JPH06103876A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JPH06103876A
JPH06103876A JP25269492A JP25269492A JPH06103876A JP H06103876 A JPH06103876 A JP H06103876A JP 25269492 A JP25269492 A JP 25269492A JP 25269492 A JP25269492 A JP 25269492A JP H06103876 A JPH06103876 A JP H06103876A
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JP
Japan
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contact
movable contact
movable
spring
piece
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Pending
Application number
JP25269492A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kotsuna
正浩 忽那
Tsunehiro Kitamura
常弘 北村
Yoichi Yokoyama
洋一 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OT量を減少させたりばね荷重の変化が急激
になることなく、接点バウンスを低減し得る接点開閉装
置の提供。 【構成】 可動接点6 を設けた可動接点ばね5 の先端部
に断面2次モーメントが小さい狭幅片5bを連設し、可動
接点ばね5 を駆動する可動枠7 の駆動部8 を、可動接点
6 に対し基端側を駆動する第1駆動部8aと、固定接点3
に衝突して可動接点6 が跳ね返ろうとしたときそれを抑
制すべく狭幅片5bを押圧する第2駆動部8bとからなるよ
う形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接点バウンスに起因す
る問題を改善した電磁継電器等に好適な接点開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】有極型電磁継電器に組み込まれた接点開
閉装置として、図6に示す構成のものが存在する。
【0003】図において、1 は電磁継電器の基台で、こ
の基台1 に固定接点板2 と可動接点端子4 が固設され
る。固定接点板2 は、基台1 の外方に突出する部分が固
定接点端子となり、内方側の先端部に固定接点3 を設け
ている。可動接点端子4 には、先端部に固定接点3 に接
離する可動接点6 を設けた可動接点ばね5 の基端部が支
持される。
【0004】7 は接点開閉動作を行うために可動接点ば
ね5 の駆動部8 を有した可動枠で、ヨーク10、固定鉄心
11、コイル (図では隠れている) 、コイル枠13、接極片
と永久磁石からなるアマチヤ (図では隠れている) 等に
て構成される電磁石装置9 の励磁を制御することによっ
て駆動される。この可動枠7 は、基端部がコイル枠13に
回動可能に支持され、中間部に駆動部8 を有し、先端部
に接極片及び永久磁石、すなわちアマチヤを保持してい
る。
【0005】この接点開閉装置は、図7に示すように、
接点接触 (投入) 動作を行い、そして接点バウンスが発
生する。(a) は接点開離状態で電磁石装置9 の励磁を制
御し、可動枠7 が回動してその駆動部8 が可動接点ばね
5 に当接した状態である。可動枠7 がさらに回動する
と、(b) に示すように、可動接点6 が固定接点3 に衝突
して両接点3,6 には互いに反発力f,f が作用し、その結
果(c) に示すように、可動接点6 が跳ね返されて接点開
離 (ギャップg が生じる) の状態、すなわち接点バウン
スが生じるのである。
【0006】このような接点バウンスが生じると、その
ときに大きな突入電流が流れていると溶着が発生する危
険性が高まるので、接点バウンスを低減したりバウンス
時間を短くする要求が出てくる。前述した接点開閉装置
の構成の場合、図8に示すように、可動枠7 の駆動部8
と可動接点6 との距離X をOT量が確保できる範囲で小
さくすると接点バウンスを低減したりバウンス時間を短
くすることに効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した接点開閉装置
にあっては、接点バウンスを低減したりバウンス時間を
短くするために、可動枠の駆動部と可動接点との距離を
小さくするという手段があるのであるが、その場合OT
量が減少し、ばね荷重の変化が急激になることにより接
点消耗時には接圧変化が大きくなるといった問題を招来
することとなる。
【0008】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、OT量を減少させたりば
ね荷重の変化が急激になることなく、接点バウンスを低
減し得る接点開閉装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の接点開閉装置は、固定接点を設けた固定接
点板と、基端部が支持され先端部に固定接点に接離する
可動接点を設けた可動接点ばねと、接点開閉動作を行う
ために可動接点ばねの駆動部を有した可動枠と、を有す
る接点開閉装置において、前記可動接点ばねの先端部に
断面2次モーメントが小さい狭幅片を連設し、前記可動
枠の駆動部を、可動接点に対し基端側を駆動する第1駆
動部と可動接点が跳ね返ろうとしたときそれを抑制すべ
く狭幅片を押圧する第2駆動部とからなるよう形成して
なる構成としている。
【0010】
【作用】この構成によれば、第1駆動部が可動接点ばね
を駆動して可動接点が固定接点に衝突し、可動接点が跳
ね返ろうとしたとき第2駆動部が狭幅片を押圧して接点
バウンスを抑制する。また狭幅片は断面2次モーメント
が小さいので、ばね荷重の変化もそれほど大きくはなら
ず動作特性への影響も小さい。
【0011】
【実施例】以下、有極型電磁継電器に適用した本発明の
一実施例を、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、
先に説明した従来例と基本的機能が同一の部材には同一
の符号を付している。
【0012】図において、1 は電磁継電器の基台で、略
中央に後述する電磁石装置を絶縁を確保して配設するべ
く、2個の絶縁壁1a,1b を立設している。なお、他方の
絶縁壁1bは、補助接点装置の支持も兼ねるよう形成され
ている。1c,1d は接点端子の固設部、1eはコイル端子の
固設部、1fはカバーの係止部である。
【0013】2 は固定接点板で、基台1 の固設部1cに貫
通固設され、基台1 の外方に突出する部分が固定接点端
子となり、内方側の先端部に固定接点3 を設けている。
2cはコ字状の吸引用磁性片で、可動接点ばねの跳ね返り
防止に寄与する。
【0014】4 は可動接点端子で、基台1 の固設部1dに
貫通固設され、基台1 の内方側の先端部に可動接点ばね
5 の基端部を固定支持している。可動接点ばね5 は、基
本的に長板状であってその先端部に固定接点3 に接離す
る可動接点6 を設ける点は従来と同様であるが、先端部
の形状は従来とは異なる。すなわち可動接点ばね5 は、
その先端部から、幅が1/2乃至1/3程度にして断面
2次モーメントを小さくした狭幅片5bを連設しているの
である。5cは導電性を有する被吸引用磁性片で、吸引用
磁性片2cに対向するよう可動接点ばね5 に固着される。
5dは編組線で、可動接点ばね5 と並列の電路を形成す
る。
【0015】なお、前述の接点装置に対向するように基
台1 の反対側には、補助接点装置を配設しているが、こ
れは本発明に直接関係しないのでその説明は省略する。
【0016】7 は可動枠で、接点開閉動作を行うために
可動接点ばね5 を駆動し得るよう後述する電磁石装置の
コイル枠に回動可能に支持される。可動枠7 は、可動接
点ばね5 と同等あるいはやや長い基板部7aを有し、その
一端部に回動支点部7bを設け、中間部に可動接点ばね5
を駆動する駆動部8 、他端部にアマチヤを保持するアマ
チヤ保持部7cを連設している。
【0017】駆動部8 は、可動接点6 に対し可動接点ば
ね5 の基端側を駆動する第1駆動部8aと、狭幅片5b、す
なわち可動接点6 に対し可動接点ばね5 の先端側を駆動
する第2駆動部8bとからなるよう形成される。この第2
駆動部8bは、可動接点6 が固定接点3 に衝突して跳ね返
ろうとしたとき、それを抑制すべく狭幅片5bを押圧する
ものである。
【0018】9 は電磁石装置で、ヨーク10、固定鉄心1
1、コイル12、コイル枠13、接極片15,15 と永久磁石16
からなるアマチヤ14等にて構成される。ヨーク10は、横
片10aと縦片10b にてL字状をなすとともに、横片10a
の端部の両側から対向磁極片10c,10c を連設している。
固定鉄心11は、広幅部11a と狭幅部11b にて大略T字状
をなし、広幅部11a が対向磁極片10c,10c の中間に位置
するよう狭幅部11b がヨーク10の縦片10b に固着され
る。コイル12は、鍔13a,13b を有するコイル枠13に巻回
され、このコイル枠13の内孔に固定鉄心11の狭幅部11b
が挿通している。コイル枠13の一方の鍔13a には、コイ
ル端子12a,12a,12a を固設するとともに、上方端面に可
動枠7 を支持する軸部13c が設けてある。
【0019】14はアマチヤで、2個の接極片15,15 と永
久磁石16がコ字状となるよう、そして各接極片15,15 が
固定鉄心11の広幅部11a とヨーク10の対向磁極片10c,10
c 間に位置するようにして可動枠7 のアマチヤ保持部7c
に装着保持される。
【0020】17はカバーで、一面開口の箱状をなし、側
壁に設けた係止用開口部17f を基台1 の係止部1fに係止
して基台1 とともにハウジングを構成する。18は補助接
点装置の固定接点板、19は同じく可動接点板である。
【0021】この接点開閉装置は、図3に示すように、
接点接触 (投入) 動作を行う。(a)は接点開離状態で電
磁石装置9 の励磁を制御し、可動枠7 が回動してその駆
動部8 の第1駆動部8aと第2駆動部8bが可動接点ばね5
とその狭幅片5bに当接した状態である。可動枠7 がさら
に回動すると、(b) に示すように、可動接点6 が固定接
点3 に衝突して両接点3,6 には互いに反発力f,f が作用
し、可動接点6 は跳ね返されようとするが、可動接点ば
ね5 の先端部から連設されている狭幅片5bが第2駆動部
8bに押圧されていてそれを抑制し、そして(c) に示すよ
うに、さらに第2駆動部8bが狭幅片5bを押圧する。従っ
て接点バウンスが抑制されるのである。また、第2駆動
部8bが狭幅片5bを押圧することにより、ばね荷重が増加
するものの、狭幅片5bは断面2次モーメントが小さいの
で、ばね荷重の変化もそれほど大きくはならず動作特性
への影響も小さい。
【0022】次に、本発明の別の実施例を図4及び図5
に基づいて説明する。このものは、先の実施例とは可動
接点ばね5 と可動枠7 の駆動部8 の形状のみが異なる。
すなわち可動接点ばね5 は、やはりその先端部から、幅
が1/2乃至1/3程度にして断面2次モーメントを小
さくした狭幅片5bを連設していることは同様であるが、
狭幅片5bは延長片5e、直交片5f、戻り片5gにてコ字状を
なし、狭幅片5bの長さを長くしている。
【0023】一方、可動枠7 の駆動部8 は、可動接点6
に対し可動接点ばね5 の基端側を駆動する先の実施例と
同様の第1駆動部8aと、狭幅片5bの戻り片5gのみを駆動
する第2駆動部8bとからなるよう形成される。この第2
駆動部8bは、可動接点6 が固定接点3 に衝突して跳ね返
ろうとしたとき、それを抑制すべく狭幅片5bの戻り片5g
を押圧するものである。
【0024】このものは、先の実施例と同様に動作する
うえに、狭幅片5bが長くできる分、ばね荷重の変化はさ
らに小さくなり、動作特性への影響もより小さくでき
る。
【0025】なお、この接点開閉装置は、有極型あるい
は無極型の電磁継電器のいずれにも適用できること、電
磁継電器以外の接点搭載機器に適用できることは勿論で
あり、また具体的構造は種々の変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の接点開閉装置は、第1駆動部が
可動接点ばねを駆動して可動接点が固定接点に衝突し、
可動接点が跳ね返ろうとしたとき第2駆動部が狭幅片を
押圧して接点バウンスを抑制し、また、狭幅片は断面2
次モーメントが小さいので、ばね荷重の変化もそれほど
大きくはならず動作特性への影響も小さく、従ってOT
量を減少させたりばね荷重の変化が急激になることな
く、接点バウンスを低減し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電磁継電器の平面
図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】(a)(b)(c) はその動作説明図である。
【図4】本発明の別の実施例を適用した電磁継電器の平
面図である。
【図5】その分解斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】(a)(b)(c) はその動作説明図である。
【図8】本発明の課題を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 電磁継電器の基台 2 固定接点板 3 固定接点 4 可動接点端子 5 可動接点ばね 5b 可動接点ばねの狭幅片 6 可動接点 7 可動枠 8 可動枠の駆動部 8a 駆動部の第1駆動部 8b 駆動部の第2駆動部 9 電磁石装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を設けた固定接点板と、基端
    部が支持され先端部に固定接点に接離する可動接点を設
    けた可動接点ばねと、接点開閉動作を行うために可動接
    点ばねの駆動部を有した可動枠と、を有する接点開閉装
    置において、前記可動接点ばねの先端部に断面2次モー
    メントが小さい狭幅片を連設し、前記可動枠の駆動部
    を、可動接点に対し基端側を駆動する第1駆動部と可動
    接点が跳ね返ろうとしたときそれを抑制すべく狭幅片を
    駆動する第2駆動部とからなるよう形成してなる接点開
    閉装置。
JP25269492A 1992-09-22 1992-09-22 接点開閉装置 Pending JPH06103876A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25269492A JPH06103876A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 接点開閉装置

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JP25269492A JPH06103876A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 接点開閉装置

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JPH06103876A true JPH06103876A (ja) 1994-04-15

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