JPH06103941B2 - クロマ信号記録回路 - Google Patents

クロマ信号記録回路

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JPH06103941B2
JPH06103941B2 JP62335545A JP33554587A JPH06103941B2 JP H06103941 B2 JPH06103941 B2 JP H06103941B2 JP 62335545 A JP62335545 A JP 62335545A JP 33554587 A JP33554587 A JP 33554587A JP H06103941 B2 JPH06103941 B2 JP H06103941B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、録画用カメラ部を備えたカメラ一体型ビデ
オテープレコーダ(以下ビデオムービーと称す)に適用
して好適なクロマ信号記録回路に関する。
「従来の技術」 従来、録画用カメラ部を備えたビデオムービーでは輝度
信号、クロマ信号等から構成されている映像信号を記録
する場合、据置型ビデオテープレコーダ(VRT)の録画
時と同様、カラーバースト信号等のレベルを記録レベル
の基準信号としてレベル調整されたクロマ信号を輝度信
号に周波数多重したのち記録するようにしている。
通常のビデオムービーにおける映像信号記録系の回路構
成を第2図に示す。
映像信号記録系10は輝度信号記録系20とクロマ信号記録
系30で構成されている。
輝度信号記録系20はAGC回路21、エンファシス回路22、
ホワイト/ダーククリップ回路23、FM変調器24及びハイ
パスフィルタ25で構成されている。
クロマ信号記録系30はACC回路31、バーストエンファシ
ス回路32、低域変換回路33及びローパスフィルタ34で構
成されている。
以上のような構成において映像信号を記録する場合、映
像信号は輝度信号aとクロマ信号bに分離される。
輝度信号aは輝度信号入力端子Aに供給される。その
後、輝度信号aはAGC回路21、エンファシス回路22及び
ホワイト/ダーククリップ回路23を介して、FM変調器24
に供給される。
FM変調器24においては、輝度信号aが周波数変調され
る。
変調後の輝度信号a1はハイパスフィルタ25に供給され
て、クロマ信号帯域(例えば、中心周波数629kHz)が十
分減衰された状態で、記録アンプ26に供給される。
一方、クロマ信号bは、クロマ信号入力端子Bに供給さ
れると、ACC回路31及びバーストエンファシス回路32を
介して低域変換回路33に供給される。
低域変換回路33においては、3.58MHz±500kHzのクロマ
信号bが低域変換される。その結果、ローパスフィルタ
34を介して629kHz±500kHzの周波数帯域を有する低域変
換されたクロマ信号b1が取り出される。
このクロマ信号b1はハイパスフィルタ25から出力された
輝度信号a1と記録アンプ26において周波数多重され、記
録ヘッド(図示せず)によってビデオテープに記録され
る。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上述した構成においては、クロマ信号bが一
定の電流レベルで記録されている。
そのため、カラーバースト信号のような比較的レベルの
高い信号ではS/Nが良好であるが、低いレベルの信号で
はS/Nが悪化する問題点があった。
また、ビデオムービーの場合には、テレビ放送のように
クロマ信号のレベルが規定されていないため、被写体に
よってクロマ信号のレベルが異なり、非常に高いレベル
のクロマ信号も入力される場合がある。このように非常
に高いレベルのクロマ信号が輝度信号に周波数多重して
記録すると、再生時に、ビート妨害が生じたり、再生画
面に縞模様が出力されたりするヤブケ現象が発生するの
で、画質が著しく劣化する問題があった。
そこで、この発明ではこのような従来の問題点を構成簡
単に解決したものであって、クロマ信号レベルの変動に
拘らず、再生画質を改善することができるクロマ信号記
録回路を提案するものである。
「問題点を解決するための手段」 上述の問題点を解決するため、この発明においては、カ
メラ一体型ビデオテープレコーダにおけるクロマ信号記
録回路において、クロマ信号レベルに対して増幅機能を
有する一方の可変増幅器と、前記クロマ信号レベルに対
して減衰機能を有する他方の可変増幅器と、前記両方の
可変増幅器の出力信号のピークレベルを検波し、該ピー
クレベルと予め設定されている基準レベルとを比較する
ピーク検波回路と、該ピーク検波回路の比較結果に応じ
て前記可変増幅器のどちらか一方に切り換えるスイッチ
回路とから成り、前記クロマ信号レベルに応じて前記可
変増幅器のゲイン量を調整し、クロマ信号を所定レベル
に制御するようにしたことを特徴とするものである。
「作用」 この構成において、記録されるクロマ信号bは、FM変調
された輝度信号a1と周波数多重される前に、ピーク検波
回路2に供給される。
ピーク検波回路2においてはクロマ信号bのピークレベ
ルが検波され、このピークレベルと予め設定されていた
基準レベルとが比較される。その比較結果より可変増幅
器3のゲイン量が調整される。
可変増幅器3は一対の3a,3bで構成され、クロマ信号の
ピークレベルに応じてそのいずれかが選択される。選択
された可変増幅器3a若しくは3bの増幅量は、その値が一
定となるように、クロマ信号bのピークレベルに応じて
制御される。
所定のゲインに制御されたクロマ信号bは輝度信号a1と
周波数多重される。
したがって、クロマ信号記録時に、クロマ信号レベルを
可変することで、ビート妨害等の発生を防止できる。
「実施例」 続いて、この発明に係るクロマ信号記録回路の一例をビ
デオムービーにおける映像信号記録系に適用した場合に
つき、第1図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの発明に係るクロマ信号記録回路の一例を適
用した映像信号記録系の構成を示す図である。
図中、1はクロマ信号記録回路であり、このクロマ信号
記録回路1はACC回路31、バーストエンファシス回路3
2、低域変換回路33、ローパスフィルタ34のほかにピー
ク検波回路2、可変増幅器3(たとえば3a,3b)及びス
イッチ回路4で構成されている。
20は輝度信号記録系であり、従来同様、AGC回路21、エ
ンファシス回路22、ホワイト/ダーククリップ回路23、
FM変調器24及びハイパスフィルタ25で構成されている。
以上のような構成のビデオムービーにおける映像信号記
録系の動作について以下詳細に説明する。
記録される映像信号は輝度信号aとクロマ信号bに分離
され、夫々輝度信号記録系20及びクロマ信号記録回路1
に供給される。
輝度信号aは輝度信号記録系20において、従来と同様の
動作が実行され、記録アンプ26に供給されるため、詳細
な説明は省略する。
クロマ信号bは、クロマ信号入力端子Bに供給され、AC
C回路31及びバーストエンファシス回路32を介して低域
変換回路33で周波数変換される。
周波数変換されたクロマ信号の内ローパスフィルタ34に
よって、629kHz±500kHzの周波数帯域に存在する低域変
換クロマ信号blが取り出される。
クロマ信号b1は可変増幅器3に供給される。この例では
一対の可変増幅器3a,3bで構成された場合を示す。
ここで、一方の可変増幅器3aは増幅機能を有し、その出
力は端子Sとピーク検波回路2に夫々出力される。
また、他方の可変増幅器3bは上述とは逆に減衰機能を有
し、端子Tとピーク検波回路2に夫々増幅器出力が供給
される。
ピーク検波回路2では可変増幅器3a,3bより供給された
信号のピークが検波され、供給された信号の出力レベル
が基準レベルとなるように制御信号c1,c2を夫々可変増
幅器3a,3bに出力する。
また、ピーク検波回路2では供給された信号の出力レベ
ルが基準レベルと比較され、その結果に応じてスイッチ
回路4を切り換えるための切り換え信号dがスイッチ回
路4に出力される。
スイッチ回路4はピーク検波回路2からの切り換え信号
dに応じて端子S若しくは端子Tに切り換え制御され
る。
この例では、クロマ信号レベルが基準レベル以下である
ときには可変増幅器3aが選択されるように端子S側に切
り換えられる。同様に、基準レベル以上であるときには
可変増幅器3bが選択されるように端子T側に切り換えら
れる。
基準レベルに調整されたクロマ信号b2が記録アンプ26に
供給される。
さて、基準レベルより低いレベルのクロマ信号が可変増
幅器3a,3bに供給された場合は以下のような動作とな
る。
まず、可変増幅器3a,3bのゲインが例えば“1"に初期設
定されているとすれば、ピーク検波回路2にはローパス
フィルタ34から出力されたレベルの信号が供給される。
ピーク検波回路2においては、供給された信号のレベル
が基準レベルより低いため、供給された信号レベルが基
準レベルとなるように増幅機能を有する可変増幅器3aに
ゲイン量調整用の制御信号c1が出力される。
また、ピーク検波回路2はスイッチ回路4が端子Sを選
択するようにスイッチ回路4に切り換え信号dが出力さ
れる。
さらに、可変増幅器3aから出力される信号レベルが基準
レベルに調整されるまでピーク検波回路2は可変増幅器
3aのゲイン量を調整する。
その結果、基準レベルに調整された信号が端子Sに供給
され、スイッチ回路4を介して記録アンプ26に供給され
る。
次に、基準レベルより高いレベルのクロマ信号b1が可変
増幅器3a,3bに供給された場合について説明する。
初期値(ゲイン量が“1")に設定されている可変増幅器
3a,3bからはローパスフィルタ34から出力されたと同一
の信号レベルを有した出力信号が出力され、これがピー
ク検波回路2に供給される。
ピーク検波回路2では供給された信号のレベルが基準レ
ベルより高いため、供給された信号レベルを基準レベル
にするような制御信号c2が減衰機能を有する可変増幅器
3bに出力される。
一方、ピーク検波回路2では、基準レベルとの比較結果
によって、スイッチ回路4に切り換え信号dが出力さ
れ、これによって、スイッチ回路4が端子T側に切り換
えられる。
ピーク検波回路2は可変増幅器3bの出力信号が基準レベ
ルとなるまで可変増幅器3bにゲイン量調整用の制御信号
c2を供給する。
その結果、基準レベルに調整された信号は端子Tよりス
イッチ回路4を介して記録アンプ26に供給される。
また、ゲインが調整された可変増幅器3a若しくは3bに信
号レベルの異なった信号が供給された場合は、再びピー
ク検波回路2によってゲインの制御が行なわれる。この
一連の制御動作によって、基準レベルに調整された信号
b2が記録アンプに供給される。
したがって、クロマ信号レベルに応じて可変増幅器3の
ゲイン量が調整され、輝度信号a1との混信を防止すると
共に、低いレベルのクロマ信号b1におけるS/Nが改善さ
れる。
なお、実施例においてはピーク検波回路2及び可変増幅
器3a,3bをローパスフィルタ34の後に設けているが、ク
ロマ信号bが輝度信号a1と周波数多重される前であるな
らば他の位置に設けても可能である。
また、この実施例では可変増幅器3を2つ設け、一方を
増幅器として用い、他方を減衰器として用いたが、1つ
の増幅器でゲイン調整を行なうこともできる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明は、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダにおけるクロマ信号記録回路において、
クロマ信号レベルに対して増幅機能を有する一方の可変
増幅器と、前記クロマ信号レベルに対して減衰機能を有
する他方の可変増幅器と、前記両方の可変増幅器の出力
信号のピークレベルを検波し、該ピークレベルと予め設
定されている基準レベルとを比較するピーク検波回路
と、該ピーク検波回路の比較結果に応じて前記可変増幅
器のどちらか一方に切り換えるスイッチ回路とから成
り、前記クロマ信号レベルに応じて前記可変増幅器のゲ
イン量を調整し、クロマ信号を所定レベルに制御するよ
うにしたことを特徴とするものである。
したがって、この発明の構成によれば、クロマ信号記録
時に、クロマ信号レベルを可変することで、再生時のビ
ート妨害や輝度信号への妨害などの再生画質劣化の原因
を除去できる。
そのため、高画質の再生画像を得ることができる。
また、低レベルのクロマ信号のS/Nも向上する。さら
に、増幅機能を有する可変増幅器と減衰機能を有する可
変増幅器の2つの可変増幅器を備えているので、増幅可
変範囲を大きくすることができ、高精度な増幅可変制御
を可能とすることができる。
したがって、この発明に係るクロマ信号記録回路は上述
したようなビデオムービーなどのカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るクロマ信号記録回路の一例を適
用した映像信号記録系を示す系統図、第2図は従来の映
像信号記録系を示す系統図である。 1……クロマ信号記録回路 2……ピーク検波回路 3……可変増幅器 4……スイッチ回路 a……輝度信号 b……クロマ信号 c……ゲイン量調整信号 d……切り換え信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ一体型ビデオテープレコーダにおけ
    るクロマ信号記録回路において、クロマ信号レベルに対
    して増幅機能を有する一方の可変増幅器と、前記クロマ
    信号レベルに対して減衰機能を有する他方の可変増幅器
    と、前記両方の可変増幅器の出力信号のピークレベルを
    検波し、該ピークレベルと予め設定されている基準レベ
    ルとを比較するピーク検波回路と、該ピーク検波回路の
    比較結果に応じて前記可変増幅器のどちらか一方に切り
    換えるスイッチ回路とから成り、前記クロマ信号レベル
    に応じて前記可変増幅器のゲイン量を調整し、クロマ信
    号を所定レベルに制御するようにしたことを特徴とする
    クロマ信号記録回路。
JP62335545A 1987-12-28 1987-12-28 クロマ信号記録回路 Expired - Fee Related JPH06103941B2 (ja)

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JPS5999591U (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 株式会社東芝 ビデオテ−プレコ−ダ用自動カラ−レベル制御回路
JPS60253393A (ja) * 1984-05-30 1985-12-14 Hitachi Ltd カラ−映像信号記録再生装置

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