JPH06102492B2 - 第１の運動路から第２の運動路へ個品を側方に偏向させる装置 - Google Patents
第１の運動路から第２の運動路へ個品を側方に偏向させる装置Info
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- JPH06102492B2 JPH06102492B2 JP55054385A JP5438580A JPH06102492B2 JP H06102492 B2 JPH06102492 B2 JP H06102492B2 JP 55054385 A JP55054385 A JP 55054385A JP 5438580 A JP5438580 A JP 5438580A JP H06102492 B2 JPH06102492 B2 JP H06102492B2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/52—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
- B65G47/525—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices using fluid jets
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- B65G47/52—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
- B65G47/68—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices adapted to receive articles arriving in one layer from one conveyor lane and to transfer them in individual layers to more than one conveyor lane or to one broader conveyor lane, or vice versa, e.g. combining the flows of articles conveyed by more than one conveyor
- B65G47/71—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices adapted to receive articles arriving in one layer from one conveyor lane and to transfer them in individual layers to more than one conveyor lane or to one broader conveyor lane, or vice versa, e.g. combining the flows of articles conveyed by more than one conveyor the articles being discharged or distributed to several distinct separate conveyors or to a broader conveyor lane
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特定の判断基準に従って選択された所定の個
品を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向さ
せる装置に関する。
品を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向さ
せる装置に関する。
従来の技術 複数の偏向機構が１つの偏向面を形成し、この偏向面に
沿って、所定の特性に従って選択された個品が、第１の
運動路から第２の運動路へ偏向せしめられるような偏向
装置は既に提案されている。この場合偏向機構によって
その都度全偏向面の、偏向しようとする個品と順次接触
する部分のみが形成される。この場合前記偏向面は、第
１の運動路またはコンベアの全幅に亘っている。選択さ
れ個品が、偏向面の最初の部分もしくは最初の偏向機構
により既に、次の個品によって完全に第２のコンベア上
に押しずらされ得るほど偏向せしめられると、偏向面の
最終部分もしくは最後の偏向機構は用いられなくてよ
い。進出可能な偏向セグメントの代わりに、偏向機構は
ガスノズルから成ることも可能であり、この場合その都
度、所定の時機に丁度偏向しようとする個品がその前方
に位置するようなガスノズルが作動せしめられる。前記
公知の偏向装置の場合、作業速度ひいては第１のコンベ
アの最大許容速度は、偏向セグメントの進入および進出
に必要な時間によって、もしくはガスノズルの強さによ
って制限される。ガスノズルを偏向機構として使用する
場合、さらに、ガス噴流の強さは個品の重さに関連して
制御されねばならない。
沿って、所定の特性に従って選択された個品が、第１の
運動路から第２の運動路へ偏向せしめられるような偏向
装置は既に提案されている。この場合偏向機構によって
その都度全偏向面の、偏向しようとする個品と順次接触
する部分のみが形成される。この場合前記偏向面は、第
１の運動路またはコンベアの全幅に亘っている。選択さ
れ個品が、偏向面の最初の部分もしくは最初の偏向機構
により既に、次の個品によって完全に第２のコンベア上
に押しずらされ得るほど偏向せしめられると、偏向面の
最終部分もしくは最後の偏向機構は用いられなくてよ
い。進出可能な偏向セグメントの代わりに、偏向機構は
ガスノズルから成ることも可能であり、この場合その都
度、所定の時機に丁度偏向しようとする個品がその前方
に位置するようなガスノズルが作動せしめられる。前記
公知の偏向装置の場合、作業速度ひいては第１のコンベ
アの最大許容速度は、偏向セグメントの進入および進出
に必要な時間によって、もしくはガスノズルの強さによ
って制限される。ガスノズルを偏向機構として使用する
場合、さらに、ガス噴流の強さは個品の重さに関連して
制御されねばならない。
発明が解決しようとする課題 従って本発明の課題は、特に高い作業速度を有し、かつ
個品の特に高い送り速度を可能にするような、第１の搬
送路から第２の搬送路へ、所定の特性に従って選択され
た個品を側方に偏向させる装置を提供することにある。
個品の特に高い送り速度を可能にするような、第１の搬
送路から第２の搬送路へ、所定の特性に従って選択され
た個品を側方に偏向させる装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために第１の発明の構成では、特定
の判断基準に従って選択された所定の個品を、第１の運
動路から、第２の運動路へ側方に偏向させる装置であっ
て、偏向すべき個品の運動方向では定置であるが、しか
しながら該運動方向に対してほぼ直角方向に進出および
引き込み可能である偏向楔状体の形の偏向機構を有して
いる形式のものにおいて、偏向すべき個品が偏向機構を
離れた後で全偏向量よりも少なく偏向せしめられるよう
になっており、偏向楔状体の作用面の勾配が、搬送速度
および全偏向量に関連して、偏向機構の作用によって偏
向すべき個品が、その慣性力に基づいて第２の運動路に
達するまで運動するような速度成分を搬送方向に対して
直角方向に受けるように設定されており、偏向楔状体が
複数の偏向セグメントに分割されており、各時点で単
に、該時点でまたはその直後に個品を偏向させるために
必要とされる偏向セグメントのみが進出せしめられるよ
うになっている。
の判断基準に従って選択された所定の個品を、第１の運
動路から、第２の運動路へ側方に偏向させる装置であっ
て、偏向すべき個品の運動方向では定置であるが、しか
しながら該運動方向に対してほぼ直角方向に進出および
引き込み可能である偏向楔状体の形の偏向機構を有して
いる形式のものにおいて、偏向すべき個品が偏向機構を
離れた後で全偏向量よりも少なく偏向せしめられるよう
になっており、偏向楔状体の作用面の勾配が、搬送速度
および全偏向量に関連して、偏向機構の作用によって偏
向すべき個品が、その慣性力に基づいて第２の運動路に
達するまで運動するような速度成分を搬送方向に対して
直角方向に受けるように設定されており、偏向楔状体が
複数の偏向セグメントに分割されており、各時点で単
に、該時点でまたはその直後に個品を偏向させるために
必要とされる偏向セグメントのみが進出せしめられるよ
うになっている。
また前記課題を解決するために第２の発明の構成では、
特定の判断基準に従って選択された所定の個品を、第１
の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向させる装置で
あって、偏向すべき個品の運動方向では定置であるが、
しかしながら該運動方向に対してほぼ直角方向に進出お
よび引き込み可能である偏向楔状体の形の第１の偏向機
構と複数のガスノズルを備えた第２の偏向機構とを有し
ている形式のものにおいて、偏向すべき個品が偏向機構
を離れた後で全偏向量よりも少なく偏向せしめられるよ
うになっており、搬送方向で見て第１の偏向機構の後方
に第２の偏向機構が隣接して配置されており、偏向楔状
体の作用面の勾配と使用されるガスノズルの数および強
さとが、搬送速度および全偏向量に関連して、両偏向機
構の共働作用によって偏向すべき個品が、その慣性力に
基づいて第２の運動路に達するまで運動するような速度
成分を搬送方向に対して直角方向に受けるように設定さ
れており、偏向楔状体が複数の偏向セグメントに分割さ
れており、ガスノズルが吹出しノズルとして構成されて
いて、各時点で単に、該時点でまたはその直後に個品を
偏向させるために必要とされる偏向セグメントのみが進
出せしめられかつ必要とされるガスノズルのみが投入接
続せしめられるようになっている。
特定の判断基準に従って選択された所定の個品を、第１
の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向させる装置で
あって、偏向すべき個品の運動方向では定置であるが、
しかしながら該運動方向に対してほぼ直角方向に進出お
よび引き込み可能である偏向楔状体の形の第１の偏向機
構と複数のガスノズルを備えた第２の偏向機構とを有し
ている形式のものにおいて、偏向すべき個品が偏向機構
を離れた後で全偏向量よりも少なく偏向せしめられるよ
うになっており、搬送方向で見て第１の偏向機構の後方
に第２の偏向機構が隣接して配置されており、偏向楔状
体の作用面の勾配と使用されるガスノズルの数および強
さとが、搬送速度および全偏向量に関連して、両偏向機
構の共働作用によって偏向すべき個品が、その慣性力に
基づいて第２の運動路に達するまで運動するような速度
成分を搬送方向に対して直角方向に受けるように設定さ
れており、偏向楔状体が複数の偏向セグメントに分割さ
れており、ガスノズルが吹出しノズルとして構成されて
いて、各時点で単に、該時点でまたはその直後に個品を
偏向させるために必要とされる偏向セグメントのみが進
出せしめられかつ必要とされるガスノズルのみが投入接
続せしめられるようになっている。
さらにまた前記課題を解決するために第３の発明の構成
では、特定の判断基準に従って選択された所定の個品
を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向させ
る装置であって、固定的に取り付けられた偏向楔状体の
形の第１の偏向機構と複数のガスノズルを備えた第２の
偏向機構とを有している形式のものにおいて、偏向すべ
き個品が偏向機構を離れた後で全偏向量よりも少なく偏
向せしめられるようになっており、搬送方向で見て第１
の偏向機構の後方に第２の偏向機構が隣接して配置され
ており、偏向楔状体の作用面の勾配と使用されるガスノ
ズルの数および強さとが、搬送速度および全偏向量に関
連して、両偏向機構の共働作用によって偏向すべき個品
が、その慣性力に基づいて第２の運動路に達するまで運
動するような速度成分を搬送方向に対して直角方向に受
けるように設定されており、この場合、偏向楔状体が単
独で個品に与えることのできる搬送方向に対して直角方
向の速度成分は、該個品が第１の運動路上でほんの少し
ずらされてそこに残留する程度に小さいものである。
では、特定の判断基準に従って選択された所定の個品
を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向させ
る装置であって、固定的に取り付けられた偏向楔状体の
形の第１の偏向機構と複数のガスノズルを備えた第２の
偏向機構とを有している形式のものにおいて、偏向すべ
き個品が偏向機構を離れた後で全偏向量よりも少なく偏
向せしめられるようになっており、搬送方向で見て第１
の偏向機構の後方に第２の偏向機構が隣接して配置され
ており、偏向楔状体の作用面の勾配と使用されるガスノ
ズルの数および強さとが、搬送速度および全偏向量に関
連して、両偏向機構の共働作用によって偏向すべき個品
が、その慣性力に基づいて第２の運動路に達するまで運
動するような速度成分を搬送方向に対して直角方向に受
けるように設定されており、この場合、偏向楔状体が単
独で個品に与えることのできる搬送方向に対して直角方
向の速度成分は、該個品が第１の運動路上でほんの少し
ずらされてそこに残留する程度に小さいものである。
発明の効果 本発明の構成において、前記速度成分は、その偏向面が
第１の運動路のもしくはコンベアの幅の一部に亘って延
びているにすぎない偏向装置によって与えられる。この
速度成分はガスノズルによっても達成可能である。この
場合速度成分は、個品がその慣用力に基づき偏向過程の
最終区分の間、完全に第２の運動路もしくはコンベアに
向かって運動するため、申し分なく高くなければならな
い。
第１の運動路のもしくはコンベアの幅の一部に亘って延
びているにすぎない偏向装置によって与えられる。この
速度成分はガスノズルによっても達成可能である。この
場合速度成分は、個品がその慣用力に基づき偏向過程の
最終区分の間、完全に第２の運動路もしくはコンベアに
向かって運動するため、申し分なく高くなければならな
い。
本発明によって得られる利点は特に、偏向機構によって
形成される偏向面が第１のコンベアを横切って延びる量
が少なければ少ないほど、速り速度が一層高くなるとい
う点にある。意外なことに、高速度の場合にも種々異な
る重さの種々異なる重心を有する不安定な個品に、これ
を倒すこと無く特定の横方向の加速度を与えることがで
きる。従って、偏向装置を離れた後の前記個品の安定性
は、単にコンベアの滑り特性にのみ関連している。さら
に調整時間が比較的短い結果、個品が全偏向過程中ずっ
と偏向面によって案内されるような偏向装置と比べて、
全体として一層高く作業速度もしくは安全性が得られ
る。
形成される偏向面が第１のコンベアを横切って延びる量
が少なければ少ないほど、速り速度が一層高くなるとい
う点にある。意外なことに、高速度の場合にも種々異な
る重さの種々異なる重心を有する不安定な個品に、これ
を倒すこと無く特定の横方向の加速度を与えることがで
きる。従って、偏向装置を離れた後の前記個品の安定性
は、単にコンベアの滑り特性にのみ関連している。さら
に調整時間が比較的短い結果、個品が全偏向過程中ずっ
と偏向面によって案内されるような偏向装置と比べて、
全体として一層高く作業速度もしくは安全性が得られ
る。
実施例 次に図示の実施例につき本発明を説明する。
図示の偏向装置は第１のコンベア12と単数または複数の
第２のコンベア14とから成っており、この場合個品10例
えばびん、箱または他の物品は、第１のコンベア12か
ら、偏向セグメント18N（ＮはA,B,C…を表わす）または
ガスノズル70Nによって、第２のコンベア14または第２
のコンベア14の１つに偏向または転送せしめられる。偏
向すべき個品は、例えば完全に満たされていないあるい
はきちんと封じられていないびんを選り分けるために、
図示されていない検査装置によって選択される。個品が
コンベアから落下するのを防ぐために、防柵15,16,17を
設けるとよい。
第２のコンベア14とから成っており、この場合個品10例
えばびん、箱または他の物品は、第１のコンベア12か
ら、偏向セグメント18N（ＮはA,B,C…を表わす）または
ガスノズル70Nによって、第２のコンベア14または第２
のコンベア14の１つに偏向または転送せしめられる。偏
向すべき個品は、例えば完全に満たされていないあるい
はきちんと封じられていないびんを選り分けるために、
図示されていない検査装置によって選択される。個品が
コンベアから落下するのを防ぐために、防柵15,16,17を
設けるとよい。
第１図に示された実施例では、偏向装置は専ら進出可能
な偏向セグメント18Nだけである。偏向セグメント18Nの
前面は斜めに切断されていて、かつ偏向セグメントが進
出せしめられた状態で平滑な偏向面30を形成する。有利
には、前記面の勾配は送り方向で増大している、理想的
な場合前面の勾配は、偏向面30が放物線状に湾曲するよ
うに増大している。偏向面30が放物線状に湾曲されてい
ることによって、偏向すべき個品の送り方向に対して直
角方向の速度成分を、各偏向セグメント18Nによって同
じ値だけ高めることができ、すなわち、偏向すべき個品
が、偏向セグメント18Nによって一様に第２のコンベア1
4に向かって加速せしめられ得る。最後の進出された偏
向セグメントを離れる際に、送り方向に対して直角方向
の速度成分は、ほぼ第１のコンベアの送り速度にsinα
を乗じた値となり、この場合αは最後の偏向セグメント
の前面の勾配角度である。このことから、送り方向に対
して直角方向の速度成分が、送り速度または搬送速度に
比例することが判る。この速度成分は、偏向すべき個品
がその慣性力に基づいて第２のコンベア14に達するため
に、充分に高くなければない。従って、個品はその慣性
力に基づき案内無しに、第１のコンベア12から第２のコ
ンベア14に向かう距離の一部を進むことが可能であるの
で、該個品は偏向面30によって第２のコンベア14に達す
るまで案内される必要がなく、個品が偏向面30によって
例えば第１のコンベア12から第２のコンベア14へ向かう
距離の最初の半分の間だけ案内されていて、しかも強く
横方向へ加速され、その結果個品が、該個品に与えられ
た送り方向に対して直角方向の速度成分に基づき前記距
離の次の半分を進むようになっていれば充分である。前
記距離の次の半分の間では、個品の前記速度成分は、個
品の下面とコンベアの表面との間の摩擦によって制動せ
しめられる。
な偏向セグメント18Nだけである。偏向セグメント18Nの
前面は斜めに切断されていて、かつ偏向セグメントが進
出せしめられた状態で平滑な偏向面30を形成する。有利
には、前記面の勾配は送り方向で増大している、理想的
な場合前面の勾配は、偏向面30が放物線状に湾曲するよ
うに増大している。偏向面30が放物線状に湾曲されてい
ることによって、偏向すべき個品の送り方向に対して直
角方向の速度成分を、各偏向セグメント18Nによって同
じ値だけ高めることができ、すなわち、偏向すべき個品
が、偏向セグメント18Nによって一様に第２のコンベア1
4に向かって加速せしめられ得る。最後の進出された偏
向セグメントを離れる際に、送り方向に対して直角方向
の速度成分は、ほぼ第１のコンベアの送り速度にsinα
を乗じた値となり、この場合αは最後の偏向セグメント
の前面の勾配角度である。このことから、送り方向に対
して直角方向の速度成分が、送り速度または搬送速度に
比例することが判る。この速度成分は、偏向すべき個品
がその慣性力に基づいて第２のコンベア14に達するため
に、充分に高くなければない。従って、個品はその慣性
力に基づき案内無しに、第１のコンベア12から第２のコ
ンベア14に向かう距離の一部を進むことが可能であるの
で、該個品は偏向面30によって第２のコンベア14に達す
るまで案内される必要がなく、個品が偏向面30によって
例えば第１のコンベア12から第２のコンベア14へ向かう
距離の最初の半分の間だけ案内されていて、しかも強く
横方向へ加速され、その結果個品が、該個品に与えられ
た送り方向に対して直角方向の速度成分に基づき前記距
離の次の半分を進むようになっていれば充分である。前
記距離の次の半分の間では、個品の前記速度成分は、個
品の下面とコンベアの表面との間の摩擦によって制動せ
しめられる。
搬送速度が高くなればなるほど、最後の偏向セグメント
の勾配角度αは一層小さくすることができる。すなわ
ち、送り方向に対して直角方向の所定の速度成分を得る
ために、一層わずかな偏向セグメントしか必要としな
い。従って、極めて高い速度の場合には、場合によって
は個品が単に第１のコンベアから第２のコンベアに向か
う距離の初めの1/3の間だけ偏向面30によって案内され
ていて、かつ前記距離の最後の2/3を自由に進むように
なっていれば充分である。反対に比較的低い速度の場合
には、偏向面30が個品を前記距離の2/3または3/4に亘っ
て案内できるほど長い必要がある。
の勾配角度αは一層小さくすることができる。すなわ
ち、送り方向に対して直角方向の所定の速度成分を得る
ために、一層わずかな偏向セグメントしか必要としな
い。従って、極めて高い速度の場合には、場合によって
は個品が単に第１のコンベアから第２のコンベアに向か
う距離の初めの1/3の間だけ偏向面30によって案内され
ていて、かつ前記距離の最後の2/3を自由に進むように
なっていれば充分である。反対に比較的低い速度の場合
には、偏向面30が個品を前記距離の2/3または3/4に亘っ
て案内できるほど長い必要がある。
偏向セグメント18Nの幅は、搬送方向で見た個品の寸法
例えばびんの直径よりも小さくすることができる。有利
には前記幅は、搬送方向で見た個品の寸法の1/2または1
/3である。偏向面30の長さ、すなわち第１の偏向セグメ
ントの始まりから最後の偏向セグメントの終わりまでの
距離は、搬送方向で見た個品の寸法よりも大きくするこ
とができるが、それでもやはり、個品がすぐ次から次へ
と続いている場合にも、該個品は個別に偏向せしめられ
得る。これによって、すべての偏向セグメントが同時に
進出させられたり引き込まれたりするのではなく、各時
点で単に、該時点でまたはその直後に個品を偏向させる
ため実際に必要とされる偏向セグメントつまり該個品に
接触する偏向セグメントのみが進出せしめられ得る。各
偏向セグメントのためにそれぞれ２つの光電検出装置を
備えていて当該の偏向セグメントのための引き込み命令
もしくは進出命令を出すようになっている適当な制御機
構は公知である。また、偏向面30の始点に唯１つの光電
検出装置を備えていて各偏向セグメントの進出および引
き込みの時点を、光電検出装置からの各偏向セグメント
の距離と搬送速度とから算出するようになっている適当
な制御機構も公知である。
例えばびんの直径よりも小さくすることができる。有利
には前記幅は、搬送方向で見た個品の寸法の1/2または1
/3である。偏向面30の長さ、すなわち第１の偏向セグメ
ントの始まりから最後の偏向セグメントの終わりまでの
距離は、搬送方向で見た個品の寸法よりも大きくするこ
とができるが、それでもやはり、個品がすぐ次から次へ
と続いている場合にも、該個品は個別に偏向せしめられ
得る。これによって、すべての偏向セグメントが同時に
進出させられたり引き込まれたりするのではなく、各時
点で単に、該時点でまたはその直後に個品を偏向させる
ため実際に必要とされる偏向セグメントつまり該個品に
接触する偏向セグメントのみが進出せしめられ得る。各
偏向セグメントのためにそれぞれ２つの光電検出装置を
備えていて当該の偏向セグメントのための引き込み命令
もしくは進出命令を出すようになっている適当な制御機
構は公知である。また、偏向面30の始点に唯１つの光電
検出装置を備えていて各偏向セグメントの進出および引
き込みの時点を、光電検出装置からの各偏向セグメント
の距離と搬送速度とから算出するようになっている適当
な制御機構も公知である。
第１図に示された偏向装置では、第１のコンベアの種々
異なる速度に適応するため、使用される偏向セグメント
の数が変化せしめられ、つまり、搬送速度が極めて低い
場合にはすべての偏向セグメントが用いられるのに対
し、搬送速度が極めて高い場合には例えば全部で６つの
偏向セグメントのうち３つの偏向セグメントにより既
に、搬送方向に対して直角方向の申し分のない速度成分
が達成され、この結果最後の３つの偏向セグメントはも
はや進出せしめられる必要がない。９つの偏向セグメン
トから構成された偏向装置では、制御は次のようにして
行うことができる。すなわち70cm/秒以上の搬送速度の
場合９番目の偏向セグメントはもはや進出せず、85cm/
秒以上の搬送速度の場合には８番目の偏向セグメントが
もはや進出せず、以上同様に、約1.5m/秒の搬送速度の
場合にはもはや初めの３つの偏向セグメントしか進出し
ないようにである。前述においてはこの場合約2cmのセ
グメント幅を基としている。搬送速度が高くなるにつれ
て偏向セグメントが少なくされることより、次のような
利点が得られる、すなわち高い搬送速度の場合、まさに
最大の進出距離と最長の進出時間とを有する最後の偏向
セグメントがもはや進出せしめられず、これによって偏
向装置の作業速度が偏向セグメントの調整時間から見て
上限には制限がないことである。
異なる速度に適応するため、使用される偏向セグメント
の数が変化せしめられ、つまり、搬送速度が極めて低い
場合にはすべての偏向セグメントが用いられるのに対
し、搬送速度が極めて高い場合には例えば全部で６つの
偏向セグメントのうち３つの偏向セグメントにより既
に、搬送方向に対して直角方向の申し分のない速度成分
が達成され、この結果最後の３つの偏向セグメントはも
はや進出せしめられる必要がない。９つの偏向セグメン
トから構成された偏向装置では、制御は次のようにして
行うことができる。すなわち70cm/秒以上の搬送速度の
場合９番目の偏向セグメントはもはや進出せず、85cm/
秒以上の搬送速度の場合には８番目の偏向セグメントが
もはや進出せず、以上同様に、約1.5m/秒の搬送速度の
場合にはもはや初めの３つの偏向セグメントしか進出し
ないようにである。前述においてはこの場合約2cmのセ
グメント幅を基としている。搬送速度が高くなるにつれ
て偏向セグメントが少なくされることより、次のような
利点が得られる、すなわち高い搬送速度の場合、まさに
最大の進出距離と最長の進出時間とを有する最後の偏向
セグメントがもはや進出せしめられず、これによって偏
向装置の作業速度が偏向セグメントの調整時間から見て
上限には制限がないことである。
本発明の別の実施例による偏向装置では、偏向機構の一
部が摺動可能なセグメントとして、かつ偏向機構の一部
が空気ノズルとして構成されている。このような形式の
偏向装置は第２図に示されている。この場合、進出可能
な偏向セグメント18Nが最初の偏向機構を構成するのに
対して、ガスノズル70Nが最後の偏向機構を形成してい
る。この場合、すべての偏向機構がガスノズルとして構
成されているような偏向装置と比べて、圧力ガスおよび
エネルギーの消費を少なくすることができるという利点
が得られる。なぜならば、第１の偏向機構に対する個品
の静摩擦は、ガス噴流によってではなく進出可能な偏向
セグメント18Nによって克服されるからである。この場
合ガスノズル70Nによっては、もはや第１のまたは第２
のコンベア上の個品10の滑り摩擦のみが補償されればよ
い。個品間の間隔が極めて小さい場合、および搬送速度
が極めて高い場合、静摩擦を克服するために有利には例
えば２つないし４つの偏向セグメントが用いられ、この
場合該偏向セグメントに複数のガスノズル70Nが続いて
いる。前記ガスノズル70Nの代わりに、吸込みノズルを
用いることも可能である。
部が摺動可能なセグメントとして、かつ偏向機構の一部
が空気ノズルとして構成されている。このような形式の
偏向装置は第２図に示されている。この場合、進出可能
な偏向セグメント18Nが最初の偏向機構を構成するのに
対して、ガスノズル70Nが最後の偏向機構を形成してい
る。この場合、すべての偏向機構がガスノズルとして構
成されているような偏向装置と比べて、圧力ガスおよび
エネルギーの消費を少なくすることができるという利点
が得られる。なぜならば、第１の偏向機構に対する個品
の静摩擦は、ガス噴流によってではなく進出可能な偏向
セグメント18Nによって克服されるからである。この場
合ガスノズル70Nによっては、もはや第１のまたは第２
のコンベア上の個品10の滑り摩擦のみが補償されればよ
い。個品間の間隔が極めて小さい場合、および搬送速度
が極めて高い場合、静摩擦を克服するために有利には例
えば２つないし４つの偏向セグメントが用いられ、この
場合該偏向セグメントに複数のガスノズル70Nが続いて
いる。前記ガスノズル70Nの代わりに、吸込みノズルを
用いることも可能である。
ガスノズルを以って働く偏向装置の場合、本発明の別の
実施例によれば、ガスノズルの前方に比較的小さい偏向
楔状体が固定的に取付けられており、この偏向楔状体は
すべての個品や、搬送方向に対して直角方向の小さな搬
送方向を与え、この場合偏向すべき個品は次のガスノズ
ルによって更に偏向せしめられるのに対して、第１のコ
ンベア上に残るべき偏向する必要のない個品は、ほんの
少しずらされて第１のコンベア上を更に送られ、ガス噴
流によって負荷されない。
実施例によれば、ガスノズルの前方に比較的小さい偏向
楔状体が固定的に取付けられており、この偏向楔状体は
すべての個品や、搬送方向に対して直角方向の小さな搬
送方向を与え、この場合偏向すべき個品は次のガスノズ
ルによって更に偏向せしめられるのに対して、第１のコ
ンベア上に残るべき偏向する必要のない個品は、ほんの
少しずらされて第１のコンベア上を更に送られ、ガス噴
流によって負荷されない。
第３図および第４図には複数の第２のコンベア14を備え
た実施例が示されている。個品10には偏向装置によっ
て、搬送方向に対して直角方向の種々異なる速度成分が
与えられる。所定の個品10を偏向させるためにすべての
偏向セグメント18Nが用いられると、該個品10には極め
て高い速度成分が与えられる。つまり、前記個品は第１
のコンベア12から比較的大きな間隔を有する第２のコン
ベア14上に偏向せしめられる。反対の場合、つまり例え
ば第３図に示された全部で10個の偏向セグメントのうち
単に７つだけが使用される場合には、個品があまり遠く
離れていない第２のコンベア14に偏向もしくは加速せし
められるような速度成分のみが、前記個品に与えられる
にすぎない。
た実施例が示されている。個品10には偏向装置によっ
て、搬送方向に対して直角方向の種々異なる速度成分が
与えられる。所定の個品10を偏向させるためにすべての
偏向セグメント18Nが用いられると、該個品10には極め
て高い速度成分が与えられる。つまり、前記個品は第１
のコンベア12から比較的大きな間隔を有する第２のコン
ベア14上に偏向せしめられる。反対の場合、つまり例え
ば第３図に示された全部で10個の偏向セグメントのうち
単に７つだけが使用される場合には、個品があまり遠く
離れていない第２のコンベア14に偏向もしくは加速せし
められるような速度成分のみが、前記個品に与えられる
にすぎない。
これによって本発明による偏向装置のさらに別の適用が
可能になる。びんの充填路線において、個々の装置例え
ば充填装置とレッテル貼り装置との間、またはレッテル
貼り装置と包装装置との間には、いわゆる緩衝区間が配
置されており、この緩衝区間においてびんは、複数の平
行なコンベア上に搬送せしめられ、かつ場合によって
は、個々の装置の作業速度が種々異なる場合、または一
方の装置が短時間停止する場合にせき止められる。第３
図および第４図に示された複数の第２のコンベア14はこ
のような緩衝区間を形成している。本発明による偏向装
置は今や、びんを比較的に速い第１のコンベア12から一
様に、複数のゆつくりとした第２のコンベア14へ分配す
るために用いることができる。第３図には３つの第２の
コンベアが示されており、この場合びんは、その都度偏
向のために例えば４つ、６つ、８つまたは10個の偏向セ
グメントが用いられるかに応じて、前記第２のコンベア
の１つに偏向せしめられる。ここから第１のコンベア12
がびんを搬送するところの装置の作業速度が減少する
と、同時に、びんが第３図に示された偏向装置により偏
向せしめられる値もまた減少する。すなわち、この場合
びんはもはや例えば、第１のコンベア12に直接隣接する
２つの第２のコンベア上に分配されるにすぎない。びん
の溜まりが解消され、かつ第１のコンベア12によって結
合された２つの装置が同じ作業速度で稼働すると、第３
図に示された偏向装置は運動されず、びんは第１のコン
ベア12上にとどまる。
可能になる。びんの充填路線において、個々の装置例え
ば充填装置とレッテル貼り装置との間、またはレッテル
貼り装置と包装装置との間には、いわゆる緩衝区間が配
置されており、この緩衝区間においてびんは、複数の平
行なコンベア上に搬送せしめられ、かつ場合によって
は、個々の装置の作業速度が種々異なる場合、または一
方の装置が短時間停止する場合にせき止められる。第３
図および第４図に示された複数の第２のコンベア14はこ
のような緩衝区間を形成している。本発明による偏向装
置は今や、びんを比較的に速い第１のコンベア12から一
様に、複数のゆつくりとした第２のコンベア14へ分配す
るために用いることができる。第３図には３つの第２の
コンベアが示されており、この場合びんは、その都度偏
向のために例えば４つ、６つ、８つまたは10個の偏向セ
グメントが用いられるかに応じて、前記第２のコンベア
の１つに偏向せしめられる。ここから第１のコンベア12
がびんを搬送するところの装置の作業速度が減少する
と、同時に、びんが第３図に示された偏向装置により偏
向せしめられる値もまた減少する。すなわち、この場合
びんはもはや例えば、第１のコンベア12に直接隣接する
２つの第２のコンベア上に分配されるにすぎない。びん
の溜まりが解消され、かつ第１のコンベア12によって結
合された２つの装置が同じ作業速度で稼働すると、第３
図に示された偏向装置は運動されず、びんは第１のコン
ベア12上にとどまる。
第４図に示された実施例の場合、びんはどのような場合
にも第１のコンベア12から出て行く。従って、定置の側
方の防柵16から既に偏向面30が始まっており、該偏向面
には傾斜された偏向装置が接続している。これにより特
に短かい進出距離ひいては高い作業速度が得られる。
にも第１のコンベア12から出て行く。従って、定置の側
方の防柵16から既に偏向面30が始まっており、該偏向面
には傾斜された偏向装置が接続している。これにより特
に短かい進出距離ひいては高い作業速度が得られる。
第３図および第４図に示された緩衝区間の特別な利点
は、びんが互いに接触した状態でとどこおり、これによ
り前記形式の緩衝区間では従来騒音がきわめて著しかっ
たことが避けられる点にある。
は、びんが互いに接触した状態でとどこおり、これによ
り前記形式の緩衝区間では従来騒音がきわめて著しかっ
たことが避けられる点にある。
当業者にとってさらに多数の実施例が可能である。例え
ば速く走行するコンベア上のびんが特定の間隔を有して
いる場合には、個々の偏向セグメントは空気力式シリン
ダによる代わりに、コンベアと同期的に回転するカム軸
によって進出させられたり引き込まれたりすることが可
能である。第３図および第４図に示された実施例におい
て、偏向機構として空気ノズルを用いて作用させること
も勿論可能であり、この場合びんは空気ノズルを適当に
調整することにより同時に制動され、かつこれによって
びんの速度を第２のコンベアの比較的小さい速度に適合
せしめることができる。さらに、びんを第２のコンベア
の異なるコンベア上に偏向するため、種々異なる長さお
よび勾配を有する偏向楔状体を代わりに用いることも可
能である。
ば速く走行するコンベア上のびんが特定の間隔を有して
いる場合には、個々の偏向セグメントは空気力式シリン
ダによる代わりに、コンベアと同期的に回転するカム軸
によって進出させられたり引き込まれたりすることが可
能である。第３図および第４図に示された実施例におい
て、偏向機構として空気ノズルを用いて作用させること
も勿論可能であり、この場合びんは空気ノズルを適当に
調整することにより同時に制動され、かつこれによって
びんの速度を第２のコンベアの比較的小さい速度に適合
せしめることができる。さらに、びんを第２のコンベア
の異なるコンベア上に偏向するため、種々異なる長さお
よび勾配を有する偏向楔状体を代わりに用いることも可
能である。
第１図は偏向セグメント状の複数の偏向機構を備えた偏
向装置の平面図、第２図は最初の３つの偏向機構が進出
可能な偏向セグメントであるのに対し、最後の５つの偏
向機構がガスノズルであるような偏向装置の平面図、第
３図は個品が第１のコンベア上に留まるか、あるいは複
数の第２のコンベアに分配されるような偏向装置の平面
図、および第４図は個品がいずれの場合にも複数の第２
のコンベアの１つに分配されるような偏向装置の平面図
である。 10……個品、12……第１のコンベア、14……第２のコン
ベア、15,16,17……防柵、18N,18A,18B,18C……偏向セ
グメント、21……作用面、30……偏向面、70N……ガス
ノズル
向装置の平面図、第２図は最初の３つの偏向機構が進出
可能な偏向セグメントであるのに対し、最後の５つの偏
向機構がガスノズルであるような偏向装置の平面図、第
３図は個品が第１のコンベア上に留まるか、あるいは複
数の第２のコンベアに分配されるような偏向装置の平面
図、および第４図は個品がいずれの場合にも複数の第２
のコンベアの１つに分配されるような偏向装置の平面図
である。 10……個品、12……第１のコンベア、14……第２のコン
ベア、15,16,17……防柵、18N,18A,18B,18C……偏向セ
グメント、21……作用面、30……偏向面、70N……ガス
ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−108362（ＪＰ，Ａ) 実公 昭46−11547（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭47−12278（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭52−35833（ＪＰ，Ｙ２) 米国特許3512638（ＵＳ，Ａ)
Claims (5)
- 【請求項１】特定の判断基準に従って選択された所定の
個品を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向
させる装置であって、偏向すべき個品の運動方向では定
置であるが、しかしながら該運動方向に対してほぼ直角
方向に進出および引き込み可能である偏向楔状体の形の
偏向機構を有している形式のものにおいて、 偏向すべき個品が偏向機構を離れた後で全偏向量よりも
少なく偏向せしめられるようになっており、 偏向楔状体の作用面の勾配が、搬送速度および全偏向量
に関連して、偏向機構の作用によって偏向すべき個品
が、その慣性力に基づいて第２の運動路に達するまで運
動するような速度成分を搬送方向に対して直角方向に受
けるように設定されており、 偏向楔状体が複数の偏向セグメント（18N）に分割され
ており、 各時点で単に、該時点でまたはその直後に個品を偏向さ
せるために必要とされる偏向セグメントのみが進出せし
められるようになっている ことを特徴とする、第１の運動路から第２の運動路へ個
品を側方に偏向させる装置。 - 【請求項２】第２の運動路が複数の第２のコンベア（1
4）から成っており、偏向セグメントの数および（また
は）該偏向セグメントの進出幅が、個品が種々異なる速
度成分を搬送方向に対して直角方向に受けて、これによ
り種々異なる第２のコンベア（14）上に偏向せしめられ
るように、設定されている、特許請求の範囲第１項記載
の装置。 - 【請求項３】特定の判断基準に従って選択された所定の
個品を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向
させる装置であって、偏向すべき個品の運動方向では定
置であるが、しかしながら該運動方向に対してほぼ直角
方向に進出および引き込み可能である偏向楔状体の形の
第１の偏向機構と複数のガスノズルを備えた第２の偏向
機構とを有している形式のものにおいて、 偏向すべき個品が偏向機構を離れた後で全偏向量よりも
少なく偏向せしめられるようになっており、 搬送方向で見て第１の偏向機構の後方に第２の偏向機構
が隣接して配置されており、偏向楔状体の作用面の勾配
と使用されるガスノズルの数および強さとが、搬送速度
および全偏向量に関連して、両偏向機構の共働作用によ
って偏向すべき個品が、その慣性力に基づいて第２の運
動路に達するまで運動するような速度成分を搬送方向に
対して直角方向に受けるように設定されており、 偏向楔状体が複数の偏向セグメント（18N）に分割され
ており、ガスノズルが吹出しノズルとして構成されてい
て、 各時点で単に、該時点でまたはその直後に個品を偏向さ
せるために必要とされる偏向セグメントのみが進出せし
められかつ必要とされるガスノズルのみが投入接続せし
められるようになっている ことを特徴とする、第１の運動路から第２の運動路へ個
品を側方に偏向させる装置。 - 【請求項４】第２の運動路が複数の第２のコンベア（1
4）から成っており、偏向セグメントの数および（また
は）該偏向セグメントの進出幅と使用されるガスノズル
の数および強さとが、個品が種々異なる速度成分を搬送
方向に対して直角方向に受けて、これにより種々異なる
第２のコンベア（14）上に偏向せしめられるように、設
定されている、特許請求の範囲第３項記載の装置。 - 【請求項５】特定の判断基準に従って選択された所定の
個品を、第１の運動路から、第２の運動路へ側方に偏向
させる装置であって、固定的に取り付けられた偏向楔状
体の形の第１の偏向機構と複数のガスノズルを備えた第
２の偏向機構とを有している形式のものにおいて、 偏向すべき個品が偏向機構を離れた後で全偏向量よりも
少なく偏向せしめられるようになっており、 搬送方向で見て第１の偏向機構の後方に第２の偏向機構
が隣接して配置されており、偏向楔状体の作用面の勾配
と使用されるガスノズルの数および強さとが、搬送速度
および全偏向量に関連して、両偏向機構の共働作用によ
って偏向すべき個品が、その慣性力に基づいて第２の運
動路に達するまで運動するような速度成分を搬送方向に
対して直角方向に受けるように設定されており、 この場合、偏向楔状体が単独で個品に与えることのでき
る搬送方向に対して直角方向の速度成分は、該個品が第
１の運動路上でほんの少しずらされてそこに残留する程
度に小さいものである ことを特徴とする、第１の運動路から第２の運動路へ個
品を側方に偏向させる装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19792917286 DE2917286A1 (de) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Vorrichtung zum seitlichen ablenken von stueckgut von einer ersten bewegungsbahn auf eine zweite bewegungsbahn |
| DE2917286.9 | 1979-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145926A JPS55145926A (en) | 1980-11-13 |
| JPH06102492B2 true JPH06102492B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=6069499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55054385A Expired - Lifetime JPH06102492B2 (ja) | 1979-04-27 | 1980-04-25 | 第１の運動路から第２の運動路へ個品を側方に偏向させる装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4321994A (ja) |
| EP (1) | EP0019117B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06102492B2 (ja) |
| AT (1) | ATE12215T1 (ja) |
| CA (1) | CA1147358A (ja) |
| DE (2) | DE2917286A1 (ja) |
| DK (1) | DK152973C (ja) |
| ES (1) | ES8106463A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE3424360A1 (de) * | 1984-07-03 | 1986-01-16 | Conto control Braschos KG, 5900 Siegen | Vorrichtung zum aussortieren von als fehlerhaft erkannten verpackungseinheiten |
| JPS6355037A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-09 | 株式会社 東亜製作所 | 瓶等容器の排出装置 |
| FR2604693B1 (fr) * | 1986-10-03 | 1990-03-23 | Gebo Armaturen | Convoyeur sans pression de bouteilles ou analogues |
| DE3638436A1 (de) * | 1986-11-12 | 1988-05-26 | Kronseder Maschf Krones | Transportvorrichtung fuer gegenstaende, insbesondere an einer etikettiermaschine |
| DE3711605A1 (de) * | 1987-04-07 | 1988-10-27 | Bernhard Heuft | Vorrichtung zum steuern des transportweges von gegenstaenden |
| JPH0661539B2 (ja) * | 1987-10-30 | 1994-08-17 | 株式会社ヤクルト本社 | 自動選別装置 |
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1979
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Also Published As
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