JPH06101692A - 送風機の警報装置 - Google Patents

送風機の警報装置

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JPH06101692A
JPH06101692A JP27490592A JP27490592A JPH06101692A JP H06101692 A JPH06101692 A JP H06101692A JP 27490592 A JP27490592 A JP 27490592A JP 27490592 A JP27490592 A JP 27490592A JP H06101692 A JPH06101692 A JP H06101692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
motor
alarm
detection
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP27490592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Oda
和彦 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP27490592A priority Critical patent/JPH06101692A/ja
Publication of JPH06101692A publication Critical patent/JPH06101692A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機のモータが逆回転したときもこれを異
常と判断できるようにすることを目的とする。 【構成】 第1の検出体4aと、これに対して180°
の位置に配置された第2の検出体4bと、これに対して
60°の位置に配置された第3の検出体4cとが通過す
る度に検出部5が出力するパルス信号の間隔をパルス処
理部6が計測し、このパルス信号の間隔を警報判別部7
が監視することにより、モータ1の回転方向を判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送風機の警報装置に
関し、特に温風を供給する送風機の警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の送風機の警報装置の構成
を示す構成図であり、同図において、1は送風機の羽根
車を回転させるモータ、2はモータ1の回転軸、3はモ
ータ1の回転軸に取り付けられた円形の回転体、4aは
回転体3に設置された第1の検出体、4bは第1の検出
体4aと同一円周上で、かつ第1の検出体4aとは回転
軸2に対して対称な位置に設置された第2の検出体、5
は第1の検出体4aもしくは第2の検出体4bが近づく
とパルス信号を出力する検出部、6aは検出部4が出力
するパルス信号をカウントするパルス処理部、7aはパ
ルス処理部6aがカウントしている数を常時監視し、一
定時間内のこのカウント数が所定の値より小さくなった
とき警報を発する警報判別部である。
【0003】検出部5が出力しているパルス信号1分間
あたりの数は、モータ1の回転数の倍の数になる。すな
わち、パルス処理部6aがカウントしている数を半分に
したものがモータ1の回転数である。したがって、例え
ば、この送風機において、モータ1の回転数が1500
rpm未満になったらこれを異常として警報を発するよ
うにしたい場合、パルス処理部6aがカウントしている
数が1分間当たり3000未満になったら警報を発する
ように警報判別部7aを設定すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、異常発生により送風機のモータの回
転数が低下した場合は、これを検出して警報を発するこ
とができたが、送風機を起動したときに、モータが逆に
回転したような場合にはこの異常状態は検出できないと
いう問題があった。例えば、温風を供給する遠心送風機
の3相モータの配線を間違えた場合、モータが逆方向に
回転して羽根車が逆回転すると、送風は逆方向にはほと
んどなされい構造なので、発熱部には風があたらなくな
り、その発熱部がオーバーヒートするなどの危険な状態
になる。しかし、従来の送風機の警報装置ではモータが
逆回転しても警報を発することはないので、このような
危険な状態が発生しても対処することができなかった。
【0005】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、送風機のモータが逆回転
したときも警報を発することができるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の送風機の警報
装置は、送風機のモータの回転軸にその中心を固着させ
た回転体と、その円周上に互いに異なる間隔で配置され
た3個以上の検出体と、回転体の近傍に配置され検出体
が所定の間隔以内に近づくとパルス信号を出力する検出
手段と、検出手段の出力するパルス信号をカウントし、
その間隔を計測する信号処理手段と、信号処理手段がカ
ウントしたパルス信号の所定時間内の数が設定した数よ
り小さいか、または、計測した間隔が所定の間隔の組み
合わせの繰り返しでないとき前記送風機が異常と判断す
る異常判断部とから構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】送風機のモータ回転数が低下したり、逆方向に
回転しているとき、送風機が異常であると判断する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の1実施例を図を参照して説
明する。図1は、この発明の1実施例である送風機の警
報装置の構成を示す構成図である。同図において、4c
は回転体3の円周上の検出体4aと回転軸2を中心とし
て60℃の位置に設置された第3の検出体、6は検出部
5が出力するパルス信号の数をカウントし、加えてその
パルス信号の間隔を計測するパルス処理部、7はパルス
処理部6がカウントした一定時間当たりのパルス信号の
数を監視し、加えてそのパルス信号の間隔を監視し、そ
れぞれ設定されている値と比較することにより異常状態
を判断して警報を発する異常判断部となる警報判別部で
あり、他は図2と同様である。
【0009】この実施例においては第1の検出体4a,
第2の検出体4b,第3の検出体4cが回転体3の円周
上に不均一に配置されているので、この回転体3が回転
することにより第1の検出体4a,第2の検出体4b,
第3の検出体4cが検出部5を通過する間隔は、それぞ
れ異なる。例えば、回転体3が時計回りとは反対に回転
している場合、検出部5の位置を第1の検出体4a,第
3の検出体4c,第2の検出体4bの順に通過して行く
ので、検出部5が出力するパルス信号の間隔は、図2a
に示すように比率で1:2:3の間隔がその順に繰り返
していることになる。一方、回転体3が時計回りに回転
している場合、検出部5の位置を第1の検出体4a,第
2の検出体4b,第3の検出体4cの順に通過して行く
ので、検出部5が出力するパルス信号の間隔は、図2b
に示すように比率で3:2:1(1:3:2,2:1:
3)の間隔がその順に繰り返していることになる。
【0010】パルス処理部6では、検出部5が出力する
パルス数だけでなく、そのパルス信号が発生している間
隔の計測もしているので、この状態を監視している警報
判別部7では、上述のことにより回転体3の回転方向を
判断することが可能となる。すなわち、警報判別部7は
パルス処理部6が計測しているパルス信号の間隔が、比
率で1:3:2の繰り返しであるならば警報を発するの
で、回転体3が時計回りに回転したら警報判別部7は警
報を発する。また従来と同様に、パルス処理部6は、カ
ウントしているパルス信号の所定時間内の数が設定値よ
り小さくなっても警報を発するので、この実施例の送風
機の警報装置は、送風機のモータ1の回転数の低下に加
え、逆に回転しているという異常な状態を検出し、警報
を発することができる。
【0011】なお、送風機が温風を供給する場合、モー
タ1の回転数が低下して風量が低下したり、モータ1が
逆回転していることにより送風がなくなるという異常時
に、警報判別部7が警報を発するだけでなく、発熱体の
発熱を停止するようにすることもできる。また、この実
施例においては、第1の検出体4aと第2の検出体4b
と第3の検出体4cとを、それぞれ回転体3の同一円周
上に180°,120°,60°の間隔で配置したが、
これに限るものではなく、その間隔を170°,130
°,60°としても良い。すなわち、3つの検出体が、
それが円周上に配置される間隔が互いに異なるように配
置されていれば良いく、したがって、検出体は3個に限
るものではなく、この条件が満たされていれば3個以上
何個でも良い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送風機のモータ(電動機)の回転数に加えて、回転
方向も検出できるようにしたので、例えば3相電動機を
使用した温風を供給する送風機において、相順を誤って
接続するといった設定をしても、送風機が逆回転したこ
とを検出して警報を発するなどの異常処理を行える。し
たがって、送風を加熱するためのヒータに、風があたら
なくなり異常加熱するといった事故を防止できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例である送風機の警報装置の
構成を示す構成図である。
【図2】図1の検出部5が出力するパルス信号の間隔を
示す説明図である。
【図3】従来の送風機の警報装置の構成を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 モータ 2 回転軸 3 回転体 4a 第1の検出体 4b 第2の検出体 4c 第3の検出体 5 検出部 6 パルス処理部 7 警報判別部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機のモータの回転軸にその中心を固
    着させた回転体と、 前記回転体の円周上に互いに異なる間隔で配置された3
    個以上の検出体と、 前記回転体の近傍に配置され前記検出体が所定の間隔以
    内に近づくとパルス信号を出力する検出手段と、 前記検出手段の出力するパルス信号をカウントし、その
    間隔を計測する信号処理手段と、 前記信号処理手段がカウントしたパルス信号の所定時間
    内の数が設定した数より小さいか、または、計測した間
    隔が所定の間隔の組み合わせの繰り返しでないとき前記
    送風機が異常と判断する異常判断部とから構成されてい
    ることを特徴とする送風機の警報装置。
JP27490592A 1992-09-21 1992-09-21 送風機の警報装置 Pending JPH06101692A (ja)

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JP27490592A JPH06101692A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 送風機の警報装置

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JP27490592A Pending JPH06101692A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 送風機の警報装置

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