JPH06104613B2 - 着色加工粉体 - Google Patents
着色加工粉体Info
- Publication number
- JPH06104613B2 JPH06104613B2 JP61204561A JP20456186A JPH06104613B2 JP H06104613 B2 JPH06104613 B2 JP H06104613B2 JP 61204561 A JP61204561 A JP 61204561A JP 20456186 A JP20456186 A JP 20456186A JP H06104613 B2 JPH06104613 B2 JP H06104613B2
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- Japan
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- powder
- colored
- colored powder
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製造時・保管時・輸送時における他の成分との
色別れ,偏析,色斑等の発生を防止した着色加工粉体に
関し,特に化粧料に用いて好適な着色加工粉体に関する
ものである。
色別れ,偏析,色斑等の発生を防止した着色加工粉体に
関し,特に化粧料に用いて好適な着色加工粉体に関する
ものである。
(従来の技術) 従来,例えば化粧料の経時的な色別れ,偏析,色斑等を
防止するための着色加工粉体としては,特開昭59−1283
22号公報に開示されているように,有機及び/または無
機粉体とこれと異種の無機酸化物及び/または無機水酸
化物とを,水または含水有機溶媒系中で混合雑砕し,有
機及び/または無機粉体の表面に無機酸化物及び/また
は無機水酸化物を吸着せしめたものが知られている。
防止するための着色加工粉体としては,特開昭59−1283
22号公報に開示されているように,有機及び/または無
機粉体とこれと異種の無機酸化物及び/または無機水酸
化物とを,水または含水有機溶媒系中で混合雑砕し,有
機及び/または無機粉体の表面に無機酸化物及び/また
は無機水酸化物を吸着せしめたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら,前記特開昭59−128322号公報に記載され
た着色加工粉体では,化粧料の製造時に該着色加工粉体
に強い混合磨砕力を加えた場合,無機酸化物及び/また
は無機水酸化物は有機及び/または無機粉体の表面に単
に吸着しているだけであるため脱離してしまうことがあ
り,この脱離した無機酸化物及び/または無機水酸化物
と有機及び/または無機粉体とは,それらの比重差や粒
子径の差等から沈降時間,流動性等に違いを生じ,結果
として製造時・保管時・輸送時に前記した色別れ,偏
析,色斑等の発生という問題点を有していた。
た着色加工粉体では,化粧料の製造時に該着色加工粉体
に強い混合磨砕力を加えた場合,無機酸化物及び/また
は無機水酸化物は有機及び/または無機粉体の表面に単
に吸着しているだけであるため脱離してしまうことがあ
り,この脱離した無機酸化物及び/または無機水酸化物
と有機及び/または無機粉体とは,それらの比重差や粒
子径の差等から沈降時間,流動性等に違いを生じ,結果
として製造時・保管時・輸送時に前記した色別れ,偏
析,色斑等の発生という問題点を有していた。
本発明は,このような製造時・保管時・輸送時における
色別れ,偏析,色斑等の不具合を解決した着色加工粉体
を提供することを目的とするものである。
色別れ,偏析,色斑等の不具合を解決した着色加工粉体
を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は,有機及び/又は無機粉体に着色剤を静電気吸
着させたものに,機械的な衝撃により発生する熱で溶融
又は軟化する物質で造膜処理を行ないカプセル化した着
色加工粉体を要旨とするものである。
着させたものに,機械的な衝撃により発生する熱で溶融
又は軟化する物質で造膜処理を行ないカプセル化した着
色加工粉体を要旨とするものである。
以下,本発明を詳述する。
本発明の着色加工粉体は,有機及び/又は無機粉体に着
色剤を静電気吸着させ,更に造膜処理用物質を静電気吸
着させ,これに機械的な衝撃によって熱を加え造膜処理
用物質を溶融又は軟化させカプセル化する方法,又は,
有機及び/又は無機粉体に着色剤及び造膜処理物質を同
時に静電気吸着させ,これに機械的な衝撃によって熱を
加え造膜処理物質を溶融又は軟化させカプセル化する方
法によって得られるが,ここで有機及び/又は無機粉体
に着色剤及び/又は造膜処理物質を静電気吸着させるに
は前記該物質を乾式で混合磨砕すれば良く,例えば自動
乳鉢,ボールミル,ジェットミルなどが好適に使用で
き,又,機械的な衝撃により熱を加え造膜処理物質を溶
融又は軟化させるには衝打力を有する衝撃粉砕機で処理
すればよく,例えばハイブリダイザー(商品名,(株)
奈良機械製作所製)などが好適に使用できる。
色剤を静電気吸着させ,更に造膜処理用物質を静電気吸
着させ,これに機械的な衝撃によって熱を加え造膜処理
用物質を溶融又は軟化させカプセル化する方法,又は,
有機及び/又は無機粉体に着色剤及び造膜処理物質を同
時に静電気吸着させ,これに機械的な衝撃によって熱を
加え造膜処理物質を溶融又は軟化させカプセル化する方
法によって得られるが,ここで有機及び/又は無機粉体
に着色剤及び/又は造膜処理物質を静電気吸着させるに
は前記該物質を乾式で混合磨砕すれば良く,例えば自動
乳鉢,ボールミル,ジェットミルなどが好適に使用で
き,又,機械的な衝撃により熱を加え造膜処理物質を溶
融又は軟化させるには衝打力を有する衝撃粉砕機で処理
すればよく,例えばハイブリダイザー(商品名,(株)
奈良機械製作所製)などが好適に使用できる。
本発明に使用する有機・無機粉体は,有機粉体としては
ナイロン,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリメチルメ
タクリレート等が,又,無機粉体としてはシリコン樹
脂,タルク,炭酸マグネシウム,炭酸カルシウム等が使
用できるものであり,勿論上記物質の1種又は2種以上
を混合して使用してもよい。尚,化粧料として用いる場
合には,平均粒子径が50μm以下の粉体を使用すること
が好ましい。何となれば,肌に塗った時の肌ざわりが悪
くなるからである。
ナイロン,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリメチルメ
タクリレート等が,又,無機粉体としてはシリコン樹
脂,タルク,炭酸マグネシウム,炭酸カルシウム等が使
用できるものであり,勿論上記物質の1種又は2種以上
を混合して使用してもよい。尚,化粧料として用いる場
合には,平均粒子径が50μm以下の粉体を使用すること
が好ましい。何となれば,肌に塗った時の肌ざわりが悪
くなるからである。
着色剤としては公知着色剤が種々使用可能であるが,化
粧料用としては,赤色226号,赤色202号,赤色225号,
赤色228号,赤色220号,だいだい色203号,緑色202号,
緑色201号,紫色201号,赤色221号,青色204号,赤色40
4号,赤色405号,だいだい色401号,黄色401号,黄色40
5号,青色403号,青色404号等の有機色素,酸化チタ
ン,ベンガラ,黒酸化鉄,群青,紺青,水酸化クロム,
酸化クロム,カーボンブラック,黄酸化鉄,酸化亜鉛等
の無機色素の1種又は2種以上の混合物を使用すること
が好ましく,又,化粧料に用いる場合,その使用量は上
記有機・無機粉体100重量部に対し0.5〜100重量部用い
ることが好ましく,平均粒子径は該有機・無機粉体の1/
5以下が好ましい。
粧料用としては,赤色226号,赤色202号,赤色225号,
赤色228号,赤色220号,だいだい色203号,緑色202号,
緑色201号,紫色201号,赤色221号,青色204号,赤色40
4号,赤色405号,だいだい色401号,黄色401号,黄色40
5号,青色403号,青色404号等の有機色素,酸化チタ
ン,ベンガラ,黒酸化鉄,群青,紺青,水酸化クロム,
酸化クロム,カーボンブラック,黄酸化鉄,酸化亜鉛等
の無機色素の1種又は2種以上の混合物を使用すること
が好ましく,又,化粧料に用いる場合,その使用量は上
記有機・無機粉体100重量部に対し0.5〜100重量部用い
ることが好ましく,平均粒子径は該有機・無機粉体の1/
5以下が好ましい。
着色剤を静電気吸着させた有機及び/又は無機粉体に造
膜処理をする物質としては,機械的な衝撃により発生す
る熱で溶融又は軟化する物質であればよく,ポリメチル
メタクリレート,ポリエチルメタクリレート,ポリエチ
レン,ポリスチレン等の1種又は2種以上の混合物を使
用することができ,使用量は化粧料に用いる場合,上記
有機・無機粉体100重量部に対し3〜30重量部用いるこ
とが好ましく,平均粒子径は該有機・無機粉体の1/5以
下が好ましい。
膜処理をする物質としては,機械的な衝撃により発生す
る熱で溶融又は軟化する物質であればよく,ポリメチル
メタクリレート,ポリエチルメタクリレート,ポリエチ
レン,ポリスチレン等の1種又は2種以上の混合物を使
用することができ,使用量は化粧料に用いる場合,上記
有機・無機粉体100重量部に対し3〜30重量部用いるこ
とが好ましく,平均粒子径は該有機・無機粉体の1/5以
下が好ましい。
(作用) 本発明の着色加工粉体は,有機及び/又は無機粉体に着
色剤を静電気吸着させたものに造膜処理を行ないカプセ
ル化しているので,化粧料として用いた時,その製造時
に強い混合磨砕力がかかっても着色剤が粉体より脱離せ
ず,結果,製造時・保管時・輸送時に色別れ,偏析,色
斑等の不具合が発生しないものである。
色剤を静電気吸着させたものに造膜処理を行ないカプセ
ル化しているので,化粧料として用いた時,その製造時
に強い混合磨砕力がかかっても着色剤が粉体より脱離せ
ず,結果,製造時・保管時・輸送時に色別れ,偏析,色
斑等の不具合が発生しないものである。
(実施例) 以下,実施例並びに,化粧料に用いた応用例について詳
細に説明するが,各例中「部」とあるものは「重量部」
を示すものとする。
細に説明するが,各例中「部」とあるものは「重量部」
を示すものとする。
実施例1 SP−500(ナイロン樹脂粉体,平均粒子径4μm,(株)
東レ製) 62.5部 O.R.A(ベンガラ,東色ピグメント(株)製) 5.5部 P−25(酸化チタン,デグサ社製) 26 部 MP−4000(ポリメチルメタクリレート,平均粒子径0.3
μm,融点80℃綜研化学(株)製) 6 部 上記成分を自動乳鉢にて2時間混合した後,前記ハイブ
リダイザーにて5分間処理を行ない肌色の着色加工粉体
を得た。
東レ製) 62.5部 O.R.A(ベンガラ,東色ピグメント(株)製) 5.5部 P−25(酸化チタン,デグサ社製) 26 部 MP−4000(ポリメチルメタクリレート,平均粒子径0.3
μm,融点80℃綜研化学(株)製) 6 部 上記成分を自動乳鉢にて2時間混合した後,前記ハイブ
リダイザーにて5分間処理を行ない肌色の着色加工粉体
を得た。
実施例2 SF−H−20(ポリエチレン樹脂粉体 平均粒子径11.9μ
m,製鉄化学(株)製) 69.0部 赤色226号(東色ピグメント(株)製) 2.3部 郡青 17.2部 MP−4000 11.5部 上記成分を容量1000mlの磁性ポットに500mlの磁性ボー
ルと共に入れ,3時間混合した後前記ハイブリダイザーに
て5分間処理を行ない紫色の着色加工粉体を得た。
m,製鉄化学(株)製) 69.0部 赤色226号(東色ピグメント(株)製) 2.3部 郡青 17.2部 MP−4000 11.5部 上記成分を容量1000mlの磁性ポットに500mlの磁性ボー
ルと共に入れ,3時間混合した後前記ハイブリダイザーに
て5分間処理を行ない紫色の着色加工粉体を得た。
実施例3 PB−3002(ポリスチレン樹脂粉体,平均粒子径30μm,住
友化学工業(株)製) 65部 鉄黒(東色ピグメント(株)製) 25部 SF−H−1(ポリエチレン,平均粒子径5.2μm,融点110
℃,製鉄化学(株)製) 10部 上記成分中PB−3002及び鉄黒を自動乳鉢で1時間混合し
た後SF−H−1を加え更に2時間混合して,前記ハイブ
リダイザーにて3分間処理を行ない黒色の着色加工粉体
を得た。
友化学工業(株)製) 65部 鉄黒(東色ピグメント(株)製) 25部 SF−H−1(ポリエチレン,平均粒子径5.2μm,融点110
℃,製鉄化学(株)製) 10部 上記成分中PB−3002及び鉄黒を自動乳鉢で1時間混合し
た後SF−H−1を加え更に2時間混合して,前記ハイブ
リダイザーにて3分間処理を行ない黒色の着色加工粉体
を得た。
実施例4 タルク(平均粒子径5.8μm,東色ピグメント(株)製)6
0 部 P−25(酸化チタン) 19.4部 赤色226号(大東化成(株)製) 0.2部 O.R.A.(ベンガラ) 0.4部 MP−4000(ポリメチルメタクリレート) 20 部 上記成分を実施例1と同様になし赤色の着色加工粉体を
得た。
0 部 P−25(酸化チタン) 19.4部 赤色226号(大東化成(株)製) 0.2部 O.R.A.(ベンガラ) 0.4部 MP−4000(ポリメチルメタクリレート) 20 部 上記成分を実施例1と同様になし赤色の着色加工粉体を
得た。
以上実施例1〜4で得られた着色加工粉体を電子顕微鏡
で観察したところ,実施例1,2,4で得られたものはポリ
メチルメタクリレートで,実施例3で得られたものはポ
リエチレンでそれぞれ表面が覆われカプセル化されてい
ることが確認された。
で観察したところ,実施例1,2,4で得られたものはポリ
メチルメタクリレートで,実施例3で得られたものはポ
リエチレンでそれぞれ表面が覆われカプセル化されてい
ることが確認された。
応用例1(化粧料−ファウンデーション) 実施例1の着色加工粉体 30 部 カオリン 20 部 ソルビタンモノオレエート 1.5部 カルナバワックス 4 部 流動パラフィン 44.5部 上記成分中ソルビタンモノオレエート,カルナバワック
ス,流動パラフィンを加熱溶解した後,実施例1の着色
加工粉体,カオリンを加え撹拌混合してファウンデーシ
ョンを得た。
ス,流動パラフィンを加熱溶解した後,実施例1の着色
加工粉体,カオリンを加え撹拌混合してファウンデーシ
ョンを得た。
応用例2(化粧料−アイシャドウ) 実施例2の着色加工粉体 50部 ワセリン 5部 ソルビタンセスキオレエート 1部 カオリン 10部 流動パラフィン 34部 上記成分中,実施例2の着色加工粉体を除く全成分を加
熱溶解した後,実施例2の着色加工粉体を加え撹拌混合
し,金型に流し込み成形して紫色のアイシャドウを得
た。
熱溶解した後,実施例2の着色加工粉体を加え撹拌混合
し,金型に流し込み成形して紫色のアイシャドウを得
た。
応用例3(化粧料−アイライナー) 実施例3の着色加工粉体 15 部 ミツロウ 6 部 マイクロクリスタリンワックス 7 部 デキストリン脂肪酸エステル 3 部 タルク 6 部 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.5部 イオン交換水 62.5部 デヒドロ酢酸ナトリウム,イオン交換水を除いた上記成
分を加熱し撹拌混合した均一とした後,デヒドロ酢酸ナ
トリウムを水に溶かし,加熱したものを添加,撹拌混合
して黒色アイライナー液を得た。
分を加熱し撹拌混合した均一とした後,デヒドロ酢酸ナ
トリウムを水に溶かし,加熱したものを添加,撹拌混合
して黒色アイライナー液を得た。
応用例4(化粧料−ほほ紅) 実施例4の着色加工粉体 94.7部 スクワラン 2 部 イソプロピルミリステート 3 部 パラオキシ安息香酸エステル(上野製薬(株)製) 0.3部 実施例4の着色加工粉体以外の上記成分を加熱溶解した
ものを該着色加工粉体に加え撹拌混合して均一にしたも
のを成形しほほ紅を得た。
ものを該着色加工粉体に加え撹拌混合して均一にしたも
のを成形しほほ紅を得た。
応用例5(化粧料−アイライナー) 実施例2の着色加工粉体 15 部 ジョンクリルJ−62(メチルスチレン,アクリル酸共重
合体34%溶液ジョンソン(株)製) 25 部 ペプタイドPA−100(ポリペプチド(株)ニッピ製) 3 部 ニューサイドSC(デヒドロ酢酸ナトリウム,日本合成
(株)製) 0.5部 ニッコールNP−10(ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル,日光ケミカルズ(株)製) 0.1部 ポバールPVA−105(ポリビニルアルコール,(株)クラ
レ製) 6 部 グリセリン 7 部 精製水 43.4部 上記成分のうち実施例2の着色加工粉体,ジョンクリル
J−62,精製水20部を磁性ボールミル用ボール100mlを入
れた容量300mlの磁性ボールミルポットに入れ3時間混
合,撹拌した後,残りの成分を均一に溶解した液を加
え,さらに3時間混合,撹拌して紫色アイライナー液を
得た。
合体34%溶液ジョンソン(株)製) 25 部 ペプタイドPA−100(ポリペプチド(株)ニッピ製) 3 部 ニューサイドSC(デヒドロ酢酸ナトリウム,日本合成
(株)製) 0.5部 ニッコールNP−10(ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル,日光ケミカルズ(株)製) 0.1部 ポバールPVA−105(ポリビニルアルコール,(株)クラ
レ製) 6 部 グリセリン 7 部 精製水 43.4部 上記成分のうち実施例2の着色加工粉体,ジョンクリル
J−62,精製水20部を磁性ボールミル用ボール100mlを入
れた容量300mlの磁性ボールミルポットに入れ3時間混
合,撹拌した後,残りの成分を均一に溶解した液を加
え,さらに3時間混合,撹拌して紫色アイライナー液を
得た。
比較例1 (着色加工粉体の製造) 実施例1の成分をSP−500(ナイロン樹脂粉体)66.5部,
O.R.A.(ベンガラ)5.9部,P−25(酸化チタン)27.6部
とした他は実施例1と同様になし肌色の着色加工粉体を
得た。(ファウンデーションの製造) 応用例1における着色加工粉体のかわりに上記着色加工
粉体28.2部及びMP−4000(ポリメチルメタクリレート)
1.8部を加えた他は応用例1と同様になしファウンデー
ションを得た。
O.R.A.(ベンガラ)5.9部,P−25(酸化チタン)27.6部
とした他は実施例1と同様になし肌色の着色加工粉体を
得た。(ファウンデーションの製造) 応用例1における着色加工粉体のかわりに上記着色加工
粉体28.2部及びMP−4000(ポリメチルメタクリレート)
1.8部を加えた他は応用例1と同様になしファウンデー
ションを得た。
比較例2 応用例2の着色加工粉体のかわりに,SF−H−20(ポリ
エチレン樹脂粉体)30部,赤色226号1部,群青7.5部,M
P−4000(ポリメチルメタクリレート)5部を加えた他
は応用例2と同様になしアイシャドウを得た。
エチレン樹脂粉体)30部,赤色226号1部,群青7.5部,M
P−4000(ポリメチルメタクリレート)5部を加えた他
は応用例2と同様になしアイシャドウを得た。
比較例3 応用例3の着色加工粉体のかわりにPB−3002(ポリスチ
レン樹脂粉体)9.7部,鉄黒3.8部,SF−H−1(ポリエ
チレン)1.5部を加えた以外は応用例3と同様になして
アイライナーを得た。
レン樹脂粉体)9.7部,鉄黒3.8部,SF−H−1(ポリエ
チレン)1.5部を加えた以外は応用例3と同様になして
アイライナーを得た。
比較例4 (着色加工粉体の製造) 実施例4の成分をタルク75部,P−25(酸化チタン)24.2
5部,赤色226号0.25部,O.R.A.(ベンガラ)0.5部とした
他は実施例4と同様になし赤色の加工粉体を得た。
5部,赤色226号0.25部,O.R.A.(ベンガラ)0.5部とした
他は実施例4と同様になし赤色の加工粉体を得た。
(ほほ紅の製造) 応用例4の着色加工粉体のかわりに上記加工粉体75.76
部及びMP−4000(ポリメチルメタクリレート)18.94部
を加えた他は応用例4と同様になしほほ紅を得た。
部及びMP−4000(ポリメチルメタクリレート)18.94部
を加えた他は応用例4と同様になしほほ紅を得た。
比較例5 (着色加工粉体の製造) 実施例2の成分をSF−H−20(ポリエチレン樹脂粉体)
78部,赤色226号2.6部,群青19.4部とした他は実施例2
と同様になし紫色の着色加工粉体を得た。
78部,赤色226号2.6部,群青19.4部とした他は実施例2
と同様になし紫色の着色加工粉体を得た。
(アイライナーの製造) 応用例5の着色加工粉体のかわりに上記着色加工粉体15
部を加えた他は応用例5と同様になしてアイライナー液
を得た。
部を加えた他は応用例5と同様になしてアイライナー液
を得た。
(発明の効果) 実施例1〜4に基づく化粧料の応用例1〜5並びに比較
例1〜5によって得られた化粧料について試験を行なっ
た結果を表に示す。
例1〜5によって得られた化粧料について試験を行なっ
た結果を表に示す。
色別れ試験:化粧料をガラス製沈降管に入れ3カ月間静
置した後目視判定した。
置した後目視判定した。
偏析,色斑試験:成形上りの化粧料の外観を目視判定し
た。
た。
評価基準○:良好 △:やや不具合発生 ×:不良 以上詳述したように,本発明に係る着色加工粉体は、例
えば,化粧料として用いた場合,色別れ,偏析,色斑と
いった問題点のない優れたものである。
えば,化粧料として用いた場合,色別れ,偏析,色斑と
いった問題点のない優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】有機及び/又は無機粉体に着色剤を静電気
吸着させたものに,機械的な衝撃により発生する熱で溶
融又は軟化する物質で造膜処理を行ないカプセル化した
着色加工粉体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61204561A JPH06104613B2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 着色加工粉体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61204561A JPH06104613B2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 着色加工粉体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6360914A JPS6360914A (ja) | 1988-03-17 |
JPH06104613B2 true JPH06104613B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=16492511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61204561A Expired - Lifetime JPH06104613B2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 着色加工粉体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104613B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2709752A2 (en) | 2011-05-16 | 2014-03-26 | Tagra Biotechnologies Ltd | Microcapsules comprising black pigments |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784463A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-26 | Canon Inc | Image former |
JPS57181562A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-09 | Minolta Camera Co Ltd | Transfer type electrophotographic copier |
JPS6355575A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置のプロセス制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248847Y2 (ja) * | 1981-04-27 | 1990-12-21 |
-
1986
- 1986-08-30 JP JP61204561A patent/JPH06104613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784463A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-26 | Canon Inc | Image former |
JPS57181562A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-09 | Minolta Camera Co Ltd | Transfer type electrophotographic copier |
JPS6355575A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置のプロセス制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6360914A (ja) | 1988-03-17 |
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