JP2953855B2 - 多重信号の記録調整方法 - Google Patents

多重信号の記録調整方法

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JP2953855B2 JP4042048A JP4204892A JP2953855B2 JP 2953855 B2 JP2953855 B2 JP 2953855B2 JP 4042048 A JP4042048 A JP 4042048A JP 4204892 A JP4204892 A JP 4204892A JP 2953855 B2 JP2953855 B2 JP 2953855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビ信号等の
多重信号を磁気テープに書き込み、この書き込まれた多
重信号を同一の装置で再生するビデオテーププレーヤ等
に関し、特に磁気テープに書き込む多重信号の記録電流
値の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオテーププレーヤ等の磁気テ
ープ装置は、テレビ放送等を予め購入しておいたビデオ
テープに録画し、このビデオテープの録画を再生する自
己録画再生機能を備えたものが一般的である。このよう
な自己録画再生機能を備えた磁気テープ装置では、製造
段階において記録信号の記録電流調整を行なっている。
この調整は、製造段階において特定の周波数で変調され
た調整用多重信号を磁気テープに書き込んで読み出し、
この読み出された信号がある一定のレベルに達した時点
で調整作業を終了するようにしていた。
【0003】ところで、上記特定の周波数で変調された
調整用多重信号をビデオテープに記録した場合、ビデオ
テープには当該変調周波数で書き込まれた調整用多重信
号とともに、この変調周波数の整数倍の周波数で変調さ
れた多重信号が記録されることが知られている。このよ
うな現象は一般に混変調と呼ばれるもので、この混変調
の発生は、ビデオテープに記録されている多重信号を再
生した場合に、ビートや点状のノイズ、色位相の不安定
の原因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記混変
調は、ユーザーが購入したビデオテープを使用して、た
とえばチューナーで受信しているテレビ番組を録画する
場合、磁気テープ装置の磁気ヘッド、トランス、アンプ
の周波数特性やヘッドタッチなどの各ばらつきが、ユー
ザーが購入した磁気テープ自体の各社間での特性の違い
により発生するという欠点があった。他方、昨今のユー
ザーの高画質指向、高級化指向は自己の購入した磁気テ
ープによってノイズ等が混入しない鮮明な録画再生を実
現したいという要望が急速に高まりつつある。
【0005】ところが、上述した製造段階において特定
の磁気テープを用いて調整したとしても、ユーザーは様
々な特性を持った複数種類のビデオテープを購入し、こ
れによりたとえばビデオチューナーで受信しているテレ
ビ番組を録画するため、この時になって初めて混変調が
発生する場合があるという欠点があった。このような状
態は、ビデオテープの種類によって様々に変動する現象
であって昨今のユーザーの高画質指向、高級化指向にも
あいまって早急に解決すべき課題であった。
【0006】そこで本発明は、ユーザー自身によって購
入した磁気テープを用いて最適な録画再生状態に設定で
きる磁気テープに書き込む多重信号の増幅率調整方法の
提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載した本発明の構成は、磁気テープに調
整用輝度信号を記録し且つ磁気テープからこの調整用輝
度信号を再生してその出力値が最大となるように記録電
流値を調整し、次に前記調整後の電流値に固定された調
整用輝度信号に調整用色信号を重畳させて磁気テープに
記録し且つ磁気テープからこの重畳信号を再生してその
出力値が最大となるように前記調整用色信号の記録電流
値を調整した後に輝度信号の記録電流値を固定し、次に
クロマ100%の信号を磁気テープに記録し且つこの信
号を再生して、その再生信号の混変調のレベルを設定値
と比較し、再生信号の混変調のレベルが設定値に近づく
ように色信号の電流値を調整することを特徴としてい
る。
【0008】
【0009】
【作用】上記請求項1に記載した構成を備えた本発明の
作用は、まず磁気テープに調整用輝度信号を書き込み、
且つこの磁気テープに書き込まれた調整用輝度信号を読
み出し、この読み出された調整用輝度信号の出力値(再
生電流値・電圧値)が最大となるように磁気テープに書
き込む記録電流値を増減調整して固定する。次に、輝度
信号の記録電流値を前記調整値に固定して、輝度信号に
調整用色信号を重畳した多重信号を書き込む。そして、
この磁気テープに書き込まれた多重信号を読み出し、多
重信号の再生出力値(再生電流値・電圧値)が最大とな
るように、前記調整用色信号の記録電流値を固定する。
このように輝度系の信号の記録電流値と色系の信号の記
録電流値を別々に調整して固定することにより、最適な
記録電流の調整を行うことができる。
【0010】さらに上記調整方法による調整値に輝度系
信号の記録電流を固定する。そしてクロマ100%の信
号を磁気テープに記録し、且つこれを読み出して、再生
信号の混変調のレベルを予め設定されたレベルと比較
し、再生信号の混変調が設定レベルに近づくように色信
号系の記録電流値を増減させる。この調整により自己録
再画質が最良となるように記録電流の増幅率などを設定
できるようになる。
【0011】すなわち一般に混変調レベルは、大きいと
ビートや白反転になり画質を悪化させ、また小さい時
は、色S/Nが悪くなる。理想は混変調などを0にした
いところであるが、重畳記録方式では、その場合色を録
画しないことの意味になってしまう。そのため、色S/
Nよく、ビートなどの少ない混変調レベルを予め実験に
よって決定しておきそれを狙って調整を行なう。これに
よりユーザー自身によって購入した磁気テープを用いて
最適な録画再生状態に設定できるようにしている。
【0012】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の記録調整方法が実施される家庭用
VTR装置の輝度信号FM変調、色信号低域変換多重記
録方式の信号の記録処理回路ならびに自己再生信号に基
づく電流調整回路を示すブロック図である。同図にて符
号15で示す部分が輝度信号FM変調、色信号低域変換
多重記録方式の信号の記録処理回路であり、この処理回
路には輝度信号記録系5と、色信号記録系10とが設け
られている。そして各記録系5と10には、一定の周波
数からなる調整電流を発生する調整用信号発生部1、外
部回路から入力されたNTSC方式の映像信号と上記調
整用信号発生部1とを切り換えるスイッチ回路2が接続
されている。
【0013】輝度信号記録系5には前記スイッチ回路2
を介して入力された多重信号のうち輝度信号を通過させ
る2.5ないし3MHz程度の通過帯域のローパスフィ
ルタ回路3と、フィルタリングされた輝度信号の振幅p
p値を基準値に一致させるように自動調整するAGC
(Auto Gain Control)回路4と、この自動調整された
輝度信号を周波数変調するFM変調器8が設けられてい
る。
【0014】色信号の記録系10には、上記スイッチ回
路2を介して入力された映像信号の色信号成分(3.5
8MHz)を取り出すための3.58±0.5MHzの
帯域を有するバンドパスフィルタ回路6、このバンドパ
スフィルタ回路6の出力信号がつねに一定であるべきカ
ラーバースト信号の振幅と基準電圧との比較により色信
号(Chrominance Signal)のpp値を基準値に制御する
ACC(Auto ChromaControl)回路7、このACC回路
7からの出力信号(3.58MHz)を規定の低域周波
数に変換するコンバータ9、このコンバータ9の基準ク
ロックを発振する4.268MHzのローカル発振器2
3が設けられている。
【0015】また混合器11は、上記輝度信号記録系5
からのFM信号と、色信号の記録系10にて低域周波数
に変換された色信号とを混合するものであり、また録画
信号増幅器12は混合器11により混合された多重信号
を増幅するものである。この増幅器12には輝度系信号
(FM信号)の記録電流値の増幅率を増減させる自動調
整部R1と色系信号(低周波数信号)の記録電流値の増
幅率wp増減させる自動調整部R2が設けられている。
また符号13は回転ヘッド装置に備えられた記録用磁気
ヘッド13である。
【0016】符号16は再生処理回路である。この再生
処理回路16には、磁気テープ14に前記記録処理回路
15によって書き込まれた多重信号を読み出す再生用磁
気ヘッド17と、この磁気ヘッド17によって読み出さ
れた信号の磁気ヘッド17と磁気テープ14間で生じる
高域周波数の振幅低下を振幅補正するイコライザ18
と、このイコライザ18を経た再生信号を通常の再生系
と本発明の調整方法のため調整系16aとへ選択的に切
り換えるスイッチ回路19とが設けられている。調整系
16aには、イコライザから出力された再生信号の出力
値(再生電流値・電圧値)または混変調レベルをモニタ
ーするモニター回路20と、比較部21を備えている。
この比較部21に設けられた比較回路21aは、前記モ
ニター回路20によりモニターされた再生出力値(電流
値・電圧値)をピークホールドして後続する再生出力値
とを比較し、あるいはモニター回路20によりモニター
された混変調レベルをホールドしてメモリ21bに予め
設定された混変調レベルとを比較するためのものであ
る。
【0017】上記比較部21による比較結果に応じて増
幅率調整部22により前記録画信号増幅器12の自動調
整部R1またはR2が制御され、自動調整部R1により
輝度系FM信号の記録電流の増幅率が増減され、また自
動調整部R2により色系の低域信号の記録電流の増幅率
が増減される。輝度信号の電流値の調整および色信号の
電流値の調整では、前記調整部R1またはR2により録
画信号増幅部12の増幅率が段階的に増加されて、記録
電流値が段階的に上昇させられる。また混変調の調整で
は、前記調整部R2により増幅率が上下に段階的に振ら
れて色系信号の電流値が段階的に増減される。
【0018】前記スイッチ回路2により切換えられる前
記調整用信号発生部1は、調整用の多重信号を発生する
機能を備えている。この調整用多重信号は、調整用輝度
信号(luminance signal)と調整用色信号(Chrominanc
e Signal)及び同期信号を含むものであり、本実施例で
は調整用輝度信号と調整用色信号を相互に独立して出力
し、また両信号を同時に出力できるようになっている。
【0019】以上の構成を備えた家庭用VTR装置にお
いて自己記録再生に基づく調整動作を説明する。図2
は、調整動作を示すフローチャートである。図1に示す
回路では、通常の記録動作のときにはスイッチ回路2が
(イ)に切換えられており、NTSC信号が記録処理回
路15に入力して磁気テープ14に対する録画が行わ
れ、また通常の再生動作では、スイッチ回路19が
(二)に切換えられ、イコライザ18を経て再生された
再生信号は再生系へ送られ、画像再生される。またVT
R装置に磁気テープを装填し、操作面に設けられた調整
モードの選択スイッチ(図示しない)を調整モードに切
換えられると、以下の自己記録再生に基づく記録電流の
自動調整が行われる。
【0020】ステップ1:上記調整モードが選択される
と、スイッチ回路2とスイッチ回路19がそれぞれ
(イ)、(ロ)で示す位置に切り換えられる。
【0021】ステップ2:この各スイッチ回路2,19
が切り換えられた状態で、調整用信号発生部1から調整
用輝度信号が出力される。この調整用輝度信号としては
キャリア近傍の単一周波数の信号が出力される。この調
整用輝度信号はローパスフィルタ回路3を通過して輝度
信号記録系5へ送られ、AGC回路4にてゲイン調整が
行なわれるとともに、FM変調器8においてFM変調さ
れ、録画信号増幅器12の自動調整部R1により初期設
定された増幅率に基づき初期設定の記録電流にて磁気ヘ
ッド13から磁気テープ14に記録される。
【0022】ステップ3:この磁気テープ14に書き込
まれた調整用輝度信号は、再生用磁気ヘッド17を介し
て順次読み出される。
【0023】ステップ4:読み出された調整用輝度信号
は、モニター回路20に送られ、モニター回路20で
は、再生された輝度信号の出力値(電流値または電圧
値)がモニターされて比較部21に送られる。
【0024】ステップ5:比較部21の比較回路21a
では、その前に再生された輝度信号の出力値のピーク値
がホールドされており、このピーク値とモニター回路2
0でモニターされた出力値とが比較され、モニターされ
た出力値がホールドされたピーク値よりも大きい場合に
は、ステップ6に移行する。モニターされた出力値がホ
ールドされたピーク値よりも小さい場合にはステップ7
に移行する。
【0025】ステップ6:モニター回路20にてモニタ
ーされた輝度信号の再生出力値が、それまでに再生され
た出力値のピーク値を更新した場合、増幅率調整部22
から自動調整部R1に与えられる調整出力が更新され、
録画信号増幅器12の増幅率が高くなり、記録電流が段
階的に高くなる。すなわちモニター回路20にてモニタ
ーされた再生輝度信号の出力値のピークが更新されたと
きには、そのピーク値が更新されてホールドされるとと
もに輝度信号の記録電流が高くなって、調整用信号発生
部1から発生する同じ周波数の輝度信号が磁気テープに
記録され、且つ再生されて出力値がピークホールド値と
比較され、これが順次繰り返えされる。
【0026】ステップ7:前記のように、モニター回路
20によりモニターされた再生輝度信号の出力値がそれ
までの出力値のピークホールド値よりも低下したとき
に、増幅率調整部22により、ホールドされたピーク値
の記録電流が得られるように、録画信号増幅器12の自
動調整部R1が固定される。
【0027】ステップ8:以上のようにして輝度信号の
記録電流が固定された後、前記調整用信号発生部1から
上記調整用輝度信号とともに調整用色信号が出力され
る。この調整用色信号は、上記バンドパスフィルタ回路
6を介して色信号記録系10に送られる。調整用色信号
はACC回路7によってpp値が基準値に設定され、混
合器11により輝度信号と混合され、この多重信号が録
画信号増幅器12から磁気ヘッド13を介して磁気テー
プ14に書き込まれる。
【0028】ステップ9:この書き込まれた多重信号
は、読み出し用磁気ヘッド17を介して自己再生され
る。
【0029】ステップ10:輝度信号の自己記録再生の
ときのモニターと同様にモニター回路20にて再生され
た多重信号の出力値(再生電流値・電圧値)がモニター
され、比較部21に送られる。
【0030】ステップ11:ステップ5と同様に、比較
回路21aではそれ以前に再生された多重信号の再生出
力値のピークホールド値と、モニター回路20にてモニ
ターされた出力値とが比較され、モニター回路20にて
モニターされた出力値がピーク値を更新したらステップ
12に移行し、ピーク値よりも低い場合にはステップ1
3に移行する。
【0031】ステップ12:比較回路21aの比較によ
り、モニター回路20にてモニターされた多重信号の出
力値が更新されたときには、増幅率調整部22により、
増幅率自動調整部R2が制御され、録画増幅部12の増
幅率が高くなり、高い電流により多重信号が記録され
る。さらにこれが再生され、モニターされた出力値がピ
ークホールド値と比較され、これが繰返えされる。
【0032】ステップ13:モニター回路20によりモ
ニターされた出力値がピークホールド値よりも下がった
ときには、それまでのピーク値となるように自動調整部
R2による電流増幅率を固定する。
【0033】ステップ14:以上のようにして輝度信号
単独の記録電流を自動調整部R1により固定し、且つ色
信号と輝度信号の記録電流を自動調整部R2により固定
した後、調整用信号発生部1からクロマ100%の調整
用色信号を輝度信号に重畳させて出力し、混合器11に
より混合された多重信号を磁気ヘッド13により磁気テ
ープ14に書き込む。
【0034】ステップ15:磁気テープ14に記録した
クロマ100%の多重信号を磁気ヘッド17により自己
再生する。
【0035】ステップ16:磁気テープ14から読み出
された多重信号は、モニター回路20によりモニターさ
れ、混変調レベルをモニターする。色信号系の記録信号
の周波数をfscとした場合、記録時の変調および再生時
の復調により混変調成分となる2×fscの周波数信号が
発生し、これとfscとの間で混変調が発生する。また色
系信号の記録電流(自動調整部R2により既に調整した
記録信号)が大きすぎると±(1/2)×fH成分が増
大し、画質が低下する。よってモニター回路20ではf
scと2×fscとの混変調レベルがモニターされ、且つ±
(1/2)×fH成分がモニターされる。
【0036】ステップ17:モニター回路20によりモ
ニターされた混変調レベルおよび/または±(1/2)
×fH成分が、比較回路21aにてメモリ21bに予め
記録されている設定値と比較され、モニターされた混変
調レベルおよび/または±(1/2)×fH成分が設定
値以下の場合には、ステップ18に移行し、設定値以上
の場合には調整作業を終了する。
【0037】ステップ18:モニター回路20によりモ
ニターされた混変調レベルおよび/または±(1/2)
×fH成分がメモリ21bの設定値以上の場合には、増
幅率調整部22により自動調整部R2により設定される
電流増幅率を変化させる。この調整はステップ13によ
り固定された自動調整部R2による電流増幅率を基準に
して上下に微増させ、または微減させて行う微調整であ
る。この微調整により色系信号の電流値を調整し、混変
調レベルおよび±(1/2)×fH成分が設定値以下と
なるように自動調整される。
【0038】以上のようにして輝度信号と色信号の増幅
率を設定したなら、調整モードから通常のモードに切り
換え操作する。この操作により、スイッチ回路2,19
は(ハ),(ニ)で示すように切り換えられ、通常の録
画再生モードになる。
【0039】以上のように、本実施例ではユーザーが購
入した不特定の磁気テープを使用して、再生状態が最良
となるように調整することができる。従って、購入した
磁気テープが異なる場合には、使用する磁気テープごと
に上記調整動作を行なわせるだけで、常に最適な録画再
生状態に設定することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によれば、磁
気テープから読み出された調整用輝度信号の出力値が最
大となるように、当該磁気テープに書き込む調整用輝度
信号の記録電流を増減調整し、この調整用輝度信号の記
録電流値を固定した後、磁気テープから読み出された色
信号の出力値が最大となるように磁気テープに書き込む
色信号の記録電流を増減調整し、さらに混変調レベルが
大きくて画質劣化が生じることなどを防止する微調整を
行っているので、ユーザー自身によって購入した磁気テ
ープを用いて最適な録画再生状態に設定できる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例として家庭用VTRの回路構成を示す
ブロック図。
【図2】自動調整動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 調整用信号発生部 3 ローパスフィルタ回路 4 AGC回路 6 バンドパスフィルタ回路 7 ACC回路 8 FM変調器 9 コンバータ 11 混合器 12 録画信号増幅器 18 イコライザ 21 比較部 22 増幅率調整部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに調整用輝度信号を記録し且
    つ磁気テープからこの調整用輝度信号を再生してその出
    力値が最大となるように記録電流値を調整し、次に前記
    調整後の電流値に固定された調整用輝度信号に調整用色
    信号を重畳させて磁気テープに記録し且つ磁気テープか
    らこの重畳信号を再生してその出力値が最大となるよう
    に前記調整用色信号の記録電流値を調整した後に輝度信
    号の記録電流値を固定し、次にクロマ100%の信号を
    磁気テープに記録し且つこの信号を再生して、その再生
    信号の混変調のレベルを設定値と比較し、再生信号の混
    変調のレベルが設定値に近づくように色信号の電流値を
    調整することを特徴とする多重信号の記録調整方法。
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