JPH061035Y2 - 衛生用ロール紙の保持容器 - Google Patents

衛生用ロール紙の保持容器

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JPH061035Y2
JPH061035Y2 JP16170587U JP16170587U JPH061035Y2 JP H061035 Y2 JPH061035 Y2 JP H061035Y2 JP 16170587 U JP16170587 U JP 16170587U JP 16170587 U JP16170587 U JP 16170587U JP H061035 Y2 JPH061035 Y2 JP H061035Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
roll paper
top wall
plate
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16170587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0166192U (ja
Inventor
早川  茂
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、衛生用ロール紙の保持容器に関するものであ
る。
「従来の技術」 この種保持容器には、様式トイレの便座を清浄するめの
ロール紙のように、アルコール等の消毒剤を染み込ませ
たロール紙を保持するものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記のような容器にあっては、消毒剤の効能
を長期間維持するために密封構造とすることが要求され
る。
ところが、密封構造をより徹底すると、閉蓋保持力の増
大により蓋が開け難くなるなどでロール紙の引出しが面
倒となり、一方ロール紙の引出しを容易にすると、閉蓋
保持力の減少などで密封性が低下するという問題点があ
った。
そこで本考案は、ロール紙の引出し容易性と高密封性と
を併せ持った実用性の高い衛生用ロール紙の保持容器を
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案容器は上面開放のロ
ール紙A収納用容器体1と、該容器体上面を閉塞させた
蓋2と、該蓋に装着されたレバー部材3とからなり、上
記蓋は、上記容器体周壁5の上部へ着脱自在に嵌合させ
た第2周壁11を、ロール紙引出し用の長孔12と該長孔を
介して引き出されたロール紙片を収納するための浅凹部
13とを有する頂壁14周縁から垂設すると共に、第2周壁
の前壁部外面に係合子15を付設した蓋本体16と、該蓋本
体頂壁の上面を覆って上記浅凹部上面を閉塞させた第2
頂壁17後縁部を上記蓋本体後縁部へ常時開蓋方向へ付勢
させて枢着させると共に、該第2頂壁前縁部から垂下し
た係合片18を上記係合子に弾性係合させた蓋板19とで形
成させ、また上記レバー部材は、上記蓋及び容器体の前
面部に沿って配設した指掛板25の両側縁から側板26,26
を後方へ突出してこれ等両側板を上記蓋本体の左、右両
側面部へ枢着させると共に、上記指掛板の上端縁にロー
ル紙片切離し用のカッター部27を付設して形成させ、か
つ上記枢着部後方の側板上端面を上記蓋板頂壁下面へ、
上記指掛板下部の後方押込みによりレバー部材を回動さ
せることで、該側板が蓋板頂壁を押上げして上記係合片
と係合子との離脱が可能に、当接させたことを特徴とす
る。
「作用」 例えば第1図の状態では、ロール紙Aの長期間の収納と
なる大部分は長孔12による小開口の容器体1内に、また
近時使用されるロール紙片は蓋板19で開閉される浅凹部
13内に、それぞれ二段階に亘って収納されているため、
シール性向上により消毒剤の効能低下は最小限に抑えら
れる。
ロール紙の使用時は、指掛板25下部の後方押込みにより
レバー部材3を回動させれば、蓋板が自動的に開き、浅
凹部内のロール紙片を容易に引き出せる。この後、引き
出したロール紙片をレバー部材に付設のカッター部27で
切離しすれば良い。このようにレバー部材を用いて開蓋
するので、蓋板の係合片18と蓋本体16の係合子15との弾
性係合をより堅固にして浅凹部におけるシール性を高め
ることできる。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を説明す
る。
第1図及び第2図において、1は容器体、2は蓋、3は
レバー部材であり、これらは共に合成樹脂材を用いて成
形製作される。
容器体1は、円弧状底壁4周縁から周壁5を起立してな
り、その内部にロール紙Aを収納している。このロール
紙Aにはアルコール等の消毒剤が染込みされている。
図示例では、上記周壁5の上端部を上向き段部6を介し
て小径部7に縮径形成して該小径部7の上端外縁に係合
突条8を周設している。また、周壁5の後壁部外面に
は、該外面に付設した上下二つの係合突起9,9を介し
て容器取付用のフック部材10が着脱自在に取着されてい
る。
蓋2は、上記小径部7へ着脱自在に嵌合させた第2周壁
11を、ロール紙引出し用の長孔12と該長孔12を介して引
き出されたロール紙片を収納するための浅凹部13とを有
する頂壁14周縁から垂設すると共に、第2周壁11の前壁
部外面に係合子15を付設した蓋本体16と、該蓋本体頂壁
14の上面を覆って上記浅凹部13上面を閉塞させた第2頂
壁17後縁部を上記蓋本体16後縁部へ常時開蓋方向へ付勢
させて枢着させると共に、該第2頂壁17前縁部から垂下
した係合片18を上記係合子15に弾性係合させた蓋体19と
で形成されている。
図示例では、上記第2周壁11の下端内縁に周設した係合
突条20上面を上記係合突条8下面へ係合させている。ま
た、上記第2周壁11の前壁部に上向き段部21を形成して
該段部21上方の前壁部分に上記係合子15を付設してい
る。さらに、蓋本体16の後縁部に上面及び後面開放の収
納凹部22を形成し、該凹部22の左、右両側面に、蓋板頂
壁17の後部下面から垂設した軸受部23をピン24結合して
いる。この結合部には図示しないトーションバネが装着
されている。
レバー部材3は、上記蓋2及び容器体1の前面部に沿っ
て配設した指掛部25の両側面から側板26,26を後方へ突
出してこれ等両側板26,26を上記蓋本体周壁11の左、右
両側壁部へ枢着させると共に、上記指掛板25の上端縁に
ロール紙片切離し用のカッター部27を付設して形成さ
せ、かつ上記枢着部後方の側板26,26上端面を上記蓋板
頂壁17下面へ、上記指掛板25下部の後方押込みによりレ
バー部材3を回動させることで、該側板26,26が蓋板頂
壁17,19を押上げして上記係合片18と係合子15との離脱
が可能に、当接させている。図示例では、左、右両側板
26,26の上端面間に平面逆コ字状の化粧板28を架設して
該化粧板28の前端面をカッター部27としてギザギザに成
形加工している。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、ロール紙を二段階
に亘って収納すると共に、蓋板をレバー部材で開けるよ
うにして蓋板におけるシール性をより高め得るようにし
たので、ロール紙の引出し容易性を維持しつつロール紙
に染込みされた消毒剤の効能低下を最小限に抑えること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器の一実施例を示す側断面図、第2図
は同じく斜視図である。 1…容器体、 2…蓋、 3…レバー部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面開放のロール紙A収納用容器体1と、
    該容器体上面を閉塞させた蓋2と、該蓋に装着されたレ
    バー部材3とからなり、上記蓋は、上記容器体周壁5の
    上部へ着脱自在に嵌合させた第2周壁11を、ロール紙引
    出し用の長孔12と該長孔を介して引き出されたロール紙
    片を収納するための浅凹部13とを有する頂壁14周縁から
    垂設すると共に、第2周壁の前壁部外面に係合子15を付
    設した蓋本体16と、該蓋本体頂壁の上面を覆って上記浅
    凹部上面を閉塞させた第2頂壁17後縁部を上記蓋本体後
    縁部へ常時開蓋方向へ付勢させて枢着させると共に、該
    第2頂壁前縁部から垂下した係合片18を上記係合子に弾
    性係合させた蓋板19とで形成させ、また上記レバー部材
    は、上記蓋及び容器体の前面部に沿って配設した指掛板
    25の両側縁から側板26,26を後方へ突出してこれ等両側
    板を上記蓋本体の左、右両側面部へ枢着させると共に、
    上記指掛板の上端縁にロール紙片切離し用のカッター部
    27を付設して形成させ、かつ上記枢着部後方の側板上端
    面を上記蓋板頂壁下面へ、上記指掛板下部の後方押込み
    によりレバー部材を回動させることで、該側板が蓋板頂
    壁を押上げして上記係合片と係合子との離脱が可能に、
    当接させたことを特徴とする衛生用ロール紙の保持容
    器。
JP16170587U 1987-10-22 1987-10-22 衛生用ロール紙の保持容器 Expired - Lifetime JPH061035Y2 (ja)

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JPH0166192U JPH0166192U (ja) 1989-04-27
JPH061035Y2 true JPH061035Y2 (ja) 1994-01-12

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