JPH06103565B2 - フロツピ−デイスクドライブのクランプ装置 - Google Patents
フロツピ−デイスクドライブのクランプ装置Info
- Publication number
- JPH06103565B2 JPH06103565B2 JP61088772A JP8877286A JPH06103565B2 JP H06103565 B2 JPH06103565 B2 JP H06103565B2 JP 61088772 A JP61088772 A JP 61088772A JP 8877286 A JP8877286 A JP 8877286A JP H06103565 B2 JPH06103565 B2 JP H06103565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- collet
- operation lever
- floppy disk
- pressing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、操作レバーを回転することにより、操作レバ
ーに直結されたカムと連動する押さえ板でコレットを上
下してフロッピーディスクをクランプするフロッピーデ
ィスクドライブのクランプ装置に関する。
ーに直結されたカムと連動する押さえ板でコレットを上
下してフロッピーディスクをクランプするフロッピーデ
ィスクドライブのクランプ装置に関する。
従来の技術 第4図は従来のクランプ装置の構成を示す斜視図、第5
図は同装置の作動状態の一例を示す図である。第4図お
よび第5図において、1はフロッピーディスクのガイド
板であり、操作レバー2が嵌装された操作レバー軸3の
軸受部材4と、コレット5をガイドする軸をかしめるた
めの保持板6が固定されている。操作レバー軸3には操
作レバー2の空転を防止するピン3aと軸受部材4に設け
られた突起4aおよび4bに当接して操作レバー軸3の回転
角度を制限するピン3bが圧入されており、かつカム7が
直結されている。8はコレット5の上下運動と連動する
押さえ板であり、一端がガイド板1に軸9を介して装着
され、軸9に巻回されたばね10によりカム7に常に当接
するように付勢されている。
図は同装置の作動状態の一例を示す図である。第4図お
よび第5図において、1はフロッピーディスクのガイド
板であり、操作レバー2が嵌装された操作レバー軸3の
軸受部材4と、コレット5をガイドする軸をかしめるた
めの保持板6が固定されている。操作レバー軸3には操
作レバー2の空転を防止するピン3aと軸受部材4に設け
られた突起4aおよび4bに当接して操作レバー軸3の回転
角度を制限するピン3bが圧入されており、かつカム7が
直結されている。8はコレット5の上下運動と連動する
押さえ板であり、一端がガイド板1に軸9を介して装着
され、軸9に巻回されたばね10によりカム7に常に当接
するように付勢されている。
第5図(c)において、操作レバー2を矢印A方向に動
かすと、第5図(a)において、操作レバー軸3に直結
したカム7が回動し、押さえ板8を押下する。押さえ板
8が軸9を支点として回動することにより、これと連動
してコレット5が矢印B方向に下降する。操作レバー2
を矢印Aと逆方向に動かした場合は、第5図(b)に示
すように、操作レバー軸3に圧入されたピン3bが軸受部
材4に設けられた突起4aに当接するまで操作レバー軸3
が回動するので、前記と逆にコレット5が上昇する。こ
のように、操作レバーを回転させることによりコレット
5を上下させることができる。
かすと、第5図(a)において、操作レバー軸3に直結
したカム7が回動し、押さえ板8を押下する。押さえ板
8が軸9を支点として回動することにより、これと連動
してコレット5が矢印B方向に下降する。操作レバー2
を矢印Aと逆方向に動かした場合は、第5図(b)に示
すように、操作レバー軸3に圧入されたピン3bが軸受部
材4に設けられた突起4aに当接するまで操作レバー軸3
が回動するので、前記と逆にコレット5が上昇する。こ
のように、操作レバーを回転させることによりコレット
5を上下させることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のクランプ装置では、コレット
5の上死点はピン3bと突起4aで設定されるべきものが、
カム7とピン3bとの角度に部品のばらつきが生じた場
合、コレット5が保持板6に先当たりしてカム7と押さ
え板8とにすき間ができて操作レバー2が水平になるま
で戻らなかったり、逆にカム7が水平になる前にピン3b
と突起4aとが先に当たるためコレット5が所定の上死点
まで上昇しきらないという問題があった。またコレット
5が下死点にある時は、カム7とピン3a,3bに角度のば
らつきがあると、操作レバー2が垂直にならなかった。
したがって、従来のクランプ装置では機能を十分満足さ
せるために構成部品の精度を高める必要があった。
5の上死点はピン3bと突起4aで設定されるべきものが、
カム7とピン3bとの角度に部品のばらつきが生じた場
合、コレット5が保持板6に先当たりしてカム7と押さ
え板8とにすき間ができて操作レバー2が水平になるま
で戻らなかったり、逆にカム7が水平になる前にピン3b
と突起4aとが先に当たるためコレット5が所定の上死点
まで上昇しきらないという問題があった。またコレット
5が下死点にある時は、カム7とピン3a,3bに角度のば
らつきがあると、操作レバー2が垂直にならなかった。
したがって、従来のクランプ装置では機能を十分満足さ
せるために構成部品の精度を高める必要があった。
本発明はこのような問題点を解決するものであり、コレ
ットの上下死点における操作レバーの角度とカムの作動
角度との相対関係を一定に保ち、コレットが上死点にあ
るときは常に操作レバーが水平になるようなクランプ装
置を提供することを目的とする。
ットの上下死点における操作レバーの角度とカムの作動
角度との相対関係を一定に保ち、コレットが上死点にあ
るときは常に操作レバーが水平になるようなクランプ装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、操作レバーを回
転させることにより操作レバー軸に直結されたカムが回
動し、フロッピーディスクをクランプするコレットの上
下運動に連動する押さえ板を前記カム先端部で押圧保持
するフロッピーディスクのクランプ装置であって、前記
カムに、前記コレットの上死点において前記押さえ板と
密着する板ばね部と前記コレットの上下死点にそれぞれ
対応する回転角に合ったストッパ部とを設け、前記操作
レバー軸を軸支する軸受部材に前記カムのストッパ部と
当接してカムの回転角を規制する制限部を設け、前記コ
レットの上下死点におけ操作レバーの角度とカムの作動
角度との相対関係を一定に保つように構成したものであ
る。
転させることにより操作レバー軸に直結されたカムが回
動し、フロッピーディスクをクランプするコレットの上
下運動に連動する押さえ板を前記カム先端部で押圧保持
するフロッピーディスクのクランプ装置であって、前記
カムに、前記コレットの上死点において前記押さえ板と
密着する板ばね部と前記コレットの上下死点にそれぞれ
対応する回転角に合ったストッパ部とを設け、前記操作
レバー軸を軸支する軸受部材に前記カムのストッパ部と
当接してカムの回転角を規制する制限部を設け、前記コ
レットの上下死点におけ操作レバーの角度とカムの作動
角度との相対関係を一定に保つように構成したものであ
る。
作用 上記構成により、コレットの上死点においては、カムに
設けた板ばね該カムと押さえ板とのすき間を埋めるの
で、カムのストッパ部が軸受部材の角度制限部に確実に
当接することができ、操作レバーが常に水平を保つこと
ができるものであり、さらにコレットの下死点におい
て、カムの別のストッパ部が軸受部材の角度制御部に当
接することにより操作レバーが常に垂直を保つことがで
きるものである。
設けた板ばね該カムと押さえ板とのすき間を埋めるの
で、カムのストッパ部が軸受部材の角度制限部に確実に
当接することができ、操作レバーが常に水平を保つこと
ができるものであり、さらにコレットの下死点におい
て、カムの別のストッパ部が軸受部材の角度制御部に当
接することにより操作レバーが常に垂直を保つことがで
きるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。構
成部品の機能が従来例と同じものは同番号で示し、説明
を省略する。第1図において、操作レバー軸3は操作レ
バー2の空転を防止するピン3aが圧入されており、かつ
カム11が直結されている。12および13は操作レバー軸3
の軸受部材であり、ガイド板1に固定されている。
1図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。構
成部品の機能が従来例と同じものは同番号で示し、説明
を省略する。第1図において、操作レバー軸3は操作レ
バー2の空転を防止するピン3aが圧入されており、かつ
カム11が直結されている。12および13は操作レバー軸3
の軸受部材であり、ガイド板1に固定されている。
カム11には第2図(b)に示すように、押さえ板8に圧
接可能な板ばね部11aとカム11の回動角度を制限するス
トッパ部11b,11cがそれぞれ一体に形成されている。第
2図はコレット5が上死点にある状態を示しており、弾
性を有する板ばね部11aは押さえ板8と圧接し、カム11
が反時計方向に回転するように付勢している。このとき
ストッパ11bは軸受部材12のカム角度制限部12aと当接し
てカム11の回動を規制し、操作レバー2が水平になるよ
うにしている。第3図はコレット5が下死点にある状態
を示しており、板ばね部11aは押さえ板8から離脱し、
押さえ板8はカム11の先端部により押下されている。こ
の時ストッパ11cは軸受部材12のカム角度制限部12aと当
接してカム11の回動を規制して、操作レバー2が垂直に
なるようにしている。
接可能な板ばね部11aとカム11の回動角度を制限するス
トッパ部11b,11cがそれぞれ一体に形成されている。第
2図はコレット5が上死点にある状態を示しており、弾
性を有する板ばね部11aは押さえ板8と圧接し、カム11
が反時計方向に回転するように付勢している。このとき
ストッパ11bは軸受部材12のカム角度制限部12aと当接し
てカム11の回動を規制し、操作レバー2が水平になるよ
うにしている。第3図はコレット5が下死点にある状態
を示しており、板ばね部11aは押さえ板8から離脱し、
押さえ板8はカム11の先端部により押下されている。こ
の時ストッパ11cは軸受部材12のカム角度制限部12aと当
接してカム11の回動を規制して、操作レバー2が垂直に
なるようにしている。
このように、上記実施例によれば、コレット5の上死点
位置が多少ばらついても、すなわち押さえ板8の上昇角
度が異なっても、コレット5が上死点にある時は、板ば
ね部11aが押さえ板8と圧接してカム11のストッパ部11b
が軸受部材12のカム角度制限部12aと当接するまでカム1
1を反時計方向に回転させるので、操作レバー2は水平
になり、また、コレット5が下死点にある時は、カム11
のストッパ部11cがカム角度制限部12aに当接するまでカ
ム11が押さえ板8を押下しながら回動し、操作レバー2
を垂直に保つことができる。
位置が多少ばらついても、すなわち押さえ板8の上昇角
度が異なっても、コレット5が上死点にある時は、板ば
ね部11aが押さえ板8と圧接してカム11のストッパ部11b
が軸受部材12のカム角度制限部12aと当接するまでカム1
1を反時計方向に回転させるので、操作レバー2は水平
になり、また、コレット5が下死点にある時は、カム11
のストッパ部11cがカム角度制限部12aに当接するまでカ
ム11が押さえ板8を押下しながら回動し、操作レバー2
を垂直に保つことができる。
発明の効果 以上本発明によれば、カムの回転角度を規制するストッ
パ部をカムに設けているので操作レバーとカムの回転角
度を容易に一致させることができる。また、カムに板ば
ね部を設けているので、コレットの上死点では板ばね部
と押さえ板との圧接状態によりカムが確実に角度制限部
まで回動することができ、操作レバーが水平に保たれ、
見栄えもよい実用性に富んだクランプ装置が得られる。
パ部をカムに設けているので操作レバーとカムの回転角
度を容易に一致させることができる。また、カムに板ば
ね部を設けているので、コレットの上死点では板ばね部
と押さえ板との圧接状態によりカムが確実に角度制限部
まで回動することができ、操作レバーが水平に保たれ、
見栄えもよい実用性に富んだクランプ装置が得られる。
第1図は本発明の一実施例におけるクランプ装置の斜視
図、第2図(a)〜(c)および第3図(a)〜(c)
は同装置の動作を説明するための各部品の相対関係を示
す断面図で、(a)はコレットおよび押さえ板、(b)
はカム、(c)は操作レバーをそれぞれ示す図、第4図
は従来のクランプ装置の斜視図、第5図は従来のクラン
プ装置の作動状態の一例を示す断面図で、(a)はコレ
ットおよび押さえ板、(b)はカム、(c)は操作レバ
ーをそれぞれ示す図である。 1……ガイド板、2……操作レバー、3……操作レバー
軸、3a,3b……ピン、5……コレット、8……押さえ
板、11……カム、11a……板ばね部、11b,11c……ストッ
パ、12,13……軸受部材、12a……カム角度制限部
図、第2図(a)〜(c)および第3図(a)〜(c)
は同装置の動作を説明するための各部品の相対関係を示
す断面図で、(a)はコレットおよび押さえ板、(b)
はカム、(c)は操作レバーをそれぞれ示す図、第4図
は従来のクランプ装置の斜視図、第5図は従来のクラン
プ装置の作動状態の一例を示す断面図で、(a)はコレ
ットおよび押さえ板、(b)はカム、(c)は操作レバ
ーをそれぞれ示す図である。 1……ガイド板、2……操作レバー、3……操作レバー
軸、3a,3b……ピン、5……コレット、8……押さえ
板、11……カム、11a……板ばね部、11b,11c……ストッ
パ、12,13……軸受部材、12a……カム角度制限部
Claims (1)
- 【請求項1】操作レバーを回転させることにより操作レ
バー軸に直結されたカムが回動し、フロッピーディスク
をクランプするコレットの上下運動に連動する押さえ板
を前記カム先端部で押圧保持するフロッピーディスクの
クランプ装置であって、前記カムに、前記コレットの上
死点において前記押さえ板と密着する板ばね部と前記コ
レットの上下死点にそれぞれ対応する回転角に合ったス
トッパ部とを設け、前記操作レバー軸を軸支する軸受部
材に前記カムのストッパ部と当接してカムの回転角を規
制する制限部を設け、前記コレットの上下死点におけ操
作レバーの角度とカムの作動角度との相対関係を一定に
保つように構成したフロッピーディスクドライブのクラ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088772A JPH06103565B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | フロツピ−デイスクドライブのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088772A JPH06103565B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | フロツピ−デイスクドライブのクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62245557A JPS62245557A (ja) | 1987-10-26 |
JPH06103565B2 true JPH06103565B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=13952142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61088772A Expired - Lifetime JPH06103565B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | フロツピ−デイスクドライブのクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103565B2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP61088772A patent/JPH06103565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62245557A (ja) | 1987-10-26 |
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