JPH06104466B2 - 自動車のボデイ製造方法 - Google Patents

自動車のボデイ製造方法

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JPH06104466B2
JPH06104466B2 JP61167667A JP16766786A JPH06104466B2 JP H06104466 B2 JPH06104466 B2 JP H06104466B2 JP 61167667 A JP61167667 A JP 61167667A JP 16766786 A JP16766786 A JP 16766786A JP H06104466 B2 JPH06104466 B2 JP H06104466B2
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heating
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孝 桑原
博文 原
正夫 手川
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は自動車のボデイ製造方法、特にメインボデイお
よび該メインボデイに組付けられるドア、ボンネット等
のメタル部品を得る溶接作業と、前記メタル部品を前記
メインボデイに組付けてホワイトボデイを得る組立作業
とを行う溶接組立工程;前記ホワイトボデイに塗装を施
す塗装工程;および前記メインボデイと前記メタル部品
の各金属板合せ部にシーリング材を塗布するシーリング
作業;を用いる方法の改良に関する。
(2) 従来の技術 溶接作業後のメインボデイおよびメタル部品には、金属
板、主として鋼板に塗布された防錆油、加工中鋼板に向
けて飛散した工作油等の油が付着しているが、従来のシ
ーリング材は、防錆油等の油が付着したメインボデイ等
に対する油面定着性が良好でなかった。
そこで、従来では、シーリング作業を塗装工程における
下塗り作業と中塗り作業との間に組込んでいる。このよ
うにすると、下塗り作業前の前処理作業でホワイトボデ
イに付着している油が脱脂、水洗処理により落とされ、
それだけシーリング材のメインボデイ等への定着性が向
上するからである。
(3) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、下塗り作業後のホワイトボデイは、焼付
乾燥処理によって高温となっているので、シーリング材
に対する急加熱に伴う温度的悪影響を避けるために、ホ
ワイトボデイの温度が十分に降下するまで待機させる必
要があり、またシーリング材の塗布前にメインボデイに
メタル部品が既に組付けられているので、鋼板合せ部の
存する位置によってはシーリング材の塗布が困難とな
り、さらにシーリング材塗布後そのシーリング材を特別
に焼付乾燥して完全硬化させており、したがって従来法
によるとシーリング作業が非能率的であると共にシーリ
ング材の焼付乾燥に多くの熱エネルギを必要とするため
不経済であり、更にまたシーリング作業に当り、ドア、
ボンネット等を開閉するための装置を特別に必要とする
ため設備費が高くなる、等の問題がある。
本発明は前記諸問題を解決し得る、前記自動車のボデイ
製造方法を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、シーリング材とし
ては、それが加熱された時に所定温度までは温度上昇に
つれて粘性が低下し更に温度が上昇すると硬化が始まる
特性を有し且つ油面定着性が良好なものを使用し、シー
リング作業を溶接組立工程に組込んで、溶接作業後のメ
インボデイとメタル部品の各金属板合せ部に、1次加熱
により粘性を低下させたシーリング材を塗布し、次いで
その塗布された低粘性のシーリング材を、加熱温度が一
次加熱の温度よりも高い2次加熱により半硬化させた後
で、組立作業を行い、半硬化させたシーリング材を、塗
装工程の焼付乾燥処理時の熱エネルギを利用した、加熱
温度が2次加熱の温度よりも高い3次加熱により完全硬
化させることを特徴とする。
(2) 作用 溶接作業後においては、メインボデイおよびメタル部品
の温度はそれ程上昇していないので、溶接作業後短時間
のうちにシーリング作業を開始することができ、またメ
インボデイおよびメタル部品はそれぞれ単体として存す
るので、シーリング材を一次加熱により粘性低下させた
効果とも相俟って、上記単体の各金属板合せ部にシーリ
ング材を能率よく簡単に塗布することができ、その際に
金属板合せ部の狭小な間隙にもシーリング材を万遍なく
進入させることができる。またこのようにシーリング材
を溶接作業後に塗布しても、油面定着性に優れたシーリ
ング材が選定されているので、脱脂処理を未だ施されて
いないメインボデイ等に的確に定着させることができ
る。
ところで上記のようにして溶接作業後に塗布されたシー
リング材は、そのままでは粘性が低く所謂タレ落ちやボ
タ落ち等を起こし易いものであるが、組立作業に移る前
に、その低粘性のシーリング材を2次加熱して半硬化さ
せるようにしたので、シーリング材の定着性、取扱い性
を高めることができ、従って引き続く組立作業時におい
てシーリング材がメインボデイ等から脱落して組立作業
性を阻害するような心配はなくなり、更にその後の塗装
工程においても、シーリング材が半硬化状態にあること
で耐シャワー性が向上する。
その上、シーリング材を前述のように半硬化させるため
の2次加熱に要する熱エネルギは少なくてよく、そのシ
ーリング材の完全硬化は塗装工程の焼付乾燥処理時の熱
エネルギを利用して行うので、省エネルギ化を図ること
ができる。
またシーリング作業に当り、ドア、ボンネット等を開閉
するための装置も不要である。
(3) 実 施 例 第1図は自動車のボデイ製造方法を示し、その方法の実
施にはプレス工程、溶接組立工程および塗装工程が用い
られ、塗装工程を経て得られたボデイは組立ラインに移
送される。
プレス工程では、金属板、主として鋼板を用いて打抜
き、成形、トリミング等の各作業が行われる。溶接組立
工程では、ヘミング等の曲げ加工を含むスポット溶接等
を用いた溶接作業によりメインボデイおよびドア、ボン
ネット等のメタル部品の製作が行われ、また組立作業に
よりメインボデイに対するメタル部品の組付けが行われ
て、ホワイトボデイが得られる。塗装工程ではホワイト
ボデイに対して前処理、下塗り、中塗りおよび上塗りの
各作業が行われ、ボデイが得られる。
組立ラインでは、ボデイに車室内の艤装部品の組付け、
エンジン等動力系の組付け等が行われ、最終的に自動車
が得られる。
前記ボデイ製造に当り、本発明では、溶接組立工程にお
ける溶接作業と組立作業との間にシーリング作業が組込
まれている。
シーリング作業は、メインボデイおよびメタル部品の各
金属板合せ部としての各鋼板合せ部にシーリング材を塗
布して鋼板合せ部からの水、エアー、塵埃等の侵入防
止、防錆等を行うことを目的とする。
前記シーリング作業は、溶接後、したがって塗装工程前
のメインボデイ等に対して行われるため、本発明のシー
リング材としては、防錆油、工作油等の油が付着してい
る鋼板に対する油面定着性の優秀なものが使用され、し
かも後述するような段階的な加熱処理に対応させるべ
く、加熱された時に所定温度までは温度上昇につれて粘
性が低下し更に温度が上昇すると硬化が始まる特性を有
するシーリング材が選定使用される。更に、シーリング
材としては、塗装工程の水洗処理に対する耐シャワー
性、塗装工程の皮膜化成処理に対する耐皮膜化成処理材
剤および下塗り塗料との密着度合、下塗り塗料の変色度
合等に基づく塗装仕上り性の優秀なものを使用すること
が好ましい。
このような諸特性を有するシーリング材の一例として
は、 NBR(合成ゴム) 5〜30重量% PVC(合成樹脂) 10〜20重量% DOP(可塑剤) 20〜35重量% CaCO3(充填剤) 25〜38重量% その他(定着剤、安定剤等) 5〜10重量% を配合したものが該当する。
前記シーリング材は、その加熱過程で第2図に示すよう
な独特の物性、即ち、シーリング材の温度が所定温度
(約50℃)に達するまでは温度上昇につれて粘性が低下
し更に温度が上昇して60℃を超えると硬化が始まる性質
を有している。この場合、第2図からも明らかな如くシ
ーリング材の温度が35〜60℃の範囲では常温時に比べて
粘性が十分に低下した状態にあり、この温度領域がこの
実施例では1次加熱の設定温度領域となる。
このシーリング材を用いてメインボデイ等にシーリング
作業を行う場合には、シーリング材を35〜60℃の範囲に
加熱(1次加熱)して粘性を低下させ、この状態におい
て塗布ロボット等により鋼板合せ部にシーリング材を塗
布する。この1次加熱後のシーリング材の粘度は、2000
〜5000poiseが適当である。
塗布後のシーリング材は粘性が低く、また鋼板合せ部に
対する定着性も低いのでシーリング材を短時間(例えば
約1分間)、90〜150℃に加熱(2次加熱)することに
より半硬化して取扱い性、鋼板合せ部に対する定着性等
を高める。この2次加熱後のシーリング材の粘度は、50
00〜10000poiseが適当である。2次加熱手段としては、
熱風、遠赤外加熱、赤外線加熱、シーズヒータ、光ビー
ム、レーザ光等が用いられる。
シーリング材の完全硬化は塗装工程で行われる。即ち、
組立作業後、ホワイトボデイを塗装工程に移送し、その
工程の下塗り作業における焼付乾燥処理時にその乾燥炉
内でホワイトボデイと共にシーリング材を約30分間、18
0℃程度に加熱(3次加熱)してシーリング材を完全硬
化させるものである。
下表は、実験例を示し、この実験は、縦150mm、横70m
m、厚さ0.8mmの2枚の冷間圧延鋼板(JIS SPCC)を両
縦辺側を互いに重合してスポット溶接し、次いで鋼板合
せ部に各種配合割合の前記シーリング材を塗布ロボット
により塗布し、その後前記鋼板に塗装工程における下塗
り作業を行ったものである。
下表において、1次加熱の温度は、シーリング材が塗布
ロボットの塗布ガンから噴出するときの温度であり、ま
た2次および3次加熱時間はそれぞれ1および30分間で
ある。結果の欄において、○は良好、△はやや劣る、×
は劣るを意味する。
上表より明らかなように、良好な結果を得るためには、
シーリング材の1次加熱温度を35〜60℃に設定し、また
2次加熱を行うことが必要である。
次に、ボデイの製造について説明する。
第3図は溶接作業後のメインボデイ1にシーリング作業
を行っている状態を示す。このシーリング作業は、溶接
作業によるメインボデイ1の温度上昇が少ないので溶接
作業後短時間のうちに行うことができる。
メインボデイ1の手前側に3台の多関節式第1〜第3塗
布ロボット21〜23が配設され、第1塗布ロボット21はエ
ンジン室3内の鋼板合せ部を、第2塗布ロボット22は車
室フロア4およびルーフ5内面の鋼板合せ部を、第3塗
布ロボット23はトランク室6内の鋼板合せ部をそれぞれ
担当する。シーリング作業能率を向上させるため、第1
〜第3塗布ロボット21〜23に対向させてメインボデイ1
の向い側にも3台の塗布ロボットが配設されるが、図に
は省略した。
各塗布ロボット21〜23における屈伸アーム7先端に塗布
ガン8が取付けられ、各塗布ガン8とヒータ付ドラムポ
ンプ9とを接続するヒータ付管路10に、各塗布ガン8毎
に1台のヒータ付定吐出ポンプ装置11が介装される。こ
のように各部にヒータを設ける理由は、シーリング材を
35〜60℃の温度範囲で塗布するためである。
各塗布ロボット21〜23によりシーリング作業を行うに当
り、防錆を目的とする場合には、第4図(a),(b)
に示すように両鋼板12,13の一方の端部または角部を他
方の平面に亘ってシーリング材Sを塗布し、これにより
鋼板合せ部14を覆う。また防水、防塵、エアーシールを
目的とする場合には、第4図(c)に示すようにシーリ
ング材Sを、それが両鋼板12,13の両平面に亘ると共に
鋼板合せ部14の隙間15に押込まれるように塗布する。
塗布後シーリング材Sに前記のように2次加熱処理を施
す。
前記シーリング作業においては、メインボデイ1にボン
ネット、ドア、トランクリッド、フロントフエンダ等の
メタル部品が組付けられていないので、各塗布ロボット
21〜23の移動自由度が高く、メインボデイにメタル部品
を組付けた場合に比べて同一シーリング作業時間当りの
シーリング材塗布長さ(鋼板合せ部長さに相当)を20〜
30%増加することができ、また同一シーリング材塗布長
さ当りのシーリング作業時間を約5秒間短縮することが
できる。
第5図は溶接作業後におけるメタル部品としてのボンネ
ット16にシーリング作業を行っている状態を示す。
ボンネット16の両側に2台の直交座標式第1,第2塗布ロ
ボット171,172が配設され、各塗布ロボット171,172のア
ーム18は、それと直交するガイドレール19に沿って往復
動し、またアーム18に支持された塗布ガン20はアーム18
に沿って往復動することができる。
ボンネット16は、第4図(d)に明示するように内側鋼
板21と外側鋼板22とを有し、外側鋼板22の縁部はヘミン
グ加工により内側鋼板21の縁部に重合されてスポット溶
接を施されている。この場合は防水を主目的とするの
で、シーリング材Sを、それが外側鋼板22のヘミング部
22a端部と内側鋼板21の平面に亘ると共に鋼板合せ部23
の隙間24に押込まれるように塗布する。
塗布後シーリング材Sに前記のように2次加熱処理を施
す。
前記同様に、ドア、トランクリッド、フエンダ等のメタ
ル部品にもシーリング作業を行い、塗布後シーリング材
に2次加熱処理を施す。
前記シーリング作業において、メインボデイ1およびボ
ンネット16等のメタル部品に防錆油等が付着していて
も、シーリング材Sは油面定着性に優れているので各鋼
板合せ部14,23に確実に定着する。
前記メインボデイ1にボンネット16、ドア25,26,フロン
トフエンダ27、トランクリッド28等のメタル部品を組付
けて第6図に示すホワイトボデイ29を得る。この場合、
シーリング材Sは半硬化状態にあり、メインボデイ11等
に対する定着性、取扱い性等が高められているので、シ
ーリング材Sが、メインボデイ1に対するメタル部品の
組付性を阻害することがなく、また組付作業中にメイン
ボデイ1等より脱落することもない。
その後ホワイトボデイ29は塗装工程に移送される。塗装
工程において、シーリング材Sは下塗り作業の焼付乾燥
処理時の熱エネルギにより完全硬化される。このように
シーリング材Sの完全硬化を前記焼付乾燥処理を利用し
て行うと、シーリング材を塗布後焼付乾燥する場合に比
べて熱エネルギの消費量を節減して省エネルギ化を図る
ことができる。
塗装工程を経て得られるボデイにおいて、そのシーリン
グ材は水洗処理中にホワイトボデイから脱落することが
なく、また皮膜化成処理剤によって化学変化を起すこと
もない。したがってシーリング材は十分なシール機能を
有しており、その上、上塗り後の塗膜外観も良好で、シ
ーリング材による下塗りの塗膜のハジキ、黄変等の欠陥
は生じていないことが確認されている。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、油面定着性の良好なシー
リング材を用いて、シーリング作業を溶接作業後短時間
のうちに、単体として存するメインボデイおよびメタル
部品の各金属板合せ部に対して行えるようにしたので、
シーリング材を一次加熱により粘性低下させる効果とも
相俟ってシーリング材の塗布作業性が頗る良好であると
共に、各金属板合せ部の狭小な間隙にもシーリング材を
万遍なく進入塗布することができ、従ってシーリング作
業の能率向上と金属板合せ部に対するシール性向上とに
大いに寄与することができる。また溶接作業後の比較的
低温のメタル部品に対しシーリング材を塗布し得るの
で、溶接中の高熱がシーリング材に直接作用する虞れは
なく、シーリング材の品質を安定化させることができ
る。
ところで上記のようにして溶接作業後に塗布されたシー
リング材は、そのままでは粘性が低く所謂タレ落ちやボ
タ落ち等を起こし易いものであるが、ホワイトボデイの
組立作業に移る前に、その低粘性のシーリング材を、加
熱温度が1次加熱の温度よりも高い2次加熱により半硬
化させるようにしたので、そのシーリング材の定着性、
取扱い性を高めることができ、従って引き続く組立作業
時において、シーリング材がメインボデイ等から脱落し
て組立作業性を阻害するような心配はなくなり、更にそ
の後の塗装工程においても、シーリング材が半硬化状態
にあることで耐シャワー性を向上させることができる。
その上、シーリング材を前述のように半硬化させるため
の2次加熱に要する熱エネルギは比較的少なくて済む一
方、比較的多くの熱エネルギを必要とするシーリング材
の完全硬化は、塗装工程における焼付処理時の熱エネル
ギを利用した、加熱温度が2次加熱の温度よりも高い3
次加熱により行うようにしているから、全体として省エ
ネに大いに寄与することができる。
更にシーリング作業をドア、ボンネット等のメタル部品
の単体状態に行うことができる関係で、該シーリング作
業を行うに当り上記ドアやボンネット等を開閉するため
の装置を特別に設ける必要はないから、それだけ設備費
の節減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボデイ製造方法のブロック図、第2図はシーリ
ング材の物性を示すグラフ、第3図はメインボデイのシ
ーリング作業を示す斜視図、第4図は各種鋼板合せ部に
対するシーリング材の塗布状態を示す断面図、第5図は
ボンネットのシーリング作業を示す斜視図、第6図はホ
ワイトボデイの斜視図である。 S……シーリング材、 1……メインボデイ、14,23……金属板合せ部としての
鋼板合せ部、16,25,26,27,28……メタル部品としてのボ
ンネット、ドア、フロントフエンダ、トランクリッド、
29……ホワイトボデイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23F 15/00 8414−4K (56)参考文献 特開 昭62−187673(JP,A) 特開 昭61−12779(JP,A) 特開 昭60−29479(JP,A) 特開 昭59−100069(JP,A) 特開 昭58−199675(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインボデイおよび該メインボデイに組付
    けられるドア、ボンネット等のメタル部品を得る溶接作
    業と、前記メタル部品を前記メインボデイに組付けてホ
    ワイトボデイを得る組立作業とを行う溶接組立工程;前
    記ホワイトボデイに塗装を施す塗装工程;および前記メ
    インボデイと前記メタル部品の各金属板合せ部にシーリ
    ング材を塗布するシーリング作業;を用いる自動車のボ
    デイ製造方法において、 前記シーリング材としては、それが加熱された時に所定
    温度までは温度上昇につれて粘性が低下し更に温度が上
    昇すると硬化が始まる特性を有し且つ油面定着性が良好
    なものを使用し、 前記シーリング作業を前記溶接組立工程に組込んで、前
    記溶接作業後の前記メインボデイと前記メタル部品の各
    金属板合せ部に、1次加熱により粘性を低下させた前記
    シーリング材を塗布し、 次いでその塗布された低粘性のシーリング材を、加熱温
    度が前記一次加熱の温度よりも高い2次加熱により半硬
    化させた後で、前記組立作業を行い、 前記半硬化させたシーリング材を、前記塗装工程の焼付
    乾燥処理時の熱エネルギを利用した、加熱温度が前記2
    次加熱の温度よりも高い3次加熱により完全硬化させる
    ことを特徴とする、自動車のボデイ製造方法。
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