JPH06102206B2 - 作業ロ−ルの撓み防止装置を有する圧延機 - Google Patents
作業ロ−ルの撓み防止装置を有する圧延機Info
- Publication number
- JPH06102206B2 JPH06102206B2 JP20372986A JP20372986A JPH06102206B2 JP H06102206 B2 JPH06102206 B2 JP H06102206B2 JP 20372986 A JP20372986 A JP 20372986A JP 20372986 A JP20372986 A JP 20372986A JP H06102206 B2 JPH06102206 B2 JP H06102206B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- work roll
- support roller
- rolling mill
- work
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/145—Lateral support devices for rolls acting mainly in a direction parallel to the movement of the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B2031/206—Horizontal offset of work rolls
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多段式圧延機とりわけ小径の作業ロールを有す
る圧延機に関する。
る圧延機に関する。
作業ロールの後段に中間ロールやバツクアツプロールを
有する圧延機において、作業ロールを小径化することが
望まれる場合があるが、作業ロールが小径化すると圧延
作業に際して作業ロールに作用する水平力によつて作業
ロール自体に水平方向の撓みが発生する問題が生ずる。
この問題に対処するために作業ロールに対して小径の中
間ロールを水平方向から接触させ、この中間ロールに対
して作業ロールの反対側から長手方向に複数個配列され
たサポートローラによつて押圧支持することが行われて
いた（実用新案出願公開昭和60年第166404号公報）。
有する圧延機において、作業ロールを小径化することが
望まれる場合があるが、作業ロールが小径化すると圧延
作業に際して作業ロールに作用する水平力によつて作業
ロール自体に水平方向の撓みが発生する問題が生ずる。
この問題に対処するために作業ロールに対して小径の中
間ロールを水平方向から接触させ、この中間ロールに対
して作業ロールの反対側から長手方向に複数個配列され
たサポートローラによつて押圧支持することが行われて
いた（実用新案出願公開昭和60年第166404号公報）。
しかしながらこのようなやり方は構造が複雑で高価であ
り、かつ保守性の面で問題があつた。たとえば中間ロー
ル径の変化によりサポートローラの支持部において軸心
がずれることにより種々の障害が生ずるが、その対策は
困難である。又、構造が複雑なためにローラ等の交換に
際して特殊な治具を必要とする等の問題があつた。
り、かつ保守性の面で問題があつた。たとえば中間ロー
ル径の変化によりサポートローラの支持部において軸心
がずれることにより種々の障害が生ずるが、その対策は
困難である。又、構造が複雑なためにローラ等の交換に
際して特殊な治具を必要とする等の問題があつた。
本発明は、作業ロールの水平撓み防止効果が大きく、構
造が簡単で安価でありかつ保守性のよい作業ロールの水
平撓み防止装置を有する多段式圧延機を提供することを
目的としている。
造が簡単で安価でありかつ保守性のよい作業ロールの水
平撓み防止装置を有する多段式圧延機を提供することを
目的としている。
上記目的を達成するために本発明では、作業ロールと、
これを支持するバックアップロールとを有し、該作業ロ
ールの胴部を水平方向に支持するサポートローラをそな
える圧延機において、前記サポートローラは、前記作業
ローラのほぼ全長にわたって分割して配置すると共に、
前記作業ローラの軸心を前記バックアップロールの軸心
垂直線に対して所定の距離にオフセットして配置し、か
つ前記バックアップの軸心垂直線を越えない範囲内で前
記作業ロールを前記バックアップロールの軸心垂直線方
向に移動可能にして前記オフセット量を変更し得るよう
に構成したものである。
これを支持するバックアップロールとを有し、該作業ロ
ールの胴部を水平方向に支持するサポートローラをそな
える圧延機において、前記サポートローラは、前記作業
ローラのほぼ全長にわたって分割して配置すると共に、
前記作業ローラの軸心を前記バックアップロールの軸心
垂直線に対して所定の距離にオフセットして配置し、か
つ前記バックアップの軸心垂直線を越えない範囲内で前
記作業ロールを前記バックアップロールの軸心垂直線方
向に移動可能にして前記オフセット量を変更し得るよう
に構成したものである。
本発明においては、中間ロールを介することなく作業ロ
ールの全長にわたって分割されたサポートローラを直接
接触させて作業ロールの撓みを防止し、また作業ロール
のオフセット量を調節することにより作業ロールに作用
する水平力を小さくすることができるので、両両相まっ
て構造が簡単で十分な撓み防止効果を得ることができ
る。
ールの全長にわたって分割されたサポートローラを直接
接触させて作業ロールの撓みを防止し、また作業ロール
のオフセット量を調節することにより作業ロールに作用
する水平力を小さくすることができるので、両両相まっ
て構造が簡単で十分な撓み防止効果を得ることができ
る。
以下本発明の一実施例を図により説明する。
多段圧延機ハウジング１内にバツクアツプロール2,中間
ロール３及びその上下間に配置された一対の作業ロール
４より構成されており、これに本発明の要部ともいうべ
き分割サポートローラユニツトが、そのローラ部を作業
ロール胴部に接触する状態で配置されている。分割サポ
ートローラユニツトはサポートローラ５と軸受６をシヤ
フト７に交互に嵌合させその両端にスラスト軸受８にて
一体結合させた構造である。このサポートローラユニツ
トは、サポートローラ支持ブロツク９の半円形状部で軸
受６が支持されている。又サポートローラ支持ブロツク
９の両端に結合されているスラスト受板10の間にサポー
トローラユニツトを入れサポートローラユニツトの落下
防止のため、クランププレート11にてサポートローラ支
持ブロツク９に保持される。このことはクランププレー
ト11を開閉することにより簡単にサポートローラユニツ
トが交換出来ることを意味している。サポートローラ支
持ブロツク９の背面に撓み防止ビーム13があり、これと
支持ブロツク９の間にスライドベアリング12を介在させ
ることによりビーム13に対してサポートローラユニツト
がローラ軸の方向に容易に移動し得るようになつてい
る。位置決めブロツク18にシリンダー19を内蔵させ、シ
リンダーロツド20をスラストプレート10に対向させシリ
ンダー19の動作によりサポートローラユニツト及びサポ
ートローラ支持ブロツク11,スラストプレート10が作業
ロール４と撓み防止ビーム13間で作業ローラとの水平力
を支持しながらロール軸方向に移動する。このピストン
19の動作をサイクリツクに動作させることにより作業ロ
ール４とサポートローラ５の接触面が移動する。これは
ローラによつてストリツプに光沢むらが発生するのを防
止するのに有効である。
ロール３及びその上下間に配置された一対の作業ロール
４より構成されており、これに本発明の要部ともいうべ
き分割サポートローラユニツトが、そのローラ部を作業
ロール胴部に接触する状態で配置されている。分割サポ
ートローラユニツトはサポートローラ５と軸受６をシヤ
フト７に交互に嵌合させその両端にスラスト軸受８にて
一体結合させた構造である。このサポートローラユニツ
トは、サポートローラ支持ブロツク９の半円形状部で軸
受６が支持されている。又サポートローラ支持ブロツク
９の両端に結合されているスラスト受板10の間にサポー
トローラユニツトを入れサポートローラユニツトの落下
防止のため、クランププレート11にてサポートローラ支
持ブロツク９に保持される。このことはクランププレー
ト11を開閉することにより簡単にサポートローラユニツ
トが交換出来ることを意味している。サポートローラ支
持ブロツク９の背面に撓み防止ビーム13があり、これと
支持ブロツク９の間にスライドベアリング12を介在させ
ることによりビーム13に対してサポートローラユニツト
がローラ軸の方向に容易に移動し得るようになつてい
る。位置決めブロツク18にシリンダー19を内蔵させ、シ
リンダーロツド20をスラストプレート10に対向させシリ
ンダー19の動作によりサポートローラユニツト及びサポ
ートローラ支持ブロツク11,スラストプレート10が作業
ロール４と撓み防止ビーム13間で作業ローラとの水平力
を支持しながらロール軸方向に移動する。このピストン
19の動作をサイクリツクに動作させることにより作業ロ
ール４とサポートローラ５の接触面が移動する。これは
ローラによつてストリツプに光沢むらが発生するのを防
止するのに有効である。
本発明においてはサポートローラを直接作業ロールに接
触させることを特徴としているが、そのために、サポー
トローラユニツトは充分に小型化されて且つ小型であり
ながら充分なサポート機能が発揮される構造になつてい
る。充分なサポート機能をもたせるためにはサポートロ
ーラユニツト自体が充分なサポート力を保持しうること
及び作業ロールに生ずる水平力が過大にならないような
工夫が必要である。
触させることを特徴としているが、そのために、サポー
トローラユニツトは充分に小型化されて且つ小型であり
ながら充分なサポート機能が発揮される構造になつてい
る。充分なサポート機能をもたせるためにはサポートロ
ーラユニツト自体が充分なサポート力を保持しうること
及び作業ロールに生ずる水平力が過大にならないような
工夫が必要である。
本発明は圧延作業において作業ロールに発生する水平力
を可及的に減少させるための工夫がなされている。即
ち、作業ロールの水平力を減少させるため作業ロールの
垂直軸線の移動が可能なる様サポートローラを圧延材の
パス方向に移動する機能をそなえている。又ロール径の
変化に対応すべく撓み防止ビームが微小量移動する機能
を具備させている。撓み防止ブロック13は固定支持フレ
ーム15内をロール対向方向に移動可能に構成されてお
り、移動のための駆動源として両端にシリンダー14を内
蔵させている。撓み防止ビーム13の移動に際して、サポ
ートローラユニツトをかかえたサポートローラ支持ブロ
ツク９を連動させるべく第２図に示す如く固定支持フレ
ーム15に抱込係合されている。固定支持フレーム15はハ
ウジング１に固定されている。液圧シリンダ14の対向位
置に微少位置調整可能なウオームジヤツキ16をそなえ、
ジヤツキ16のスクリウ先端をシリンダ14のロツドに連結
ピン17により連結する。作業ロール４の水平力はサポー
トローラユニツト，サポートローラ支持ブロツク9,スラ
イドベアリング12を介して撓み防止ビーム13にて受け、
この力はシリンダー14のヘツド側の液圧を介してピスト
ンロツドより、又はシリンダ液圧を介さず直接ピストン
エンドより、ウオームジヤツキ16を介して固定支持フレ
ームで支持される。またシリンダー14を加圧することに
よりシリンダロツドが固定されているので撓み防止ビー
ム13がシリンダーエンドストツプで定量作業ロール４に
対向方向で移動する。シリンダエンド状態でウオームジ
ヤツキ16の動作によつても撓み防止ビーム13は作業ロー
ル４の対向方向に指定量だけ動作することができる。次
に上記実施例の構造によつて作業ロールの水平力を減少
させる作用を第５図及び第６図を用いて説明する。この
場合の圧延機はパスの方向が交互に変化するリバーシブ
ル圧延機を想定している。即ちパス方向は第５図の状態
では矢印のように左側から右側に向つており、次には第
６図のようにパス方向は反対となる。そしてこれらの場
合、作業ロールは中間ロール垂直軸線に対して右側にオ
フセツトされておりその量は第５図の場合はδ１であ
る。この第５図の状態では中間ロールによつて作業ロー
ルに与えられる駆動接線力はパス方向とは反対の右から
左に作用し、中間ロールを介して作業ロールに加えられ
る圧延荷重によつて作業ロールに及ぼされる圧延荷重水
平分力はオフセツトの関係から左から右に作用する。従
つて駆動接線力と圧延荷重水平分力はお互いに相殺し合
うことになる。この場合駆動接線力に対抗するのに適当
な圧延荷重水平分力は圧延圧力のほぼ10％が目安とされ
ており、従つてオフセツト量δ１はそのような水平分力
を生ずる程度のものであれば良いことになる。このオフ
セツト量は第２図における液圧シリンダ14による撓み防
止ビーム13の後退位置によつて与えられる。次に第６図
の場合は作業ロールに与えられる駆動接線力は左から右
に作用するので圧延荷重水平分力と同方向となり、作業
ロールに働く水平力は増加する。従つてこの状態で水平
力を出来るだけ小さくするためには圧延荷重水平分力が
小さくなるようにオフセツト量を少なくしてやれば良
い。その際のオフセツト量はδ２であり、これは液圧シ
リンダ14によつて撓み防止ビームを前進させることによ
つて与えられる。これらのようにして圧延パスの方向に
応じて圧延シリンダ14を操作することにより、撓み防止
ビーム13を介してサポートローラが作業ロールに対して
前進後退し、作業ロールのオフセツト量を調節して、作
業ロールに作用する水平力を小さくすることが出来、従
つてサポートローラユニツトの支持力を小さくすること
ができる。これによつてサポートローラユニツトを小型
化しても尚充分なサポート機能を発揮させることが出来
る。
を可及的に減少させるための工夫がなされている。即
ち、作業ロールの水平力を減少させるため作業ロールの
垂直軸線の移動が可能なる様サポートローラを圧延材の
パス方向に移動する機能をそなえている。又ロール径の
変化に対応すべく撓み防止ビームが微小量移動する機能
を具備させている。撓み防止ブロック13は固定支持フレ
ーム15内をロール対向方向に移動可能に構成されてお
り、移動のための駆動源として両端にシリンダー14を内
蔵させている。撓み防止ビーム13の移動に際して、サポ
ートローラユニツトをかかえたサポートローラ支持ブロ
ツク９を連動させるべく第２図に示す如く固定支持フレ
ーム15に抱込係合されている。固定支持フレーム15はハ
ウジング１に固定されている。液圧シリンダ14の対向位
置に微少位置調整可能なウオームジヤツキ16をそなえ、
ジヤツキ16のスクリウ先端をシリンダ14のロツドに連結
ピン17により連結する。作業ロール４の水平力はサポー
トローラユニツト，サポートローラ支持ブロツク9,スラ
イドベアリング12を介して撓み防止ビーム13にて受け、
この力はシリンダー14のヘツド側の液圧を介してピスト
ンロツドより、又はシリンダ液圧を介さず直接ピストン
エンドより、ウオームジヤツキ16を介して固定支持フレ
ームで支持される。またシリンダー14を加圧することに
よりシリンダロツドが固定されているので撓み防止ビー
ム13がシリンダーエンドストツプで定量作業ロール４に
対向方向で移動する。シリンダエンド状態でウオームジ
ヤツキ16の動作によつても撓み防止ビーム13は作業ロー
ル４の対向方向に指定量だけ動作することができる。次
に上記実施例の構造によつて作業ロールの水平力を減少
させる作用を第５図及び第６図を用いて説明する。この
場合の圧延機はパスの方向が交互に変化するリバーシブ
ル圧延機を想定している。即ちパス方向は第５図の状態
では矢印のように左側から右側に向つており、次には第
６図のようにパス方向は反対となる。そしてこれらの場
合、作業ロールは中間ロール垂直軸線に対して右側にオ
フセツトされておりその量は第５図の場合はδ１であ
る。この第５図の状態では中間ロールによつて作業ロー
ルに与えられる駆動接線力はパス方向とは反対の右から
左に作用し、中間ロールを介して作業ロールに加えられ
る圧延荷重によつて作業ロールに及ぼされる圧延荷重水
平分力はオフセツトの関係から左から右に作用する。従
つて駆動接線力と圧延荷重水平分力はお互いに相殺し合
うことになる。この場合駆動接線力に対抗するのに適当
な圧延荷重水平分力は圧延圧力のほぼ10％が目安とされ
ており、従つてオフセツト量δ１はそのような水平分力
を生ずる程度のものであれば良いことになる。このオフ
セツト量は第２図における液圧シリンダ14による撓み防
止ビーム13の後退位置によつて与えられる。次に第６図
の場合は作業ロールに与えられる駆動接線力は左から右
に作用するので圧延荷重水平分力と同方向となり、作業
ロールに働く水平力は増加する。従つてこの状態で水平
力を出来るだけ小さくするためには圧延荷重水平分力が
小さくなるようにオフセツト量を少なくしてやれば良
い。その際のオフセツト量はδ２であり、これは液圧シ
リンダ14によつて撓み防止ビームを前進させることによ
つて与えられる。これらのようにして圧延パスの方向に
応じて圧延シリンダ14を操作することにより、撓み防止
ビーム13を介してサポートローラが作業ロールに対して
前進後退し、作業ロールのオフセツト量を調節して、作
業ロールに作用する水平力を小さくすることが出来、従
つてサポートローラユニツトの支持力を小さくすること
ができる。これによつてサポートローラユニツトを小型
化しても尚充分なサポート機能を発揮させることが出来
る。
サポートローラユニツトを小型化しながら尚充分なサポ
ート力を担持し得るために、本実施例においては、一本
のシヤフト７にソリツドローラ５とベアリング６を交互
に配置する構造をそなえる。従来のサポートローラにお
いて、ベアリングの外周にローラを形成していたのに較
べ、ローラの強度を大きくすることが出来ると共に、ソ
リツドローラの材質を比較的やわらかなものとすること
が出来るので本発明のようにローラを作業ロールに直接
接触させてもストリツプに光沢ムラを生じさせる欠点が
回避出来る。又本実施例においてはベアリングの外側に
ローラを形成する必要がないのでその分だけベアリング
乃至シヤフトの寸法を大きくすることが出来、全体的に
小型なサポートローラユニツトでありながら、強度や剛
性の高いものが得られそれだけ本発明のような作業ロー
ラに対する直接ローラ支持方式の実現を容易にする。
ート力を担持し得るために、本実施例においては、一本
のシヤフト７にソリツドローラ５とベアリング６を交互
に配置する構造をそなえる。従来のサポートローラにお
いて、ベアリングの外周にローラを形成していたのに較
べ、ローラの強度を大きくすることが出来ると共に、ソ
リツドローラの材質を比較的やわらかなものとすること
が出来るので本発明のようにローラを作業ロールに直接
接触させてもストリツプに光沢ムラを生じさせる欠点が
回避出来る。又本実施例においてはベアリングの外側に
ローラを形成する必要がないのでその分だけベアリング
乃至シヤフトの寸法を大きくすることが出来、全体的に
小型なサポートローラユニツトでありながら、強度や剛
性の高いものが得られそれだけ本発明のような作業ロー
ラに対する直接ローラ支持方式の実現を容易にする。
又本実施例においてはサポートローラ支持ブロツク９の
ベアリング支持部を半円形状とすることにより、サポー
トローラの脱着が容易となり、それだけサポートローラ
の交換つまりメインテナンスが容易となる。
ベアリング支持部を半円形状とすることにより、サポー
トローラの脱着が容易となり、それだけサポートローラ
の交換つまりメインテナンスが容易となる。
本発明によれば、作業ロールのほぼ全長に亘つて分割さ
れたローラを直接接触させてこれを支持し、作業ロール
の水平方向の撓みを防止することが出来るので、構造が
簡単で安価であり、かつ保守性が良くしかも水平撓み防
止効果の大きいものが得られる。
れたローラを直接接触させてこれを支持し、作業ロール
の水平方向の撓みを防止することが出来るので、構造が
簡単で安価であり、かつ保守性が良くしかも水平撓み防
止効果の大きいものが得られる。
第１図は本発明の実施例になる多段圧延機の側方断面
図、第２図は同実施例の主要部分の構造を示す側方詳細
断面図、第３図は第１図Ｘ−Ｘ断面図、第４図は第１図
Ｙ部断面詳細図、第５図及び第６図は本発明の実施例に
おける異なつた状態におけるロール配列図である。 ４……作業ロール、５……分割サポートローラ、６……
軸受、７……シヤフト、９……サポートローラ支持ブロ
ツク、13……撓み防止支持ビーム、14……シリンダー、
15……固定支持フレーム、16……位置設定装置、17……
連結ピン。
図、第２図は同実施例の主要部分の構造を示す側方詳細
断面図、第３図は第１図Ｘ−Ｘ断面図、第４図は第１図
Ｙ部断面詳細図、第５図及び第６図は本発明の実施例に
おける異なつた状態におけるロール配列図である。 ４……作業ロール、５……分割サポートローラ、６……
軸受、７……シヤフト、９……サポートローラ支持ブロ
ツク、13……撓み防止支持ビーム、14……シリンダー、
15……固定支持フレーム、16……位置設定装置、17……
連結ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 智明 茨城県日立市幸町３丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内 (56)参考文献 特開 昭57−106412（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−12207（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−186112（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−6711（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−151601（ＪＰ，Ｕ)
Claims (4)
- 【請求項１】作業ロールと、これを指示するバックアッ
プロールとを有し、該作業ロールの胴部を水平方向に支
持するサポートローラをそなえる圧延機において、前記
サポートローラは、前記作業ローラのほぼ全長にわたっ
て分割して配置すると共に、前記作業ローラの軸心を前
記バックアップロールの軸心垂直線に対して所定の距離
にオフセットして配置し、かつ前記バックアップの軸心
垂直線を越えない範囲内で前記作業ロールを前記バック
アップロールの軸心垂直線方向に移動可能にして前記オ
フセット量を変更し得るように構成したことを特徴とす
る作業ロールの撓み防止装置を有する圧延機。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項に記載の発明におい
て、圧延作業におけるパス方向がオフセット側の反対で
あるときに、オフセット量を減少させるようにしたこと
を特徴とする作業ロールの撓み防止装置を有する圧延
機。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項に記載の発明におい
て、前記サポートローラをロールの軸方向に伸長された
一本のシャフトに、シャフトの軸受と交互に配列して取
り付け、これらの軸受を一つのブロックによって支持す
るようにしたことを特徴とする作業ロールの撓み防止装
置を有する圧延機。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項に記載の発明におい
て、前記サポートローラをロールの軸方向に往復動させ
るようにしたことを特徴とする作業ロールの撓み防止装
置を有する圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20372986A JPH06102206B2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 作業ロ−ルの撓み防止装置を有する圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20372986A JPH06102206B2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 作業ロ−ルの撓み防止装置を有する圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6360004A JPS6360004A (ja) | 1988-03-16 |
| JPH06102206B2 true JPH06102206B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=16478885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20372986A Expired - Fee Related JPH06102206B2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 作業ロ−ルの撓み防止装置を有する圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06102206B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719602Y2 (ja) * | 1988-11-04 | 1995-05-10 | 川崎重工業株式会社 | カセツト式圧延機 |
| AU750839B2 (en) * | 1997-09-04 | 2002-08-01 | Linzhen Zhao | A mill for rolling strips or plates |
| CN111733556A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-10-02 | 浙江联科机械有限公司 | 一种连续过软开幅轧水装置 |
-
1986
- 1986-09-01 JP JP20372986A patent/JPH06102206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6360004A (ja) | 1988-03-16 |
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