JPH06102070B2 - 使い捨ておむつの表面構造 - Google Patents

使い捨ておむつの表面構造

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JPH06102070B2
JPH06102070B2 JP61115651A JP11565186A JPH06102070B2 JP H06102070 B2 JPH06102070 B2 JP H06102070B2 JP 61115651 A JP61115651 A JP 61115651A JP 11565186 A JP11565186 A JP 11565186A JP H06102070 B2 JPH06102070 B2 JP H06102070B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排泄物、とくに流動性大便を吸収保持するこ
とができる使い捨ておむつの表面構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、排泄物の透過性、不滲出性をよくするため、多孔
性表面シートと、不透過性裏面シートと、前記表裏面シ
ートの間に介在する吸液性コアとを有し、さらには、前
記表面シートと前記コアの上面との間に介在する繊維集
合層をも有する生理用ナプキンや使い捨ておむつが、た
とえば、実開昭53−50194、実公昭59−905、特開昭57−
1340、特開昭57−1339において開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記公知技術は、経血、尿などの粘性のきわめて低い液
体を吸収することに向けられているので、乳幼児、とく
に新生児が排泄するいわゆる軟便、すなわち、流動性大
便を吸収することはできない。したがって、軟便が排泄
されこれが流動したおむつの表面シート領域において
は、前記表面シートが前記低粘性液体を透過する多数の
小さい開孔を有してしても、前記開孔が目詰りを起こ
し、その結果、前記低粘性液体でも透過することができ
なくなる。このような状態に前記表面シートがなると、
新生児は比較的短時間に軟便を排泄する回数が多いこと
もあって、股間部・臀部の全体が軟便で汚れ、そのた
め、母親などの清拭に非常に面倒であるばかりではく、
肌がかぶれ、軟便がおむつの外縁から漏れる、といった
問題がある。
この問題は、単に前記開孔を軟便をも透過させうる大き
さに形成することだけでは解決されない。そのように前
記開孔を形成したとしても、軟便がおむつの内部へ移行
するのでなければ、前記開孔に滞留するだけに終わるか
らである。
もとより、前記公知技術は、軟便をも吸収することを意
図したものではないので、以下に述べる本発明を教示す
るものではない。
〔問題点を解決するための手段〕
(発明の目的) 本発明は、前記問題点にかんがみ、おむつの表層構造に
新規の創作を施すことにより、その問題点を解決するこ
とのできる使い捨ておむつの表面構造を提供することに
ある。
(発明の構成) 本発明は、前記目的を達成するため、多孔性表面シート
と、前記表面シートの下面に位置する繊維集合層とから
なる使い捨ておむつの表面構造において、前記表面シー
トは繊維が互いに交絡して不織布形態を維持するととも
に該繊維が分配されることにより形成された多数の開孔
を少なくとも前記コアの吸収上面に相当する領域にわた
り有し、かつ、少なくとも表面が撥水性を有し、しかも
前記開孔は、各面積が7〜50mm2、配列ピッチが6〜20m
m、前記コアの吸収上面に相当する領域に対する総合開
孔率が15〜70%であり、前記繊維集合層は各繊維が交差
点において融着してウエブ形態を維持し、厚さが2〜10
mm、重量が20〜80g/m2、湿潤状態での圧縮弾性回復率が
50%以上であることを特徴とする前記おむつの表面構造
に存する。
(実施態様) さらに、本発明を図示の実施態様に基づいて説明する
と、以下のとおりである。
第1図、第2図において、おむつは、透液性表面シート
1と、不透過性裏面シート2と、表裏面シート1,2の間
に介在する吸液性コア3と、表面シート1とコア3の上
面との間に介在する繊維集合層4とを含む。さらに、お
むつは、コア3の対向側縁から外方向へ延出する表裏面
シート1,2部分により形成されるフラップ5中にその長
手方向へ伸縮する弾性部材6と、背側ウエストの対向側
に取り付けられたテープファスナー7とを含む。
表面シート1は、繊維が互いに交絡して不織布形態を維
持するとともに全体に規則的に開孔8を有し、開孔8は
繊維が分配されることにより形成されている。開孔8
は、見掛上、その孔内を横切る繊維が存在していない明
確な輪郭を有するものが好ましい。このような表面シー
ト1は、たとえば、突起群を有する支持体に繊維ウエブ
を導き、その上面から高速水流を噴射して繊維交絡する
とともに繊維を前記突起群により周囲に分配する方法に
よりえられ、このような方法は公知である。開孔8は、
各面積が7〜50mm2、円形である場合には直径が2〜10m
m、配列ピッチが6〜20mm、全表面積に対する総合開孔
率が15〜70%である。前記開孔面積が7mm2以下、前記
ピッチが20mm以上、前記開孔率が15%以下では、軟便が
開孔8を速やかに透過せず面方向へ流動して表面に残り
易くなる。前記開孔面積が50mm2以上、前記ピッチが6mm
以下、前記開孔率が70%以上では、表面シート1の強度
が低下するとともに内部に吸収された軟便が表面へ逆流
し易い。
開孔8は、第3図Aに示すように、コア3の吸収上面に
相当する中央領域に設けられていても、また、第3図B
に示すように、軟便の吸収に関係することが少ない対向
側域には小さく設けられていてもよい。
前記表面シート1は、尿、汗などの体液で非開孔部分の
表面が漏れず、その体液が透過するように、所定の繊維
で構成されているとともに、その表面、場合によっては
その内部を含むその他も、公知の撥水剤で処理されてい
る。繊維としては、レーヨン繊維が70重量%以上用いら
れていることが最も好ましい。しかし、公知の吸水性
(いわゆる吸汗性)を有する疎水性繊維または通常の疎
水性繊維が70重量%以上用いられてもよく、これらの繊
維として最も好ましいのは、繊度が1〜3d、とくに0.5
〜1.5dのポリエステル繊維が挙げられる。表面シート1
の坪量は、とくに限定されないが、一般には15〜45g/m2
である。
繊維集合層4は、軟便を保持し、型崩れせずに所要の圧
縮弾性回復率を有するように、所定の繊維で構成されて
いるとともに、長さ35〜100mmの繊維が交差点で融着し
てウエブ形態を維持している。繊維として疎水性繊維、
好ましくはそのうち少なくとも70重量%が前記公知の吸
水性を有する繊維、とくにポリエステル繊維が用いられ
る。また、繊維融着を容易にするため、低融点(110〜2
00℃)のポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプ
ロピレン繊維、ポレエチレン/ポリプロピレン・低融点
ポリエステル/通常のポリエステルの各コンジュケート
繊維(サイドバイサイド、芯−鞘型)などを最高30重量
%含むことが好ましいが、これは、とくに限定されな
い。繊維集合層4の厚さは3g/cm2の荷重を1分間かけた
後の測定が2〜10mm、坪量が20〜80g/m2、湿潤状態での
圧縮弾性回復率が50%以上である。また繊度は3〜13d
が好ましい。前記厚さ、前記坪量、前記圧縮弾性回復率
が前記数値以外では、軟便が繊維集合層4の繊維間に沈
降して保持される空間が十分に形成されないとともに、
軟便が幼児の体圧で上面へ浮き出し易い。なお、前記圧
縮弾性回復率は後記実施例で示す計算式によって測定さ
れる。
コア3は、第2図、第4図に示すように、綿状パルプ9
の集合体の中央部に高吸収性ポリマー粒子10が分布され
たマット状吸液体がテイッシュペーパーなどの透液性シ
ート11で横巻きに包まれた状態で長手方向両端が溶着さ
れている。したがって、綿状パルプ9やポリマー粒子10
は、シート11のその包括によって飛散することが防止さ
れる。ポリマー粒子10は、第5図に示すように、綿状パ
ルプ9の集合体中に実質的に均一に分布されていてもよ
い。また、図示しないが、繊維長35mm以上の繊維からな
るウエブ中に分布されているとともにその繊維と一体的
に結合されていてもよく、この場合には、飛散すること
がないから、シート11で包括されることを要しない。
コア3と繊維集合層4とは、第4図に示すように、後者
が前者の上面で移動することを防止するため、長手方向
両端部で熱溶着により接合されている。ただし、その防
止のためには、繊維集合層4が表面シート1の裏面に接
着剤または溶着で接合されていてもよい。
裏面シート2は、通気防液性を有するプラスチックフイ
ルム12と、繊維不織布13とのラミネートからなり、コア
3の外周から外側へ延出して表面シート1と相会する領
域において熱溶着で接合されている。このように表面シ
ート1,2が接着剤ではなく熱溶着で接合されていると、
接着剤が開孔8から露出して身体に悪影響を与えること
がないが、その露出が適宜の手段・方法で有効に防止さ
れるのであれば、接着剤で接合されていてもよいことは
いうまでもない。
なお、図示しないが、表面シート1と繊維集合層4とを
熱溶着で一体的に接合するとともにおむつ本体とは別に
構成し、既存のおむつの表面に敷設するいわゆるライナ
ーとして用いることができる。
実施例1 本実施例は、本発明において表面シートの開孔面積が7
〜50mm2である必要を示す。
各50g/m2の綿状パルプ層の間に、185g/m2の高吸収性ポ
リマー粒子を均一にサンドイッチしてコアを作った。8d
×51mm、70重量%の中空コンジュケートポリエステル繊
維(ユニチカ株式会社製C−81)と、4d×51mm、30重量
%、融点110℃のポリエステル繊維(ユニチカ株式会社
製メルティ4080)とを混合し、これを熱風処理して、厚
さ7mm、坪量40g/m2、圧縮弾性回復率70%の繊維集合層
を作り、これを前記コアの上面に重ね合わせた。1d×51
mmのレーヨン繊維100重量%、坪量35g/m2をウエブを高
速水流噴射処理して繊維交絡するとともに繊維を分配さ
せて下表に示す開孔面積、開孔ピッチ、開孔率の円形開
孔を形成した表面シートを作り、これを前記繊維集合層
の上面に重ね合わせ、かつ、前記表面シートの表面に0.
2%溶液の撥水剤(三洋化成株式会社アイットールFG50
0)をスプレー処理した。こうして構成した重積物をサ
ンプルとして用いた。
サンプル1は開孔が小さすぎて模擬軟便が開孔から繊維
集合層へ移行せず、また、サンプル5は開孔が大きすぎ
て繊維集合層の一部が突出し肌ざわりが悪かったが、サ
ンプル2,3,4は満足すべきものであった。
実施例2 本実施例は、本発明において表面シートの開孔率が15〜
70%である必要を示す。
サンプルの構成は表2にとくに規定する点を除き、実施
例1と同じ。
サンプル1は模擬軟便が繊維集合層へ移行せず、また、
サンプル4は強度が不足し表面シートとして不適であっ
たが、サンプル2,3は満足すべきものであった。
実施例3 本実施例は、繊維集合層の湿潤状態における圧縮弾性回
復率が50%以上である必要を示す。
本実施例の構成は表3にとくに規定する点を除き、実施
例1と同じ。ただし、すべてのサンプルは、表面シート
の開孔面積28mm2、開孔ピッチ12mm、開孔率40%とし
た。
サンプル1は表面シートへの模擬軟便の戻りが多かった
が、サンプル2〜5はその戻りが許容範囲であった。な
お、本実施例の繊維集合層の第1繊維/第2繊維の重量
(g/m2)比は70/30であり、第1繊維は実施例1と同じ
中空コンジュケートポリエステル繊維、第2繊維は実施
例1と同じポリエステル繊維を示す。
実施例4 本実施例は、本発明において繊維集合層の厚さが2mm以
上である必要を示す。
本実施例の構成は表4にとくに規定する点を除き、実施
例3と同じ。
サンプル1は表面シートへの模擬軟便の戻りが多かった
が、サンプル2,3はその戻りが許容範囲であった。な
お、繊維種別、混合比は実施例3と同じ。
実施例5 本実施例は、本発明において繊維集合層の坪量が20〜80
g/m2である必要を示す。
本実施例の構成は表5にとくに規定する点を除き、実施
例3と同じ。
サンプル1は軟硬度が不足し変形し易く、サンプル6は
模擬軟便が沈降しにくくて硬かったが、サンプル2〜5
は満足すべきものであった。
測定方法 前記各実施例における吸収速度、表面残留、表面への戻
り、回復率は、つぎの方法で測定した。また、模擬軟便
は、ベントナイト40g、グリセリン20g、水200gの割合で
混合し、40℃で2000〜2500cpに調整したものを用いた。
(1)吸収速度 模擬軟便20gを20秒間にサンプルに滴下し、その半分以
上が表面シートから繊維集合層へ移行して平衡に達する
までの時間を測定した。ただし、10分以上は測定しなか
った。
(2)表面残留 模擬軟便を滴下する前に表面シートの重量(A)を予め
測定し、前記吸収速度の測定後の表面シートの重量
(B)を測定し、(B)−(A)として求めた。
(3)表面への戻り 前記表面残留を測定後、表面シートの上面に約40gの濾
紙をのせ、35kg/10×10cmの荷重をかけ3分間放置した
後、繊維集合層、コアから表面シートの表面への戻り量
を測定した。
(4)回復率 10×10cmに繊維集合層を切断し、20℃の水に1分間浸
し、14メッシュのネットの上面にのせて1分間放置した
後、次式により求めた。
V1:0.5g/cm2の荷重を10分間かけたときの初期嵩(mm) V2:50g/cm2の荷重を5分間かけたときの圧縮嵩(mm) V3:V2測定後30分間放置し、0.5g/cm2の荷重を10分間か
けた後の最終嵩(mm) 〔発明の効果〕 本発明にかかるおむつの表面構造は、上述のように構成
してあるから、表面シートに排泄された軟便はその排泄
された領域から繊維集合層に沈降して保持されるととも
に、そのうちの液状分はそこを透過して吸収体に吸収さ
れる。もとより尿は前記表面シートから前記繊維集合層
を速やかに透過して吸収され、しかも前記表面シートと
前記吸収体とは、所定の厚さ、坪量、圧縮弾性回復率を
有する前記繊維集合層を介して隔離しているから、前記
吸収体に吸収された軟便の液状分や尿が逆流して前記表
面シートの開孔から滲出することが少ない。
とくに、前記表面シートの開孔面積、開孔ピッチ、開孔
率と、前記繊維集合層の厚さ、坪量、圧縮弾性回復率と
は、軟便を前記表面シート開孔から前記繊維集合層に沈
降保持するように規定されているから、軟便が前記表面
シートの表面に残留し目詰まりを起こすことが少なく、
かつ、前記繊維集合層に保持された軟便が乳幼児の体圧
で逆流して前記表面シートの開孔から浮き出てその表面
を汚すことが少ない。したがって、とくに軟便の排泄回
数が多い新生児に着用させた場合、公知のおむつに比較
して、着用後の身体の清拭およびおむつの処理がきわめ
て簡便であるとともに、軟便による肌のかぶれが著しく
少なくなる。
ちなみに、このように優れた効果を奏すのは、前記両部
材の相関関係によるものであるが、こうした関係に着目
してそのような効果を意図した技術的思想は、公知のお
むつには全くみられない。
したがって、本発明にかかるおむつの表面構造によれ
ば、乳幼児、とくに新生児用として、さらには、下痢を
伴う病人用として実用に供してまことに有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかるおむつの表面構造の実施態様を示
すもので、第1図は一部を切欠した展開平面図、第2図
は第1図X−X線拡大断面図、第3図AおよびBは表面
シートの別例を示す部分平面図、第4図は一部を切欠し
た繊維集合層とコアとの重合状態を示す斜視図、第5図
はコアの別例を示す部分斜視図である。 1…表面シート、2…裏面シート 3…コア、4…繊維集合層 8…開孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔性表面シートと、前記表面シートの下
    面に位置する繊維集合層とからなる使い捨ておむつの表
    面構造において、 前記表面シートは繊維が互いに交絡して不織布形態を維
    持するとともに該繊維が分配されることにより形成され
    た多数の開孔を少なくとも前記おむつのコアの吸収上面
    に相当する領域にわたり有し、かつ、少なくとも表面が
    撥水性を有し、しかも前記開孔は、各面積が7〜50m
    m2、配列ピッチが6〜20mm、前記コアの吸収上面に相当
    する領域に対する総合開孔率が15〜70%であり、 前記繊維集合層は各繊維が交差点において融着してウエ
    ブ形態を維持し、厚さが2〜10mm、重量が20〜80g/m2
    湿潤状態での圧縮弾性回復率が50%以上である、 ことを特徴とする前記おむつの表面構造。
  2. 【請求項2】前記表面シートはレーヨン繊維70重量%以
    上からなる特許請求の範囲第1項記載のおむつの表面構
    造。
  3. 【請求項3】前記表面シートは疎水性繊維からなる特許
    請求の範囲第1項記載のおむつの表面構造。
  4. 【請求項4】前記表面シートは吸水性を有する合成繊維
    を含む特許請求の範囲第3項記載のおむつの表面構造。
  5. 【請求項5】前記吸水性を有する合成繊維がポリエステ
    ルである特許請求の範囲第4項記載のおむつの表面構
    造。
  6. 【請求項6】前記吸水性を有する合成繊維が70重量%以
    上である特許請求の範囲第4項記載のおむつの表面構
    造。
  7. 【請求項7】前記表面シートは重量が10〜45g/m2、構成
    繊維の繊度が3d以下である特許請求の範囲第1項記載の
    おむつの表面構造。
  8. 【請求項8】前記開孔は実質的に円形をなし、その直径
    が2〜10mmである特許請求の範囲第1項記載のおむつの
    表面構造。
  9. 【請求項9】前記繊維集合層は疎水性繊維からなる特許
    請求の範囲第1項記載のおむつの表面構造。
  10. 【請求項10】前記繊維集合層は吸水性を有する合成繊
    維を含む特許請求の範囲第9項記載のおむつの表面構
    造。
  11. 【請求項11】前記吸水性を有する合成繊維がポリエス
    テルである特許請求の範囲第10項記載のおむつの表面構
    造。
  12. 【請求項12】前記吸水性を有する合成繊維が70重量%
    以上である特許請求の範囲第10項記載のおむつの表面構
    造。
  13. 【請求項13】前記繊維集合層は、繊度が3〜13dであ
    る特許請求の範囲第1項記載のおむつの表面構造。
  14. 【請求項14】前記繊維集合層は繊維長が35〜100mmで
    ある特許請求の範囲第1項記載のおむつの表面構造。
  15. 【請求項15】前記表面シートと前記繊維集合層は互い
    に接合し、おむつ本体とは一体的に接合されていない特
    許請求の範囲第1項記載のおむつの表面構造。
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