JPH06100759B2 - トリミング撮影可能カメラ - Google Patents

トリミング撮影可能カメラ

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JPH06100759B2
JPH06100759B2 JP408186A JP408186A JPH06100759B2 JP H06100759 B2 JPH06100759 B2 JP H06100759B2 JP 408186 A JP408186 A JP 408186A JP 408186 A JP408186 A JP 408186A JP H06100759 B2 JPH06100759 B2 JP H06100759B2
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JP
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trimming
mode
switch
aperture
focal length
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JP408186A
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学 井上
信行 谷口
良彰 秦
武夫 宝田
▲吉▼信 工藤
上田  宏
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Publication date
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Priority to US07/205,681 priority patent/US4829333A/en
Priority to US07/312,751 priority patent/US4963907A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はトリミング撮影を可能にしたカメラに関す
る。
[従来技術とその問題点] 撮影画面領域全体をプリントする通常撮影モード以外
に、撮影画面内にある狭い領域部分をプリント指定する
ための情報をフイルム上に記録できるようにした、いわ
ゆるトリミング撮影を可能としたカメラが、特開昭54-2
6721号及び実開昭60-145728号に開示されていて、プリ
ント時に指定された部分を所定の大きさに引き伸ばすこ
とにより、望遠レンズを用いて撮影したような効果を得
ることができるようになっている。
このようなトリミング撮影が可能なカメラで更に、露出
のための測光時、平均測光及びスポット測光のように測
光範囲を任意に選択することのできるカメラにあって
は、トリミング撮影であるのに誤って平均測光すると、
例えばトリミングすることでプリントされる領域外に著
しく明るい物体あるいは逆に暗い物体がある場合には、
その測光値は不適性な値となるといった問題点があっ
た。
[発明の目的] この発明は上述した問題点をなくすためになされたもの
であり、トリミング撮影時には選択できる測光範囲に制
限を加え、測光範囲がトリミング撮影の範囲よりも広く
ならないようにしたトリミング撮影可能カメラを提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] この発明は、通常の撮影モードとそれより狭い範囲を撮
影するトリミング撮影モードとを選択できるトリミング
撮影可能なカメラにおいて、 被写界を複数の領域に分割し、該複数の領域毎の輝度情
報を出力する複数の受光手段と、 該複数の受光手段の出力に基づいて動作し、通常撮影モ
ードが選択された時には通常撮影範囲に対応する露出制
御値を演算し、トリミング撮影モードが選択された時に
はトリミング範囲に対応する露出制御値を演算する演算
手段とを設けたことを特徴とする。
[実施例] 以下、この発明のトリミング撮影可能なカメラの1実施
例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図は本実施例の一眼レフレックスカメラ
ボディの外観を示している。1はトリミングのサイズを
切り替える釦であり、この釦1の一押毎に、 →トリミングなし ハーフサイズ(1/2)横長 クオーターサイズ(1/4)横長 ハーフサイズ縦長 クオーターサイズ縦長→ の順に切り替わるようになっている。2はカメラのメイ
ンスイッチであり、このメインスイッチ2がオフのとき
は、後述するようなすべての操作が禁止される。3はシ
ャッターレリーズ釦であり、この釦3の第1段階の押込
み動作で測光が開始され、次の第2段階の押込動作でレ
リーズ動作がなされる。4はプレビュー釦であり、この
釦4を押込んでいる間に実際の撮影絞り値まで絞り込ま
れるようになっていて、実際の撮影時における被写界深
度を知ることができるようになっている。5はファイン
ダである。
6はシャッター速度(Tv)を変更するためのアップダウ
ンスイッチであり、第2図にて、このスイッチ6を右側
に一押しする毎にシャッター速度が高速側に一段づつ変
化し、このスイッチ6を左側に一押しする毎にシャッタ
ー速度は逆に低速側に一段づつ変化する。7はフラッシ
ュ装置をカメラ本体に取り付けるためのアクセサリーシ
ューであり、8はアクセサリーシュー7にフラッシュ装
置を取り付けたとき、フラッシュ装置とカメラ本体とで
情報をやり取りを行うためのコネクタである。9は測光
モードを切り替えるためのスイッチであり、撮影画面全
体を測光する平均測光と所定の狭い領域だけを測光する
スポット測光とを切り替える。10は絞り値(Av)を変更
させるためのアップダウンスイッチであり、このスイッ
チ10を第2図中、上側に一押しする毎に絞りが一段づつ
開放され、このスイッチ10を下側に一押しする毎に絞り
は逆に一段づつ絞り込まれる。
11は撮影モード切り替えスイッチで、このスイッチ11の
一押し毎に、 →P(プログラム)モード A(絞り優先)モード M(マニュアル)モード S(シャッター速度優先)モード→ の順に各モードが切り替わる。12はレンズをカメラ本体
に固定するためのレンズロック釦であり、13はレンズか
らの情報をカメラ本体に伝送するための信号伝送ピンで
ある。14は絞り復帰レバーであり、このレバー14の操作
により、カメラはレンズの絞りをコントロールする。LD
1は撮影情報を表示するための液晶表示器(LCD)であ
る。
第3図は第1図及び第2図におけるカメラの側断面図を
示している。
15は一端側を支点として回動可能な半透過のミラーであ
る。16はミラー15を透過した被写体光を受光素子PDに導
くための反射板であり、17は半透過ミラー15からの反射
光をファインダ5に導くためのペンタプリズムであり、
18はペンタプリズム17の後方に設けられた接眼レンズで
ある。LD2は半透過ミラー15の反射光の光路に設けられ
たLCDからなる焦点板であり、例えば、LCDを構成する2
枚のガラスのうち片方をマット面にすることで焦点板と
し、又、ファインダ内の撮影情報表示も同時に行なえる
ようになっている。
19はカメラ本体の裏ぶたであり、この裏ぶた19の内面を
第4図に示す。LED1及びLED2はコード化したトリミング
情報や後述する等価焦点距離等をフィルム画面横に写し
込ませるための発光ダイオードであり、コードで記録し
た場合はプリント時に数値に変換してプリント上に記録
する。20はカメラボディから前記LED1,LED2に情報を伝
達するためのコネクタである。
第5図は上記焦点板LD2の詳細図であり、a,b,c,d,eは、
トリミング撮影により得られるプリント上の画枠の四隅
に対応して設けられたLCDセグメントによる表示内容を
示していて、トリミングモードの設定により、aないし
dのいづれかのセグメントが点灯する。例えば、ハーフ
サイズの横長のトリミングを設定したときはセグメント
aのみが点灯して他のセグメントb,c,dは消灯し、又、1
/4サイズの縦長をトリミングしたときはセグメントcの
みが点灯する。eは焦点板LD2下部に表示される撮影情
報を示していて、左端から絞りがF5.6、シャッター速度
が1/250秒、Pモードであり、そして はフラッシュモードにおける充電完了を示している。
第6図(a),(b),(c)は上記撮影情報表示部e
のみを示したものであり、それぞれAモード,Mモード,S
モードが選択されたことを示している。
第7図は上記LD1の詳細図を示している。fは撮影モー
ドの表示用セグメント、gはフイルム感度の表示用セグ
メント、hはシャッター速度の表示用セグメント、iは
トリミング撮影の表示用セグメントであり、トリミング
撮影のときにTRIMMINGの文字が点灯され、通常撮影のと
きは何も点灯しない。jは絞り表示用セグメント、kは
等価絞り表示用セグメントであり、トリミング撮影時の
み表示される。この等価絞りや前記等価焦点距離という
のは、トリミングせずに望遠レンズ等を使用することに
より、トリミング撮影によって得られたプリントと同一
の画枠で同じ深度を得ることができ、このときの前記望
遠レンズ等における焦点距離と絞りとをそれぞれ等価焦
点距離及び等価絞りと名づけたものである。この等価焦
点距離や等価焦点距離を知ることにより、トリミング撮
影により得られたプリントにおける望遠効果や深度を容
易に認識することができるようになる。
lは撮影レンズの焦点距離表示用セグメント、mはトリ
ミング撮影時の等価焦点距離表示用セグメントである。
nはトリミングモード表示用セグメントであり、ハーフ
サイズのときはhalfが表示され、クオーターサイズのと
きはquarterが表示され、また、このときに横長である
のか縦長であるのかに対して のいづれかが表示される。
第8図はLD1の表示例を示していて、Aモードで、フイ
ルム感度がISO400、トリミング撮影なし、そしてシャッ
ター速度が1/250秒、絞り値がF5.6、使用されるレンズ
の焦点距離がf=135mmであることを示している。
又、第9図では、Mモードで、フイルム感度がISO200、
トリミング撮影の場合であり、シャッター速度が1/125
秒、絞り値がF2.8、使用されるレンズの焦点距離がf=
35mmであり、又、等価絞り値がF4、等価焦点距離がf=
50mmであって、トリミングのサイズは縦長のハーフサイ
ズであることを示している。従って、このトリミング撮
影によって得られるプリントを通常撮影における所定の
画枠の大きさに引き伸ばしたとすれば、絞り値がF4の被
写界深度であり、焦点距離がf=50mmのレンズを用いた
ときに相当している。
第10図はこの発明のカメラに適用される制御回路の1実
施例を示している。
100はCPU(中央演算処理回路)からなるマイクロコンピ
ュータであり、以下に述べるような各スイッチからの信
号が入力ポートIxに入力されるとともに出力ポートOxか
ら各装置に制御信号が送出される。SIはシャッターレリ
ーズ釦3の第1段階の押込みでオンになるスイッチであ
り、S2は撮影モード切り替え釦11の押動によりオンにな
るスイッチである。S3はトリミング切り替え釦1に連動
したスイッチであり、S4はレンズロック釦12に連動し、
レンズ装着時及びレンズ取り外し時にオンになるスイッ
チである。S5は裏ぶた19に連動していて、裏ぶた19が開
けられるとオンになるスイッチであり、S6は前記シャッ
ターレリーズ釦3の第2段階の押込みでオンになるスイ
ッチである。
S7はプレビュー釦4に連動してオンになるスイッチであ
り、S8は測光モード切り替えスイッチ9に連動したスイ
ッチである。S9はシャッターレリーズ釦3のレリーズ動
作によりオンになり、フィルムの巻き上げ完了によりオ
フになるスイッチである。S10−1,S10−2はシャッター
速度アップダウンスイッチ6に連動したスイッチであ
り、シャッター速度を高速側に設定したときスイッチS1
0−1がオンになり、逆に低速側に設定したときスイッ
チS10−2がオンになる。S11−1,S11−2は絞りアップ
ダウンスイッチ10に連動してスイッチであり、絞りを開
放側に設定したときスイッチS11−1がオンになり、逆
に絞り込む側に設定したときスイッチS11−2がオンに
なる。
S12はメインスイッチ2に連動したスイッチである。上
記各スイッチS1〜S12のそれぞれの一方は接地され、他
方の端子は、それぞれマイクロコンピュータ100の入力
ポートI1〜I14に入力される。この入力ポートI1〜I
14は、それぞれ一端をプラスの電圧に接続された抵抗R
により“H"にプルアップされていて、各スイッチS1〜S1
2を閉じることにより、各入力ポートI1〜I1は“L"にな
る。
又、各入力ポートI1〜I4は直接に、一方入力ポートI5
らは微分回路101を介してそれぞれAND回路102の入力部
に接続され、このAND回路102の出力部はマイクロコンピ
ュータ100の割り込み端子INT1に接続される。そして入
力ポートI14とマイクロコンピュータ100の割り込端子IN
T2とが接続される。この割り込み端子INT1への入力信号
が“H"から“L"に変化したときにマイクロコンピュータ
100に割り込みがかかるようになっている。従って、ス
イッチS1〜S4のいずれかがオンになったときあるいは、
スイッチS5がオン又はオフ時の微分回路101からの出力
信号により、AND回路102はオンになり、割り込端子INT1
により、割り込みがかかる。又、割り込み端子INT2は、
入力信号が“L"から“H"に変化したときに割り込みがか
かるようになっている。
FCは、前記フラッシュ用コネクタ8を介してフラッシュ
装置と接続されるフラッシュ制御部であり、出力ポート
Ofcを介して配光特性の切り替えのための等価焦点距
離,トリミングモード,連動距離表示やガイドナンバー
制御のための撮影絞り値やフィルム感度等の情報が入力
され、このフラッシュ制御部FCから充電完了の信号が入
力ポートI15と測光部LMに入力される。測光部LMは被写
体の輝度Bvを測定するものであり、出力ポートO1,O2
ら平均測光であるのかスポット測光であるのかを示す信
号と、測光許可信号とが入力され、測光したデータは入
力ポートIlmに入力される。又、この測光部LMから前記
フラッシュ制御部FCにフラッシュ発光を停止させるため
のストップ信号が送出される。これにより、フラッシュ
発光と同時に測光を開始し、測光量が所定量になればス
トップ信号によりフラッシュ装置の発光を停止させるよ
うになっている。
ACは絞り制御部であり、出力ポートOacからの信号に従
って絞り機構開閉用のステッピングモータSMが駆動され
る。このステッピンングモータSMによる絞り動作が停止
すれば、この絞り制御部ACから入力ポートI16に絞り停
止信号が送出される。SCはミラー・シャッター制御部で
あり、出力ポートO3,O4,O5からレリーズ信号,シャッタ
ー先幕及び後幕を制御する信号1c,2cとがそれぞれ入力
されるとともに、このミラー・シャッター制御部SCから
は、入力ポートI17に対してミラー15が上部に回動した
ことを知らせるミラーアップ完了信号と、フラッシュ制
御部FCに対してフラッシュ装置を起動させるためのフラ
ッシュ発光信号とが送出される。
DSは出力ポートOdsからの信号に従って表示器LD1,LD2に
データを表示させる表示制御部であり、BZは出力ポート
O6からの信号に従って手振れ警告を行うブザー及びこの
ブザーの制御部である。PCは出力ポートOpcからの情報
を発光ダイオードLED1,LED2によってフィルム上に記録
させるための写込み制御部であり、出力ポートO7からの
写し込み信号によって動作する。DXはフィルムのパトロ
ーネ上に示されているフイルム感度を現わすコードを読
取って入力ポートIdxに伝送するためのコード読取り部
であり、LNはレンズであり、このレンズLNから入力ポー
トIlnに対して焦点距離と開放絞り値及び最小絞り値が
送出される。
次に上記制御回路における動作をフローチャートに従っ
て説明する。
第11図のフローチャートは割り込み端子INT1による割り
込みルーチンを示している。
記述したように、スイッチS1〜S4のいずれかがオンにな
ったことにより、あるいは、スイッチS5がオン又はオフ
となったことにより、割り込端子INT1に割り込みがかか
ると、ステップ♯1にて割り込端子INT1への割り込みが
禁止される。これは、以後の処理過程において再び割り
込みが発生するとトラブルが起こるからである。
次にステップ♯2にてスイッチS12、即ちメインスイッ
チ2がオンになっているかの判定がなされ、オフであれ
ばステップ♯12に進み前記割り込端子INT1の割り込み禁
止を解除し、ステップ♯13にてマイクロコンピュータ10
0内の不必要なクロックを停止し消費電力を極力押さえ
たスタンバイ状態となる。一方、メインスイッチ2がオ
ンであれば、ステップ♯3にてスイッチS1がオンになっ
ているか、即ちシャッターレリーズ釦3が第1段階まで
押込まれているかが判定され、押込まれていれば後述す
る測光ルーチンに進み、押込まれていないときはステッ
プ♯4に進む。ステップ♯4にてスイッチS2の状態、即
ちモード切り替え釦11が押されているかが判定され、押
されていればステップ♯16に進み、撮影モードの変更が
なされたのちステップ♯10に進む。
一方モード切り替え釦11が押されていないならば、ステ
ップ♯5に進み、スイッチS4の状態、即ちレンズの着脱
のためにレンズロック釦12が押されたかが判定される。
レンズロック釦12が押されたならばステップ♯15に進
み、設定されていたトリミングモードをリセットしてス
テップ♯10に進む。一方、レンズロック釦12が押されな
かった場合はステップ♯6に進み、スイッチS5、即ち裏
ぶた19が開かれたかが判定される。フイルムの入れ換え
により、裏ぶた19が開かれた場合にはステップ♯15に進
み、トリミングモードをリセットしてステップ♯10に進
むが、裏ぶた19の開閉がなく、閉じられているときはス
テップ♯7に進む。ステップ♯7において、スイッチS
3、即ちトリミング切り替え釦1の状態が判定され、こ
の釦1が押された場合はステップ♯14に進み、記述した
ように、この釦1を一押毎にトリミングサイズが順次切
り替えられるようになっていて、その後はステップ♯10
に進む。
一方、トリミング切り替え釦1が押されなかった場合は
ステップ♯8に進み、コード読取り部DXにより、フイル
ム感度が読取られ、次のステップ♯9にて、読取ったフ
イルム感度に基づいてフイルム感度設定の変更がなされ
る。ステップ♯10において、以上の設定内容が表示器LD
1に表示される。その後はステップ♯11にて、マイクロ
コンピュータ100の各出力ポートOxの出力をリセット
し、そしてステップ♯12にて、割り込み端子INT1の割り
込み禁止を解除し、ステップ♯13に進み、マイクロコン
ピュータ100はスタンバイ状態となる。
第12図は割り込み端子INT2への割り込みを示すルーチン
である。
メインスイッチ2がオンからオフになるとき、端子INT2
は“L"から“H"となり割り込みが発生する。この割り込
みが発生すると、ステップ♯57にてすべての割り込みを
禁止して、このルーチンが他の割り込みにより途中で中
断されないようにしている。ステップ♯58で各出力ポー
トOxをリセットし、ステップ♯59でトリミングモードを
リセットして通常の撮影モードにする。
このようにメインスイッチ2がオフになったときや、既
述したように、レンズの着脱のためにレンズロック釦12
をオンしたときやフイルム交換のために裏ぶた19を開閉
したときのように、明らかに通常の撮影モードに復帰さ
せる必要があるときには自動的にトリミングモードがリ
セットされ、通常の撮影モードに復帰するようになって
いる。これにより、トリミングモードの解除忘れによる
撮影の失敗を防いでいる。
ステップ♯60にてスタンバイ表示用のデータを表示制御
部DSに送出し、ステップ♯61にて表示器LD1に前記スタ
ンバイの表示がなされる。そしてステップ♯62にて割り
込み端子INT1,INT2への割り込みを許可し、ステップ♯6
3にてスタンバイ状態となる。尚、メインスイッチ2が
オフとなっているときは既述したようにカメラは動作し
ない。
第13図は上記測光ルーチンのフローチャートを示してい
て、既述のステップ♯3において、シャッターレリーズ
釦3が第1段階まで押込まれると、この測光ルーチンに
進む。
ステップ♯17にて、出力ポートO2から測光部LMに測光許
可信号が送出されることにより、測光が開始する。ステ
ップ♯18にて、トリミングサイズ切り替え釦1によって
トリミングモードが設定されているかが判定され、トリ
ミングモードが設定されていればステップ♯21に進み、
マイクロコンピュータ100に対してスポット測光が設定
され、ステップ♯22に進む。
このように、トリミング撮影のときは、測光モード切り
替えスイッチ9による設定状態とは関係なく、強制的に
スポット測光に切り替えていて、トリミングの枠外の部
分を測光しないようにしている。一方、トリミングモー
ドが設定されていないならば、ステップ♯19にて測光モ
ード切り替えスイッチ9による設定モードが判定され、
スポット測光側に設定されていればステップ♯21にてス
ポット測光が設定され、一方、平均測光側に設定されて
いれば、ステップ♯20にてマイクロコンピュータ100に
平均測光が設定される。次のステップ♯22にて、レンズ
LNから焦点距離と開放絞り及び最小絞り等のレンズ情報
が取り込まれる。
ステップ♯23では後述する等価焦点距離算出ルーチンで
もってレンズの焦点距離とトリミングサイズとにより、
等価焦点距離が演算される。次のステップ♯24にて、ス
イッチS10−1,2、スイッチS11−1,2、即ちシャッター速
度アップダウンスイッチ6及び絞りアップダウンスイッ
チ10の設定によるシャッター速度(Tv)と絞り(Av)と
が取り込まれる。ステップ♯25にて、スイッチS2〜S5の
状態により、既述したように、撮影モード,トリミング
モード,レンズLNの装着状態,裏ぶた19の開閉状態の情
報が取り込まれる。ステップ♯26にて、測光部LMによる
測光値が入力ポートIlmに入力されると、ステップ♯27
において、前記測光値に基づいて後述する露出演算ルー
チンにより、シャッター速度Tv,絞り値Avが算出される
とともに等価絞り値が演算される。これらの演算結果と
前記等価焦点距離とをステップ♯28にて表示器LD1に表
示する。
このように、表示器LD1に等価焦点距離及び等価絞り値
が表示されることにより、トリミング撮影した場合の被
写界深度や望遠効果を簡単に知ることができる。
次のステップ♯29にて、出力ポートOfcよりフラッシュ
制御部FCに対して、配光特性を変えるために、等価焦点
距離等のフラッシュ情報が送出される。これにより、発
光部前面のレンズをモーター等により移動させ、照射角
を変えることができる。ステップ♯30にて、スイッチS
7、即ちプレビュー釦4の状態が判定され、この釦4が
押されていれば、ステップ♯31にて、演算ルーチンにて
測光値から演算されたプレビュー絞り値が出力ポートOa
cから絞り制御部ACに送出されることにより、ステッピ
ングモータが作動してレンズLNは所定の絞り値に絞り込
まれる。一方、プレビュー釦4が押されていないとき
は、ステップ♯32にて、絞り制御部ACにはレンズの開放
絞り値が送出され、レンズLNの絞りは開放状態に保た
れ、ステップ♯33に進む。ステップ♯33にて、シャッタ
ーレリーズ釦3の第1段階でオンになる測光用スイッチ
S1の状態が判定され、このスイッチS1がオンになってい
れば、ステップ♯35に進み、電源ホールド用タイマがリ
セットされ、次のステップ♯38に進む。
従って、測光用スイッチS1がオンになっているときは、
ホールド用タイマのリセットにより、電源が保持され
る。前記スイッチS1がオフになっていればステップ♯34
にて、電源ホールド用タイマにより、所定時間が経過
(オーバーフロー)したかが判定され、オーバーフロー
すればステップ♯36にて出力ポートOxをリセットし、ス
テップ♯37にて割り込み端子INT1への割り込みを許可し
たのちステップ♯56に進み、スタンバイ状態となる。一
方、ステップ♯34にてオーバーフローしていないとき
は、ステップ♯38に進み、スイッチS9がオンあるいはオ
フであるか、即ちシャッターレリーズ釦3のレリーズ動
作があったかあるいはフイルム巻き上げが完了したかが
判定され、フイルムの巻き上げが完了していないときは
レリーズしないようにシャッターレリーズ釦3の動作に
関係なく、前記ステップ♯18に戻り上記過程をくり返
す。
一方、フイルムの巻き上げが完了していれば、ステップ
♯39に進み、スイッチS6、即ちシャッターレリーズ釦3
が第2段階にまで押込まれたかが判定され、押込まれて
いないときはステップ♯18に戻り上記過程を繰り返す
が、シャッターレリーズ釦3が第2段階にまで押込まれ
ていた場合は次のステップ♯40に進む。ステップ♯40で
測光部LMによる測光を禁止しするとともに手振れブザー
BZ等に対する信号をリセットしてレリーズに備える。ス
テップ♯41で、フイルム上に記録するための写し込み情
報、即ちトリミングモード信号と等価焦点距離とを写し
込み制御部PCに送出し、ステップ♯42で、撮影絞り値を
絞り制御部ACに送出することによってレンズLNの絞りが
絞り込まれる。
次のステップ♯43で、出力ポートO3からミラー・シャッ
ター制御部SCにレリーズ信号が送出され、ミラー15が上
方に回動する。そしてステップ♯44にて出力ポートO7
り写し込み制御部PCに写し込み信号が送出されて前記写
し込み情報がフイルム上に記録される。ステップ♯45,
♯46にて前記絞り込み動作及びミラー15の上昇が終了し
たがが判定され、それぞれの動作が終了すれば次のステ
ップ♯47に進む。ステップ♯47にて、フラッシュ調光用
のために測光モードを平均測光に切り替える。そしてス
テップ♯48にて、出力ポートO4から信号1cがミラー・シ
ャッター制御部SCに送出されることにより、シャッター
先幕がスタートして露光が開始すると同時にステップ♯
49にて、マイクロコンピュータ100内のタイマが作動し
てシャッター速度の時間をカウントし、カウントが完了
すると、ステップ♯50にて、出力ポートO5から信号2cが
前記制御部SCに送出され、これにより、シャッター後幕
がスタートして露光が停止する。
又、前記シャッター先幕が開ききったときにミラー・シ
ャッター制御部SCからフラッシュ制御部FCに対してフラ
ッシュ発光信号が送出され、フラッシュ装置が発光す
る。被写体で反射された前記フラッシュ光は測光部LMに
よって積分され、この積分値が所定の値になれば、この
測光部LMよりフラッシュ制御部FCに対してストップ信号
が送出され、フラッシュの発光が停止する。ステップ♯
51にて、時間待ちして前記シャッター後幕が完全に走り
切ったのちに、ステップ♯52に進む。ステップ♯52に
て、前記表示器LD1に表示されていたシャッター速度及
び絞り値とを消灯させてスタンバイ状態を表示をするた
めの情報を作成し、この情報はステップ♯53にて、前記
表示器LD1に表示される。その後、ステップ♯54にて出
力ポートOxをリセットし、そしてステップ♯55にて割り
込み端子INT1への割り込みを許可したのちステップ♯56
に進みスタンバイ状態となる。
次に、等価焦点距離の算出方法を第17図(a),(b)
を用いて説明する。
第17図(a)において、Xは撮影レンズ、fはその焦点
距離を示し、Tは通常の撮影モードでフイルムY上に投
影される像の高さを示していて、像高がαTとなるよう
にトリミングする場合を考える。
tanω=T/f,tanω′=αT/fの関係があり、第17図
(b)はトリミングにより得られたαTの像高をTにな
るように引き延ばしたときの関係を示していて、xを等
価焦点距離としている。
この場合、tanω′=T/xより、 x=T/tanω′=T/(αT/f)=f/α…となる。
これにより、例えば焦点距離fが35mmとし、像高が1/2
になるようにトリミングしたとき、この場合、α=1/2
であり、等価焦点距離35/(1/2)=70mmとなり、トリミ
ングのサイズとしては1/4になっている。又、トリミン
グがハーフサイズであればαの値は 従って、第14図の等価焦点距離算出ルーチンに示すよう
に、ハーフサイズのトリミングであればステップ♯23−
2においてレンズの焦点距離を した値が等価焦点距離となり、又、1/4サイズであれば
ステップ♯23−4においてレンズの焦点距離を2倍にし
た値が等価焦点距離となる。
第15図は上述した露出演算ルーチンを示している。
ステップ♯64にて、測光部LMから入力された被写体の輝
度値Bvとコード読取り部DXから入力されたフイルム感度
Svとから露光値Evが演算される。(Ev=Bv+Sv)そして
ステップ♯65にて、プレビュー釦4の状態が判定され
る。プレビュー動作のときは露出演算が複雑となるので
このルーチンでは行なわず、撮影途中におけるトリミン
グモードの変更により、等価絞り値やプレビュー絞り値
が変更されたときに備えてステップ♯95にて等価絞りと
プレビュー絞りの演算のみを行なう。
一方、プレビュー動作でないときは、ステップ♯66,♯6
7,♯68にて撮影モードの判定がなされる。
M(マニュアル)モードであればステップ♯69に進み、
マニュアルにて設定した絞り値(Av)が読み込まれ、そ
してステップ♯70にて同じくマニュアルにて設定したシ
ャッター速度Tvが読み込まれる。そしてステップ♯71の
判定により、フラッシュ撮影であって充電が完了した場
合はステップ♯72にて前記シャッター速度がTvがフラッ
シュの発光と同調するようにシャッター速度Tvを押さえ
ている。その後はステップ♯95に進む。
一方、S(シャッター速度優先)モードであればステッ
プ♯68からステップ♯73へと進み、マニュアルにて設定
されたシャッター速度Tvが読込まれ、次のステップ♯74
にて上記Ev値及びTv値より絞り値Avが演算される。そし
てステップ♯75の判定により、フラッシュ撮影でない場
合はステップ♯95に進むが、フラッシュ撮影であって充
電が完了した場合はステップ♯76にて、上記シャッター
速度Tvがフラッシュの発光と同調するようにシャッター
速度を押さえている。ステップ♯77で絞り値AvをF5.6に
設定したのち、ステップ♯78にてトリミング撮影である
かの判定がなされ、トリミング撮影ならばステップ♯79
にてトリミング段数に合わせて絞りを開放側へシフトす
るが、トリミング撮影でないときはステップ♯95に進
む。
A(絞り優先)モードであればステップ♯67からステッ
プ♯80に進み、マニュアルにて設定された絞り値Avが読
み込まれ、次のステップ♯81にて上記Ev値及びAv値より
シャッター速度Tvが演算される。そしてステップ♯82の
判定により、フラッシュ撮影であって充電が完了した場
合はステップ♯83にてシャッター速度を1/60秒に設定し
たのちステップ♯95に進む。一方、フラッシュ撮影でな
い場合は、ステップ♯84にて手振れ警告用ブザーBZによ
り警告するシャッター速度を表1に示すように等価焦点
距離に基づいて制御する。
表1 等価焦点距離 手振れ警告シャッター速度 35mm以下 1/30秒 35mm〜105mm 1/60秒 105mm以上 1/100秒 これは、トリミングにより、プリント時の拡大倍率を上
げて長焦点レンズによる撮影と同様な効果を得るように
したカメラでは、手振れ警告を単にレンズの焦点距離だ
けで決定しても意味がないので、上表のように手振れ警
告シャッター速度を等価焦点距離に応じて設定している
のである。
又、P(プログラム)モードのときは、ステップ♯66か
らステップ♯85に進み、等価焦点距離に応じてシャッタ
ー速度Tvと絞り値Avとの関係を決めるプログラムを選択
していて、このプログラム線図を第18図に示す。
第18図において、プログラム線A,B,Cは、等価焦点距離
がそれぞれ35mm以下,35mmを越え105mm未満,105mm以上を
示している。このプログラム線に従って次のステップ♯
86で、前記露光値Evからシャッター速度Tvと絞り値Avと
がプログラム算出される。これにより、等価焦点距離が
大きくなった場合には、より高速側のシャッター速度が
設定され、手振れを防止している。
ステップ♯87にてトリミング撮影であるかが判定され、
トリミング撮影でない場合はステップ♯90に進むが、ト
リミング撮影の場合はステップ♯88に進み、次の表2に
示すように、トリミングサイズに応じて前記プログラム
設定された絞り値Avを開放側に所定量シフトして、トリ
ミングしたときの被写界深度をトリミングしない通常の
ときの被写界深度に近づくようにしている。
表2 トリミングサイズ 開放側へのシフト量 ハーフサイズ 1段 1/4サイズ 2段 第19図は、このトリミングサイズに対する絞りのシフト
量の関係を示したプログラム線図である。そして、ステ
ップ♯89にて前記露光値Evが保たれるように、絞りのシ
フト量に対応して前記プログラム設定されたシャッター
速度Tvを補正している。
そしてステップ♯90の判定により、フラッシュ撮影でな
い場合は、ステップ♯96にて手振れ警告用ブザーBZによ
り警告するシャッター速度を、Aモードで説明したと同
じように、表1に従って制御し、その後はステップ♯95
に進む。一方、フラッシュ撮影であって充電が完了した
場合はステップ♯91,♯92にてシャッター速度Tvを1/60
秒に、そして絞り値AvをF5.6に設定したのちステップ♯
93に進む。ステップ♯93にてトリミング撮影であるのか
が判定され、トリミング撮影でない場合はステップ♯95
に進むが、トリミング撮影の場合は、ステップ♯94にお
いて、上記ステップ♯88と同じように再びトリミング段
数に応じて絞りを開放側にシフトしてステップ♯95に進
む。
ステップ♯95においては、等価絞り値とプレビュー絞り
値とが算出されるようになっていて、次にこの等価絞り
について説明する。
尚、等価焦点距離と同じ焦点距離のレンズに交換したも
のとの比較で述べる。又、αは等価焦点距離の説明に用
いたときの値と同じである。
一般に、被写界深度(前方のみ)は a=u2・δ・F/f2…で与えられる。
(fは撮影レンズの焦点距離、Fは絞り値) 実際の焦点距離がf/αで絞りがFのときの深度は、前記
,式より、 a1=α2・u2・δ・F/f2… 等価焦点距離f/αにトリミングした時の深度は a′=u2・αδ・F′/f2 =α・u2・F′/f2… F′をトリミング時の絞りとして、プレビュー時の深度
が a′=α・u2・δ・F′/f2 =u2・δ・Fpv/f2 にあるような絞りFpvにまで絞り込めば実際の深度が確
認できる。
これにより、Fpv=αF′… 又、,式より、トリミング時と、等価焦点距離のレ
ンズでの撮影時とで絞りが同一の場合は、 F=F′より、a1=α′(α<1)… となり、トリミング時の深度の方が深いことがわかる。
一方、被写界深度から見た等価絞りは、a1=a′なる絞
りFであるから,式より、F′=αF 故に、F=F′/α… 逆に、トリミング時の深度を浅くして等価焦点距離に相
当するf/αのレンズで期待される深度を得ようとする
と、その時の深度Xは式より、 X=α2・u2・δ・F′/f2となり、又、絞りをF′か
らF″まで開いてトリミング撮影した時の深度Yは式
より、Y=α・u2・δ・F″/f2となる。X=Yの関係
より、F″=αF…となり、式を満たすようにF″
に絞り込めばよい。
このように、トリミング時の深度が深くなるので、第16
図で示した等価絞り算出ルーチンにおいて、トリミング
サイズがハーフサイズであれば、ステップ♯95−2にて
演算により算出された実際の絞りAvを1段絞り込んだ値
を等価絞り値としていて、又、トリミングサイズがクオ
ーターサイズであれば、ステップ♯95−5にて前記実際
の絞り値Avを2段絞り込んだ値を等価絞り値としてい
る。又、トリミングがハーフサイズであればステップ♯
95−3にて前記実際の絞り値Avを1段開放し、トリミン
グがクオーターサイズであればステップ♯95−6にて前
記実際の絞り値Avを2段開放している。
これは、同一の絞りであっても、トリミング撮影によっ
て得られた写真は通常の撮影モードによる写真と比較し
て深度が浅くなるので、プレビュー釦4の操作により、
確認した深度が仕上がった写真の深度と同じ深度になる
ようにプレビュー時の絞り値を所定量だけ開放している
のである。
以上説明したように、トリミングモードが設定された場
合には、測光モード切り替えスイッチ9をわざわざ操作
しなくても、自動的にスポット測光が選択されるように
したので、トリミングすることでプリントする領域外に
極端に明かるい物体あるいは極端に暗い物体があって
も、スポット測光により所望の領域のみを測光すること
ができ、正確な測光結果が得られる。
尚、上記実施例では、トリミング撮影時には測光モード
切り替えスイッチ9を平均測光側に切り替えても内部的
にスポット測光が設定されるようにしたが、トリミング
設定時には測光モード切り替えスイッチ9自体が機械的
にスポット測光側に入らないようにしてもよく、あるい
は、測光モードの選択は押し釦式として、トリミング撮
影時にはトリミング領域外も測光されるモードが選択さ
れないようにしてもよい。又、測光モードは平均/スポ
ットに限らなくてもよく、多点測光が選択可能の場合は
これを禁止してもよい。
[発明の効果] この発明によれば、トリミング撮影モード時にはトリミ
ング撮影範囲よりの輝度情報に基づき露出制御値を求め
るようにしたので、トリミング枠外に極端に輝度の異な
る物体があってもその影響を受けることなく正確な露出
制御値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のトリミング撮影可能カメラの1実施
例を示す平面図、第2図は第1図における正面図、第3
図は第1図における側断面図、第4図は第2図における
裏ぶたを示す斜視図、第5図は第3図における焦点板の
拡大図、第6図(a),(b),(c)は第5図におけ
る撮影情報表示部の表示例を示す図、第7図は第1図に
おける表示器の拡大図、第8図及び第9図は第7図の表
示器における表示例を示す図、第10図は第1図に示した
トリミング撮影可能カメラに適用される制御回路の1実
施例を示すブロック図、第11図ないし第16図は第10図の
ブロックの動作を示すフローチャート、17図(a),
(b)は等価焦点距離の説明のために用いた図、第18図
及び第19図は第10図の制御ブロック図に適用されたプロ
グラムを示すプログラム線図である。 1…トリミング切り替え釦、2…メインスイッチ、3…
シャッターレリーズ釦、4…プレビュー釦、5…ファイ
ンダ、6…シャッター速度アップダウンスイッチ、7…
アクセサリーシュー、8…フラッシュ用コネクタ、9…
測光モード切り替えスイッチ、10…絞りアップダウンス
イッチ、11…撮影モード切り替えスイッチ、12…レンズ
ロック釦、13…信号伝送ピン、14…絞り復帰釦、15…ミ
ラー、16…反射板、17…プリズム、18…接眼レンズ、19
…裏ぶた、20…情報伝達用コネクタ、LD1…表示器、LD2
…焦点板、LED1,LED2…発光ダイオード、100…マイクロ
コンピュータ、101…微分回路、102…AND回路、S1〜S12
…スイッチ、FC…フラッシュ制御部、LM…測光部、AC…
絞り制御部、SM…ステッピングモータ、SC…ミラー・シ
ャッター制御部、DS…表示制御部、BZ…手振れ警告用ブ
ザー、PC…写込み制御部、DX…コード読取り部、LN…レ
ンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝田 武夫 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 工藤 ▲吉▼信 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 上田 宏 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−26721(JP,A) 特開 昭55−16201(JP,A) 特開 昭61−295534(JP,A) 特開 昭56−154719(JP,A) 実開 昭59−147123(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の撮影モードとそれより狭い範囲を撮
    影するトリミング撮影モードとを選択できるトリミング
    撮影可能なカメラにおいて、 被写界を複数の領域に分割し、該複数の領域毎の輝度情
    報を出力する複数の受光手段と、 該複数の受光手段の出力に基づいて動作し、通常撮影モ
    ードが選択された時には通常撮影範囲に対応する露出制
    御値を演算し、トリミング撮影モードが選択された時に
    はトリミング範囲に対応する露出制御値を演算する演算
    手段とを設けたことを特徴とするトリミング撮影可能カ
    メラ。
  2. 【請求項2】上記演算手段は、トリミング撮影モード
    時、トリミング範囲情報に基づいて露出制御値を算出す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトリミ
    ング撮影可能カメラ。
  3. 【請求項3】上記演算手段は、トリミング撮影モード
    時、画面中央部の輝度情報を重視して露出制御値を演算
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のト
    リミング撮影可能カメラ。
JP408186A 1986-01-10 1986-01-10 トリミング撮影可能カメラ Expired - Lifetime JPH06100759B2 (ja)

Priority Applications (4)

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US07/001,633 US4774536A (en) 1986-01-10 1987-01-08 Photographic camera
US07/205,681 US4829333A (en) 1986-01-10 1988-06-13 Photographic camera
US07/312,751 US4963907A (en) 1986-01-10 1989-02-21 Photographic camera

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

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JPS62163031A JPS62163031A (ja) 1987-07-18
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