JPH0610427Y2 - デジタイザの位置指示器用スイッチ - Google Patents

デジタイザの位置指示器用スイッチ

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JPH0610427Y2
JPH0610427Y2 JP1990115977U JP11597790U JPH0610427Y2 JP H0610427 Y2 JPH0610427 Y2 JP H0610427Y2 JP 1990115977 U JP1990115977 U JP 1990115977U JP 11597790 U JP11597790 U JP 11597790U JP H0610427 Y2 JPH0610427 Y2 JP H0610427Y2
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JP
Japan
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switch
position indicator
hall
digitizer
magnet
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JP1990115977U
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真 佐野
元康 馬場
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Graphtec Corp
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Graphtec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、タブレットと位置指示器とから構成される
デジタイザに関するもので、特に位置指示器のスイッチ
構造に関するものである。
タブレットには読み取り面が形成され、この読み取り面
上の所望の点に位置指示器を位置づけ、位置指示器のス
イッチをオンオフ操作することにより当該所望の点の位
置座標値および当該スイッチのオンオフ状態がこのデジ
タイザ装置に認識される。
〔従来の技術〕
第3図は位置指示器としてのカーソルの一般的な例を示
す外観図で、1はカーソル、11はカーソルスイッチ、
12はコイルである。
すなわち、所望の座標位置を指示するカーソル1は、オ
ン,オフ動作をする複数のカーソルスイッチ11と、こ
のカーソルスイッチ11のオン動作に応じて信号の授受
を行なうコイル12とから構成される。
かかるカーソルスイッチの例として、例えば第4図に示
す如きものが知られている。
同図において、111はスイッチボタン、112は可動
部材、113はスプリング、114は磁石(マグネッ
ト)、115はホールIC、116はスイッチ筐体、1
17は係合部材、118は適宜な電子回路が形成された
基板である。なお、ホールIC115としてはここでは
ホール素子,増幅器および温度補償回路等を集積したも
のを想定しており、電流と磁界(磁束密度)に比例した
電圧(ホール電圧)を出力するものである。また、ホー
ルICに印加する電流をここでは一定としている。
このホールIC115の上方には、所定間隔を有しかつ
可動部材112の下方端に接着されたマグネット114
を配置している。この可動部材112の上方端には係合
部材117を形成するとともに、スイッチボタン111
を結合している。さらに、上記ホールIC115とマグ
ネット114を保護するとともに、可動部材112を上
下動可能に支持するスイッチ筐体116を備えている。
このスイッチ筐体116の上面と、可動部材112の上
方に形成されている係合部材117との間には、スプリ
ング113を備えており、可動部材112を上方向に付
勢している。
次に、その動作について説明する。
いま、スイッチボタン111を押下すると、スプリング
113の上方向付勢力に逆らって可動部材112を下方
に変位させる。このとき、可動部材112の下方部に接
着しているマグネット114がホールIC115に接近
する。その後、スイッチボタン111の押圧を解除する
と、スプリング113の上方向付勢力により、可動部材
112を上方に変位させマグネット114をホールIC
115から離間させる。
それぞれの状態において、ホールIC115はマグネッ
ト114から出力される磁界の強さを検知するととも
に、この磁界の強さに応じた電圧を出力する。この電圧
は、第4図に示す基板118の電子回路(コンパレータ
回路およびメインコントロール回路等)に印加されて例
えば一定値以上のときオンと判断され、オンと判断され
たときはこの電子回路の出力に応じた信号の授受が、第
3図のコイル12を介して行なわれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、上記の如きものにおいてはマグネットとス
イッチボタンとの間に可動部材およびコイルスプリング
を用いているため、スイッチ全体の高さが高くなり小型
化できない、という問題がある。
したがって、この考案の課題はスイッチ全体の高さを低
くして小型化し得るカーソルスイッチを提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
タブレットと位置指示器とから構成され、該タブレット
の読み取り面上の所望の点の位置座標を読み取るため、
前記読み取り面の所望の点に前記位置指示器を位置づけ
るとともに前記位置指示器に設けられたスイッチをオン
オフ操作して該スイッチのオンオフ信号をデジタイザに
伝達するようになしたデジタイザの位置指示器用スイッ
チにおいて、前記スイッチを、磁気に感応してその出力
が変化する磁気検出部126と、この磁気検出部126
の上方に僅かな厚みを有したベース125を介して配置
されるとともに、上方に突出する上方突出部を形成して
上向きのバネ弾性を持たせた板状バネ部材124と、操
作者の押圧力に応じて前記板状バネ部材124の上方突
出部に接触して当該板状バネ部材124の上向きのバネ
弾性に抗して下方に変位可能に設けられるとともに下端
に磁気発生部材としての磁石123を有した押釦部12
1とから構成する。
〔作用〕
押釦部を板状バネ部材により上方向に付勢するととも
に、磁性部材を上記押釦部に埋め込むかまたは貼り付け
て磁性部材の下端面が前記押釦部の下端面とほぼ同一水
平面をなすようにすることにより、スイッチ全体の高さ
を低くして小型化を図る。
〔実施例〕
第1図はこの考案の実施例を示す構成図である。
同図において、121はプランジャー、122はカバ
ー、123はマグネット、124は円形板バネ、125
はベース、126はホールICである。ここで、磁気検
出部を構成するホールIC126は、図示しない回路基
板に取り付けられている。そして、このホールIC12
6に近接して上方に立設されたベース125の下方のホ
ールIC126に近接した部分は、ホールIC126の
中央に向けて僅かな厚みを有した突き出し部となってい
る。このベース125の突き出し部を跨ぐように中央部
に上方突出部が設けられた円形板バネ124が保持さ
れ、その上方にマグネット123を有したプランジャー
121が取り付けられている。
すなわち、押釦部を形成するプランジャー121はその
下端面が円形板バネ124と当接曲しており、筐体とな
るベース125の中を上下方向に移動可能に構成されて
いる。そして、プランジャー121の中にはマグネット
123が埋め込まれており、プランジャー121は円形
板バネ124により上方向に付勢されているので、この
マグネット123をプランジャー121を介してベース
125内を下方向に移動させることにより、ホールIC
に作用する磁束を変化させることができる。ホールIC
の出力電圧は磁束および電流(一定)に比例するから、
ホールICの出力電圧を所定の値と比較するなどするこ
とにより、スイッチのオン,オフを判別することが可能
となる。
つまり、図示の位置ではホールIC126に対する磁束
密度は小さいのに対し、プランジャー121を押し下げ
ればホールIC126に対する磁束密度は大きくなるこ
とから、これを適宜な電圧信号に変換することによりス
イッチのオンを知ることができる。なお、プランジャー
121から指を離せばプランジャー121は円形板バネ
124の復元力により、図示の状態に復帰することはい
うまでもない。
第2図にホールICとマグネット表面との距離と、ホー
ルICの出力電圧との関係を示す。
すなわち、同図は横軸がホールICとマグネット表面と
の距離〔mm〕を示し、縦軸がホールICの出力電圧を
示しており、上記距離が小さいときほど出力電圧が小
さく、したがって、この出力電圧の大小からスイッチの
オン,オフを判別することができる。
つまり、ここではマグネットをホールICに近づける
と、磁束密度が大きくなってON表示をするが、ホール
ICの出力電圧は小さくなり、反対に磁束密度が小さく
なるとOFF表示をするが、ホールICの出力電圧は大
きくなるタイプのものが使用される。
なお、上記はマグネットをプランジャーに埋め込むよう
にした例であるが、こうするかわりに板状のマグネット
をプランジャーの下端面に貼り付けるようにしても良
い。
〔考案の効果〕
この考案によれば、押釦部を板状バネ部材により上方向
に付勢するとともに、磁性部材を上記押釦部に埋め込む
かまたは貼り付けて磁性部材の下端面が前記押釦部の下
端面とほぼ同一水平面をなすようにしたので、スイッチ
全体の高さを低くすることができる。
また、スイッチ部に機械的な接触部分を持たないので、
耐久性の高いカーソルスイッチを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す構成図、第2図はホー
ルICとマグネット表面との距離と、ホールICの出力
電圧との関係を説明するための説明図、第3図はデジタ
イザ用カーソルの一般的な例を示す外観図、第4図はカ
ーソルスイッチの従来例を示す構成図である。 1…デジタイザ用カーソル、11…カーソルスイッチ、
12…コイル、121…プランジャー、122…カバ
ー、123…マグネット、124…円形板バネ、125
…ベース、126…ホールIC。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレットと位置指示器とから構成され、
    該タブレットの読み取り面上の所望の点の位置座標を読
    み取るため、前記読み取り面の所望の点に前記位置指示
    器を位置づけるとともに前記位置指示器に設けられたス
    イッチをオンオフ操作して該スイッチのオンオフ信号を
    デジタイザに伝達するようになしたデジタイザの位置指
    示器用スイッチにおいて、 前記スイッチは、磁気に感応してその出力が変化する磁
    気検出部126と、この磁気検出部126の上方に僅か
    な厚みを有したベース125を介して配置されるととも
    に、上方に突出する上方突出部を形成して上向きのバネ
    弾性を持たせた板状バネ部材124と、 操作者の押圧力に応じて前記板状バネ部材124の上方
    突出部に接触して当該板状バネ部材124の上向きのバ
    ネ弾性に抗して下方に変位可能に設けられるとともに下
    端に磁気発生部材としての磁石123を有した押釦部1
    21と、 を有し、 前記押釦部121の操作者の押圧力に応じた変位による
    前記磁気検出部126の出力変化からそのオンオフを認
    識するようにしたことを特徴とするデジタイザの位置指
    示器用スイッチ。
JP1990115977U 1990-11-06 1990-11-06 デジタイザの位置指示器用スイッチ Expired - Lifetime JPH0610427Y2 (ja)

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