JPH06103203B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH06103203B2
JPH06103203B2 JP80388A JP80388A JPH06103203B2 JP H06103203 B2 JPH06103203 B2 JP H06103203B2 JP 80388 A JP80388 A JP 80388A JP 80388 A JP80388 A JP 80388A JP H06103203 B2 JPH06103203 B2 JP H06103203B2
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JP
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silver
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conductor
paste
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JP80388A
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則雄 永井
浩三 北野
駿蔵 島井
Original Assignee
東芝セラミックス株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁誘導に基づき、平均流速に比例した発生起
電力を電極により検出するアルミナセラミックス製電磁
流量計に関し、改良された形成電気導通体を有する電磁
流量計に係る。
〔従来の技術〕
従来の電磁流量計は金属製が殆どであるため、被測定流
体が腐食性に富む、或いは高温であるという場合には使
用に限界があるので耐食性、耐熱性を勘案して現在は本
体がアルミナセラミックス製のものが注目されている。
しかし、当該アルミナセラミックスは電気絶縁性である
ために電気良導体よりなる導通部をアルミナセラミック
ス本体表面上に設ける技術が重要である。
当該必要条件に鑑みて従来例では、焼成前のアルミナセ
ラミックスに穴加工を施し、当該穿穴に電極用白金ワイ
ヤーを挿入し、焼成時の収縮差で焼きばめ、更に白金ワ
イヤー間の導通体は焼成前に白金ペーストをアルミナセ
ラミックス表面に塗布し、焼成と同時に白金を焼付ける
という方法を採っていた。
また、被測定流体通過口径のやや大きい中口径電磁流量
計の場合は、電極が大きくなるためサーメット電極が使
用されるが、当該サーメット電極は予め焼成前に白金ペ
ーストを塗布し、焼成と同時に白金を焼付けアルミナセ
ラミックス本体に挿入し、焼成時の収縮差で焼ばめると
いう方法が採られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来方法に拠れば外部導線接続用白金ワイヤー電極
を含む導通体全てに白金処理を施すので高価な白金の使
用量が無視し得ず、製品コストが高くなることが不可避
である。
また、導通部白金と外部導線を結合する場合、白金ワイ
ヤーを利用して、スポット溶接で接合し外部検知体との
導通を持たせるため、白金使用量が多くなるだけでな
く、接合工程が煩雑となり、製造コストにはね返って製
品価が割高になる等の問題点を内包している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では上記問題点を解決するために代替可能な部分
の白金を銀と置き換え、コストの低減化を図るととも
に、外部導線接合法として、半田付け接続が可能な電磁
流量計を開発した。
即ち、第1図に示す如く耐熱性と耐食性と導通体が必要
な部分のみ白金ペーストを焼成前のアルミナセラミック
ス本体(1)表面に塗布して白金焼付け部(2)を形成
する。
アルミナセラミックス本体(1)の焼成後、白金ワイヤ
ー(3)および(3′)間導通部に銀ペーストを塗布し
再度焼付けを行い銀焼付け部(4)導通体を形成する。
白金焼付け部(2)と銀焼付け部(4)の導通は白金を
焼付けた後、銀ペーストの重ね塗りをして再度焼付け
て、白金粒子の隙間に銀粒子を入り込ませることにより
行う。
上記方法により従来、電磁流量計に於いて必要であった
外部導線(5)接続用白金ワイヤー(3′)が省略可能
となり、外部導線(5)の接続が半田付けで簡便に行い
得る。
また、導通体の大部分を白金から銀に置き換えることに
より、従来品の10%に製品コストを抑えることが可能と
なった。
尚、第3図に示す、中口径のサーメット電極を焼ばめる
部分のみ焼成前に白金ペーストを塗布し、焼成後、アル
ミナセラミックスに挿入し、再度焼成した後、銀ペース
トをアルミナセラミックス表面とサーメット電極上部に
塗布し、最後に焼付けを行って導通体を設ける。
〔作用および実施例〕
以下に本発明の電磁流量計の作用および実施例に就いて
詳述するが、使用するペースト中の白金および銀の含有
量、焼付け温度、半田の種類および溶解温度等は本実施
例に限定されないことは当然のことである。
電磁流量計の特徴である耐食性、耐熱性を要する部分
は、第1図に示す如く従来通り白金ペーストをアルミナ
セラミックス本体(1)表面上に塗布し、アルミナセラ
ミックスの焼成と同時に白金を焼付ける。
白金ワイヤー(3)および(3′)間の導通はアルミナ
セラミックス(1)の焼成後、銀含有量45wt%の銀ペー
ストをアルミナセラミックス(1)表面に塗布し、1時
間に100℃の上昇割合で600℃まで昇温し、そのまま2時
間保持した後冷却する。
ここで銀ペーストの銀含有量は40wt%以上、焼付け温度
は550〜850℃であることが好ましい。
上記方法により銀焼付けの導通体(4)を設けた後、白
金焼付け部(2)の上に銀ペーストを重ね塗りしてから
再度焼付けを行い、白金粒子の隙間に銀粒子を入り込ま
せて、白金−銀焼付け部(6)を設けることにより、白
金焼付け部(2)と銀焼付け部(4)の導通を可能とす
る。
上記方法により導通部を設けた後、外部導線(5)を銀
焼付け導通体(4)の接続該当部位に銀入り半田を用い
て半田溶解温度350℃で半田付け接合する。
第3図に示す中口径のサーメット電極を用いる場合は、
焼ばめる部分のみ焼成前に白金ペーストを塗布し、焼成
後、アルミナセラミックスを挿入し、再度焼成した後、
銀ペーストをアルミナセラミックス表面とサーメット電
極上部に塗布し、最後に焼付けを行って導通体を設け
る。
〔発明の効果〕
以上の方法により製造した本発明の電磁流量計は、白金
使用量の大幅低減化、およびスポット溶接から半田付け
溶接への転換による工程コストの低減化により、従来仕
様の電磁流量計の10%のコストで製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁流量計の白金ワイヤー電極を使用
した場合を示し、第2図はその従来例を示し、第3図は
本発明の電磁流量計のサーメット電極を使用した場合を
示し、第4図はその従来例を示す。 (1)アルミナセラミックス本体 (2)白金焼付け部 (3)(3′)白金ワイヤー (4)銀焼付け部 (5)外部導線 (6)白金−銀焼付け部 (7)電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定流体通過部がアルミナセラミックス
    製等である電磁流量計に於いて、電気導通体形成部に対
    応するアルミナセラミックス表面の耐熱性、耐蝕性必要
    部位に白金ペーストを塗布後焼成して白金焼付けによる
    電気導通体を形成し、当該白金焼付け部と外部導線との
    導通をとるため、銀ペーストを白金焼付け部に一部重ね
    塗りして塗布後、再焼付けし、銀焼付けによる電気導電
    体を形成し、外部導線接合部を直接上記銀焼付け部導電
    体に半田付け接合することを可能としたことを特徴とす
    る電磁流量計。
JP80388A 1988-01-07 1988-01-07 電磁流量計 Expired - Lifetime JPH06103203B2 (ja)

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JP80388A JPH06103203B2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07 電磁流量計

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JPH01178821A JPH01178821A (ja) 1989-07-17
JPH06103203B2 true JPH06103203B2 (ja) 1994-12-14

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