JPH06101831A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH06101831A
JPH06101831A JP25034292A JP25034292A JPH06101831A JP H06101831 A JPH06101831 A JP H06101831A JP 25034292 A JP25034292 A JP 25034292A JP 25034292 A JP25034292 A JP 25034292A JP H06101831 A JPH06101831 A JP H06101831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
width
burner
passage
outer casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP25034292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tanimura
愛隆 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP25034292A priority Critical patent/JPH06101831A/ja
Publication of JPH06101831A publication Critical patent/JPH06101831A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装ケーシング内の下方側にバーナが、その
バーナの上方に熱交換器が配備され、外装ケーシング上
部に、バーナからの排ガスを排出する排気口及び空気取
入口が開口され、外装ケーシング内の後方側に、空気取
入口から取り入れた燃焼用空気を外装ケーシング内の下
方側に導いて横長状の空気送出口からバーナに供給する
風路を形成する風路形成体が設けられ、外装ケーシング
内に、バーナに燃焼用空気を風路を通じて供給する送風
ファンが設けられた給湯装置において、バーナに対して
横方向全体にわたって燃焼用空気を均一に供給するよう
にして、バーナの安定燃焼性を向上する。 【構成】 風路形成体7が、燃焼用空気の流動方向の一
部において風路Hの前後方向における流路幅が横方向全
幅にわたって狭くなる幅狭流路部Hnを形成するように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装ケーシング内の下
方側にバーナが、そのバーナの上方に熱交換器が配備さ
れ、前記外装ケーシング上部に、前記バーナからの排ガ
スを排出する排気口及び空気取入口が開口され、前記外
装ケーシング内の後方側に、前記空気取入口から取り入
れた燃焼用空気を前記外装ケーシング内の下方側に導い
て横長状の空気送出口から前記バーナに供給する風路を
形成する風路形成体が設けられ、前記外装ケーシング内
に、前記バーナに燃焼用空気を前記風路を通じて供給す
る送風ファンが設けられた給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる給湯装置においては、風路
形成体を、風路の前後方向における流路幅が燃焼用空気
の流動方向の全長にわたり均一となるように形成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、風路の前後方向における流路幅は燃焼用空気の流動
方向の全長にわたり均一であるので、空気取入口から取
り入れた燃焼用空気に対する整流作用(例えば、流速分
布の幅を小さくする作用)は全く期待できないため、燃
焼用空気を横長状の空気送出口からバーナに供給する場
合、空気送出口から流出する燃焼用空気の空気送出口の
横方向における流速の分布幅が大きいものとなってい
た。従って、バーナに対して横方向全体にわたって燃焼
用空気を均一に供給することができず、バーナの燃焼が
不安定になっていた。特に、空気取入口及び空気送出口
夫々の中心位置が、風路上下方向に沿った同一線上に載
らずに風路横方向にずれている場合、燃焼用空気は空気
取入口から空気送出口へ並行流状態で流動することがで
きないため、空気送出口から流出する燃焼用空気の空気
送出口の横方向における流速の分布幅が更に大きいもの
となり、バーナの燃焼が更に不安定になっていた。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みて成されたも
のであり、その目的は、上記問題を解消して、バーナの
安定燃焼性を向上する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による給湯装置の
第1の特徴構成は、前記風路形成体が、燃焼用空気の流
動方向の一部において前記風路の前後方向における流路
幅が横方向全幅にわたって狭くなる幅狭流路部を形成す
るように構成されている点にある。
【0006】第2の特徴構成は、前記風路形成体が、前
記風路の前後方向における流路幅を前記幅狭流路部から
流路上手側及び下手側のいずれの方向にも漸増するよう
に形成されている点にある。
【0007】第3の特徴構成は、前記風路形成体が、前
記風路の横方向における流路幅を前記空気送出口の横幅
以上にするように形成されている点にある。
【0008】第4の特徴構成は、前記送風ファンと前記
幅狭流路部とが、前後方向に並置する状態で設けられて
いる点にある。
【0009】
【作用】第1の特徴構成によれば、風路を流動する燃焼
用空気は、幅狭流路部を通流する際、その流動抵抗が高
くなって整流されるので、幅狭流路部を通過後の燃焼用
空気の流速の分布幅が小さくなり、もって、空気送出口
から流出する燃焼用空気の空気送出口の横方向における
流速の分布幅は小さくなる。
【0010】第2の特徴構成によれば、風路の前後方向
における流路幅は、幅狭流路部の流路上手側では、幅狭
流路部に接近するに伴い小となり、且つ、幅狭流路部の
流路下手側では、幅狭流路部から離れるに伴い大となる
ので、燃焼用空気は幅狭流路部にスムーズに流入すると
ともに、幅狭流路部からスムーズに流出する。従って、
幅狭流路部を通過する際の燃焼用空気の圧力損失を低減
することができる。又、燃焼用空気が幅狭流路部を通過
する際、その流動状態が渦流の発生等により不均一にな
るのを確実に回避できて、燃焼用空気は風路全体にわた
ってより一層均一に流動するので、空気送出口から流出
する燃焼用空気の空気送出口の横方向における流速の分
布幅は更に小さくなる。
【0011】第3の特徴構成によれば、空気送出口の横
幅を風路の横方向における流路幅以下にしてあるので、
風路を流動してきた燃焼用空気は空気送出口から均一に
流出してバーナに供給されるため、燃焼用空気の空気送
出口の横方向における流速の分布幅は更に小さくなる。
【0012】第4の特徴構成によれば、送風ファンと風
路形成体とを外装ケーシング内にその外装ケーシングの
前後方向に並置する状態で設ける場合、送風ファンと風
路形成体とを設けるために必要なスペースにおける前後
方向の長さを短縮することができる。
【0013】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、バーナに対し
て横方向全体にわたって燃焼用空気を均一に供給するこ
とができるので、上記従来の給湯装置に比して、バーナ
の安定燃焼性を向上することができるようになった。
【0014】更に、第2の特徴構成によれば、バーナに
対して横方向全体にわたって燃焼用空気を更に均一に供
給することができるので、バーナの安定燃焼性をより一
層向上することができるようになった。又、圧力損失を
低減できるため、小能力の小型の送風ファンを用いるこ
とができるので、給湯装置を小型化することができると
ともに、コストダウンをすることができるようになっ
た。
【0015】更に、第3の特徴構成によれば、バーナに
対して横方向全体にわたって燃焼用空気を更に均一に供
給することができるので、バーナの安定燃焼性をより一
層向上することができるようになった。
【0016】更に、第4の特徴構成によれば、バーナの
安定燃焼性を向上しながら、給湯装置を小型化すること
ができるようになった。
【0017】
【実施例】以下、図1ないし図3に基づいて本発明の実
施例を説明する。尚、以下の説明では、図2における左
右方向に対応する方向を横方向、上下方向に対応する方
向を上下方向、紙面に垂直の方向に対応する方向を前後
方向と称する。
【0018】外装ケーシング1内の下方側にバーナ2
を、そのバーナ2の上方に熱交換器3を配備し、外装ケ
ーシング1の上面部に、バーナ2からの排ガスを排出す
る排気口4a及び空気取入口5aを開口し、外装ケーシ
ング1内の後方側に、空気取入口5aから取り入れた燃
焼用空気を外装ケーシング1の下方側に導いて横方向に
横長状の空気送出口6からバーナ2に供給する風路Hを
形成する風路形成体7を設けてある。又、外装ケーシン
グ1内に、バーナ2に燃焼用空気を風路Hを通じて供給
する送風ファン8を設けてある。
【0019】バーナ2について説明を加える。バーナ2
は、複数の板状バーナ2Aを外装ケーシング1の横方向
に沿わした状態で板状バーナ2Aの板厚方向に並設する
ことにより構成してある。このように構成したバーナ2
を、バーナケース9内に配設してある。図中の10は、
燃料ガス供給路11に接続したノズルヘッドであり、そ
のノズルヘッド10には、板状バーナ2Aの吸入口2A
a夫々に燃料ガスを吹き込むガスノズル10Aを配設し
てある。そして、ガスノズル10Aから吸入口2Aaへ
の燃料ガス吹き込みに伴うエジェクタ作用により燃焼用
一次空気を吸入口2Aaから吸入させ、それら吹き込み
燃料ガスと吸入一次空気とを板状バーナ2Aの内部の混
合流路2Abを通流させて混合した後、その混合ガスを
板状バーナ2Aの上面に列状配置した炎口から噴出させ
て燃焼させるようにしてある。又、バーナ2の下方に
は、バーナ2に供給する燃焼用空気を整流するために、
多数の孔を穿設した整流板12を配設してある。
【0020】次に、風路形成体7について説明を加え
る。風路形成体7を、外装ケーシング1の裏面1Aに当
接させる状態で設けてある。又、風路形成体7の前面7
Bには、下方側ほど裏面1Aに接近する状態の傾斜部7
Baと、底部7Bbと、下方側ほど裏面1Aから離間す
る状態の傾斜部7Bcとからなる凹部7Cを、前面7B
の横方向全幅にわたって形成してある。もって、燃焼用
空気の流動方向の一部において風路Hの前後方向におけ
る流路幅が横方向全幅にわたって狭くなる幅狭流路部H
nを形成し、且つ、風路Hの前後方向における流路幅が
幅狭流路部Hnから流路上手側及び下手側のいずれの方
向にも漸増するようにしてある。
【0021】風路形成体7の上面部には、給気筒5を連
通接続してある。
【0022】風路形成体7の下方部に横長状の空気送出
口6を形成してあり、その空気送出口6にバーナケース
9を連通接続してあり、もって、風路Hとバーナケース
9の内部とを連通させている。空気送出口6の横幅は、
バーナ2の横幅以上になるようにしてある。
【0023】更に、風路形成体7は、風路Hの横方向に
おける流路幅を空気送出口6の横幅以上にするように形
成してある。
【0024】熱交換器3をバーナケース9の上部に連通
接続してある。又、熱交換器3、排気バフラ13、送風
ファン8、排気集合ダクト14を、記載順に直列状態に
連通接続してある。
【0025】排気筒4を、給気筒5の内方に同芯状で且
つ風路形成体7を貫通する状態で配設するとともに、そ
の一端側の開口部を排気集合ダクト14に連通接続して
ある。そして、排気筒4の他端側の開口部を排気口4a
とし、排気筒4と給気筒5により形成される環状の開口
を空気取入口5aとしてある。
【0026】送風ファン8について、更に説明を加え
る。送風ファン8は、その後部を風路形成体7に形成し
た凹部7C内に嵌め込む状態で配設してあり、もって、
送風ファン8と幅狭流路部Hnとを、前後方向に並置す
る状態で設けてある。
【0027】図中の15は、送風ファン8を回転駆動さ
せるための電動モータであり、その電動ファン15の回
転軸15Aには、送風ファン8側からの伝導熱を放熱さ
せるための放熱フィン16を取り付けてある。
【0028】もって、送風ファン8を回転駆動させるこ
とにより、空気取入口5aから取り入れた燃焼用空気を
風路Hを通流させて空気送出口6からバーナ2に供給
し、そのバーナ2からの排ガスを、熱交換器3、排気バ
フラ13、送風ファン8、排気集合ダクト14、排気筒
4の順に通流させた後、排気口4aから排出するように
構成してある。そして、幅狭流路部Hnにおける整流作
用により、幅狭流路部Hnを通過後の燃焼用空気の流速
の分布幅が小さくなって、空気送出口6から流出する燃
焼用空気の空気送出口6の横方向における流速の分布幅
は小さくなるので、バーナ2に対して横方向全体にわた
って(即ち、並設した複数の板状バーナ2Aに)燃焼用
空気を均一に供給することができる。
【0029】尚、図2中の17は熱交換器3への給水
管、18は熱交換器3からの給湯管であり、又、19は
給湯装置の各種制御を司る制御部(図示せず)等を収め
た制御ボックスである。
【0030】〔別実施例〕上記実施例では、バーナ2
を、複数の板状バーナ2Aを外装ケーシング1の横方向
に沿わした状態で板状バーナ2Aの板厚方向に並設する
ことにより構成する場合について例示したが、バーナ2
の構成はこれに限らず変更可能であり、例えば、複数の
板状バーナ2Aを外装ケーシング1の前後方向に沿わし
た状態で板状バーナ2Aの板厚方向に並設することによ
り構成しても良い。
【0031】又、上記実施例では、排気筒4を給気筒5
の内方に同芯状に設ける場合について例示したが、これ
に限らず、排気筒4を給気筒5の外部に設けても良い。
【0032】又、上記実施例では、排気口4a及び空気
取入口5aを外装ケーシング1の上面に開口する場合に
ついて例示したが、これに限らず、排気口4a及び空気
取入口5aは、外装ケーシング1の側面、あるいは、裏
面に開口しても良い。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる給湯装置の側面断面図
【図2】本発明の実施例にかかる給湯装置の正面断面図
【図3】本発明の実施例にかかる給湯装置の要部の一部
切り欠き斜視図
【符号の説明】
1 外装ケーシング 2 バーナ 3 熱交換器 4a 排気口 5a 空気取入口 6 空気送出口 7 風路形成体 8 送風ファン H 風路 Hn 幅狭流路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケーシング(1)内の下方側にバー
    ナ(2)が、そのバーナ(2)の上方に熱交換器(3)
    が配備され、前記外装ケーシング(1)上部に、前記バ
    ーナ(2)からの排ガスを排出する排気口(4a)及び
    空気取入口(5a)が開口され、前記外装ケーシング
    (1)内の後方側に、前記空気取入口(5a)から取り
    入れた燃焼用空気を前記外装ケーシング(1)内の下方
    側に導いて横長状の空気送出口(6)から前記バーナ
    (2)に供給する風路(H)を形成する風路形成体
    (7)が設けられ、前記外装ケーシング(1)内に、前
    記バーナ(2)に燃焼用空気を前記風路(H)を通じて
    供給する送風ファン(8)が設けられた給湯装置であっ
    て、 前記風路形成体(7)が、燃焼用空気の流動方向の一部
    において前記風路(H)の前後方向における流路幅が横
    方向全幅にわたって狭くなる幅狭流路部(Hn)を形成
    するように構成されている給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記風路形成体(7)が、前記風路
    (H)の前後方向における流路幅を前記幅狭流路部(H
    n)から流路上手側及び下手側のいずれの方向にも漸増
    するように形成されている請求項1記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記風路形成体(7)が、前記風路
    (H)の横方向における流路幅を前記空気送出口(6)
    の横幅以上にするように形成されている請求項1又は2
    記載の給湯装置。
  4. 【請求項4】 前記送風ファン(8)と前記幅狭流路部
    (Hn)とが、前後方向に並置する状態で設けられてい
    る請求項1、2又は3記載の給湯装置。
JP25034292A 1992-09-21 1992-09-21 給湯装置 Pending JPH06101831A (ja)

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JP25034292A JPH06101831A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 給湯装置

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JP25034292A JPH06101831A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 給湯装置

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JPH06101831A true JPH06101831A (ja) 1994-04-12

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ID=17206495

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JP25034292A Pending JPH06101831A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 給湯装置

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JP (1) JPH06101831A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038506A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Noritz Corp 燃焼装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038506A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Noritz Corp 燃焼装置

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