JPH06100308B2 - 監視用テレビジヨンカメラ等の反転装置 - Google Patents

監視用テレビジヨンカメラ等の反転装置

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JPH06100308B2
JPH06100308B2 JP61232595A JP23259586A JPH06100308B2 JP H06100308 B2 JPH06100308 B2 JP H06100308B2 JP 61232595 A JP61232595 A JP 61232595A JP 23259586 A JP23259586 A JP 23259586A JP H06100308 B2 JPH06100308 B2 JP H06100308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は監視用テレビジョンカメラ等を所定の角度範
囲内で往復的に回動させる反転装置に関するものであ
る。
〔従来例〕 第4図にはこの種の反転装置の典形的な従来例が示され
ている。同図において、1は図示しない監視用テレビジ
ョンカメラ等に連結される回転軸、2はこの回転軸1に
一体的に取付けられた歯車である。3は可逆回転形モー
タで、その出力歯車4が歯車2と噛合される。すなわ
ち、モータ3の正転、逆転により回転軸1は歯車2,3を
介して往復的に回転されるが、その場合従来において
は、歯車2のまわりに所定の角度間隔をもって1対のリ
ミットスイッチ5a,5bを配設するとともに、歯車2に例
えば2つのドグ6a,6bを突設し、このリミットスイッチ
に対するドグの当接により、モータ3の正転信号と逆転
信号とを得るようにしている。また、ドグ6a,6bの取付
位置を変更することにより回転軸1の回転角を調節でき
るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、可逆回転形モータ3は高価であるととも
に、耐久性に難がある。また、回転角検出手段としてリ
ミットスイッチ5a,5b等を用いているため、部品点数が
多く構造が複雑であり、しかも配線作業等を必要とする
ことから組立作業性も悪いという欠点があった。
この発明は上記した従来の欠点に鑑みなされたもので、
その目的は、構造が簡単でありながら一方向回転形モー
タにて反転動作を得るようにした反転装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明においては、監視用
テレビジョンカメラ等に連結される回転軸に一体的に取
付けられた円板体と、該円板体を介して上記回転軸を駆
動する出力ローラを有する一方向回転形モータとを含
み、上記円板体には上記回転軸を中心とする所定の角度
範囲にわたって上記モータの出力ローラの直径よりも実
質的に広い幅を有する溝が円弧状に形成されており、上
記モータは上記円板体の半径方向に移動可能に保持され
かつその出力ローラが上記溝の内周壁に常時押圧するよ
うに付勢されていることを特徴とする。
〔作用〕
例えば出力ローラが円弧溝の大径側円弧壁に押圧されて
いる状態においてモータを作動させると、その回転力よ
り円板体は例えば時計方向に回転する。この回転により
溝の端部が出力ローラの部分に至ると、出力ローラは自
らの回転によりその端部に沿って半径方向内側に移動
し、今度は小径側円弧壁に押圧され、これにより円板体
は反時計方向に回転する。以下、同様の動作が繰返さ
れ、回転軸は円弧溝の範囲内において往復的に回動す
る。
〔実施例〕
以下、この発明を添付図面に示されている実施例を参照
しながら詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、10は図示しない監視用テ
レビジョンカメラに連結されている回転軸で、この回転
軸10には円板体11が一体的に取付けられている。この実
施例において、円板体11は同径の2枚の円板12,13を重
ねたものからなる。各円板12,13には回転軸10を中心と
して所定の角度範囲にわたって形成された同形の円弧溝
12a,13aがそれぞれ形成されている。したがって、各円
板12,13の相対的な角度を調節することにより円弧溝12
a,13aの重なり部分、すなわち所定の溝長を有する共通
円弧溝14が任意に形成される。この共通円弧溝14内に一
方向回転形モータ15の出力ローラ15aが挿嵌されるので
あるが、この場合、共通円弧溝14の溝幅はその出力ロー
ラ15aの直径よりも実質的に大きくなされている。上記
モータ15は縦方向、すなわちその出力軸が回転軸10と平
行となるように配向され、かつ、ガイド部材16にて円板
体11の半径方向に沿って移動可能に保持されている。こ
のモータ15には、その移動に伴って出力ローラ15aを共
通円弧溝14の大径側円弧壁14aと小径側円弧壁14bとに向
けて押圧する付勢手段17が設けられている。この付勢手
段17は例えばモータ15の上部に突設された案内筒18内に
摺動可能に挿嵌されかつその筒内のコイルバネ19にて上
方に付勢される摺動軸20と、この摺動軸20の上端に取付
けられたローラ21と、このローラ21と協働する円弧状の
カム体22とを備えている。すなわち、ローラ21はコイル
バネ19によりカム体22に押圧されており、ローラ21がカ
ム体22をのり越えることにより、出力ローラ15aは共通
円弧溝14の円弧壁14a,14bのいずれかに向けて押付けら
れることになる。
次にこの反転装置の作用について説明する。第1図にお
いてローラ21がカム体22の左側に位置しており、これに
より出力ローラ15aが第2図の如く共通円弧溝14の大径
側円弧壁14aに押圧されている状態においてモータ15を
作動させて出力ローラ15aを同図時計方向に回転させる
と、円板体11は時計方向に回転する。この回転により共
通円弧溝14の一方の端部14c(第2図において下側の端
部)が出力ローラ15aの部分に至ると、モータ15は出力
ローラ15aの回転によりその端部14cに沿って円板体11の
半径方向内側に向けて移動し、出力ローラ15aが小径側
円弧壁14bにのり移る。この動きに伴って、ローラ21は
カム体22をのり越えて第1図右側に移動するため、出力
ローラ15aはその付勢力にて今度は小径側円弧壁14bに押
付けられることになる。この状態になると、円板体11は
第3図に示されているように、出力ローラ15aの時計方
向回転により反時計方向に回転することになる。そし
て、共通円弧溝14の残されたもう一方の端部14dが出力
ローラ15aの部分に至ると、モータ15は出力ローラ15aの
回転によりその端部14dに沿って円板体11の半径方向外
側に移動し、再び第2図の状態になる。以下、この動き
が繰返されることにより、円板体11および回転軸10は共
通円弧溝14の溝長の範囲内において往復的に回動する。
この場合、出力ローラ15aは円板体11の半径方向にしか
移動しないが、第2図および第3図の想像線矢印はこの
出力ローラ15aの相対的な動きを示している。
なお、この実施例では、円板体11を2枚の円板12,13に
より構成しているが、回転軸10の回転範囲が一定でその
調節を要しない場合には1枚の円板のみを用いればよ
い。
〔効果〕
上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれば、可逆回転形モータやその回転方向を制御するリ
ミットスイッチ等を用いることなく、安価でかつ耐久性
に富む一方向回転形モータを使用した構造簡単な反転装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による反転装置の一実施例を示した概
略的な側面図、第2図および第3図は同装置の作用を説
明するための平面図、第4図は従来例を概略的に示した
平面図である。 図中、10は回転軸、11は円板体、12,13は円板、12a,13a
は円弧溝、14は共通円弧溝、14aは大径側円弧壁、14bは
小径側円弧壁、14c,14dは端部、15はモータ、15aは出力
ローラ、16はガイド部材、17は付勢手段である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視用テレビジョンカメラ等を所定の角度
    範囲内で往復的に反転させる反転装置において、 上記監視用テレビジョンカメラ等に連結される回転軸に
    一体的に取付けられた円板体と、該円板体を介して上記
    回転軸を駆動する出力ローラを有する一方向回転形モー
    タとを含み、上記円板体には上記回転軸を中心とする所
    定の角度範囲にわたって上記出力ローラの直径よりも実
    質的に広い幅を有する溝が円弧状に形成されており、上
    記モータは上記円板体の半径方向に移動可能に保持され
    かつその出力ローラが上記溝の内周壁に常時押圧するよ
    うに付勢されていることを特徴とする監視用テレビジョ
    ンカメラ等の反転装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)において、上記円板
    体は同一の円弧状溝を有する2つの円板の組合せからな
    り、該各円板の相対的な組合せ角度を調節することによ
    り、上記回転軸の反転角度が設定されることを特徴とす
    る監視用テレビジョンカメラ等の反転装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)において、上記モー
    タには、上記出力ローラが上記溝の端部に沿ってその小
    径側円弧壁もしくは大径側円弧壁のいずれか一方から他
    方へ移動する際、上記出力ローラをその円弧壁に向けて
    押圧するバネ付勢手段が設けられていることを特徴とす
    る監視用テレビジョンカメラ等の反転装置。
JP61232595A 1986-09-30 1986-09-30 監視用テレビジヨンカメラ等の反転装置 Expired - Fee Related JPH06100308B2 (ja)

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JPH01296859A (ja) * 1988-05-25 1989-11-30 Mirai Biru Kenkyu Kaihatsu Kk Itvカメラの移動障害検出装置
JP4222394B2 (ja) 2006-08-22 2009-02-12 船井電機株式会社 表示画面旋回装置

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JPS6388399A (ja) 1988-04-19

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