JPH06103940B2 - Catv機器用増幅器のモニタ回路の入出力レベル調整回路 - Google Patents

Catv機器用増幅器のモニタ回路の入出力レベル調整回路

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JPH06103940B2
JPH06103940B2 JP2293080A JP29308090A JPH06103940B2 JP H06103940 B2 JPH06103940 B2 JP H06103940B2 JP 2293080 A JP2293080 A JP 2293080A JP 29308090 A JP29308090 A JP 29308090A JP H06103940 B2 JPH06103940 B2 JP H06103940B2
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敬一 濱田
道彦 中里
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、CATV機器用増幅器の入出力信号を、増幅器の
入力側と出力側で取出してモニタに出力するCATV機器用
増幅器のモニタ回路に関し、特に増幅器の入出力特性の
調整作業を容易にするため、入出力信号に対し予め定め
た基準調整量の減衰、増幅を行って、モニタに対し調整
の行いやすい波形の信号を出力するCATV機器用増幅器の
モニタ回路の入出力レベル調整回路に関する。
[従来の技術] 従来この種の増幅器は、CATVシステムにおいて、同軸ケ
ーブルを介して入出力される異なった複数の周波数が重
畳した信号を増幅するために使用され、第5図に示すよ
うに、入力端子1と信号の増幅部2との間に入力モニタ
回路3を、また、増幅部2と出力端子4との間に出力モ
ニタ回路5をそれぞれ分岐して設けた回路構成となって
おり、各モニタ回路3,5の入力、出力の各モニタ端子6,7
からは、第6図、第7図に示すように、入力信号8、出
力信号9から20dB減衰された入力モニタ信号10、出力モ
ニタ信号11が出力されている。なお、第6図、第7図に
おいて横軸は周波数を、縦軸は信号の電界強度を示して
いる。また、入力信号8は、入力モニタ回路3が分岐す
る手前に設けられた疑似線路(BON)12により調整す
る。
ここで増幅器の調整は、第8図に示すように、入力モニ
タ信号10の波形をモニタ(図示せず)で見ながら、予め
計算したその増幅器における基準曲線のレベル表と照合
して入力信号8のレベルを各増幅器における入出力信号
の基準曲線32に合わせるように調整し、同時に出力モニ
タ信号11の波形を見て出力信号9のレベルを各周波数毎
に確認することにより行う。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のモニタ回路では、信号
の減衰量が周波数によって異なるという同軸ケーブルの
特性により、入出力信号は周波数の高低によりその電界
強度が異なり、モニタにはある傾きをもった波形が表示
される。また、各増幅器における入出力信号の基準曲線
もそれぞれ異なっている。従って、モニタに表示された
入出力信号の波形を見ても一見して計算値どおりの信号
が入出力されているかは判断できず、各周波数毎にレベ
ル表と照合するという作業を強いられていた。
このため、UHFから衛星放送に亘る多チャンネル伝送を
行う場合には、その照合作業は非常に煩雑となるいう問
題があった。特に、CATVシステムではひとつのシステム
に多数の増幅器が使用されており、その調整に非常に多
くの工数を要するという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決し、入出力モニタ信号に所
定の基準調整量の減衰、増幅を行うことにより、モニタ
に調整の行いやすい波形を表示させ増幅器の調整作業を
容易にし、作業工数を削減することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記のような問題点を解決するためCATV機器用
の増幅器に対し、同軸ケーブルを介して入出力される異
なった複数の周波数を重畳した信号を、増幅器の入力側
及び出力側で取出してモニタに出力するCATV機器用増幅
器のモニタ回路において、入出力用の同軸ケーブルの特
性に基づいて定めた周波数の変化に対する入出力信号の
電界強度の変化量を表わした基準曲線を一定レベルの電
界強度の直線とする基準調整量を定め、上記基準調整量
に基づいて、入出力信号の減衰、増幅を行いモニタに出
力する構成としている。
[実施例] 次に、本発明の実施例について面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る調整回路を用いたCATV機器用増
幅器の構成を示す回路図である。
第1図に示すように本実施例は、本発明に係る調整回路
13,14を、増幅器の入力モニタ回路15、出力モニタ回路1
6にそれぞれ設けたものであり、入出力信号に対し所定
の基準調整量の減衰、増幅を行ったモニタ信号が、それ
ぞれ入力モニタ端子17、出力モニタ端子18から出力され
る。
本実施例に係る増幅器は基本的には従来のCATV機器用増
幅器と同様の回路構成となっている。即ち、入力端子19
と出力端子20との間に増幅部21があり両端子19,20に同
軸ケーブル(図示せず)を接続して使用される。また、
増幅部21の前後には、入力モニタ回路15と出力モニタ回
路16が分岐点22,23で分岐して設けられており、それぞ
れの末端にはモニタ接続用の入力モニタ端子17、出力モ
ニタ端子18が設けられている。なお、従来の増幅器と同
様に入力側には分岐点22の手前に疑似線路33が設けられ
ている。
このような構成に加えて、本実施例に係る増幅器におい
ては、各モニタ回路15,16の途中、各分岐点22,23と各モ
ニタ端子17,18の間に入力信号の調整回路13(以下TILT
回路13)と、出力信号の調整回路14(以下EQ回路14)が
それぞれ設けられている。
ところでCATVシステムにおいて、各増幅器について、同
軸ケーブルの周波数特性に基づいて計算した入力信号の
周波数の変化に対する信号の電界強度の変化量を表わし
た基準曲線が定められている。本実施例においては、こ
の基準曲線に対しTILT回路13及びEQ回路14により入出力
信号の減衰、増幅を行う所定の基準調整量が設定されて
おり、これらの基準調整量を示したものが第2図、第3
図である。
第2図に示すように、TILT回路13の基準調整量24は、上
記の基準曲線25を一定レベルの直線26とする値として決
定される。即ち、70MHzでは26dB、300MHzでは20dBとな
る。なお、具体的には、基準曲線25を一律に20dB減衰さ
せ、その上で300MHzでの値を基準として低周波数側をさ
らに減衰させて一定レベルとする値とし設定される。即
ち、基準曲線25とは逆特性をもったTILT回路の挿入を行
うことでモニタ上では基準曲線25は直線26で表わされ
る。
EQ回路14の基準調整量27も同様に決定される。この場合
には、基準曲線28を一律に20dB減衰させ、その上で今度
は70MHzでの値を基準として高周波数側をさらに減衰さ
せて一定レベルとする値として設定される。即ち、モニ
タ上では基準曲線28は直線29で表わされる。
次に、本実施例の増幅器の調整方法について第4図を参
照して説明する。
増幅器の調整は、入力信号30の電界強度を基準曲線25に
一致させることによって行う。ここで入力信号30は、TI
LT回路13により基準調整量だけ減衰されて入力モニタ信
号31として入力モニタ端子17よりモニタに出力される。
また、入力モニタ端子17における基準曲線25のレベルは
基準調整量を考慮するとモニタ上では直線26で表わされ
る。従って、増幅器の入力信号の調整は、モニタに表示
される入力モニタ信号31を基準調整量を考慮して設定さ
れたその増幅器における基準曲線を示す一定レベルの直
線26に一致させることによって行うことになる。
また、出力信号の調整も、入力信号と同様に出力モニタ
信号(図示せず)をその増幅器の基準曲線を示す直線29
に一致させることによって行う。
[発明の効果] 上述のように本発明の調整回路は、入出力信号に対し、
同軸ケーブルの特性に基づいて各増幅器毎に予め定めら
れた周波数により異なる所定の基準調整量の減衰、増幅
を行うので、入出力信号の電界強度の調整は、その電界
強度を示す曲線をモニタ上において、基準調整量を考慮
した当該増幅器の基準曲線を示す一定レベルの直線に一
致させることによって達成することができ、多チャンネ
ル伝送時においても、各周波数毎にレベル表と照合する
という煩雑な作業から開放され、増幅器の調整工数を大
幅に削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る調整回路を用いたCATV機器用増
幅器の構成を示す回路図、 第2図、第3図は、本調整回路における基準調整量を示
すグラフ、 第4図は、調整時における実際の入力信号及び入力モニ
タ信号と基準曲線との関係を示すグラフ、 第5図は、従来の増幅器の構成を示す回路図、 第6図、第7図は、従来の増幅器における入出力信号と
それぞれのモニタ信号との関係を示すグラフ、 第8図は、調整時における実際の入力信号と基準曲線と
の関係を示すグラフである。 13:入力信号の調整回路(TILT回路) 14:出力信号の調整回路(EQ回路) 15:入力モニタ回路 16:出力モニタ回路 24:基準調整量(入力側) 25:基準曲線(入力側) 26:直線(入力側) 27:基準調整量(出力側) 28:基準曲線(出力側) 29:直線(出力側) 30:入力信号 31:入力モニタ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 道彦 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 大迫 勇人 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATV機器用の増幅器に対し、同軸ケーブル
    を介して入出力される異なった複数の周波数を重畳した
    信号を、増幅器の入力側及び出力側で取出してモニタに
    出力するCATV機器用増幅器のモニタ回路において、 入出力用の同軸ケーブルの特性に基づいて定めた周波数
    の変化に対する入出力信号の電界強度の変化量を表わし
    た基準曲線を一定レベルの電界強度の直線とする基準調
    整量を定め、 上記基準調整量に基づいて、入出力信号の減衰、増幅を
    行いモニタに出力することを特徴とするCATV機器用増幅
    器のモニタ回路の入出力レベル調整回路。
JP2293080A 1990-10-30 1990-10-30 Catv機器用増幅器のモニタ回路の入出力レベル調整回路 Expired - Lifetime JPH06103940B2 (ja)

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