JPH06101077B2 - 売上登録装置 - Google Patents

売上登録装置

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JPH06101077B2
JPH06101077B2 JP2049099A JP4909990A JPH06101077B2 JP H06101077 B2 JPH06101077 B2 JP H06101077B2 JP 2049099 A JP2049099 A JP 2049099A JP 4909990 A JP4909990 A JP 4909990A JP H06101077 B2 JPH06101077 B2 JP H06101077B2
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繁広 漆畑
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、商品の販売毎に、その商品の個数および値段
を登録するとともに、顧客毎に商品の買上合計金額をす
る売上登録装置に関する。
「従来の技術」 従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど
の小売点においては、電子式キャッシュレジスタ(以
下、ECRという)、ECRを交信ラインによって接続してこ
れらのECRにおいて用いられるデータを管理すると共
に、販売データを集計するPOS(Point-Of-Sales:販売時
点情報管理)システムあるいは対面販売用電子秤等の売
上登録装置が多く用いられている。
そして、店員は、例えば、ECRを用いて顧客が購入した
商品を登録して合計買上金額を算出し、釣銭を計算して
レシートを発行するチェックアウト処理を行っている。
ところで、小売点によっては、チェックアウト処理時
に、以下に示すまたはのサービスを行っているとこ
ろがある。
即ち、 顧客の購入商品の合計買上金額が所定の金額以上にな
った場合に、その場で一定金額、あるいは、一定割合の
値引を行う。
または、その場で割引を行うのではなく、その買い物
の合計買上金額に基づいて算出したサービス点数をレシ
ートに印字する。
そして、 (I)あるいは、次回顧客がこのレシートを持参して買
い物をした場合に、サービス点数分の割引を行う。
(II)サービス点数が一定点数以上になった場合に、そ
の点数分の割引を行う。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、最近は小売店間の販売競争が激しいため、各
小売店は、集客効果が高く、かつ、販売促進効果があ
り、さらに、固定客の確保に寄与できる新しいサービス
を実施して他店との差別化を図るべく努力している。
しかし、上述した従来のサービスは、いずれも画一的な
ものであるので、最近ではありふれたサービスとなって
しまい、特に目新しいものではなく、集客効果は今まで
以上には期待できない。
また、上述したのサービスは、サービスがその時点で
完了するので、販売促進効果はある程度期待できるが、
顧客の次回の来店を促進する効果に乏しい。
一方、上述したのサービスは、のサービスとは異な
り、顧客は次回以降に来店した時にサービスが受けられ
るので、顧客の次回の来店を促進する効果は期待できる
が、受けられるサービスが予めわかっているため、「予
想外に得をした」といった、いわゆる「くじ」的な要素
が全く入っておらず、顧客はこのサービスにすぐに慣れ
てしまい、集客効果はいま一つである。
また、およびのサービスは、小売店にとっては顧客
がどの商品を購入しても一律に割引をすることになるの
で、マージンの少ない商品ばかりが集中して購入された
場合には、利益がほとんどなくなってしまう虞れがあ
る。従って、あまり大幅なサービスをすることができな
い。
さらに、のサービスは、小売店にとっては顧客の次回
の来店は期待できるものの、特定商品の販売促進効果は
期待できない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、従来の
割引サービスに比べて集客効果が高く、かつ、特定商品
の販売促進効果が期待できる割引サービスを実施するこ
とができる売上登録装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明は、商品の識別データである商品コ
ードに対応して、その商品の値段が予め記憶された第1
の記憶部と、前記商品コードに対応して、販売個数の累
計値である個数累計値および値段の累計値である値段累
計値がそれぞれ記憶される第2の記憶部とを備え、商品
の販売毎に、その商品の個数および値段を、前記第2の
記憶部から読み出された前記個数累計値および前記値段
累計値にそれぞれ加算して前記第2の記憶部へ登録する
と共に、商品コードが入力されることにより、その商品
コードに対応して前記第1の記憶部から読み出された値
段により顧客毎に商品の買上合計金額を算出する売上登
録装置において、複数の割引対象商品が予め記憶された
第3の記憶部と、買上合計金額算出終了時に、その合計
買上金額が予め設定した金額以上か否かを判断する判断
手段と、該判断手段が前記合計買上金額が前記予め設定
した金額以上であると判断した場合には、前記第3の記
憶部に記載された前記複数の割引対象商品の中から少な
くとも1つの商品を前記顧客の意志とは無関係に選択す
る選択手段と、該選択手段が選択した商品の割引券を印
字する印字手段とを具備することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明にお
いて、前記印字手段は、割引券にその有効期限、あるい
は、有効期間を印字することを特徴としている。
「作用」 請求項1記載の発明によれば、顧客が購入希望の商品を
収納した買い物カゴをチェックアウト場に持ち寄って精
算を求めると、判断手段は、買上合計金額算出終了時
に、その合計買上金額が予め設定した金額以上か否かを
判断する。
そして、選択手段は、判断手段が合計買上金額が予め設
定した金額以上であると判断した場合には、第3の記憶
部に記憶された複数の割引対象商品の中から少なくとも
1つの商品を顧客の意志とは無関係に任意に選択する。
次に、印字手段は、選択手段の選択結果に基づいて商品
の割引券を印字する。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発
明において、印字手段は、割引券にその有効期限、ある
いは、有効期間を印字する。
「実施例」 本発明の一実施例について説明する前に、上述した課題
を解決するための基本的な考え方について説明する。
まず、割引サービスをする商品として予め複数の商品
(以下、これを割引対象商品という)を決定し、その商
品の割引金額および割引の有効期間等を売上登録装置内
に設けられたRAMに記憶しておく。
そして、チェックアウト処理時に、顧客の購入商品の合
計買上金額がある条件を満足した場合、例えば、合計買
上金額が一定金額以上となった場合などには、上述した
割引対象商品の中から1つまたは複数の商品を選択し、
その商品の割引券(無料、即ち、商品引換券の場合も含
む)をその時のレシートに印字する。
尚、上述した割引対象商品の選択は、顧客の意志とは無
関係に任意に(例えば、合計買上金額の値に応じて)行
う。
以上の考え方を採用することにより、従来の割引サービ
スに比べて集客効果が高く、かつ、特定商品の販売促進
効果が期待できる割引サービスを実施することができ
る。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。第1図は本発明の一実施例による売上登録装置を適
用したECRの電気的構成を示すブロック図、第2図は同
外観構成を示す斜視図である。これらの図において、1
は装置各部を制御するCPU(中央処理装置)、2はキー
ボードであり、ファンクションキー2a、テンキー2bおよ
びプリセットキー2cとから構成されており、キーボード
インターフェイス3を介してCPU1にデータを転送する。
また、4はバーコード読取器であり、商品のバーコード
印刷部分からバーコードに対応したコードデータを読取
り、インターフェイス5を介してCPU1にデータを転送す
る。
さらに、6は商品の品名、値段、合計買上金額および各
種メッセージ等を表示する表示装置であり、店員と対向
する斜面に配設された店員側表示器6aと、顧客と対向す
る斜面に配設された客側表示器6bとから構成されてい
る。ここで、第3図に店員側表示器6aの構成の一例を示
す。この図において、店員側表示器6aは、10桁の品名表
示欄6a1と6桁の値段表示欄6a2とから構成されている。
尚、表示装置6は、CPU1によってディスプレイコントロ
ーラ7を介して制御される。
加えて、8は印字装置であり、レシートを印字するレシ
ード印字部8aおよびジャーナルを印字するジャーナル印
字部8bとから構成され、CPU1によってプリンタコントロ
ーラ9を介して制御される。
また、10は時計機能および定定時間計時するタイマ機能
を持つ時計部、11はCPU1において用いられる制御プログ
ラムが格納されているROM、12はRAMであり、第4図に示
すように、各種のフラグやレジスタが確保されたフラグ
・レジスタエリア12aと、プリセットデータエリア12b
と、商品コードに応じた総売上個数および総売上金額の
集計データを格納するための集計データエリア12cとか
ら構成されている。
ここで、プリセットデータエリア12bは、商品コードに
応じた商品の品名および単価のPLU(Price Look Up)デ
ータを格納するためのPLUデータエリア12b1(第5図参
照)と割引対象商品データエリア12b2とから構成されて
いる。この割引対象商品データエリア12b2には、割引対
象商品として決定された商品の商品コード、割引金額、
割引の有効期間および現在割引商品として選択されてい
ることを示す選択フラグ(1ならば現在選択されている
ことを示す)が格納されている。(第6図参照)。尚、
この実施例においては、割引対象商品として20個の商品
が予め決定され、その商品コード、割引金額および割引
の有効期間が第6図に示すように設定されているものと
する。
また、第7図に集計データエリア12cの構成の一例を示
す。
このような構成において、まず、割引対象商品の選択を
行う場合のCPU1の動作について第8図のフローチャート
に基づいて説明する。
尚、この処理は、時計部10が所定時間、例えば、1秒を
計時する毎に割り込み処理により行うものとする 時計部10が1秒を計時すると、CPU1は、ステップSA1の
処理に進み、割引対象商品データエリア12b2のN番目の
商品の選択フラグ、即ち、前回の割り込み処理において
セットされたフラグをリセットした後、ステップSA2へ
進む。
ステップSA2では、N番のフラグに1をインクリメント
した後、ステップSA3へ進む。
ステップSA3では、N番のフラグが20より大きくなっ
た、即ち、21になったか否かを判断する。この判断結果
が「YES」の場合には、ステップSA4へ進む。
ステップSA4では、N番のフラグに1を代入した後、ス
テップSA5へ進む。
一方、ステップSA3の判断結果が「NO」の場合には、ス
テップSA5へ進む。
ステップSA5では、N番のフラグをセットした後、メイ
ンルーチンに戻る。
これにより、例えば、今まで4番の割引対象商品が割引
商品として選択されていたのが、5番の商品に変更され
る。尚、20番の商品が選択されていた場合には、1番の
商品が選択される。従って、割引商品が常時1秒毎に変
更されており、通常1人の顧客のチェックアウト処理の
所要時間は1秒以上で、かつ不規則であるので、顧客毎
に割引商品がランダムに変わることになる。
そして、どの顧客にどの商品が選択されるかは、顧客も
店員も予測することができない。
次に、ある顧客がECRにおいて商品を購入する場合のCPU
1および店員の処理について第9図の処理図に基づいて
説明する。
店員がECRに電源が投入すると、CPU1は、まず、装置各
部を初期化する。これにより、ECRが登録待機状態にな
る。
そこで、顧客が購入希望の商品を収納した買い物カゴを
チェックアウト場に持ち寄って精算を求めると、店員
は、ステップSB1の処理へ進み、商品コードを入力す
る。即ち、顧客と対面した位置で商品を受け取り、バー
コード読取器4に商品のバーコードを読取らせる。ある
いは、プリセットキー2cまたはテンキー2bおよびファン
クシンキー2cの一つであるPLUキーによって商品コード
を入力する。バーコード読取器4は、バーコードを読取
ると、バーコードに対応する商品コードデータをCPU1に
取込ませる。
これより、CPU1は、ステップSB2へ進み、入力された商
品コードによりPLUデータエリア12b1をサーチしてその
商品の品名および単価を呼び出し、表示装置6にこの品
名および単価を表示すると共に、印字装置8を駆動して
レシート用紙およびジャーナル用紙上に印字を行わせた
後、ステップSB3へ進む。
ステップSB3では、該当する商品コードの集計データエ
リア12cの値を更新する。即ち、入力された商品コード
の商品を売上実績とする。そして、ステップSB4へ進
む。
ステップSB4では、CPU1は、合計買上金額を計算した
後、ステップSB5へ進む。
ステップSB5では、店員は、すべての商品の登録が終了
したか否かを判断し、終了していない場合、即ち、この
判断結果が「NO」の場合には、ステップSB1へ戻り、上
述した商品登録処理を繰返す。
そして、全ての商品登録が完了した場合、即ち、ステッ
プSB5の判断結果が「YES」の場合には、定員は、キーボ
ード2のファンクションキー2aの1つである[小計]キ
ーを押す。これにより、CPU1は、ステップSB6へ進む。
ステップSB6では、CPU1は、合計買上金額を表示装置6
の店員側表示器6aおよび客側表示器6bに表示すると共
に、印字装置8を駆動してレシート用紙およびジャーナ
ル用紙上に印字を行わせる。尚、消費税が外税の場合に
は、消費税の処理があるがその説明は省略する。そし
て、ステップSB7へ進む。
ステップSB7では、CPU1は、合計買上金額が予め設定さ
れている2000円以上か否かを判断する。この判断結果が
「YES」の場合には、ステップSB8へ進む。
ステップSB8では、CPU1は、割引商品の決定を行う。こ
の実施例においては、現時点で割引対象商品データエリ
ア12b2のフラグが「1」の商品、即ち、上述した割り込
み処理において選択されている商品が、今、チェックア
ウト処理を行っている顧客の割引商品とされる。第6図
の例においては、商品コード「123456」の商品が割引商
品となる。そして、この割引商品の割引金額および有効
期間を呼び出すと共に、この割引商品の品名および単価
をPLUデータエリア12b1から呼び出した後、ステップSB9
へ進む。
ステップSB9では、CPU1は、PLUデータエリア12b1から呼
び出した単価と割引対象商品データエリア12b2から呼び
出した割引金額とから割引後の値段を式に示すように
計算すると共に、時計部10の現在の日付と割引対象商品
データエリア12b2から呼び出した有効期間とから有効期
限を式に示すように計算する。
125−27=98… 例えば、現在の日付が1990.2.17であり、有効期間が2
日であるとすると有効期限は、 1990.2.17+2→1990.2.19… となる。そして、ステップSB10へ進む。
一方、ステップSB7の判断結果が「NO」の場合には、ス
テップSB10へ進む。
ステップSB10では、店員は、ステップSB6において客側
表示器6bに表示された合計買上金額を見た顧客より預か
り金額を受け取り、その預かり金額をキーボード2内の
テンキー2bによって入力し、その後、[預/現計]キー
を押す。これにより、CPU1は、預かり金額を表示装置6
の店員側表示器6aおよび客側表示器6bに一定時間表示す
ると共に、印字装置8を駆動してレシート用紙およびジ
ャーナル用紙上に印字を行わせる。そして、ステップSB
11へ進む。
ステップSB11では、CPU1は、釣銭の計算を行う。即ち、
式に示す計算を行い、釣銭の額を表示装置6の店員側
表示器6aおよび客側表示器6bに表示すると共に、印字装
置8を駆動してレシート用紙およびジャーナル用紙上に
印字を行わせる。そして、ステップSB12へ進む。
預かり金額−購入金額=釣銭… ステップSB12では、CPU1は、印字装置8を駆動してレシ
ート用紙に例えば、第10図に示すような商品割引券を印
字を行わせた後、ステップSB13へ進む。
ステップSB13では、CPU1は、印字装置8を駆動してレシ
ートを所定量フィードしてカットする。即ち、レシート
の発行を行う。
従って、店員は、ステップSB11の処理で表示された釣銭
と、ステップSB13の処理で発行されたレシートと、商品
収納袋とを顧客に渡す。尚、商品割引券がレシート用紙
に印字されている場合、即ち、顧客が合計買上金額が20
00円以上の買い物をしたためにサービスが発生している
場合には、それについての説明をする。そして、その顧
客に対する一連のチェックアウト処理を終了する。
尚、上述した−実施例においては、サービスの発生の条
件を買い物の合計買上金額が2000円以上の場合の例を示
したが、これに限定されないことはいうまでもない。
また、上述した一実施例においては、1秒毎に割引商品
を変更する例を示したが、変更する時間間隔については
限定されない。
しかし、1人の顧客のチェックアウト処理に要する最小
の処理時間より短い時間間隔で自動的に変更するように
すれば、後ろに並んでいる顧客には割引商品の予想が全
くつかないので、「くじ」的要素が大きくなる。
また、上述した一実施例においては、合計買上金額が20
00円以上の顧客であれば、仮に合計買上金額が1万円以
上であっても同じサービスとなるが、合計買上金額の大
きさに応じて割引対象商品を変更することも考えられ
る。
例えば、以下に示すようにランク付けする。
(I)1000円〜1999円→A商品 (II)2000円〜2999円→B商品 (III)2000円〜2999円→C商品 そして、A商品よりB商品、B商品よりC商品と、ラン
クが上がる毎に大幅な割引をする。
尚、この場合、各ランク(I)〜(III)用の割引対象
商品データエリアをRAM12に設け、それらを上述した実
施例のように、一定時間毎に変更することも考えられ
る。
ところで、今まで用いてきた「割引」という言葉は、全
額割引、つまり、無料の意味も含むものとする。この場
合には、商品割引券ではなく、商品引換券となる。
また、上述した一実施例においては、消費税については
ふれていない。通常、消費税が外税の場合には、顧客の
合計買上金額に消費税が加算されて最終的な支払金額と
なるが、上述した割引サービスを行うかどうかの判断
は、合計買上金額に対してでも、最終的な支払金額に対
してでもよい。
さらに、例えば、「たばこ」などの商品は、法律で割引
が禁止されている。従って、合計買上金額からこのよう
な商品の売上を差し引いた残りの金額に対して割引サー
ビスを行うかどうかの判断をすることも考えられる。
従って、本願明細書の特許請求の範囲に記載した「合計
買上金額」という表現は、顧客の購入商品の値段の単純
な加算の他に、税金を加えた場合、あるいは、特定商品
の売上を差し引いた残りの場合、または、特定商品の売
上に重みを付けて(例えば、2倍に計算するなど)加算
した場合のいずれをも含んでいる。
加えて、上述した一実施例においては、商品割引券の一
例を第10図に示したが、印字フォーマットはこれに限定
されない。
例えば、商品の値段がしばしば変更される場合には、第
11図に示すように、割引金額のみを印字してもよい。ま
た、第12図に示すように、割引後の値段のみを印字して
もよいが、この場合には、顧客はいくら得をするのが直
感的に分からないのが欠点である。
さらに、商品割引券に値段の他に、第13図に示すよう
に、商品のイメージを併せて印字してもよい。これは大
変視覚効果のある商品割引券であるが、これを実現する
には、例えば、第14図に示すように、RAM12内に商品イ
メージデータエリア12dを設け、第15図に示すように、
商品コードに応じてイメージデータを予めドットパター
ン等により記憶しておくことが必要である。
加えて、上述した一実施例においては、商品割引券によ
る割引処理は、チェックアウト処理時に割引金額あるい
は割引後の値段をテンキー2bによって入力しなければな
らない。しかし、第16図に示すように、商品割引券に値
段の他に、バーコードを印字し、そのバーコードをバー
コード読取器4によって読み取ることにより、割引処理
を自動的に行わせることも可能である。尚、バーコード
データには、割引商品である旨のフラグ、商品コードお
よび割引金額あるいは割引後の値段が必要である。
また、上述した一実施例においては、割引対象商品デー
タエリア12b2に割引金額を記憶した例を示したが、これ
に限定されない。例えば、割引後の値段でも割引率(例
えば、10%)でもよい。
さらに、上述した一実施例においては、商品割引券に有
効期限を印字する例を示したが、有効期間を印字しても
よいし、印字しなくてもよい。また、有効期限は当日か
ら有効としたが、次回の来店の効果を上げるためには、
翌日から有効としてもよい。
加えて、上述した一実施例においては、レシート部分と
商品割引券部分とを区別するために、点線を印字した例
を示したが、さらにカッタによりハーフカット(ミシン
目)を入れるようにしてもよい。また、カッタにより完
全に切り離した状態で発行するようにしてもよい。
また、上述した一実施例は、本発明をECRに適用した例
を示したが、POSシステムや対面販売用電子秤などの他
の売上登録装置に適用してもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、以下に示す効果
が得られる。
従来のように画一的な単なる値引きではなく、顧客毎
の特定商品の割引券であるので、あたり、はずれがあ
り、いわゆる「くじ」的要素が加味され、顧客が購入し
ようと思っていた商品が普段より安く購入できるため、
集客効果がある。
割引対象商品の数を多くし、さらに、日毎、あるい
は、時間毎に商品の種類を入れ替えることにより、より
一層「くじ」的要素が加味される。
小売店は、在庫品、あるいは、新製品等の特定商品の
販売促進効果が期待できる。
特定商品の割引であるので、小売店は、マージンの大
きい商品等を思い切って値引きすることができ、結果的
には顧客はより多くのサービスを受けることができる。
従って、顧客および小売店の両者にとってメリットの
ある新しいサービスが実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による売上登録装置を適用し
たECRの電気的構成を示すブロック図、第2図は同外観
構成を示す斜視図、第3図は店員側表示器6aの構成の一
例を示す図、第4図はRAM12の構成の一例を示す図、第
5図はPLUデータエリア12b1の構成の一例を示す図、第
6図は割引対象商品データエリア12b2の構成の一例を示
す図、第7図は集計データエリア12cの構成の一例を示
す図、第8図は割引対象商品の選択を行う場合のCPU1の
動作を表すフローチャート、第9図はある顧客がECRに
おいて商品を購入する場合のCPU1および店員の処理を表
す処理図、第10図はレシートおよび商品割引券の一例を
示す図、第11図〜第13図はそれぞれ商品割引券の他の例
を示す図、第14図はRAM12の構成の他の例を示す図、第1
5図は商品イメージデータエリア12dの構成の一例を示す
図、第16図は商品割引券の構成の他の例を示す図であ
る。 1……CPU、2……キーボード、2a……ファンクション
キー、2b……テンキー、2c……プリセットキー、4……
バーコード読取器、6……表示装置、8……印字装置、
8a……レシート印字部、8b……ジャーナル印字部、10…
…時計部、11……ROM、12……RAM、12b……プリセット
データエリア、12b1……PLUデータエリア、12b2……割
引対象商品データエリア、12c……集計データエリア。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の識別データである商品コードに対応
    して、その商品の値段が予め記憶された第1の記憶部
    と、前記商品コードに対応して、販売個数の累計値であ
    る個数累計値および値段の累計値である値段累計値がそ
    れぞれ記憶される第2の記憶部とを備え、商品の販売毎
    に、その商品の個数および値段を、前記第2の記憶部か
    ら読み出された前記個数累計値および前記値段累計値に
    それぞれ加算して前記第2の記憶部へ登録すると共に、
    商品コードが入力されることにより、その商品コードに
    対応して前記第1の記憶部から読み出された値段により
    顧客毎に商品の買上合計金額を算出する売上登録装置に
    おいて、 複数の割引対象商品が予め記憶された第3の記憶部と、 買上合計金額算出終了時に、その合計買上金額が予め設
    定した金額以上か否かを判断する判断手段と、 該判断手段が前記合計買上金額が前記予め設定した金額
    以上であると判断した場合には、前記第3の記憶部に記
    憶された前記複数の割引対象商品の中から少なくとも1
    つの商品を前記顧客の意志とは無関係に任意に選択する
    選択手段と、 該選択手段が選択した商品の割引券を印字する印字手段
    と を具備することを特徴とする売上登録装置。
  2. 【請求項2】前記印字手段は、前記割引券にその有効期
    限、あるいは、有効期間を印字することを特徴とする請
    求項1記載の売上登録装置。
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