JPH06101138B2 - 光ヘツド装置 - Google Patents

光ヘツド装置

Info

Publication number
JPH06101138B2
JPH06101138B2 JP62064550A JP6455087A JPH06101138B2 JP H06101138 B2 JPH06101138 B2 JP H06101138B2 JP 62064550 A JP62064550 A JP 62064550A JP 6455087 A JP6455087 A JP 6455087A JP H06101138 B2 JPH06101138 B2 JP H06101138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
optical head
head device
beam splitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62064550A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63229640A (ja
Inventor
哲雄 細美
定夫 水野
誠 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62064550A priority Critical patent/JPH06101138B2/ja
Publication of JPS63229640A publication Critical patent/JPS63229640A/ja
Publication of JPH06101138B2 publication Critical patent/JPH06101138B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光情報処理装置の情報記録再生を行う光ヘッ
ドに関するものである。
光ディスクや光を用いる情報記録再生装置では、光源か
ら出射する光ビームを情報担体上へ収束させて光スポッ
トを形成する。この光スポットのフォトンエネルギーや
熱エネルギーを用いて情報の記録再生を行う。この光学
系は通常光ヘッドと呼ばれ光情報処理装置の最も重要な
要素となっている。今後光情報処理装置の小型軽量化、
廉価化、安定化が望まれ、中でも光ヘッドの小型簡略
化、低コスト化が最も望まれている。本発明はこの要望
に対し、非常に簡単な光学系構成により、組立調整を簡
略化しかつ低コスト化のねらえる光ヘッドを提供するも
のである。
従来の技術 光学系を簡略化した光ヘッドとして最近提案されている
ものにホログラムを用いた小型ヘッドがある。この一例
として第22回微小光学研究会講演論文(PP38〜44)に掲
載された方式があげられる。この方式を例に第4図に従
って説明を行う。
1は半導体レーザ光源である。半導体レーザを出射する
光ビームは、ホログラムで作られた回折格子ビームスプ
リッター24を透過して対物レンズ3に入射する。対物レ
ンズ3を出射する光ビームは、ディスク4上に収束され
る。ディスク4で反射した光ビームは、もとの光路を逆
にたどって回折格子ビームスプリッター24で回折して±
1次回折光となりデテクター7に入射する。デテクター
7は、半導体レーザ1の近傍に配置され半導体レーザか
ら延長された方向及びそれと直交する方向とに四分割さ
れている。回折格子ビームスプリッター24はディスク4
のトラック方向に二分されており、それぞれ半導体レー
ザ1と±1次回折光の収束する点7−1及び7−2を光
源とした球面波による干渉縞が記録されている。従って
ディスク4で反射された光ビームが対物レンズ3を透過
して回折格子ビームスプリッター24に入射すると、光ビ
ームの半分は7−1、残りの半分が7−2に収束する。
第5図はデテクター上での光スポットを模式的に示した
もので、ジャストフォーカス位置の場合bと、ジャスト
フォーカス位置前後のフォーカス状態にある場合a,cを
示す。従ってフォーカス誤差信号FEは、 FE=(15+18)−(16+17) の演算で得られる。またトラック追従の為のトラッキン
グ誤差信号TEは TE=(15+16)−(17+18) の演算で得られる。
このヘッド例では、光源の波長変動に伴う回折角の変化
は4分割デテクターの分割方向に向っているので、波長
変動は受けにくい構成となっている。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来例で示された光学系の簡単な小型軽量の
特徴を生かしつつかつ従来例にない長所を有する。
従来例では3つの問題点がある。1つは光源から出射す
る光ビームを回折格子ビームスプリッターを透過させた
時発生する回折光が相当部分対物レンズアパーチャーで
けられるとしてもディスク上に±1次の光スポットを形
成する。これを防止する為に回折格子ビームスプリッタ
ーと対物レンズの間隔を大きくすると、デテクターへ入
射する回折角が大きくなりホログラムの空間周波数が大
きくなりすぎて製作が困難となる。±1次の光スポット
が形成されると、記録再生用の光ヘッドとしては使用が
困難である。従来例では1次光と零次光の比が約3倍強
であり部分的に1次光で記録される恐れがある。
従来例での第2の問題点としてデテクターの調整が困難
である。即ち、ホログラムの回転方向のわずかな狂いも
デテクター上での収束スポット位置がずれるため例えば
一次元の調整のみでデテクター調整を完了させる事がで
きない。
従来例での第3の問題点として、デテクターと光源の光
軸方向の位置ずれがある。半導体レーザの出射位置は基
準面から約50〜100μ程度あり、デテクターの光軸方向
を実質的に無調整でフォーカス制御をゲイン高く行う事
は困難である。
問題点を解決するための手段 本発明では上述の問題点を解決するために、ファーフィ
ールドでのフォーカス誤差信号検出を行う。ファーフィ
ールドの光ビームをデテクターに入射させるので光学系
に多少の誤差があってもフォーカス誤差信号検出を精度
よく行う事ができる。さらに、ディスク上に投写される
往路の光ビームの回折光をデフォーカスさせて、記録時
に出力光ビームパワーを増加させないようにすれば記録
再生方式の光ヘッドとしても使用できる。上述の解決手
段のために偏心したゾーンプレートを回折格子ビームス
プリッターとして使用し、ディスクで反射した光ビーム
を対物レンズを透過させて受け焦点の異る回折光を発生
させ、回折光の±1次光の一方又は両方を略平面上で受
け入射する光ビームを複数の部分に分割して、それぞれ
分割された部分の光量に比例する出力を発生するよう構
成された複数のデテクターにより構成する。またデテク
ター形状を光源から放射方向へ延長した方向に平行とす
る事で光源の波長変動の影響も少くする事が可能であ
る。
作用 本発明のゾーンプレートを使用した光学系により、記録
再生用光ヘッドを無調整もしくは非常に簡単なデテクタ
ー調整のみで作る事が可能となる。
デテクター調整は基本的に光源回りの回転調整により可
能であり、トラック追従のためのトラッキング誤差信号
とフォーカス誤差信号を同時にとりだす事も容易にでき
る。
実施例 以下図面を用いて本発明の実施例を説明する。第1図
は、本発明における一実施例の構成図である。光源1は
通常半導体レーザ等を用い場合によっては波面補正のた
めの光学系を含むが、本発明には直接関係しないので説
明は省略する。
光源1を出射した光ビームは、回折格子ビームスプリッ
ター2を透過して対物レンズ3に入射する。対物レンズ
を出射する光ビームは、ディスク4の情報記録再生面に
収束して光スポットを形成する。ディスクの情報記再生
面で反射した光ビームは、再び対物レンズ3を透過して
回折格子ビームスプリッター2に入射する。
回折格子ビームスプリッターで±1次方向に回折した光
ビームは、それぞれ光源1近傍に配置された2つのデテ
クター7に入射する。デテクター7は、デテクター台8
の上に乗っており、本実施例では回転微調整可能な機構
となっている。回折格子ビームスプリッター2は、フレ
ネルゾーンプレートのような2つの共役なフォーカスポ
イント20,21を有する。この焦点は、光源1に対して光
軸方向に前後した位置にある。従ってデテクター7の上
に投写される光ビームは、焦点前後のビームとなってい
る。この様子を第2図に示す。情報記録再生面がちょう
どフォーカス位置にある時には、bの状態となってい
る。
今情報記録再生面が対物レンズから遠方へ移動した時、
デテクター上のビームはaの状態となる。反対に情報記
録再生面が対物レンズに近づくと、デテクター上のビー
ムはcの状態となる。従って、フォーカス誤差信号FEは FE=10−13 で得る事ができる。トラッキング誤差信号TEは、第1図
でトラックが図面に平行方向に向いているとすれば、
(第1図の情報記録面上の凹凸はトラックに沿った信号
の断面を示す) TE=(9+14)−(11+12) を演算する事で得られる。
回折格子ビームスプリッター2は、回折光の焦点を零次
光と異る点に結ばせる作用があり、従来例で問題となる
記録再生時に情報記録再生面に不要な記録をする事がな
い。
光源として半導体レーザを使用した場合等には、温度に
よる波長シフトの問題が生じる。従来例でもこの点は考
慮されているが、本発明では、第2図に示すように光源
に対し放射方向に平行なデテクター10,13を用いてい
る。温度上昇に伴い、波長は長波長側にシフトするため
に回折格子ビームスプリッター2の回折角は大きくなる
が、光ビームはデテクター10,13の方向に沿って移動す
るために影響はほとんど無視できる。
長波長にシフトする点のもう1つの問題点として回折ビ
ームスプリッターのレンズ作用としてのパワーが変化す
る。しかしこのパワー変化はもともとのパワーが十分小
さいためほとんど無視し得る値である。
光ヘッドを小さく短くする必要がある場合には、上述の
ゾーンプレートのパワーが無視しにくくなる。
ゾーンプレートのパワーが無視しにくくなる場合には、
本発明の別の実施例が適用できる。この原理を第3図を
用いて説明する。光学系は第1図と全く同様であるがた
だデテクター形状が異っている。初期の状態での光ビー
ムは第3図の実線で示す位置にある。温度が上昇して回
折格子ビームスプリッターの回折角及びパワーが大きく
なると、第3図の点線で示した光ビームとなる。即ち、
ビームは外方向に程移動しかつ左側のビームはやや小さ
く、右側のビームはやや大きくなる。このビーム径の変
化を補正するような、二次もしくはそれ以上の関数で近
似される形状を有するデテクター22を設ける。近似的に
は、直線により幅が微小に変化するようにしても十分な
効果が得られる。
発明の効果 以上示したように、本発明はゾーンプレート等の回折格
子ビームスプリッターを用いる事で、記録再生用光ヘッ
ドへの展開が企てられ、かつ調整が容易でコストダウン
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の構成図、第2図はそ
の動作説明図,第3図は本発明の他の実施例の説明図,
第4図は従来の光ヘッド装置の構成図,第5図はその動
作説明図である。 1……光源、2……回折格子ビームスプリッター、7…
…デテクター、8……デテクター台。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射光源と、前記放射光源より出射する光
    ビームを受け情報担体上へ収束させる対物レンズと、情
    報担体で反射した光ビームを前記対物レンズを透過させ
    て受け焦点の異る回折光を発生させるビームスプリッタ
    ーと、前記放射光源、ビームスプリッタ、対物レンズを
    略同一光軸上に配置すると共に、前記ビームスプリッタ
    ーを出射する回折光の±1次光の一方又は両方を略平面
    上で受け入射する光ビームを複数の部分に分割して、そ
    れぞれ分割された部分の光量に比例する出力を発生する
    よう構成された複数の光検出器とを備える光ヘッド装
    置。
  2. 【請求項2】各々の光検出器を放射光源に対し反対側の
    対称な位置に配した特許請求の範囲第1項記載の光ヘッ
    ド装置。
  3. 【請求項3】各々の光検出器は放射光源を中心とする放
    射状方向に伸長した形状から成る特許請求の範囲第1項
    記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】各々の光検出器は放射光源を中心とした回
    転軸に対し連動して回転可能とした特許請求の範囲第1
    項記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】光検出器を少くとも3つの部分に分割し、
    その内の少くとも1つの光検出器が、入射する光ビーム
    のビームスプリッターに入射する光ビームの波長変動に
    伴う回折角度及び焦点位置の変動により生じる光量変化
    を補正するような境界線を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の光ヘッド装置。
JP62064550A 1987-03-19 1987-03-19 光ヘツド装置 Expired - Fee Related JPH06101138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62064550A JPH06101138B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 光ヘツド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62064550A JPH06101138B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 光ヘツド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63229640A JPS63229640A (ja) 1988-09-26
JPH06101138B2 true JPH06101138B2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=13261440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62064550A Expired - Fee Related JPH06101138B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 光ヘツド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06101138B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01311428A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ヘッド装置及びこれを用いた光情報装置
JP2623796B2 (ja) * 1988-12-15 1997-06-25 松下電器産業株式会社 光ヘッド装置及びその組立方法
JPH05307759A (ja) * 1992-04-28 1993-11-19 Olympus Optical Co Ltd 光ピックアップ
JPH07311970A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Seiko Epson Corp 光ヘッド及び光記憶装置
US5602388A (en) * 1994-09-09 1997-02-11 Sony Corporation Absolute and directional encoder using optical disk
KR100214046B1 (ko) 1995-03-27 1999-08-02 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 초해상 광헤드장치
JP3093664B2 (ja) * 1996-11-14 2000-10-03 日本電気株式会社 フォーカス誤差検出装置
TW336311B (en) * 1997-10-15 1998-07-11 Ind Tech Res Inst Method and device for focusing and tracking of an optical head

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010131A (ja) * 1973-05-24 1975-02-01
DE2445333A1 (de) * 1973-10-01 1975-04-10 Philips Nv Optoelektronisches system zur bestimmung einer abweichung zwischen der istlage und der sollage einer ebene in einem optischen abbildungssystem
NL7907216A (nl) * 1979-09-28 1981-03-31 Philips Nv Optisch fokusfout-detektiestelsel.
JPS6045948A (ja) * 1983-08-24 1985-03-12 Mitsubishi Electric Corp 光デイスクヘツドのフオ−カスずれ検出装置
JPH079708B2 (ja) * 1984-02-17 1995-02-01 三菱電機株式会社 光デイスクヘツドのフオ−カスずれ検出装置
JP2634797B2 (ja) * 1986-01-24 1997-07-30 日本電気株式会社 光ヘッド装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63229640A (ja) 1988-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030080274A1 (en) Optical detector, optical pickup and optical information reproducing apparatus using optical pickup
US4592038A (en) Optical reproducing apparatus
US5293038A (en) Optical pick-up head apparatus wherein hollographic optical element and photodetector are formed on semiconductor substrate
JP2684822B2 (ja) 光ピックアップヘッド装置
JPH05159316A (ja) 光ピックアップ装置、及びホログラム素子
US5198916A (en) Optical pickup
EP0463295B1 (en) Optical pickup head
JPS6111947A (ja) 光ヘツド装置
US6404709B1 (en) Optical pickup device
JPH06101138B2 (ja) 光ヘツド装置
US6084841A (en) Optical pickup device having heat radiating mechanism
US5144131A (en) Device for optically scanning an information plane detecting border portions of light beam
JPH0619838B2 (ja) 光学式再生装置
JP3503995B2 (ja) 光ディスク装置
JP3787099B2 (ja) 焦点誤差検出装置
JP2594903B2 (ja) 焦点誤差検出装置
JP3019867B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPS6093647A (ja) 光学式デイスクプレ−ヤの再生用光学系制御機構
JP2858202B2 (ja) 光ピックアップ
JP2734685B2 (ja) 光検出器の調整方法および焦点誤差検出装置
JPS6213232Y2 (ja)
JPH05307760A (ja) 光ピックアップ
JPS61233445A (ja) 光ピツクアツプ
JP2733246B2 (ja) フォーカス誤差信号検出方法
JP2690550B2 (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees