JPH06102803A - クリ−ニング装置 - Google Patents

クリ−ニング装置

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JPH06102803A
JPH06102803A JP25500292A JP25500292A JPH06102803A JP H06102803 A JPH06102803 A JP H06102803A JP 25500292 A JP25500292 A JP 25500292A JP 25500292 A JP25500292 A JP 25500292A JP H06102803 A JPH06102803 A JP H06102803A
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JP
Japan
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developer
cleaning
toner
image
cleaning device
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Application number
JP25500292A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kaga
英一 加賀
Hiroshi Murata
弘 村田
Etsuko Miyamoto
悦子 宮本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高精細化等画質の向上のため、8μ
m 以下の従来に比較し小粒径の現像剤を用いても、さら
に、重合法により作成した球形状の現像剤を用いてもク
リ−ニング不良を起こすことのないクリ−ニング装置を
提供することを目的とする。 【構成】本発明は感光体ドラム2体上に形成された現像
剤像を転写装置3により、転写材へ転写後、前記感光体
ドラム2上に残留した現像剤を弾性ウレタンブレ−ド1
1により除去するクリ−ニング装置において、前記転写
装置3と前記弾性ウレタンブレ−ド11との間に設けら
れた導電性ブラシ15と、この導電性ブラシ15に交流
電圧を印加することにより前記感光体ドラム25に残留
した現像剤の電荷を除電する交流電源17とを具備して
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体等の像担持体上
に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して用紙など
の転写材に記録する画像形成装置のクリ−ニング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置としては、電子写真装置や
静電プリンタなどが知られている。
【0003】これからの画像形成装置では、感光体上に
静電潜像を形成し、この静電潜像に現像剤を静電的に付
着させて現像剤像を形成し、ついで、この現像剤像を用
紙に転写することにより、画像形成を行っている。
【0004】このような画像形成装置においては、転写
後の感光体上に静電潜像と、転写しきれなかった現像剤
が残存するため、通常、残存現像剤を弾性ブレ−ドなど
を用いたクリ−ニング装置により除去し、続いて、静電
潜像を除電により除去している。
【0005】ところで、近年、特に、高精細化等の画質
の向上が要求されており、必然的に現像剤(トナ−)も
8μm 以下の従来に比較し、小粒径のものが使用される
傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像剤
(トナ−)の小粒径化により、従来の弾性ブレ−ドなど
を用いたクリ−ニング装置では十分に除去しきれず、弾
性ブレ−ドと像担持体の間を擦り抜ける現像剤(トナ
−)が増加し、文字/画像パタ−ンがそのまま次の画像
形成サイクルまで残り、メモリ画像となるクリ−ニング
不良現象が起こりやすい。
【0007】また、現像剤(トナ−)を特に粒径8μm
以下の小粒径にするためには、従来の粉砕法に代わり、
粒子自体を乳化重合、懸濁重合などにより、制作する重
合法が価格上有利であるが、重合法を用いると現像剤
(トナ−)の粒子形状が球形化し、そのコロ効果のた
め、弾性ブレ−ドなどを用いたクリ−ニング装置におい
ては、弾性ブレ−ドと感光ドラムの間を擦り抜けやすく
なり、小粒径化とともにクリ−ニング性が低下する要因
となる。図11は、従来のクリ−ニグ法によるクリ−ニ
ング性のトナ−粒径依存性を示す(クリ−ニング性の評
価法は後にのべる)。この問題に対し、従来、現像剤
(トナ−)の表面に無機あるいは、有機粒子を付着させ
るなどの改良法が試みられているが、十分な効果が上が
っていない。
【0008】そこで、本発明は、高精細化等画質の向上
のため、8μm 以下の従来に比較し小粒径の現像剤を用
いても、さらに、重合法により作成した球形状の現像剤
を用いてもクリ−ニング不良を起こすことのないクリ−
ニング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、像担持体上に形成された現像剤像を転写手段
により、転写材へ転写後、前記像担持体上に残留した現
像剤を弾性クリ−ニング部材により除去するクリ−ニン
グ装置において、前記転写手段と前記弾性クリ−ニング
部材との間に設けられ前記像担持体に接触する導電性部
材と、この導電性部材に交流電圧を印加することにより
前記像担持体上に残留した現像剤の電荷を除電する印加
手段と、を具備し、また、像担持体上に形成された現像
剤像を転写手段により、転写材へ転写後、前記像担持体
上に残留した現像剤を弾性クリ−ニング部材により除去
するクリ−ニング装置において、前記転写手段と弾性ク
リ−ニング部材との間に設けられ前記像担持体に接触し
前記弾性クリ−ニング部材により除去される現像剤の外
部への飛散を防止する飛散防止部材と、この飛散防止部
材と前記弾性クリ−ニング部材との間に設けられ前記像
担持体に接触する導電性部材と、この導電性部材に交流
電圧を印加することにより前記像担持体上に残留した現
像剤の電荷を除電する印加手段とを具備し、さらに、像
担持体上に形成された現像剤像を転写手段により、転写
材へ転写後、前記像担持体上に残留した現像剤を弾性ク
リ−ニング部材により除去するクリ−ニング装置におい
て、前記転写手段と弾性クリ−ニング部材との間に設け
られて前記像担持体に接触し前記弾性クリ−ニング部材
により除去される現像剤の外部への飛散を防止する導電
性の飛散防止部材と、この飛散防止部材に交流電圧を印
加することにより前記像担持体上に残留した現像剤に電
荷を注入する印加手段とを具備してなる。
【0010】
【作用】一般に現像剤(トナ−)の像担持体への付着力
は主に静電吸引による。像担持体が現像剤(トナ−)と
逆極性に帯電している場合、すなわち、正規現像の場
合、その付着力は最も強固である。正規現像の場合、一
般には、この付着状態でクリ−ニング工程が行われる
が、この付着力を弱めるために、クリ−ニング前に光あ
るいは放電を用いた除電手段を挿入することも行われて
いる。この場合、除電工程により像担持体の表面電荷を
消去し、その付着力は弱まるが、除電工程時に現像剤
(トナ−)により遮蔽された部分は十分には除電しきれ
ず、付着力の低下も不十分である。しかしながら、像担
持体の表面電荷を十分に消去しても、現像剤(トナ−)
が帯電している限り、現像剤(トナ−)は鏡像力により
像担持体に付着する。静電引力の強さは距離の2乗に反
比例し、特に、現像剤(トナ−)Gが8μm 以下の小粒
径となると、距離が短くなるため、効果のため鏡像力の
作用も大きくなり、付着力は非常に大きくなるととも
に、弾性クリ−ニングブレ−ドなどによるクリ−ニング
の不良が起こりやすくなる。
【0011】一方、反転現像の場合は像担持体の現像剤
(トナ−)付着部分が帯電しておらず、像担持体への現
像剤(トナ−)の付着力は鏡像力が主となるが、このと
きも現像剤(トナ−)が8μm 以下の小粒径となると、
付着力は非常に大きくなり、弾性クリ−ニングブレ−ド
などによるクリ−ニングの不良が起こり易くなる。さら
に、現像剤(トナ−)を重合法を用いて製造すると、現
像剤(トナ−)の粒子形状が球形化し、そのコロ効果の
ため、弾性ブレ−ドなどを用いたクリ−ニング装置にお
いては、弾性ブレ−ドと像担持体間を擦り抜けやすくな
り、小粒径化とともにクリ−ニング性が低下する。
【0012】上記導電性部材または導電性の飛散防止部
材に印加手段により、交流電圧を印加すると、転写後
に、前記像担持体上に残留した現像剤の電荷が除電され
て鏡像力が低下され、弾性クリ−ニング部材により良好
に除去される。また、このクリ−ニング時に除去される
現像剤は飛散防止部材により、外部への飛散が防止され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図1〜図4示す一実施例を参
照して説明する。図1は、本発明のクリ−ニング装置の
実施例を含むレ−ザプリンタ実験機の概要の断面図の一
部を示すものである。
【0014】図中2はφ40、長さ265mmの有機負帯
電型の像担持体としての感光体ドラムで、この感光体ド
ラム2の周囲部にはクリ−ニング装置1、転写装置3、
除電手段4が配設されている。
【0015】また、上記転写装置3とクリ−ニグ装置1
との間には導電性部材としての導電性ブラシ15が設け
られている。この導電性ブラシ15は支持部材16によ
り支持され、その先端部を上記感光体ドラム2の周面に
接触させている。
【0016】上記クリ−ニング装置1は弾性クリ−ニン
グ部材としての弾性ウレタンブレ−ド11を備え、この
弾性ウレタンブレ−ド11は支持部材12を介してクリ
−ニング装置1の容器10に取り付けられている。
【0017】また、上記容器10の下部側、すなわち、
上記弾性ウレタンブレ−ド11の感光体ドラム2回転方
向上流側には、飛散防止部材としてのリカバリ−ブレ−
ド13が取り付けられている。このリカバリ−ブレ−ド
13により、現像剤(トナ−)のクリ−ニング装置1か
らの落下飛散が防止されるようになっている。
【0018】さらに、クリ−ニング装置1の容器10の
内底部には搬送手段14が設けられ、この搬送手段14
により容器10内に溜まったトナ−が外部に排出される
ようになっている。なお、図1では、転写材剥離用の剥
離手段が備えられていないが、感光体ドラム2がφ60
以上の大径の場合は剥離手段が必要となることが多い。
また、上記導電性ブラシ15には交流電源17が電気的
に接続され、この交流電源17は直流電圧の重畳も可能
である。つぎに、簡単にプロセスサイクルを説明する。
【0019】感光体ドラム2は図示しない帯電手段によ
りその表面が負極性に全面均一に帯電されたのち、図示
しない半導体レ−ザ−露光手段により、静電潜像が形成
され、さらに、図示しない二成分乾式現像装置により負
帯電トナ−を反転現像により現像する。
【0020】つづいて、感光体ドラム2上の現像剤像は
転写装置3により用紙などの転写材に転写され、転写残
りトナ−は導電性ブラシ15に接触したのち、クリ−ニ
ング装置1まで達し、ここで弾性クリ−ニングブレ−ド
11によりクリ−ニングされる。そして、このクリ−ニ
ング後、感光体ドラム2は光源など除電手段4により除
電され、つぎのプロセスサイクルに入る。トナ−は転写
装置3を通過する際、転写材が存在しない場合には、逆
帯電し、さらに、感光体ドラム2上に強固に付着するこ
ともある。
【0021】ところで、本実施例において使用した導電
性ブラシ15は103 〜109 Ωcmの比抵抗を有し、か
つ、長さが2〜40mm、太さが20〜200μm 好まし
くは20〜100μm のレ−ヨンまたはナイロンなどの
繊維に導電性カ−ボンを分散させてなる導電性繊維を4
00〜500本/cmの密度で束ねた刷毛状体(ブラシ)
である。
【0022】この導電性ブラシ15は上記感光体ドラム
2の長手方向に亘りその周面と接触している。この導電
性ブラシ15は感光体ドラム2の回転とともに、約2〜
10mmの接触幅(ニップ)を持って摺擦される。
【0023】また、導電性ブラシ15に印加する交流電
圧は200〜3000V、特に、500〜3000Vが
有効である。周波数は50〜100KHzまでの範囲で
検討を行ったが有意な差は認められなかった。
【0024】導電性ブラシに交流電界を印加することに
より現像剤(トナ−)が除電されるのみならず、現像剤
(トナ−)を攪乱させ像担持体から飛翔させる効果も得
られ、より一層クリ−ニング性向上の効果は大きい。本
発明のいずれの場合でも、特徴である導電性ブラシは現
像剤(トナ−)に十分に接触し、かつ、接触後ブラシに
滞留せずすみやかに離反し、蓄積することがないことも
特徴である。これは交流電圧を印加するため静電気に固
定できないことと、導電性ブラシが板状であり、内部に
蓄積しにくいという構造的な理由と2つの理由に起因し
ている。
【0025】従来から弾性クリ−ニングブレ−ドの上流
に導電性回転ブラシあるいは回転磁気ブラシを用いて除
電あるいは予備クリ−ニングする改良策も検討されてい
るが、この場合はコピ−/プリント枚数が増えるととも
にいずれのブラシも現像剤(トナ−)の付着量が増加
し、除電あるいは予備クリ−ニングの能力を徐々に低下
させることになる。また、フエルト、ウエブなど絶縁性
の材料を単に機械的な予備クリ−ニングの目的で同様の
位置に設置する場合もあるが、予備クリ−ニング能力の
低下はさらに大きい。また、印加交流電圧に直流電圧を
重畳させることも有効である。特に、トナ−の帯電極性
と逆極性の直流電圧を重畳させることが有効である。た
だし、転写により逆帯電したトナ−が多い場合は、逆に
トナ−の帯電極性と同極性の直流電圧を重畳させること
が有効である。
【0026】上記導電性ブラシ15は上記のような適度
な直径を有する繊維であるため、摺接に伴ない感光体ド
ラム2上の残留トナ−に確実に接触し、かつ、適度の摩
擦力を発揮する。このため、上記導電性ブラシ15に交
流電圧を印加することにより、トナ−は確実に除電さ
れ、かつ、感光体ドラム2の表面電位も除電される。
【0027】図2および図3に粉砕法および乳化重合粒
子凝集法により作製された種々の平均粒径(体積平均)
のトナ−の印加電圧を変えた場合のクリ−ニングの効果
を示す。
【0028】粒子径の測定法はコ−ルタ−カウンタTA
−II型(コ−ルタ社製)を用いた。また、クリ−ニング
性の評価法は印字率5%の文字パタ−ンの出力を繰り返
し行い出力画線上にクリ−ニング不良が原因と思われる
すじ、あるいは、メモリ−画像の出現の有無で判定して
いる。繰り返し回数は上限を20000枚としており、
これ以上の数字がこの評価法では存在しない。一般に1
0.000以上であれば、クリ−ニング性は良好と判断
する。ここで、導電性ブラシ15の径は50μm 、ブラ
シピッチ500本/cm、抵抗値5×104 Ωcmであ
る。また、図4に導電性ブラシ15の径を変えた場合の
クリ−ニング性の差を示す。
【0029】図からわかるようにトナ−の平均粒径が小
さい程、使用可能のブラシ径は細い方にシフトし、6.
2μm 径で15〜200μm 、7.5μm 径で20〜2
00μm が望ましいことが分かる。
【0030】なお、上記一実施例では、導電性ブラシ1
5を転写手段3とクリ−ニング装置1との間に設けた
が、これに限られることなく、図5に示すように、導電
性ブラシ15を弾性クリ−ニグブレ−ド11とリカバリ
−ブレ−ド13との間、すなわち、クリ−ニング装置1
の内部に設けても良い。本実施例では、導電性ブラシ1
5により、摺擦されたトナ−がリカバリ−ブレ−ド13
により遮断され機体内部に飛散することがない。これ
は、特に、トナ−が機体内部に飛散しやすい条件である
感光体ドラム2の周速を35mm/sec以上にした場合、特
に、有効である。この構成の場合、導電性ブラシ15の
先端は弾性クリ−ニングブレ−ド11とできる得る限り
近接しているほうが望ましい。
【0031】具体的には感光体ドラム2の回転時の導電
性ブラシ15の先端と弾性クリ−ニングブレ−ド11の
距離dは望ましくは15mm以下、さらには、10mm以下
であることが好ましい。
【0032】この理由は距離が長くなると、一旦、導電
性ブラシ15により除電されたトナ−が再び、摩擦帯電
により帯電してしまい効果が弱められることと、感光ド
ラム2と導電性ブラシ15の間で起きている放電によ
り、弾性クリ−ニングブレ−ド11自体も除電されると
いう効果が薄められるためである。
【0033】無論、この距離を余りに近接させて、弾性
クリ−ニングブレ−ド11と感光体ドラム2の間に導電
性ブラシ15が挟まれる状態になることは、むしろクリ
−ニグ性を悪化させる。図7に導電性ブラシ15の先端
と弾性クリ−ニングブレ−ド11の距離dを変えた場合
のクリ−ニング特性の変化を示す。さらに、図6に図8
に示す導電性ブラシ15の感光体ドラム2への当たり角
度θを変えた場合のクリ−ニング特性の変化を示す。
【0034】使用トナ−は粒径6.2μm の乳化重合に
より得られた重合トナ−であり、導電性ブラシは、φ5
0μm の太さの繊維を500本/cmでのピッチで植毛さ
れており、自由端の長さは15mmである。
【0035】また、導電性ブラシ15に印加する交流電
圧は1200V(直流成分は零)である。導電性ブラシ
15の感光ドラム2への当たり角度θの適性領域は、5
〜60deg 、好ましくは7〜45deg である。
【0036】この範囲より、低角度側は導電性ブラシ1
5が感光体ドラム2から離反しやすく、また、高角度側
(ブラシ自身の剛性が低いため90deg 付近は存在しな
い。)では導電性ブラシ15に吸着された現像剤(トナ
−)がそのまま蓄積され易くなり、いずれもクリ−ニン
グ性は低下する。
【0037】なお、上記第2の実施例においては、弾性
クリ−ニングブレ−ド11とリカバリ−ブレ−ド13の
間、すなわち、クリ−ニング装置1内部に導電性ブラシ
15を設けたが、これに限られず、図9に示すように、
導電性ブラシ15をリカバリ−ブレ−ド13の代わりに
取り付けても良い。この実施例によれば、導電性ブラシ
15はトナ−の除電と機体内部への飛散防止の両方に効
果を示すことが明らかになった。
【0038】また、実施例2においては、φ30の感光
体ドラム2の側方に位置していたクリ−ニング装置1を
図10に示すように、感光体ドラム2の上方に位置させ
ても上記実施例1〜3と同様の結果が得られた。
【0039】この場合は、弾性ブレ−ド11によるクリ
−ニングがトナ−を掻き揚げる方向で、トナ−が重力に
より、弾性ブレ−ド11の下を擦り抜け易い構造となっ
ており、本発明の導電性ブラシを用いない場合はトナ−
粒径が8μm でもクリ−ニング性は低下し、クリ−ニン
グ不良は生じ易く、本発明の効果はさらに大きい。
【0040】また、上記実施例1〜4では、すべて負帯
電感光ドラムに負帯電トナ−を反転現像により現像した
場合であったが、同様の装置を用いて負帯電感光ドラム
に正帯電トナ−を正規現像により現像した場合も同様の
効果が得られた。さらに、上記実施例1〜4と同様の装
置に用いて、正帯電感光ドラムに負帯電トナ−を正規現
像により現像した場合も、同様の効果が得られた。ま
た、上記実施例1〜4と同様の装置に用いて、正帯電感
光ドラムに正帯電トナ−を反転現像により現像した場合
も、同様の効果が得られた。さらに、上記実施例1〜4
において現像を接触位置成分方式を用いて、非磁性一成
分現像剤を反転現像により、現像した場合も同様の効果
が得られる。
【0041】また、非磁性一成分現像剤は二成分現像
剤.トナ−に比し、より高い耐熱性が要求されるため、
必然的に固いトナ−となり、弾性ブレ−ド13の下を擦
り抜け易い構造となっており、クリ−ニング不良は生じ
易く、本発明による導電性ブラシを用いない場合は、ト
ナ−粒径が8μm でもクリ−ニング性は低下し、本発明
の効果はさらに大きい。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、導電性部
材に交流電圧を印加し像担持体に残留する現像剤の電荷
を除電するから、高精細化等画質の向上のため、小粒径
の現像剤を用いても、さらに、重合法により作成した球
形状の現像剤を用いても弾性クリ−ニングブレ−ドによ
り良好に除去でき、クリ−ニング不良の発生を防止でき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるクリ−ニング装置を示
す概略的構成図。
【図2】図1のクリ−ニング装置の導電ブラシへの交流
印加電圧とクリ−ニング不良発生のプリント枚数との関
係を示すグラフ図。
【図3】図1のクリ−ニング装置の導電ブラシへの直流
印加電圧とクリ−ニング不良発生のプリント枚数との関
係を示すグラフ図。
【図4】図1のクリ−ニング装置の導電ブラシの径とク
リ−ニング不良発生のプリント枚数との関係を示すグラ
フ図。
【図5】本発明の実施例であるクリ−ニング装置を示す
概略的構成図。
【図6】図5のクリ−ニング装置の導電ブラシの感光ド
ラムへの当接角度とクリ−ニング不良発生のプリント枚
数との関係を示すグラフ図。
【図7】図5のクリ−ニング装置の導電ブラシと弾性ブ
レ−ド間の距離とクリ−ニング不良発生のプリント枚数
との関係を示すグラフ図。
【図8】図5のクリ−ニング装置の導電ブラシと感光ド
ラムの当接角度を示す図。
【図9】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図10】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図11】従来のクリ−ニング装置を用いた場合のトナ
−体積平均粒子径とクリ−ニング不良発生のプリント枚
数との関係を示すグラフ図。
【符号の説明】
2…感光体ドラム(像担持体)、3…転写装置(転写手
段)、11…弾性ウレタンブレ−ド(弾性クリ−ニング
部材)、15…導電性ブラシ(導電性部材)、17…交
流電源(印加手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された現像剤像を転写
    手段により、転写材へ転写後、前記像担持体上に残留し
    た現像剤を弾性クリ−ニング部材により除去するクリ−
    ニング装置において、 前記転写手段と前記弾性クリ−ニング部材との間に設け
    られ前記像担持体に接触する導電性部材と、 この導電性部材に交流電圧を印加することにより前記像
    担持体上に残留した現像剤の電荷を除電する印加手段
    と、を具備してなることを特徴とするクリ−ニング装
    置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成された現像剤像を転写
    手段により、転写材へ転写後、前記像担持体上に残留し
    た現像剤を弾性クリ−ニング部材により除去するクリ−
    ニング装置において、 前記転写手段と弾性クリ−ニング部材との間に設けられ
    前記弾性クリ−ニング部材により除去される現像剤の外
    部への飛散を防止する飛散防止部材と、 この飛散防止部材と前記弾性クリ−ニング部材との間に
    設けられ前記像担持体に接触する導電性部材と、 この導電性部材に交流電圧を印加することにより前記像
    担持体上に残留した現像剤の電荷を除電する印加手段
    と、を具備してなることを特徴とするクリ−ニング装
    置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に形成された現像剤像を転写
    手段により、転写材へ転写後、前記像担持体上に残留し
    た現像剤を弾性クリ−ニング部材により除去するクリ−
    ニング装置において、 前記転写手段と弾性クリ−ニング部材との間に設けられ
    て前記像担持体に接触し前記弾性クリ−ニング部材によ
    り除去される現像剤の外部への飛散を防止する導電性の
    飛散防止部材と、 この飛散防止部材に交流電圧を印加することにより前記
    像担持体上に残留した現像剤の電荷を除電する印加手段
    と、を具備してなることを特徴とするクリ−ニング装
    置。
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