の下部余白部に配
設され、給電点5に接続される第2のエレメント62か
ら少なくとも構成される第2のアンテナ6を具備し、給
電点5あるいは第2のアンテナ6からブスバー3あるい
は給電点5近傍の最下部の防曇用加熱線条2に接続する
導電線条7を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用のドアあるいは
トランクルームの開閉またはルームランプ等のオンオフ
等車載機器の制御に必要な制御情報を無線通信する携帯
用送信部からの送信制御情報を受信するためのガラスア
ンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】近年、一般的なキーを用い
たドアロック装置に代わって送信機からの、周波数が、
60MHz、250MHz、あるいは350MHz前後
の微弱電波によるコード信号を受信してドアの開閉およ
び車両用機器の制御を行う方式が注目され、種々の提案
がされている。
【0003】このような無線通信による信号を受信する
キーレスエントリー用のアンテナとして、特開昭62−
37275号などに示されるループコイルを含むピック
アップをピラーなどに内蔵するものがあるが、ノイズの
影響が大きく、その対策が必要であり、さらに車体に埋
め込まれるので、チューニングが困難であるなどの欠点
がある。
【0004】一方ガラスに線条アンテナをスクリーン印
刷により形成したガラスアンテナも特開昭63−434
03号などとして提案されているが、サイドウインド下
側に設けたアンテナは窓の開閉により受信利得が変動
し、その結果特にドアが開いている場合などにおいては
作動が困難であるばかりか、サイドウインドに設けたア
ンテナはフロントやリアの窓ガラスに設けたものより指
向性が強く、発信機の方向によっては作動しない恐れが
あるなどの欠点がある。
【0005】また、車両用の後部窓ガラスは開口部が最
も大きいが、防曇用の加熱線条が大部分を占有している
上に、最近はFMラジオ放送波あるいはTV放送波を受
信するためにプリントされたアンテナが加熱線条上部の
余白部などに設けられている場合も多く、従って場所的
に大きな制約があるので、残余部分にキーレスエントリ
ー用のアンテナを設けても充分な受信利得が得られなか
った。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、車両用の後部窓ガラスの狭い場所であって
も、あらゆる向きに対して受信利得が高く、ドアの開
閉、機器の制御など、作動を確実に行うことができ、し
かもFMラジオ放送波、TV放送波などを受信するサブ
アンテナとしても使用可能なガラスアンテナを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は、車両用後部
窓ガラスの防曇用加熱線条の上部余白部に水平線条と垂
直線条から構成される第1のアンテナを設けたガラスア
ンテナにおいて、該第1のアンテナの上方余白部あるい
は第1のアンテナの余白部において2本あるいは3本の
水平線条の両端を垂直線条で閉じたループエレメントの
垂直線条から外側に水平に延びさらにブスバーの外側を
下方に延び、防曇用加熱線条の下方側方部に設けた給電
点に接続される第1のエレメントと、防曇用加熱線条の
下部余白部に配設され、前記給電点に接続される第2の
エレメントから少なくとも構成される第2のアンテナを
具備するとともに、前記給電点あるいは第2のアンテナ
から前記ブスバーあるいは給電点近傍の最下部の防曇用
加熱線条に接続する導電線条を具備するようにしたこと
を特徴とするもので、第2のエレメントとしては具体的
に、2本の水平線条を端部で接続したエレメントと該エ
レメントの水平線条の一部から垂直に延びさらに一方の
側方部まで延び給電点に接続されるエレメントを少なく
とも具備するもの、受信周波数をf(MHz)、その波
長をλとしたときに一方の側方部に設けた給電点から長
さが0.02λ・f1/2 (1±0.2)なる水平線条を
2〜4本配設し、両端を閉じてループを構成するエレメ
ントを少なくとも具備するもの、給電点に接続され水平
に延びさらに折り返して給電点側に水平に延びるエレメ
ントを少なくとも具備するもの、水平線条のほぼ中央部
に短小な垂直線条を接続したT字形状あるいは逆T字形
状のエレメントの垂直線条から直接あるいは折り返し部
を介して給電点側に水平に延びるエレメントを少なくと
も具備するもの、少なくとも2本の水平線条の端部を垂
直線条により接続した略コ字形状エレメントの垂直線条
から外側に水平に延び給電点に接続されるエレメントを
少なくとも具備するものなどが好ましい。
【0008】
【作用】車両用後部窓ガラスの防曇用加熱線条の上部余
白部に水平線条と垂直線条から構成される公知の第1の
アンテナを設けたガラスアンテナにおいて、第1のアン
テナの上方余白部あるいは第1のアンテナの余白部にお
いて2本あるいは3本の水平線条の両端を垂直線条で閉
じたループエレメントの垂直線条から外側に水平に延び
さらにブスバーの外側を下方に延び、防曇用加熱線条の
下方側方部に設けた給電点に接続される第1のエレメン
トが特に受信利得を向上させ、防曇用加熱線条の下部余
白部に配設され、前記給電点に接続される第2のエレメ
ントがさらに受信利得を向上させることに加え、第2の
アンテナを防曇用のブスバーか加熱線条に接続すること
により、特定方向における受信利得の落ち込み(ディッ
プ)を改善し、さらに全方向に対する受信利得を向上さ
せるものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。図1〜図6は、それぞれ本発明のガラスアンテ
ナを自動車用後部窓ガラスに設けた実施例1〜実施例6
を示す正面図である。
【0010】実施例1 単板ガラスを自動車の後部窓ガラスに装着し、第2のエ
レメントを請求項2に示す構成にした例で、図1に示す
ように板ガラス1の車内側には、防曇用加熱線条2、
2、・・・、2、ブスバー3、3’、水平線条と垂直線
条から構成される公知の第1のアンテナ4とともに、下
方側方部に設けた給電点5に接続されブスバー3の外側
を上方に延び、さらに第1のアンテナの上部余白部を水
平に延びる第1のエレメントと防曇用加熱線条の下部余
白部において、2本の水平線条の両端を垂直線条で閉じ
たループエレメントの垂直線条から外側に水平に延び、
さらにブスバー3の外側を下方に延び、防曇用加熱線条
の下方側方部に設けた給電点5に接続される第1のエレ
メント61 と防曇用加熱線条の下部余白部において、2
本の水平線条の端部を垂直線条で接続した略コ字形状エ
レメントの水平線条の一部から垂直に延びさらに一方の
側方部まで延び給電点5に接続される第2のエレメント
2 からなる第2のアンテナ6に加えて給電点5とブス
バー3を接続する導電線条7を導電ペーストによりスク
リーン印刷、焼成して形成する。
【0011】このようにして得られた自動車用のガラス
アンテナの各部の寸法をA1 =1000mm、A2 =1
400mm、B=750mm、C=700mm、D=1
00mm、E=650mm、F=10mm、G=20m
m、H=20mm、I=10mm、J=20mm、K1
=600mm、K2 =400mm、L=600mm、M
=80mm、N=30mm、O=20mm、P=55m
m、Q=10mmとしたものによって60MHzのFM
電波(水平偏波)の各方向からの受信利得を測定して、
標準のダイポールアンテナの受信利得を0dBとしたと
きの利得差(以下、ダイポール比と略称する)で表す
と、5°毎(72方向)の受信利得は全て−25dBを
上回っており(72方向の最小値で−21.9dB)、
72方向の平均値で−16.1dBとなり、ドアの開
閉、機器の制御などの作動に必要とされる受信利得が−
25dB程度であるので、全ての方向から良好に作動さ
せることができる。
【0012】実施例2 図2に示す実施例2は第2のエレメントを請求項3に示
す構成にした例であり、第1のエレメント61 のCを4
00mm、Dを50mmとし、先端に水平長さが100
mmの補助エレメント8を付加し、第2のエレメントは
長さが400mmの水平線条を3本、間隔10mmにし
てループに形成し、長さが100mmの補助エレメント
9と長さが300mmの補助エレメント10を付加する
とともに、導電線条7は第1のエレメントとブスバー3
を接続するようにした以外は実施例1と同じ構成、寸法
としたものである。
【0013】このような自動車用のガラスアンテナによ
って、250MHzのFM電波(水平偏波)の各方向か
らの受信利得を測定して、ダイポール比で表すと、5°
毎(72方向)の受信利得は全て−25dBを上回って
おり(72方向の最小値で−22.3dB)、72方向
の平均値で−16.8dBとなり、実施例1とほぼ同等
の結果が得られ、ドアの開閉などの作動を全ての方向か
ら良好に行うことができる。
【0014】実施例3 図3に示す実施例3は第2のエレメントを請求項4に示
す構成にした例であり、第1のエレメント61 のループ
エレメントを3本の水平線条により形成し、F 1 とF2
を5mmとし、第2のエレメント62 エレメントは一方
の側方部から長さが700mm水平に延び(図3におい
て、最下部の加熱線条に近接した最上部の水平線条)さ
らに折り返して一方の側方部に向けて500mm水平に
延びるエレメントに、長さが250mmの補助エレメン
ト11を付加するとともに、導電線条7は給電点5と給
電点近傍の最下部の加熱線条に接続した以外は実施例1
と同じ構成、寸法としたものである。
【0015】このような自動車用のガラスアンテナによ
って、60MHzのFM電波(水平偏波)の各方向から
の受信利得を測定して、ダイポール比で表すと、72方
向の平均値で−16.4dB、72方向の最小値で−2
1.7dBとなり、実施例1と同等の結果が得られ、ド
ア等の作動を全方向から行うことができる。
【0016】実施例4 図4に示す実施例4は第2のエレメントを請求項5に示
す構成とし、第1のエレメント61 に垂直長さが10m
m、水平長さが100mmの補助エレメント12を付加
し、第2のエレメント62 は長さが800mmの水平線
条の中央部に長さが40mmの垂直線条を接続したT字
形状エレメントから外側に水平に延びるようにするとと
もに、導電線条7は第1のエレメント61 とブスバー3
を接続するようにした以外は実施例1と同じ構成、寸法
としたものである。
【0017】このような自動車用のガラスアンテナによ
って、60MHzのFM電波(水平偏波)の各方向から
の受信利得を測定して、ダイポール比で表すと、72方
向の平均値で−15.9dB、72方向の最小値で−2
2.6dBとなり、実施例1と同等の結果が得られ、ド
ア等の作動を全方向から行うことができる。
【0018】実施例5 図5に示す実施例5は第2のエレメントを請求項6に示
す構成とし、給電点5の位置近傍のブスバー3の幅を狭
くして給電点5の位置を変えた例であり、第1のエレメ
ント61 のCを350mm、Dを50mmとし、第1の
エレメント61には水平長さが100mm、垂直長さが
5mmで、80mm折り返した補助エレメント13を付
加し、第2のエレメント62 は2本の長さが400mm
の水平線条の端部を垂直線条により接続したエレメント
の垂直線条から外側に一方の側方部に向けて150mm
水平に延びるようにするとともに、導電線条7は給電点
近傍の第2のエレメントとブスバーを接続するようにし
た以外は実施例1と同じ構成、寸法としたものである。
【0019】このような自動車用のガラスアンテナによ
って、250MHzのFM電波(水平偏波)の各方向か
らの受信利得を測定して、ダイポール比で表すと、72
方向の平均値で−16.1dB、72方向の最小値で−
22.1dBとなり、実施例1と同等の結果が得られ、
ドア等の作動を全方向から行うことができる。
【0020】実施例6 図6に示す実施例6は第1のエレメント61 を第1のア
ンテナ4の上部余白部ではなく、第1のアンテナ4自身
の余白部に設けるとともに、ブスバー3’の下端を延長
し、給電点5と導電線条7を兼用するようにした例であ
り、第1のエレメント61 のCを350mm、Dを50
mmとするとともに、第2のエレメント62 は長さが4
00mmと300mmの2本の水平線条を給電点に接続
する構成とした以外は実施例1と同じ構成、寸法とした
ものである。
【0021】このような自動車用のガラスアンテナによ
って、350MHzのFM電波(水平偏波)の各方向か
らの受信利得を測定して、ダイポール比で表すと、72
方向の平均値で−16.5dB、72方向の最小値で−
22.4dBとなり、実施例1とほぼ同等の結果が得ら
れ、ドア等の作動を全方向から行うことができる。
【0022】以上、好適な実施例により説明したが、本
発明はこれらに限定されるものではなく、種々の応用が
可能である。第1のアンテナについては、実施例のもの
以外にも既に実装されているアンテナなどの各種のアン
テナを採用することができる。
【0023】第2のアンテナを構成する第1のエレメン
トについて、ループエレメントを形成する水平長さCは
300mm〜900mm、好ましくは400〜750m
mの範囲で、垂直長さFは5〜30mm、好ましくは1
0〜20mmの範囲で適宜選択すればよい。また、ブス
バーに沿って配設される垂直線条とブスバー2の間隔I
は2mm以上、好ましくは5mm以上、垂直線条とガラ
スエッジの間隔Jは接着剤が塗布されるので10mm以
上、好ましくは15mm以上、それぞれ離せばよい。
【0024】第2のアンテナを構成する第2のエレメン
トについて、実施例1に示す2本の水平線条を端部で接
続したエレメントと該エレメントの水平線条の一部から
垂直に延びさらに一方の側方部まで延び給電点に接続さ
れるエレメントを少なくとも具備する場合には2本の水
平線条の長さK1 、K2 は300〜1300mmの範
囲、垂直長さNは5〜30mmの範囲でそれぞれ選択す
ればよい。また、水平線条と最下部の加熱線条の距離M
は5〜30mmの範囲に接近させる方が好ましいので、
垂直長さOはこの範囲を満足するように決定すればよ
い。
【0025】第2のエレメントが受信周波数をf(MH
z)、その波長をλとしたときに一方の側方部に設けた
給電点から長さが0.02λ・f1/2 (1±0.2)な
る水平線条を2〜4本配設し、両端を閉じてループを構
成するエレメントを少なくとも具備する場合には、水平
線条の本数は2〜4本を、その長さは0.02λ・f
1/2 (1±0.2)の範囲で適宜選択すればよい。ルー
プを形成する水平線条の長さを320mm±65mmと
すると350MHz前後の微弱電波を、水平長さを78
0mm±150mmとすると、60MHz前後の微弱電
波を受信することができる。
【0026】第2のエレメントが給電点に接続され水平
に延びさらに折り返して給電点側に水平に延びるエレメ
ントを少なくとも具備する場合には、給電点からの水平
長さは400mm〜1200mmの範囲、好ましくは5
00mm〜1000mmの範囲、折り返し部分から給電
点に向けて水平に延びる水平長さは200mm以上、給
電点からの水平長さ迄の範囲で車種に応じて適宜選択す
ればよい。
【0027】第2のエレメントが水平線条のほぼ中央部
に短小な垂直線条を接続したT字形状あるいは逆T字形
状のエレメントの垂直線条から水平に延び給電点に接続
されるエレメントを少なくとも具備する場合には、T字
形状あるいは逆T字形状エレメントを形成する水平線条
のトータル長さは200〜1000mm好ましくは40
0〜800mmの範囲で、垂直線条の長さは5〜50m
mの範囲で適宜選択すればよい。
【0028】第2のエレメントが少なくとも2本の水平
線条の端部を垂直線条により接続したエレメントの垂直
線条から水平に延び給電点に接続されるエレメントを少
なくとも具備する場合には、コ字形状を形成する水平長
さあ300〜700mmの範囲で、垂直長さは10〜5
0mmの範囲で適宜選択すればよい。また水平線条は2
〜4本の範囲で選択すればよい。
【0029】また、第2のエレメントは前記以外にも、
実施例6に示すように水平線条のみにより構成してもよ
い。補助エレメント8〜13などで示すようなアンテナ
は必ずしもなくてもよいが、指向特性の改善、受信利得
の向上などを目的として直線形状、L字形状以外にもコ
字形状、T字形状あるいはこれらを組み合わせた形状の
各種のエレメントを付加することができる。
【0030】また、本発明のガラスアンテナは60MH
z前後あるいは250MHz、350MHz前後の周波
数帯などのキーレスエントリー用のアンテナとして使用
することができ、この場合には単独で使用するが、さら
に76MHz〜90MHzの国内FMラジオ放送波、8
8MHz〜108MHzの北米FMラジオ放送波、90
MHz〜108MHzのTV放送波VHF帯の1〜3チ
ャンネル、170MHz〜222MHzのTV放送波V
HF帯の4〜12チャンネルなどを受信するサブアンテ
ナとしても使用することが可能であり、この場合には加
熱線条上部余白部に設けた第1のアンテナ、前部窓ガラ
スに設けたガラスアンテナ、側部窓ガラスに設けたガラ
スアンテナもしくはポールアンテナなどと組み合わせて
ダイバーシティ受信を行うとメインアンテナ単体よりも
さらに好ましい結果を得ることができる。
【0031】また、後部窓ガラスに合わせガラスを使用
する場合には、ガラスアンテナは銅線などの金属細線を
ポリビニールブチラールなどの中間膜に埋め込んで形成
してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明のガラスアンテナは、防曇用加熱
線条とその上部余白部に公知のアンテナが配設された車
両用の後部窓ガラスの狭い場所に設けたものであって
も、あらゆる向きに対して受信利得が高く、ドアの開
閉、機器の制御など、作動を確実に行うことができ、し
かもFMラジオ放送波、TV放送波VHF帯などを受信
するサブアンテナとしても使用することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例1を示す正面図である。
【図2】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例2を示す正面図である。
【図3】3 本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓
ガラスに設けた実施例3を示す正面図である。
【図4】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例4を示す正面図である。
【図5】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例5を示す正面図である。
【図6】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例6を示す正面図である。
【符号の説明】
1 板ガラス 2 防曇用加熱線条 3,3’ ブスバー 4 第1のアンテナ 5 給電点 6 第2のアンテナ 61 第1のエレメント 62 第2のエレメント 7 導電線条 8〜13 補助エレメント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用後部窓ガラスの防曇用加熱線条の
    上部余白部に水平線条と垂直線条から構成される第1の
    アンテナを設けたガラスアンテナにおいて、該第1のア
    ンテナの上方余白部あるいは第1のアンテナの余白部に
    おいて2本あるいは3本の水平線条の両端を垂直線条で
    閉じたループエレメントの垂直線条から外側に水平に延
    びさらにブスバーの外側を下方に延び、防曇用加熱線条
    の下方側方部に設けた給電点に接続される第1のエレメ
    ントと、防曇用加熱線条の下部余白部に配設され、前記
    給電点に接続される第2のエレメントから少なくとも構
    成される第2のアンテナを具備するとともに、前記給電
    点あるいは第2のアンテナから前記ブスバーあるいは給
    電点近傍の最下部の防曇用加熱線条に接続する導電線条
    を具備するようにしたことを特徴とする自動車用のガラ
    スアンテナ。
  2. 【請求項2】第2のエレメントは2本の水平線条を端部
    で接続したエレメントと該エレメントの水平線条の一部
    から垂直に延びさらに一方の側方部まで延び給電点に接
    続されるエレメントを少なくとも具備するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用のガラスアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】第2のエレメントはアンテナの受信周波数
    をf(MHz)、その波長をλとしたときに一方の側方
    部に設けた給電点から長さが0.02λ・f1/ 2 (1±
    0.2)なる水平線条を2〜4本配設し、両端を閉じて
    ループを構成するエレメントを少なくとも具備すること
    を特徴とする請求項1記載の自動車用のガラスアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】第2のエレメントは給電点に接続され水平
    に延びさらに折り返して給電点側に水平に延びるエレメ
    ントを少なくとも具備するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の自動車用のガラスアンテナ。
  5. 【請求項5】第2のエレメントは水平線条のほぼ中央部
    に短小な垂直線条を接続したT字形状あるいは逆T字形
    状のエレメントの垂直線条から直接あるいは折り返し部
    を介して水平に延び給電点に接続されるエレメントを少
    なくとも具備するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の自動車用のガラスアンテナ。
  6. 【請求項6】第2のエレメントは少なくとも2本の水平
    線条の端部を垂直線条により接続したエレメントの垂直
    線条から水平に延び給電点に接続されるエレメントを少
    なくとも具備するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の自動車用のガラスアンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5933119A (en) * 1997-02-20 1999-08-03 Central Glass Company Limited Glass antenna system for vehicles

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JPS5114430B2 (ja) * 1971-08-31 1976-05-10
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