JPH0610421A - 外壁パネル目地 - Google Patents

外壁パネル目地

Info

Publication number
JPH0610421A
JPH0610421A JP12551892A JP12551892A JPH0610421A JP H0610421 A JPH0610421 A JP H0610421A JP 12551892 A JP12551892 A JP 12551892A JP 12551892 A JP12551892 A JP 12551892A JP H0610421 A JPH0610421 A JP H0610421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
wall panel
backup material
primary
external wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12551892A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Honda
純司 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP12551892A priority Critical patent/JPH0610421A/ja
Publication of JPH0610421A publication Critical patent/JPH0610421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 目地20に現われる外装材31・32の木口
面33・34を確実に保護して外壁パネルの耐久性を高
めると共に目地20での防水を確実なものとし、又、バ
ックアップ材を標準化して目地処理の作業効率を高め
る。 【構成】 外壁パネル11と外壁パネル12の間の目地
20に、一次バックアップ材13(14)と二次バック
アップ材21を順次装填してシーリング材22を充填す
る。その場合、一次バックアップ材13(14)を隣り
合う外壁パネル11と外壁パネル12とに分割し、それ
ぞれ外壁パネル11と12の各周側面15と16に粘着
剤17・18によって先貼り接着しておき、二次バック
アップ材21は外壁パネル11(12)の取付施工後に
粘着剤23によって一次バックアップ材13(14)に
接着して装填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁パネルの目地処理
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネルフレーム30に取付施工して出来
る外壁パネル11と12の間の目地20は、バックアッ
プ材41を装填し、シーリング材22を充填して処理さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来工法におい
て、目地20は外壁パネル11(12)を建築現場でパ
ネルフレーム30に取付施工して出来るものであるか
ら、その目地幅Wは一定でなく広狭変化した多様なもの
になっている。一方、バックアップ材41は工場で量産
されるものであるから、その幅は一定に揃えられてい
る。
【0004】そのように幅の揃ったバックアップ材41
を目地幅Wの多様な目地20に装填する場合、目地幅W
が狭い目地20ではバックアップ材41を無理に押し込
むことになり、その際バックアップ材41が目地内で捩
れて綺麗に装填し得ず、他方、目地幅Wが広い目地20
ではバックアップ材41と外壁パネルの周側面15との
間に隙間42が出来てしまい(図3)、その隙間42に
もシーリング材22が入り込むので、コーキングガンを
一定速度で動かしてシーリング材22を注入し充填する
場合には充填斑が出来、シーリング材22が木口面から
剥離し易くなる。
【0005】このように従来工法では、バックアップ材
の装填不良やシーリング材の充填不良は不可避であり、
目地幅Wに応じた数種類のバックアップ材を用意してお
かなければならないので、目地処理の標準化が妨げら
れ、その作業を煩雑なものとしている。
【0006】そこで本発明は、バックアップ材とシーリ
ング材の施工を確実にし、目地20に現われる外装材
(合板)31・32の木口面33・34を確実に保護し
て外壁パネルの耐久性を高めると共に目地20での防水
を確実なものとし、又、バックアップ材の幅を標準化し
て目地処理の作業効率を高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係る外壁
パネル目地は、施工されて隣り合う外壁パネル11と外
壁パネル12の間の目地20に、一次バックアップ材1
3(14)と二次バックアップ材21が順次装填され、
二次バックアップ材21の上にシーリング材22が充填
されており、その一次バックアップ材13(14)が、
隣り合う外壁パネル11と外壁パネル12とに分割され
たものであり、その分割された一次バックアップ材13
と14が、目地20を構成する外壁パネル11と12の
各周側面15と16に接着されていることを特徴とする
ものである。
【0008】一次バックアップ材13(14)は、ポリ
エチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の樹脂組成
物に発泡剤を配合して押出成形し、或いは、その押出成
形した発泡成形体を裁断加工して形成し、外壁パネル1
1(12)の周側面15(16)の外装材31(32)
の木口33(34)から続く部分35(36)に粘着剤
17(18)により先貼りしておくとよく、その場合、
二次バックアップ材21は、パネルフレーム30に取付
施工して出来る外壁パネル11と12の間の目地20に
おいて向き合う左右の一次バックアップ材13と14の
間に架け渡すように、粘着剤23によって一次バックア
ップ材13と14に接着装填するとよい。
【0009】そのためには、二次バックアップ材21の
背面に粘着テープを貼着しておくか、或いは、図示する
如く一次バックアップ材13・14に外壁パネル11・
12の周側面15・16に接着する面と二次バックアッ
プ材21を接着する面との二面にわたって粘着テープを
貼着し、それらの二面にわたって連続した粘着層17
(18)と23を積層し、その二面のうちの二次バック
アップ材21を接着する粘着層23の表面には離形紙1
9を粘着しておき(図1)、二次バックアップ材21を
装填する際に離形紙19を剥離するようにするとよい。
【0010】一次バックアップ材13(14)の厚みは
二次バックアップ材21のかかり代を考慮して設定され
るが、一次バックアップ材13(14)は外壁パネル1
1(12)の木口33(34)にかかっていてもよい。
【0011】又、二次バックアップ材21の幅は目地幅
Wより稍々細めにして目地幅Wの広狭変化に対応出来る
ようにし、又、その厚みtは二次バックアップ材21ま
での目地深さDと目地幅Wの比D/Wが0.5〜1.0
となるように設定すると好都合である。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る外壁パネル目地では、上記
の通り外壁パネル11(12)の周側面15(16)の
外装材31(32)の木口33(34)から続く部分3
5(36)に一次バックアップ材13(14)が粘着剤
17(18)により貼り合わされており、目地20にお
いて向き合う一次バックアップ材13・14の間に二次
バックアップ材21が粘着剤23によって接着されてお
り、一次バックアップ剤13(14)と外壁パネル11
(12)の間には従来見られた隙間(42)が出来ず、
又、二次バックアップ材21も目地幅Wよりも十分薄い
可撓なものとなっている。
【0013】このため、 (1) シーリング材22が、バックアップ材13(1
4)と外壁パネルの周側面15(16)の間に入り込む
ことがなく、従って、コーキングガンを一定速度で動か
してシーリング材22を注入する場合に、シーリング材
22がバックアップ材13(14)と外壁パネルの周側
面15(16)の間に入り込んで充填斑が生じるような
ことがなくなり、従来例の如くバックアップ材41の目
地20への押し込み加減によって目地深さが変わると言
うことがなく、二次バックアップ材21までの目地深さ
Dが一定になるのでシーリング材22に一定の厚みが確
保され、注入されるシーリング材22が外装材31・3
2の木口面33・34に綺麗に密着して剥離し難くな
る。このように外装材31・32の木口面33・34が
シーリング材22によって確実にカバーされるので、外
装パネル11・12の木口33・34での耐久性が改善
される。
【0014】(2) バックアップ材は一次バックアッ
プ材13(14)と二次バックアップ材21とに分かれ
ており、一次バックアップ材13(14)が二つに分割
されて左右の外壁パネル11・12に密着しており、二
次バックアップ材21が目地幅Wよりも細めで薄く扁平
なものになっているので捩れずに綺麗に装填され、一次
バックアップ材13(14)と外壁パネルの周側面15
(16)の間、及び、一次バックアップ材13(14)
と二次バックアップ材21の間が粘着剤23と17(1
8)によって二次的に防水処理され、シーリング材22
の厚みも確保されるので、目地20での防水が確実なも
のとなる。
【0015】(3) 一次バックアップ材13・14
が、左右の外壁パネル11・12に二分されたものであ
り、それらの間に隙間24があっても二次バックアップ
材21にカバーされるのでシーリング材22の充填斑が
出来ることがなく、却って、そのように左右の外壁パネ
ル11と12の間に出来る隙間24は、取付施工時に生
じる外壁パネル11と12の間のズレや目地20の伸縮
にもスムーズに対応することが出来るので、外壁パネル
11(12)が施工しやすくなる。
【0016】(4) 外壁パネル11・12に密着させ
るべき一次バックアップ材13・14が二つに分割され
たものであり、それらの間に出来る隙間24も許容され
るものであるから、一次バックアップ材13・14の幅
Vは目地幅Wの2分の1以下となる範囲内で任意に設定
することが出来、そのように設定された一次バックアッ
プ材13・14は広狭変化する多様な幅Wの目地20に
対応させることが出来る。このため、広狭変化する多様
な目地幅Wに対応させるために幅Vの異なる数種類のバ
ックアップ材41を用意する必要がなく、その幅の規格
化によってバックアップ材13・14・21のコストダ
ウンが図られ、バックアップ材13・14・21の標準
化によって目地処理作業も効率化されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装パネルの目地部分での断面斜
視図である。
【図2】本発明に係る外装パネル目地の断面斜視図であ
る。
【図3】従来の外装パネル目地の断面斜視図である。
【符号の説明】
11 外壁パネル 12 外壁パネル 13 一次バックアップ材 14 一次バックアップ材 15 周側面 16 周側面 17 粘着剤 18 粘着剤 19 離形紙 20 目地 21 二次バックアップ材 22 シーリング材 23 粘着剤 24 隙間 30 パネルフレーム 31 外装材 32 外装材 33 木口 34 木口 35 木口から続く部分 36 木口から続く部分 41 バックアップ材 42 隙間 t 二次バックアップ材の厚み W 目地幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 施工されて隣り合う外壁パネル1
    1と外壁パネル12の間の目地20に、一次バックアッ
    プ材13(14)と二次バックアップ材21が順次装填
    され、二次バックアップ材21の上にシーリング材22
    が充填されていること、(b) 一次バックアップ材1
    3(14)が、隣り合う外壁パネル11と外壁パネル1
    2とに分割されたものであり、その分割された一次バッ
    クアップ材13と14が目地20を構成する外壁パネル
    11と12の各周側面15と16に接着されているこ
    と、を特徴とする外壁パネル目地。
  2. 【請求項2】(a) 施工されて隣り合う外壁パネル1
    1と外壁パネル12の間の目地20に、一次バックアッ
    プ材13(14)と二次バックアップ材21が順次装填
    され、二次バックアップ材21の上にシーリング材22
    が充填されていること、(b) 一次バックアップ材1
    3(14)が、隣り合う外壁パネル11と外壁パネル1
    2とに分割されたものであり、その分割された一次バッ
    クアップ材13と14が目地20を構成する外壁パネル
    11と12の各周側面15と16に粘着剤17・18に
    よって接着されていること、(c) 一次バックアップ
    材13・14が発泡樹脂によって構成されていること、
    (d) 二次バックアップ材21までの目地深さDと目
    地幅Wの比D/Wが0.5〜1.0であり、二次バック
    アップ材21が一次バックアップ材13と14に粘着剤
    23によって接着されていること、を特徴とする外壁パ
    ネル目地。
  3. 【請求項3】 外壁パネル11(12)の周側面15
    (16)の外装材31(32)の木口33(34)から
    続く部分35(36)に、発泡樹脂製の一次バックアッ
    プ材13(14)が粘着剤17(18)により貼り合わ
    されていることを特徴とする外壁パネル目地。
JP12551892A 1992-04-17 1992-04-17 外壁パネル目地 Pending JPH0610421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12551892A JPH0610421A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 外壁パネル目地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12551892A JPH0610421A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 外壁パネル目地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0610421A true JPH0610421A (ja) 1994-01-18

Family

ID=14912138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12551892A Pending JPH0610421A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 外壁パネル目地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610421A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5333433A (en) Self-adhesive wallboard finishing tape and tape-and-wallboard panel system
US5628159A (en) Joint strip, method of forming a wall using the joint strip and wall made therefrom
JPH0610421A (ja) 外壁パネル目地
GB2026125A (en) Joint forming
JP4282105B2 (ja) 軽量気泡コンクリート製の塗装パネルの目地構造
JPH07109130B2 (ja) 防水工法
JPH094077A (ja) 外壁材の目地処理方法
JPS6259659B2 (ja)
JPH049772Y2 (ja)
JPH0243934Y2 (ja)
JP2591702Y2 (ja) 壁面用パネル
JP3020394B2 (ja) 外壁ボード間の継目処理方法
JPH0514962Y2 (ja)
JPH0512438Y2 (ja)
JP2753715B2 (ja) 外壁改修工法
JPS6235761Y2 (ja)
JPH0348979Y2 (ja)
JPH023870B2 (ja)
JPS59225944A (ja) 接着防水シ−ト
JPS5935726Y2 (ja) タイル配列用部材
JPS61242664A (ja) マスキング用テ−プ及び該テ−プによる施工方法
CA1156016A (en) Method of heat-insulating and water-proof construction
JPH0623548Y2 (ja) クラツク補修用テープ
JPS5920833B2 (ja) 組立建物における防水工法
JPH0754414A (ja) 目地シーリング用バックアップ材