JPH0228211B2 - Setsushokushisochi - Google Patents

Setsushokushisochi

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JPH0228211B2
JPH0228211B2 JP7497282A JP7497282A JPH0228211B2 JP H0228211 B2 JPH0228211 B2 JP H0228211B2 JP 7497282 A JP7497282 A JP 7497282A JP 7497282 A JP7497282 A JP 7497282A JP H0228211 B2 JPH0228211 B2 JP H0228211B2
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JP
Japan
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movable contact
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movable
loop portion
Prior art date
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JP7497282A
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JPS58192235A (ja
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Akira Takeuchi
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回路遮断器等に用いられる接触子装
置に関する。
〔従来の技術〕
回路遮断器等において、接触子を高速開極させ
るために、固定接触子と可動接触子を平行に配置
して、その平行導体部の電磁反発力を利用する構
成のものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した構成のものは、大きな
電磁反発力を得ようとすると、平行導体部を長く
せねばならず、従つて全体が大きくなりやすい。
また電流が比較的小さい領域では、電磁反発力も
小さく、従つて開極動作も低速になつてアークの
走行条件が悪くなりやすい等の難点がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、接触子の開極動作をよ
り高速にしてアークの走行条件を良好にできる接
触子装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の接触子装置は、接触子支持枠と、これ
に回動自在に支持される可動接触子と、リンク機
構と可動接触子を連結するリンクと、を含むもの
であつて、 可動接触子は、その基端部に、自己の電路が略
U字状となるループ部を形成し、かつループ部の
端部に電路を形成する可撓電線を接続し、 接触子支持枠は、両対向片の端部間でしかも可
動接触子の基端部と重合する位置に、略中央に貫
通孔を有するヨークを接合し、 さらに、ヨークの貫通孔に往復動自在に支持さ
れる一方側の小径部と、可動接触子のループ部内
を挿通しかつ端面が接触子支持枠の連結片に所定
間〓を介して対面する他方側の小径部と、ループ
部に当接し得る段部とを有する形状をなし、ヨー
ク側に向けてばね付勢される磁性材料製のプラン
ジヤを設けてなり、 可動接触子に大電流が流れたとき、プランジヤ
が連結片に急激に吸引されて段部がループ部に衝
突し、この衝撃により可動接触子が回動して開極
するよう構成してある。
〔実施例〕
以下、回路遮断器に適用した本発明の一実施例
を、第1図乃至第6図に基づいて説明する。
第1図は、回路遮断器の全体構成を示してい
る。
1は器台、2はカバーであり、これらがハウジ
ングを構成する。
3は電源側端子、4は固定接触子、5は固定接
点、6は可動接点、7は可動接触子、8は可撓電
線、9は過電流センサ、10は負荷側端子であ
り、これらにより電路が形成される。固定接触子
4は、一端が電源側端子3に他端が消弧グリツド
にそれぞれ接続されており、固定接点5が設けら
れる中間部はコ字状に折曲され、中間部から消弧
グリツドに至る部分はアークを導くアーク走行板
4aとなつている。可動接触子7の構成は後述す
る。
11は可動接触子7を回動自在に支持する接触
子支持枠、12は一端が可動接触子7に連結され
るリンクである。13は反転リンク、14はラツ
チ金具、15はハンドルリンク、16は復帰ば
ね、17は引き外し金具、18はハンドルであ
り、これらにより一般的なリンク機構を構成して
いる。従つてリンク12は、ハンドル18の切換
動作に応動して可動接触子7を開閉動作させると
ともに、可動接触子7が開極動作をしたとき、リ
ンク機構の均整を崩すべくリンク機構と可動接触
子7を連結する。接触子支持枠11の詳細な構成
も後述する。
19は両接点5,6の近傍に設けた消弧グリツ
ド、20は接圧ばね、21は後に詳述するプラン
ジヤ、22は各相の接触子支持枠11,11連結
する連動軸である。
第2図及び第3図は、本発明の要部を示してい
る。この要部の基本的構成部材は、対向側片とこ
れらを連結する連結片にてコ字状をなし、基端部
が連動軸22に固着された磁性材料製の接触子支
持枠11と、先端部に固定接点5に接離する可動
接点6を設け、中間部は接触子支持枠11の先端
部に回動自在に支持されるとともに、接触子支持
枠11との間に接圧ばね20を懸架し、基端部に
電路を形成する可撓電線8を接続した可動接触子
7と、そして前述したリンク12である。可動接
触子7の接触子支持枠11への支持は、止め具7
aにて固定した軸ピン25を接触子支持枠11の
軸孔に挿通して行う。また前述のリンク12の一
端は、このピン25に連結される。接圧ばね20
は、一端が可動接触子7の係止段部7bに、他端
が接触子支持枠11の係止孔11aにそれぞれ懸
架される。
次に、この要部を詳細に説明する。可動接触子
7は、その基端部に、長孔7cを設けるととも
に、長孔7cの先端部側の片側に外部と連通する
スリツト7dを設けている。従つて基端部には、
自己の電路が略U字状となるループ部26が形成
され、前述の可撓電線8はループ部26の端部に
接続する。これにより、可動接触子7に電流が流
れるとき、その基端部ではループ部26、すなわ
ち長孔7cの周囲を半周以上回つて電流が流れる
こととなる。
接触子支持枠11は、両対向片の端部間でしか
も可動接触子7の基端部と、さらには自己の連結
片とも重合する位置に、略中央に貫通孔28bを
有する磁性材料製のヨーク28を接合している。
従つて可動接触子7の基端部、すなわちループ部
26の周囲は、接触子支持枠11のコ字状ヨーク
部27と字状のヨーク28で形成される磁路で
もつて囲まれることとなる。28aはヨーク28
の外方端に連設した折曲片で、開極時に可動接触
子7の基端部が当接してその位置を規制する。2
9はヨーク28の貫通孔28bに貫通固着された
ガイド筒で、後述のプランジヤを支持する。
21は磁性材料製のプランジヤで、ガイド筒2
9を介してヨーク28の貫通孔28bに往復動自
在に支持される一方側の小径部と、可動接触子7
のループ部26内、すなわち長孔7cを挿通しか
つ端面が接触子支持枠11の連結片に所定間〓を
介して対面する他方側の小径部と、ループ部26
に当接し得る段部21aとを有する形状をなして
いる。具体的には、段部21aを形成するために
中径部を設け、さらに中径部と一方側の小径部間
に、軸方向長さの短い大径部を設けている。この
プランジヤ21は、貫通孔28b(具体的にはガ
イド筒29の貫通孔)と長孔7cにて支持される
際、ループ部26と大径部間に圧縮懸架されるプ
ランジヤ復帰ばね30により、ヨーク28側に向
けてばね付勢される。
次に、第4図乃至第6図に基づいて動作を説明
する。
第4図aは閉極状態であり、両接点5,6は接
触し、リンク機構は均整を保つている。第1図も
閉極状態である。
この状態で、電路に短絡電流のような大電流が
流れると、あたかもプランジヤ21の周囲に巻回
されたコイルのような可動接触子7のループ部2
6にも、第5図の矢印で示すようにその大電流が
流れる。従つて第6図に示すように、接触子支持
枠11のコ字状ヨーク部27と字状のヨーク2
8及びプランジヤ21で形成される磁路に磁束Φ
が流れる。これにより、プランジヤ21の他方側
の小径部の端面は、所定間〓を介して対面する接
触子支持枠11の連結片に急速に吸引され、従つ
てプランジヤ21の段部21aは、可動接触子7
のループ部26に衝突し、この衝撃力により可動
接触子7が時計方向に回動して第4図bに示すよ
うに開極する。この場合、両接触子4,7間には
電磁反発力が作用しているので、可動接触子7の
時計方向へ回動はさらに助長される。31は両接
点5,6間に発生するアークであり、このアーク
31は、プランジヤ21の衝撃力を受けて開極す
る可動接触子7の初速度が大きいために、アーク
走行に有利な条件が得られて速やかに消弧グリツ
ド19に向けて駆動される。
このような可動接触子7の開極動作により、リ
ンク12が連動してリンク機構の均整を崩し、第
4図cに示すようなトリツプ後の中立状態とな
る。そして電流が遮断されたことにより、プラン
ジヤ21はプランジヤ復帰ばね30のばね力を受
けて第4図aの位置に復帰する。
第7図乃至第9図は、本発明の別の実施例を示
すもので、先の実施例とは可動接触子のみ異なつ
ている。従つて先の実施例と実質的に同一の部材
には同一の符号を付し、重複する部分の説明は省
略する。
この可動接触子7は、先のものが平板の打抜き
加工により形成していたのに対し、平板の曲げ加
工により形成している。7eは軸ピン25の挿通
孔、7fは接圧ばね20の係止孔である。この実
施例の動作も、先の実施例と同様であるのでその
説明を省略する。
〔発明の効果〕
本発明の接触子装置は、上記のように構成した
から、短絡電流のような大電流が流れたとき、こ
れ利用して吸引されるプランジヤの衝撃力で可動
接触子を開極させるので、その開極動作がより高
速になつてアークの走行条件が良好にでき、また
平行導体部の電磁反発力を併用した場合には、そ
の長さが短くできて小型化が図れ、さらに開極開
始電流値の設定は、プランジヤ復帰ばねのばね力
の調整により容易に行なえる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を適用した回路遮
断器の断面図、第2図は、その要部分解斜視図、
第3図は、その平面図、第4図a,b,cは、そ
の動作説明図、第5図は、その可動接触子の斜視
図、第6図は、その磁束の流れの説明図、第7図
は、本発明の別の実施例における可動接触子の斜
視図、第8図は、その要部平面図、第9図は、そ
の要部断面図である。 4……固定接触子、5……固定接点、7……可
動接触子、6……可動接点、7c……長孔、7d
……スリツト、8……可撓電線、20……接圧ば
ね、25……軸ピン、26……ループ部、11…
…接触子支持枠、22……連動軸、27……コ字
状ヨーク部、12……リンク、21……プランジ
ヤ、21a……段部、28……ヨーク、28b…
…貫通孔、29……ガイド筒、30……プランジ
ヤ復帰ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対向側片とこれらを連結する連結片にてコ字
    状をなし、基端部が連動軸に固着された磁性材料
    製の接触子支持枠と、 先端部に固定接点に接離する可動接点を設け、
    中間部は接触子支持枠の先端部に回動自在に支持
    されるとともに、接触子支持枠との間に接圧ばね
    を懸架し、基端部に電路を形成する可撓電線を接
    続した可動接触子と、 ハンドルの切換動作に応動して可動接触子を開
    閉動作させるとともに、可動接触子が開極動作を
    したとき、リンク機構の均整を崩すべくリンク機
    構と可動接触子を連結するリンクと、を含むもの
    であつて、 前記可動接触子は、その基端部に、自己の電路
    が略U字状となるループ部を形成し、かつループ
    部の端部に前記可撓電線を接続し、 前記接触子支持枠は、両対向片の端部間でしか
    も可動接触子の基端部と重合する位置に、略中央
    に貫通孔を有するヨークを接合し、 さらに、ヨークの貫通孔に往復動自在に支持さ
    れる一方側の小径部と、可動接触子のループ部内
    を挿通しかつ端面が接触子支持枠の連結片に所定
    間〓を介して対面する他方側の小径部と、ループ
    部に当接し得る段部とを有する形状をなし、ヨー
    ク側に向けてばね付勢される磁性材料製のプラン
    ジヤを設けてなり、 可動接触子に大電流が流れたとき、プランジヤ
    が連結片に急激に吸引されて段部がループ部に衝
    突し、この衝撃により可動接触子が回動して開極
    するよう構成したことを特徴とする接触子装置。
JP7497282A 1982-04-30 1982-04-30 Setsushokushisochi Expired - Lifetime JPH0228211B2 (ja)

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JP2007207720A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Fuji Electric Holdings Co Ltd 回路遮断器

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