JPH06104300B2 - ベルトサンダー機 - Google Patents

ベルトサンダー機

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JPH06104300B2
JPH06104300B2 JP63270465A JP27046588A JPH06104300B2 JP H06104300 B2 JPH06104300 B2 JP H06104300B2 JP 63270465 A JP63270465 A JP 63270465A JP 27046588 A JP27046588 A JP 27046588A JP H06104300 B2 JPH06104300 B2 JP H06104300B2
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pad
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義光 鈴木
博 岡嶋
田中  誠
仁 河北
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アミテック株式会社
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、木材表面を研削研磨するベルトサンダー機に
関する。
<従来技術> 送材通路側に支持された前後の案内ローラを含むベルト
案内機構に無端サンディングベルトを掛渡し、該無端サ
ンディングベルトの内側に、踏圧パッド装置を配備して
なる研削装置を、送材装置に対向して配設したベルトサ
ンダー機は公知である。
<発明が解決しようとする課題> 従来の研削装置の構成にあって、第7図に示すように、
案内ローラa,b間での無端サンディングベルトcの緊張
状態を見ると、無端サンディングベルトcは広幅で、か
つ案内ローラa,bの下縁間の距離が長いため、その幅方
向で引張力が偏在し、該幅方向に波立ちxを生じるのが
通常である。しかし、この波立ちxは踏圧パッドdが弾
性体であるため、矯正されずにそのまま加工材に圧接す
ることとなる。
そして、このため、加工材の表面が均等に踏圧されず、
縦筋状の研磨ムラを生ずる。このムラは、塗装研磨等の
最終仕上研磨の場合には顕著に表われ、その仕上げ品質
を低下させる原因となる。
この問題点を解決するための手段として、特公昭47−33
956号、特開昭56−119363号に開示されているように、
無端サンディングベルトの走行方向を、加工材の走行方
向に対して傾斜させ、加工材に送材方向と直交する方向
(左右方向)の研磨方向成分を付与して、研磨ムラを除
去するようにしたものがある。
しかるに、かかる手段であると、サンディングベルトの
幅を広くする必要があり、サンディング装置も大型化す
る欠点がある。
本発明は、研磨ムラの防止を上述の欠点なく防止し得る
ベルトサンダー機の提供を目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 本願の第一の発明は、ベルト案内機構によって循環走行
する無端サンディングベルトの研削部位内側に、踏圧パ
ッド装置を配備してなる研削装置と、送材装置とを対向
して配設したベルトサンダー機において、 前記踏圧パッド装置を、本体フレーム側に左右方向の案
内部材を介して支持するとともに、該踏圧パッド装置を
左右往復動装置により、送材方向と直交する方向へ連続
往復動させたことを特徴とするものである。
また第二の発明は、第一の発明において、踏圧パッド装
置の踏圧面から空気噴射させるようにしたことを特徴と
するものである。
<作用> 第一の発明にあって、サンディングベルトはベルト案内
機構に掛け渡され、踏圧パッド装置の踏圧パッドに押圧
されて、加工材に圧接しながら走行する。このとき、踏
圧パッド装置は送材方向に直交する方向(左右方向)へ
連続往復動する。このため、案内ローラ間にサンディン
グベルトの波立ちxを生じても、踏圧パッド装置の往復
移動により、その踏圧面により平面状に均され、研磨ム
ラを除去されて、良好な研磨肌を達成し得ることとな
る。
また第二の発明にあって、踏圧パッド装置の踏圧面から
圧力空気を噴射するようにしたから、サンディングベル
トを平面状に押しつけて、前記第一の発明の構成と重畳
して、サンディングベルトを平面状に均し得る。
<実施例> 本発明の実施例を第1〜4図について説明する。
本体フレーム1の基部1aには、モータM1によって連動回
転する昇降螺子3,3が挿通され、該螺子3,3により送材装
置2が昇降可能に支持されている。該送材装置2は、送
材ベルト2aを前後の駆動ロール2b,従動ロール2cに掛け
渡してなり、駆動ロール2bを無断変速機付送材モータM2
と連繋して、送材ベルト2aを走高させている。
また本体フレーム1の基部1a上に門形に連成した縦フレ
ーム1bにはサンディングフレーム4が送材装置2上に固
定されている。そして該サンディングフレーム4には、
種々の研削部材が装着されて、研削装置10を構成してい
る。
この研削装置10につき説明する。
前記サンディングフレーム4の左右には、支持板4a,4a
が垂下し、該支持板4a,4aには、供給側と、排出側とに
駆動案内ローラ14,15が夫々軸受16,16により枢支されて
いる。そして、各案内ローラ14,15の延長軸端には、本
体フレーム1に固定した駆動モータM3とベルト17により
連繋し、案内ローラ14,15に駆動モータM3の回動力が付
与される(第2図参照)。
また支持板4a,4aの少し内側には、吊持案内軸5,5が左右
方向に差渡され、該吊持案内軸5,5にパッドフレーム11
の広幅上面に設けられた摺動片12,12が嵌着し、該パッ
ドフレーム11を吊持案内軸5,5に沿って、送材方向と直
交する方向(左右方向)への微移動可能に支持してい
る。
パッドフレーム11には嵌合部19が形成され、該嵌合部19
に踏圧パッド装置20が嵌合している。
前記踏圧パッド装置20は、第3図に示すように、前記嵌
合部19に下面を布等の滑りのよい耐摩性被覆帯22で覆っ
たスポンジ、ゴム、フェルト等の弾性材からなる踏圧パ
ッド23を備えるパッド支持片24を装着してなり、パッド
フレーム11内の装着溝内に配設した空気室(図示せず)
の圧力制御により、加工材が踏圧面20aの直下に来る
と、該踏圧パッド下面を下方へ押し出し、後記する無端
サンディングベルト41を加工材上面に圧接するようにし
ている。
前記パッドフレーム11の上面には、支持筒25が立設し、
該支持筒25にはサンディングフレーム3側に両端を固定
した左右方向の挿通杆28が貫通し、その左右両側に外嵌
した発条29,29により内方へ付勢している。
サンディングフレーム4の上部には、軸支筒26が支持さ
れ、舵取ロール30を遊転可能に支持する舵取フレーム31
が、中心軸32を軸支筒26に挿通して、回動可能に支持さ
れている。舵取ロール30の両軸端30a,30aは、ベアリン
グ30b,30bを介して昇降案内板33,33に支持され、かつ該
昇降案内板33,33に連繋するテンションシリンダ34,34に
より上方付勢されている。また、舵取フレーム31は舵取
用シリンダ(図示せず)に連繋し、中心軸32を中心に首
振運動をする。
そして上述の案内ローラ14,15,舵取ロール30からなるベ
ルト案内機構には無端サンディングベルト41が掛渡さ
れ、研削部位の踏圧パッド23により、送材通路へ供給さ
れた加工材に、その砥粒面を圧接する。
さらに、第2,4図に示すように、縦フレーム1bの外側面
に取り付けられた架台1c上には、パッドフレーム11の往
復駆動源となる駆動モータM4が乗載し、その駆動軸に固
定したスプロケット37を、同じく架台1cの下面側に固定
したスプロケット38にチェーンにより連繋している。
そして、該スプロケット38には偏心ピン39が突設され、
前記パッドフレーム11の幅広上面の一側端に軸支(42)
したクランク40の他端を、該偏心ピン39に連結し、駆動
モータ36の駆動により、クランク40は偏心ピン39の偏心
量の二倍のストロークで往復動し、これに伴って、パッ
ドフレーム11は、吊持案内軸5,5,摺動片12,12(夫々本
発明の案内部材を構成する)の作用により左右方向へ案
内されて往復移動する。そして、パッドフレーム11に装
着された踏圧パッド装置20は、前記駆動モータM4によ
り、無端サンディングベルト41に対して連続的に左右往
復動することとなる。而して、かかる構成によりパッド
フレーム11の左右往復動装置の一例が構成される。
その他、前記研剤装置10の前後には、弾機50により押圧
方向に付勢されている押圧ロール51a,51bが配設されて
いる(第1図参照)。
かかる構成にあって、該無端サンディングベルト41は、
案内ローラ14,15の下縁間の距離が長いため、その幅方
向で引張力が偏在し、該幅方向に波立ちxを生じる。。
ところが、本発明にあっては、パッドフレーム11は、ク
ランク40等の左右往復動装置で駆動され、吊持案内軸5,
5,摺動片12,12により案内されて、送材方向に直交する
左右方向へ連続的に往復移動する。そしてこれにともな
い、無端サンディングベルト41は、踏圧面20aにより均
されながら、加工材に圧接し、研削研磨を施すこととな
る。而して、加工材は研磨ムラを防止され、良好な研磨
肌を達成し得る。
上述の実施例にあって、第5図に示す様に、前記パッド
支持片24に装着される踏圧パッド23及びその下面を覆う
耐摩性被覆帯22を通気性材料により形成するとともに、
パッド支持片24内に噴出端51が通気性踏圧パッド23の内
部上面に開口する空気噴射路50を形成し、該連通路を圧
縮空気源と接続し、噴射端51から噴入した圧力空気を、
通気性踏圧パッド23内で分散させて、踏圧面20aから空
気を噴出させるようにしても良い。この場合には、空気
の噴出作用により、無端サンディングベルト41が均さ
れ、より平滑となって波立ちxの防止に有効となる。
さらには、第6図に示すように踏圧パッド55を鋼材で一
体形成し、踏圧面20aの内側に空気室56を形成し、踏圧
パッド55内に形成した空気噴射路57を介して、該空気室
56を高圧空気源に連通し、踏圧面20aに形成した無数の
吐出孔58から圧力空気を噴出するようにしても良い。こ
の場合には、剛性体による押圧倣い作用と、空気の噴出
作用により、無端サンディングベルト41がさらに平滑に
均されることとなる。
<発明の効果> 第一の発明は前記の説明で明らかにしたように、パッド
フレーム11を加工材の走行方向と直交する左右方向へ往
復移動するようにして、踏圧パッド23で無端サンディン
グベルト41を均しながら加工材に圧接するようにしたか
ら、加工材の表面の研磨ムラを除去され、加工材を均一
かつ美麗に研削し得る様になる。また、無端サンディン
グベルトを傾斜させて走行させる従来構成と異なり、該
ベルトの幅広化及び装置の肥大化を生ずることもない。
また第二の発明にあって、踏圧パッド装置20の踏圧面20
aから圧力空気を噴射するようにしたから、サンディン
グベルトを平面状に押しつけて、前記第一の発明の構成
と重畳して、サンディングベルトの波立ちxを防止でき
る。
等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したベルトサンダー機の一例を示
す側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は研削装
置10を拡大して示す側面図、第4図は同正面図である。
第5,6図は踏圧面20aからの空気噴射を可能とした踏圧パ
ッド装置20の一部側面図、第7図は従来構成の問題点を
示す無端サンディングベルトの斜視図である。 1……本体フレーム 3……サンディングフレーム 5,5……吊持案内軸 10……研削装置 11……パッドフレーム 12,12……摺動片 14,15……案内ローラ 16,16……軸受 20……踏圧パッド装置 20a……踏圧面 26……案内軸 23……踏圧パッド 30……舵取ロール 39……偏心ピン 40……クランク 41……無端サンディングベルト 50……空気噴射路 51……噴出端 55……踏圧パッド 57……空気噴射路 56……空気室 58……吐出孔
フロントページの続き (72)発明者 河北 仁 愛知県名古屋市瑞穂区南浜通1丁目1番地 竹川鉄工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−90663(JP,A) 特開 昭62−84966(JP,A) 特公 昭38−11500(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材通路側に配備された踏圧パッド装置
    と、該踏圧パッド装置の両側に配置される案内ローラを
    含む複数のロールによって構成されて無端サンディング
    ベルトが掛け渡されるベルト案内機構とを備えた研削装
    置を、送材装置に対設してなるベルトサンダー機におい
    て、 前記踏圧パッド装置を装着するパッドフレームを、本体
    フレーム側に左右方向の案内部材を介して支持するとと
    もに、該パッドフレームを左右往復動装置により、送材
    方向と直交する方向へ連続往復動させたことを特徴とす
    るベルトサンダー機。
  2. 【請求項2】送材通路側に配備された踏圧パッド装置
    と、該踏圧パッド装置の両側に配置される案内ローラを
    含む複数のロールによって構成されて無端サンディング
    ベルトが掛け渡されるベルト案内機構とを備えた研削装
    置を、送材装置に対設してなるベルトサンダー機におい
    て、 前記踏圧パッド装置を装着するパッドフレームを、本体
    フレーム側に左右方向の案内部材を介して支持するとと
    もに、該パッドフレームを左右往復動装置により、送材
    方向と直交する方向へ連続往復動させ、さらに踏圧パッ
    ド装置の踏圧面から空気噴射させるようにしたことを特
    徴とするベルトサンダー機。
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