JPH06103741A - ディスクプレーヤ装置 - Google Patents

ディスクプレーヤ装置

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Publication number
JPH06103741A
JPH06103741A JP27479692A JP27479692A JPH06103741A JP H06103741 A JPH06103741 A JP H06103741A JP 27479692 A JP27479692 A JP 27479692A JP 27479692 A JP27479692 A JP 27479692A JP H06103741 A JPH06103741 A JP H06103741A
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JP
Japan
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disc
cover member
tray
optical disc
optical
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Application number
JP27479692A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Takizawa
和幸 滝沢
Hideki Okii
秀樹 沖井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスクトレイ3に載置された光ディスクを
チャッキングするためにディスクテーブル7側に降下操
作されるローディングプレート9には、カバー部材18
が取付けられている。 【効果】 カバー部材18は、光ディスクの回転操作中
には、ディスクトレイ3に当接して光ディスクを覆うの
で、該光ディスクの回転操作に伴う風切り音を外方側へ
伝播させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対して情
報信号の記録及び/又は再生を行うディスクプレーヤ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ信号やビデオ信号等の
情報信号の記録媒体として、光ディスクが提案されてい
る。このような光ディスクは、中心部に中心孔が設けら
れた円盤状のディスク基板と、このディスク基板の主面
部上に形成された信号記録層とを有して構成されてい
る。上記中心孔は、上記光ディスクの信号記録層上に略
々同心円状をなして螺旋状に形成される記録トラックの
曲率中心に中心を一致させている。
【0003】上記光ディスクに対して情報信号の記録及
び/又は再生を行うディスクプレーヤ装置は、この記録
ディスクを保持して回転操作する回転操作機構と、この
回転操作機構により回転操作される光ディスクの信号記
録層に対して情報信号の書込み及び/又は読出しを行う
光学ピックアップ装置とを有して構成されている。
【0004】上記ディスクプレーヤ装置において、上記
回転操作機構は、回転操作に伴って上記記録トラックが
偏心しないようにするため、上記光ディスクの中心孔を
用いて該光ディスクのセンタリング操作を行って、この
光ディスクを保持する。このセンタリング操作は、上記
中心孔にセンタリング部材を嵌入させることにより行
う。上記センタリング部材は、外周面部が円錐面状とな
された略々円錐台形状を有して形成されており、中心軸
を上記光ディスクを回転操作するためのスピンドルモー
タのスピンドル軸に一致させて配設されている。
【0005】そして、上記光ディスクは、情報信号の記
録及び/又は再生をなされるときには、上記スピンドル
モータにより、例えば毎分2700回転といった高速で
回転操作される。上記光学ピックアップ装置は、上記光
ディスクの内外周に亘って移動操作可能に配設されてお
り、回転操作される光ディスクの信号記録層の全面に亘
って光束を照射することができる。この光学ピックアッ
プ装置は、上記信号記録層に上記光束を照射することに
より、該信号記録層に対する情報信号の書込み及び/又
は読出しを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光ディ
スクは、直径が、例えば30cm程度となされて構成さ
れているものがある。このような大径の光ディスクを回
転操作すると、回転により生ずる慣性が小径の光ディス
クに比較して大きなものとなり、また、この光ディスク
と空気との摩擦により、いわゆる風切り音が発生する。
【0007】この風切り音は、上記ディスクプレーヤ装
置の外方側にまで漏れ出し、このディスクプレーヤ装置
の動作に伴うノイズとして聴取される虞れがある。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、光ディスクを高速回転させて
も、この光ディスクと空気との摩擦により発生する風切
り音が外方側に漏れ出さないようになされたディスクプ
レーヤ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクプレーヤ装
置は、光ディスクが載置されこの光ディスクをこの光デ
ィスクがスピンドルモータにより回転操作される装着位
置まで搬送するディスクトレイと、上記光ディスクを上
記装着位置まで搬送したディスクトレイの上方側に該デ
ィスクトレイに対する接離方向に移動操作可能に配設さ
れたアーム部材と、このアーム部材に取付けられたカバ
ー部材とを備え、上記アーム部材は、少なくとも上記光
ディスクが回転操作されているときには、上記カバー部
材の周縁側部分を上記ディスクトレイに当接させて、こ
れらカバー部材とディスクトレイをして、該光ディスク
を覆わせてなるものである。
【0010】また、本発明は、上記ディスクプレーヤ装
置において、上記カバー部材は、上記アーム部材に対し
て上下方向に移動可能に支持され、このアーム部材との
間に介在配設された付勢手段によって下方側に弾性付勢
されてなることとしたものである。
【0011】さらに、本発明は、上記各ディスクプレー
ヤ装置において、上記アーム部材は、少なくとも上記光
ディスクが回転操作されているときには、上記カバー部
材の周縁側部分を上記ディスクトレイに接触させる位置
よりも、さらに、該ディスクトレイに対して接近した位
置まで移動してなることとしたものである。
【0012】
【作用】本発明に係るディスクプレーヤ装置において
は、光ディスクを装着位置となしたディスクトレイの上
方側にこのディスクトレイに対する接離方向に移動操作
可能に配設されたアーム部材は、少なくとも該光ディス
クが回転操作されているときには、該アーム部材に取付
けられたカバー部材の周縁側部分を該ディスクトレイに
当接させ、これらカバー部材とディスクトレイをして、
該光ディスクを覆わせるので、この光ディスクが発生す
る風切り音を外方側に漏出させない。
【0013】また、上記ディスクプレーヤ装置におい
て、上記カバー部材を、上記アーム部材に対して上下方
向に移動可能に支持され、このアーム部材との間に介在
配設された付勢手段によって下方側に弾性付勢されてな
るものとした場合には、このカバー部材は、該アーム部
材が該ディスクトレイ側に移動されたとき、該付勢手段
による付勢力によって該ディスクトレイに押接され、こ
のディスクトレイに対して周縁側部分を良好に密着させ
る。
【0014】さらに、上記各ディスクプレーヤ装置にお
いて、上記アーム部材を、少なくとも上記光ディスクが
回転操作されているときには、上記カバー部材の周縁側
部分を上記ディスクトレイに接触させる位置よりも、さ
らに、該ディスクトレイに対して接近した位置まで移動
することとした場合には、このアーム部材は、上記カバ
ー部材を該ディスクトレイに対して押接させて、これら
カバー部材の周縁側部分とディスクトレイとを確実に密
着させる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。この例は、本発明に係るディスクプ
レーヤ装置を、ビデオ信号が記録された光ディスクの再
生を行う装置として構成した例である。
【0016】上記光ディスクは、2枚の片面ディスクを
互いに貼り合わせて、両面側より情報信号の再生が行え
る1枚の光ディスクとして構成されている。上記各片面
ディスクは、例えば30cmの直径を有するディスク基
板と、このディスク基板の一主面部上に形成された信号
記録層とを有している。これら片面ディスクの信号記録
層には、ビデオ信号が記録されている。
【0017】このディスクプレーヤ装置は、上記光ディ
スクについて、この光ディスクの表裏を換えて装着し直
すことなく連続的に情報信号の再生が行えるように構成
されている。すなわち、このディスクプレーヤ装置は、
上記光ディスクの信号記録層より情報信号の読出しを行
う光学ピックアップ装置を有して構成され、この光学ピ
ックアップ装置を該光ディスクの一方の主面部に対向す
る位置より該光ディスクの他方の主面部に対向する位置
に亘って移動操作することにより、該光ディスクの両面
側よりの連続的な情報信号の再生を可能となしている。
【0018】このディスクプレーヤ装置は、図1に示す
ように、シャーシ1を有して構成されている。このシャ
ーシ1上には、スピンドルモータ6が配設されている。
このスピンドルモータ6の駆動軸は、図2に示すよう
に、スピンドル軸6aとなっている。このスピンドル軸
6aは、上記シャーシ1の上面部に対して垂設された状
態に、上方側に突出している。
【0019】また、上記シャーシ1上には、ディスクト
レイ3が配設されている。このディスクトレイ3は、上
記シャーシ1に略々対応した大きさの平板状に形成さ
れ、上面部に、大径及び小径のディスク位置決め凹部
4,5を有している。これら大径及び小径のディスク位
置決め凹部4,5は、互いに同心状となされた円形の凹
部であって、上記光ディスク、または、この光ディスク
よりも小径の光ディスクが対応して嵌入載置されること
により、これら光ディスク等の位置決めを図る。このデ
ィスクトレイ3は、上記シャーシ1の前方側に移動操作
可能となされている。このディスクトレイ3は、上記シ
ャーシ1の前方側に移動操作されることにより、上記光
ディスク等の上記各ディスク位置決め凹部4,5内への
嵌入載置を可能となし、該シャーシ1上となる位置に移
動操作されることにより、該光ディスク等を、上記スピ
ンドルモータ6の上方側位置に移送する。
【0020】また、上記ディスクトレイ3は、上記シャ
ーシ1の上方位置よりこのシャーシ1の前方側位置に亘
る移動行程中における上記スピンドルモータ6への当接
を回避するため、中心部より後端部に亘る切り欠き部を
有している。そして、このディスクトレイ3は、上記光
ディスクを上記スピンドルモータ6上となる位置まで移
送した後は、図2中矢印Bで示すように、上記シャーシ
1側に降下操作されるようになされている。
【0021】そして、上記シャーシ1上には、一対のカ
ム板12,12が配設されている。これらカム板12,
12は、上記ディスクトレイ3の両側側に位置して、互
いに平行となされて相対向して配設されている。これら
カム板12,12は、初期位置より後方側位置に亘っ
て、移動操作可能に配設されている。
【0022】上記各カム板12,12には、それぞれに
前後一対のカム溝14,13が形成されている。これら
カム溝14,13は、後方側が上記シャーシ1より離間
する方向に傾斜したカム溝であって、後端側に第1の平
坦部を有し、中途部に第2の平坦部を有し、さらに、前
端部に第3の平坦部を有した階段状の形状を有してい
る。これら各平坦部は、上記シャーシ1の上面部に平行
となされている。
【0023】そして、上記各カム板12,12間に渡さ
れるようにして、アーム部材となるチャッキングアーム
9が配設されている。すなわち、このチャッキングアー
ム9は、横長の長方形の平板状に形成された天板部と、
この天板部の両端側より垂下された左右一対の側板部と
を有して構成されている。上記各側板部には、外方側に
向けて、それぞれ前後一対の支持ピン11,10が突設
されている。これら支持ピン11,10は、上記各カム
溝14,13に対応して嵌入している。また、このチャ
ッキングアーム9は、上記天板部の中央部が上記スピン
ドルモータ6の上方側に位置して配設されており、前後
方向の移動が規制されている。すなわち、このチャッキ
ングアーム9は、上記各カム板12,12が前後方向に
移動操作されることにより、上記シャーシ1に対する接
離方向である上下方向に移動操作される。
【0024】上記チャッキングアーム9は、上記各カム
板12,12が初期位置であるときには、上記各支持ピ
ン11,10を上記各第1の平坦部に嵌入させ、上記シ
ャーシ1より離間した位置であるアンローディング位置
となされている。そして、上記チャッキングアーム9
は、上記各カム板12,12が後方側に移動されると、
図2中矢印Aで示すように、上記シャーシ1側に降下操
作され、上記各支持ピン11,10を上記各第2の平坦
部に嵌入させる状態となると、上記アンローディング位
置よりも該シャーシ1に接近した位置である第1のロー
ディング位置となされる。また、上記チャッキングアー
ム9は、上記各カム板12,12がさらに後方側に移動
されると、さらに上記シャーシ1側に降下操作され、上
記各支持ピン11,10を上記各第3の平坦部に嵌入さ
せる状態となると、上記第1のローディング位置よりも
該シャーシ1に接近した位置である第2のローディング
位置となされる。
【0025】また、上記シャーシ1上には、光学ピック
アップ装置支持機構17に支持された光学ピックアップ
装置が配設されている。この光学ピックアップ装置は、
光学的手段によって、上記光の信号記録層よりの情報信
号の読出しを行うように構成されている。この光学ピッ
クアップ装置は、上記光学ピックアップ装置支持機構1
7によって、上記ディスクトレイ3上に載置された光デ
ィスクの上面側位置より下面側側に亘って移動操作可能
となされている。
【0026】そして、このディスクプレーヤ装置は、デ
ィスクチャッキング機構を有している。このディスクチ
ャッキング機構は、上記スピンドル軸6aに取付けられ
たディスクテーブル7と、上記チャッキングアーム9に
支持されたチャッキングプレート16とを有して構成さ
れている。
【0027】上記ディスクテーブル7は、略々円盤状に
形成され、上記スピンドル軸6aに同軸状となされて取
付けられている。このディスクテーブル7の上面部の周
囲側部分は、円環状の平面部となされ、ディスク載置面
部となされている。このディスクテーブル7の上面部の
中央側には、第1のセンタリング部材8が配設されてい
る。この第1のセンタリング部材8は、略々円盤状に形
成され、上面部に、小径及び大径のセンタリング部を有
している。これらセンタリング部は、それぞれ外周面部
が円錐面状となされた円環状の突条である。この第1の
センタリング部材8は、中心孔に上記スピンドル軸6a
を挿通させて配設され、このスピンドル軸6aの軸方向
に移動可能となされている。また、この第1のセンタリ
ング部材8は、圧縮コイルバネにより、上記スピンドル
軸6aの先端側に移動する方向に弾性付勢されて、初期
位置に位置決めされている。なお、上記小径のセンタリ
ング部は、例えば12cmの直径を有して構成されたデ
ジタルオーディオディスクをセンタリング操作するため
のものである。
【0028】そして、チャッキングプレート16は、略
々円盤状に形成され、中央部が上方側に膨出形成されて
いる。すなわち、このチャッキングプレート16の下面
部の中央側には、凹部が形成されている。このチャッキ
ングプレート16は、上記凹部内に第2のセンタリング
部材を収納している。このチャッキングプレート16の
外周側部分は、上記第2のセンタリング部材の周囲側に
位置する円環状の平板部であって、チャッキング部とな
っている。このチャッキングプレート16は、上記チャ
ッキングアーム9の天板部中央の下面部に、複数のコイ
ルバネ等からなるチャッキングプレート支持機構22を
介して支持され、上記ディスクテーブル7の上面部に対
向している。
【0029】上記チャッキングアーム9の天板部中央の
上面部には、上記チャッキングプレート支持機構22が
取付けられる空隙を形成するための上蓋部15が取付け
られている。
【0030】そして、上記チャッキングアームには、カ
バー部材18が取付けられている。このカバー部材18
は、図4及び図5に示すように、略々半円形の平板状の
天板部19と、この天板部19の略々円弧状となされた
の前端縁及び両側端縁より該天板部19に一体的に垂下
された側壁部20とを有して構成されている。
【0031】上記カバー部材18は、上記天板部19
を、上記チャッキングアーム9の天板部上に載置させた
状態で、このチャッキングアーム9に支持される。すな
わち、上記チャッキングアーム9の天板部には、両側側
に位置して、一対のカバー支持孔が開設されている。そ
して、上記カバー部材18の天板部19の下面部には、
上記各カバー支持孔に対応する位置となされて、一対の
支持ボス24,24が突設垂下されている。これら支持
ボス24,24は、上記各カバー支持孔に対応して、上
方側より挿通されている。そして、これら各支持ボス2
4,24の下端部には、それぞれ、ワッシャ25を介し
て、止めネジ26が螺入されている。上記各ワッシャ2
5,25は、上記カバー支持孔よりも大径となされてお
り、上記各カバー支持孔よりの上記各支持ボス24,2
4の上方側への抜け出しを防止している。
【0032】そして、上記各ワッシャ25,25と、上
記チャッキングアーム9の天板部との間には、それぞ
れ、付勢手段となる圧縮コイルバネ27,27が介在配
設されている。これら圧縮コイルバネ27,27は、や
や圧縮された状態で、上記各支持ボス24,24に外嵌
装された状態で配設されている。これら圧縮コイルバネ
27,27は、上記各ワッシャ25,25及び上記各支
持ボス24,24を介して、上記カバー部材18を下方
側に弾性付勢している。すなわち、上記カバー部材18
は、上記チャッキングアーム9の天板部の上面部に押接
された状態で、初期位置に位置決めされている。
【0033】このようにして上記チャッキングアーム9
に支持されたカバー部材18は、略々円弧状の前端縁部
を、このディスクプレーヤ装置の前方側に向けている。
また、このカバー部材18の天板部19の略々中央部に
は、上記上蓋部15への当接を回避するための切り欠き
部21が形成されている。
【0034】そして、上記カバー部材18の天板部19
の下面部には、四隅部に位置して、4本の当接ボス2
3,23,23,23が突設垂下されている。これら当
接ボス23,23,23,23の下端部は、上記側壁部
20の下端縁よりも、僅かに下方側に突出しており、上
記カバー部材18の周縁側部分の一部をなしている。
【0035】上述のように構成された本発明に係るディ
スクプレーヤ装置においては、図3に示すように、上記
ディスクテーブル7のディスク載置面部上に上記光ディ
スク101が載置され、上記チャッキングアーム9が、
図3中矢印Cで示すように、下方側に移動操作されて、
上記第1のローディング位置となされると、上記チャッ
キングプレート16は、上記ディスクテーブル7と共働
して、該光ディスク101を挟持する。
【0036】なお、上記ディスクテーブル7への上記光
ディスク101の載置は、この光ディスク101を上記
シャーシ1の前方側位置に移動されたディスクトレイ3
上に位置決めして載置した後、このディスクトレイ3を
初期位置に移動させることにより行われる。このディス
クトレイ3は、上記光ディスク101を上記ディスクテ
ーブル7上の位置まで搬送した後、上記シャーシ1側に
降下操作され、該光ディスクを該ディスクテーブル7上
に載置させ、この光ディスク101より離間する。そし
て、上記チャッキングアーム9は、上記アンローディン
グ位置より上記第1のローディング位置に至るときに
は、上記ディスクトレイ3の降下距離よりも大きな距離
を移動することにより、上記チャッキングプレート16
を被搬送中の光ディスク101より離間させる位置よ
り、該チャッキングプレート16を上記ディスクテーブ
ル7に載置された光ディスク101に当接させる位置に
至る。
【0037】このように、上記チャッキングアーム9が
上記第1のローディングに移動操作されるとき、上記第
1のセンタリング部材8の大径センタリング部が上記光
ディスク101の中央孔に嵌合し、この光ディスク10
1に対するセンタリング操作を行う。
【0038】また、上記チャッキングアーム9が上記第
1のローディングに移動操作されると、上記カバー部材
18は、上記各当接ボス23,23,23,23の下端
部を上記ディスクトレイ3の上面部に当接させる。上記
アーム部材9は、上記第1のローディング位置となった
とき、上記カバー部材18の各当接ボス23,23,2
3,23を上記ディスクトレイ3の上面部に接触させる
位置よりも、さらに、該ディスクトレイ3に対して接近
した位置となっている。このローディングアーム9は、
上記カバー部材18が上記ディスクトレイ3に当接した
状態で停止するため、上記各圧縮コイルバネ27,27
を圧縮させる。したがって、上記カバー部材18は、上
記各圧縮コイルバネ27,27の付勢力により、上記デ
ィスクトレイ3に対して圧接される。このとき、上記カ
バー部材18の側壁部20の下端縁部は、上記ディスク
トレイ3の上面部に略々当接する程度に接近されてい
る。
【0039】このように、上記カバー部材18が上記各
当接ボス23,23,23,23を上記ディスクトレイ
3の上面部に当接させた状態においては、上記光ディス
ク101は、該カバー部材18及びディスクトレイ3に
より覆われた状態となっている。そのため、この光ディ
スク101が上記スピンドルモータ6により回転操作さ
れ、空気との摩擦によるいわゆる風切り音を発生して
も、この風切り音は、上記カバー部材18及び上記ディ
スクトレイ3により遮蔽されて、外方側に漏出すること
がない。
【0040】そして、このディスクプレーヤ装置におい
て、上記チャッキングアーム9が上記第2のローディン
グ位置となされると、上記チャッキングプレート16
は、依然として、上記ディスクテーブル7と共働して上
記光ディスク101を挟持している。また、このとき、
上記光ディスク101は、依然として、上記カバー部材
18及び上記ディスクトレイ3により覆われた状態とな
っている。そして、このとき、上記第2のセンタリング
部材は、上記チャッキングプレート16と上記ディスク
テーブル7とにより挟持されている光ディスク101
を、上記中心孔を基準として、センタリング操作し直
す。
【0041】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記チャッキングアーム9が上記第1のローディ
ング位置に戻ると、再び、上記第1のセンタリング部材
8による上記中心孔を基準とした上記光ディスク101
に対するセンタリング操作が行われる。このとき、上記
チャッキングプレート16と上記ディスクテーブル7と
は、上記光ディスク101に対する挟持を維持してい
る。また、上記カバー部材18及び上記ディスクトレイ
3は、上記光ディスク101を覆っている。
【0042】さらに、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記チャッキングアーム9が上記アンローディン
グ位置に戻ると、上記チャッキングプレート16と上記
ディスクテーブル7とによる上記光ディスク101に対
する挟持が解除され、また、上記カバー部材18が上記
ディスクトレイ3より離間し、この光ディスク101を
上記ディスクプレーヤの外方側に取出すことが可能とな
される。
【0043】なお、本発明に係る上記プレーヤ装置にお
いては、上記カバー部材18の側壁部20の下端縁部に
は、ゴムやいわゆるスポンジ等の可撓性を有する材料よ
りなるパッキング部材を取付けてもよい。この場合に
は、上記カバー部材18は、このパッキング部材を介し
て上記ディスクトレイ3の上面部に密着されて、上記デ
ィスクテーブル7に載置された光ディスク101を覆
い、この光ディスク101が発生する風切り音を確実に
遮蔽する。
【0044】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクプ
レーヤ装置においては、光ディスクを装着位置となした
ディスクトレイの上方側にこのディスクトレイに対する
接離方向に移動操作可能に配設されたアーム部材は、少
なくとも該光ディスクが回転操作されているときには、
該アーム部材に取付けられたカバー部材の周縁側部分を
該ディスクトレイに当接させ、これらカバー部材とディ
スクトレイをして、該光ディスクを覆わせる。そのた
め、上記カバー部材とディスクトレイとは、共働して、
上記光ディスクが回転操作されることにより発生する風
切り音の外方側への漏出を防止することができる。
【0045】また、上記ディスクプレーヤ装置におい
て、上記カバー部材を、上記アーム部材に対して上下方
向に移動可能に支持され、このアーム部材との間に介在
配設された付勢手段によって下方側に弾性付勢されてな
るものとした場合には、このカバー部材は、該アーム部
材が該ディスクトレイ側に移動されたとき、該付勢手段
による付勢力によって該ディスクトレイに押接され、こ
のディスクトレイに対して周縁側部分を良好に密着させ
ることができ、上記風切り音の外方側への漏出の防止を
確実なものとすることができる。
【0046】さらに、上記各ディスクプレーヤ装置にお
いて、上記アーム部材を、少なくとも上記光ディスクが
回転操作されているときには、上記カバー部材の周縁側
部分を上記ディスクトレイに接触させる位置よりも、さ
らに、該ディスクトレイに対して接近した位置まで移動
することとした場合には、このアーム部材は、上記カバ
ー部材を該ディスクトレイに対して押接させて、これら
カバー部材の周縁側部分とディスクトレイとを確実に密
着させることができ、上記風切り音の外方側への漏出の
防止を確実なものとすることができる。
【0047】すなわち、本発明は、光ディスクを高速回
転させても、この光ディスクと空気との摩擦により発生
する風切り音が外方側に漏れ出さないようになされたデ
ィスクプレーヤ装置を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤ装置の構成を示
す斜視図である。
【図2】上記ディスクプレーヤ装置の要部の構成を示す
縦断面図である。
【図3】上記ディスクプレーヤ装置の要部の動作状態に
おける構成を示す縦断面図である。
【図4】上記ディスクプレーヤ装置のカバー部材の構成
を示す平面図である。
【図5】上記カバー部材の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3・・・・・・・・・・・・ディスクトレイ 6・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ 9・・・・・・・・・・・・チャッキングアーム 18・・・・・・・・・・・・カバー部材 27・・・・・・・・・・・・圧縮コイルバネ 101・・・・・・・・・・・・光ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクが載置されこの光ディスクを
    この光ディスクがスピンドルモータにより回転操作され
    る装着位置まで搬送するディスクトレイと、 上記光ディスクを上記装着位置まで搬送したディスクト
    レイの上方側に該ディスクトレイに対する接離方向に移
    動操作可能に配設されたアーム部材と、 上記アーム部材に取付けられたカバー部材とを備え、 上記アーム部材は、少なくとも上記光ディスクが回転操
    作されているときには、上記カバー部材の周縁側部分を
    上記ディスクトレイに当接させて、これらカバー部材と
    ディスクトレイをして、該光ディスクを覆わせてなるデ
    ィスクプレーヤ装置。
  2. 【請求項2】 カバー部材は、アーム部材に対して上下
    方向に移動可能に支持され、このアーム部材との間に介
    在配設された付勢手段によって下方側に弾性付勢されて
    なる請求項1記載のディスクプレーヤ装置。
  3. 【請求項3】 アーム部材は、少なくとも光ディスクが
    回転操作されているときには、カバー部材の周縁側部分
    をディスクトレイに接触させる位置よりも、さらに、該
    ディスクトレイに対して接近した位置まで移動してなる
    請求項1または請求項2記載のディスクプレーヤ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001101758A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Sony Corp ディスクの記録及び/又は再生装置

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JP2001101758A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Sony Corp ディスクの記録及び/又は再生装置

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