JPH0610010U - ウィンドモール - Google Patents
ウィンドモールInfo
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- JPH0610010U JPH0610010U JP5030792U JP5030792U JPH0610010U JP H0610010 U JPH0610010 U JP H0610010U JP 5030792 U JP5030792 U JP 5030792U JP 5030792 U JP5030792 U JP 5030792U JP H0610010 U JPH0610010 U JP H0610010U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- molding
- wind
- window
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- Prior art date
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観品質を向上しつつウィンドモールを車体
外板とウィンドガラスとの間に確実に支持する。 【構成】 ウィンドモール24の根元部24Dからウィ
ンドガラス18と底板16との間に位置するように腕部
24Aが伸びていて、腕部24Aが両面テープ26を介
してウィンドガラス18に接着されている。また、根元
部24Dから脚部24Cが下側に伸びて、底壁16に接
している。さらに、根元部24Dからウィンドガラス1
8の端面18Bと接する当接部24Bが伸びると共に、
縦壁14と接する弾性片30が伸びている。従って、弾
性片30の弾性変形に伴って当接部24Bが端面18B
と強く接する。
外板とウィンドガラスとの間に確実に支持する。 【構成】 ウィンドモール24の根元部24Dからウィ
ンドガラス18と底板16との間に位置するように腕部
24Aが伸びていて、腕部24Aが両面テープ26を介
してウィンドガラス18に接着されている。また、根元
部24Dから脚部24Cが下側に伸びて、底壁16に接
している。さらに、根元部24Dからウィンドガラス1
8の端面18Bと接する当接部24Bが伸びると共に、
縦壁14と接する弾性片30が伸びている。従って、弾
性片30の弾性変形に伴って当接部24Bが端面18B
と強く接する。
Description
【0001】
本考案は、自動車の車体外板とウィンドガラスとの間に取り付けられるウィン ドモールに関する。
【0002】
自動車の前部及び後部に位置するウィンドガラスは、車体外板に取り付けらて いるが、車体外板とウィンドガラスとの境界線には、隙間を無くして外観を良く する為のウィンドモールが取り付けらている。
【0003】 このウィンドモールの取り付け構造の一例を図3に示す。この図に示すように 、車体外板10とウィンドガラス18との間には、略H字形をしたウィンドモー ル42が位置し、ウィンドモール42の上部部材42Aが車体外板10とウィン ドガラス18との間の隙間をふさぎ、一対の下部部材42B,42Aが上下に伸 びる連結部42Dを介して上部部材42Aを下側に引きつけてウィンドモール4 2を固定している。
【0004】 一方、別のウィンドモールの取り付け構造の例を図4に示す。この図に示すよ うに、車体外板10とウィンドガラス18との間には、ウィンドガラス18の上 側に伸びる上部舌部52Aが形成されると共にウィンドガラス18を挟んで上部 舌部52Aと対向しつつウィンドガラス18の下側に伸びる下部舌部52Bが形 成されている。そして、これら舌部52A,52Bにより、ウィンドガラス18 にウィンドモール52を固定すると共に、車体外板10の底壁16に当接する脚 部52Cと車体外板10の縦壁14に当接する腕部52Dとで、ウィンドモール 52の位置決めを図っている。
【0005】
図3に示すウィンドモールの取り付け構造では、上部部材42Aの幅寸法A及 び上部部材42Aのウィンドガラス18の上部に重なる寸法Bがそれぞれ大きく なり、結果として、モール幅が大きくなって、いわゆるフラッシュサーフェス化 が図れず外観品質上問題であった。
【0006】 一方、図4に示すウィンドモールの取り付け構造では、ウィンドガラス18の 上部に重なる上部舌部52Aの幅寸法Cが大きくなり、モール幅が大きくなって 同じく外観品質上問題であった。
【0007】 また、これら幅寸法A,B,Cを小さくして外観品質を向上しようとすると、 ウィンドモールが外れ易くなるという欠点を有していた。
【0008】 本考案は、上述のような欠点を解決すべく、外観品質を向上しつつ車体外板と ウィンドガラスとの間に確実に支持されるウィンドモールを提供することを目的 とする。
【0009】
本考案によるウィンドモールは、細長く形成されてウィンドガラスの外端部と 車体外板のウィンドガラス支持端部との間に介装されるウィンドモールであって 、 前記外端部と前記ウィンドガラス支持端部との間に位置して前記ウィンドガラ スを支持する腕部と、前記外端部に位置するウィンドガラスの端面の曲率半径よ り小さい曲率半径を有した表面がこの端面と対向して形成され且つ先端部分で前 記外端部に接する当接部と、前記当接部に隣あって位置すると共に片持ち状に形 成され且つ前記ウィンドガラス支持端部に当接されて弾性変形される弾性片とを 有することを特徴とする。
【0010】
細長いウィンドモールがウィンドガラスの端部に沿って介装されつつウィンド ガラスがウィンドガラス支持端部に支持される。
【0011】 また、ウィンドガラス支持端部に当接する弾性片の変形に伴って弾性片が隣あ って位置する当接部がウィンドガラスの外端部側に向かって変形する。この際、 当接部の表面形状がウィンドガラスの端面の曲率半径より小さい曲率半径を有し ている為、当接部の先端側がウィンドガラスの外端部に強く当たる。この結果ウ ィンドガラスの外端部が、腕部と当接部との間に挟まれて、ウィンドガラスと車 体外板との間にウィンドモールが取り付けられる。
【0012】
本考案に係るウィンドモールの一実施例を図1及び図2に示し、これらの図に 基づき本実施例を説明する。
【0013】 図1に示すように、自動車の車体外板10の窓枠部分には、ウィンドガラス1 8が位置している。また、窓枠部分の拡大断面を示す図2に示すように、車体外 板10には、上下方向に伸びる縦壁14とこの縦壁14の下端部から左右方向に 続く底壁16とが連続されて形成されていて、これらがウィンドガラス支持端部 となっている。そして、底壁16上には、ウィンドガラス18の周辺部分が、ウ ィンドガラス18の外周に沿って全周にわたって塗布された接着剤20を介して 接着されて、固定されている。
【0014】 底壁16に接着されたウィンドガラス18の周辺部分よりさらに外端部18A 側には、ボディ10とウィンドガラス18との間に介在されてこれらの間を埋め るように細長く形成され且つ合成樹脂により形成されたウィンドモール24の断 面が示されている。このウィンドモール24には、ウィンドモール24の本体を 形成する根元部24Dから腕部24Aが外端部18Aと底壁16との間に位置し つつ伸びていて、この腕部24Aがウィンドガラス18の外端部18Aに図1上 、下側から接している。さらに、この腕部24Aの上面には、両面テープ26が 接着されて取り付けられていて、両面テープ26の他方の面が外端部18Aと接 着されている。この為、両面テープ26を介してウィンドモール24の腕部24 Aとウィンドガラス18の外端部18Aとが接着されることになる。
【0015】 また、ウィンドモール24の上方側方向には、ウィンドガラス18の端面18 Bと接する当接材24Bが根元部24Dから伸びており、当接部24Bのウィン ドガラス18の端面18Bと対向する表面形状は、端面18Bの曲率半径Raよ り曲率半径Rbが小さく形成されている。従って、当接部24Bはその先端部分 で端面18Bと接している。
【0016】 ウィンドモール24の下方側方向には、ウィンドモール24の腕部24A及び 当接部24Bを形成する樹脂材料より弾性の大きい樹脂材料で形成された支持材 28を先端側に取り付けた脚部24Cが、根元部24Dから伸びている。
【0017】 さらに、ウィンドモール24の縦壁14と対向する側には、ウィンドモール2 4の根元部24Dから弾性片30が図2上、右上方向に屈曲されつつ伸びていて 、その先端部が縦壁14と当接している。この弾性片30は、支持材28と同じ 材質もしくは、それにちかい材質であって弾性の大きい樹脂材料で形成されてい る。すなわち、弾性片30は縦壁14により反時計回転方向に曲げられており、 この曲げの際の弾性片30の反発力でウィンドモール24を図上、左側のウィン ドガラス18側に押しつけるようになっている。
【0018】 次に、本考案に係る一実施例の組立作業を説明する。 まず、当接部24Bをウィンドガラス18の端面18Bと接しつつ、両面テー プ26を介してウィンドモール24の腕部24Aとウィンドガラス18の外端部 18Aとを接着する。これにより、ウィンドガラス18の外周端部に沿って、二 色成形などにより射出成形されて形成されたウィンドモール24が取り付けられ る。
【0019】 そして、予め接着材20が塗布された車体外板10の底板16に、ウィンドモ ール24が取り付けられたウィンドガラス18を嵌め込み、接着する。この際、 図2に示される2点鎖線Eのごとく形成されている弾性片30が縦壁14と当接 して、この縦壁14によって実線のように反時計回転方向に曲げられて変形され る。また、底板16に支持材28が接すると、ウィンドガラス18及びウィンド モール24の自重により、支持材28が弾性変形する。さらに、この状態で接着 材20が固まるまで保持されて、組立が終了する。
【0020】 次に、本考案に係る一実施例による作用を説明する。 図2に示すように、ウィンドガラス18と車体外板10との間にウィンドモー ル24が設置されると、ウィンドモール24の下端側が底板16に押圧されるの で支持材28が弾性変形して密着し、ウィンドガラス18と車体外板10との間 のシール性が向上する。又、弾性が大きい為、底板16との摩擦による塗膜の傷 つきによるさびの保護になる。これに伴い腕部24Aが上方から押されて、両面 テープ26とウィンドガラス18との間の両面テープ26による接着性も向上す る。
【0021】 他方、弾性片30が組付けの際に反時計回転方向に曲げられて弾性変形する結 果として、根元部24Dを介して弾性片30に隣あって位置している当接部24 Bも反時計回転方向に若干量曲げられるようになるため、弾性片30の反発力で ウィンドモール24が図上、左側のウィンドガラス18側に押しつけられるだけ でなく、組立の際におけるウィンドモール24のウィンドガラス18への取り付 け時よりも、当接部24Bの先端部分が端面18Bと強く接することとなる。
【0022】 以上より、ウィンドガラス18の外端部18Aがウィンドモール24の腕部2 4Aと当接部24Bとの間に挟まれて、ウィンドガラス18が車体に取り付けら れこととなり、ウィンドガラス18の外面側を従来技術のようにウィンドモール で押さえることなく、強固にウィンドガラス18と車体外板10のウィンドガラ ス支持端部14、16との間にウィンドモール24が固着される。
【0023】 尚、本実施例において、ウィンドガラス18とウィンドモール24との間を両 面テープ26により接着したが、ウレタン系の接着材などの他の周知な接着手段 を用いることとしてもよい。
【0024】
本考案によるウィンドモールは、以上のような構成としたことから、外観品質 を向上しつつ車体外板とウィンドガラスとの間に確実に支持出来ることとなった 。
【図1】本考案に係るウィンドモールの一実施例が適用
される自動車の背面側斜視図である。
される自動車の背面側斜視図である。
【図2】本考案に係るウィンドモールの一実施例が示さ
れる拡大断面図である。
れる拡大断面図である。
【図3】従来技術に係るウィンドモールが示される拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】別の従来技術に係るウィンドモールが示される
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10 車体外板 14 縦壁(ウィンドガラス支持端部) 16 底壁(ウィンドガラス支持端部) 18 ウィンドガラス 18A 外端部 18B 端面 20 接着剤 24 ウィンドモール 24A 腕部 24B 当接部 24C 脚部 26 両面テープ 28 支持材 30 弾性片 Ra,Rb 曲率半径
Claims (1)
- 【請求項1】 細長く形成されてウィンドガラスの外端
部と車体外板のウィンドガラス支持端部との間に介装さ
れるウィンドモールであって、 前記外端部と前記ウィンドガラス支持端部との間に位置
して前記ウィンドガラスを支持する腕部と、前記外端部
に位置するウィンドガラスの端面の曲率半径より小さい
曲率半径を有した表面がこの端面と対向して形成され且
つ先端部分で前記外端部に接する当接部と、前記当接部
に隣あって位置すると共に片持ち状に形成され且つ前記
ウィンドガラス支持端部に当接されて弾性変形される弾
性片とを有することを特徴とするウィンドモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050307U JP2603475Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ウィンドモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050307U JP2603475Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ウィンドモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610010U true JPH0610010U (ja) | 1994-02-08 |
JP2603475Y2 JP2603475Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=12855245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992050307U Expired - Fee Related JP2603475Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ウィンドモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603475Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291953A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ウインドモールの成形方法、ウインドモール及びウインドモール付き窓ガラス |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125210U (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP1992050307U patent/JP2603475Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125210U (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291953A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ウインドモールの成形方法、ウインドモール及びウインドモール付き窓ガラス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603475Y2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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