JPS6085461A

JPS6085461A - ディスク挾持装置

Info

Publication number: JPS6085461A
Application number: JP58191755A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Tanabe; 田辺　和美
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-10-14
Filing date: 1983-10-14
Publication date: 1985-05-14
Also published as: JPH0572672B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１１九壓この発明は、磁気記録装置などで用いるフレキシブル・
ディスクを、セット位置にて挟在保持す１− るための挟持装置に関する。

灸末挟権近年、フロッピーディスクなどのフレキシブル・ディス
クを用いる機器は、多種のものが普及されつつあり、そ
れらの機器は小型かつ薄型へと進んでいる。そのために
、フレキシブル・ディスクをセットするためのディスク
挟持装置も、小型で適正挟持が得られるものが要求され
ることになる。

一方、従来のディスク挟持装置は、たとえば、第１図に
示すような構造をなしている。

図において、符号（１）で示すのがディスク挟持用のコ
レットで、このコレットはシフトレバ−（あるいは開閉
カバー）（２）にコレットシャフト（３）を介して取り
付けられていて、シフトレバ−（２）が板ばねなどの枢
着部（４）を支点として上下方向に移動でき、いわゆる
、コレット（１）が対向位置にあるスピンドルハブ（５
）に接離できる構造をなしている。なお、図示では省略
しであるが、シフトレバ−（２）は、フロントパネル（
６）側に位置するドアの開閉などと連動して上下に揺動
し。

２− ドアを閉じればコレット（１）がスピンドルハブ（５）
と嵌合される。これによって、スピンドルハブ（５）上
にセットされ、センターホールを有するディスク（図示
省略）が、該コレットで心出しされながらコレット（１
）とスピンドルハブ（５）とで上下両面から挟圧保持さ
れる。

ところが、シフトレバ−（２）に取り付けられているコ
レット（１）は、図示するようにコレットシャフト（３
）がシフトレバ−（２）面と直交する向きに軸着されて
いるために、コレット（１）がスピンドルハブ（５）と
嵌合する際は、コレットシャフト（３）が、枢着部（４
）を支点として揺動するシフトレバ−（２）で円運動を
なして降下する。これがため、スピンドルハブ（５）に
嵌合するコレット（１）は、軸心方向が傾斜していて、
不適合状態のままでスピンドルハブ（５）と嵌合するこ
とになり、フレキシブル・ディスクのセンターホールに
対してコレット（１）が適正に入りにくく、コレット（
１）がスピンドルハブ（５）と嵌合する過程で、フレキ
シブルで薄手のセンターホールの内径部を、コレ３− ット（１）で咬み易いという不都合がある。

よって、このことは、フレキシブル・ディスクの内径部
がひだ状に破損されてしまうことになり、センターホー
ルの内径が拡大されて偏心され、フレキシブル・ディス
クの心出しが低下してディスク本来の信頼性が低下して
しまうという問題点があった。

他方、上記問題点を解決するものとしては、たとえば、
第２図に示すような構造のものがある。

この場合、コレット（７）をガイドするコレットシャフ
ト（８）が、スピンドルハブ（９）の軸心上に位置して
キャリア（１０）に固着してあり、キャリア（１０）は
フレーム（１１）に固定されている。

コレット（７）は、溝付きコレットガイド（１２）にベ
アリング（１３）を介して取り付けてあり、コレットガ
イド（１２）がコレットシャフト（８）に沿って上下動
できるようにしである。コレットガイド（１２）の溝に
は、先端が又状になしであるシフトレバ−（１４）の先
端が係合させてあり、シフトレバ−（１４）の基端は前
記キャリア（ｌＯ）に揺動自在に取り付け４− である。また、シフトレバ−（１４）にはクランク部（
１５）と係接する係止片（１６）が設けてあり、通常は
、クランク部（１５）の位置が図示（１５ａ）の位置に
あり、これによって、係止片（１６）が上方にすくい上
げられてシフトレバ−（１４）を図示（１４ａ）の位置
に引き上げ、コレット（７）をスピンドルハブ（９）か
ら引き離してディスク（１７）がスピンドルハブ（９）
上に出し入れできる状態にある。

よって、クランク部（１５）を操作して支点（１５ｂ）
を中心にシフトレバ−（１４）を下方に揺動させると、
シフトレバ−（１４）が図示実線の状態に押し下げられ
、コレット（７）がスピンドルハブ（９）に同軸で嵌合
される。

しかしながら、この構造の場合は、コレットシャフト（
８）を、フレーム（１１）に固定されているキャリア（
１０）に固着しなければならない。これがため、フレー
ム（１１）に取り付けられているスピンドルハブ（９）
に対して、キャリア（１０）に固定されるコレットシャ
フト（８）の位置決めが、シフトレバ−（１４）とは別
途に必要となるうえ、コレットシャ５− フト（８）の正確な心合せが必要である。また、コレッ
ト（７）もコレットシャフト（８）に対して溝付きコレ
ットガイド（１２）が必要となり、しかも、これをシャ
フト（８）と摺動できるように組み付けなければならな
い。

よって、構造が複雑となって部品点数も増し、組み立て
が煩雑となってしまう。そのうえ、コレットシャフト（
８）の先端が偏ると、即スピンドルへブ（９）に対する
コレット（７）の嵌合に悪影響を及ぼしてしまい、挟持
装置を小型で薄型とする点で、信頼性を高めること、お
よび、コストの低減を満たすという要求に対しては、甚
だ不十分である。

目　的この発明は、上述の従来例に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、構成を可及的に簡素化させて、信頼性と耐久
性の向上、および、コストの低減とを計り、しかも、ス
ピンドルハブに対するコレットの嵌合において、フレキ
シブル・ディスクのセンターホールの破損防止が顕著に
高められるようにした、フレキシブル・ディスクの挟持
装置を提供することにある。

構　成次に、この発明を、図面に示す一実施例に基づいて説明
する。

第３図乃至第５図において、コレット（２０）は、コレ
ットシャフト（２１）の下部に、コレットディスク（２
２）・圧縮スプリング（２３）・ベアリング（２４）か
らなるアセンブリでセットされていて、Ｅリング（２５
）で位置決めして軸着されている。

コレットシャフト（２１）の上部は、板ばねの枢着部（
２６）で保持されているキャリア（２７）の先端に設け
られている孔（２８）にゆるく挿通されたうえ、このキ
ャリア（２７）の上面に取り付けであるサブプレ＝１〜
（２９）の孔（３０）に、Ｅリング（３１）を介して首
振り自在に挿着しである。（３２）は前記Ｅリング（２
５）とキャリア（２７）との間に量線されていて、コレ
ットシャフト（２１）に取り付けである圧縮スプリング
である。

キャリア（２７）に対するサブプレート（２９）は、キ
ャリア（２７）の先端を枢着支点とし、上向きに設けで
ある爪状の枢着部（３３）に切り欠き部（３３ａ）を組
み付けて取り付けてあり、サブプレート（２９）の作動
片（３４）には操作レバー（３５）の偏心部（３６）が
係接させである。キャリア（２７）は板ばね（２６）の
弾圧などで通常は第３図・第４図で示す状態に上昇して
おり、コレット（２０）を上方に引き上げて待機してい
る。

なお、サブプレート（２９）に対するコレットシャフト
（２１）は、圧縮スプリング（３２）の弾性によりＥリ
ング（３１）がサブプレート（２９）面に圧着されて定
着されており、孔（２８）・（３０）内においてコレッ
トシャフト（２１）が若干の首振りができるように許容
されている。

偏心部（３６）はカム部（３６ａ）とクランク部（３６
ｂ）とを有していて、カム部（３６ａ）は第４図で明ら
かなように、キャリア（２７）の突部（２７ａ）と係接
している。

よって、第４図の状態において、偏心部（３６）を反時
計方向に回転操作すると、カム部（３６ａ）によ７− ってキャリア（２７）は先端を下降させる向きに枢着部
（２６）を支点として揺動し、その揺動に伴ってクラン
ク部（３６ｂ）の下降回転でサブプレート（２９）の作
動片（３４）側が下降追従して、いわゆるサブプレート
（２９）の水平維持、即ち、降下するコレットシャフト
（２１）に傾きが生じるのを補償し、コレット（２０）
の降下状態を平行移動に保つ。

一方、スピンドルハブ（３７）は、モータ側と連動する
回転軸（３８）を有していてフレーム（３９）に軸着し
てあり、コレットシャフト（２１）が、上記回転軸（３
８）に対応してキャリア（２７）のサブプレート（２９
）で垂直状に保持されている。よって、キャリア（２７
）の枢着部（２６）は、上記関係のもとでフレーム（３
９）に固定されている。

上記において、サブプレート（２９）は、キャリア（２
７）に対して切り欠き部（３３ａ）を爪状の枢着部（３
３）に係合させて枢着させであるが、これは、たとえば
枢着部（３３）をヒンジとしてもよく、あるいは、サブ
プレート（２９）に弾性を保たせておき、枢着部（３３
）位置でキャリア（２７）にスポット溶接などで点９− ８− 着しておき、キャリア（２７）に対するサブプレート（
２９）は、これが水平保持状に可撓できるようにしても
よい。

劾−−−釆一この発明のディスク挟持装置は、上述の如くであるから
、フレキシブル・ディスクをコレットでスピンドル八ブ
面に押え付けて回転させる過程において、ディスクのセ
ンターホールと嵌合するコレットが、該センターホール
の内縁を傷めることがなく、同軸位ＩＩにおいてディス
ク面と平行を保ちながら適切に嵌合できる。また、上記
嵌合において、垂直状に保持されているコレットは、コ
レットシャフトが若干首振りできる許容構成になしであ
るので、スピンドルハブに対する軸心は、コレットの嵌
合操作をして的確に位置合わせができる。しかも、コレ
ットとディスクのセンターホールとのｍ幅に対しては、
コレット側もコレットシャフトの首振り許容範囲内にお
いて無理な嵌合が避けられるので、上記センターホール
の縁部破損防止に大きく寄与でき、フレキシブル・ディ
スクの耐久性向上と、該ディスクの偏心解消による記録
盤としての高精度の信頼性確保とに、大きく貢献できる
。なお、この発明の装置は、図示する以外での向きでも
使用できること勿論である。

一方、この発明によれば、コレットの上下移動は、傾斜
状にあるキャリアを単に揺動させる機構を介して、簡単
な構成のサブプレートにより対ディスクとの嵌合が平行
に維持でき、かつ、コレットの軸心がディスク面と直交
して維持でき、コレットの上下移動区分の抑制としかも
その移動機構の簡略化とが果せられて、ディスク挟持装
置の信頼性向上の他に、小型化・薄型化・低廉化により
大きく貢献できる。

【図面の簡単な説明】

第１図・第２図は従来例の説明図、第３図はこの発明の
一実施例を示す斜視図、第４図・第５図は同上の作動説
明図である。（２０）・・・・・・・・・コレット（２１）・・・・・・・・・コレットシャフト（２７）
・・・・・・・・・キャリア（２９）・・・・・・・・・サブプレート（３６）・・
・・・・・・・偏心部（３７）・・・・・・・・・スピンドルハブ特許出願人
　株式会社リコー代理人　弁理士　中　尾　俊　介第２図

Claims

【特許請求の範囲】

基端をフレームに固定しその先端が上下方向に揺動でき
るキャリアに対し、そのキャリアの先端に枢着されてい
てそれの他端がさらに上下方向に揺動できるサブプレー
・トを設け、コレットを保持するコレットシャフトは上
記サブプレートに取り付けたうえ、上記サブプレートと
前記キャリアとにそれぞれ偏心部を対設し、上記偏心部
の回転による前記キャリアの揺動に伴って、前記サブプ
レートで保持する前記コレットが、軸心方向において前
記スピンドルハブ面と平行を保って上下移動できるよう
に構成したことを特徴とするフレキシブル・ディスクの
挟持装置。