JPH06100370B2 - 給湯器付風呂釜の逆流防止装置 - Google Patents

給湯器付風呂釜の逆流防止装置

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JPH06100370B2
JPH06100370B2 JP63187200A JP18720088A JPH06100370B2 JP H06100370 B2 JPH06100370 B2 JP H06100370B2 JP 63187200 A JP63187200 A JP 63187200A JP 18720088 A JP18720088 A JP 18720088A JP H06100370 B2 JPH06100370 B2 JP H06100370B2
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water
valve
water heater
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backflow prevention
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は給湯器付風呂釜の逆流防止装置に関するもので
ある。
(従来の技術と課題) 従来、雑水回路である浴槽と上水回路である給湯器とを
接続したものにおいては、逆流防止装置としてはバキュ
−ムブレ−カを用いていた。しかしながらこれでは取付
位置の制約や器具内部の構造の複雑化等の問題点があ
り、その対策として本出願人は特願昭62-329383号(特
開平1-169009号公報)を提案した。これは水路に逆止弁
を直列に配し、該逆止弁間に通水圧がかかると閉じ、通
水圧がなくなると開いて水路を大気開放とする大気開放
弁を配している。しかしながら大気開放弁を開くたびに
該弁室内に残っている水を排出するので無駄であると共
に、パイプシャフト内等器具の設置状況によっては排水
ができないことがある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の欠点を改良したもので、以下の構成
を特徴とする。即ち、給湯器から風呂循環回路に給湯す
る水路に複数の逆止弁を直列に配し、該逆止弁間に通水
圧がかかると閉じ、通水圧がなくなると開いて水路を大
気開放とする大気開放弁を配し、該大気開放弁の空気口
をフロ−トバルブを介して風呂循環回路のポンプの吸込
側に接続している。
(作用) 水路に通水されている時は大気開放弁は閉じているの
で、水は水路を順方向に流れる。通水が止まると逆止弁
は閉じ大気開放弁が開くので、水路の一部が大気開放と
され、縁切りがなされる。このとき大気開放弁室内の水
は空気口より排出され、フロ−トバルブ内にたまる。フ
ロ−トバルブ内に水がたまるとフロ−トが浮き、風呂循
環回路にポンプの吸引力によって吸収される。万一逆止
弁が故障して浴槽水が逆流することがあっても、大気開
放弁よりフロ−トバルブを経て再び循環回路に戻され、
上流に流れることも器外にたれ流すこともない。
(実施例) 本発明の一実施例を図に基づいて説明する。(A)は雑
水回路の一部である浴槽、(C)は給湯器(B)に接続
されている上水回路で、両回路は直結されている。
(D)は逆流防止装置で、第1逆止弁(E)、第2逆止
弁(F)が直列に配され、その間に大気開放弁(G)が
配されている。(H)は大気開放弁(G)の空気口に接
続されたフロ−トバルブで、風呂循環回路(J)のポン
プ(I)の吸込側に接続している。
(1)は第1逆止弁(E)の弁体で、バネ(4)により
逆通水方向に付勢されている。(2)は第2逆止弁
(F)の弁体でバネ(6)により逆通水方向に付勢され
ている。(3)は大気開放弁(G)の弁体で、両逆止弁
(E)(F)の間に形成された空気室(8)内に配さ
れ、水路壁(9)に形成された空気口(7)を開閉する
ものである。大気開放弁弁体(3)は第1逆止弁弁体
(1)が閉じる時に開くよう弁軸(10)に引掛る弁杆
(11)と、弁体(1)が開く時に弁体(3)が閉じるよ
う両弁体を離反方向に付勢するバネ(5)とが設けられ
ている。
尚、大気開放弁(G)は逆止弁(E)又は(F)と独立
するものを用いてもよい。
(12)はフロ−トバルブ(H)のフロ−トで、弁口(1
3)を開閉する弁体(14)が形成されている。(15)は
上記弁口を通常時は閉となるようバネ(16)で付勢され
ている逆止弁体である。弁口(13)は循環回路(J)の
ポンプ(I)の吸込側に接続されている。(17)は循環
回路(J)と上水回路(C)の接続部に設けられた三方
弁であり、給湯時は循環回路(J)と上水回路(C)と
を連通させ、風呂追焚時は遮断するものである。(18)
は風呂熱交換器である。(19)はフロートバルブ(H)
の上部に設けられたオーバーフロー口である。
次に上記構成における作用について説明する。通常時、
浴槽(A)に給湯する時は通水圧により第1逆止弁
(E)の弁体(1)が押し開けられ、第2逆止弁(F)
も同様に開かれ水が流れる。このとき空気室(8)内を
流れる水により大気開放弁体(3)は空気口(7)を閉
じ、従って水は水路外には出ない。通水が止まれば両逆
止弁体(1)(2)はバネ(4)(6)によって水路を
閉じる。このとき弁軸(10)に弁杆(11)が引掛り弁体
(3)を開く。従って空気室(8)内には空気口(7)
により入った空気が水と置換されて充満する。この時流
れ出る水はフロートバルブ(H)内に流入し、たまる。
たまった水がフロート(12)を浮かすと弁口(13)が開
く。給湯器(B)からの通水停止後に追焚を行うとポン
プ(I)が作動し、浴湯の循環を行いながら風呂熱交換
器(18)で加熱される。循環が始まるとその吸込側は負
圧になり、逆止弁体(15)をバネ(16)に抗して開き、
フロートバルブ(H)内にたまっている水を吸い込む。
水がなくなればフロートバルブ(H)は弁口(13)を閉
じ、エアガミを防止する。追焚停止後は逆止弁体(15)
が閉じて浴湯の流出を防止する。
浴槽(A)が2階にある場合等雑水回路が正圧になる場
合、逆止弁(F)が故障していても雑水は空気口(7)
から水路外に排出されて上水側へは流れ込まない。
又、水道の断水で上水回路(C)が負圧になった場合、
逆止弁(E)が故障していても、空気を吸い込むだけで
雑水は逆流しない。
そして雑水回路が強く負圧になった場合、逆止弁体
(2)が開かれると共に大気開放弁体(3)にも開方向
の力がかかるため空気口(7)より空気を吸い込み、上
水とは縁切りされる。
(発明の効果) 以上のように本発明は、水路に逆止弁を直列に配し、該
逆止弁間に大気開放弁を設けたので、通水時以外は逆止
弁間が大気開放となり完全に水路の縁切りが行なえるも
のである。しかも装置自体の構造は簡単なものであり、
取付位置の制約も受けず、器具内部の構造も簡素化され
るものである。更に大気開放弁が開いた時に排出される
水は、フロートバルブを経て循環回路に吸収されるの
で、水が無駄にならず、又器具が排水設備の不充分な場
所に設置されてもさしつかえない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体図、第2図はその要部
断面図を示したものである。 (A)……浴槽 (B)……給湯器 (C)……上水回路 (E)(F)……逆止弁 (G)……大気開放弁 (H)……フロートバルブ (I)……ポンプ (J)……風呂循環回路 (7)……空気口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器から風呂循環回路に給湯する水路に
    複数の逆止弁を直列に配し、該逆止弁間に通水圧がかか
    ると閉じ、通水圧がなくなると開いて水路を大気開放と
    する大気開放弁を配し、該大気開放弁の空気口をフロ−
    トバルブを介して風呂循環回路のポンプの吸込側に接続
    したことを特徴とする給湯器付風呂釜の逆流防止装置。
JP63187200A 1988-07-26 1988-07-26 給湯器付風呂釜の逆流防止装置 Expired - Fee Related JPH06100370B2 (ja)

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JPH04169750A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Noritz Corp 逆流防止装置
JPH0478461U (ja) * 1990-11-21 1992-07-08
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JPH07305896A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Rinnai Corp 給水用弁装置

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