JPH0599643A - はんだ付部のx線検査方法 - Google Patents

はんだ付部のx線検査方法

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JPH0599643A
JPH0599643A JP3261808A JP26180891A JPH0599643A JP H0599643 A JPH0599643 A JP H0599643A JP 3261808 A JP3261808 A JP 3261808A JP 26180891 A JP26180891 A JP 26180891A JP H0599643 A JPH0599643 A JP H0599643A
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ray
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soldered
transmission image
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JP3261808A
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Toshihiko Ayabe
寿彦 綾部
Satoshi Fushimi
智 伏見
Tomohiro Kuni
朝宏 久邇
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両面実装基板においても、片面実装基板と同様
の欠陥判定を行うことができるようにした、X線透過画
像によるはんだ付部の検査方法を提供することにある。 【構成】検査対象であるはんだ付部以外の像の、一部あ
るいはその全てをメモリ10にあらかじめ記憶してお
き、位置合わせ回路11による位置合わせの後、このデ
ータを差分回路12において検査対象入力画像から引き
レベル補正回路13においてレベル補正を行う。良否判
定回路14は、この結果得られたデータから、両面実装
基板のはんだ付部の検査を行う。 【効果】従来困難であった、X線を用いた高密度両面実
装基板のはんだ付部の欠陥検出が、片面実装基板の場合
と同様に行えるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線透過画像によるはん
だ付部の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,プリント板は小型化、高密度化
し、面付け実装部品が普及してきた。これに伴い、様々
なはんだ付部の自動検査装置が開発されてきた。光学式
のはんだ付検査装置では、SOJ、PLCC等のはんだ付部の
検査が困難であるため、X線によるはんだ付部の検査が
行われるようになった。
【0003】両面実装基板の高密度化に伴ない、検査対
象であるはんだ付部の裏面にも、面付け部品が実装され
ているというような実装状態が、多く見られるようにな
った。このような場合、X線式検査装置におけるX線透
過画像中には、検査対象であるはんだ付部分と、その裏
面の実装部品の像が混在するため、従来のX線式検査装
置の検査方法では、検査が困難であった。
【0004】特願平02−12558号明細書によれ
ば、上述の状況であっても、表裏で重なる実装部品が同
種のもので、X線透過画像中にこの両面のはんだ付部分
の像が、二列に並んで見える場合には検査が可能であ
る。しかし、表裏の実装部品のリ−ド数が異なる場合等
では、X線式の検査装置では、はんだ付部の良否判定を
行うことは、ほとんど不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】両面実装基板の高密度
化に伴い、検査対象であるはんだ付部分の裏面に、面付
け部品が実装されているという実装状態が、多く見られ
るようになった。この部分のX線透過画像中には、検査
対象であるはんだ付部と共に、裏面の実装部品の像が、
混在しているために、検査が困難であった。
【0006】本発明の目的は,このような両面実装基板
に対しても、片面実装基板と同様の欠陥判定を行うこと
ができるようにしたX線透過画像によるはんだ付部の検
査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】はじめに、あらかじめ検
査の妨げとなる、裏面の実装部品のみのX線透過画像を
撮像し、この画像の一部あるいはすべてを図3に示すメ
モリ10に記録しておく。このデータと検査対象画像と
の位置合わせを位置合わせ回路11によって行う。位置
合わせの後、差分回路12において検査対象であるはん
だ付部の像からこのなかに混在している、検査の妨げと
なるあらかじめ記録しておいた検査に不要な像との差分
データを得る。この差分データのレベル補正を、レベル
補正回路13によって行う。良否判定回路14は、この
補正後のデータから、はんだ付部の欠陥判定を行う。
【0008】
【作用】上記の操作により、従来困難であった、X線式
はんだ付検査装置による、高密度実装基板におけるはん
だ付部の、信頼性の高い欠陥判定を行うことができる。
【0009】
【実施例】本はんだ検査装置の検査対象は、図1に示す
SOP、QFP、PLCC、LCC等の面付き部品のはんだ付部であ
る。
【0010】図2に、本はんだ検査装置の全体構成を示
す。面付き部品1が実装された基板2が、XYθステ−
ジ3に搭載されており、X線源4から出力されるX線
は、部品1、基板2を透過し、画像検出部5によりX線
透過画像が検出される。画像処理部8は、計算機9の指
示により、検出画像の画像処理をおこなう。この処理結
果に基づき、計算機9は、各はんだ付部の欠陥判定を行
う。X線制御部6は、計算機9の指示により、X線源4
の管電圧、管電流、X線発生等の制御を行う。ステ−ジ
制御部7は、計算機9の指示により、ステ−ジの制御を
行う。
【0011】図3に、具体的な画像処理部8の構成例を
示す。画像検出器5によって検出された検査対象画像
は、メモリ10に記録される。計算機9は、検査対象画
像の加算投影値を計算し、はんだ付部の検査波形抽出位
置を得る。一方、位置合わせ回路11は計算機9の指示
により、検査対象画像と、あらかじめ検査の前にメモリ
10に記録してある、検査対象の裏面にある、はんだ付
部検査の妨げとなる実装部品等のX線透過画像との位置
合わせを行う。位置ずれ量および検査対象中の波形抽出
位置から、検査の妨げとなるメモリ10に記録してある
データ中の、検査波形抽出位置を得る。計算機9はメモ
リ10中のそれぞれのデータから検査データ抽出を行
い、このデータを数値演算専用のプロセッサである差分
回路12にセットする。プロセッサ12は、計算機9の
指示により2データの差分データを計算する。レベル補
正回路13は、この差分波形中の最高階調値と検査対象
画像中の最高階調値とが一致するよう、差分波形に対し
て補正を行う。良否判定回路14は計算機9の指示によ
り、この補正後のデータと良品標準波形とのずれ量を計
算する。この値によって、はんだ付部の良否が判定され
る。
【0012】以下、検査対象であるはんだ付部の検査に
おける、本発明の一実施例を、図4に示すQFP16を裏
面に有するSOP15のはんだ付部の検査を例に説明す
る。図4のような基板のX線透過画像を、図5に示す。
この図5では、検査対象であるSOP15側のはんだ付部
17と、QFP16側のリ-ドフレ-ムの像が重なり、この
ままでは検査できない。
【0013】検査のためには、あらかじめ、はんだ付部
の検査の妨げとなるQFP側のリ−ドフレ−ムの像のみで
ある図6のようなX線透過画像を撮像しておく。撮像方
法を次に示す。はじめに、実際にはんだ付部の検査を行
う検査対象基板と同種の未実装の基板を用意する。次に
この基板に、検査対象であるSOP15の裏面すなわちQFP
16側の面のみ実装を行う。この基板を実際の検査と同
じ操作、同じ条件で撮像する。この画像にシェーディン
グおよびログ変換等の前処理を施し、図6のようなX線
透過画像を得る。あるいは、面付き部品QFP16のみを
ステ−ジにのせ、撮像したものでもよい。この画像デー
タのうち、実際の検査で利用するデータは、ごくわずか
な部分、すなわち、検査対象であるはんだ付部分と重な
る部分である。そこで、この部分を含む狭小領域内の画
像データのみを、あらかじめ記録しておく。以下、検査
手順を説明する。
【0014】はじめに、図5で示す検査対象画像を撮像
し、各はんだ付部毎に、あらかじめ記録しておいた画像
データとの、はんだ付部の近くでの狭小領域内における
マッチングを行い、位置ずれ量を計算する。算出方法と
しては、検査対象画像をX方向に一画素単位でずらしな
がら、前述の狭小領域内で記録しておいたリ−ドフレ−
ムの画像データとの差の積分値を最小にする、X方向の
変位量を求め、次にY方向についても同様にして、それ
ぞれの変位量を求める。この様にして、狭小領域内にお
けるマッチングを行うことで、歪の大きいX線画像に対
しても、面付け部品の搭載ずれ等による回転方向のずれ
に左右されにくいマッチングを行うことができる。な
お、この演算は、専用のプロセッサ11を用いることで
高速に行われる。
【0015】はんだ付部の良否判定には、各はんだ付部
分毎に、図7に示すような、はんだ付部を横切る、はん
だ付部の波形データが必要とされる。良否判定回路14
は、この波形データからはんだ付部の良否判定を行う。
良否判定回路14の要求する波形データは、次のように
して得られる。はんだ付部分は、検査画像中最も階調値
が低いので、図7に示す領域の位置座標は、縦方向およ
び横方向のそれぞれについて検査対象画像の加算投影分
布を計算することによって容易に得られる。さらに上記
の位置ずれ量から、検査画像中のQFP16側のリ-ドフレ
-ム像に対応する、あらかじめ記録しておいたリ−ドフ
レ−ムの位置がわかる。はんだ付部毎に、対応する位置
における波形データ図8、図9をそれぞれ抽出し、この
二つのデータの差をとる。この差分波形を、図10で示
す。以上の手続によって、QFP側のリ−ドフレ−ムが検
査に与える影響を、ほぼ無くすことができる。しかし、
この差分波形は、図10で示すように、階調値が負とな
り、このままでは良品波形データとの比較を行うことが
できない。そこで、この差分波形の最高階調値と良品波
形の最高階調値が一致するように、レベル補正を行う。
以上の操作によって、検査に必要な波形データが得られ
る。
【0016】良否判定回路14は、この結果得られたデ
ータと、数種の良品データとの差の積分値を求め、この
うちの最小値をもとめる。この最小値から計算機9は、
はんだ付部の良否判定を行う。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、高密度実装された両面
実装基板の、面付き部品のはんだ付検査が、X線式はん
だ付検査装置において可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の本検査装置の検査対称であ
る面付き実装部品の斜視図、
【図2】本発明の一実施例において、本検査装置のブロ
ック図、
【図3】本発明の本検査装置の画像処理部のブロック
図、
【図4】本発明の実施例の、両面実装基板例の説明図、
【図5】本発明の実施例の検査対象X線透過画像例の説
明図、
【図6】本発明の実施例のリ−ドフレ−ムX線透過画像
例の説明図、
【図7】実施例を説明するために用いたはんだ付部良否
判定のための波形抽出位置を示す説明図。
【図8】実施例を説明するために用いたはんだ付部波形
データ例を示す特性図、
【図9】実施例を説明するために用いたリ−ドフレ−ム
波形データ例を示す特性図、
【図10】実施例を説明するために用いた差分波形デー
タ例を示す特性図。
【符号の説明】 9…計算機、 10…メモリ、 11…位置合わせ回路、 12…差分回路、 13…レベル補正回路、 14…良否判定回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料ステージにより位置決めされた基板に
    電子部品のリードをはんだ付けした検査対象にX線を照
    射してそのX線透過画像を得、前記X線透過画像より検
    査対象となるはんだ付部の位置を抽出し、その位置情報
    に基づいて各はんだ付部毎に検査領域を設定し、この設
    定された検査領域毎に前記X線透過画像のデータと複数
    個用意した良品の基準画像データとの比較により良否を
    判定するはんだ付部の検査方法において、検査対象であ
    るはんだ付部以外の像の、一部あるいはその全てを引く
    ことによって、両面実装基板のはんだ付部の検査を行う
    ことを特徴とするX線検査方法。
  2. 【請求項2】両面実装基板のはんだ付部分のX線透過画
    像は、検査対象の裏面の面付き部品の像を、検査領域内
    に含み、この際、あらかじめ裏面の部品のX線透過画像
    を記憶しておき、位置合わせの後、差分をとることを特
    徴とするはんだ付部のX線検査方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記位置合せの画像中
    の限定した領域内で差の積分を行い、この値によって位
    置ずれ量を評価するX線検査方法。
  4. 【請求項4】上記良品との比較において、比較のために
    抽出したデータの階調値補正を特徴とする、はんだ付部
    のX線検査方。
  5. 【請求項5】上記裏面の部品のX線透過画像を、検査対
    象の裏面のみ実装した状態で、検査と同一の位置決めと
    撮像を行うことによって得ることを特徴とするはんだ付
    部のX線検査方法。
  6. 【請求項6】上記裏面の部品のX線透過画像を、この部
    品のみをX線装置により撮像するとによって得ることを
    特徴とするはんだ付部のX線検査方法。
JP3261808A 1991-10-09 1991-10-09 はんだ付部のx線検査方法 Pending JPH0599643A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6976785B2 (en) * 2001-06-18 2005-12-20 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Method and device for calibrating a radiological image
JP2006317249A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Shimadzu Corp X線撮影装置

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