JPH06100363B2 - 空気調和機の遠隔操作装置 - Google Patents

空気調和機の遠隔操作装置

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JPH06100363B2
JPH06100363B2 JP63254088A JP25408888A JPH06100363B2 JP H06100363 B2 JPH06100363 B2 JP H06100363B2 JP 63254088 A JP63254088 A JP 63254088A JP 25408888 A JP25408888 A JP 25408888A JP H06100363 B2 JPH06100363 B2 JP H06100363B2
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康之 江島
保則 姫野
孝次 片岡
隆 出口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、他機器操作可能な空気調和機の遠隔操作装置
に関するものである。
従来の技術 図面を参照しながら従来の空気調和機及び他機器の遠隔
操作装置について説明する。
第4図(ア)は従来の空気調和機の遠隔操作装置であ
り、図中3は運/停スイッチ、4は各種設定スイッチで
ある。
第4図(イ)は従来のテレビ、ビデオ兼用リモコンであ
り、それぞれのモードに対応したスイッチが並んでい
る。使用者はそれらの遠隔操作装置を使用する機器に応
じて使い分けていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような遠隔操作装置の形態では、使
用する機器によって遠隔操作装置が異なるため、一室に
数個の遠隔操作装置が存在し、使い分けるのも不便であ
り、使わない時の収納にも不便であった。又、テレビ、
ビデオ兼用リモコンのように2種類の機器を操作可能に
した遠隔操作装置では、スイッチの数が多くなってしま
い、どうしても大きな形状となってしまっていた。
本発明は上記従来の課題に鑑み、コンパクトな形状にて
使いやすい、空気調和機と他機器操作可能な遠隔操作装
置を提供することを目的とするものである。
また、本発明は遠隔操作装置にて他機器操作時において
も、空気調和機の運転、停止操作を可能とすることを目
的とするものである。
また、本発明は遠隔操作装置にて他機器操作時において
も、空気調和機の設定モードが簡単に分かることを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機の遠隔操
作装置は、空気調和機と他機器操作のモード判定を行な
うモード判定手段と、脱着可能なカード状のモード指定
手段を備えたものである。
また本発明の遠隔操作装置は、他機器使用時において
も、空気調和機の運転、停止を可能にするエアコン運/
停手段を設けたものである。
また本発明の遠隔操作装置は、空気調和機の運転モード
を記憶するエアコンモード記憶手段と、前記運転モード
を表示する表示手段を設けたものである。
さらに本発明の遠隔操作装置は、空気調和機及び他機器
の操作内容の印刷されたそれぞれ異なる脱着可能なカー
ド状のモード指定手段と、前記モード指定手段が遠隔操
作装置に装着された時にそのモードの種類を判別するモ
ード指定手段と、前記モード指定手段それぞれに対応す
るモードの内容及びワイヤレス送信コードを格納したモ
ード記憶手段と、スイッチより構成されるエアコン運/
停手段及び入力手段と、前記モード判定手段より出力さ
れる判別信号と前記入力手段より出力される操作信号を
入力して、その判別信号と操作信号に対応するワイヤレ
ス送信コードを前記モード記憶手段より選択して送信手
段に出力すると共に、選択した内容がエアコンモードで
あればその内容を空調モード記憶手段に出力する選択手
段と、前記空調モード記憶手段の内容を表示する表示手
段を備えたものである。
作用 上記構成による作用は以下のとおりである。
本発明は、コンパクトな形状にて使いやすい空気調和機
と他機器操作可能な遠隔操作装置を実現することができ
る。
また、本発明の遠隔操作装置は、他機器操作時において
も空気調和機の運転、停止操作が可能となる。
また、本発明の遠隔操作装置は、他機器操作時において
も空気調和機の設定モードが簡単に分かる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例における遠隔操作装置のブロ
ック図である。1は挿入されてくるカード状のモード指
定手段の種類を判別するモード判定手段、2は前記モー
ド指定手段それぞれに対応するモードの内容及びワイヤ
レス送信コードを格納したモード記憶手段、3は遠隔操
作装置上に配置されたスイッチよりなるエアコン運/停
手段、4は各モード設定を行うために遠隔操作装置上に
配置されたスイッチよりなる入力手段、5はモード指定
手段が遠隔操作装置に装着された時に前記モード判定手
段1より出力される判別信号を入力し、その後使用者が
前記入力手段4を操作することにより入力手段4より出
力される操作信号を入力して、その信号に対応したワイ
ヤレス送信コードを前記モード記憶手段2より選択して
出力する選択手段、6は選択されたモードが空気調和機
用の内容の時、その内容を記憶しておく空調モード記憶
手段、7は前記空調モード記憶手段の内容を表示する表
示手段、8はLED等より構成される送信手段である。
第2図は第1図の構成の遠隔操作装置の一実施例におけ
る外観図である。同図において3は前記エアコン運/停
手段、4は前記入力手段であり、透明タッチパネルにて
構成している。7は前記表示手段であり、液晶表示素子
にて構成している。9はカード状のモード指定手段であ
り、前記入力手段4の下に挿入するようになっている。
第3図は前記入力手段4と前記モード指定手段9の一実
施例である。同図において(ア)は前記入力手段4の透
明タッチパネルで点線に区切られた12区間がそれぞれ接
点となっている。(イ)は空気調和機用のモード指定手
段であり、空気調和機操作に必要な内容がカードに印刷
してある。(ウ)はテレビ設定用のモード指定手段で同
様にテレビ操作の内容が印刷してある。これらのモード
指定手段が、透明タッチパネルの下にセットされる形と
なるので、使用者は、モード指定手段の印刷内容を見
て、その上の透明タッチパネルの接点を押すことにな
る。
以下その動作を説明する。第3図(イ)の空気調和機用
モード指定手段が入力手段4の下にセットされた時、第
1図の遠隔操作装置内のモード判定手段がそのモード指
定手段の種類を判別し、空気調和用であるという信号を
選択手段5に与える。次に使用者が空気調和用のカード
の右上(ここでは風量UP)を透明タッチパネルより構成
される入力手段4を介して押すと、その出力を選択手段
5が風量UP信号であると判断して一連の処理を行ない、
空調モード記憶手段6にエアコン運転内容の情報を与
え、表示手段7がその内容を表示する。同時にその運転
内容に対応するワイヤレス送信コードをモード記憶手段
2より選別して、送信手段8に出力する。空気調和機本
体は遠隔操作装置より送信される信号を受けて、そのモ
ードにて運転を行なう。次に、空気調和機用のモード指
定手段をはずし、テレビ用のモード指定手段を装着する
と、前記と同様にモード判定手段1が今度はテレビ用で
あるという信号を選択手段5に与える。ここで使用者が
カード右上(ここでは音量増加)を押すと、選択手段5
は音量UPであると判断して、そのモードに対応するワイ
ヤレス送信コードをモード記憶手段2より選択し、送信
手段8に与える。テレビ本体はその信号を受けて音量UP
動作を行なう。
上記構成において空気調和機と他機器操作が、カード状
のモード指定手段をセットすることにより行なうことが
できる。この時、透明タッチパネルの接点をカード内容
により兼用するため、スイッチ数が増えず、コンパクト
で使いやすい遠隔操作装置とすることができる。
次に、上記の実施例説明のテレビ用のモード指定手段セ
ット状態において、空気調和機を運転したい場合は、前
記エアコン運/停手段3のスイッチを押せばよい。前記
選択手段5がエアコン運/停手段3からの出力であるこ
とを認識し、前回の空気調和機用のモード指定手段によ
り設定された空調モードのワイヤレス送信信号を送信手
段8に与え、空気調和機本体がその送信信号を受けて動
作する。
このように、他機器操作時であっても、エアコン運/停
手段を操作することにより空気調和機運転が可能とな
る。
又、他機器操作時であっても、空調モード記憶手段6が
前回の空気調和機設定モードを記憶し、表示手段7にて
表示しているため、エアコン運/停手段3を押す時に確
認ができる。
今回の実施例では他機器の例としてテレビを引用した
が、ビデオやコンパクトディスクプレーヤなどワイヤレ
ス送信が可能なものはそれぞれの機器用のモード指定手
段を設け、モード記憶手段にその内容に対応したワイヤ
レス送信コードを記憶させておくことにより今回の構成
にて実現可能である。
又、前記入力手段を透明タッチパネル形式の接点とし、
前記入力手段の下に前記カード状のモード指定手段を挿
入して操作を行うことにより、モード指定手段に穴をあ
ける必要もなく、モード指定手段に印刷された内容を見
て操作できるため使いやすい。
発明の効果 上記実施例より明らかなように、本発明の空気調和機の
遠隔操作装置は、空気調和機と他機器操作のモード判定
を行なうモード指定手段と、脱着可能なカード状のモー
ド指定手段を備えたものであり、空気調和機と他機器操
作をコンパクトな形状にて使いやすく実現するものであ
る。
また、遠隔操作装置上にエアコン運/停手段を設けるこ
とにより、他機器操作時においても空気調和機の運転、
停止を可能とするものである。
また、空気調和機の運転モードを記憶するエアコンモー
ド記憶手段と、前記運転モードを表示する表示手段を設
けたことにより、他機器操作時においても空気調和機の
設定モードが簡単に分かるようにしたものである。
さらに、本発明の遠隔装置装置は、空気調和機及び他機
器の操作内容の印刷されたそれぞれ異なる脱着可能なカ
ード状のモード指定手段と、前記モード指定手段が遠隔
操作装置に装着された時に、そのモードの種類を判別す
るモード指定手段と、前記モード指定手段それぞれに対
応するモードの内容及びワイヤレス送信コードを格納し
たモード記憶手段と、スイッチより構成されるエアコン
運/停手段及び入力手段と、前記モード判定手段より出
力される判別信号と前記入力手段より出力される操作信
号を入力して、その判別信号と操作信号に対応するワイ
ヤレス送信コードを前記モード記憶手段より選択して送
信手段に出力すると共に、選択した内容がエアコンモー
ドであればその内容を空調モード記憶手段に出力する選
択手段と、前記空調モード記憶手段の内容を表示する表
示手段を備えた構成であるため、それぞれの機器用のモ
ード指定手段を設け、モード記憶手段にその内容を対応
したワイヤレス送信コードを記憶させておくことで、操
作可能な他機器の数を増やすことも可能である。
又、空気調和機、テレビ、ビデオについては一般家庭の
同一部屋にて使用することが多いので、テレビ、ビデオ
を本遠隔操作装置にて操作可能にすることは、効果大で
ある。
また、前記入力手段を透明タッチパネル形式の接点とし
て、前記入力手段の下に前記カード状のモード指定手段
を挿入して操作を行なうことにより、モード指定手段に
穴をあける必要もなく、モード指定手段に印刷された内
容を見て操作できるため使いやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における遠隔操作装置のブ
ロック構成図、第2図は同外観図、第3図は入力手段と
モード指定手段の外観図、第4図は従来の遠隔操作装置
の外観図である。 3……エアコン運/停手段、4……入力手段、7……表
示手段、9……モード指定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出口 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−133290(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機と他機器操作のモード判定を行
    なうモード判定手段と、脱着可能なカード状のモード指
    定手段を備えた空気調和機の遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】他機器操作時においても、空気調和機の運
    転停止を可能にするエアコン運/停手段を設けた特許請
    求範囲第1項記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】空気調和機の運転モードを記憶するエアコ
    ンモード記憶手段と、前記運転モードを表示する表示手
    段を設けた特許請求範囲第1項または第2項記載の空気
    調和機の遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】空気調和機及び他機器の操作内容の印刷さ
    れたそれぞれ異なる脱着可能なカード状のモード指定手
    段と、前記モード指定手段が遠隔操作装置に装着された
    時に、そのモードの種類を判別するモード指定手段と、
    前記モード指定手段それぞれに対応するモードの内容及
    びワイヤレス送信コードを格納したモード記憶手段と、
    スイッチより構成されるエアコン運/停手段及び入力手
    段と、前記モード判定手段より出力される判別信号と前
    記入力手段より出力される操作信号を入力して、その判
    別信号と操作信号に対応するワイヤレス送信コードを前
    記モード記憶手段より選択して送信手段に出力すると共
    に、選択した内容がエアコンモードであればその内容を
    空調モード記憶手段に出力する選択手段と、前記空調モ
    ード記憶手段の内容を表示する表示手段を備えた空気調
    和機の遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】空気調和機以外の他機器としてテレビ、ビ
    デオを操作可能とした特許請求範囲第1項、第2項、第
    3項または第4項記載の空気調和機の遠隔操作装置。
  6. 【請求項6】前記入力手段を透明タッチパネル形式の接
    点とし、前記入力手段の下に前記カード状のモード指定
    手段を挿入して操作を行う特許請求範囲第1項、第2
    項、第3項または第4項記載の空気調和機の遠隔操作装
    置。
JP63254088A 1988-10-07 1988-10-07 空気調和機の遠隔操作装置 Expired - Lifetime JPH06100363B2 (ja)

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