JPH06102972A - ポータブルコンピュータの電源インターフェイス装置 - Google Patents
ポータブルコンピュータの電源インターフェイス装置Info
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- JPH06102972A JPH06102972A JP4255001A JP25500192A JPH06102972A JP H06102972 A JPH06102972 A JP H06102972A JP 4255001 A JP4255001 A JP 4255001A JP 25500192 A JP25500192 A JP 25500192A JP H06102972 A JPH06102972 A JP H06102972A
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- cpu
- register
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電源コントローラからCPUへ割込
みをかけCPUに電源コントローラの各種データを読み
込ませることのできる構成として、システム性能の低下
を招くことなく、電源コントローラとCPUとの間の任
意のデータ授受を可能にしたことを目的とする。 【構成】CPU1と電源コントローラ(PSC)7との
間に、複数の入出力ポート42〜45と、この各ポート
からリード/ライトできる専用レジスタ群41と、専用
レジスタ群41の特定レジスタセットによりSMI割込
みを発生するSMI信号出力ロジック(SMI・G)4
6とをもつゲートアレイ4を介在して、CPU1と電源
コントローラ(PSC)7とがそれぞれ専用レジスタを
介してデータを送受する構成としたことを特徴とする。
みをかけCPUに電源コントローラの各種データを読み
込ませることのできる構成として、システム性能の低下
を招くことなく、電源コントローラとCPUとの間の任
意のデータ授受を可能にしたことを目的とする。 【構成】CPU1と電源コントローラ(PSC)7との
間に、複数の入出力ポート42〜45と、この各ポート
からリード/ライトできる専用レジスタ群41と、専用
レジスタ群41の特定レジスタセットによりSMI割込
みを発生するSMI信号出力ロジック(SMI・G)4
6とをもつゲートアレイ4を介在して、CPU1と電源
コントローラ(PSC)7とがそれぞれ専用レジスタを
介してデータを送受する構成としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポータブルコンピュータ
の電源インターフェイス装置に係り、特にマイクロプロ
セッサを備えたインテリジェントパワーサプライをも
つ、ラップトップタイプ又はノートブックタイプのポー
タブルコンピュータに適用される電源インターフェイス
装置に関する。
の電源インターフェイス装置に係り、特にマイクロプロ
セッサを備えたインテリジェントパワーサプライをも
つ、ラップトップタイプ又はノートブックタイプのポー
タブルコンピュータに適用される電源インターフェイス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ラップトップタイプ又はノートブ
ックタイプのポータブルコンピュータに於いては、CP
U処理スピードの高速化、大容量ハードディスク(HD
D)の搭載、高解像度・高輝度ディスプレイの搭載等に
伴う性能及び機能の向上と、バッテリィによる駆動時間
の延長化、小型軽量化等に伴う使用性の向上という相反
する要求に応えるべく、電源制御に専用マイクロプロセ
ッサ(電源制御プロセッサ)を用いて、バッテリィ充電
制御、各種入出力装置の電源供給制御等を含むシステム
電源制御を行なっている。
ックタイプのポータブルコンピュータに於いては、CP
U処理スピードの高速化、大容量ハードディスク(HD
D)の搭載、高解像度・高輝度ディスプレイの搭載等に
伴う性能及び機能の向上と、バッテリィによる駆動時間
の延長化、小型軽量化等に伴う使用性の向上という相反
する要求に応えるべく、電源制御に専用マイクロプロセ
ッサ(電源制御プロセッサ)を用いて、バッテリィ充電
制御、各種入出力装置の電源供給制御等を含むシステム
電源制御を行なっている。
【0003】しかしながら従来のこの種電源制御プロセ
ッサをもつポータブルコンピュータに於いては、システ
ム制御を司るCPUと電源制御プロセッサとの間のイン
ターフェイスが充分でなく、従ってきめのこまかな電源
制御が行なえなかった。
ッサをもつポータブルコンピュータに於いては、システ
ム制御を司るCPUと電源制御プロセッサとの間のイン
ターフェイスが充分でなく、従ってきめのこまかな電源
制御が行なえなかった。
【0004】即ち、従来のこの種ポータブルコンピュー
タに於いては、電源コントローラに設けられた電源制御
プロセッサとシステム側(システム制御を司るCPU)
との間のデータのやりとりに於いて、電源制御プロセッ
サからCPUに対しては電源スイッチのオフ状態を通知
する程度の手段しか持っておらず、その通知は、電源制
御プロセッサの出力データをNMI割込みの発生回路が
監視し、そのデータが特定の状態となったときシステム
側にNMI割込みを発生することにより行なわれてい
た。
タに於いては、電源コントローラに設けられた電源制御
プロセッサとシステム側(システム制御を司るCPU)
との間のデータのやりとりに於いて、電源制御プロセッ
サからCPUに対しては電源スイッチのオフ状態を通知
する程度の手段しか持っておらず、その通知は、電源制
御プロセッサの出力データをNMI割込みの発生回路が
監視し、そのデータが特定の状態となったときシステム
側にNMI割込みを発生することにより行なわれてい
た。
【0005】従って、例えば、パワーセーブモードの設
定機能をもち、ACアダプタ電源及びバッテリィ電源の
いずれに於いても動作可能なポータブルコンピュータに
於いて、ACアダプタが本体にプラグイン接続されてい
るときはパワーセーブを無効にし、ACアダプタが本体
より引き抜かれたとき(プラグイン接続が解除された)
は直ちにパワーセーブを有効にする制御を行なう場合、
ACアダプタの脱着時にその状態をシステム側に伝達す
る必要があるが、従来では、電源制御プロセッサからシ
ステム側のCPUに割込みで伝えることができないた
め、システム側のCPUでポーリングしてACアダプタ
のステータスをチェックする方式を採らなければなら
ず、従ってこの際は上記ポーリングによりシステムのパ
フォーマンスが落ちてしまうという問題があった。
定機能をもち、ACアダプタ電源及びバッテリィ電源の
いずれに於いても動作可能なポータブルコンピュータに
於いて、ACアダプタが本体にプラグイン接続されてい
るときはパワーセーブを無効にし、ACアダプタが本体
より引き抜かれたとき(プラグイン接続が解除された)
は直ちにパワーセーブを有効にする制御を行なう場合、
ACアダプタの脱着時にその状態をシステム側に伝達す
る必要があるが、従来では、電源制御プロセッサからシ
ステム側のCPUに割込みで伝えることができないた
め、システム側のCPUでポーリングしてACアダプタ
のステータスをチェックする方式を採らなければなら
ず、従ってこの際は上記ポーリングによりシステムのパ
フォーマンスが落ちてしまうという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、電源制御プロセッサ側の各種電源状態変化等に伴
う各種のデータをシステム側のCPUにその都度伝達で
きないことから、システム制御に制約を受け、電源イン
ターフェイス機能を拡張しようとすると、システム側の
CPUでポーリングして電源状態をチェックする方式を
採らざるを得ず、この際は上記ポーリングによりシステ
ムのパフォーマンスが落ちてしまい、システムの機能拡
張を効率良く実現できないという問題があった。
では、電源制御プロセッサ側の各種電源状態変化等に伴
う各種のデータをシステム側のCPUにその都度伝達で
きないことから、システム制御に制約を受け、電源イン
ターフェイス機能を拡張しようとすると、システム側の
CPUでポーリングして電源状態をチェックする方式を
採らざるを得ず、この際は上記ポーリングによりシステ
ムのパフォーマンスが落ちてしまい、システムの機能拡
張を効率良く実現できないという問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
電源コントローラからCPUへ割込みをかけ、CPUに
電源コントローラのステータスを含む各種のデータを読
み込ませることのできる構成として、システム性能の低
下を招くことなく、電源コントローラとCPUとの間で
任意のデータを授受できるポータブルコンピュータの電
源インターフェイス装置を提供することを目的とする。
電源コントローラからCPUへ割込みをかけ、CPUに
電源コントローラのステータスを含む各種のデータを読
み込ませることのできる構成として、システム性能の低
下を招くことなく、電源コントローラとCPUとの間で
任意のデータを授受できるポータブルコンピュータの電
源インターフェイス装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、システム制御
を司るCPUと、システム電源を制御するマイクロプロ
セッサを備えた電源コントローラとの間に、割込みレジ
スタ、及びデータレジスタを設け、上記電源コントロー
ラが上記CPUにデータを送付するとき、上記電源コン
トローラが上記割込みレジスタを介して上記CPUにハ
ードウェア割込みをかけ、上記CPUが上記データレジ
スタを介して上記電源コントローラよりデータを読込む
構成として、システム性能の低下を招くことなく、電源
コントローラとCPUとの間の任意のデータ授受を可能
にしたことを特徴とする。
を司るCPUと、システム電源を制御するマイクロプロ
セッサを備えた電源コントローラとの間に、割込みレジ
スタ、及びデータレジスタを設け、上記電源コントロー
ラが上記CPUにデータを送付するとき、上記電源コン
トローラが上記割込みレジスタを介して上記CPUにハ
ードウェア割込みをかけ、上記CPUが上記データレジ
スタを介して上記電源コントローラよりデータを読込む
構成として、システム性能の低下を招くことなく、電源
コントローラとCPUとの間の任意のデータ授受を可能
にしたことを特徴とする。
【0009】具体例を挙げると、システム制御を司るC
PUと、システム電源を制御するマイクロプロセッサを
備えた電源コントローラとの間に、複数の入出力ポート
と、この各ポートからリード/ライトできるレジスタ群
とをもつゲートアレイを介在して、そのゲートアレイの
レジスタ群の一部を電源コントローラとCPUとの間の
データ授受を実現するための割込みレジスタ(電源コマ
ンドステータスレジスタ(図4のアドレス3Fh,図5
(f)参照))、及びデータレジスタ(電源コマンドレ
ジスタ(図4のアドレス38h,図5(f)参照))と
して用い、電源コントローラが上記CPUにデータを送
付するとき、電源コントローラがデータレジスタに送信
データをセットした後、上記割込みレジスタを介して上
記CPUにNMI又はSMI等のハードウェア割込みを
かけ、CPUがこのハードウェア割込みによりデータレ
ジスタのデータを読込むことにより、システム性能の低
下を招くことなく、電源コントローラより任意のデータ
をCPUに送ることができる。更に、この際、CPUが
上記レジスタ群の一つの又は複数個のレジスタ(30
h,31h,32h等、図5(a)〜(c)参照)を用
いて、そのレジスタに、コマンド、又はコマンドとパラ
メータをセットし、電源コントローラがポーリングで上
記データがセットされたレジスタの内容を読込むことに
より、CPUから電源コントローラへコマンド及びパラ
メータを受け渡すことが可能である。尚、上記SMI
(System Management Interrupt)は、システム管
理割り込みと称されるマスク不能割り込みの一種であ
り、NMI(Non−Maskable Interrupt;マスク不能
割り込み)やINTR(Maskable Interrupt;マスク
可能割り込み)よりも優先度の高い、最優先度のハード
ウェア割り込みであり、CPUのSMI割り込み要求入
力端をアクティブにすることによって起動される。
PUと、システム電源を制御するマイクロプロセッサを
備えた電源コントローラとの間に、複数の入出力ポート
と、この各ポートからリード/ライトできるレジスタ群
とをもつゲートアレイを介在して、そのゲートアレイの
レジスタ群の一部を電源コントローラとCPUとの間の
データ授受を実現するための割込みレジスタ(電源コマ
ンドステータスレジスタ(図4のアドレス3Fh,図5
(f)参照))、及びデータレジスタ(電源コマンドレ
ジスタ(図4のアドレス38h,図5(f)参照))と
して用い、電源コントローラが上記CPUにデータを送
付するとき、電源コントローラがデータレジスタに送信
データをセットした後、上記割込みレジスタを介して上
記CPUにNMI又はSMI等のハードウェア割込みを
かけ、CPUがこのハードウェア割込みによりデータレ
ジスタのデータを読込むことにより、システム性能の低
下を招くことなく、電源コントローラより任意のデータ
をCPUに送ることができる。更に、この際、CPUが
上記レジスタ群の一つの又は複数個のレジスタ(30
h,31h,32h等、図5(a)〜(c)参照)を用
いて、そのレジスタに、コマンド、又はコマンドとパラ
メータをセットし、電源コントローラがポーリングで上
記データがセットされたレジスタの内容を読込むことに
より、CPUから電源コントローラへコマンド及びパラ
メータを受け渡すことが可能である。尚、上記SMI
(System Management Interrupt)は、システム管
理割り込みと称されるマスク不能割り込みの一種であ
り、NMI(Non−Maskable Interrupt;マスク不能
割り込み)やINTR(Maskable Interrupt;マスク
可能割り込み)よりも優先度の高い、最優先度のハード
ウェア割り込みであり、CPUのSMI割り込み要求入
力端をアクティブにすることによって起動される。
【0010】
【作用】上記した本発明の構成により、例えば電源スイ
ッチが押下されたことをシステム側のCPUに伝える場
合は、上記データレジスタに、電源スイッチが押下(オ
フ操作)されたことを示すコードを設定し、次に割り込
みレジスタに、システムへのNMI(又はSMI)割り
込みを発生するデータを設定する。システム側のCPU
は、このハードウェア割込み(SMI又はNMI)を受
けると、上記データレジスタにセットされたデータを読
込む。このようにして電源スイッチの押下(オフ操作)
がCPUに伝えられる。上記同様のデータ授受手段で、
例えば、ACアダプタが接続されている場合はパワーセ
ーブモードを無効にし、ACアダプタが未接続となった
ときは直ちにパワーセーブモードを有効にする場合に、
ACアダプタをシステム本体にプラグイン接続し、又、
そのプラグイン接続を解除したときに、その変化の状態
(ステータス)をその都度、電源コントローラからシス
テム側のCPUに伝えることができる。このような電源
インターフェイス装置をもつことにより、システムのパ
フォーマンスを落とすことなく、パワーセーブ制御機能
を含む各種のシステム制御をよりきめ細かく実行でき、
システム機能を向上できる。尚、パワーセーブそのもの
は既存の技術であり、例えば、CPUクロック周波数の
切替え制御、ハードディスクのオートパワーオフ制御、
無操作時の表示バックライトオートオフ制御等が挙げら
れる。
ッチが押下されたことをシステム側のCPUに伝える場
合は、上記データレジスタに、電源スイッチが押下(オ
フ操作)されたことを示すコードを設定し、次に割り込
みレジスタに、システムへのNMI(又はSMI)割り
込みを発生するデータを設定する。システム側のCPU
は、このハードウェア割込み(SMI又はNMI)を受
けると、上記データレジスタにセットされたデータを読
込む。このようにして電源スイッチの押下(オフ操作)
がCPUに伝えられる。上記同様のデータ授受手段で、
例えば、ACアダプタが接続されている場合はパワーセ
ーブモードを無効にし、ACアダプタが未接続となった
ときは直ちにパワーセーブモードを有効にする場合に、
ACアダプタをシステム本体にプラグイン接続し、又、
そのプラグイン接続を解除したときに、その変化の状態
(ステータス)をその都度、電源コントローラからシス
テム側のCPUに伝えることができる。このような電源
インターフェイス装置をもつことにより、システムのパ
フォーマンスを落とすことなく、パワーセーブ制御機能
を含む各種のシステム制御をよりきめ細かく実行でき、
システム機能を向上できる。尚、パワーセーブそのもの
は既存の技術であり、例えば、CPUクロック周波数の
切替え制御、ハードディスクのオートパワーオフ制御、
無操作時の表示バックライトオートオフ制御等が挙げら
れる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【0012】図1に於いて、1はシステム全体の制御を
司るCPU(メインCPU)であり、ここでは上記した
SMIの割り込み要求入力端をもつCPUを例にとり、
後述する電源コントローラ7がSMI割り込みによりデ
ータ送信の割込みをかけるものとする。このCPU1
は、この実施例に於いて、上記SMI割り込みが発生す
ると、ゲートアレイ(GA)4に設けられた専用レジス
タ群の中の予め決められた複数の割込みレジスタの状態
から割込み発生源を調べ、図7に示すパワーセーブモー
ドの制御処理を実行する。
司るCPU(メインCPU)であり、ここでは上記した
SMIの割り込み要求入力端をもつCPUを例にとり、
後述する電源コントローラ7がSMI割り込みによりデ
ータ送信の割込みをかけるものとする。このCPU1
は、この実施例に於いて、上記SMI割り込みが発生す
ると、ゲートアレイ(GA)4に設けられた専用レジス
タ群の中の予め決められた複数の割込みレジスタの状態
から割込み発生源を調べ、図7に示すパワーセーブモー
ドの制御処理を実行する。
【0013】2,3はそれぞれ上記CPU1の制御の下
にアクセスされるシステム側のメモリであり、2は実行
処理の対象となるプログラムの格納領域、ワーク領域等
として用いられるRAM(システムメモリ)であり、3
はシステムBIOSが格納されるBIOSーROMであ
る。
にアクセスされるシステム側のメモリであり、2は実行
処理の対象となるプログラムの格納領域、ワーク領域等
として用いられるRAM(システムメモリ)であり、3
はシステムBIOSが格納されるBIOSーROMであ
る。
【0014】4はCPU1と、後述するキーボードコン
トローラ(KBC)5、及び電源コントローラ(PS
C)7との間に設けられたゲートアレイ(GA)であ
り、上記各コンポーネントのバスが接続される入出力ポ
ート(インターフェイスロジック)を有し、システムバ
ス21を介してCPU1に接続され、PSCバス(専用
バス)22を介して電源コントローラ(PSC)7に接
続され、KBCバス23を介してキーボードコントロー
ラ(KBC)5に接続される。このゲートアレイ(G
A)4には、上記各バスにつながる入出力ポートを介し
てリード/ライト可能なそれぞれにアドレスが割付けら
れた複数個のレジスタで構成されるレジスタ群が設けら
れ、ここではその一部のレジスタが、SMI割込みをか
けるためのレジスタ(電源コマンドステータスレジスタ
(図4のアドレス3Fh,図5(f)参照))、及びデ
ータ(コマンド/パラメータ)送受のためのレジスタ
(図4のアドレス31h,32h,34h,35h〜3
7h,38h,39h,図5(b)〜(e),(g),
(h)参照)等として使用される。又、上記電源コマン
ドステータスレジスタ(3Fh)の特定ビット(ビット
7)出力はSMI信号出力ロジック(図2参照)を介し
てCPU1のSMI割り込み要求入力端に回路接続され
る。このゲートアレイ(GA)4の具体的な構成例につ
いては図2を参照して後述する。
トローラ(KBC)5、及び電源コントローラ(PS
C)7との間に設けられたゲートアレイ(GA)であ
り、上記各コンポーネントのバスが接続される入出力ポ
ート(インターフェイスロジック)を有し、システムバ
ス21を介してCPU1に接続され、PSCバス(専用
バス)22を介して電源コントローラ(PSC)7に接
続され、KBCバス23を介してキーボードコントロー
ラ(KBC)5に接続される。このゲートアレイ(G
A)4には、上記各バスにつながる入出力ポートを介し
てリード/ライト可能なそれぞれにアドレスが割付けら
れた複数個のレジスタで構成されるレジスタ群が設けら
れ、ここではその一部のレジスタが、SMI割込みをか
けるためのレジスタ(電源コマンドステータスレジスタ
(図4のアドレス3Fh,図5(f)参照))、及びデ
ータ(コマンド/パラメータ)送受のためのレジスタ
(図4のアドレス31h,32h,34h,35h〜3
7h,38h,39h,図5(b)〜(e),(g),
(h)参照)等として使用される。又、上記電源コマン
ドステータスレジスタ(3Fh)の特定ビット(ビット
7)出力はSMI信号出力ロジック(図2参照)を介し
てCPU1のSMI割り込み要求入力端に回路接続され
る。このゲートアレイ(GA)4の具体的な構成例につ
いては図2を参照して後述する。
【0015】5はキーボード(KB)6のキー入力制御
を司るキーボードコントローラ(KBC)5であり、専
用プロセッサを有し、システムバス21の接続ポート、
及びKBCバス23の接続ポートをもつ。このキーボー
ドコントローラ(KBC)5は、ここでは、キーボード
(KB)6上の特定キー(「Fn」キー)と他のキーが
同時操作されたとき、ゲートアレイ(GA)4の予め定
められたレジスタ(ホットキーレジスタ(=アドレス8
Eh))に、その特定キー(「Fn」キー)とともに操
作されたキーのスキャンコードをセットして、そのスキ
ャンコードをホットキーデータとして、CPU1、及び
電源コントローラ(PSC)7等にみせる(読込ませ
る)機能をもつ。
を司るキーボードコントローラ(KBC)5であり、専
用プロセッサを有し、システムバス21の接続ポート、
及びKBCバス23の接続ポートをもつ。このキーボー
ドコントローラ(KBC)5は、ここでは、キーボード
(KB)6上の特定キー(「Fn」キー)と他のキーが
同時操作されたとき、ゲートアレイ(GA)4の予め定
められたレジスタ(ホットキーレジスタ(=アドレス8
Eh))に、その特定キー(「Fn」キー)とともに操
作されたキーのスキャンコードをセットして、そのスキ
ャンコードをホットキーデータとして、CPU1、及び
電源コントローラ(PSC)7等にみせる(読込ませ
る)機能をもつ。
【0016】6はキーボードコントローラ(KBC)5
によりキースキャン制御されるキーボード(KB)であ
り、ここでは、ホットキー入力のための[Fn]キーを
もつ。この[Fn]キー操作によるホットキー入力は、
他のキーとの組み合わせ操作により有効となる。このホ
ットキー入力によりキーボードコントローラ(KBC)
5はホットキー入力をCPU1に知らせるため、ゲート
アレイ(GA)4の予め定められたレジスタ群の一つ
(Fnステータスレジスタ)を介してSMI割込みを発
生する。
によりキースキャン制御されるキーボード(KB)であ
り、ここでは、ホットキー入力のための[Fn]キーを
もつ。この[Fn]キー操作によるホットキー入力は、
他のキーとの組み合わせ操作により有効となる。このホ
ットキー入力によりキーボードコントローラ(KBC)
5はホットキー入力をCPU1に知らせるため、ゲート
アレイ(GA)4の予め定められたレジスタ群の一つ
(Fnステータスレジスタ)を介してSMI割込みを発
生する。
【0017】7はPSCバス22を介してゲートアレイ
(GA)4に接続された、インテリジェントパワーサプ
ライを実現する電源コントローラ(PSC)であり、こ
こでは8ビット処理単位の電源制御CPU71を中心
に、ROM72、RAM73、A/Dポート74、入力
ポート75、入出力ポート76、出力ポート77等で構
成される。
(GA)4に接続された、インテリジェントパワーサプ
ライを実現する電源コントローラ(PSC)であり、こ
こでは8ビット処理単位の電源制御CPU71を中心
に、ROM72、RAM73、A/Dポート74、入力
ポート75、入出力ポート76、出力ポート77等で構
成される。
【0018】この電源コントローラ(PSC)7に設け
られた電源制御CPU71は、ROM72に格納された
マイクロプログラムに従う処理機能の一部として、図6
に示すような、ACアダプタ(ACーADP)8の接続
有無検出に従うパワーセーブ制御のためのSMIによる
データ送出処理を実行する。又、A/Dポート74は、
ACアダプタ(ACーADP)8、及びバッテリィ(B
ATT)9の各電圧(v)、バッテリィ(BATT)9
の消費電流(i)等をそれぞれサンプリング入力しディ
ジタル化する。このディジタル化された上記各電圧及び
電流値は内部のバス経由で電源制御CPU71に読み込
まれる。又、入力ポート75は、パワースイッチ(P
S)13、及びリセットスイッチ(RS)14の各操作
信号等を入力しラッチして電源制御CPU71に受渡
す。又、入出力ポート76は、PSCバス22を介して
ゲートアレイ(GA)4との間でデータ(コマンド/パ
ラメータ)を送受する。又、出力ポート77は、電源供
給スイッチSa、及び充電スイッチSb等にオン/オフ
信号を出力し、システム本体(ポータブルコンピュータ
本体)に実装のフラットパネルディスプレイ(DIS
P)12に、輝度制御信号(BCS)、コントラスト制
御信号(CCS)等を出力する。
られた電源制御CPU71は、ROM72に格納された
マイクロプログラムに従う処理機能の一部として、図6
に示すような、ACアダプタ(ACーADP)8の接続
有無検出に従うパワーセーブ制御のためのSMIによる
データ送出処理を実行する。又、A/Dポート74は、
ACアダプタ(ACーADP)8、及びバッテリィ(B
ATT)9の各電圧(v)、バッテリィ(BATT)9
の消費電流(i)等をそれぞれサンプリング入力しディ
ジタル化する。このディジタル化された上記各電圧及び
電流値は内部のバス経由で電源制御CPU71に読み込
まれる。又、入力ポート75は、パワースイッチ(P
S)13、及びリセットスイッチ(RS)14の各操作
信号等を入力しラッチして電源制御CPU71に受渡
す。又、入出力ポート76は、PSCバス22を介して
ゲートアレイ(GA)4との間でデータ(コマンド/パ
ラメータ)を送受する。又、出力ポート77は、電源供
給スイッチSa、及び充電スイッチSb等にオン/オフ
信号を出力し、システム本体(ポータブルコンピュータ
本体)に実装のフラットパネルディスプレイ(DIS
P)12に、輝度制御信号(BCS)、コントラスト制
御信号(CCS)等を出力する。
【0019】8は外部商用電源を一次電源としてシステ
ム動作用の二次電源を生成し、そのシステム動作用電源
をプラグイン接続によりシステム本体に供給するACア
ダプタ(ACーADP)である。
ム動作用の二次電源を生成し、そのシステム動作用電源
をプラグイン接続によりシステム本体に供給するACア
ダプタ(ACーADP)である。
【0020】本実施例では、このACアダプタ(ACー
ADP)8のシステムへの接続/未接続の状態が、電源
コントローラ(PSC)7によって判定され、システム
動作中に於いて、ACアダプタ(ACーADP)8が未
接続状態から接続状態となったとき、ACアダプタ接続
情報(ACアダプタ接続コマンド(A1h))が、又、
ACアダプタ(ACーADP)8が接続状態から未接続
状態となったとき、ACアダプタ未接続情報(ACアダ
プタ未接続コマンド(A2h))が、それぞれゲートア
レイ(GA)4の電源コマンドレジスタ(38h)にセ
ットされる。
ADP)8のシステムへの接続/未接続の状態が、電源
コントローラ(PSC)7によって判定され、システム
動作中に於いて、ACアダプタ(ACーADP)8が未
接続状態から接続状態となったとき、ACアダプタ接続
情報(ACアダプタ接続コマンド(A1h))が、又、
ACアダプタ(ACーADP)8が接続状態から未接続
状態となったとき、ACアダプタ未接続情報(ACアダ
プタ未接続コマンド(A2h))が、それぞれゲートア
レイ(GA)4の電源コマンドレジスタ(38h)にセ
ットされる。
【0021】9はシステムのバッテリィ駆動電源とな
る、充電可能なバッテリィ(BATT)であり、ACア
ダプタ(ACーADP)8が未接続のとき、システム内
の各コンポーネントに動作電源を供給する。
る、充電可能なバッテリィ(BATT)であり、ACア
ダプタ(ACーADP)8が未接続のとき、システム内
の各コンポーネントに動作電源を供給する。
【0022】10は抵抗R1 両端の電位差をもとにバッ
テリィ(BATT)9の消費電流をアナログ値として得
る増幅回路(A)である。この消費電流(i)は、AC
アダプタ(ACーADP)8、及びバッテリィ(BAT
T)9の各出力電圧(v)とともに、電源コントローラ
(PSC)7のA/Dポート74に入力される。
テリィ(BATT)9の消費電流をアナログ値として得
る増幅回路(A)である。この消費電流(i)は、AC
アダプタ(ACーADP)8、及びバッテリィ(BAT
T)9の各出力電圧(v)とともに、電源コントローラ
(PSC)7のA/Dポート74に入力される。
【0023】11はシステムを構成する各コンポーネン
トの動作用電源を生成するDC/DCコンバータであ
り、上記ACアダプタ(ACーADP)8の出力電源、
またはバッテリィ(BATT)9の出力電源から、シス
テム内の各コンポーネントで必要とされる電源を生成す
る。
トの動作用電源を生成するDC/DCコンバータであ
り、上記ACアダプタ(ACーADP)8の出力電源、
またはバッテリィ(BATT)9の出力電源から、シス
テム内の各コンポーネントで必要とされる電源を生成す
る。
【0024】12はシステム本体に固定又は取外し可能
に設けられるフラットパネルディスプレイ(DISP)
12であり、ここでは、電源コントローラ(PSC)7
の出力ポート77より、ホットキーの操作指示に従う輝
度制御信号(BCS)、及びコントラスト制御信号(C
CS)が供給される。
に設けられるフラットパネルディスプレイ(DISP)
12であり、ここでは、電源コントローラ(PSC)7
の出力ポート77より、ホットキーの操作指示に従う輝
度制御信号(BCS)、及びコントラスト制御信号(C
CS)が供給される。
【0025】13,14はそれぞれオペレータにより操
作されるスイッチであり、このうち13はシステム電源
のオン/オフを指示するパワースイッチ(PS)、14
はシステムリセットをかけるリセットスイッチ(RS)
である。この各スイッチ13,14の操作信号はそれぞ
れ電源コントローラ(PSC)7の入力ポート75に入
力される。尚、上記リセットスイッチ(RS)14の操
作信号はゲートアレイ(GA)4内のゲートを介してC
PU1に供給されるが、ここではその回路を省略してい
る。
作されるスイッチであり、このうち13はシステム電源
のオン/オフを指示するパワースイッチ(PS)、14
はシステムリセットをかけるリセットスイッチ(RS)
である。この各スイッチ13,14の操作信号はそれぞ
れ電源コントローラ(PSC)7の入力ポート75に入
力される。尚、上記リセットスイッチ(RS)14の操
作信号はゲートアレイ(GA)4内のゲートを介してC
PU1に供給されるが、ここではその回路を省略してい
る。
【0026】Saは電源コントローラ(PSC)7によ
り制御される電源供給スイッチであり、パワースイッチ
(PS)13のオン/オフ操作に従ってオン/オフ制御
されるとともに、システム異常時等に於いて強制遮断
(オフ)制御される。
り制御される電源供給スイッチであり、パワースイッチ
(PS)13のオン/オフ操作に従ってオン/オフ制御
されるとともに、システム異常時等に於いて強制遮断
(オフ)制御される。
【0027】Sbはバッテリィ(BATT)9の充電モ
ード下に於いて、電源コントローラ(PSC)7により
スイッチオン/オフ制御される充電スイッチであり、ス
イッチオンのとき、ACアダプタ(ACーADP)8の
出力電源が、逆流防止ダイオードD1 、及び抵抗R1 を
介してバッテリィ(BATT)9に供給され、充電が行
なわれる。
ード下に於いて、電源コントローラ(PSC)7により
スイッチオン/オフ制御される充電スイッチであり、ス
イッチオンのとき、ACアダプタ(ACーADP)8の
出力電源が、逆流防止ダイオードD1 、及び抵抗R1 を
介してバッテリィ(BATT)9に供給され、充電が行
なわれる。
【0028】D1 はACアダプタ(ACーADP)8の
出力電流路に介在された逆流防止ダイオード、D2 はバ
ッテリィ(BATT)9の出力電流路に介在された逆流
防止ダイオードである。
出力電流路に介在された逆流防止ダイオード、D2 はバ
ッテリィ(BATT)9の出力電流路に介在された逆流
防止ダイオードである。
【0029】図2は上記図1に示すゲートアレイ(G
A)4の具体的な構成例を示すブロック図である。尚、
ここではシステムの各部状態をアイコンにより表示する
ためのステータスLCDを駆動制御するステータスLC
Dゲートアレイ(GA)に、本発明で使用するレジスタ
(専用レジスタ群)を設けた構成を例示している。
A)4の具体的な構成例を示すブロック図である。尚、
ここではシステムの各部状態をアイコンにより表示する
ためのステータスLCDを駆動制御するステータスLC
Dゲートアレイ(GA)に、本発明で使用するレジスタ
(専用レジスタ群)を設けた構成を例示している。
【0030】このゲートアレイ(GA)4には、上記し
たような電源コマンドシステムレジスタ、電源コマンド
レジスタ等々として使用される、n個(例えば48個)
の8ビットレジスタからなる専用レジスタ群41、シス
テムバス(ISAーBUS)21に結合されるISA−
BUSインターフェスロジック42、KBCバス23に
結合されるKBC−BUSインターフェースロジック4
3、PSCバス22に結合されるPSCーBUSインタ
ーフェースロジック44、ステータスLCDを制御する
ステータスLCDインターフェースロジック45、SM
I信号をCPU1に送出するためのSMI信号出力ロジ
ック(SMI・G)46等から構成されている。
たような電源コマンドシステムレジスタ、電源コマンド
レジスタ等々として使用される、n個(例えば48個)
の8ビットレジスタからなる専用レジスタ群41、シス
テムバス(ISAーBUS)21に結合されるISA−
BUSインターフェスロジック42、KBCバス23に
結合されるKBC−BUSインターフェースロジック4
3、PSCバス22に結合されるPSCーBUSインタ
ーフェースロジック44、ステータスLCDを制御する
ステータスLCDインターフェースロジック45、SM
I信号をCPU1に送出するためのSMI信号出力ロジ
ック(SMI・G)46等から構成されている。
【0031】専用レジスタ群41は、ここでは48個の
レジスタ群からなり、各レジスタ毎に固有のアドレスが
割り付けられるもので、その一部のレジスタが、電源コ
ントローラ(PSC)7とCPU1との間のデータ送受
に供される。この専用レジスタ群41に於ける各レジス
タのアドレス、名称、ビット構成等は、図3乃至図5に
示される。ここでは、電源コントローラ(PSC)7に
よりSMI発生コードがセットされる電源コマンドステ
ータスレジスタ(3Fh)、電源コントローラ(PS
C)7により値がセットされ、CPU1により読込まれ
る各種のコマンド/パラメータレジスタ(34h,35
h〜37h,38h,39h)、CPU1によりコマン
ド/パラメータがセットされ、電源コントローラ(PS
C)7によりポーリングで読込まれるコマンド/パラメ
ータレジスタ(31h,32h)等が使用対象となり、
それぞれアドレスを指定してリード/ライトされる。
レジスタ群からなり、各レジスタ毎に固有のアドレスが
割り付けられるもので、その一部のレジスタが、電源コ
ントローラ(PSC)7とCPU1との間のデータ送受
に供される。この専用レジスタ群41に於ける各レジス
タのアドレス、名称、ビット構成等は、図3乃至図5に
示される。ここでは、電源コントローラ(PSC)7に
よりSMI発生コードがセットされる電源コマンドステ
ータスレジスタ(3Fh)、電源コントローラ(PS
C)7により値がセットされ、CPU1により読込まれ
る各種のコマンド/パラメータレジスタ(34h,35
h〜37h,38h,39h)、CPU1によりコマン
ド/パラメータがセットされ、電源コントローラ(PS
C)7によりポーリングで読込まれるコマンド/パラメ
ータレジスタ(31h,32h)等が使用対象となり、
それぞれアドレスを指定してリード/ライトされる。
【0032】ISA−BUSインターフェースロジック
42は、システムバス(ISA−BUS)21とのイン
ターフェースを司り、CPU1からの要求に応じて専用
レジスタ群41をリード/ライト制御するもので、シス
テムバス21を介してCPU1から供給されるアドレス
イネーブル信号(AEN)、専用レジスタ指定信号(S
PREG)、システムアドレス信号(SA0)、I/O
リード信号(IORD)、I/Oライト信号(IOW
R)、及びシステムバス21内の8ビットのシステムデ
ータバス(SD)のデータ等により、専用レジスタ群4
1のうちの任意のレジスタをリード/ライト制御する。
42は、システムバス(ISA−BUS)21とのイン
ターフェースを司り、CPU1からの要求に応じて専用
レジスタ群41をリード/ライト制御するもので、シス
テムバス21を介してCPU1から供給されるアドレス
イネーブル信号(AEN)、専用レジスタ指定信号(S
PREG)、システムアドレス信号(SA0)、I/O
リード信号(IORD)、I/Oライト信号(IOW
R)、及びシステムバス21内の8ビットのシステムデ
ータバス(SD)のデータ等により、専用レジスタ群4
1のうちの任意のレジスタをリード/ライト制御する。
【0033】KBC−BUSインターフェースロジック
43は、キーボードコントローラ(KBC)30からの
要求に応じて専用レジスタ群41をリード/ライト制御
するもので、KBCバス23を介してキーボードコント
ローラ(KBC)5から供給されるリード/ライト信号
(R/W)、ストローブ信号(STROB)、及びKB
Cバス23内の8ビットのKBCデータ線(KBS−D
ATA)上のアドレス/データ等により、専用レジスタ
群41のうちの任意のレジスタをリード/ライト制御す
る。又、KBC−BUSインターフェースロジック43
は、CPU1によって設定されたレジスタのデータ内容
をキーボードコントローラ(KBC)5に通知するため
に、KBCバス23を介してキーボードコントローラ
(KBC)5にリクエスト信号(REQUEST)を出
力する。
43は、キーボードコントローラ(KBC)30からの
要求に応じて専用レジスタ群41をリード/ライト制御
するもので、KBCバス23を介してキーボードコント
ローラ(KBC)5から供給されるリード/ライト信号
(R/W)、ストローブ信号(STROB)、及びKB
Cバス23内の8ビットのKBCデータ線(KBS−D
ATA)上のアドレス/データ等により、専用レジスタ
群41のうちの任意のレジスタをリード/ライト制御す
る。又、KBC−BUSインターフェースロジック43
は、CPU1によって設定されたレジスタのデータ内容
をキーボードコントローラ(KBC)5に通知するため
に、KBCバス23を介してキーボードコントローラ
(KBC)5にリクエスト信号(REQUEST)を出
力する。
【0034】PSC−BUSインターフェースロジック
44は、電源コントローラ(PSC)7からの要求に応
じて専用レジスタ群41をリード/ライト制御するもの
で、PSCバス22を介して電源コントローラ(PS
C)7から供給されるリード/ライト信号(R/W)、
ストローブ信号(STROB)、及びPSCバス22内
の8ビットのPSCデータ線上のアドレス/データ等に
より、専用レジスタ群41のうちの任意のレジスタをリ
ード/ライト制御する。
44は、電源コントローラ(PSC)7からの要求に応
じて専用レジスタ群41をリード/ライト制御するもの
で、PSCバス22を介して電源コントローラ(PS
C)7から供給されるリード/ライト信号(R/W)、
ストローブ信号(STROB)、及びPSCバス22内
の8ビットのPSCデータ線上のアドレス/データ等に
より、専用レジスタ群41のうちの任意のレジスタをリ
ード/ライト制御する。
【0035】又、PSC−BUSインターフェースロジ
ック44は、電源コントローラ(PSC)7との通信の
ために使用されるシステムコマンドステータスレジスタ
(図4の30h、及び図5(a)参照)の所定ビット位
置(ビットB7 )の信号を受け、そのビット位置にCP
U1によりセットされるデータ“1”(=COMRQ)
に応答して電源コントローラ(PSC)7にリクエスト
信号(REQUEST)を出力する。
ック44は、電源コントローラ(PSC)7との通信の
ために使用されるシステムコマンドステータスレジスタ
(図4の30h、及び図5(a)参照)の所定ビット位
置(ビットB7 )の信号を受け、そのビット位置にCP
U1によりセットされるデータ“1”(=COMRQ)
に応答して電源コントローラ(PSC)7にリクエスト
信号(REQUEST)を出力する。
【0036】ステータスLCDインターフェースロジッ
ク45は、専用レジスタ群41内に設けられた表示制御
用レジスタ群の内容に従ってステータスLCDを制御す
るためのものであり、ここではその説明を省略する。
ク45は、専用レジスタ群41内に設けられた表示制御
用レジスタ群の内容に従ってステータスLCDを制御す
るためのものであり、ここではその説明を省略する。
【0037】SMI信号出力ロジック46は、電源コン
トローラ(PSC)7が使用する電源コマンドステータ
スレジスタ(図4の3Fh、及び図5(f)参照)の所
定ビット位置(ビットB7 )の信号を受け、上記ビット
に“1”がセットされたとき、ローレベルのSMI信号
を発生する。このSMI信号は、CPU1のSMI割り
込み要求入力端に供給される。
トローラ(PSC)7が使用する電源コマンドステータ
スレジスタ(図4の3Fh、及び図5(f)参照)の所
定ビット位置(ビットB7 )の信号を受け、上記ビット
に“1”がセットされたとき、ローレベルのSMI信号
を発生する。このSMI信号は、CPU1のSMI割り
込み要求入力端に供給される。
【0038】図3乃至図5はそれぞれ上記ゲートアレイ
(GA)4に設けられた専用レジスタ群41の各レジス
タのアドレス、名称、ビット構成等を説明するための図
であり、図3は専用レジスタ群41のレジスタ内容を示
す図、図4は電源コントローラ(PSC)7とCPU1
との間のデータ送受に供されるレジスタとそのアドレス
を示す図、図5は図4に示すレジスタのデータ構造を示
す図である。図5(a)乃至(h)を参照して各レジス
タの内容を説明する。 (a).システムコマンドステータスレジスタ(30
h) (B7 =CPU→PSC,B0 =CPU←PSC)
(GA)4に設けられた専用レジスタ群41の各レジス
タのアドレス、名称、ビット構成等を説明するための図
であり、図3は専用レジスタ群41のレジスタ内容を示
す図、図4は電源コントローラ(PSC)7とCPU1
との間のデータ送受に供されるレジスタとそのアドレス
を示す図、図5は図4に示すレジスタのデータ構造を示
す図である。図5(a)乃至(h)を参照して各レジス
タの内容を説明する。 (a).システムコマンドステータスレジスタ(30
h) (B7 =CPU→PSC,B0 =CPU←PSC)
【0039】このレジスタ(30h)のCOMRQ(ビ
ットB7 )は、CPU1が電源コントローラ(PSC)
7にコマンドを送る際に、CPU1によりセット(=
“1”)される。
ットB7 )は、CPU1が電源コントローラ(PSC)
7にコマンドを送る際に、CPU1によりセット(=
“1”)される。
【0040】電源コントローラ(PSC)7は、このレ
ジスタ(30h)の内容をポーリングで読み、このビッ
ト(B7 )が“1”のとき、コマンドを実行する。又、
電源コントローラ(PSC)7はCPU1からのコマン
ドを受け付けられる状態にあるとき、このビット(B7
)をクリア(=“0”)する。
ジスタ(30h)の内容をポーリングで読み、このビッ
ト(B7 )が“1”のとき、コマンドを実行する。又、
電源コントローラ(PSC)7はCPU1からのコマン
ドを受け付けられる状態にあるとき、このビット(B7
)をクリア(=“0”)する。
【0041】ACK(B0 )は、電源コントローラ(P
SC)7がコマンドを実行したことをCPU1に通知す
るために、電源コントローラ(PSC)7によりセット
される。CPU1はこのACK(B0 =“1”)により
コマンドが実行されたことを確認し、その後、このビッ
ト(B0 )をクリアする。 (b).システムコマンドレジスタ(31h) (CPU→PSC) このレジスタ(31h)には、CPU1が電源コントロ
ーラ(PSC)7にコマンドを発送する際に、その発送
コマンドがCPU1によりセットされる。 (c).システムコマンドパラメータレジスタ(32
h) (CPU→PSC)
SC)7がコマンドを実行したことをCPU1に通知す
るために、電源コントローラ(PSC)7によりセット
される。CPU1はこのACK(B0 =“1”)により
コマンドが実行されたことを確認し、その後、このビッ
ト(B0 )をクリアする。 (b).システムコマンドレジスタ(31h) (CPU→PSC) このレジスタ(31h)には、CPU1が電源コントロ
ーラ(PSC)7にコマンドを発送する際に、その発送
コマンドがCPU1によりセットされる。 (c).システムコマンドパラメータレジスタ(32
h) (CPU→PSC)
【0042】このレジスタ(32h)には、CPU1
が、電源コントローラ(PSC)7にコマンドを発送す
る際に、そのコマンドにパラメータが付加されるとき、
そのパラメータがCPU1によりセットされる。 (d).応答コマンドレジスタ(34h) (CPU←PSC)
が、電源コントローラ(PSC)7にコマンドを発送す
る際に、そのコマンドにパラメータが付加されるとき、
そのパラメータがCPU1によりセットされる。 (d).応答コマンドレジスタ(34h) (CPU←PSC)
【0043】このレジスタ(34h)には、電源コント
ローラ(PSC)7が、CPU1からのコマンドに対す
る応答コマンドをCPU1に返す際に、その応答コマン
ドが電源コントローラ(PSC)7によりセットされ
る。 (e).応答コマンドパラメータレジスタ(35h〜3
7h) (CPU←PSC)
ローラ(PSC)7が、CPU1からのコマンドに対す
る応答コマンドをCPU1に返す際に、その応答コマン
ドが電源コントローラ(PSC)7によりセットされ
る。 (e).応答コマンドパラメータレジスタ(35h〜3
7h) (CPU←PSC)
【0044】このレジスタ(35h〜37h)には、応
答コマンドにパラメータが付加される際に、その応答コ
マンドに付加されるパラメータが電源コントローラ(P
SC)7によりセットされる。 (f).電源コマンドステータスレジスタ(3Fh) (CPU←PSC)
答コマンドにパラメータが付加される際に、その応答コ
マンドに付加されるパラメータが電源コントローラ(P
SC)7によりセットされる。 (f).電源コマンドステータスレジスタ(3Fh) (CPU←PSC)
【0045】このレジスタ(3Fh)には、電源コント
ローラ(PSC)7がCPU1に対しコマンドを送付す
る際に、電源コントローラ(PSC)7により、SMI
RQビット(B7 )がセット(=“1”)される。この
ビット(B7 )に“1”が立つと、CPU1に対し、S
MI(又はNMI)割込みがかかる。CPU1は電源コ
ントローラ(PSC)7からコマンドを受け取ると、こ
のビット(B7 )をクリアする。 (g).電源コマンドレジスタ(38h) (CPU←PSC)
ローラ(PSC)7がCPU1に対しコマンドを送付す
る際に、電源コントローラ(PSC)7により、SMI
RQビット(B7 )がセット(=“1”)される。この
ビット(B7 )に“1”が立つと、CPU1に対し、S
MI(又はNMI)割込みがかかる。CPU1は電源コ
ントローラ(PSC)7からコマンドを受け取ると、こ
のビット(B7 )をクリアする。 (g).電源コマンドレジスタ(38h) (CPU←PSC)
【0046】このレジスタ(38h)には、電源コント
ローラ(PSC)7がCPU1に対しコマンドを送付す
る際に、そのコマンドが電源コントローラ(PSC)7
によりセットされる。 (h).電源コマンドパラメータレジスタ(39h) (CPU←PSC)
ローラ(PSC)7がCPU1に対しコマンドを送付す
る際に、そのコマンドが電源コントローラ(PSC)7
によりセットされる。 (h).電源コマンドパラメータレジスタ(39h) (CPU←PSC)
【0047】このレジスタ(39h)には、CPU1に
対するコマンドにパラメータが付加される際に、そのコ
マンドに付加されるパラメータが電源コントローラ(P
SC)7によりセットされる。
対するコマンドにパラメータが付加される際に、そのコ
マンドに付加されるパラメータが電源コントローラ(P
SC)7によりセットされる。
【0048】図6及び図7はそれぞれ上記実施例の動作
を説明するための処理手順を示すフローチャートであ
り、図6は電源コントローラ(PSC)7により実行さ
れる処理フロー、図7はCPU1により実行される処理
フローである。ここでは、実施例に於ける処理の一例と
して、ACアダプタ(ACーADP)8のプラグイン接
続状態変化(接続→未接続/未接続→接続)に応じてパ
ワーセーブモードを制御(無効/有効)する処理を例に
示している。
を説明するための処理手順を示すフローチャートであ
り、図6は電源コントローラ(PSC)7により実行さ
れる処理フロー、図7はCPU1により実行される処理
フローである。ここでは、実施例に於ける処理の一例と
して、ACアダプタ(ACーADP)8のプラグイン接
続状態変化(接続→未接続/未接続→接続)に応じてパ
ワーセーブモードを制御(無効/有効)する処理を例に
示している。
【0049】ここで上記各図を参照して本発明の実施例
に於ける動作を説明する。尚、ここでは、ACアダプタ
(ACーADP)8の接続/未接続状態変化(接続→未
接続/未接続→接続)に応じてパワーセーブモードを制
御(無効/有効)する処理を例に動作を説明する。
に於ける動作を説明する。尚、ここでは、ACアダプタ
(ACーADP)8の接続/未接続状態変化(接続→未
接続/未接続→接続)に応じてパワーセーブモードを制
御(無効/有効)する処理を例に動作を説明する。
【0050】電源コントローラ(PSC)7の電源制御
CPU71は、ROM72に格納された電源制御プログ
ラムに従う状態監視処理に於いて、A/Dポート74、
入力ポート75、入出力ポート76をポーリングにより
一定周期でスキャンし、その処理内でA/Dポート74
の情報から、ACアダプタ(ACーADP)8の接続状
態(接続/未接続)を判断し、図6に示す処理を実行す
る。即ち、電源制御CPU71は、ACアダプタ(AC
ーADP)8の接続状態(接続/未接続)を判断し、前
回チェック時の判断結果と比較して、ACアダプタ(A
CーADP)8がプラグイン接続されたか、又は引き抜
かれたかを判定する(図6ステップS1〜S3 )。即
ち、今回のチェックでACアダプタ(ACーADP)8
がプラグイン接続されており、前回のチェックでプラグ
イン接続されていないときは、ACアダプタ(ACーA
DP)8が本体にプラグイン接続されたと判定し(図6
ステップS1(Yes),S2(No) )、又、今回のチェックで
プラグイン接続されておらず、前回のチェックでプラグ
イン接続されていたときは、ACアダプタ(ACーAD
P)8が本体より引き抜かれた(接続解除された)と判
定する(図6ステップS1(No) ,S3(Yes))。
CPU71は、ROM72に格納された電源制御プログ
ラムに従う状態監視処理に於いて、A/Dポート74、
入力ポート75、入出力ポート76をポーリングにより
一定周期でスキャンし、その処理内でA/Dポート74
の情報から、ACアダプタ(ACーADP)8の接続状
態(接続/未接続)を判断し、図6に示す処理を実行す
る。即ち、電源制御CPU71は、ACアダプタ(AC
ーADP)8の接続状態(接続/未接続)を判断し、前
回チェック時の判断結果と比較して、ACアダプタ(A
CーADP)8がプラグイン接続されたか、又は引き抜
かれたかを判定する(図6ステップS1〜S3 )。即
ち、今回のチェックでACアダプタ(ACーADP)8
がプラグイン接続されており、前回のチェックでプラグ
イン接続されていないときは、ACアダプタ(ACーA
DP)8が本体にプラグイン接続されたと判定し(図6
ステップS1(Yes),S2(No) )、又、今回のチェックで
プラグイン接続されておらず、前回のチェックでプラグ
イン接続されていたときは、ACアダプタ(ACーAD
P)8が本体より引き抜かれた(接続解除された)と判
定する(図6ステップS1(No) ,S3(Yes))。
【0051】ここで、ACアダプタ(ACーADP)8
がプラグイン接続されたことを検出したとき(図6ステ
ップS1(Yes),S2(No) )は、ゲートアレイ(GA)4
に設けられた専用レジスタ群41の中の図5(g)に示
す電源コマンドレジスタ(38h)に、ACアダプタ
(ACーADP)8がプラグイン接続されたことを示
す、ACアダプタ接続コマンド(A1h)をセットする
(図6ステップS4 )。
がプラグイン接続されたことを検出したとき(図6ステ
ップS1(Yes),S2(No) )は、ゲートアレイ(GA)4
に設けられた専用レジスタ群41の中の図5(g)に示
す電源コマンドレジスタ(38h)に、ACアダプタ
(ACーADP)8がプラグイン接続されたことを示
す、ACアダプタ接続コマンド(A1h)をセットする
(図6ステップS4 )。
【0052】又、ACアダプタ(ACーADP)8が本
体より引き抜かれた(プラグイン接続が解除された)こ
とを検出したとき(図6ステップS1(No) ,S3(Yes))
は、上記電源コマンドレジスタ(38h)に、ACアダ
プタ(ACーADP)8が本体より引き抜かれたことを
示す、ACアダプタ未接続コマンド(A2h)をセット
する(図6ステップS5 )。
体より引き抜かれた(プラグイン接続が解除された)こ
とを検出したとき(図6ステップS1(No) ,S3(Yes))
は、上記電源コマンドレジスタ(38h)に、ACアダ
プタ(ACーADP)8が本体より引き抜かれたことを
示す、ACアダプタ未接続コマンド(A2h)をセット
する(図6ステップS5 )。
【0053】その後、ゲートアレイ(GA)4に設けら
れた専用レジスタ群41の中の図5(f)に示す電源コ
マンドステータスレジスタ(3Fh)に、SMIRQ
(B7)ビットをセットして、即ち、SMIRQ(B7
)ビットに“1”を立てて、SMIを発行し、通常の
電源処理に戻る(図6ステップS6 )。
れた専用レジスタ群41の中の図5(f)に示す電源コ
マンドステータスレジスタ(3Fh)に、SMIRQ
(B7)ビットをセットして、即ち、SMIRQ(B7
)ビットに“1”を立てて、SMIを発行し、通常の
電源処理に戻る(図6ステップS6 )。
【0054】上記電源コマンドステータスレジスタ(3
Fh)のSMIRQ(=“1”)ビットはSMI信号出
力ロジック(SMI・G)46を介し、ローレベル(=
“0”)のSMI信号としてゲートアレイ(GA)4の
外部に出力され、更にSMI信号路を介してCPU1の
SMI割り込み要求入力端に供給されて、CPU1にS
MI割込みがかかる。
Fh)のSMIRQ(=“1”)ビットはSMI信号出
力ロジック(SMI・G)46を介し、ローレベル(=
“0”)のSMI信号としてゲートアレイ(GA)4の
外部に出力され、更にSMI信号路を介してCPU1の
SMI割り込み要求入力端に供給されて、CPU1にS
MI割込みがかかる。
【0055】CPU1は、SMI割り込み要求入力端に
ローレベル(=“0”)のSMI信号を受けると、RO
M3に格納されたSMI処理プログラムに従うSMI処
理を実行し、ゲートアレイ(GA)4の専用レジスタ群
41をスキャンして、SMIを発生したコマンドステー
タスレジスタを調べ、そのコマンドステータスレジスタ
に対応するコマンドレジスタの内容を読込む。即ち、こ
の例では、電源コマンドステータスレジスタ(3Fh)
よりSMIが発行された(SMIRQ=“1”)ことを
認識して、そのレジスタと対をなす電源コマンドレジス
タ(38h)の内容を読込み、そのレジスタ内容を調べ
る(図7ステップS11〜S13)。
ローレベル(=“0”)のSMI信号を受けると、RO
M3に格納されたSMI処理プログラムに従うSMI処
理を実行し、ゲートアレイ(GA)4の専用レジスタ群
41をスキャンして、SMIを発生したコマンドステー
タスレジスタを調べ、そのコマンドステータスレジスタ
に対応するコマンドレジスタの内容を読込む。即ち、こ
の例では、電源コマンドステータスレジスタ(3Fh)
よりSMIが発行された(SMIRQ=“1”)ことを
認識して、そのレジスタと対をなす電源コマンドレジス
タ(38h)の内容を読込み、そのレジスタ内容を調べ
る(図7ステップS11〜S13)。
【0056】この際、電源コマンドレジスタ(38h)
より読込んだデータの内容が、「ACアダプタ(ACー
ADP)8が本体にプラグイン接続された」ことを示
す、ACアダプタ接続コマンド(A1h)であるとき
は、パワーセーブモードを解除すして、その割込み処理
を終了する(図7ステップS14)。
より読込んだデータの内容が、「ACアダプタ(ACー
ADP)8が本体にプラグイン接続された」ことを示
す、ACアダプタ接続コマンド(A1h)であるとき
は、パワーセーブモードを解除すして、その割込み処理
を終了する(図7ステップS14)。
【0057】又、電源コマンドレジスタ(38h)より
読込んだデータの内容が、「ACアダプタ(ACーAD
P)8が本体より引き抜かれた」ことを示す、ACアダ
プタ未接続コマンド(A2h)であるときは、パワーセ
ーブモードを有効にして、その割込み処理を終了する
(図7ステップS15)。
読込んだデータの内容が、「ACアダプタ(ACーAD
P)8が本体より引き抜かれた」ことを示す、ACアダ
プタ未接続コマンド(A2h)であるときは、パワーセ
ーブモードを有効にして、その割込み処理を終了する
(図7ステップS15)。
【0058】このように、電源コントローラ(PSC)
7とCPU1との間を専用レジスタ群41をもつゲート
アレイ(GA)4を介して接続し、専用レジスタ群41
の所定のレジスタを用いて、電源コントローラ(PS
C)7とCPU1との間でデータを授受する電源インタ
ーフェイス構成としたことにより、例えば、ACアダプ
タが接続されている場合はパワーセーブを無効にし、A
Cアダプタが未接続となったときは直ちにパワーセーブ
を有効にする場合に、システム本体にACアダプタが抜
かれたり、差されたりしたときに、その変化の状態をそ
の都度、電源コントローラ(PSC)7からシステム側
のCPU1に伝えることができる。このような電源イン
ターフェイス機構を実現したことにより、システムのパ
フォーマンスを落とすことなく、パワーセーブ機能を含
めた各種のシステム制御をよりきめ細かく実行でき、シ
ステム機能を向上できる。
7とCPU1との間を専用レジスタ群41をもつゲート
アレイ(GA)4を介して接続し、専用レジスタ群41
の所定のレジスタを用いて、電源コントローラ(PS
C)7とCPU1との間でデータを授受する電源インタ
ーフェイス構成としたことにより、例えば、ACアダプ
タが接続されている場合はパワーセーブを無効にし、A
Cアダプタが未接続となったときは直ちにパワーセーブ
を有効にする場合に、システム本体にACアダプタが抜
かれたり、差されたりしたときに、その変化の状態をそ
の都度、電源コントローラ(PSC)7からシステム側
のCPU1に伝えることができる。このような電源イン
ターフェイス機構を実現したことにより、システムのパ
フォーマンスを落とすことなく、パワーセーブ機能を含
めた各種のシステム制御をよりきめ細かく実行でき、シ
ステム機能を向上できる。
【0059】尚、上記した実施例では、パワーセーブコ
ントロールを例に本発明の電源インターフェイス機構を
説明したが、本発明の電源インターフェイス機構はパワ
ーセーブコントロールに限らず、他のシステム制御にも
容易に適用可能である。
ントロールを例に本発明の電源インターフェイス機構を
説明したが、本発明の電源インターフェイス機構はパワ
ーセーブコントロールに限らず、他のシステム制御にも
容易に適用可能である。
【0060】又、上記実施例では、電源コントローラ
(PSC)7とCPU1との間に、専用レジスタ群41
をもつゲートアレイ(GA)4を介在した構成としてい
るが、例えば電源コントローラ(PSC)7とCPU1
との間のデータ送受に必要なレジスタを電源コントロー
ラ(PSC)7のチップ内に設けた構成、又は、他の機
能回路チップ内に設けた構成であってもよい。又、電源
回路も図1の構成に限らず、他の構成であってもよい。
(PSC)7とCPU1との間に、専用レジスタ群41
をもつゲートアレイ(GA)4を介在した構成としてい
るが、例えば電源コントローラ(PSC)7とCPU1
との間のデータ送受に必要なレジスタを電源コントロー
ラ(PSC)7のチップ内に設けた構成、又は、他の機
能回路チップ内に設けた構成であってもよい。又、電源
回路も図1の構成に限らず、他の構成であってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電源インタ
ーフェイス装置によれば、システム制御を司るCPUと
システム電源を制御する電源コントローラとの間に、割
込みレジスタ及びデータレジスタを設け、上記電源コン
トローラが上記CPUにデータを送付するとき、上記電
源コントローラが上記割込みレジスタを介して上記CP
Uにハードウェア割込みをかけ、上記CPUが上記デー
タレジスタを介して上記電源コントローラよりデータを
受取る構成としたことにより、システムのパフォーマン
スを落とすことなく、パワーセーブ機能等を含めたシス
テム制御をよりきめ細かく実行でき、システム機能を向
上できる。
ーフェイス装置によれば、システム制御を司るCPUと
システム電源を制御する電源コントローラとの間に、割
込みレジスタ及びデータレジスタを設け、上記電源コン
トローラが上記CPUにデータを送付するとき、上記電
源コントローラが上記割込みレジスタを介して上記CP
Uにハードウェア割込みをかけ、上記CPUが上記デー
タレジスタを介して上記電源コントローラよりデータを
受取る構成としたことにより、システムのパフォーマン
スを落とすことなく、パワーセーブ機能等を含めたシス
テム制御をよりきめ細かく実行でき、システム機能を向
上できる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すゲートアレイの内部構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】図2に示すゲートアレイに設けられた専用レジ
スタ群のレジスタ内容を示す図。
スタ群のレジスタ内容を示す図。
【図4】図3に示すレジスタの一部のレジスタ内容とレ
ジスタアドレスを示す図。
ジスタアドレスを示す図。
【図5】図4に示すレジスタのデータ構造を示す図。
【図6】上記実施例の動作を説明するための、電源コン
トローラ(PSC)により実行される処理手順を示すフ
ローチャート。
トローラ(PSC)により実行される処理手順を示すフ
ローチャート。
【図7】上記実施例の動作を説明するための、CPUに
より実行される処理手順を示すフローチャート。
より実行される処理手順を示すフローチャート。
1…CPU、2…RAM、3…ROM、4…ゲートアレ
イ(GA)、5…キーボードコントローラ(KBC)、
6…キーボード(KB)、7…電源コントローラ(PS
C)、8…ACアダプタ(ACーADP)、9…バッテ
リィ(BATT)、10…増幅回路(A)、11…DC
/DCコンバータ、12…フラットパネルディスプレイ
(DISP)、13…パワースイッチ(PS)、14…
リセットスイッチ(RS)、21…システムバス、22
…PSCバス、23…KBCバス、41…専用レジスタ
群、42…ISA−BUSインターフェスロジック、4
3…KBC−BUSインターフェースロジック、44…
PSCーBUSインターフェースロジック、45…ステ
ータスLCDインターフェースロジック、46…SMI
信号出力ロジック(SMI・G)、71…電源制御CP
U、72…ROM、73…RAM、74…A/Dポー
ト、75…入力ポート、76…入出力ポート、77…出
力ポート。Sa…電源供給スイッチ、Sb…充電スイッ
チ、D1 ,D2…逆流防止ダイオード。
イ(GA)、5…キーボードコントローラ(KBC)、
6…キーボード(KB)、7…電源コントローラ(PS
C)、8…ACアダプタ(ACーADP)、9…バッテ
リィ(BATT)、10…増幅回路(A)、11…DC
/DCコンバータ、12…フラットパネルディスプレイ
(DISP)、13…パワースイッチ(PS)、14…
リセットスイッチ(RS)、21…システムバス、22
…PSCバス、23…KBCバス、41…専用レジスタ
群、42…ISA−BUSインターフェスロジック、4
3…KBC−BUSインターフェースロジック、44…
PSCーBUSインターフェースロジック、45…ステ
ータスLCDインターフェースロジック、46…SMI
信号出力ロジック(SMI・G)、71…電源制御CP
U、72…ROM、73…RAM、74…A/Dポー
ト、75…入力ポート、76…入出力ポート、77…出
力ポート。Sa…電源供給スイッチ、Sb…充電スイッ
チ、D1 ,D2…逆流防止ダイオード。
Claims (7)
- 【請求項1】 システム制御を司るCPUと、システム
電源を制御するマイクロプロセッサを備えた電源コント
ローラとの間に、上記電源コントローラから上記CPU
にデータを送付するための割込みレジスタ及びデータレ
ジスタを設け、上記電源コントローラが上記CPUにデ
ータを送付するとき、上記電源コントローラが上記割込
みレジスタを介して上記CPUにハードウェア割込みを
かけ、上記CPUが上記データレジスタを介して上記電
源コントローラよりデータを受取ることを特徴としたポ
ータブルコンピュータの電源インターフェイス装置。 - 【請求項2】 システム制御を司るCPUと、システム
電源を制御するマイクロプロセッサを備えた電源コント
ローラと、上記CPUと電源コントローラとの間に介在
され、上記電源コントローラとCPUとの間で授受され
るデータを保持する第1のレジスタと、上記電源コント
ローラより割込み信号が書込まれる第2のレジスタと、
上記第2のレジスタの割込み信号を上記CPUの割込み
信号入力端に供給する信号路とを具備してなることを特
徴とするポータブルコンピュータの電源インターフェイ
ス装置。 - 【請求項3】 レジスタを特定の機能回路を構成するゲ
ートアレイに設けた請求項1又は2記載の電源インター
フェイス装置。 - 【請求項4】 レジスタを電源コントローラ又は他の機
能回路を構成するチップ内に設けた請求項1又は2記載
の電源インターフェイス装置。 - 【請求項5】 電源コントローラが複数ビット幅の専用
信号路を介して割込み信号及びデータをレジスタにセッ
トし、CPUがシステムバスを介してレジスタにデータ
を読み書きする請求項1又は2又は3記載の電源インタ
ーフェイス装置。 - 【請求項6】 システム制御を司るCPUと、システム
電源を制御する電源コントローラとの間に、CPUと電
源コントローラとの間で相互にデータを読み書きできる
レジスタ群をもつゲートアレイを介在し、上記レジスタ
群に、電源コントローラからメインコントローラにハー
ドウェア割込みをかけるレジスタと、電源コントローラ
からメインコントローラに送付するデータを保持するレ
ジスタと、メインコントローラから電源コントローラに
送付するコマンド及びデータを保持するレジスタとを設
けてなることを特徴としたポータブルコンピュータの電
源インターフェイス装置。 - 【請求項7】 電源コントローラからCPUに送出され
るデータにはACアダプタの接続有無、電源スイッチの
オン/オフ、ローバッテリィ状態の全て又は一部を含む
電源ステータス情報が含まれ、CPUから電源コントロ
ーラに送出されるデータにはコマンド及びパラメータの
双方又はいずれかが含まれる請求項2又は3又は6記載
の電源インターフェイス装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255001A JPH06102972A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | ポータブルコンピュータの電源インターフェイス装置 |
US08/106,724 US5613135A (en) | 1992-09-17 | 1993-08-16 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
DE1993634089 DE69334089T2 (de) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung |
DE1993633717 DE69333717T2 (de) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung |
EP02019010A EP1265126B1 (en) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
EP02019011A EP1262863B1 (en) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
DE1993632813 DE69332813T2 (de) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung |
EP99116638A EP0973087B1 (en) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
EP93113168A EP0588084A3 (en) | 1992-09-17 | 1993-08-17 | Portable computer with assigned register group and peripheral control bus between system bus and peripheral control. |
US08/753,792 US5905914A (en) | 1992-09-17 | 1996-11-26 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
US08/757,412 US5884085A (en) | 1992-09-17 | 1996-11-27 | Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255001A JPH06102972A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | ポータブルコンピュータの電源インターフェイス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102972A true JPH06102972A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17272826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4255001A Pending JPH06102972A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-24 | ポータブルコンピュータの電源インターフェイス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102972A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539478A (ja) * | 2005-04-25 | 2008-11-13 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | コンピュータシステムにおける電源管理を使用不能にするためのシステム及び方法 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4255001A patent/JPH06102972A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539478A (ja) * | 2005-04-25 | 2008-11-13 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | コンピュータシステムにおける電源管理を使用不能にするためのシステム及び方法 |
JP4758473B2 (ja) * | 2005-04-25 | 2011-08-31 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | コンピュータシステムにおける電源管理を使用不能にするためのシステム及び方法 |
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