JPH06102965B2 - 四サイクルエンジンの動弁装置 - Google Patents
四サイクルエンジンの動弁装置Info
- Publication number
- JPH06102965B2 JPH06102965B2 JP472786A JP472786A JPH06102965B2 JP H06102965 B2 JPH06102965 B2 JP H06102965B2 JP 472786 A JP472786 A JP 472786A JP 472786 A JP472786 A JP 472786A JP H06102965 B2 JPH06102965 B2 JP H06102965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- spark plug
- intake
- exhaust
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、四サイクルエンジンの動弁装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 四サイクルエンジンでは、シリンダーヘッドの中央に点
火栓を配し、その両側に二つの吸気弁と二つの排気弁を
備え、二つの吸気弁と二つの排気弁の直上に各々カムシ
ャフトを設けて、カムで直接吸排気弁を押し開くように
したものがある。この型のものは、四バルブ型DOHC（ダ
ブル、オーバー、ヘッド、カム）型と称されている。そ
して、点火栓が中央にあって、良好な燃焼が得られ、四
バルブで吸気及び排気効率がよく、剛性も高くできて、
高回転高出力型のエンジンに適していることが知られて
いる。ところが、カムシャフトが二本必要で、部品点数
が多くなり、シリンダーヘッドも大型になって、重量が
重くなり、製造コストも高く高価になる不都合がある。
火栓を配し、その両側に二つの吸気弁と二つの排気弁を
備え、二つの吸気弁と二つの排気弁の直上に各々カムシ
ャフトを設けて、カムで直接吸排気弁を押し開くように
したものがある。この型のものは、四バルブ型DOHC（ダ
ブル、オーバー、ヘッド、カム）型と称されている。そ
して、点火栓が中央にあって、良好な燃焼が得られ、四
バルブで吸気及び排気効率がよく、剛性も高くできて、
高回転高出力型のエンジンに適していることが知られて
いる。ところが、カムシャフトが二本必要で、部品点数
が多くなり、シリンダーヘッドも大型になって、重量が
重くなり、製造コストも高く高価になる不都合がある。
この発明は、四バルブで点火栓を中央に配して良好な燃
焼と吸気及び排気効率が高くて高性能で、しかも一本の
カムシャフトで駆動できて、軽量安価にできる四サイク
ルエンジンの動弁装置を得ることを目的とする。
焼と吸気及び排気効率が高くて高性能で、しかも一本の
カムシャフトで駆動できて、軽量安価にできる四サイク
ルエンジンの動弁装置を得ることを目的とする。
以下、本発明を図面に示す実施例によって説明する。
シリンダーヘッド１の中央に点火栓２を螺着して取付け
るように配置する。点火栓２の両側には、二つの吸気弁
３と二つの排気弁４を備える。吸気弁３及び排気弁４
は、傘型をしていて、通常バルブスプリング5,6で上向
きに付勢して閉じており、バルブスプリング5,6に抗し
て押下げると開くものである。シリンダーヘッド１の片
側の排気弁４の上方には、カムシャフト７をクランク軸
に連動して回転するように軸支する。二つの排気弁４の
内側に並べて、二つのラッシュアジャスター８を設け、
各々ロッカーアーム９の一端を支承させる。そして、ロ
ッカーアーム９の先端は、排気弁４の上端に当てる。ラ
ッシュアジャスター８は、油圧でロッカーアーム９の隙
間を自動調節するものである。二つのロッカーアーム９
の上面は、カムシャフト７の内側に二つ並べた排気用の
カム10に当ててある。二つの吸気弁３の上端には、各々
ロッカーアーム11の先端を当てる。ロッカーアーム11
は、ロッカーシャフト12に揺動可能に螺着してあり、他
端をアジャスター13に当てる。アジャスター13は、シリ
ンダーヘッド１に摺動自在に保持してあって、ロッカー
アーム11の隙間を自動調節するようにできていて、他端
を、カムシャフト７のカム10の両外側に配した吸気用の
カム14に当ててある。
るように配置する。点火栓２の両側には、二つの吸気弁
３と二つの排気弁４を備える。吸気弁３及び排気弁４
は、傘型をしていて、通常バルブスプリング5,6で上向
きに付勢して閉じており、バルブスプリング5,6に抗し
て押下げると開くものである。シリンダーヘッド１の片
側の排気弁４の上方には、カムシャフト７をクランク軸
に連動して回転するように軸支する。二つの排気弁４の
内側に並べて、二つのラッシュアジャスター８を設け、
各々ロッカーアーム９の一端を支承させる。そして、ロ
ッカーアーム９の先端は、排気弁４の上端に当てる。ラ
ッシュアジャスター８は、油圧でロッカーアーム９の隙
間を自動調節するものである。二つのロッカーアーム９
の上面は、カムシャフト７の内側に二つ並べた排気用の
カム10に当ててある。二つの吸気弁３の上端には、各々
ロッカーアーム11の先端を当てる。ロッカーアーム11
は、ロッカーシャフト12に揺動可能に螺着してあり、他
端をアジャスター13に当てる。アジャスター13は、シリ
ンダーヘッド１に摺動自在に保持してあって、ロッカー
アーム11の隙間を自動調節するようにできていて、他端
を、カムシャフト７のカム10の両外側に配した吸気用の
カム14に当ててある。
カムシャフト７は、クランク軸に連動して回転し、二つ
のカム10は、回転によって、各々ロッカーアーム９を押
下げて、二つの排気弁を開く。又、二つのカム14は、回
転によって、二つのアジャスター13を押して摺動させ、
ロッカーアーム11を揺動させて、二つの吸気弁３を開
く。吸気用のカム14とアジャスター13は、シリンダーヘ
ッド１の中央をさけて、両側に寄せてあり、点火栓２を
中央に配置でき、良好な燃焼室にできる。そして、二つ
の吸気弁３と二つの排気弁４によって、吸気及び排気効
率もよく、高回転高出力型にできる。カムシャフト７は
一本で足り、部品点数を少く、軽量で安価に作ることが
できる。
のカム10は、回転によって、各々ロッカーアーム９を押
下げて、二つの排気弁を開く。又、二つのカム14は、回
転によって、二つのアジャスター13を押して摺動させ、
ロッカーアーム11を揺動させて、二つの吸気弁３を開
く。吸気用のカム14とアジャスター13は、シリンダーヘ
ッド１の中央をさけて、両側に寄せてあり、点火栓２を
中央に配置でき、良好な燃焼室にできる。そして、二つ
の吸気弁３と二つの排気弁４によって、吸気及び排気効
率もよく、高回転高出力型にできる。カムシャフト７は
一本で足り、部品点数を少く、軽量で安価に作ることが
できる。
以上説明したように、この発明は、シリンダーヘッドの
中央に点火栓を配し、その両側に二つの吸気弁と二つの
排気弁を備え、シリンダーヘッドの片側に寄せてカムシ
ャフトを回転自在に設け、内側をラッシュアジャスター
に支承したロッカーアームの先端を排気弁頭に当て、カ
ムシャフトのカムでロッカーアームを押圧し、先端を吸
気弁に当てたロッカーアームをロッカーシャフトに軸着
して点火栓の両側で摺動可能にしたアジャスターを介し
てカムシャフトのカムに当ててカムで押圧するようにし
たので、中央に点火栓を配しその両側に二つの吸気弁と
二つの排気弁を設けた良好な燃焼室にできて、吸気及び
排気効率も高い高回転高出力型のエンジンにできる。そ
して、カムシャフトは一本でよく、部品点数が少く軽量
で安価に生産できる。
中央に点火栓を配し、その両側に二つの吸気弁と二つの
排気弁を備え、シリンダーヘッドの片側に寄せてカムシ
ャフトを回転自在に設け、内側をラッシュアジャスター
に支承したロッカーアームの先端を排気弁頭に当て、カ
ムシャフトのカムでロッカーアームを押圧し、先端を吸
気弁に当てたロッカーアームをロッカーシャフトに軸着
して点火栓の両側で摺動可能にしたアジャスターを介し
てカムシャフトのカムに当ててカムで押圧するようにし
たので、中央に点火栓を配しその両側に二つの吸気弁と
二つの排気弁を設けた良好な燃焼室にできて、吸気及び
排気効率も高い高回転高出力型のエンジンにできる。そ
して、カムシャフトは一本でよく、部品点数が少く軽量
で安価に生産できる。
図は本発明の一実施例を示し、第１図は縦断側面図、第
２図は平面図である。 １……シリンダーヘッド、２……点火栓、３……吸気
弁、４……排気弁、７……カムシャフト、８……ラッシ
ュアジャスター、９……ロッカーアーム、10……カム、
11……ロッカーアーム、12……ロッカーシャフト、13…
…アジャスター、14……カム。
２図は平面図である。 １……シリンダーヘッド、２……点火栓、３……吸気
弁、４……排気弁、７……カムシャフト、８……ラッシ
ュアジャスター、９……ロッカーアーム、10……カム、
11……ロッカーアーム、12……ロッカーシャフト、13…
…アジャスター、14……カム。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダーヘッドの中央に点火栓を配し、
その両側に二つの吸気弁と二つの排気弁を備え、シリン
ダーヘッドの片側に寄せてカムシャフトを回転自在に設
け、内側をラッシュアジャスターに支承したロッカーア
ームの先端を排気弁頭に当て、カムシャフトのカムでロ
ッカーアームを押圧し、先端を吸気弁に当てたロッカー
アームをロッカーシャフトに軸着して点火栓の両側で摺
動可能にしたアジャスターを介してカムシャフトのカム
に当ててカムで押圧するようにしたことを特徴とする四
サイクルエンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP472786A JPH06102965B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 四サイクルエンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP472786A JPH06102965B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 四サイクルエンジンの動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62162704A JPS62162704A (ja) | 1987-07-18 |
| JPH06102965B2 true JPH06102965B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=11591927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP472786A Expired - Fee Related JPH06102965B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 四サイクルエンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06102965B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05195736A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-03 | Mazda Motor Corp | エンジンのバルブ駆動装置 |
| JP2008546950A (ja) * | 2005-06-23 | 2008-12-25 | トーマス エンジン カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー | バレル内燃機関用の小型のバルブ作動機構 |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP472786A patent/JPH06102965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62162704A (ja) | 1987-07-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |